JP6843366B2 - システムキッチン - Google Patents
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Description
また、出願人は、一般的に、水切りカゴの底部には、水切りカゴの底部から載置部までの高さの2倍の長さより小さい背の高さを有する収納物しか載置、即ち収納されないことに着目した。なぜなら、皿など一般的に水切りカゴの底部に載置して収納される収納物は、水切りカゴの側面に寄りかかるように設置されるため、水切りカゴの底部に、水切りカゴの底部から載置部までの高さ(長さ)より大きい背の高さを有する収納物を載置、即ち収納してしまうと、収納物の寄りかかりにより、水切りカゴがひっくり返ってしまう可能性が高いからである。
そこで、このシステムキッチンによれば、シンク内まで突出している機能水吐出装置における載置部からの高さを水切りカゴの底部から載置部までの高さより大きいものとしたことにより、水切りカゴに背の高い収納物の収納されているときに機能水吐出装置を設置部から略垂直方向を軸に回転させてしまい収納物と機能水吐出装置とが衝突してしまうことで収納物ごと水切りカゴがひっくり返ってしまうことを、抑制できる。
また、機能水吐出装置が設置部から略垂直方向を軸に回転する回転可能範囲は、機能水吐出部がシンク内の上方に位置している範囲としたため、定期吐出モードによって定期的に機能水を吐出する場合であっても、必ずシンク内に機能水が吐出されることなるため、定期吐出モードによって誤ってシンク外に除菌水を吐出してしまい、シンク外が濡れてしまうことを抑制できる。
なお、図2(a)は、水切りカゴが設置されていない図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的斜視図であり、図2(b)は、水切りカゴが設置された図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的斜視図である。
また、図3(a)は、水切りカゴが設置されていない図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的断面図であり、図3(b)は、水切りカゴが設置された図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的断面図である。
また、図4(a)は、水切りカゴが設置されていない図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的上面図であり、図4(b)は、水切りカゴが設置された図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的上面図である。
また、図5は、水切りカゴが設置された図1のシステムキッチンのシンク周りを表す模式的断面図である。
H++e− → 1/2H2↑ ・・・(1)
2OH− → 2e−+H2O+1/2O2↑ ・・・(2)
Cl− → e−+1/2Cl2 ・・・(3)
Cl2+H2O → HClO+H++Cl− ・・・(4)
また、この際、シンク190内まで突出している電解水吐出装置130におけるデッキ部1からの高さを水切りカゴ210の底部からデッキ部1までの高さ(長さ)より大きいもの、即ち、シンク190内まで突出している電解水吐出装置130における水切りカゴ210の底部からの高さを水切りカゴ210の底部(水切りカゴ210において皿やコップなどの収納物が載置される下面)からデッキ部1までの長さの2倍以上の大きさとしたことにより、水切りカゴ210に背の高い収納物の収納されているときに電解水吐出装置130をデッキ部1から略垂直方向を軸に回転させてしまい収納物と電解水吐出装置130とが衝突してしまうことで収納物ごと水切りカゴ210がひっくり返ってしまうことを、抑制できる。
また、電解水吐出装置130がデッキ部1から略垂直方向を軸に回転する回転可能範囲は、電解水吐水部132がシンク190内の上方に位置している範囲としたため、定期吐出モードによって定期的に電解水161を吐出する場合であっても、必ずシンク190内に電解水161が吐出されることなるため、定期吐出モードによって誤ってシンク190外に電解水161を吐出してしまい、シンク190外が濡れてしまうことを抑制できる。
なお、本発明の実施の形態において、「シンク190の上端部と略同一の高さ」および「上下方向においてシンク190の上端部と略同一の位置」とは、シンク190の上端部より3センチメートル上方の位置より低く、シンク190の上端部より3センチメートル下方の位置より高い範囲である、と定義する。
したがって、シンク190の前方に立っている使用者にも、まな板に着水する電解水161がどこに着水しているかがよくわかるようになる。したがって、まな板を動かすことでまな板全体に直接電解水161を着水させやすくなる。
さらにその上で、照射部133が電解水吐出装置130と一体的に設けられているため、電解水吐出装置130の回転に合わせて照射部133も動くことになり、電解水吐出装置130が回転することによって電解水吐水部132の位置が移動した際にも、照射部133は電解水吐水部132から吐出されている電解水161の噴霧範囲(着水範囲)S1より大きな照射範囲S2で且つ噴霧範囲(着水範囲)S1が照射範囲S2の内側に位置するよう光を照射することができる。したがって、まな板に着水する電解水161がどこに着水しているかがよくわかるようになる。したがって、まな板を動かしてまな板全体に直接電解水161を着水させやすくなる。
また、照射部133が電解水吐出装置130と一体的に設けられているため、電解水吐出装置130以外に照射部133を有する装置を別途設ける必要がない。そのため、システムキッチンキッチン100全体をコンパクト化することができ、システムキッチンキッチン100の施工性を向上させることができる。
これに対して、このシステムキッチンによれば、照射部133が電解水吐水部132から離れた位置に設けられているため、照射部133は、電解水吐水部132よりも下方の所定範囲に存在する電解水161に光を照射しやすく、より下方へまな板を誘導しやすい。したがって、電解水161の水はねを抑制できる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- シンクと、
水を吐出可能な水栓装置と、
載置部に載置されることで前記シンク内に設置可能な水切りカゴと、
上方からみて前記シンク内まで突出しており、除菌機能を有する機能水を前記シンク内に設置された前記水切りカゴへ吐出可能な機能水吐出部を有する機能水吐出装置と、
前記機能水吐出装置が設置される設置部と、を備え、
前記設置部は、前記載置部に設けられており、
前記機能水吐出装置は、前記設置部から略垂直方向を軸に少なくとも一定角度以上回転可能であるととともに、一定時間経過後に自動で機能水を霧状に吐出する定期吐出モードを備えており、
前記水切りカゴは、前記シンク内において、前記シンクの上方まで突出している前記機能水吐出装置の下方に設置可能であり、前記載置部に前記水切りカゴを設置した状態で前記水切りカゴに向けて前記定期吐出モードによる定期吐出が実行可能であって、
前記シンクの上方まで突出している前記機能水吐出装置における前記載置部からの高さは、前記載置部に前記水切りカゴを設置した状態における前記水切りカゴの底部から前記載置部までの高さより、大きく、且つ、前記シンクの上方まで突出している前記水栓装置における前記載置部からの高さよりも小さく、且つ、前記載置部に前記水切りカゴを設置した状態における前記水切りカゴの底部から前記載置部までの高さの2倍の長さより小さいことを特徴とするシステムキッチン。 - 前記機能水吐出装置は、
前記設置部から略垂直に立設されている基端部と、
前記機能水吐出部を有し、前記基端部から略水平方向に延設された延設部と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のシステムキッチン。 - 前記機能水吐出装置が前記設置部から略垂直方向を軸に回転する回転可能範囲は、前記機能水吐出部がシンク内の上方に位置している範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステムキッチン。
Priority Applications (1)
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JP2016061021A JP6843366B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | システムキッチン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016061021A JP6843366B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | システムキッチン |
Publications (2)
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JP2017169951A JP2017169951A (ja) | 2017-09-28 |
JP6843366B2 true JP6843366B2 (ja) | 2021-03-17 |
Family
ID=59969808
Family Applications (1)
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JP2016061021A Active JP6843366B2 (ja) | 2016-03-25 | 2016-03-25 | システムキッチン |
Country Status (1)
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- 2016-03-25 JP JP2016061021A patent/JP6843366B2/ja active Active
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