JP6841837B2 - 光ファイバリボンの製造方法および光ファイバケーブルの製造方法 - Google Patents

光ファイバリボンの製造方法および光ファイバケーブルの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ファイバリボンの製造方法および光ファイバケーブルの製造方法に関する。
本願は、2016年9月30日に、日本に出願された特願2016−194548号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来から、特許文献1に示されるような光ファイバリボンが知られている。この光ファイバリボンは、複数の光ファイバ着色心線を連結部で互いに連結して形成されている。各光ファイバ着色心線は、光ファイバ裸線と、光ファイバ裸線を覆うプライマリ層と、プライマリ層を覆うセカンダリ層と、セカンダリ層の外側に配置された着色層と、を備えている。プライマリ層は、ヤング率が小さく柔らかい材質で形成されることで、光ファイバ裸線に加わる外力を緩和し、この外力によって光の伝送損失が増加するのを抑えることができる。また、プライマリ層の外側に配置されるセカンダリ層については、ヤング率が大きく硬い材質で形成されることで、光ファイバ裸線およびプライマリ層を外力から保護することができる。さらに、着色層には、光ファイバ着色心線同士を識別するための着色がなされている。
日本国特開2013−134477号公報
ところで、上記したプライマリ層は、UV硬化型樹脂によって形成される場合がある。この場合、プライマリ層となるUV硬化型樹脂にUV光を照射して硬化させた際に、硬化が不十分であることにより、光ファイバリボンの信頼性が低下する可能性があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、プライマリ層がUV硬化型樹脂で形成されている光ファイバリボンの信頼性を確保することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様に係る光ファイバリボンは、複数の光ファイバ着色心線同士を、UV硬化型樹脂により形成された連結部で互いに連結してなる光ファイバリボンであって、前記光ファイバ着色心線はそれぞれ、光ファイバ裸線と、前記光ファイバ裸線を覆うUV硬化型樹脂により形成されたプライマリ層と、前記プライマリ層を覆うUV硬化型樹脂により形成されたセカンダリ層と、前記セカンダリ層の外側に配置され、着色されたUV硬化型樹脂により形成された着色層と、を備え、前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して75%以上となっている。
本発明の上記態様によれば、プライマリ層がUV硬化型樹脂で形成されている光ファイバリボンの信頼性を確保することができる。
本実施形態に係る光ファイバ着色心線の断面図である。 本実施形態に係る光ファイバリボンの構成を説明する図である。 本実施形態に係る光ファイバケーブルの断面図である。
以下、本実施形態に係る光ファイバリボンおよび光ファイバケーブルの構成を、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、図1〜図3では、各構成部材の形状を認識可能とするために縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態に係る光ファイバ着色心線の断面図である。図1に示すように、光ファイバ着色心線1は、光ファイバ裸線2と、プライマリ層3と、セカンダリ層4と、着色層5と、を備えている。
光ファイバ裸線2は、例えば石英系ガラスなどにより形成され、光を伝達する。光ファイバ裸線2のモードフィールド径(MFD)は、例えば波長1310nmの光において8.2〜9.6μmである。プライマリ層3は、UV硬化型樹脂により形成され、光ファイバ裸線2を覆っている。セカンダリ層4は、UV硬化型樹脂により形成され、プライマリ層3を覆っている。着色層5は、着色されたUV硬化型樹脂により形成され、プライマリ層3およびセカンダリ層4の外側に配置されている。
なお、プライマリ層3、セカンダリ層4、および着色層5となるUV硬化型樹脂の具体的な材質は互いに同じであってもよく、それぞれ異なっていてもよい。これらのUV硬化型樹脂としては、例えばアクリレート樹脂などを用いることができる。
図2は、図1の光ファイバ着色心線1を備えた光ファイバリボン51の構成を説明する図である。図2に示すように、光ファイバリボン51は、複数の光ファイバ着色心線1同士を、間隔を空けて配置された連結部115で連結して形成されている。より詳しくは、複数の光ファイバ着色心線1が並べられるとともに、隣り合う光ファイバ着色心線1同士が、連結部115で連結されている。以下、光ファイバ着色心線1が延びる方向を長手方向といい、複数の光ファイバ着色心線が並べられた方向を幅方向という。幅方向は、長手方向に直交する。連結部115は、光ファイバ着色心線1の長手方向に一定間隔をおいて配置されている。隣り合う光ファイバ着色心線1同士を連結する連結部115の位置に対して、当該隣り合う光ファイバ着色心線1の一方とそれに隣り合う他の光ファイバ着色心線1とを連結する連結部115は、長手方向にずれた位置に配置されている。このように、連結部115は、幅方向及び長手方向に対して千鳥状に配置されている。
図2に示すように光ファイバリボン51を形成することで、光ファイバリボン51を丸めて筒状にしたり、折り畳んだりすることができる。このため、複数の光ファイバ着色心線1を高密度に束ねることができる。さらに、隣り合う光ファイバ着色心線1同士が、長手方向に間隔を空けて配置された連結部115によって連結されている。このため、一部の連結部115を剥離させることで容易に特定の光ファイバ着色心線1を取り出すことができる。
連結部115は、UV硬化型樹脂により形成されている。なお、図2の例では、光ファイバリボン51は4本の光ファイバ着色心線1を備えているが、5本以上の光ファイバ着色心線1を用いて光ファイバリボン51を形成してもよい。
光ファイバリボン51は、ルースチューブケーブル、スロット型ケーブル、リボン型センターチューブケーブル、ラッピングチューブケーブル、およびマイクロダクトケーブルなどに用いることができる。マイクロダクトケーブルとは、ルースチューブケーブルの一種であり、細径のルースチューブに光ファイバを高密度に詰め込んだものである。このような構造のため、ルースチューブケーブルでは光ファイバ着色心線1に比較的強い側圧が作用し、マイクロベンドによって光の伝達損失が増加する場合がある。
側圧が作用した際の光の伝達損失を抑えて、耐マイクロベンド特性を向上させるためには、セカンダリ層4または着色層5を硬い材質で形成し、プライマリ層3を柔らかい材質で形成することが有効である。このように、光ファイバ裸線2に接するプライマリ層3を柔らかくし、プライマリ層3の外側に位置するセカンダリ層4または着色層5を硬くすることで、光ファイバ裸線2を外力から効果的に保護することができる。セカンダリ層4若しくは着色層5のヤング率としては、例えば700MPa以上1400MPa以下の範囲であることが好ましい。
図3は、光ファイバリボン51を用いた光ファイバケーブル50の一例を示す図である。この光ファイバケーブル50は、複数の光ファイバリボン51と、結束材53と、ラッピングチューブ54と、筒状のシース55と、一対の抗張力体56と、一対の引き裂き紐57と、を備えている。
結束材53は、光ファイバリボン51を束ねている。ラッピングチューブ54は、結束材53により束ねられた光ファイバリボン51を覆っている。シース55は、光ファイバリボン51をラッピングチューブ54ごと被覆している。一対の抗張力体56は、シース55内に埋設されている。一対の引き裂き紐57は、シース55内の内周面に近接する位置に埋設されている。シース55の外周面のうち、一対の引き裂き紐57が配置された位置の外側にはそれぞれ、マーカ突起58が突設されている。マーカ突起58は、引き裂き紐57に沿って形成されており、引き裂き紐57の埋設位置を示している。なお、光ファイバケーブル50は、ラッピングチューブ54、抗張力体56、引き裂き紐57、およびマーカ突起58を備えていなくてもよい。また、光ファイバケーブル50は、光ファイバリボン51を1つだけ備えていてもよい。
次に、光ファイバケーブル50の製造工程について説明する。
光ファイバケーブル50を製造する際、まず、裸線形成工程が行われる。裸線形成工程では、光ファイバ裸線2が形成される。光ファイバ裸線2は、例えば2000℃程度に熱したガラス母材から引き出されて、所望の外径に形成される。光ファイバ裸線2の外径は、例えば数百μm程度である。
次に、プライマリ層形成工程が行われる。プライマリ層形成工程では、光ファイバ裸線2の周囲に、プライマリ層3となるUV硬化型樹脂を塗布する。その後、塗布したUV硬化型樹脂にUV光を照射して硬化させ、プライマリ層3を形成する。
次に、セカンダリ層形成工程が行われる。セカンダリ層形成工程では、プライマリ層3の周囲にセカンダリ層4となるUV硬化型樹脂を塗布する。その後、塗布したUV硬化型樹脂にUV光を照射して硬化させ、セカンダリ層4を形成する。なお、光ファイバ裸線2の周囲にプライマリ層3となるUV硬化型樹脂を塗布後、その上にセカンダリ層4となるUV硬化型樹脂を続けて塗布し、これにUV光を照射することでプライマリ層3およびセカンダリ層4をまとめて硬化させてもよい。つまり、プライマリ層形成工程およびセカンダリ層形成工程は同時に行われてもよい。
次に、着色層形成工程が行われる。着色層形成工程では、セカンダリ層4の周囲に着色層5となるUV硬化型樹脂を塗布する。その後、塗布したUV硬化型樹脂にUV光を照射して硬化させ、着色層5を形成する。これにより、光ファイバ着色心線1が得られる。
次に、リボン形成工程が行われる。リボン形成工程では、複数の光ファイバ着色心線1に、連結部115となるUV硬化型樹脂を長手方向に間隔を空けて複数個所に塗布する。その後、塗布したUV硬化型樹脂にUV光を照射して硬化させ、連結部115を形成する。これにより、複数の光ファイバ着色心線1が互いに連結されて光ファイバリボン51が得られる。
次に、光ファイバリボン51をシース55の内部に収容することで、光ファイバケーブル50が得られる。
このように、光ファイバリボン51の製造工程では複数回にわたってUV光の照射が行われる。ここで、本願発明者は、プライマリ層形成工程の後の工程でも、プライマリ層3の硬化が進行する場合があることを見出した。詳しくは、プライマリ層形成工程でのプライマリ層3の硬化が不十分であった場合、その後の工程でUV光を照射する際に、セカンダリ層4や着色層5を透過したUV光がプライマリ層3に吸収され、プライマリ層3の硬化が進行する。
このような現象が発生すると、プライマリ層3のヤング率が所望の範囲を超えて硬くなり、プライマリ層3による外力の緩和作用が不十分となることで、光の伝達損失が増加する場合がある。また、プライマリ層3の硬化が不十分であることにより、光ファイバリボン51に水が接触した際に、プライマリ層3が光ファイバ裸線2から剥離したり、プライマリ層3と光ファイバ裸線2との間に水泡が介在して光ファイバ裸線2に側圧を作用させたりしてしまう場合がある。
上記の課題に着目し、光ファイバケーブル50の光の伝達損失や信頼性などについて検証した結果について、表1を用いて説明する。なお、表1に示す各例においては、波長1310nmの光においてMFDが9.1μm、光ファイバ裸線2の外径が125μm、プライマリ層3の外径が190μm、セカンダリ層4の外径が239μm、着色層5の外径が252μm、の光ファイバ着色心線1を用いている。この光ファイバ着色心線1は、例えば国際電気通信連合の電気通信標準化部門(ITU−T:International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)が定めるG652DまたはG657A1に準拠している。なお、上記したプライマリ層3、セカンダリ層4、着色層5の各外径は設計値であり、実際の寸法は±3μm程度の誤差を有する。また、上記寸法などは一例であり、表1に示す各例から得られる結果は、寸法およびMDFを上記の値から変更した光ファイバ着色心線1にも適用することができる。
Figure 0006841837
(定義)
表1の「プライマリヤング率」とは、光ファイバケーブル50の製造工程中の各状態におけるプライマリ層3のヤング率をいう。例えば、「着色前のプライマリヤング率」は、セカンダリ層形成工程後におけるプライマリ層3のヤング率を示す。また、「着色後のプライマリヤング率」は、着色層形成工程後におけるプライマリ層3のヤング率を示す。また、「リボン化後のプライマリヤング率」は、リボン形成工程後におけるプライマリ層3のヤング率を示す。
上記プライマリ層3のヤング率は、光ファイバ裸線2を固定した状態でプライマリ層3に対してせん断応力を与えてひずみを測定し、応力−ひずみ曲線を描くことで求められる。
例えば実施例1のプライマリヤング率に着目すると、着色前は0.50MPaであり、着色後は0.60MPaであり、リボン化後は0.63MPaとなっている。このように、工程が進むごとにプライマリ層3のヤング率が上昇しているのは、セカンダリ層4や着色層5を透過したUV光により、プライマリ層3の硬化が進行していることを意味する。この傾向は、実施例1〜6および比較例1〜5で共通している。
なお、表1では、各プライマリヤング率の数値とともに、硬化度を併記している。硬化度とは、後述する飽和プライマリヤング率の数値に対するプライマリヤング率の割合である。例えば実施例1の着色前のプライマリヤング率は0.50MPaであり、飽和プライマリヤング率は0.70MPaである。このとき、実施例1の着色前の硬化度は、0.50÷0.70≒0.71(71%)と算出できる。従って、実施例1の「着色前のプライマリヤング率」の欄には、0.50MPaの数値とともに、硬化度を意味する71%の数値を併記している。
表1の「飽和プライマリヤング率」は、プライマリ層3の飽和ヤング率を示す。より詳しくは、光ファイバ裸線2にプライマリ層3となるUV硬化型樹脂を塗布した状態で、硬化反応に寄与する波長を含むUV光を、プライマリ層3が完全に硬化するために充分な光量だけ照射した場合のプライマリ層3のヤング率をいう。例えば本実施例では、プライマリ層3となるUV硬化型樹脂に、中心波長が365nm付近にあるUV光を1J/cm照射した場合、それ以上UV光を照射しても、プライマリ層3のヤング率は上昇しなかった。この状態を、プライマリ層3が完全に硬化した状態と定義する。また、上述した「硬化度」は、この飽和ヤング率を基準に算出しているため、各状態におけるプライマリ層3がどの程度硬化しているかを示す指標となる。
表1の「マイクロベンド特性」は、光ファイバ着色心線1の側圧に対する光の伝達の安定性を示している。具体的には、IEC−TR62221 Method−Bにおいて、張力1N、サンドペーパー#360番手、条長600m、ボビンサイズφ400mmの条件で、光ファイバ裸線2中を伝達する光の伝達損失の大きさを測定したものである。
表1の「ケーブル特性」は、光ファイバリボン51を用いて光ファイバケーブルを作成した際の、光の伝達損失の大きさを測定した結果を示している。具体的には、864本の光ファイバ着色心線1を有する光ファイバケーブルにおいて、−40℃〜+85℃の範囲で雰囲気温度を変化させた結果を示している。その結果、波長1550nmの光の伝達損失が0.15dB/km以下であればOK(良好)、それより大きければNG(不良)としている。
なお、先述のマイクロベンド特性の数値が大きい場合、光ファイバ着色心線1に側圧が印加することで光の伝達損失が増大しやすいため、ケーブル特性も低下しやすい。例えば、比較例2は「リボン状態でのマイクロベンド特性」の数値が0.40dB/kmであり表1中で最も大きく、「ケーブル特性」の試験結果も不良となっている。
表1の「リボン60℃温水浸漬試験」は、光ファイバリボン51の水に対する安定性を示すものである。具体的には、12本の光ファイバ着色心線1を有する光ファイバリボン51を60℃の温水に1か月間浸漬した。浸漬した状態で、あるいは温水から取り出した後に、波長1550nmの光の伝達損失が0.05dB/km以下であればOK(良好)、それよりも大きければNG(不良)としている。
(リボン化後のプライマリヤング率)
次に、リボン化後のプライマリヤング率の最適な数値範囲について考察する。
リボン化後のプライマリヤング率が高い場合は、ケーブル化して光ファイバ着色心線1に外力が加わった場合に、光ファイバ裸線2に加わる外力の緩和が不充分となり、光の伝達損失が増加する。また、リボン化後のプライマリヤング率が過剰に低い場合も、外力を受けたプライマリ層3が大きく変形することで、光ファイバ裸線2に加わる外力の緩和が不充分となり、光の伝達損失が増加する。従って、リボン化後のプライマリヤング率の最適な数値範囲は、ケーブル特性の試験結果から判断することができる。
まず、表1において、リボン化後のプライマリヤング率の値が比較的大きい実施例3および比較例1に着目する。リボン化後のプライマリヤング率が0.72MPaである実施例3は、ケーブル特性の試験結果が良好となっている。一方、リボン化後のプライマリヤング率が0.73MPaであり、実施例3の次に大きい比較例1は、ケーブル特性の試験結果が不良となっている。この結果から、リボン化後のプライマリヤング率は、0.72MPa以下であることが好ましい。
次に、表1において、リボン化後のプライマリヤング率の値が比較的小さい実施例4および比較例5に着目する。リボン化後のプライマリヤング率が0.20MPaである実施例4は、ケーブル特性の試験結果が良好となっている。一方、リボン化後のプライマリヤング率が実施例4の次に小さく0.17MPaである比較例5は、ケーブル特性の試験結果が不良となっている。この結果から、リボン化後のプライマリヤング率は0.20MPa以上であることが好ましい。
以上の考察により、リボン化後のプライマリヤング率は0.20MPa以上0.72MPa以下の範囲であることが好ましい。
(リボン化後のプライマリヤング率の飽和プライマリヤング率に対する割合)
次に、リボン化後のプライマリヤング率の飽和プライマリヤング率に対する割合(以下、単に「リボン化後硬化度」という)の最適な数値範囲について考察する。
リボン化後硬化度が低い場合、リボン60℃温水浸漬試験の実施時に、水が光ファイバリボン51に接触することでプライマリ層3が光ファイバ裸線2から剥離し、光の伝達損失が大きくなる。従って、リボン化後硬化度の最適な数値範囲は、リボン60℃温水浸漬試験の結果から判断することができる。
表1において、リボン化後硬化度の値が比較的小さい実施例2および比較例3に着目する。リボン化後硬化度が75%である実施例2は、リボン60℃温水浸漬試験の結果が良好となっている。一方、リボン化後硬化度が実施例2の次に小さく73%である比較例3のリボン60℃温水浸漬試験の結果は不良となっている。この結果から、リボン化後硬化度は75%以上であることが好ましい。
なお、表1におけるリボン化後硬化度の最大値は実施例5の97%であるが、リボン化後硬化度が97%より大きい場合、プライマリ層3が光ファイバ裸線2から剥離するのをより確実に抑えられると考えられる。従って、リボン化後硬化度は97%より大きくてもよい。
(飽和プライマリヤング率)
次に、飽和プライマリヤング率の最適な数値範囲について考察する。
表1の比較例2に着目すると、リボン化後硬化度が92%であり、比較的大きいにもかかわらず、ケーブル特性が不良となっている。これは、飽和プライマリヤング率が1.10MPaであり比較的大きく、硬い材質をプライマリ層3として用いているためであると考えられる。
ここで、表1のうち、飽和プライマリヤング率が比較例2の次に大きいのは、実施例3の0.88MPaであり、実施例3のケーブル特性は良好となっている。
この結果から、プライマリ層3の飽和ヤング率は0.88MPa以下であることが好ましい。
以上説明したように、複数の光ファイバ着色心線1同士が連結されて光ファイバリボン51となった状態におけるプライマリ層3のヤング率を、プライマリ層3の飽和ヤング率に対して75%以上とすることが好ましい。このようにすると、光ファイバリボン51の状態でのプライマリ層3の硬化度が、光ファイバリボン51の特性を満たすのに充分な程度に達する。これにより、光ファイバリボン51が水と接触した際にプライマリ層3が光ファイバ裸線2から剥離するのを抑制することができる。従って、光ファイバリボン51が水と接触することで生じる光の伝送損失の増加を抑えて、信頼性を確保することができる。
また、飽和ヤング率が0.88MPa以下となる材質でプライマリ層3を形成した場合には、プライマリ層形成工程後にプライマリ層3の硬化が進んだとしても、プライマリ層3が、光ファイバリボン51の特性を満たすために充分な柔らかさとなる。従って、光ファイバ裸線2に伝わる外力を緩和して、耐マイクロベンド特性を確保することができる。
また、光ファイバリボン51となった状態におけるプライマリ層3のヤング率を0.72MPa以下とすることにより、光ファイバ着色心線1に側圧が加わった場合に生じる光の伝達損失を抑えて、耐マイクロベンド特性を確保することができる。また、上記ヤング率を0.20MPa以上とすることにより、プライマリ層3が過剰に柔らかいことで光ファイバ裸線2に加わる外力の緩和が不充分となるのを抑えることができる。
また、セカンダリ層4または着色層5のヤング率を700MPa以上1400MPa以下とすることにより、プライマリ層3および光ファイバ裸線2を外力や衝撃などから保護することができる。
また、光ファイバケーブル50は、プライマリ層3のリボン化後硬化度が75%以上である光ファイバリボン51を用いて製造することが好ましい。これにより、例えばシース55内に水が浸入した場合でも、プライマリ層3が光ファイバ裸線2から剥離することを抑え、光ファイバケーブル50の信頼性を確保することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、セカンダリ層4および着色層5を備えた光ファイバ着色心線1について説明したが、着色層5がセカンダリ層4を兼ねることで、プライマリ層3と着色層5とが隣接していてもよい。この場合、着色前のプライマリヤング率は、プライマリ層形成工程後におけるプライマリ層3のヤング率を指す。
また、前記実施形態の光ファイバリボン51は、連結部115が図2のように千鳥状に配置されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、連結部115は千鳥状に配置されていなくてもよいし、複数の光ファイバ着色心線1を連結部115が一体に覆っていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…光ファイバ着色心線 2…光ファイバ裸線 3…プライマリ層 4…セカンダリ層 5…着色層 50…光ファイバケーブル 51…光ファイバリボン 54…ラッピングチューブ 55…シース 56…抗張力体 115…連結部

Claims (6)

  1. 光ファイバ裸線を形成する裸線形成工程と、
    前記光ファイバ裸線の周囲にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射してプライマリ層を形成するプライマリ層形成工程と、
    前記プライマリ層の周囲にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射してセカンダリ層を形成するセカンダリ層形成工程と、
    前記セカンダリ層の周囲にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射して着色層を形成する着色層形成工程と、
    前記裸線形成工程、前記プライマリ層形成工程、前記セカンダリ層形成工程、および前記着色層形成工程を経て形成された複数の光ファイバ着色心線にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射して当該UV硬化型樹脂を硬化させることで複数の前記光ファイバ着色心線同士を連結し、光ファイバリボンを形成するリボン形成工程と、を有し、
    前記プライマリ層は、前記セカンダリ層形成工程、前記着色層形成工程、および前記リボン形成工程において、前記UV光の照射によりさらに硬化され、
    前記着色層形成工程前の前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して74%以下であり、
    前記リボン形成工程後の前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して75%以上であり、
    前記プライマリ層の飽和ヤング率が0.88MPa以下であり、
    前記リボン形成工程後の前記プライマリ層のヤング率が、0.20MPa以上0.72MPa以下である、光ファイバリボンの製造方法。
  2. 前記着色層のヤング率が700MPa以上1400MPa以下である、請求項に記載の光ファイバリボンの製造方法。
  3. 前記セカンダリ層のヤング率が、700MPa以上1400MPa以下である、請求項に記載の光ファイバリボンの製造方法。
  4. 前記リボン形成工程前の前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して75%未満である、請求項1からのいずれか1項に記載の光ファイバリボンの製造方法。
  5. 光ファイバ裸線を形成する裸線形成工程と、
    前記光ファイバ裸線の周囲にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射してプライマリ層を形成するプライマリ層形成工程と、
    前記プライマリ層の周囲にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射して着色層を形成する着色層形成工程と、
    前記裸線形成工程、前記プライマリ層形成工程、および前記着色層形成工程を経て形成された複数の光ファイバ着色心線にUV硬化型樹脂を塗布し、UV光を照射して当該UV硬化型樹脂を硬化させることで複数の前記光ファイバ着色心線同士を連結し、光ファイバリボンを形成するリボン形成工程と、を有し、
    前記プライマリ層は、前記着色層形成工程、および前記リボン形成工程において、前記UV光の照射によりさらに硬化され、
    前記着色層形成工程前の前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して74%以下であり、
    前記リボン形成工程後の前記プライマリ層のヤング率が、前記プライマリ層の飽和ヤング率に対して75%以上であり、
    前記プライマリ層の飽和ヤング率が0.88MPa以下であり、
    前記リボン形成工程後の前記プライマリ層のヤング率が、0.20MPa以上0.72MPa以下である、光ファイバリボンの製造方法。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の光ファイバリボンの製造方法により製造された光ファイバリボンを、シースの内部に収容する工程を有する、光ファイバケーブルの製造方法。
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