JP2006235200A - 光ファイバ心線 - Google Patents

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史紀 中嶋
Masayoshi Tsukamoto
昌義 塚本
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徹也 安冨
Yoshitoshi Hayashizu
好寿 林津
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Abstract

【課題】従来の外径0.25mm光ファイバ素線よりハンドリング性に優れ、容易に0.25mmの単心線に被覆除去することが可能で、UVオーバーコート被覆除去時に0.25mm光ファイバ心線を傷つけることなく、さらに直接樹脂被覆されて形成される光ファイバケーブルに使用しても、一連の必要な特性を長期に安定して保つことができる光ファイバ心線を提供する。
【解決手段】ガラスファイバと、ガラスファイバの周りに形成され、外径が0.2mm以上0.3mm以下である第1の紫外線硬化型樹脂被覆と、第1の紫外線硬化型樹脂被覆の周りに形成されたフィラーが10wt%〜35wt%の範囲内で配合され、外径が0.4mm以上0.7mm以下である第2の紫外線硬化型樹脂被覆を備えた光ファイバ心線。
【選択図】図1

Description

本発明は、外径0.4mm以上の光ファイバ心線に関し、特に、外被の被覆除去性、配線作業などのハンドリングに優れ、かつ、浸水などの布設環境の影響に対しても対応が可能な信頼性に優れた光ファイバ心線に関する。
一般に、光ファイバ心線は、0.125mm径のガラスファイバの周りに紫外線硬化型樹脂(以下、UV樹脂と称す)を被覆して、外径0.25mmの光ファイバ素線として形成される。この0.25mm光ファイバ素線は通常5μm程度のUV着色層を有し、0.25mm着色素線とも呼ばれている。従来、上述した0.25mm着色素線を複数本並列に並べて、その周りにさらにUV樹脂で一括被覆補強して形成された、光ファイバテープ心線が使用されている。
このように形成されたテープ心線の場合は、テープ心線から0.25mmの単心線を取り出す作業が困難なことや、取り出した単心線が細いためハンドリング性や識別性が良くないため、布設作業での時間がかかるという問題があった。布設作業性を向上させるために、外形0.25mmの光ファイバ素線の外周にさらにUV樹脂を被覆した光ファイバ単心線が特許文献1に開示されている。
また、一次被覆の上に更に二次被覆を施した外径0.9mmの光ファイバ心線が特許文献2に開示されている。即ち、開示されている光ファイバ心線は、一次被覆、二次被覆の同時除去性、二次被覆の難燃性を向上させるために、ポリオレフィンを主成分とする二次被覆に水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウムを添加させた光ファイバ心線である。
特開平10−115737 特開2001−083380
従来の0.25mm素線の外周にさらにUV樹脂を被覆した光ファイバ心線は、特許文献1に示すように、0.25mm素線の外側に被覆されたUV樹脂被覆(以下、UVオーバーコート層と称す)を容易に除去することができるために、UV樹脂被覆にシリコーン化合物などを含有させているものが一般的であった。一方、近年ではFTTH(Fiber to the home)の要求が高まり、光ファイバ素線をテンションメンバと共にポリエチレンなどの樹脂で一括被覆した光ドロップケーブルの需要が急増している。
上述した0.25mm素線の外周に紫外線硬化型樹脂オーバーコート層を被覆した単心線を、光ドロップケーブルなどのように、直接、心線上に樹脂被覆がされるケーブルに適用する場合には、0.25mm素線との剥離性を向上させるために含有させたシリコーン化合物が、ケーブル被覆樹脂へ移行して、0.25mm素線とUVオーバーコート層の界面で減少する。その結果、0.25mm素線とUVオーバーコート層の密着力が向上して、UVオーバーコート層の除去が困難になるという問題があった。
また、特許文献2に開示された光ファイバ心線においては、上述したように、その目的効果は一次被覆、二次被覆の同時除去という点にあり、二次被覆であるUVオーバーコート層のみを効率的に除去するための構成については、何ら開示されておらず、従って、二次被覆であるUVオーバーコート層のみを効率的に除去できるか否か全く不明である。
従って、この発明の目的は、従来の外径0.25mm光ファイバ素線よりハンドリング性に優れ、容易に0.25mmの単心線に被覆除去することが可能で、UVオーバーコート被覆除去時に0.25mm光ファイバ心線を傷つけることなく、さらに直接樹脂被覆されて形成される光ファイバケーブルに使用しても、一連の必要な特性を長期に安定して保つことができる光ファイバ心線を
提供することにある。
上述した従来の光ファイバ心線の問題を解決するため、鋭意研究を重ねた。その結果、ガラスファイバと、ガラスファイバの周りに形成され第1の紫外線硬化型樹脂被覆からなる光ファイバ素線の外径を0.2mm以上、0.3mm以下とし、更にその周りに、フィラーが10wt%〜35wt%の範囲内で配合され、外径が0.4mm以上0.7mm以下になるように第2の紫外線硬化型樹脂被覆を形成すると、従来の外径0.25mm光ファイバ素線よりハンドリング性に優れ、容易に0.25mmの単心線に被覆除去することが可能で、UVオーバーコート被覆除去時に0.25mm光ファイバ心線も傷つけることなく、さらに直接樹脂被覆されて形成される光ファイバケーブルに使用しても、一連の必要な特性を長期に安定して保つことができることが判明した。
この発明は、上述した研究結果に基づいてなされたものであって、この発明の光ファイバ心線の第1の態様は、ガラスファイバと、前記ガラスファイバの周りに形成され、外径が0.2mm以上、0.3mm以下である第1の紫外線硬化型樹脂被覆と、前記第1の紫外線硬化型樹脂被覆の周りに形成されたフィラーが10wt%〜35wt%の範囲内で配合され、外径が0.4mm以上、0.7mm以下である第2の紫外線硬化型樹脂被覆を備えた光ファイバ心線である。
この発明の光ファイバ心線の第2の態様は、前記フィラーは水酸化マグネシウム及び/又は水酸化アルミニウムからなっていることを特徴とする、光ファイバ心線である。
この発明の光ファイバ心線の第3の態様は、前記フィラーの平均粒径は1μm以上5μm以下であることを特徴とする、光ファイバ心線である。
この発明の光ファイバ心線の第4の態様は、前記第2の紫外線硬化型樹脂被覆は、引っ張り弾性率が100MPa以上300MPa以下であることを特徴とする、光ファイバ心線である。
この発明の光ファイバ心線の第5の態様は、前記第2の紫外線硬化型樹脂被覆の被覆除去力が除去速度10cm/minのとき4N/5cm〜8N/5cmであることを特徴とする、光ファイバ心線である。
本発明の光ファイバ心線によると、従来の外径0.25mm光ファイバ素線よりハンドリング性に優れた0.4mm以上のUVオーバーコート光ファイバ心線を得ることができる。このUVオーバーコート光ファイバ心線は、容易に外径0.25mmの単心線に被覆除去することが可能で、UVオーバーコート被覆除去時に0.25mm光ファイバ心線も傷つけることなく、さらに直接樹脂被覆されて形成される光ファイバケーブルに使用しても一連の必要な特性を長期に安定して保つことができる。
本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明し、更に、実施例、比較例を示して詳細に説明する。
本発明では、一般的な光ファイバ心線として、0.125mm径のガラスファイバに引っ張り弾性率0.1MPa〜10MPa程度の一次被覆層を30μm程度被覆し、さらにその周囲に引っ張り弾性率400MPa〜1000MPa程度の紫外線硬化型樹脂を被覆(即ち、第1の紫外線硬化型樹脂被覆)して形成した外径0.25mmの光ファイバ素線上に、さらに紫外線硬化型樹脂を被覆(即ち、第2の紫外線硬化型樹脂被覆)して形成した外径0.4mm以上の光ファイバ心線であって、0.25mm径の光ファイバ素線の外周に施される、紫外線硬化型樹脂被覆層(即ち、UVオーバーコート層)に水酸化マグネシウムおよび/または水酸化アルミニウムが10wt%〜35wt%配合されている光ファイバ心線である。
水酸化マグネシウムおよび/または水酸化アルミニウムが10wt%未満の場合には、0.25mm光ファイバ素線の除去性が著しく悪くなり、好ましくない。一方、水酸化マグネシウムおよび/または水酸化アルミニウムが35wt%を超えると、フィラー入り紫外線硬化型樹脂被覆を施す際の製造性が著しく劣り、好ましくない。
第2の紫外線硬化型樹脂被覆は厚さが0.05〜0.2mm程度であるからフィラー径は1〜5μmが好ましく、かかる粒径を実現するために、フィラーとしては水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウムを使用するのが粒径の調整が容易で好適である。
このようなフィラーを含有した第2の紫外線硬化型樹脂被覆と第1の硬化型樹脂被覆との界面状態はシリコーン化合物が存在しなくても良好な剥離性を示す。したがって、かかる光ファイバ心線を、ポリエチレンを主成分としたシースで被覆した場合であっても、シリコーン化合物のポリエチレン層への移行による剥離性の悪化という問題が生じない。
また、上述した水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムの平均粒径は1〜5μmであることが望ましい。水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムの平均粒径が1μm未満では、紫外線硬化型樹脂液中でフィラーの凝集が発生し、好ましくない。一方、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムの平均粒径が5μmを超えると、被覆製造時に光ファイバ心線の外径の変動が大きくなり、好ましくない。
また、外径0.25mmの光ファイバ素線上に被覆される紫外線硬化型樹脂の引っ張り弾性率は100MPa〜300MPaの範囲であることが望ましい。紫外線硬化型樹脂の引っ張り弾性率は50MPa未満では、光ファイバ心線の耐水特性が悪くなり、好ましくない。一方、紫外線硬化型樹脂の引っ張り弾性率が300MPaを超えると被覆除去時に内部0.25mm素線に傷が発生し易くなり、好ましくない。
さらには、0.25mmの光ファイバ素線上にされる紫外線硬化型樹脂を筒状に除去する際の被覆除去力が4N/5cm〜8N/5cmであることが必要である。被覆除去力が4N/5cm未満では、光ファイバ心線の耐水特性が悪く、好ましくない。一方、被覆除去力が8N/5cmを超えると被覆除去時に内部0.25mm素線に傷が発生し易くなり、好ましくない。
なお、0.25mm素線はその外周に5μm程度以下の厚さのUV着色層を施しているのが一般的であり、該UV着色層にシリコーン化合物系などの剥離剤を含有してもよい。また、UVオーバーコート層自体も識別性を良好にするため着色することも可能であり、UVオーバーコート層の外周にさらにUV着色層を設けても良い。
本発明によるUVオーバーコートを施した単心光ファイバは、外径は、特に制限はないが、ハンドリング性を向上するためには0.4mm以上が好ましく、該心線を使用した光ケーブルサイズが必要以上に大きくならないようにするためには、外径は0.7mm以下が好ましい。
さらに、UVオーバーコート樹脂の耐水性向上や粒子の分散性向上のために、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムがビニルシランやステアリン酸でなどで適宜表面処理することも可能である。
また、UVオーバーコート樹脂には従来のUVオーバーコート樹脂のようにシリコーン系化合物などの剥離剤等を含有しても良い。
図1は、本発明の光ファイバ心線の一実施形態を示す図である。図1に示すように、この発明の光ファイバ単心線1は、外径0.125mmガラスファイバ2の周囲にUV樹脂被覆した0.25mm素線3であり、5μm程度のUV樹脂着色被覆層4を施したもののさらに外周に、本発明の水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシウムを含有したUVオーバーコート層5を設けたものである。
種々のUVオーバーコート層を使用して、図1に示す構成の、UVオーバーコート層の外径0.5mmのSM型光ファイバ心線を試作し、それらの性能の評価を行った。
評価・測定方法については以下の通り実施した。
引張弾性率は、試作したUVオーバーコート心線から、中心に位置する0.25mm光ファイバ素線を取り除いて得られる筒状サンプルを使用し、速度1mm/minで、引張試験機により引っ張ったときの伸び-歪み曲線の傾きによって求めた。
UVオーバーコート被覆除去力については、試作したUVオーバーコート心線の端末から5cmの部分において、被覆除去具(Micro−Strip、Micro Electronics, Inc 製)を使用して、UVオーバーコート被覆を除去する際の最大荷重を、引っ張り試験機にて、速度100mm/minで測定した。
被覆除去性については、試作した光ファイバ心線を用いて、図2に示す光ファイバケーブルを試作し、この光ファイバケーブルを85℃、85%の環境で30日間エージングを行った。その後、図2に示すケーブル内から光ファイバ心線を取り出し、オーバーコート被覆5cmを前記被覆除去具で人手により常温および−20℃の低温で20回除去し、除去後の0.25mm着色素線を観察し、UV着色層のキズがないものを合格(○)とし、キズのあるものを不合格(×)とした。
伝送特性は、光ファイバ心線製造後のボビン巻き状態で1550nmの波長で測定し、伝送損失が0.3dB/km以下のものを合格(○)とし、それより大きいものを不合格(×)とした。
温度特性は、試作光ファイバ心線500mを、−30〜70℃の環境で、測定波長1550nmの損失変動を測定し、損失変動が0.3dB/km以下のものを合格(○)とし、それより大きいものを不合格(×)とした。
浸水特性については、試作光ファイバ心線500mを60℃温水中に1週間放置し、測定波長1550nmの損失変動が0.3dB/km以下のものを合格(○)とし、それより大きいものを不合格(×)とした。
外観については、手触り、目視にて観測し、光ファイバ心線の表面にコブ、ざらつきのないものを合格(○)、あるものを不合格(×)とした。
製造性については、光ファイバ心線コーティング装置を使用しUV樹脂塗布およびUV硬化を行い、外径変動が10%以下のものを合格(○)とし、それより大きいものを不合格(×)とした。
以下、本発明による実施例を表1に、比較例を表2にそれぞれ示す。
実施例1から3においては、第2の紫外線硬化型樹脂被覆にフィラーとして水酸化アルミニウムを、この発明の範囲内である10から34wt%含有している。実施例4は、第2の紫外線硬化型樹脂被覆にフィラーとして水酸化マグネシウムを、この発明の範囲内である20wt%含有している。実施例5においては、第2の紫外線硬化型樹脂被覆にフィラーとして水酸化アルミニウムを10wt%含有し、そして、水酸化マグネシウムを5wt%含有、即ち、合計15wt%含有している。フィラーの平均粒径は、実施例1から5において、この発明の範囲内である1μm、または、3μmである。
本発明の構成によると、実施例1から5に示すように、UVオーバーコート光ファイバ心線にポリエチレンなどの樹脂被覆がされたものでも、長期使用およびその後の低温状態などの露悪環境でも安定したUVオーバーコート被覆除去性を保ち、伝送特性にも優れ、ハンドリング性の良い光ファイバ心線を得ることができる。
これに対し、比較例1では、第2の紫外線硬化型樹脂被覆にフィラーとして水酸化アルミニウムおよび水酸化マグネシウムを含有していない。比較例1では、更に、UVオーバーコートの引張弾性率がこの発明の範囲を超えて500MPaと大きく、被覆除去力もこの発明の範囲を超えて10N/cmより大きいため、被覆除去時に0.25mm着色素線にキズが入ってしまった。比較例2では引張弾性率、被覆除去力は要件を満たしているが、第2の紫外線硬化型樹脂被覆にフィラーとして水酸化アルミニウムおよび水酸化マグネシウムを含有していない。更に、比較例2では、この光ファイバ心線を図2に示す光ケーブルに使用し、エージングを行った場合に、−20℃での除去性が悪くなっている。
比較例3では、UVオーバーコートに水酸化アルミニウムの含有率が本発明の範囲である10wt%より少ないため、−20℃除去性が悪くなっている。比較例4では、UVオーバーコート樹脂の引っ張り弾性率が本発明の範囲の100MPaより小さいものであるため、耐水特性が悪いものとなってしまう。比較例5については、水酸化アルミニウム含有率、およびUVオーバーコート樹脂の引っ張り弾性率は要件を満たしているものの、被覆除去力が本発明の範囲の4より小さく3N/5cmであるため、耐水特性が悪いものとなってしまうことが分かる。
比較例6については、水酸化アルミニウムの含有率が42wt%と本発明の範囲を超えて多すぎるため、UVオーバーコート光ファイバ心線製造において外径変動が大きく、安定した製造ができない。比較例7では、水酸化アルミニウムの平均粒径が本発明の範囲の1μmより小さく、0.7μmであるものを使用しているため、水酸化アルミニウム粒子の凝集によるコブが光ファイバ心線上に発生してしまい、この光ファイバ心線は伝送特性、温度特性が悪いものとなってしまう。比較例8では、水酸化アルミニウムの平均粒径がこの発明の範囲の上限である5μmより大きく、7μmのものを使用した場合であるが、この場合も光ファイバ心線製造時の外径変動が大きく、製造性が悪く、光ファイバ心線の温度特性も悪くなっている。
Figure 2006235200
Figure 2006235200
上述したところから明らかなように、この発明によると、従来の外径0.25mm光ファイバ素線よりハンドリング性に優れ、容易に0.25mmの単心線に被覆除去することが可能で、UVオーバーコート被覆除去時に0.25mm光ファイバ心線を傷つけることなく、さらに直接樹脂被覆されて形成される光ファイバケーブルに使用しても、一連の必要な特性を長期に安定して保つことができる光ファイバ心線を提供することができる。
図1は、本発明によるUVオーバーコート光ファイバ心線の一実施形態を示す断面図である。 図2は、光ファイバ心線に直接樹脂被覆して形成されたこの発明の光ファイバケーブルの一実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1 φ0.5mm光ファイバ単心線
2 0.125mmガラスファイバ
3 φ0.25mm光ファイバ素線
4 UV樹脂着色被覆層
5 UVオーバーコート層
6 光ファイバケーブル
7 UVオーバーコート光ファイバ心線
8 抗張力体
9 ポリエチレン被覆
10 光ファイバ心線取り出し用ノッチ


Claims (5)

  1. ガラスファイバと、前記ガラスファイバの周りに形成され、外径が0.2mm以上0.3mm以下である第1の紫外線硬化型樹脂被覆と、前記第1の紫外線硬化型樹脂被覆の周りに形成されたフィラーが10wt%〜35wt%の範囲内で配合され、外径が0.4mm以上0.7mm以下である第2の紫外線硬化型樹脂被覆を備えた光ファイバ心線。
  2. 前記フィラーは水酸化マグネシウム及び/又は水酸化アルミニウムからなっていることを特徴とする、請求項1に記載の光ファイバ心線。
  3. 前記フィラーの平均粒径は1μm以上5μm以下であることを特徴とする、請求項1または2に記載の光ファイバ心線。
  4. 前記第2の紫外線硬化型樹脂被覆は、引っ張り弾性率が100MPa以上300MPa以下であることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の光ファイバ心線。
  5. 前記第2の紫外線硬化型樹脂被覆の被覆除去力が除去速度10cm/minのとき4N/5cm〜8N/5cmであることを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の光ファイバ心線。
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