JP6844318B2 - 車載制御装置 - Google Patents

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本発明は、車載制御装置に関する。
車両においては車載バッテリなどの車載電源を負荷に給電する構成がある。この場合、車載電源が他の負荷にも給電する構成が一般的であるから、負荷の状況によっては車載電源の電圧が大きく変動することがある。このため、昇圧回路を設けて、車載電源の電圧が低下したときに昇圧動作を実施して車載電源を昇圧して負荷の動作が確実に行えるように構成されるものがある。
しかし、このような昇圧回路が故障している場合には、負荷に給電している状態で車載電源が低下すると、昇圧回路により所定の電圧まで昇圧動作が行えないため、負荷に必要な電圧を供給できなくなるので、負荷によっては電圧低下によってリセット状態になってしまうことが懸念されている。
しかしながら、前述のように車載電源が低下したときに動作する昇圧回路を備える構成では、車載電源の電圧が低下していない通常の状態では、起動時に昇圧回路が動作することはないので、昇圧回路が正常動作するか否かの動作チェックを行うことができない。
このため、車両の走行中に車載電源の低下が発生して昇圧回路が動作するときに故障がある場合には、故障状態を検出することはできても、負荷へ供給する電圧の低下を回避することができない。この結果、車両の走行に悪影響を与えたり、緊急避難をするための移動に支障を生じたりするなどの恐れがある。
したがって、車両の走行状態に悪影響を与えないようにするためには、昇圧回路の故障時に備えて、別の昇圧回路を設けておくなどの構成が必要となり、実用上においてコストが高くなるものであった。
特開2012−13044号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、車載電源の電圧低下時に動作する昇圧回路を備えた電源回路に対して、車載電源の電圧低下時に実施する昇圧回路の動作を確実に実行することができるようにした車載制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の車載制御装置は、車載電源の端子電圧を出力電圧として負荷に給電するとともに、前記車載電源の端子電圧を昇圧して前記出力電圧として前記負荷に給電可能な昇圧回路を備えた電源回路を制御する車載制御装置であって、前記車載電源を出力電圧として給電している状態で、前記車載電源の出力電圧が所定レベル以下になると前記昇圧回路を駆動制御して一定レベルの電圧を前記出力電圧として給電する昇圧制御回路と、前記車載電源を出力電圧とした給電動作の開始時に、前記昇圧制御回路により前記昇圧回路を一時的に駆動させて前記車載電源の端子電圧よりも昇圧電圧分だけ高い出力電圧となるように昇圧動作を行わせる動作確認回路と、前記動作確認回路により前記昇圧回路に昇圧動作を行わせたときの出力電圧から前記昇圧回路の動作状態が正常であるか否かを判定する判定回路とを備えている。
上記構成を採用することにより、車載電源を出力電圧とした給電動作の開始時に、動作確認回路は、昇圧制御回路により昇圧回路を一時的に駆動させて昇圧動作を行わせ、そのときの昇圧された出力電圧が正常に行われているか否かを判定回路により判定することで、昇圧回路の動作状態が正常であるか否かを判定することができる。これにより、昇圧回路が正常状態であることが判定された場合には、その後の給電動作において、車載電源の出力電圧が低下すると、昇圧回路により昇圧することで負荷に対して給電動作を継続することができる。
また、昇圧回路が正常でない場合には、負荷への給電動作を開始する時点でそのことを認識することができるので、使用中に車載電源の出力電圧が低下したときに昇圧回路による昇圧ができない状況に至ることを抑制することができ、車両の負荷などに給電する場合などで、退避動作ができなくなる不具合を防止することができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 車載電源低下時の昇圧動作の説明図 コンデンサ端子電圧と電流源電流の関係を示す図 起動時の昇圧回路のチェック動作の説明図 第2実施形態を示す電気的構成図
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
全体の電気的構成を示す図1において、電源回路1において、車載電源である車載バッテリBSは、車載電源端子VBに直流電圧VBを出力する。昇圧回路2は、車載電源端子VBとグランドとの間に接続されている。昇圧回路2は、昇圧用のコイル3およびスイッチング素子であるNチャンネル型のMOSFET4を直列に接続した構成である。MOSFET4のドレインはダイオード5を順方向に介してコンデンサ6の正極端子に接続される。車載電源端子VBはダイオード7を順方向に介して直接コンデンサ6の正極端子にも接続されている。コンデンサ6の正極端子は出力電圧Vuswを出力する出力端子として機能する。
車両制御装置10は、半導体集積回路で構成されるもので、コンデンサ6の正極端子である出力端子から出力電圧Vuswが入力端子Aに入力されている。また、車両制御装置10は、昇圧制御回路11を備え、出力端子Bから昇圧回路2のMOSFET4のゲートにゲート駆動電圧を与えて昇圧動作を制御する。昇圧回路2の昇圧動作が行われていない状態では、出力電圧Vuswは、車載電源端子VBの直流電圧VBよりもダイオード7の順方向電圧Vf分だけ低い電圧(Vusw=VB−Vf)である。
入力端子Aは、抵抗12aおよび抵抗12bの分圧回路12を介してグランドに接続されている。抵抗12aと抵抗12bとの共通接続点は、エラーアンプ13の非反転入力端子に接続されており、抵抗12bの端子電圧Vbを入力する。エラーアンプ13の反転入力端子には、参照電圧Vrefが入力される。参照電圧Vrefは、直流電源VDとグランドとの間に接続される抵抗14および15の直列回路により生成される。
エラーアンプ13の出力端子と反転入力端子との間には帰還抵抗16が接続されている。エラーアンプ13は、入力端子Aの出力電圧Vuswに応じた電圧Vbと参照電圧Vrefとの差分に相当する誤差信号を出力する。なお、参照電圧Vrefは、後述するように、電源回路1の出力電圧Vuswが、昇圧閾値電圧Vuswo以下になると昇圧回路2を動作させるように設定されている。
抵抗12bに並列に動作確認回路としての可変電流源回路17が接続されている。可変電流源回路17は、別の回路から起動時に出力される検証信号Spにより、その時点の直流電圧VBsで生じている出力電圧Vuswsに応じた電流Irvsを流すように構成されている。なお、可変電流源回路17は、後述するように、検証信号Spが与えられると、設定される定電流Irvsを急激に流すのではなく、例えば0から一定の変化率で連続的に増加させることにより流す構成である。
エラーアンプ13の出力端子は、コンパレータ18の反転入力端子に接続される。コンパレータ18の非反転入力端子には、車両制御装置10内に設けられた図示しない回路から三角波信号が入力される。コンパレータ18は、エラーアンプ13から入力される誤差電圧信号と三角波信号とを比較して、誤差信号が三角波信号よりも低いときにハイレベルの信号となるPWM信号を生成する。バッファ回路19は、PWM信号をゲート駆動信号として出力端子Bを介してMOSFET4のゲートにゲート駆動電圧として与える。
判定回路20は、昇圧回路1の動作が正常に行われているか否かを、入力端子Aに入力されている出力電圧Vuswから判定する回路である。判定回路20は、2つのコンパレータ20a、20bとAND回路20cを備える。入力端子Aは、コンパレータ20aの反転入力端子およびコンパレータ20bの非反転入力端子に接続される。コンパレータ20aの非反転入力端子には基準電圧V1が入力される。コンパレータ20bの反転入力端子には基準電圧V2が入力される。AND回路20cは、各入力端子にコンパレータ20a、20bの出力端子が接続され、出力信号が動作判定信号Shとされる。
基準電圧回路21は、動作チェック開始時の車載バッテリBSの直流電圧VBに基づいて基準電圧V1およびV2を生成する。具体的には、直流電圧VBに電圧ΔV1を加算した電圧を基準電圧V1(=VB+ΔV1)とし、直流電圧VBに電圧ΔV2を加算した電圧を基準電圧V2(=VB+ΔV2)としている。
上記した基準電圧V1およびV2により、昇圧された出力電圧Vuswが、適正なレベルであるか否かを判定する範囲として設定される。昇圧回路2は、昇圧前の出力電圧Vuswを昇圧して電圧Vaだけ高くなるように昇圧制御回路11により駆動制御される。このときの昇圧された電圧Va分が基準電圧V1以上で、且つ基準電圧V2以下となるように設定されている。換言すれば、昇圧回路2が電圧Vaを昇圧動作により生成していれば正常に動作していることとなり、判定回路20は正常状態であるハイレベルの検出信号Shを出力する。
次に、上記構成の作用について、図2から図4も参照して説明する。
まず、使用状態における車載バッテリBSの直流電圧VBが低下する場合の昇圧回路2の動作について図2を参照して説明する。車載バッテリBSの直流電圧VBが所定レベル以上ある通常の状態、つまり図2中に示す時刻tx1以前では、出力電圧Vusw(=VB−Vf)が昇圧閾値電圧Vuswo以上あるので、昇圧制御回路11はエラーアンプ13に参照電圧Vrefよりも大きい電圧Vbが入力される(Vb>Vref)。これにより、エラーアンプ13の出力信号のレベルが正になりMOSFET4は駆動されない。すなわち、昇圧回路2は動作しない状態である。
次に、図2中、時刻tx1以降に示す車載バッテリBSの直流電圧VBが低下する場合の昇圧回路2の動作について説明する。ここでは、時刻tx1で車載バッテリBSの直流電圧VBが低下し始め、時刻tx2で出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswoに達する。この後、直流電圧VBは、時刻tx3で一定となり、時刻tx4で再び上昇して時刻tx5を経て時刻tx6で本来のレベルに復帰する状態を示している。
上記の変化で、車載バッテリBSの直流電圧VBが低下して時刻tx2以降になると、エラーアンプ13は、出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswoよりも低下した分の差電圧(Vuswo−Vusw)に応じた電圧(Vb−Vref)が入力される。この結果、エラーアンプは差電圧に応じた誤差信号を出力する。
これにより、コンパレータ18は、誤差信号のレベルが三角波信号よりも低くなる部分でハイレベルの信号を出力してMOSFET4を駆動するようになる。昇圧回路2はこれによって昇圧動作を開始し、コイル3による蓄積エネルギーが昇圧出力としてダイオード5を介してコンデンサ6に出力され、出力電圧Vuswを上昇させる。この昇圧回路2による昇圧動作は、出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswoに達するまで行われる。
この結果、図2に示すように、時刻tx1からtx6までの電圧低下期間のうちの、車載バッテリBSの端子電圧VBが低下して出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswoに達している期間tx2からtx5までの期間中、出力電圧Vuswは、昇圧閾値電圧Vuswoのレベルに保持される。
これにより、コンデンサ6の正極端子に接続される負荷は、車載バッテリBSの直流電圧VBが一時的に(時刻tx1〜tx6の間)低下した場合でも、昇圧制御回路11により昇圧回路2を駆動させることで出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswoよりも低下しないように制御することができる。
さて、上記のように動作するので、昇圧回路2が正常に機能する場合には、使用中に車載バッテリBSの直流電圧VBの一時的低下が生じても問題なく負荷の駆動状態を継続させることができるが、直流電圧VBが一時的低下を生じたときに、昇圧回路2が故障していると、出力電圧Vuswを昇圧閾値電圧Vuswoに保持させることができない。この実施形態では、このような事態が生じないように予め起動時に動作チェックを実施するように構成されている。
すなわち、車載バッテリBSから給電開始をする起動時の動作について図3および図4も参照して説明する。この実施形態では、車両制御装置10により、車載バッテリBSから給電開始をする起動時に、検証信号Spを可変電流源回路17に与えることで、昇圧回路2が正常に機能するか否かについて動作確認の処理を実施する。これにより、正常に動作することが確認できれば、直流電圧VBが低下した場合でも、負荷の駆動状態を継続させることができる。
外部のECUなどからの起動開始の指示により、図4中に示す時刻t0で車載バッテリBSからコンデンサ6への給電を開始すると、これに基づいて可変電流源回路17に対してハイレベルの検証信号Spが出力される。これにより、動作チェックが開始され、可変電流源回路17では、このときの直流電圧VBsに基づいて、コンデンサ6の正極端子に現れる直流電圧Vuswsの値に応じて図3に示す関係に基づいて電流Irvsを設定する。
図3に示す動作チェック開始時の出力電圧Vuswsと電流値Irvsとの関係は、出力電圧Vuswsが昇圧閾値電圧Vuswoを超える電圧に比例して増大するように設定されている。これは、動作チェック開始時の出力電圧Vuswsが高いほど、電流を多く流すことで昇圧による出力電圧Vuswを高く設定するためである。
図4は、動作チェックを行う場合の各部の信号状態を示しており、時刻t0で給電動作が開始されると、動作チェックのためのハイレベルの検証信号Spが可変電流源回路17に与えられる。これにより、その時点での出力電圧Vuswsに対応した電流値Irvsが前述したようにして設定され、可変電流源回路17は、電流値Irvsに達するまで連続的に変化させて上昇させる。
これにより、分圧回路12の抵抗12bは、並列に接続された可変電流源回路17に電流Irvsが流れることで見かけ上抵抗値が低下した状態となり、出力電圧Vuswに対応した電圧よりも低下した状態となる。このため、エラーアンプ13では、非反転入力端子に入力される電圧Vbが参照電圧Vrefよりも低い電圧が入力された状態となる。すなわち、電圧Vbは、見かけ上昇圧閾値電圧Vuswoよりも低下した状態となり、エラーアンプ13は昇圧動作を行うための誤差信号を出力することで昇圧回路2のMOSFET4を駆動させるようになる。
この結果、昇圧回路2は昇圧動作を開始し、昇圧動作により得られる出力電圧Vuswがコンデンサ6に出力される。この昇圧回路2による昇圧動作は、分圧回路12からエラーアンプ13に入力される電圧Vbが参照電圧Vrefで設定される所定レベルに達するまで実施され、この結果、図4(a)に示すように、出力電圧Vuswは、昇圧動作を開始する時点t0での電圧Vusws(=VBs−Vf)に昇圧電圧分Vaを加算した電圧まで昇圧されると、その電圧が保持される。
このときの昇圧電圧分Vaの加算により、前述のように判定回路20においては、入力される電圧Vuswが、時刻t1で基準電圧V1に達し、この後、基準電圧V1とV2との間の電圧レベルに落ち着く。このとき、判定回路20は、時刻t1でハイレベルの判定信号Shを出力開始する。昇圧動作に要する時間を考慮して判定時間Tsを、時刻t1を超えたタイミングとなるように設定しておくことで、このときの判定信号Shがハイレベルであることを検出できる。そして、判定信号Shがハイレベルであることが検出されると、昇圧回路2が正常に動作していることを判定することができる。
この後、動作チェックが終了して時刻t2でハイレベルの検証信号Spがローレベルに変化すると、可変電流源回路17の電流値Irvsを徐々に低下させてゼロにする。これにより、分圧回路12の抵抗12bの見かけ上の抵抗値がもとの抵抗値に戻るようになる。この結果、エラーアンプ13に入力する電圧Vbが徐々に上昇し、昇圧回路2による昇圧電圧分が徐々に低下し、出力電圧Vuswが昇圧閾値電圧Vuswo以下になると昇圧動作が停止される。
そして、出力電圧Vuswは、時刻t3で基準電圧V1を下回り、判定信号Shはこの時点でローレベルとなり、この後、動作チェック前の電圧Vuswsに戻る。この状態は、昇圧回路2は動作が停止しており、コンデンサ6の出力電圧Vuswは、車載バッテリBSからダイオード7を介して与えられる電圧に相当する。
このような本実施形態によれば、車載バッテリBSからコンデンサ6への給電を開始する時点で、検証信号Spを出力して可変電流源回路17により電流Irvsを流して、動作チェックを実施して、昇圧回路2が正常に動作するか否かを判定した。これにより、動作開始後に車載バッテリBSの直流電圧VBが低下する前に確実に故障を検出することができるようになる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、車載制御装置30として、昇圧制御回路31に可変電流源回路17に代えて動作確認回路として抵抗変化回路32を設けている。抵抗変化回路32は、3個の抵抗35、36、37を直列に接続した構成を、分圧回路12の抵抗12bに代えて設けている。抵抗35および36はそれぞれ短絡スイッチ36、37が並列に接続されている。切換回路38は、ハイレベルの検証信号Spが入力されると、短絡スイッチ36、37を順次オンさせて、抵抗35および36を短絡させる。
抵抗35〜37の合成抵抗は、第1実施形態における抵抗12bと同等の抵抗値に設定することができる。これにより、切換回路38により短絡スイッチ36、37が順次オンされると、抵抗値が段階的に低下して抵抗35が単独で接続された状態まで変化する。これにより、分圧回路12によるエラーアンプ13への入力電圧Vbを低下させた状態を作ることができ、これによって、第1実施形態と同様にして動作チェックを実施することができる。
したがって、このような第2実施形態によっても第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
昇圧制御回路11において、分圧回路12に可変電流源回路17を設ける構成としたが、可変電流源回路17を、参照電圧Vrefを変化させるように設ける構成とすることもできる。
可変電流源回路17は、電流Irevを段階的に変化させるように構成しても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1は電源回路、2は昇圧回路、3はコイル、4はMOSFET(スイッチング素子)、6はコンデンサ、10、30は車載制御装置、11、31は昇圧制御回路、12は分圧回路、13はエラーアンプ、17は可変電流源回路(動作確認回路)、20は判定回路、21は基準電圧回路、32は抵抗変化回路(動作確認回路)、33、34、35は抵抗、36、37は短絡スイッチ、38はスイッチ制御回路、BSは車載バッテリ(車載電源)である。

Claims (6)

  1. 車載電源(BS)の端子電圧を出力電圧として負荷に給電するとともに、前記車載電源の端子電圧を昇圧して前記出力電圧として前記負荷に給電可能な昇圧回路(2)を備えた電源回路(1)を制御する車載制御装置(10、30)であって、
    前記車載電源を出力電圧として給電している状態で、前記車載電源の出力電圧が所定レベル以下になると前記昇圧回路を駆動制御して一定レベルの電圧を前記出力電圧として給電する昇圧制御回路(11、31)と、
    前記車載電源を出力電圧とした給電動作の開始時に、前記昇圧制御回路により前記昇圧回路を一時的に駆動させて前記車載電源の端子電圧よりも昇圧電圧分だけ高い出力電圧となるように昇圧動作を行わせる動作確認回路(17、32)と、
    前記動作確認回路により前記昇圧回路に昇圧動作を行わせたときの出力電圧から前記昇圧回路の動作状態が正常であるか否かを判定する判定回路(20)と、
    を備えた車載制御装置。
  2. 前記昇圧制御回路は、前記車載電源の出力電圧を分圧回路(12)により分圧して前記所定レベルと比較するように構成され、
    前記動作確認回路は、前記分圧回路(12)の分圧抵抗(12b)の抵抗値を変化させる抵抗変化回路(17、32)を備えた構成である請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記抵抗変化回路(17)は、可変電流源回路(17)である請求項2に記載の車載制御装置。
  4. 前記抵抗変化回路(32)は、前記分圧回路に接続される抵抗(33、34、35)と短絡スイッチ(36、37)とを有し、前記短絡スイッチをオンオフすることで抵抗値を変化させる請求項2に記載の車載制御装置。
  5. 前記抵抗変化回路(17)は、前記分圧抵抗(12b)の抵抗値を連続的に変化させる構成の請求項3に記載の車載制御装置。
  6. 前記抵抗変化回路(32)は、前記分圧抵抗(12b、33、34)の抵抗値を段階的に変化させる構成の請求項4に記載の車載制御装置。
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