JP6844101B2 - リレー駆動回路診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リレーを駆動するリレー駆動回路の故障を診断する装置に関し、より詳しくは、リレーコイルを励起(energize)させてリレーを作動させるリレー駆動回路の故障を診断する装置に関する。
本出願は、2018年1月30日出願の韓国特許出願第10−2018−0011459号に基づく優先権を主張し、該当出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に組み込まれる。
近年、ノートパソコン、ビデオカメラ、携帯電話などのような携帯用電子製品の需要が急増し、電気自動車、エネルギー貯蔵用蓄電池、ロボット、衛星などの開発が本格化するにつれて、繰り返して充放電可能な高性能二次電池に対する研究が活発に行われている。
現在、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、ニッケル亜鉛電池、リチウム二次電池などの二次電池が商用化しているが、中でもリチウム二次電池はニッケル系列の二次電池に比べてメモリ効果が殆ど起きず充放電が自在であり、自己放電率が非常に低くてエネルギー密度が高いなどの長所から脚光を浴びている。
一方、このような二次電池は単一のバッテリーセルで使用される場合もあるが、高電圧及び/または大容量の電力貯蔵装置に適用するため、複数のバッテリーセルが直列及び/または並列で連結されたバッテリーパックの形態で使用される場合が多い。
このようなバッテリーパックは、電気自動車(Electric Vehicle:EV)、ハイブリッド自動車(Hybrid Electric Vehicle:HEV)、電力貯蔵装置(Electric Storage System:ESS)などに搭載されて、電気モータ、インバータなどのような負荷に電力を供給する。
一般に、バッテリーパックと負荷との間の電力供給線路上にはリレーが備えられ、前記リレーは選択的に閉回路を形成する機能を果たす。そして、前記リレーは、スイッチング動作のため、リレーコイルを含むリレー駆動回路を備える。ここで、リレー駆動回路は、リレーコイルと連結されて、リレーコイルを励起させる動作を行う。すなわち、リレー駆動回路は、リレーコイルを励起させてリレーをターンオンさせ、リレーコイルを非励起(de−energize)させてリレーをターンオフさせる。一般に、リレー駆動回路がリレーコイルを励起又は非励起させる動作は、リレーコイルに連結されたスイッチをターンオン又はターンオフさせるスイッチ制御動作によって行われる。しかし、リレーコイルに連結されたスイッチが適切に動作しない場合、例えば、スイッチが短絡または開放故障である場合は、リレーが適切に作動しない問題が生じ得る。したがって、リレーの故障、特に、リレー駆動回路の故障を判断又は診断することは非常に重要であると言える。
一方、リレー駆動回路の故障の診断は、リレーを駆動する前に行われる必要がある。すなわち、リレー駆動回路が故障したか否かに対する診断は、リレーがターンオンする前に行われなければならない。リレーがターンオンした後はリレー駆動回路の故障診断が困難であるだけでなく、リレー駆動回路の故障が診断されてもリレーをターンオフさせることができず、それにより、安全事故が発生する恐れがあるためである。
一方、リレー駆動回路の故障を診断する過程でリレー駆動回路を制御する動作が行われ得るが、このようなリレー駆動回路の制御動作が行われる途中にも安全事故が発生する恐れがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、リレー駆動回路が故障したか否かを診断できるリレー駆動回路診断装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、リレーが駆動される前にリレー駆動回路の故障を診断して、リレー駆動回路に対する故障を診断する過程で安全事故が発生しないようにするリレー駆動回路診断装置を提供することを他の目的とする。
本発明の他の目的及び長所は、下記の説明によって理解でき、本発明の実施形態によってより明らかに分かるであろう。また、本発明の目的及び長所は、特許請求の範囲に示される手段及びその組合せせによって実現することができる。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様によれば、一端が互いに連結された第1リレーコイル及び第2リレーコイル、一端が前記第1リレーコイル及び前記第2リレーコイルの一端と連結された第1スイッチ、前記第1スイッチの他端に補助電圧を印加する第1電源部、一端が前記第1リレーコイルの他端と連結された第1プルアップ抵抗、前記第1プルアップ抵抗の他端にプルアップ電圧を印加する第2電源部、一端が前記第1リレーコイルの他端及び前記第1プルアップ抵抗の一端と連結された第2スイッチ、一端が前記第2リレーコイルの他端と連結された第2プルアップ抵抗、前記第2プルアップ抵抗の他端に前記プルアップ電圧を印加する第3電源部、一端が前記第2リレーコイルの他端及び前記第2プルアップ抵抗の一端と連結された第3スイッチを含むリレー駆動回路の故障を診断するリレー駆動回路診断装置が提供される。
前記リレー駆動回路診断装置は、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの一端に印加された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定するセンシング部、及び前記センシング部と動作可能に結合されたプロセッサを含むことができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの動作状態を制御し、前記動作状態の制御によって診断回路が形成された状態で前記センシング部から測定された前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフに制御して前記リレー駆動回路を第1診断回路として形成し、前記第1診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の短絡故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記プルアップ電圧及び前記補助電圧のうち一つ以上とを比べて前記第1スイッチの短絡故障を診断し、前記第2測定電圧と接地電圧とを比べて前記第2スイッチの短絡故障を診断し、前記第3測定電圧と接地電圧とを比べて前記第3スイッチの短絡故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記プルアップ電圧とが同一ではなく、前記第1測定電圧と補助電圧とが同一である場合、前記第1スイッチが短絡故障したと診断し、前記第2測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第2スイッチが短絡故障したと診断し、前記第3測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第3スイッチが短絡故障したと診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第2スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第2診断回路として形成し、前記第2診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第2測定電圧と接地電圧とを比べて前記第2スイッチの開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第2測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第2スイッチが開放故障したと診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第3スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第3診断回路として形成し、前記第3診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第3測定電圧と接地電圧とを比べて前記第3スイッチの開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第3測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第3スイッチが開放故障したと診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第1スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第4診断回路として形成し、前記第4診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記補助電圧とを比べて前記第1スイッチの開放故障を診断することができる。
望ましくは、前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記補助電圧とが同一ではない場合、前記第1スイッチが開放故障したと診断することができる。
本発明の他の態様によるバッテリー管理装置は、前記リレー駆動回路診断装置を含む。
本発明のさらに他の態様によるバッテリーパックは、前記リレー駆動回路診断装置を含む。
本発明の一態様によれば、簡単なスイッチング動作を通じてリレー駆動回路の故障を診断することができる。さらに、本発明の一態様によれば、リレーをターンオンさせなくてもリレー駆動回路の故障を診断できるため、リレー駆動回路に対する故障診断過程で安全事故が発生する恐れがない。
本発明の一態様によれば、一連の診断プロセスを通じてスイッチの短絡故障、開放故障及びリレーコイルなどの断線を全て診断することができる。
外にも本発明は他の多様な効果を有し、このような本発明の他の効果は下記の説明によって理解でき、本発明の実施形態によってより明確に理解されるであろう。
本明細書に添付される次の図面は、本発明の望ましい実施形態を例示するものであり、発明の詳細な説明とともに本発明の技術的な思想をさらに理解させる役割をするため、本発明は図面に記載された事項だけに限定されて解釈されてはならない。
本発明の一実施形態によるバッテリーシステムを概略的に示した図である。
本発明の一実施形態によるリレー駆動回路とリレー駆動回路診断装置との連結構成を概略的に示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチ、第2スイッチ及び第3スイッチが全てターンオフされた様子を示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチ及び第3スイッチがターンオフされ、第2スイッチがターンオンされた様子を示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチ及び第3スイッチがターンオフされ、第2スイッチがターンオンされ、第1リレーコイルが断線した様子を示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチ及び第2スイッチがターンオフされ、第3スイッチがターンオンされた様子を示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチ及び第2スイッチがターンオフされ、第3スイッチがターンオンされ、第2リレーコイルが断線した様子を示した図である。
図7に示されたリレー駆動回路の第1リレーコイルが断線した様子を示した図である。
図2に示されたリレー駆動回路の第1スイッチがターンオンされ、第2スイッチ及び第3スイッチがターンオフされた様子を示した図である。
本発明の一実施形態によるリレー駆動回路と本発明の他の実施形態によるリレー駆動回路診断装置との連結構成を概略的に示した図である。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者自らは発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義できるという原則に則して本発明の技術的な思想に応ずる意味及び概念で解釈されねばならない。
したがって、本明細書に記載された実施形態及び図面に示された構成は、本発明のもっとも望ましい一実施形態に過ぎず、本発明の技術的な思想のすべてを代弁するものではないため、本出願の時点においてこれらに代替できる多様な均等物及び変形例があり得ることを理解せねばならない。
また、本発明の説明において、関連公知構成または機能についての具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態によるバッテリーシステムを概略的に示した図である。
図1を参照すれば、本発明の一実施形態によるバッテリーシステムは、バッテリーアセンブリB、負荷20、リレー30及び電力供給線路50を含む。
前記バッテリーアセンブリBは、少なくとも一つのバッテリーセルCを含む。すなわち、前記バッテリーアセンブリBとは、単位バッテリーセルCまたはバッテリーセルCの集合体を意味する。前記バッテリーアセンブリBが二つ以上のバッテリーセルCの集合体で具現される場合、二つ以上のバッテリーセルCは直列、並列または直並列で連結され得る。
前記負荷20は、前記バッテリーアセンブリBから電力の供給を受ける。一例として、前記負荷20は、電気自動車、ハイブリッド自動車などに備えられる電気モータまたはインバータであり得る。ただし、このような電気モータやインバータは負荷20の一例に過ぎず、以外の他の電気装置が負荷20として採用され得る。さらに、前記バッテリーシステムにおいて前記負荷20は、バッテリーアセンブリBに電力を供給する充電装置で代替されても良い。
前記電力供給線路50は、前記バッテリーアセンブリBと前記負荷20との間に電流が流れる経路を形成する。前記電力供給線路50は、一般に使用される電線として具現され得る。
前記リレー30は、前記電力供給線路50上に備えられ、前記バッテリーアセンブリBと前記負荷20との間の電気的連結を形成するか又は遮断する。すなわち、前記リレー30は、一種のスイッチであり、選択的にターンオンされるか又はターンオフされ得る。また、前記リレー30は、第1リレーコイル101及び第2リレーコイル102を含むリレー駆動回路40を備える。前記リレー30は、リレー駆動回路40の動作によって選択的にターンオン又はターンオフされ得る。
より具体的に、前記リレー30は、第1リレーコイル101が励起するようにリレー駆動回路40が動作する場合はターンオフされ、第2リレーコイル102が励起するようにリレー駆動回路40が動作する場合はターンオンされ得る。一実施形態によれば、前記リレー30は両方向リレーであり得る。
図2は、本発明の一実施形態によるリレー駆動回路40とリレー駆動回路診断装置1000との連結構成を概略的に示した図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明の一実施形態によるリレー駆動回路40は、第1リレーコイル101、第2リレーコイル102、第1スイッチ201、第2スイッチ202、第3スイッチ203、第1電源部301、第2電源部302、第3電源部303、第1プルアップ抵抗401及び第2プルアップ抵抗402を含む。
前記第1リレーコイル101は、後述する第1電源部301から補助電圧の印加を受けて励起する。すなわち、前記第1リレーコイル101は、第1電源部301から補助電圧の印加を受けて磁場を発生させることができる。選択的に、前記第1リレーコイル101は、内部に磁芯を備えて磁力線を集中させ得る。
一実施形態によれば、前記第1リレーコイル101は、第1スイッチ201及び第2スイッチ202の動作状態がターンオンされれば、第1電源部301から補助電圧の印加を受けて励起し、リレー30に備えられた可動接点31が固定接点32と連結されないように誘導する。逆に、前記第1リレーコイル101は、第1スイッチ201及び第2スイッチ202の動作状態がターンオフされれば、第1電源部301から補助電圧の印加を受けず励起しない。
前記第2リレーコイル102は、後述する第1電源部301から補助電圧の印加を受けて励起する。すなわち、前記第2リレーコイル102は、第1電源部301から補助電圧の印加を受けて磁場を発生させることができる。選択的に、前記第2リレーコイル102は、内部に磁芯を備えて磁力線を集中させ得る。
一実施形態によれば、前記第2リレーコイル102は、第1スイッチ201及び第3スイッチ203の動作状態がターンオンされれば、第1電源部301から補助電圧の印加を受けて励起し、リレー30に備えられた可動接点31が固定接点32と連結されるように誘導する。逆に、前記第2リレーコイル102は、第1スイッチ201及び第3スイッチ203の動作状態がターンオフされれば、第1電源部301から補助電圧の印加を受けず励起しない。
すなわち、前記第1リレーコイル101が励起する場合はリレー30がターンオフされ、前記第2リレーコイル102が励起する場合はリレー30がターンオンされる。
一方、図1及び図2に示されたように、前記第1リレーコイル101の一端1と前記第2リレーコイル102の一端1とは互いに連結され得る。
前記第1スイッチ201は、選択的にターンオンされるか又はターンオフされ得る。これらスイッチは、知られた多様なスイッチング素子から具現され得る。例えば、前記スイッチは、接合型トランジスタ(bipolar junction transistor:BJT)、電界効果トランジスタ(field effect transistor:FET)などから具現され得る。
前記第1スイッチ201は、前記第1リレーコイル101及び前記第2リレーコイル102と前記第1電源部301との間に備えられる。より具体的に、前記第1スイッチ201は、一端2が前記第1リレーコイル101の一端1と前記第2リレーコイル102の一端1に連結され、他端3が前記第1電源部301に連結される。
前記第1電源部301は、第1リレーコイル101または第2リレーコイル102に補助電圧を印加する。すなわち、前記第1電源部301は、前記第1スイッチ201の他端3と連結され、前記第1スイッチ201がターンオンされる場合、第1リレーコイル101及び第2リレーコイル102に補助電圧を印加する。
前記第1プルアップ抵抗401は、前記第1リレーコイル101と前記第2電源部302との間に備えられる。より具体的に、前記第1プルアップ抵抗401は、一端4が前記第1リレーコイル101の他端5と連結され、他端6が前記第2電源部302に連結される。一方、前記第1プルアップ抵抗401は、一端4が前記第2スイッチ202の一端7と連結される。前記第1プルアップ抵抗401は、前記第1リレーコイル101の抵抗値よりも大きい抵抗値を有し得る。より具体的に、前記第1プルアップ抵抗401の抵抗値は、前記第1リレーコイル101の抵抗値を「0Ω」に置換できるほどに、前記第1リレーコイル101の抵抗値よりも大きい抵抗値であり得る。
前記第2電源部302は、第1プルアップ抵抗401にプルアップ電圧を印加する。すなわち、前記第2電源部302は、前記第1プルアップ抵抗401の他端6と連結されて、前記第1プルアップ抵抗401にプルアップ電圧を印加する。
前記第2スイッチ202は、選択的にターンオンされるか又はターンオフされ得る。これらスイッチは、知られた多様なスイッチング素子から具現され得る。例えば、前記スイッチは、接合型トランジスタ(BJT)、電界効果トランジスタ(FET)などから具現され得る。
前記第2スイッチ202は、前記第1リレーコイル101と第1接地GND1との間に備えられる。より具体的に、前記第2スイッチ202は、一端7が前記第1リレーコイル101の他端5と連結され、他端8が第1接地GND1に連結される。また、前記第2スイッチ202は、一端7が前記第1プルアップ抵抗401の一端4と連結される。
これによって、前記第2スイッチ202がターンオンされれば、前記第2スイッチ202の一端7が第1接地GND1に連結され、前記第2スイッチ202の一端7に接地電圧が印加される。ここで、接地電圧は「0V」であり得る。
前記第2プルアップ抵抗402は、前記第2リレーコイル102と前記第3電源部303との間に備えられる。より具体的に、前記第2プルアップ抵抗402は、一端9が前記第2リレーコイル102の他端10と連結され、他端11が前記第3電源部303に連結される。一方、前記第2プルアップ抵抗402は、一端9が前記第3スイッチ203の一端12と連結される。前記第2プルアップ抵抗402は、前記第2リレーコイル102の抵抗値よりも大きい抵抗値を有し得る。より具体的に、前記第2プルアップ抵抗402の抵抗値は、前記第2リレーコイル102の抵抗値を「0Ω」に置換できるほどに、前記第2リレーコイル102の抵抗値よりも大きい抵抗値であり得る。
前記第3電源部303は、第2プルアップ抵抗402にプルアップ電圧を印加する。すなわち、前記第3電源部303は、前記第2プルアップ抵抗402の他端11と連結されて、前記第2プルアップ抵抗402にプルアップ電圧を印加する。このとき、前記第3電源部303から前記第2プルアップ抵抗402に印加されるプルアップ電圧の電圧値は、前記第2電源部302から前記第1プルアップ抵抗401に印加されるプルアップ電圧の電圧値と同一であり得る。
前記第3スイッチ203は、選択的にターンオンされるか又はターンオフされ得る。これらスイッチは、知られた多様なスイッチング素子から具現され得る。例えば、前記スイッチは、接合型トランジスタ(BJT)、電界効果トランジスタ(FET)などから具現され得る。
前記第3スイッチ203は、前記第2リレーコイル102と第2接地GND2との間に備えられる。より具体的に、前記第3スイッチ203は、一端12が前記第2リレーコイル102の他端10と連結され、他端13が第2接地GND2に連結される。また、前記第3スイッチ203は、一端12が前記第2プルアップ抵抗402の一端9と連結される。
これによって、前記第3スイッチ203がターンオンされれば、前記第3スイッチ203の一端12が第2接地GND2に連結され、前記第3スイッチ203の一端12に接地電圧が印加される。ここで、接地電圧は「0V」であり得る。
図2を再度参照すれば、本発明の一実施形態によるリレー駆動回路診断装置1000は、センシング部1100、メモリ部1200、プロセッサ1300及び通知部1400を含む。
前記センシング部1100は、前記プロセッサ1300と動作可能に結合される。すなわち、前記センシング部1100は、前記プロセッサ1300に電気的信号を送信するか又は前記プロセッサ1300から電気的信号を受信できるように、前記プロセッサ1300に接続される。
前記センシング部1100は、前記プロセッサ1300がリレー駆動回路40の故障を診断する際に用いる測定データを測定することができる。
そのため、前記センシング部1100は、予め設定された周期毎に前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203のそれぞれの一端2、7、12に印加された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を繰り返して測定し、測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を示す測定信号を前記プロセッサ1300に提供する。
前記センシング部1100は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203のそれぞれの一端2、7、12に印加された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定するように構成された電圧センサを含む。
前記プロセッサ1300は、前記センシング部1100から測定信号を受信すれば、信号処理を通じて第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のそれぞれのデジタル値を決定して前記メモリ部1200に保存し得る。
前記メモリ部1200は、半導体メモリ素子であって、前記プロセッサ1300によって生成されるデータを記録、消去、更新し、リレー駆動回路40の故障を診断するために設けられた複数のプログラムコードを保存する。また、前記メモリ部1200は、本発明の実施に使用される予め決められた各種のパラメータの事前設定値を保存し得る。
前記メモリ部1200は、データを記録、消去、更新可能であると知られた半導体メモリ素子であれば、その種類に特に制限がない。一例として、前記メモリ部1200は、DRAM、SDRAM、フラッシュメモリ、ROM、EEPROM、レジスタなどであり得る。前記メモリ部1200は、前記プロセッサ1300の制御ロジックを定義したプログラムコードを保存している保存媒体をさらに含み得る。保存媒体は、フラッシュメモリやハードディスクのような不揮発性記憶素子を含む。前記メモリ部1200は、前記プロセッサ1300と物理的に分離されていても良く、前記プロセッサ1300と一体的に統合されていても良い。
前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態、すなわち、開閉を制御する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態を選択的にターンオン又はターンオフさせることができる。一実施形態によれば、前記プロセッサ1300は、前記スイッチに制御信号又は命令信号を伝送する方式で前記スイッチを制御し得る。
そして、前記プロセッサ1300は、リレー駆動回路40の故障を診断するため、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態を制御する。ここで、前記プロセッサ1300の制御によって前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態がそれぞれターンオン又はターンオフされた回路は、診断回路を形成することができる。
より具体的に、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203を全てターンオフさせ得る。そして、このようなプロセッサ1300の制御によって形成されたリレー駆動回路40は、第1診断回路を形成する。
また、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201及び前記第3スイッチ203をターンオフさせ、前記第2スイッチ202をターンオンさせ得る。そして、このようなプロセッサ1300の制御によって形成されたリレー駆動回路40は、第2診断回路を形成する。
また、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201及び前記第2スイッチ202をターンオフさせ、前記第3スイッチ203をターンオンさせ得る。そして、このようなプロセッサ1300の制御によって形成されたリレー駆動回路40は、第3診断回路を形成する。
また、前記プロセッサ1300は、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203をターンオフさせ、前記第1スイッチ201をターンオンさせ得る。そして、このようなプロセッサ1300の制御によって形成されたリレー駆動回路40は、第4診断回路を形成する。
前記プロセッサ1300は、上述した診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の故障を診断することができる。すなわち、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態を制御して所定の診断回路を形成する。所定の診断回路が形成されれば、前記センシング部1100は、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定する。前記プロセッサ1300は、このような過程を経て測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の故障を診断することができる。
一実施形態によれば、前記プロセッサ1300は、前記リレー駆動回路40を第1診断回路として形成した状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の短絡を診断することができる。ここで、リレー駆動回路40の短絡故障は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203のうち少なくとも一つのスイッチの短絡故障であると言える。そして、ここで、短絡故障とは、融着などによってスイッチが短絡状態になり、プロセッサ1300のターンオフ命令又はターンオフ制御に応答しない状態を意味する。
以下、図3を参照して、リレー駆動回路40の短絡故障を診断する動作について説明する。
図3は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201、第2スイッチ202及び第3スイッチ203が全てターンオフされた様子を示した図である。換言すれば、図3は、第1診断回路が形成された様子を示した図である。
図3を参照すれば、前記プロセッサ1300は、リレー駆動回路40の短絡故障を診断するため、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203の動作状態を全てターンオフに制御することで、リレー駆動回路40を第1診断回路として形成する。
一方、センシング部1100は、第1診断回路が形成された状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定する。
そして、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の短絡故障を診断することができる。
一例として、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧とプルアップ電圧及び補助電圧のうち一つ以上とを比べて、前記第1スイッチ201の短絡故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第1測定電圧とプルアップ電圧とが同じではなく、第1測定電圧と補助電圧とが同一である場合、前記第1スイッチ201が短絡故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201が正常状態であれば、第1診断回路における前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203はターンオフに制御された状態であるため、第1測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第1スイッチ201が正常状態であれば、第1診断回路から測定される第1測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
逆に、前記第1スイッチ201が短絡故障状態であれば、第1診断回路における前記第1スイッチ201はターンオン状態であるため、第1測定電圧は補助電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第1スイッチ201が短絡故障状態であれば、第1診断回路から測定される第1測定電圧は補助電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧が、プルアップ電圧と同じではなく、補助電圧と同じであれば、前記第1スイッチ201が短絡故障したと診断することができる。
逆に、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧が、プルアップ電圧と同一であり、補助電圧と同一でなければ、前記第1スイッチ201が短絡故障ではないと診断することができる。
その後、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201が短絡故障ではないと診断されれば、第1診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧と接地電圧とを比べて、前記第2スイッチ202の短絡故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第2測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第2スイッチ202が短絡故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第1診断回路における前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203はターンオフに制御された状態であるため、第2測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第2スイッチ202が正常状態であれば、第1診断回路から測定される第2測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
逆に、前記第2スイッチ202が短絡故障状態であれば、第1診断回路における前記第2スイッチ202はターンオン状態であるため、第2測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第2スイッチ202が短絡故障状態であれば、第1診断回路から測定される第2測定電圧は接地電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧が、接地電圧と同じであれば、前記第2スイッチ202が短絡故障したと診断することができる。
逆に、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧が、接地電圧と同一でなければ、前記第2スイッチ202が短絡故障ではないと診断することができる。
その後、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201及び前記第2スイッチ202が短絡故障ではないと診断されれば、第1診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧と接地電圧とを比べて、前記第3スイッチ203の短絡故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第3測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第3スイッチ203が短絡故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第1診断回路における前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203はターンオフに制御された状態であるため、第3測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第1診断回路から測定される第3測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
逆に、前記第3スイッチ203が短絡故障状態であれば、第1診断回路における前記第3スイッチ203はターンオン状態であるため、第3測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第3スイッチ203が短絡故障状態であれば、第1診断回路から測定される第3測定電圧は接地電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧が、接地電圧と同じであれば、前記第3スイッチ203が短絡故障したと診断することができる。
逆に、前記プロセッサ1300は、第1診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧が、接地電圧と同一でなければ、前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断することができる。
一方、一実施形態によれば、前記プロセッサ1300は、前記リレー駆動回路40を第2診断回路として形成した状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の開放故障を診断することができる。ここで、リレー駆動回路40の開放故障は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203のうち少なくとも一つのスイッチの開放故障であると言える。そして、ここで、開放故障とは、スイッチが開放状態になり、プロセッサ1300のターンオン命令又はターンオン制御に応答しない状態を意味する。
以下、図4を参照して、リレー駆動回路40の開放故障を診断する動作について説明する。
図4は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201及び第3スイッチ203がターンオフされ、第2スイッチ202がターンオンされた様子を示した図である。換言すれば、図4は、第2診断回路が形成された様子を示した図である。
図4を参照すれば、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断されれば、リレー駆動回路40の開放故障を診断することができる。
そのため、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201及び前記第3スイッチ203の動作状態をターンオフに制御し、前記第2スイッチ202の動作状態をターンオンに制御することで、リレー駆動回路40を第2診断回路として形成する。
一方、センシング部1100は、第2診断回路が形成された状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定する。
そして、前記プロセッサ1300は、第2診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の開放故障を診断することができる。
一例として、前記プロセッサ1300は、第2診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧と接地電圧とを比べて、前記第2スイッチ202の開放故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第2測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第2スイッチ202が開放故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第2診断回路における前記第1スイッチ201及び前記第3スイッチ203はターンオフに制御された状態であり、前記第2スイッチ202はターンオンに制御された状態であるため、第2測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第2スイッチ202が正常状態であれば、第2診断回路から測定される第2測定電圧は接地電圧と同一である。
逆に、前記第2スイッチ202が開放故障状態であれば、第2診断回路における前記第2スイッチ202はターンオフ状態であるため、第2測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第2スイッチ202が開放故障状態であれば、第2診断回路から測定される第2測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第2診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧が、接地電圧と同一でなければ、前記第2スイッチ202が開放故障したと診断することができる。
一方、他の実施形態によれば、前記プロセッサ1300は、前記リレー駆動回路40を第2診断回路として形成した状態で、第3測定電圧及び第1測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の断線故障を診断することができる。ここで、リレー駆動回路40の断線故障は、前記第1リレーコイル101及び前記第2リレーコイル102のうち少なくとも一つのリレーコイルの断線故障であると言える。そして、ここで、断線故障とは、リレーコイルの一部が切れて電気的連結が遮断された状態を意味する。
以下、図5を参照して、リレー駆動回路40の断線故障を診断する動作について説明する。
図5は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201及び第3スイッチ203がターンオフされ、第2スイッチ202がターンオンされ、第1リレーコイル101が断線した様子を示した図である。換言すれば、図5は、第2診断回路が形成され、前記第1リレーコイル101が断線した様子を示した図である。
図5を参照すれば、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断され、前記第2スイッチ202が開放故障ではないと診断されれば、第2診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧及び第1測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記第1リレーコイル101の断線故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第3測定電圧と接地電圧とが同一ではなく、第1測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第1リレーコイル101が断線故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であり、前記第1リレーコイル101が断線していない状態であれば、第2診断回路から測定された第3測定電圧及び第1測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第2診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧及び第1測定電圧が接地電圧と同一でなければ、前記第1リレーコイル101が断線故障したと診断することができる。
以下、図6を参照して、リレー駆動回路40の開放故障を診断する動作について説明する。
図6は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201及び第2スイッチ202がターンオフされ、第3スイッチ203がターンオンされた様子を示した図である。換言すれば、図6は、第3診断回路が形成された様子を示した図である。
図6を参照すれば、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断され、前記第2スイッチ202が開放故障ではないと診断されれば、リレー駆動回路40の開放故障を診断する。
そのため、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201及び前記第2スイッチ202の動作状態をターンオフに制御し、前記第3スイッチ203の動作状態をターンオンに制御することで、リレー駆動回路40を第3診断回路として形成する。
一方、センシング部1100は、第3診断回路が形成された状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定する。
そして、前記プロセッサ1300は、第3診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の開放故障を診断することができる。
一例として、前記プロセッサ1300は、第3診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧と接地電圧とを比べて前記第3スイッチ203の開放故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第3測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第3スイッチ203が開放故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第3診断回路における前記第1スイッチ201及び前記第2スイッチ202はターンオフに制御された状態であり、前記第3スイッチ203はターンオンに制御された状態であるため、第3測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第3診断回路から測定される第3測定電圧は接地電圧と同一である。
逆に、前記第3スイッチ203が開放故障状態であれば、第3診断回路における前記第3スイッチ203はターンオフ状態であるため、第3測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第3スイッチ203が開放故障状態であれば、第3診断回路から測定される第3測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第3診断回路が形成された状態で測定された第3測定電圧が接地電圧と同一でなければ、前記第3スイッチ203が開放故障したと診断することができる。
一方、他の実施形態によれば、前記プロセッサ1300は、前記リレー駆動回路40を第3診断回路として形成した状態で、第2測定電圧及び第1測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の断線故障を診断することができる。
以下、図7及び図8を参照して、リレー駆動回路40の断線故障を診断する動作について説明する。
図7は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201及び第2スイッチ202がターンオフされ、第3スイッチ203がターンオンされ、前記第2リレーコイル102が断線した様子を示した図である。換言すれば、図7は、第3診断回路が形成され、前記第2リレーコイル102が断線した様子を示した図である。
図8は、図7のリレー駆動回路40の第1リレーコイル101が断線した様子を示した図である。換言すれば、図8は、第3診断回路が形成され、前記第1リレーコイル101及び前記第2リレーコイル102が断線した様子を示した図である。
まず、図7を参照すれば、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断され、前記第1スイッチ201及び前記第2スイッチ202が開放故障ではないと診断されれば、第3診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧及び第1測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記第2リレーコイル102の断線故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第2測定電圧と接地電圧とが同一ではなく、第1測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第2リレーコイル102が断線故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であり、前記第2リレーコイル102が断線していない状態であれば、第3診断回路から測定された第2測定電圧及び第1測定電圧は接地電圧と同一でなければならない。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第3診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧及び第1測定電圧が接地電圧と同一でなければ、前記第2リレーコイル102が断線故障したと診断することができる。
図8を参照すれば、前記プロセッサ1300は、第3診断回路が形成された状態で測定された第2測定電圧が接地電圧と同じではなく、第1測定電圧が接地電圧と同一であり、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧がプルアップ電圧と同じではなく、第1測定電圧が補助電圧と同一である場合、前記第2リレーコイル102だけでなく、前記第1リレーコイル101までも断線故障したと診断することができる。
このような本発明の構成によれば、リレー30に備えられた相異なる二つのリレーコイル101、102それぞれに対して断線故障を診断することができる。
以下、図9を参照して、リレー駆動回路40の開放故障を診断する動作について説明する。
図9は、図2に示されたリレー駆動回路40の第1スイッチ201がターンオンされ、第2スイッチ202及び第3スイッチ203がターンオフされた様子を示した図である。換言すれば、図9は、第4診断回路が形成された様子を示した図である。
図9を参照すれば、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が短絡故障ではないと診断され、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が開放故障ではないと診断されれば、リレー駆動回路40の開放故障を診断する。
そのため、前記プロセッサ1300は、前記第1スイッチ201をターンオンに制御し、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203をターンオフに制御することで、リレー駆動回路40を第4診断回路として形成する。
一方、センシング部1100は、第4診断回路が形成された状態で、第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定する。
そして、前記プロセッサ1300は、第4診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、リレー駆動回路40の開放故障を診断することができる。
一例として、前記プロセッサ1300は、第4診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧と補助電圧とを比べて前記第1スイッチ201の開放故障を診断する。より具体的に、前記プロセッサ1300は、第1測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第1スイッチ201が開放故障したと診断することができる。
もし、前記第1スイッチ201、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203が正常状態であれば、第4診断回路における前記第1スイッチ201ターンオンに制御された状態であり、前記第2スイッチ202及び前記第3スイッチ203はターンオフに制御された状態であるため、第1測定電圧は補助電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第1スイッチ201が正常状態であれば、第4診断回路から測定される第1測定電圧は補助電圧と同一である。
逆に、前記第1スイッチ201が開放故障状態であれば、第4診断回路における前記第1スイッチ201はターンオフ状態であるため、第1測定電圧はプルアップ電圧と同一でなければならない。
すなわち、前記第1スイッチ201が開放故障状態であれば、第4診断回路から測定される第1測定電圧はプルアップ電圧と同一である。
これを用いて、前記プロセッサ1300は、第4診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧が接地電圧と同一でなければ、前記第1スイッチ201が開放故障したと診断することができる。
一方、プロセッサ1300は、多様な制御ロジッグを実行するために当業界に知られたASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、レジスタ、通信モデム、データ処理装置などを選択的に含み得る。プロセッサ1300によって実行される多様な制御ロジッグは少なくとも一つ以上が組み合わせられ、組み合わせられた制御ロジッグはコンピュータ可読のコード体系で作成されてコンピュータ可読の記録媒体に書き込まれ得る。記録媒体は、コンピュータに含まれたプロセッサ1300によってアクセス可能なものであればその種類に特に制限がない。一例として、記録媒体はROM、RAM、レジスタ、CD−ROM、磁気テープ、ハードディスク、フロッピーディスク及び光データ記録装置を含む群から選択された少なくとも一つ以上を含む。また、コード体系は、キャリア信号に変調されて特定の時点に通信キャリアに含まれ、ネットワークで連結されたコンピュータに分散して保存されて実行され得る。また、組み合わせされた制御ロジックを具現するための機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマによって容易に推論できる。
一方、通知部1400は、プロセッサ1300の診断結果をプロセッサ1300から受けるか、又は、メモリ部1200に保存されたプロセッサ1300の診断結果を受けて、これを外部に出力する。
より具体的に、通知部1400は、プロセッサ1300の診断結果を記号、数字及びコードのうち一つ以上を用いて表示するディスプレイ部、及びプロセッサ1300の診断結果を音で出力するスピーカー装置のうち一つ以上を備えることができる。
以下、本発明の他の実施形態によるリレー駆動回路診断装置1000'を説明する。
図10は、本発明の一実施形態によるリレー駆動回路40と本発明の他の実施形態によるリレー駆動回路診断装置1000'との連結構成を概略的に示した図である。
図10を参照すれば、本発明の他の実施形態によるリレー駆動回路診断装置1000'は、本発明の一実施形態によるリレー駆動回路診断装置1000に比べて、第1電源部301と第1スイッチ201との間に可変抵抗VRをさらに備えられ、他の構成要素は同一であるため、繰り返される説明は省略することにする。
前記可変抵抗VRは、プロセッサ1300'の制御によって抵抗値が変わる抵抗素子であり得る。可変抵抗VRの種類は、プロセッサ1300'の制御信号に応じて抵抗値が変わるものであれば、特に限定されない。
他の実施形態による前記プロセッサ1300'は、第1スイッチ201の短絡故障を診断する前に、可変抵抗VRの抵抗値を最小抵抗値に変更するように可変抵抗VRを制御することができる。
前記プロセッサ1300'は、第1診断回路が形成された状態で測定された第1測定電圧とプルアップ電圧とが同じではなく、第1測定電圧と補助電圧とが同一である場合、前記第1スイッチ201が短絡故障したと診断する。
その後、前記プロセッサ1300'は、前記第1スイッチ201が短絡故障であると診断されれば、可変抵抗VRの抵抗値が増加するように可変抵抗VRを制御する。
これを通じて、第1電源部301と連結された第1スイッチ201に短絡故障が発生することで、第1電源部301と第1接地GND1及び第2接地GND2のうち一つ以上との間に無負荷回路が形成される場合、第1電源部301が放電する現象を防止することができる。
一方、本発明の他の態様によれば、上述したリレー駆動回路診断装置1000は、バッテリーパック、エネルギー貯蔵装置などのバッテリーを管理するバッテリー管理装置に適用される。すなわち、本発明によるバッテリー管理装置は、本発明によるリレー駆動回路診断装置を含むことができる。
また、本発明のさらに他の態様によれば、上述したリレー駆動回路診断装置1000は、バッテリーパックに含まれる。すなわち、本発明のさらに他の態様によるバッテリーパックは、上述したリレー駆動回路診断装置1000を含むことができる。
また、本発明のさらに他の態様によれば、上述したリレー駆動回路診断装置1000は、電気自動車に含まれる。すなわち、本発明のさらに他の態様による電気自動車は、上述したリレー駆動回路診断装置1000を含むことができる。ここで、電気自動車は、電気エネルギーを動力源とする運送手段であり、電気自動車及びハイブリッド自動車を含む。
以上のように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の属する技術分野で通常の知識を持つ者によって本発明の技術思想と特許請求の範囲の均等範囲内で多様な修正及び変形が可能であることは言うまでもない。
一方、本明細書に使用された「〜部」との用語は、論理的な構成単位を示すものであり、物理的に分離可能であるかそれとも物理的に分離されるべき構成要素を示す用語ではなく、それぞれの構成単位が必ず物理的に一つの素子や装置によって具現されるべきものではない点は、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者にとって自明である。
本明細書において、個別的な実施形態として説明された特徴は単一実施形態として結合されて具現され得る。逆に、本明細書で単一実施形態として説明された多様な特徴は、個別的に多様な実施形態として具現されるか、または、適切な部分的組合せによって具現され得る。

Claims (15)

  1. 一端が互いに連結された第1リレーコイル及び第2リレーコイル、一端が前記第1リレーコイル及び前記第2リレーコイルの一端と連結された第1スイッチ、前記第1スイッチの他端に補助電圧を印加する第1電源部、一端が前記第1リレーコイルの他端と連結された第1プルアップ抵抗、前記第1プルアップ抵抗の他端にプルアップ電圧を印加する第2電源部、一端が前記第1リレーコイルの他端及び前記第1プルアップ抵抗の一端と連結された第2スイッチ、一端が前記第2リレーコイルの他端と連結された第2プルアップ抵抗、前記第2プルアップ抵抗の他端に前記プルアップ電圧を印加する第3電源部、一端が前記第2リレーコイルの他端及び前記第2プルアップ抵抗の一端と連結された第3スイッチを含むリレー駆動回路の故障を診断するリレー駆動回路診断装置であって、
    前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの一端に印加された第1測定電圧、第2測定電圧及び第3測定電圧を測定するセンシング部と、
    前記センシング部と動作可能に結合されたプロセッサとを含み、
    前記プロセッサは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチの動作状態を制御し、前記動作状態の制御によって診断回路が形成された状態で前記センシング部から測定された前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の故障を診断する、リレー駆動回路診断装置。
  2. 前記プロセッサは、前記第1スイッチ、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフに制御して前記リレー駆動回路を第1診断回路として形成し、前記第1診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の短絡故障を診断する、請求項1に記載のリレー駆動回路診断装置。
  3. 前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記プルアップ電圧及び前記補助電圧のうち一つ以上とを比べて前記第1スイッチの短絡故障を診断し、前記第2測定電圧と接地電圧とを比べて前記第2スイッチの短絡故障を診断し、前記第3測定電圧と接地電圧とを比べて前記第3スイッチの短絡故障を診断する、請求項2に記載のリレー駆動回路診断装置。
  4. 前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記プルアップ電圧とが同一ではなく、前記第1測定電圧と補助電圧とが同一である場合、前記第1スイッチが短絡故障したと診断し、前記第2測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第2スイッチが短絡故障したと診断し、前記第3測定電圧と接地電圧とが同一である場合、前記第3スイッチが短絡故障したと診断する、請求項3に記載のリレー駆動回路診断装置。
  5. 前記プロセッサは、前記第1スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第2スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第2診断回路として形成し、
    前記第2診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断する、請求項1から4のいずれか一項に記載のリレー駆動回路診断装置。
  6. 前記プロセッサは、前記第2測定電圧と接地電圧とを比べて前記第2スイッチの開放故障を診断する、請求項5に記載のリレー駆動回路診断装置。
  7. 前記プロセッサは、前記第2測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第2スイッチが開放故障したと診断する、請求項6に記載のリレー駆動回路診断装置。
  8. 前記プロセッサは、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第3スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第3診断回路として形成し、
    前記第3診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断する、請求項1から7のいずれか一項に記載のリレー駆動回路診断装置。
  9. 前記プロセッサは、前記第3測定電圧と接地電圧とを比べて前記第3スイッチの開放故障を診断する、請求項8に記載のリレー駆動回路診断装置。
  10. 前記プロセッサは、前記第3測定電圧と接地電圧とが同一ではない場合、前記第3スイッチが開放故障したと診断する、請求項8に記載のリレー駆動回路診断装置。
  11. 前記プロセッサは、前記第2スイッチ及び前記第3スイッチのそれぞれの動作状態をターンオフ状態に制御し、前記第1スイッチの動作状態をターンオン状態に制御して、前記リレー駆動回路を第4診断回路として形成し、
    前記第4診断回路が形成された状態で前記第1測定電圧、前記第2測定電圧及び前記第3測定電圧のうち一つ以上に基づいて、前記リレー駆動回路の開放故障を診断する、請求項1から10のいずれか一項に記載のリレー駆動回路診断装置。
  12. 前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記補助電圧とを比べて前記第1スイッチの開放故障を診断する、請求項11に記載のリレー駆動回路診断装置。
  13. 前記プロセッサは、前記第1測定電圧と前記補助電圧とが同一ではない場合、前記第1スイッチが開放故障したと診断する、請求項11に記載のリレー駆動回路診断装置。
  14. 請求項1〜請求項13のうちいずれか一項に記載のリレー駆動回路診断装置を含むバッテリー管理装置。
  15. 請求項1〜請求項13のうちいずれか一項に記載のリレー駆動回路診断装置を含むバッテリーパック。
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