JP6839146B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来から、端子を収容する端子収容室を備えたハウジングを備えたコネクタにおいて、端子収容室に挿入された端子の中途挿入状態を検知するためのフロントホルダを設けたものが広く知られている(例えば、特許文献1を参照)。
フロントホルダは、仮係止位置と本係止位置との間でハウジングと相手側ハウジングとの嵌合方向に移動可能にハウジングに嵌合方向の正面側から装着される。フロントホルダは、端子が正規挿入位置にあるときには仮係止位置から本係止位置まで移動可能に、且つ、端子が中途挿入位置にあるときには仮係止位置から本係止位置まで移動不能に構成される。このように、端子が中途挿入位置にあるときに、フロントホルダが仮係止位置から本係止位置に移動不能となることで、端子の中途挿入状態を容易に検知することができる。
特許第5933380号公報
ハウジングにフロントホルダが装着されたコネクタは、フロントホルダを仮係止位置に保持した状態で輸送される。しかしながら、輸送中、フロントホルダが周辺部材と接触する等により、仮係止位置から本係止位置に意図せずに移動することがある。このような意図しないフロントホルダの本係止位置への移動を抑制するためには、フロントホルダの仮係止位置への保持力を高める必要がある。
通常、フロントホルダには弾性変形可能な係止アームが一体で設けられ、係止アームに設けられた突起がハウジング側の係合箇所と係合することで、フロントホルダが仮係止位置に保持される。従って、上記保持力を高めるための一つの方策として、係止アームの長さを短くして係止アームの剛性を高めることが考えられる。
しかしながら、係止アームの根元部が接続するフロントホルダの基部における嵌合方向の厚みを大きくして係止アームの長さを短くしようとすると、厚みを大きくしたことに起因して、フロントホルダの成型時に、ひけやボイドが発生し易くなる。以上より、フロントホルダの成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制しながら、係止アームの長さを短くして係止アームの剛性を高めることが要求されているところである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングに装着されるホルダの成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制しながら、アームの長さを短くしてアームの剛性を高めることが可能なコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記[1]〜[3]を特徴としている。
[1]
端子を収容する端子収容室を備えたハウジングと、
仮係止位置と本係止位置との間で前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合方向に移動可能に前記ハウジングに装着されるホルダであって、前記端子収容室内に挿入された前記端子が中途挿入位置にあるときには前記端子からの押圧により弾性変形した前記ハウジングのランスと前記ホルダの一部である検知部との干渉により前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動不能であり前記端子が正規挿入位置にあるときには前記干渉が回避されて前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動可能に構成されたホルダと、
を備えたコネクタであって、
前記ハウジングは、前記ホルダを前記仮係止位置及び前記本係止位置に係止するための第1係止部が形成された支持部を有し、
前記ホルダは、前記第1係止部と係合して前記ホルダを前記仮係止位置に係止する第2係止部及び前記第1係止部と係合して前記ホルダを前記本係止位置に係止する第3係止部が形成されたアームであって、前記第1係止部から離間する方向である前記嵌合方向に直交する幅方向に弾性変形可能に前記ホルダの基部から前記嵌合方向に沿って延びるアームを備え、
前記アームの根元部の近傍に位置する前記基部の前記アームの延出方向側の端面における、前記嵌合方向及び前記幅方向に直交する上下方向の中央部を除く両端部のみに、前記嵌合方向の前記アームの延出方向側と反対側に窪んだ凹部が形成された、コネクタであること。
[2]
上記[1]に記載のコネクタにおいて、
前記支持部は、前記第2係止部から離間する方向に弾性変形可能である、コネクタであること。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタにおいて、
前記第2係止部は、前記アームの根元部に形成されており、
前記凹部は、前記アームの根元部における前記第2係止部が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成された、コネクタであること。
上記[1]の構成のコネクタによれば、アームの根元部が接続するホルダの基部に凹部が形成されたので、嵌合方向における基部の厚みを大きくしてアームの長さを短くしても、厚みを大きくしたことに起因する成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制できる。即ち、成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制しながら、アームの長さを短くしてアームの剛性を高めることができる。この結果、搬送時にホルダが仮係止位置から本係止位置に意図せずに移動することを効果的に防止できる。
上記[2]の構成のコネクタによれば、支持部の弾性変形により、支持部が弾性変形しない態様と比べて、第1、第2係止部が互いに乗り越える際の互いの接触部分の潰れを効果的に抑制できる。
上記「3」の構成のコネクタによれば、第2係止部が形成された箇所のアームにおける、第2係止部の突出方向の肉厚が小さくなるので、第2係止部のアームからの突出高さが小さくなるように第2係止部周辺のアームが弾性変形し易くなる。この結果、第1、第2係止部が互いに乗り越える際の互いの接触部分の潰れを効果的に抑制できる。
本発明によれば、ハウジングに装着されるホルダの成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制しながら、アームの長さを短くしてアームの剛性を高めることが可能なコネクタを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図2(a)は、図1に示すハウジングの上面図であり、図2(b)は、ハウジングの背面図である。 図3は、図2(b)の3−3線の断面図である。 図4は、図3の符号4で示した枠内を拡大した図である。 図5(a)は、図1に示すスライドホルダの上面図であり、図5(b)は、スライドホルダの正面図である。 図6(a)は、スライドホルダの側面図であり、図6(b)は、図6(a)の符号6(b)で示した枠内を拡大した図である。 図7(a)及び図7(b)は、スライドホルダが仮係止位置にある状態における図2(a)及び図2(b)に対応する図である。 図8(a)は、図7(b)の8(a)−8(a)線の断面図であり、図8(b)は、スライドホルダが仮係止位置にある状態におけるハウジングの側面図である。 図9は、図8(b)の符号9で示した枠内を拡大した図である。 図10(a)及び図10(b)は、スライドホルダが本係止位置にある状態における図2(a)及び図2(b)に対応する図である。 図11(a)は、図10(b)の11(a)−11(a)線の断面図であり、図11(b)は、スライドホルダが本係止位置にある状態におけるハウジングの側面図である。 図12は、図11(b)の符号12で示した枠内を拡大した図である。 図13は、図1に示すフロントホルダの正面図である。 図14は、図13の14−14線の断面図である。 図15は、図13の15−15線の断面図である。 図16は、図15の符号16で示した枠内を拡大した図である。 図17は、フロントホルダが仮係止位置にある状態におけるハウジングの正面図である。 図18は、図17の18−18線の断面図である。 図19は、図18の符号19で示した枠内を拡大した図である。 図20は、ハウジングの突起支持部における突起を含む先端部分の側面図である。 図21は、フロントホルダが本係止位置にある状態における図18に対応する図である。 図22は、図21の符号22で示した枠内を拡大した図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るコネクタ1について説明する。以下、説明の便宜上、以下、説明の便宜上、図1に示すように、「前後方向」、「幅方向」、「上下方向」、「前」、「後」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「幅方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。前後方向は、コネクタ1と相手側コネクタ(図示省略)との嵌合方向と一致しており、相手側コネクタが嵌合する嵌合方向正面側(図1において左側)が前側とされ、その反対の嵌合方向背面側(図1において右側)が後側とされている。
図1に示すように、コネクタ1は、ハウジング2と、ハウジング2の上部に装着されるスライドホルダ3と、ハウジング2に前側から装着されるパッキン4、及び、ハウジング2に前側から装着されるフロントホルダ5、とを含んで構成される。以下、先ず、ハウジング2におけるスライドホルダ3の装着に係る部分の構成、及び、スライドホルダ3の構成について説明する。
<ハウジング2におけるスライドホルダ3の装着に係る部分、及び、スライドホルダ3>
先ず、ハウジング2におけるスライドホルダ3の装着に係る部分について説明する。図1〜図3に示すように、樹脂製のハウジング2は、略角筒状の外筒部11を備える。外筒部11の内部には、前側に開口する環状隙間が形成されるように、端子収容部12が一体で設けられている。この環状隙間は、フロントホルダ5の装着時にフロントホルダ5の枠体部51(後述)が挿入される空間として機能する。
外筒部11を構成する上壁の前方側部分における幅方向中央部は、上方に膨出している。この膨出部分の下方には、相手側ハウジングの相手側ロック部(図示省略)が挿入される相手側ロック部挿入空間13が、上記環状隙間と連通するように形成されている。
外筒部11を構成する上壁の後方側部分には、一対の保護壁14が、上記膨出部分の幅方向両端部から後方に延びるように、且つ、幅方向に対向するように一体で設けられている。一対の保護壁14で挟まれた空間は、スライドホルダ3を装着するためのスライドホルダ装着空間15として機能する。スライドホルダ装着空間15は、相手側ロック部挿入空間13と前後方向に連通している(図3参照)。スライドホルダ3は、後方側からスライドホルダ装着空間15に挿入され装着されるようになっている。
図3に示すように、各保護壁14の幅方向内側面には、スライドホルダ3を案内するための幅方向外側に窪んだガイド溝16が、前後方向に延びるように形成されている。ガイド溝16の後端部(即ち、スライドホルダ3が挿入される側の端部)には、ガイド溝16の上側内壁が後方且つ上方に向けて傾斜するテーパ部17が形成されている(図4も参照)。テーパ部17の作用については後述する。
図8(a)(図2も参照)に示すように、外筒部11を構成する上壁の後方側部分には、ロック部18が一体で設けられている。ロック部18は、相手側ハウジングの相手側ロック部との係合により、ハウジング2と相手側ハウジングとの完全嵌合状態を維持する機能を有する。
ロック部18は、外筒部11の上壁の後方側部分における一対の保護壁14の間の後端部から相手側ロック部挿入空間13に向けて前方に延びる一対のロックアーム19と、一対のロックアーム19の先端部を幅方向に連結する連結部20とで構成されている。この連結部20に相手側ロック部が係合することで、ハウジング2と相手側ハウジングとの完全嵌合状態が維持される。
図8(b)(図1及び図9も参照)に示すように、各保護壁14の後端面には、前方に窪んだ切欠き21が形成されている。切欠き21の作用については後述する。
図8(a)(図2も参照)に示すように、外筒部11の上壁の後方側部分の後端部における幅方向中央部(一対のロックアーム19の根元部の間)には、上方に突出する突起22が形成されている。突起22は、スライドホルダ3を仮係止位置に保持する機能を有する。
次に、スライドホルダ3について説明する。図1、図5及び図6に示すように、樹脂製のスライドホルダ3は、矩形平板状の本体部31と、本体部31の後端部の幅方向中央部から下方且つ前方に延びる検知アーム32と、本体部31の幅方向両側縁から下方に延びる一対の側板部33と、を一体に備える。
検知アーム32の先端部には、ロック部18の連結部20と係合する係合部34(図8(a)も参照)が形成されている。検知アーム32の根元部の下面には、下方に突出する突起35が形成されている(図5(b)も参照)。ハウジング2の突起22とスライドホルダ3の突起35が係合することで、スライドホルダ3が仮係止位置に保持されるようになっている(図8(a)参照)。
各側板部33の幅方向外側面の下端縁部には、幅方向外側に突出するガイドリブ36が、前後方向に延びるように形成されている。ガイドリブ36の前端部(即ち、スライドホルダ3の挿入側の端部)には、ガイドリブ36の上側内壁が前方且つ下方に向けて傾斜するテーパ部37が形成されている(図6(b)も参照)。テーパ部37の作用については後述する。
以上、説明したスライドホルダ3をハウジング2に装着する際には、スライドホルダ3を後方側からハウジング2のスライドホルダ装着空間15に近づける。そして、図8(aa)に示すように、一対のガイドリブ36が一対のガイド溝16に挿入されるように、且つ、突起35が突起22を乗り越えて突起22の前側に位置するように、スライドホルダ3をハウジング2に装着する。これにより、図8(a)に示すように、スライドホルダ3が仮係止位置に保持される。
このとき、ガイド溝16にテーパ部17が形成され、且つ、ガイドリブ36にテーパ部37が形成されていることで、テーパ部17,37が形成されていない場合と比べて、スライドホルダ3をハウジング2に対して後側が前側より上方に傾斜した状態で、突起35と突起22とを干渉させることなく、スライドホルダ3をハウジング2にスムーズに装着して仮係止位置に係止させることができる。
図8(a)に示すように、スライドホルダ3の仮係止位置では、スライドホルダ3の検知アーム32の先端に位置する係合部34が、ハウジング2のロック部18の連結部20に係合している。この結果、スライドホルダ3は、仮係止位置から、仮係止位置より前方の本係止位置(図11参照)に移動できない。
この状態にて、相手側ハウジングがハウジング2に嵌合されて完全嵌合状態になると、連結部20に相手側ロック部が係合することで、ハウジング2と相手側ハウジングとの完全嵌合状態が維持されると共に、相手側ロック部が係合部34を下方に押すことで、係合部34と連結部20との係合が解除される。即ち、スライドホルダ3が仮係止位置から本係止位置へ移動可能となる。
従って、完全嵌合状態では、仮係止位置にあるスライドホルダ3を前方へ押すことで、図11に示すように、スライドホルダ3が本係止位置に移動する。一方、不完全嵌合状態では、相手側ロック部が係合部34を下方に押さず、係合部34と連結部20との係合が解除されないため、スライドホルダ3は、仮係止位置から本係止位置に移動できない。このように、スライドホルダ3が仮係止位置から本係止位置に移動不能であることで、ハウジング2と相手側ハウジングとの不完全嵌合状態を容易に検知することができる。
以下、一対の保護壁14に設けた一対の切欠き21の作用について説明する。図8(b)及び図9に示すように、スライドホルダ3が仮係止位置にある状態では、ハウジング2を幅方向からみたとき、スライドホルダ3の側板部33の一部が切欠き21を介して視認可能となっている。一方、スライドホルダ3が本係止位置にある状態では、図11(b)及び図12に示すように、ハウジング2を幅方向からみたとき、スライドホルダ3の側板部33の前記一部(同じ部分)が切欠き21を介して視認不能となる。
この結果、ハウジング2の切欠き21を幅方向からみることで、一対の保護壁14を有するハウジング2に装着されているスライドホルダ3が仮係止位置にあるか否かを容易に目視可能となる。以上、ハウジング2におけるスライドホルダ3の装着に係る部分の構成、及び、スライドホルダ3の構成について説明した。次に、ハウジング2におけるフロントホルダ5の装着に係る部分の構成、及び、フロントホルダ5の構成について説明する。
<ハウジング2におけるフロントホルダ5の装着に係る部分、及び、フロントホルダ5>
先ず、ハウジング2におけるフロントホルダ5の装着に係る部分について説明する。図17及び図18に示すように、ハウジング2の端子収容部12には、端子(図示省略)を収容するための端子収容室23が前後方向に延びるように形成されている。本例では、2つの端子収容室23が幅方向に並ぶように設けられている。
各端子収容室23には、端子収容室23内に幅方向内側から臨むように、幅方向に弾性変形可能な片持ち梁状のランス24が、端子収容室23の前後方向略中央位置から前方へ延びるように設けられている。ランス24の先端には、端子収容室23内に向けて延びるランス突起25が一体で形成されている。後方側から端子収容室23に挿入された端子の所定の角部をランス突起25に係止することで、ランス24は、端子の後方側への抜け止め機能を発揮する。
端子収容室23内にて、端子が正規挿入位置(ランス24が抜け止め機能を発揮した状態)にあるときには、ランス突起25が端子の角部に入り込むことで、ランス24は弾性変形していない正規の姿勢(図18に示す姿勢)に維持される。一方、端子が中途挿入位置(ランス24が抜け止め機能を発揮していない状態)にあるときには、ランス突起25が端子の角部に入り込むことができないことに起因して、ランス24が幅方向内側(端子から離れる側)に弾性変形した姿勢に維持される。
各端子収容室23に設けられたランス24の幅方向内側領域(端子収容室23から離れる側の領域)には、ランス24との間に幅方向の隙間を空けて、幅方向に弾性変形可能な片持ち梁状の突起支持部26が、ランス24の基部の近傍位置から前方へ延びるように設けられている。突起支持部26の先端の幅方向内側の側面には、幅方向内側に突出すると共に上下方向に延びる突起27(図1及び図20も参照)が設けられている。突起支持部26の突起27は、フロントホルダ5を仮係止位置及び本係止位置に係止する機能を有する(後述)。
次に、フロントホルダ5について説明する。図13〜図15に示すように、樹脂製のフロントホルダ5は、角筒状の枠体部51を備える。枠体部51の内部には、機能部52が一体で設けられている。
図14に示すように、機能部52は、基部53と、基部53の幅方向両端部から前方に延びる一対の係止アーム54と、一対の係止アーム54の先端部から幅方向外側に延びる一対の延在部55と、一対の延在部55の幅方向外側端部から後方に向けて延びる一対の検知アーム56と、を一体に含む。一対の延在部55が枠体部51と一体であることで、機能部52全体が枠体部51と一体になっている。係止アーム54と検知アーム56との間には幅方向の隙間57が存在している。
以下、説明の便宜上、図14において、機能部52の左側部分の構成についてのみ説明するが、機能部52の右側部分の構成についても同様である。
前後方向に延びる係止アーム54は、根元部(後端側)が基部53に、先端部(前端側)が延在部55にそれぞれ支持された、幅方向に弾性変形可能な両持ち梁状の形状を有している。係止アーム54の幅方向外側面には、仮係止突起58及び本係止突起59が設けられている(図19及び図22も参照)。
仮係止突起58は、係止アーム54の根元部に設けられ、本係止突起59は、仮係止突起58より前方側の位置に設けられている。なお、製造の都合上、仮係止突起58及び本係止突起59は、互いに上下方向の異なる位置に配置されている。
図13〜図15に示すように、基部53における一対の係止アーム54の根元部の間の前端面には、後方に窪んだ凹部60が複数形成されている(図16も参照)。このように凹部60が形成されたことで、前後方向における基部53の厚みを大きくして係止アーム54の長さを短くしても、基部53の前後方向の厚みを大きくしたことに起因する成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制できる。
複数の凹部60のうちの一つは、係止アーム54の根元部における仮係止突起58が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成されている。この結果、仮係止突起58が形成された箇所の係止アーム54における、仮係止突起58の突出方向(即ち、幅方向)の肉厚が小さくなる。この結果、仮係止突起58の係止アーム54からの突出高さが小さくなるように仮係止突起58周辺の係止アーム54が弾性変形し易くなる。
以上、説明したフロントホルダ5をハウジング2に装着する際には、先ず、角筒状のゴム製のパッキン4(図1参照)を前方側から、ハウジング2の外筒部11と端子収容部12との間の環状隙間に挿入して、端子収容部12の外周の所定位置に固定する(図18参照)。パッキン4の外周面には複数(本例では、3つ)の環状リップ部41が形成されている。環状リップ部41は、相手側ハウジングがハウジング2に嵌合された際に、相手側ハウジングとハウジング2とを水密的にシールする機能を果たす。
次に、フロントホルダ5を前方側から、前記環状隙間に挿入する。このとき、図18に示すように、ハウジング2の突起支持部26がフロントホルダ5の隙間57に挿入される。フロントホルダ5の前記環状隙間への挿入が進行すると、フロントホルダ5の仮係止突起58が突起支持部26の突起27に接触する。
仮係止突起58が突起27に接触した後は、挿入の進行に伴い、係止アーム54及び突起支持部26が互いに離れる方向(幅方向)に弾性変形することで、仮係止突起58が突起27に乗り上げる。ここで、上述したように、突起支持部26が仮係止突起58から離間する方向(幅方向)に弾性変形すること、並びに、仮係止突起58の係止アーム54からの突出高さが小さくなるように仮係止突起58周辺の係止アーム54が弾性変形し易くなっていることに起因して、仮係止突起58が突起27を乗り越える際の互いの接触部分の潰れを効果的に抑制できる。
その後、挿入の進行に伴い、仮係止突起58が突起27を乗り越えることで係止アーム54及び突起支持部26が互いに弾性復帰する。これにより、図18及び図19に示すように、仮係止突起58が突起27より後側に位置し且つ本係止突起59が突起27より前側に位置する状態で、仮係止突起58及び本係止突起59と、突起27とが係合することで、フロントホルダ5が仮係止位置に保持される。
この状態にて、端子が端子収容室23に正規挿入位置まで挿入されると、上述したように、ランス24が正規の姿勢(図18に示す姿勢)に維持される。このため、フロントホルダ5の検知アーム56の先端部が、ランス24と突起支持部26との間の隙間に進入可能な状態が得られる。従って、端子が正規挿入位置にある状態では、仮係止位置にあるフロントホルダ5を後方へ押すと、図21に示すように、検知アーム56の先端部がランス24と突起支持部26との間の隙間に進入することで、フロントホルダ5が本係止位置に移動する。その際、本係止突起59が突起27を乗り越えて、本係止突起59が突起27より後側に位置した状態で、本係止突起59と突起27とが係合することで、フロントホルダ5が本係止位置に保持される。
一方、端子が中途挿入位置にある状態では、上述したように、ランス24が幅方向内側(端子から離れる側)に弾性変形した姿勢に維持される。このため、ランス24と突起支持部26との間の隙間が狭まることで、検知アーム56の先端部がランス24と突起支持部26との間の隙間に進入不能な状態となる。この結果、フロントホルダ5は、仮係止位置から本係止位置に移動できない。このように、フロントホルダ5が仮係止位置から本係止位置に移動不能であることで、端子の中途挿入を容易に検知することができる。
<作用・効果>
以上、本発明の実施形態に係るコネクタ1によれば、係止アーム54の根元部が接続するフロントホルダ5の基部53に凹部60が形成されたので、嵌合方向における基部53の厚みを大きくして係止アーム54の長さを短くしても、厚みを大きくしたことに起因する成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制できる。即ち、成型時のひけやボイドの発生を効果的に抑制しながら、係止アーム54の長さを短くして係止アーム54の剛性を高めることができる。この結果、搬送時にフロントホルダ5が仮係止位置から本係止位置に意図せずに移動することを効果的に防止できる。
更に、ハウジング2の突起支持部26の弾性変形により、突起支持部26が弾性変形しない態様と比べて、係止アーム54の仮係止突起58が突起支持部26の突起27を乗り越える際の互いの接触部分の潰れを効果的に抑制できる。
更に、仮係止突起58が形成された箇所の係止アーム54における、仮係止突起58の突出方向(幅方向)の肉厚が小さくなるので、仮係止突起58の係止アーム54からの突出高さが小さくなるように仮係止突起58周辺の係止アーム54が弾性変形し易くなる。この結果、仮係止突起58が突起27を乗り越える際の互いの接触部分の潰れを効果的に抑制できる。
<他の形態>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上記実施形態では、フロントホルダ5の係止アーム54は、根元部(後端側)が基部53に、先端部(前端側)が延在部55にそれぞれ支持された両持ち梁状の形状を有している。これに対し、係止アーム54は、根元部(後端側)及び先端部(前端側)の何れか一方のみが支持された片持ち梁状の形状を有していてもよい。
更に、上記実施形態では、係止アーム54の仮係止突起58及び本係止突起59と係合する突起27が設けられた突起支持部26が、仮係止突起58及び本係止突起59から離間する方向(幅方向)に弾性変形可能となっている。これに対し、突起支持部26が、仮係止突起58及び本係止突起59から離間する方向(幅方向)に弾性変形不能であってもよい。
更に、上記実施形態では、複数の凹部60のうちの一つが、係止アーム54の根元部における仮係止突起58が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成されている。これに対し、複数の凹部60のうちのいずれも、係止アーム54の根元部における仮係止突起58が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成されていなくてよい。
更に、実施形態では、本発明の「ホルダ」として、嵌合方向の正面側からハウジング2に装着されるフロントホルダ5が採用されている。これに対し、本発明の「ホルダ」として、嵌合方向の背面側からハウジング2に装着されるリアホルダが採用されてもよい。
ここで、上述した本発明に係るコネクタ1の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
端子を収容する端子収容室(23)を備えたハウジング(2)と、
仮係止位置と本係止位置との間で前記ハウジング(2)と相手側ハウジングとの嵌合方向に移動可能に前記ハウジング(2)に装着されるホルダ(5)であって、前記端子収容室(23)内に挿入された前記端子が中途挿入位置にあるときには前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動不能であり前記端子が正規挿入位置にあるときには前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動可能に構成されたホルダ(5)と、
を備えたコネクタ(1)であって、
前記ハウジング(2)は、前記ホルダ(5)を前記仮係止位置に係止するための第1係止部(27)が形成された支持部(26)を有し、
前記ホルダ(5)は、前記第1係止部(27)と係合して前記ホルダ(5)を前記仮係止位置に係止する第2係止部(58)が形成されたアーム(54)であって、前記第1係止部(27)から離間する方向に弾性変形可能に前記ホルダ(5)の基部(53)から前記嵌合方向に沿って延びるアーム(54)を備え、
前記基部(53)における前記アーム(54)の根元部の近傍位置には、前記嵌合方向に窪んだ凹部(60)が形成された、コネクタ(1)。
[2]
上記[1]に記載のコネクタ(1)において、
前記支持部(26)は、前記第2係止部(58)から離間する方向に弾性変形可能である、コネクタ(1)。
[3]
上記[1]又は上記[2]に記載のコネクタ(1)において、
前記第2係止部(58)は、前記アーム(54)の根元部に形成されており、
前記凹部(60)は、前記アーム(54)の根元部における前記第2係止部(58)が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成された、コネクタ(1)。
1 コネクタ
2 ハウジング
5 フロントホルダ(ホルダ)
23 端子収容室
26 突起支持部(支持部)
27 突起(第1係止部)
53 基部
54 係止アーム(アーム)
58 仮係止突起(第2係止部)
60 凹部

Claims (3)

  1. 端子を収容する端子収容室を備えたハウジングと、
    仮係止位置と本係止位置との間で前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合方向に移動可能に前記ハウジングに装着されるホルダであって、前記端子収容室内に挿入された前記端子が中途挿入位置にあるときには前記端子からの押圧により弾性変形した前記ハウジングのランスと前記ホルダの一部である検知部との干渉により前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動不能であり前記端子が正規挿入位置にあるときには前記干渉が回避されて前記仮係止位置から前記本係止位置まで移動可能に構成されたホルダと、
    を備えたコネクタであって、
    前記ハウジングは、前記ホルダを前記仮係止位置及び前記本係止位置に係止するための第1係止部が形成された支持部を有し、
    前記ホルダは、前記第1係止部と係合して前記ホルダを前記仮係止位置に係止する第2係止部及び前記第1係止部と係合して前記ホルダを前記本係止位置に係止する第3係止部が形成されたアームであって、前記第1係止部から離間する方向である前記嵌合方向に直交する幅方向に弾性変形可能に前記ホルダの基部から前記嵌合方向に沿って延びるアームを備え、
    前記アームの根元部の近傍に位置する前記基部の前記アームの延出方向側の端面における、前記嵌合方向及び前記幅方向に直交する上下方向の中央部を除く両端部のみに、前記嵌合方向の前記アームの延出方向側と反対側に窪んだ凹部が形成された、コネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記支持部は、前記第2係止部から離間する方向に弾性変形可能である、コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコネクタにおいて、
    前記第2係止部は、前記アームの根元部に形成されており、
    前記凹部は、前記アームの根元部における前記第2係止部が形成された側と反対側の側面に面する位置に形成された、コネクタ。
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