JP2004012679A - 視認性細径光ファイバ素線 - Google Patents
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Abstract
【課題】高い視認性を備え、しかも外径を200μm以下の細径とすることができる視認性細径光ファイバ素線を得る。
【解決手段】光ファイバ裸線11上に一次被覆層12を設け、この一次被覆層12上に赤色、青色などの有彩色の着色が施された着色二次被覆層13を設け、外径を200μm以下、好ましくは150〜180μmとする。また、着色を蛍光色とすることがさらに視認性を高める上で好ましい。
【選択図】図1
【解決手段】光ファイバ裸線11上に一次被覆層12を設け、この一次被覆層12上に赤色、青色などの有彩色の着色が施された着色二次被覆層13を設け、外径を200μm以下、好ましくは150〜180μmとする。また、着色を蛍光色とすることがさらに視認性を高める上で好ましい。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバ部品などに用いられる細径光ファイバ素線に関し、その視認性を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ファイバジャイロ、光ファイバセンサなどの光ファイバデバイスには、PANDAファイバなどの光ファイバ素線を巻回したファイバコイルなどの各種の光ファイバ部品が使用されている。
【0003】
このような光ファイバデバイスには小型化の要求がなされており、これに伴って光ファイバ部品についても小型化が必要になってきている。光ファイバ部品の小型化のための一つの手段として、光ファイバ部品を構成する光ファイバ素線を細径化することが考えられる。
【0004】
このため、光ファイバ部品用として、外径200μm以下、例えば外径160μm程度の細径光ファイバ素線が製造されている。しかし、このような細径の光ファイバ素線では、外径が細いうえ、その被覆層の色彩がいわゆるナチュラル色で、白色半透明であるため、視認性に劣り、光ファイバ部品の製造時に非常に見づらいと言う問題があり、作業性を悪化させるとともに光ファイバ素線の端末を探すときに光ファイバ素線を引っ掛けたりする不都合があった。
【0005】
ところで、通常の光ケーブルなどに用いられる外径250μmのシングルモード型などの光ファイバ素線にあっては、光ケーブル内での光ファイバ素線の識別のために着色が施されたものがよく知られている。
図2は、このような着色光ファイバ素線の例を示すもので、図中符号1は光ファイバ裸線を示す。
【0006】
この光ファイバ裸線1は、外径が125μmのものであって、この光ファイバ裸線1上には紫外線硬化型樹脂などからなる厚さ20〜30μmのヤング率0.5〜10MPaの比較的軟らかい一次被覆層2が設けられている。さらに、この一次被覆層2の上には、紫外線硬化型樹脂などからなる厚さ20〜30μmのヤング率10〜200MPaの比較的硬い二次被覆層3が設けられ、この二次被覆層3の上には、着色剤を添加した紫外線硬化型樹脂からなる厚さ5〜10μmの着色層4が設けられたものである。
【0007】
このような構造の着色光ファイバ素線に倣って、外径200μm以下の細径光ファイバ素線にも着色層を設けて、視認性を高めようにすることが考えられるが、着色層を設けることは光ファイバ素線の外径が増大することになり、細径化の目的に反することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本発明における課題は、高い視認性を備え、しかも外径を200μm以下の細径とすることができる視認性細径光ファイバ素線を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、光ファイバ裸線上に一次被覆層および二次被覆層が順次設けられ、二次被覆層に着色が施され、外径が200μm以下であることを特徴とする視認性細径光ファイバ素線である。
【0010】
請求項2にかかる発明は、着色が有彩色であることを特徴とする請求項1に記載の視認性細径光ファイバ素線である。
請求項3にかかる発明は、着色が蛍光色であることを特徴とする請求項1または2に記載の視認性細径光ファイバ素線である。
請求項4にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の視認性細径光ファイバ素線が用いられてなることを特徴とする光ファイバ部品である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の視認性細径光ファイバ素線の一例を示すもので、図中符号11は、光ファイバ裸線を示す。この光ファイバ裸線11は、通常の光ファイバ裸線11よりも細径であって、外径70〜100μm程度となっている。
【0012】
この光ファイバ裸線11上には、一次被覆層12が設けられている。この一次被覆層12は、紫外線硬化型樹脂などからなるヤング率0.5〜10MPaの比較的軟らかい樹脂被覆層であって、その厚さは20〜25μm程度となっている。この一次被覆層12上には、着色二次被覆層13が設けられている。
【0013】
この着色二次被覆層13は、染料、顔料などの種々の色彩の着色剤が添加された紫外線硬化型樹脂などからなるヤング率10〜200MPaの比較的硬い着色された樹脂被覆層であり、その厚さが17〜25μm程度のものである。
そして、この視認性細径光ファイバ素線の仕上外径は、200μm以下、好ましくは150〜180μmとなっている。
【0014】
上記着色二次被覆層13の色調、換言すればこの視認性細径光ファイバ素線の色調は、赤色、青色、緑色、黄色などの有彩色が好ましく、さらには蛍光を発する蛍光色であることが一層視認性が向上して好ましい。白色、黒色は視認性が劣り、特に白色は視認性が大きく劣るため、避けることが望ましい。
【0015】
上記着色二次被覆層13の形成は、未硬化の紫外線硬化型樹脂液に、例えばカラーインデックスナンバー ピグメントレッド108などの顔料を0.1〜0.5wt%程度添加、混合したものを、コーティングダイスにより一次被覆層12上に塗布し、紫外線照射などにより硬化せしめて行うことができる。
【0016】
このような視認性細径光ファイバ素線にあっては、細径にもかかわらず、着色二次被覆層13により優れた視認性を発揮し、光ファイバ部品用光ファイバ素線などとして好適なものとなる。
例えば、外径150〜180μmの視認性細径光ファイバ素線を白色紙上に置き、正常視力を有する者が紙面から30cm離れて見ても、その存在を視認することができる。
【0017】
また、白色紙を背景として、同様の視認性細径光ファイバ素線を空間に吊し、正常視力を有する者が視認性細径光ファイバ素線から30cm離れて見ても、その存在を視認することが可能である。
このため、この視認性細径光ファイバ素線を用いて光ファイバ部品を作製する際に、素線を容易に確認することができ、作業性が低下することが防止できる。
【0018】
さらに、この視認性細径光ファイバ素線では、着色層を有しないので、着色層を設けることによる外径の増大がなく、細径化に反することがなく、十分細いものとすることができ、光ファイバ部品の小型化に寄与する。
また、着色層の塗布工程が不要なので、着色を施すことによる製造コストの増加もほとんど生じない。
【0019】
本発明の光ファイバ部品は、このような視認性細径光ファイバ素線を使用したもので、具体的にはこの視認性細径光ファイバ素線をボビンに巻回したファイバコイルなどである。
このような光ファイバ部品では、光ファイバ素線が細径であるので、小型化が達成でき、しかもその加工時において光ファイバ素線を視認しつつ作業を進めることができ、作業性が低下することがないものとなる。
【0020】
以下、具体例を示す。
外径80μmの光ファイバ裸線11上にウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる外径125μmの一次被覆層12を設け、この一次被覆層12上に赤色顔料を添加したウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる赤色の外径165μmの二次被覆層13を設けて、この発明の視認性細径光ファイバ素線を作製した。
【0021】
同様にして、青色顔料を添加したウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる青色の二次被覆層13を有する視認性細径光ファイバ素線と、緑色の二次被覆層13を有する視認性細径光ファイバ素線を作製した。
また、比較のため、顔料を添加しないウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなるナチュラル色の二次被覆層13を有する外径165μmの細径光ファイバ素線を作製した。
【0022】
これら4種の細径光ファイバ素線を白色紙上に置き、視力1.2のパネラー10名が紙面から30cm離れて見たところ、パネラー全員が赤色、青色および緑色に着色した3種の視認性細径光ファイバ素線を視認できたが、ナチュラル色の細径光ファイバ素線は視認することができなかった。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の視認性細径光ファイバ素線によれば、外径が200μm以下と細径にもかかわらず、その視認性が優れ、この素線を取り扱う際の作業性が良好となる。また、通常の着色光ファイバ素線と異なり、二次被覆層上に着色層を設けるものではないので、これによる外径の増大がなく、細径化に反することもなく、製造コストが増加することもないなどの効果が得られる。
【0024】
また、本発明の光ファイバ部品にあっては、これに使用される視認性細径光ファイバ素線が外径200μm以下の細径の素線であるため、小型化が達成される。しかも、その素線の視認性が高いので、その製造時の作業性の低下のないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視認性細径光ファイバ素線の一例を示す概略断面図である。
【図2】従来の着色光ファイバ素線の例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11・・・光ファイバ裸線、12・・・一次被覆層、13・・・着色二次被覆層
【発明の属する技術分野】
この発明は、光ファイバ部品などに用いられる細径光ファイバ素線に関し、その視認性を高めるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ファイバジャイロ、光ファイバセンサなどの光ファイバデバイスには、PANDAファイバなどの光ファイバ素線を巻回したファイバコイルなどの各種の光ファイバ部品が使用されている。
【0003】
このような光ファイバデバイスには小型化の要求がなされており、これに伴って光ファイバ部品についても小型化が必要になってきている。光ファイバ部品の小型化のための一つの手段として、光ファイバ部品を構成する光ファイバ素線を細径化することが考えられる。
【0004】
このため、光ファイバ部品用として、外径200μm以下、例えば外径160μm程度の細径光ファイバ素線が製造されている。しかし、このような細径の光ファイバ素線では、外径が細いうえ、その被覆層の色彩がいわゆるナチュラル色で、白色半透明であるため、視認性に劣り、光ファイバ部品の製造時に非常に見づらいと言う問題があり、作業性を悪化させるとともに光ファイバ素線の端末を探すときに光ファイバ素線を引っ掛けたりする不都合があった。
【0005】
ところで、通常の光ケーブルなどに用いられる外径250μmのシングルモード型などの光ファイバ素線にあっては、光ケーブル内での光ファイバ素線の識別のために着色が施されたものがよく知られている。
図2は、このような着色光ファイバ素線の例を示すもので、図中符号1は光ファイバ裸線を示す。
【0006】
この光ファイバ裸線1は、外径が125μmのものであって、この光ファイバ裸線1上には紫外線硬化型樹脂などからなる厚さ20〜30μmのヤング率0.5〜10MPaの比較的軟らかい一次被覆層2が設けられている。さらに、この一次被覆層2の上には、紫外線硬化型樹脂などからなる厚さ20〜30μmのヤング率10〜200MPaの比較的硬い二次被覆層3が設けられ、この二次被覆層3の上には、着色剤を添加した紫外線硬化型樹脂からなる厚さ5〜10μmの着色層4が設けられたものである。
【0007】
このような構造の着色光ファイバ素線に倣って、外径200μm以下の細径光ファイバ素線にも着色層を設けて、視認性を高めようにすることが考えられるが、着色層を設けることは光ファイバ素線の外径が増大することになり、細径化の目的に反することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本発明における課題は、高い視認性を備え、しかも外径を200μm以下の細径とすることができる視認性細径光ファイバ素線を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、
請求項1にかかる発明は、光ファイバ裸線上に一次被覆層および二次被覆層が順次設けられ、二次被覆層に着色が施され、外径が200μm以下であることを特徴とする視認性細径光ファイバ素線である。
【0010】
請求項2にかかる発明は、着色が有彩色であることを特徴とする請求項1に記載の視認性細径光ファイバ素線である。
請求項3にかかる発明は、着色が蛍光色であることを特徴とする請求項1または2に記載の視認性細径光ファイバ素線である。
請求項4にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の視認性細径光ファイバ素線が用いられてなることを特徴とする光ファイバ部品である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の視認性細径光ファイバ素線の一例を示すもので、図中符号11は、光ファイバ裸線を示す。この光ファイバ裸線11は、通常の光ファイバ裸線11よりも細径であって、外径70〜100μm程度となっている。
【0012】
この光ファイバ裸線11上には、一次被覆層12が設けられている。この一次被覆層12は、紫外線硬化型樹脂などからなるヤング率0.5〜10MPaの比較的軟らかい樹脂被覆層であって、その厚さは20〜25μm程度となっている。この一次被覆層12上には、着色二次被覆層13が設けられている。
【0013】
この着色二次被覆層13は、染料、顔料などの種々の色彩の着色剤が添加された紫外線硬化型樹脂などからなるヤング率10〜200MPaの比較的硬い着色された樹脂被覆層であり、その厚さが17〜25μm程度のものである。
そして、この視認性細径光ファイバ素線の仕上外径は、200μm以下、好ましくは150〜180μmとなっている。
【0014】
上記着色二次被覆層13の色調、換言すればこの視認性細径光ファイバ素線の色調は、赤色、青色、緑色、黄色などの有彩色が好ましく、さらには蛍光を発する蛍光色であることが一層視認性が向上して好ましい。白色、黒色は視認性が劣り、特に白色は視認性が大きく劣るため、避けることが望ましい。
【0015】
上記着色二次被覆層13の形成は、未硬化の紫外線硬化型樹脂液に、例えばカラーインデックスナンバー ピグメントレッド108などの顔料を0.1〜0.5wt%程度添加、混合したものを、コーティングダイスにより一次被覆層12上に塗布し、紫外線照射などにより硬化せしめて行うことができる。
【0016】
このような視認性細径光ファイバ素線にあっては、細径にもかかわらず、着色二次被覆層13により優れた視認性を発揮し、光ファイバ部品用光ファイバ素線などとして好適なものとなる。
例えば、外径150〜180μmの視認性細径光ファイバ素線を白色紙上に置き、正常視力を有する者が紙面から30cm離れて見ても、その存在を視認することができる。
【0017】
また、白色紙を背景として、同様の視認性細径光ファイバ素線を空間に吊し、正常視力を有する者が視認性細径光ファイバ素線から30cm離れて見ても、その存在を視認することが可能である。
このため、この視認性細径光ファイバ素線を用いて光ファイバ部品を作製する際に、素線を容易に確認することができ、作業性が低下することが防止できる。
【0018】
さらに、この視認性細径光ファイバ素線では、着色層を有しないので、着色層を設けることによる外径の増大がなく、細径化に反することがなく、十分細いものとすることができ、光ファイバ部品の小型化に寄与する。
また、着色層の塗布工程が不要なので、着色を施すことによる製造コストの増加もほとんど生じない。
【0019】
本発明の光ファイバ部品は、このような視認性細径光ファイバ素線を使用したもので、具体的にはこの視認性細径光ファイバ素線をボビンに巻回したファイバコイルなどである。
このような光ファイバ部品では、光ファイバ素線が細径であるので、小型化が達成でき、しかもその加工時において光ファイバ素線を視認しつつ作業を進めることができ、作業性が低下することがないものとなる。
【0020】
以下、具体例を示す。
外径80μmの光ファイバ裸線11上にウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる外径125μmの一次被覆層12を設け、この一次被覆層12上に赤色顔料を添加したウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる赤色の外径165μmの二次被覆層13を設けて、この発明の視認性細径光ファイバ素線を作製した。
【0021】
同様にして、青色顔料を添加したウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる青色の二次被覆層13を有する視認性細径光ファイバ素線と、緑色の二次被覆層13を有する視認性細径光ファイバ素線を作製した。
また、比較のため、顔料を添加しないウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなるナチュラル色の二次被覆層13を有する外径165μmの細径光ファイバ素線を作製した。
【0022】
これら4種の細径光ファイバ素線を白色紙上に置き、視力1.2のパネラー10名が紙面から30cm離れて見たところ、パネラー全員が赤色、青色および緑色に着色した3種の視認性細径光ファイバ素線を視認できたが、ナチュラル色の細径光ファイバ素線は視認することができなかった。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の視認性細径光ファイバ素線によれば、外径が200μm以下と細径にもかかわらず、その視認性が優れ、この素線を取り扱う際の作業性が良好となる。また、通常の着色光ファイバ素線と異なり、二次被覆層上に着色層を設けるものではないので、これによる外径の増大がなく、細径化に反することもなく、製造コストが増加することもないなどの効果が得られる。
【0024】
また、本発明の光ファイバ部品にあっては、これに使用される視認性細径光ファイバ素線が外径200μm以下の細径の素線であるため、小型化が達成される。しかも、その素線の視認性が高いので、その製造時の作業性の低下のないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視認性細径光ファイバ素線の一例を示す概略断面図である。
【図2】従来の着色光ファイバ素線の例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
11・・・光ファイバ裸線、12・・・一次被覆層、13・・・着色二次被覆層
Claims (4)
- 光ファイバ裸線上に一次被覆層および二次被覆層が順次設けられ、二次被覆層に着色が施され、外径が200μm以下であることを特徴とする視認性細径光ファイバ素線。
- 着色が有彩色であることを特徴とする請求項1に記載の視認性細径光ファイバ素線。
- 着色が蛍光色であることを特徴とする請求項1または2に記載の視認性細径光ファイバ素線。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の視認性細径光ファイバ素線が用いられてなることを特徴とする光ファイバ部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164241A JP2004012679A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 視認性細径光ファイバ素線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002164241A JP2004012679A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 視認性細径光ファイバ素線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004012679A true JP2004012679A (ja) | 2004-01-15 |
Family
ID=30432439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002164241A Withdrawn JP2004012679A (ja) | 2002-06-05 | 2002-06-05 | 視認性細径光ファイバ素線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004012679A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7850372B2 (en) | 2008-02-25 | 2010-12-14 | Fujikura Ltd. | Optical connector with optical fiber |
JP2012508395A (ja) * | 2008-11-07 | 2012-04-05 | ドラカ・コムテツク・ベー・ベー | 小径光ファイバ |
JP2013221978A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ |
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KR20190043580A (ko) * | 2016-09-30 | 2019-04-26 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 광섬유 리본, 광섬유 케이블, 및 광섬유 리본의 제조 방법 |
-
2002
- 2002-06-05 JP JP2002164241A patent/JP2004012679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008083514A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Fujikura Ltd | 細径光ファイバ |
US7850372B2 (en) | 2008-02-25 | 2010-12-14 | Fujikura Ltd. | Optical connector with optical fiber |
WO2009113361A1 (ja) * | 2008-03-14 | 2009-09-17 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ心線 |
JP2009222855A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ心線 |
US8295666B2 (en) | 2008-03-14 | 2012-10-23 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Coated optical fibers |
US9244220B2 (en) | 2008-11-07 | 2016-01-26 | Drake Comteq, B.V. | Reduced-diameter optical fiber |
JP2012508395A (ja) * | 2008-11-07 | 2012-04-05 | ドラカ・コムテツク・ベー・ベー | 小径光ファイバ |
US8600206B2 (en) | 2008-11-07 | 2013-12-03 | Draka Comteq, B.V. | Reduced-diameter optical fiber |
JP2013221978A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光ファイバ |
KR20190041007A (ko) * | 2016-09-30 | 2019-04-19 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 광섬유 착색 심선, 광섬유 케이블 및 광섬유 착색 심선의 제조 방법 |
KR20190043580A (ko) * | 2016-09-30 | 2019-04-26 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 광섬유 리본, 광섬유 케이블, 및 광섬유 리본의 제조 방법 |
US10908373B2 (en) | 2016-09-30 | 2021-02-02 | Fujikura Ltd. | Optical fiber ribbon, optical fiber cable, and method of manufacturing optical fiber ribbon |
KR102325812B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2021-11-11 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 광섬유 착색 심선, 광섬유 케이블 및 광섬유 착색 심선의 제조 방법 |
KR102326802B1 (ko) * | 2016-09-30 | 2021-11-15 | 가부시키가이샤후지쿠라 | 광섬유 리본, 광섬유 케이블, 및 광섬유 리본의 제조 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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