JP6843005B2 - 姿勢変更用マット、及び避難用移動具 - Google Patents
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Description
本発明の実施例1について、図1〜図7に基いて以下に説明する。なお同図において、符号1で指示するものは、マット本体であり、符号2で指示するものは、第一ベルト部材である。また符号3で指示するものは、第二ベルト部材であり、符号4で指示するものは、補強板である。また符号5で指示するものは、ヘッドレストであり、符号6で指示するものは、背当て支持具である。
[1]基本構成について
まず本実施例では、図1及び図2に示すように、姿勢変更用マットのマット本体1を、矩形型の形状から成る軟質の樹脂発泡体から構成している。またこの矩形型のマット本体1の長手側縁部L・Lには、中央付近の位置からマット内側にかけて第一スリット部11・11を形成し、更にこの第一スリット部11・11と一方の短手側縁部S1との中間位置には、マット内側にかけて第二スリット部12・12を設けている。
次に上記姿勢変更用マットの使用方法について図3〜5に基いて説明する。まず図3に示すように、ベッド上(または床上)に敷かれた平板型のマット本体1上に、両脚を伸ばした仰向けの姿勢で被介助者を寝かせる。この際、背当て部B上に被介助者の上半身が、また脚置き部F上に被介助者の下半身が載るように被介助者の身体の位置を調整する。
次に上記姿勢変更用マットの各構成要素について説明する。まずマット本体1の材質に関しては、本実施例では、被介助者が仰向け姿勢や座位姿勢のときに不快や固さを感じず、またマット本体1を屈曲変形させた時に大きな反発力が生じない低反発ウレタンフォームを使用しているが、それ以外の材料を使用することもでき、例えば、軟質の塩化ビニル樹脂発泡体やEVA樹脂発泡体などを使用することもできる。
また上記第一ベルト部材2に関しては、本実施例では合成繊維の糸を織って成る帯材を使用しているが、非伸縮性の帯状または紐状の材料であれば、布製のものだけでなく革製やゴム製のものを使用することもできる。また第一ベルト部材2の両端部に設けられたジョイント具21・21に関しては、本実施例ではプラスチック製のバックル部材を使用しているが、面ファスナやフック部材、釦部材などを使用することもできる。
また上記第二ベルト部材3に関しては、本実施例では第一ベルト部材2と同様、合成繊維の糸を織って成る帯材を使用しているが、非伸縮性の帯状または紐状の材料であれば、布製のものだけでなく革製やゴム製のものを使用することもできる。また第二ベルト部材3の両端部に設けられたジョイント具31・31に関しても、本実施例ではプラスチック製のバックル部材を使用しているが、面ファスナやフック部材、釦部材などを使用することもできる。
また本実施例においては、図2に示すように、上記マット本体1の背当て部Bの裏面および脚置き部Fの裏面に、硬質材料から成る補強板4を固定している。これにより、マット本体1を椅子型に変形させたとき、背当て部Bや脚置き部Fにおける短手方向の中央部(両側以外の部分)の湾曲変形を抑えることができる。なお本実施例では、補強板4の材料として、プラスチック板を使用しているが、硬質材料であれば木板や金属板を使用することもできる。
一方、本実施例では、図1及び図6に示すように、マット本体1とは別体のヘッドレスト5を使用し、このヘッドレスト5をマット本体1の背当て部Bに凹凸嵌合させて固定している。具体的には、平板型の軟質発泡樹脂から成るヘッドレスト5の基部に止着凸部51・51を設け、この止着凸部51・51をマット本体1の背凭れ部Bに設けた嵌込凹部14・14に斜め方向に差し込んでヘッドレスト5をマット本体1に固定している。
他方、本実施例では、図5に示すように、マット本体1を椅子型(背当て部Bを座部Hに対して屈曲させた形態)に変形させたとき、背当て部B下方に配置して取り付けが行える背当て支持具6を使用している。これにより、背当て部Bが倒れなくなるため、マット本体1を椅子型の形態のまま維持することができる。
「避難用移動具の構成と使用方法」
[1]基本構成について
次に本発明の実施例2について図8に基いて説明する。なお図中、符号7で指示するものは、浮き輪であり、符号8で指示するものは、滑走具である。この実施例では、実施例1のマット本体1に加え、所定大きさのリング型の浮き輪7、および硬質材料から成る置き台81を備えた滑走具8を含んで構成している。
なお上記浮き輪7に関しては、軟質の合成樹脂材料やエラストマー材料から成るO型(ドーナツ型)の空気袋を使用することができる。また浮き輪7の大きさは、中央の孔部分にマット本体1を入れ込んだとき、マット本体1の座部Hの両側が浮き輪7の裏側に引っ掛かる程度の大きさであることが好ましく、これにより抜け止め効果が得られるため、移動時の衝撃でマット本体1が浮き輪7から抜けて脱落する危険を防止できる。
また上記滑走具8の置き台81に関しては、本実施例では、移動時の摩擦抵抗を小さくするために表面に凹凸を有するプラスチック板(浴槽の巻き蓋のような形状)を使用しているが、材料には硬質で耐摩耗性が高い材料であればプラスチック材料以外の金属材料などを使用することもできる。また形状に関しても、スキー板のような細長い板体を底部に備えた雪そり型の形状を採用することもできる。
また本実施例では、図8に示すように、被介助者の上半身と下半身の間にクッション具9を配置しており、これにより滑走具8で移動する際、段差等で強い衝撃が生じたとしても膝が上半身にぶつかることがないため、被介助者が怪我をする危険を防止できる。また本実施例では、より安全性を高めるために腕の下にも配置できるU型のクッション具9を使用すると共に、このクッション具9を、両端に取り付けられたベルト部材91・91を図2に示す補強板4に固定したジョイント具92・92に連結してマットに装着している。
11 第一スリット部
11a 端孔部
11b 切欠部
12 第二スリット部
12a 端孔部
12b 切欠部
13 挿通孔
14 嵌込凹部
2 第一ベルト部材
21 ジョイント具
22 長さ調整具
3 第二ベルト部材
31 ジョイント具
32 長さ調整具
4 補強板
41 挿通孔
5 ヘッドレスト
6 背当て支持具
61 止着凸部
62 スリット部
63 挿通孔
64 変形用ベルト
65 長さ調整具
7 浮き輪
8 滑走具
81 置き台
82 牽引部材
9 クッション具
91 ベルト部材
92 ジョイント具
L 長手側縁部
S 短手側縁部
B 背当て部
H 座部
F 脚置き部
M 抜止め用金具
Claims (6)
- 仰向け姿勢から座位姿勢、或いは座位姿勢から仰向け姿勢に姿勢変更を行うための姿勢変更用マットであって、
マット本体(1)が、一対の長手側縁部(L)(L)と短手側縁部(S1)(S2)とを有する矩形型の軟質樹脂発泡体から構成されている一方、
このマット本体(1)の長手側縁部(L)(L)には、中央付近の位置からマット内側にかけて第一スリット部(11)(11)が、またこの第一スリット部(11)(11)と一方の短手側縁部(S1)との中間位置からマット内側にかけて第二スリット部(12)(12)がそれぞれ設けられて、
前記マット本体(1)における第一スリット部(11)(11)と他方の短手側縁部(S2)との間に背当て部(B)、また第一スリット部(11)(11)と第二スリット部(12)(12)との間に座部(H)、また第二スリット部(12)(12)と一方の短手側縁部(S1)との間に脚置き部(F)がそれぞれ形成されており、
更に前記マット本体(1)の背当て部(B)に、ジョイント具(21)(21)を端部に備えた第一ベルト部材(2)、またマット本体(1)の脚置き部(F)に、前記第一ベルト部材(2)のジョイント具(21)(21)と対になるジョイント具(31)(31)を端部に備えた第二ベルト部材(3)が、それぞれ長手側縁部(L)(L)から外側に延びるように付設されて、
これら第一ベルト部材(2)と第二ベルト部材(3)のジョイント具(21)(31)同士が、前記脚置き部(F)を座部(H)に対して屈曲させた状態で連結可能となっていることを特徴とする姿勢変更用マット。 - マット本体(1)の背当て部(B)の裏面、及び脚置き部(F)の裏面に硬質材料から成る補強板(4)が固定されていることを特徴とする請求項1記載の姿勢変更用マット。
- マット本体(1)の材料として低反発ウレタンフォームが使用されていることを特徴とする請求項1または2に記載の姿勢変更用マット。
- マット本体(1)の背当て部(B)を座部(H)に対して屈曲させた状態で、背当て部(B)下方に配置してマット本体(1)に取り付けられる背当て支持具(6)を含んで構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の姿勢変更用マット。
- 背当て支持具(6)が半楕円型の板体を湾曲させた形状を成し、更にこの背当て支持具(6)の両端部に設けられた下向きの止着凸部(61)(61)を、マット本体(1)の座部(H)に形成された嵌込凹部(14)(14)に嵌合させて、背当て支持具(6)がマット本体(1)に取り付け可能となっていることを特徴とする請求項4記載の姿勢変更用マット。
- 請求項1記載の姿勢変更用マットと、この姿勢変更用マットを椅子型の形態で内側に挿入可能なリング型の浮き輪7と、この浮き輪7を載置可能な硬質材料から成る置き台81を備えた滑走具8、或いは前記浮き輪7を載置可能な台車とを含んで構成されていることを特徴とする避難用移動具。
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