JP6838928B2 - 撮像装置およびマウントアダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置本体部にレンズ装置およびマウントアダプタを装着可能な撮像システムに関する。
ミラーレス一眼レフカメラは、装置内部にミラーボックスを持たない構造のレンズ交換式カメラであり、一般的な一眼レフカメラに比べてフランジバックが短く設定されることが多い。フランジバックが長い一眼レフカメラ用の交換レンズを、カメラ本体部に取り付けて使用する場合、フランジバック調整用のマウントアダプタを装着する必要がある。マウントアダプタを装着することで、カメラ本体部側とは異なるマウント規格のレンズ装置を使用する際に、合焦位置を適切に設定できる。また、カメラ本体部と同一のマウント規格のレンズ装置の使用を想定し、撮像光学系全体の焦点距離を伸長させて使用することを目的として、マウントアダプタ内にテレコンバージョン光学系を備えた装置がある。ユーザは、カメラ本体部とマウントアダプタと交換レンズを組み合わせることで、様々な撮影形態を選択できる。
特許文献1には、マウントアダプタ内にワイドコンバージョン光学系を備えたシステムが開示されている。イメージサークルの異なるマウント規格のレンズ装置がカメラ本体部に装着された場合でも、カメラ本体部の撮像素子サイズに対して適切に縮小または拡大して結像させることができる。このマウントアダプタの使用により、イメージサークルが異なるマウント規格のレンズ本来のシステムで得られる画角で、被写体像が取得可能となる。
特開2010−26120号公報
レンズ交換式カメラシステムの場合、カメラ本体部およびそれに対応した交換レンズはそれぞれ複数の電気接点を有している。交換レンズがカメラ本体部に装着された場合、複数の電気接点は相互に接触してカメラ本体部および交換レンズを電気的に接続する。カメラ本体部と交換レンズとの間に介在されるマウントアダプタは、カメラ本体部と交換レンズとの通信を中継するために、カメラ本体部に対する電気接点および交換レンズに対する電気接点を備える。
マウントアダプタが中継用の電気接点を備えることで、その高コスト化および重量の増加が問題となる。また、物理的な接触箇所が増えることは通信不良のリスクを高める原因となる。そのため、カメラ本体部の電気接点と交換レンズの電気接点とが直接的に接触する機械的構成が望ましい。しかし、マウントアダプタの装着時および非装着時や、カメラ本体部に装着されるマウントアダプタの種類、さらには装着される交換レンズの規格によって、カメラ本体部のマウント部に対する交換レンズの電気接点の位置が変化する。
本発明は、撮像装置本体部のマウント部に装着されるレンズ装置の電気的接点部の位置が変化する複数の使用形態において、レンズ装置と撮像装置本体部との電気的な接続が可能な撮像装置およびマウントアダプタの提供を目的とする。
本発明の一実施形態の装置は、レンズ装置およびマウントアダプタが装着されるマウント部を備える撮像装置であって、前記レンズ装置の接点部と電気的に接続される接点部を有する接点ユニットと、前記接点ユニットを撮像光学系の光軸方向に移動し得る状態で支持する移動機構部と、を備え、前記接点ユニットの接点部は、第1のマウントアダプタを介して装着されるレンズ装置の接点部と接触する第1の位置と、第2のマウントアダプタを介して装着されるレンズ装置の接点部と接触する第2の位置に移動でき、前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第1のロックピンと、当該ロックピンを第1の方向に付勢する付勢手段を備え、前記第1のロックピンは、前記レンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合されることを特徴とする
本発明によれば、撮像装置本体部のマウント部に装着されるレンズ装置の電気的接点部の位置が変化する複数の使用形態において、レンズ装置と撮像装置本体部との電気的な接続が可能な撮像装置およびマウントアダプタを提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構造を模式的に示す断面図である。 第1の実施形態にてマウントアダプタ、交換レンズの装着状態を示す断面図である。 第2の実施形態にてマウントアダプタ、交換レンズの装着状態を示す断面図である。 第3の実施形態にて複数の異なる交換レンズの装着状態を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係る撮像装置の外観斜視図である。 第1実施例に係る撮像装置の外観正面図である。 第1実施例の接点ユニットの構成を示す外観斜視図である。 第1実施例の接点ユニットの内部構造を示す断面図である。 第1実施例の接点ユニットの接点移動機構部を示す斜視図である。 第1実施例の接点移動機構部の外観を示す図である。 図10の接点ユニットの接点移動機構部を示す断面図である。 図10(B)のd−d線に沿う断面図である。 第1実施例の撮像装置の要部を示す下面図である。 図10(A)のc―c線に沿う断面図である。 第1のマウントアダプタを示す外観斜視図である。 第1のマウントアダプタの装着動作を説明する斜視図である。 第1のマウントアダプタのマウントロック溝およびロックピンガイドの構造を示す詳細図である。 後方ロックピンと、マウントロック溝およびロックピンガイドの関係を示す正面図である。 図18に示す断面指示線に沿う各々の概略断面図である。 後方ロックピンと、マウントロック溝およびロックピンガイドの関係を示す断面図である。 第2のマウントアダプタを示す外観斜視図である。 第2のマウントアダプタを撮像装置に装着した状態を示す斜視図および要部の断面図である。 第1および第2のマウントアダプタの取り付け動作を説明する断面図である。 第1実施例の変形例に係る接点移動機構を説明する要部の断面図である。 第2実施例に係る撮像装置の外観斜視図である。 第2実施例に係る撮像装置のマウント部に関わる部分の分解外観斜視図である。 第2実施例に係る撮像装置のマウント操作部と回転部材の外観斜視図である。 第2実施例に係る撮像装置の接点ユニットの外観斜視図である。 第2実施例に係る第1のマウントアダプタを示す外観斜視図である。 第1のマウントアダプタを撮像装置に装着する操作を説明する斜視図である。 第2実施例に係るに係る撮像装置のマウント操作部と接点ユニットの位置関係を表す要部の正面図である。 第2実施例に係る撮像装置の前側係合溝と接点端子係合部の位置関係を表す図である。 第2実施例に係る第2のマウントアダプタを示す外観斜視図である。 第2実施例に係る撮像装置の交換レンズおよび第2のマウントアダプタの取り付け時の状態を表す外観斜視図である。 第2実施例に係る撮像装置の後側係合溝と接点端子係合部の位置関係を表す図である。 第2実施例に係るマウントアダプタを本体部に装着した状態を表す斜視図である。 第2実施例の変形例に係る接点端子部を示す図である。
本発明の実施形態を以下に説明する。各実施形態は本発明を適用した撮像装置を例示し、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また以下に説明する特徴の組み合わせの全てが本発明に係る課題の解決手段として必須であるとは限らない。本明細書にて撮像装置の光軸方向において、被写体側を前側と定義し、被写体側から見た場合の上下左右の各方向を用いて各部の位置関係を説明する。各実施形態に共通する事項として、撮像装置100の構造を説明し、次に第1から第3の実施形態の要点を説明する。そして第1の実施形態に係る撮像装置の具体的な構成を示す第1及び第2実施例について詳細図を用いて説明する。
図1を参照して、第1から第3の実施形態に係る撮像装置100を説明する。図1は、一実施形態に係る撮像装置100の構造を模式的に示す断面図である。図1は撮像装置100の本体部にレンズ装置が装着された状態を示し、レンズ群を含む撮像光学系の光軸を1点鎖線aで示す。撮像装置100は、その本体部にレンズ装置を装着して使用可能な、いわゆるレンズ交換式カメラであり、マウント部200を備える。マウント部200には、交換レンズ700またはマウントアダプタを装着可能である。マウント部200にはマウント面201が形成され、これに取り付けられた交換レンズ700の後方に位置する合焦面には撮像素子101が配置されている。撮像素子101は撮像光学系を通して受光面に結像された被写体の像を光電変換して電気信号を出力する。被写体光の結像面には3原色フィルタが配置されており、赤色、緑色、青色の光成分がそれぞれ透過する。撮像素子101への入射光は色成分ごとに電気信号に変換された後で所定の画像処理を施され、記録用データや表示用データが生成される。
撮像装置100は接点ユニット300を備える。接点ユニット300は、交換レンズ700が有するレンズ接点端子ユニット701と電気的に接続される部材である。接点ユニット300には、複数の接点端子(以下、第1接点部という)301が露出した状態で配置されている。第1接点部301に対し、レンズ接点端子ユニット701は、複数のレンズ接点端子(以下、第2接点部という)701aが露出した状態で配置されている。第1接点部301と第2接点部701aとが接触することで、撮像装置100と交換レンズ700とが電気的に接続され、相互の通信が可能な状態となる。
撮像装置100は、接点ユニット300の移動機構部を備える。つまり、接点ユニット300は、移動機構部により、撮像光学系の光軸方向(1点鎖線aに示す方向)に移動可能である。よって、撮像装置100のマウント面201と、マウント面201に取り付けられる交換レンズ700の第2接点部701aとの間の距離(光軸方向の距離)が変化する場合でも、好適な位置に第1接点部301を移動させることができる。接点ユニット300の移動機構部に関しては、第1および第2実施例にて詳説する。マウント面201と第2接点部701aとの光軸方向の距離が変化する例を3つの使用形態で説明する。
[第1の実施形態]
図2を参照して、本実施形態の構成を説明する。撮像装置100にはマウントアダプタ800または900を介して交換レンズ700が装着される。図2(A)は撮像装置100の本体部に、第1マウントアダプタ800を介して交換レンズ700が装着される使用形態を示す模式的な断面図である。図2(B)は撮像装置100の本体部に、第2マウントアダプタ900を介して交換レンズ700が装着される使用形態を示す模式的な断面図である。以下、第1マウントアダプタ800を第1MA800と略記し、第2マウントアダプタ900を第2MA900と略記する。第1および第2マウントアダプタは、撮像装置100および交換レンズ700に対する電気的接続手段は備えていない。そのため、撮像装置100および交換レンズ700との間で通信を実行する際には、それぞれの第1接点部301と第2接点部701aとが直接接触していることが必要である。
図2(A)に示す第1MA800は、光軸方向の幅が相対的に狭いマウントアダプタを例示し、撮像装置100のマウント面201に取り付けられる。第1MA800を介して交換レンズ700が装着される。また、図2(B)に示す第2MA900は、第1MA800よりも光軸方向の幅が相対的に大きいマウントアダプタを例示し、撮像装置100のマウント面201に取り付けられる。第2MA900を介して交換レンズ700が装着される。
このように光軸方向の幅(厚み)が異なるマウントアダプタを介して、同一マウント規格の交換レンズが装着される。この場合、図2(A)の装着状態と図2(B)の装着状態では、マウント面201と第2接点部701aとの間の距離に関し、光軸方向におけるマウントアダプタの幅の差に対応する差分が発生する。そこで、接点ユニット300の移動機構部が設けられており、接点ユニット300が移動することによって前記差分に対応可能である。つまり、接点ユニット300は光軸方向に移動可能であり、撮像装置100の本体部に取り付けられるマウントアダプタに応じて好適な位置をとる。したがって光軸方向の幅が異なる複数のマウントアダプタが取り付けられる場合でも、本体部の第1接点部301と交換レンズの第2接点部701aとの接触が可能となり、撮像装置100と交換レンズ700との通信を実現できる。
[第2の実施形態]
図3を参照して、第2の実施形態に係る撮像装置を説明する。図3(A)は、第1MA800を介して交換レンズ700が撮像装置100の本体部に装着される使用形態を示す模式的な断面図である。図3(B)は、マウントアダプタを介さずに交換レンズ700が撮像装置100の本体部のマウント面201に直接装着される使用形態を示す模式的な断面図である。
図3(A)の装着状態と図3(B)の装着状態では、マウント面201と第2接点部701aとの間の距離に関し、光軸方向におけるマウントアダプタの幅に対応する差分が発生する。つまり、図3(B)の状態を基準とすると、図3(A)の状態では、マウント面201と第2接点部701aとの間の距離が、およそマウントアダプタ800の光軸方向の幅に対応する。本実施形態でも接点ユニット300の移動機構部が設けられており、接点ユニット300が光軸方向に移動可能である。マウントアダプタの装着の有無に応じて接点ユニット300は好適な位置をとることができる。したがって、マウントアダプタの装着状態と、非装着態との各状態において、本体部の第1接点部301と交換レンズの第2接点部701aとの接触が可能となり、撮像装置100と交換レンズ700との通信を実現できる。
[第3の実施形態]
図4を参照して、第3の実施形態に係る撮像装置を説明する。本実施形態において、撮像装置100のマウント面201には、第1の交換レンズ700Aと第2の交換レンズ700Bが直接に装着されて使用される。図4(A)は、マウント面201に第1の交換レンズ700Aが装着される使用形態を示す模式的な断面図である。図4(B)は、マウント面201に第2の交換レンズ700Bが装着される使用形態を示す模式的な断面図である。
第1および第2の交換レンズは撮像装置100に装着可能であるが、それぞれのレンズ接点端子ユニットの光軸方向の位置が異なる。第1の交換レンズ700Aは第1のレンズ接点端子ユニット701を備え、第2の交換レンズ700Bは第2のレンズ接点端子ユニット702を備える。第1および第2の交換レンズがそれぞれ撮像装置100に装着される場合、光軸方向において、レンズ接点端子ユニット701の第2接点部701aの位置と、レンズ接点端子ユニット702の第2接点部702aの位置とが異なる。図4の例では、第2接点部701aよりも第2接点部702aの方が後側(撮像素子101側)に位置しており、図4(A)の装着状態と図4(B)の装着状態とでは、第2接続部の位置に差がある。本実施形態でも接点ユニット300の移動機構部が設けられており、接点ユニット300が光軸方向に移動可能である。つまり、接点ユニット300は光軸方向に移動することで、交換レンズが有する第2接点部との形成位置に対応した好適な位置をとることができる。したがって、第2接点部の位置が異なる第1および第2の交換レンズのどちらが装着された場合でも、本体部の第1接点部301と交換レンズの第2接点部との接触が可能となり、撮像装置100と交換レンズ700の通信を実現できる。以上の各実施形態では、接点ユニット300を光軸方向に移動可能に支持する移動機構部を設けることによって、多様な使用形態での撮影に対応可能な撮像装置を提供できる。
[第1実施例]
図5から図23を参照して、第1の実施形態に係る第1実施例の具体的な構造について説明する。図5は撮像装置100の外観斜視図であり、図6は撮像装置100の外観正面図である。撮像装置100の正面にはマウント部200が配置され、交換レンズまたはマウントアダプタ(以下、装着対象という)が装着される。マウント部200は正面にマウント面201が形成されており、マウント部200は複数のマウント爪202を備える。本実施例では装着対象を保持するために、3つのマウント爪202が光軸回りに所定の角度間隔で設けられている。差し込み指標102は撮像装置100の正面に形成され、ユーザは、装着対象を撮像装置本体部(以下、単に本体部という)へ装着する際の位相合わせに使用する。
マウント部200の開口にて下寄りの位置には接点ユニット300が配置され、第1接点部301を備える。第1接点部301は交換レンズの第2接点部と電気的に接続される。接点ユニット300は接点移動機構部400によって保持され、接点ユニット300は光軸方向に移動可能である。
撮像素子101は、本体部に取り付けられた交換レンズから入射される光線を受光し、電気信号に変換する。表示部103は撮像装置100の背面側に配置され、撮像画像や再生画像を表示する。表示部103は本体部に対して回動可能に取り付けられているので、ユーザが撮影状況に合わせて、表示部103の位置および姿勢を任意に変更できる。
把持部105は正面から見て左側面に配置され、把持部回動軸104を中心として本体部に対して回動可能に取り付けられている。ユーザは撮像装置100を把持して、把持部105に配された各種操作部を操作する。
次に、接点ユニット300および接点移動機構部400について説明する。図7(A)は接点ユニット300を正面側から示す外観斜視図である。図7(B)は接点ユニット300を背面側から示す外観斜視図である。図8は接点ユニット300の内部構造を示す断面図である。接点ユニット300の正面には、複数の第1接点部301が配置されている。接点ユニット300は両側面に接点ガイド部302をそれぞれ備える。複数の接点ガイド部302は撮像装置100の接点移動機構部400に係合し、光軸方向以外への移動を規制する役目を果たす。接点ユニット300の下部には位置操作部303が設けられる。位置操作部303は、撮像装置100における接点ユニット300をユーザが操作する部材である。
位置操作部303の上方には、複数の突出部304が前後方向に形成されている。これらの突出部304は撮像装置100の本体部と係合し、接点ユニット300の姿勢を固定させるための部材である。第1の突出部304aは前方に突出し、第2の突出部304bは後方に突出している。突出部304aおよび304bにより、接点ユニット300が前方や後方に倒れることがなくなり、第1接点部301を確実に交換レンズの第2接点部と接触させることができる。
接点ユニット300の正面および背面には、後述する第1MA800および第2MA900を撮像装置100の本体部に対して位置決めするためのロックピンがそれぞれ配置されている。つまり、接点ユニット300の正面部には前方ロックピン306が配置され(図7(A))、背面部には後方ロックピン305が配置されている(図7(B))。後方ロックピン305は、後方ピンばね305aによって後方に付勢されており、前方向に負荷が与えられたときに突出量がゼロとなり、接点ユニット300から突出しない位置まで退避する。また前方ロックピン306は、前方ピンばね306aによって前方に付勢されており、後方向に負荷が与えられたときに突出量がゼロとなり、接点ユニット300から突出しない位置まで退避する。
接点ユニット300の背面には、撮像装置100内部の基板(不図示)に接続するための電気結線部材307が設けられている。電気結線部材307は、例えば、フレキシブル配線部材で構成され、接点ユニット300の動作方向に沿うように屈曲部307aを有する。つまり電気結線部材307の一部は、側方からみてS字状に屈曲された部分を有し、撮像装置100内を引き廻される。この構成により、接点ユニット300が光軸方向に沿って移動する場合でも電気結線部材307に過剰な負荷が加わることはない。
次に、接点ユニット300の接点移動機構部400について説明する。図9(A)は接点ユニット300の位置が第1の位置(以下、後方位置という)である状態での接点移動機構部400を示す斜視図である。図9(B)は接点ユニット300の位置が第2の位置(以下、前方位置という)である状態での接点移動機構部400を示す斜視図である。以下では、接点ユニット300が後方位置にある状態を「後退状態」といい、接点ユニット300が前方位置にある状態を「前進状態」という。本実施例では、後方位置は接点ユニット300に移動範囲における第1の端位置であり、前方位置は接点ユニット300に移動範囲における第2の端位置である。
接点移動機構部400はガイドレール401、板ばね402、後述する被係合部403を備える。複数のガイドレール401は、接点ユニット300に形成された複数の接点ガイド部302とそれぞれ係合する部材であり、接点ユニット300が光軸方向以外へ移動することを規制する。板ばね402は、接点ユニット300の位置を前方位置および後方位置にて固定するために、それぞれの位置に付勢する機能を持つ。板ばね402は、接点ユニット300が第1または第2の位置から変位した際に、第1または第2の位置に引き付ける付勢力を付与する弾性支持体の一例である。図9(A)には、ガイドレール401および板ばね402の一方を図示するが、これらの部材は光軸に対して線対称に一対で配置されている。
図10(A)は接点移動機構部400の外観を示す正面図であり、図10(B)は接点移動機構部400の外観を示す右側面図である。図11は、図10(A)の断面指示線b−bに沿う断面図である。図11(A)は接点ユニット300の後退状態における、接点移動機構部400を示す断面図である。図11(B)は接点ユニット300の前進状態における、接点移動機構部400を示す断面図である。図12は、図10(B)の断面指示線d−dに沿う断面図であり、接点移動機構部400の構造を示す。図13(A)は接点ユニット300の後退状態を示す撮像装置100の下面図である。図13(B)は接点ユニット300の前進状態を示す撮像装置100の下面図である。
接点ユニット300の位置操作部303は、撮像装置100の本体部の下部から露出している(図13)。図11(A)に示すように、接点ユニット300の後退状態において、ユーザが位置操作部303に対して前方に力を加えると、接点ユニット300全体が前方にスライドする。これとは逆に、図11(B)に示すように接点ユニット300の前進状態において、ユーザが位置操作部303に対して後方に力を加えることで、接点ユニット300全体が後方にスライドする。接点ユニット300の第1および第2の突出部304はそれぞれ前後方向に突出しており、接点ユニット300のスライド位置に応じて、本体部に形成された複数の被係合部403にそれぞれ収納される。複数の被係合部403は、前後方向にて突出部304の形状に対応する凹んだ形状部である。前方突出部304aが前方被係合部403aに係合し、後方突出部304bが後方被係合部403bに係合することにより、接点ユニット300の移動時に、撮像装置100に対する姿勢を安定させることができる。
図12に示すように、複数のガイドレール401には、接点ユニット300の複数の接点ガイド部302がそれぞれ嵌合することで、接点ユニット300の移動方向が規制される。図13に示す操作開口部106は、本体部の下面部に形成された穴部であり、ここから位置操作部303が下方に露出している。操作開口部106は、光軸方向の幅が位置操作部303の移動範囲を超える幅で形成されている。このため、接点ユニット300がその移動範囲の端部に位置する前進状態および後退状態でも、位置操作部303が光軸方向と直交する面において操作開口部106と当接することはない。また図11に示すように、接点ユニット300がその移動範囲の端部にある状態でも、突出部304は被係合部403に対して前後方向の両位置で嵌合するように長さが設定されている。その結果、図13に示すように、操作開口部106からは位置操作部303および突出部304の一部が外部に露出している。撮像装置100の内部構造が外部から見えないように遮蔽された構成である。
図14は図10(A)の断面指示線c―cに沿う断面図である。図14(A)は、接点ユニット300の後退状態における、接点移動機構部400を示す断面図である。図14(B)は、接点ユニット300の前進状態における、接点移動機構部400を示す断面図である。接点ユニット300の後退状態では、接点ユニット300は後方当接面404に当接する。板ばね402は後方傾斜部402aをそれぞれ有しており、後退状態では、後方傾斜部402aによって、接点ユニット300を後方に付勢する力が働いている。
図14には不図示の位置操作部303をユーザが操作して前方への操作力が働いた場合、接点ユニット300が後方位置から前方位置に移動する際には、板ばね402に負荷がかかる。板ばね402は、例えばステンレス鋼などの金属製の薄板を曲げ加工した部材であり、一定の負荷により変形する。ユーザの操作力が所定値(閾値)を超えると、後方傾斜部402aが十分に変形し、接点ユニット300は後方傾斜部402aからの後方への付勢力を受けなくなり、接点ユニット300は前方位置までスライドして前方当接面405に当接する(前進状態)。
板ばね402は前方傾斜部402bを有しており、接点ユニット300の前進状態では、前方傾斜部402bによって、接点ユニット300を前方に付勢する力が働いている。位置操作部303をユーザが操作して前方への操作力が働いた場合、接点ユニット300が前方位置から後方位置へ移動する際には、ユーザの操作力が所定値を超えると、前方傾斜部402bが十分に変形する。このため、接点ユニット300は前方傾斜部402aからの前方への付勢力を受けなくなり、接点ユニット300は後方位置までスライドして後方当接面404に当接する(後退状態)。
本実施例では、ユーザによる手動操作に応じた接点ユニット300の移動機構部を例示するが、接点ユニット300の移動をアクチュエータによって実現する形態でもよい。この場合、ユーザが撮像装置100に備えられた操作部材を操作したときの信号をトリガー信号として本体部内の制御部はアクチュエータの駆動制御を行い、接点ユニット300を所定位置へ移動させる。
続いて、撮像装置100に装着されるマウントアダプタと、該マウントアダプタを固定する撮像装置100の構造について説明する。以下では、接点ユニット300の後退状態においてマウント部に固定されるマウントアダプタを第1MA800とする。また接点ユニット300の前進状態においてマウント部に固定されるマウントアダプタを第2MA900とする。
図15(A)は第1MA800を正面側から見た場合の外観斜視図である。図15(B)は第1MA800を背面側から見た場合の外観斜視図である。第1MA800は、正面部にレンズ取付部801を備え、交換レンズの取り付けが可能である。レンズ取付部801は複数のレンズ取付爪801aを備え、交換レンズに形成された複数の取付爪とそれぞれ嵌合される。レンズ取付部801の前面に設けられたロックピン801bは、第1MA800に装着される交換レンズの装着位相を決定するための部材である。ロックピン801bの突出量は、レンズリリースノブ801cの操作に応じて調整可能である。レンズ取付爪801a、ロックピン801b、レンズリリースノブ801cの構造は公知であるため、これらの詳細な説明を省略する。
第1MA800は内部にコンバージョンレンズ802を備える。例えば縮小光学系を構成するコンバージョンレンズ802の場合、第1MA800に装着される交換レンズからの入射光線を集光して撮像素子101の中央部に像を形成する。コンバージョンレンズ802の集光効果により、F値を下げる効果が得られる。また拡大光学系を構成するコンバージョンレンズ802の場合、第1MA800に装着される交換レンズからの入射光線に対する拡散効果により、撮像素子101には焦点距離が延長された拡大像が得られる。
アダプタ筒803は、コンバージョンレンズ802を保持する部材であり、マウントロック溝804およびロックピンガイド805を備える。アダプタ筒803には第1MA800の装着時に撮像装置100の接点ユニット300と干渉しないための切り欠き部803aが設けられている。ロックピンガイド805の機能については図17以降にて説明する。
第1MA800はその背面にマウント爪806およびマウント面807を有する。マウント面807は本体部のマウント面201に当接し、複数のマウント爪806は、装着時に撮像装置100の複数のマウント爪202とそれぞれ係合する。また第1MA800はその側面に、撮像装置100の差し込み指標102と対応して、当該指標に合わせるための差し込み指標808を有する。
ユーザが第1MA800を撮像装置100に装着する場合、以下のように操作が行われる。第1MA800は後方位置にある接点ユニット300によって固定されるため、ユーザはまず、撮像装置100にて接点ユニット300が後方位置にあることを確認する。接点ユニット300の位置が後方位置でない場合にユーザは位置操作部303の操作により、接点ユニット300を後方位置まで移動させる。そしてユーザはマウント面201とマウント面807を対向させた状態とし、差し込み指標102と差し込み指標808とを相互に合わせる。なお、この操作の際に第1MA800と接点ユニット300が接触しないよう、切り欠き部803aが形成されている。この状態において、撮像装置100のマウント爪202と第1MA800のマウント爪806は、互いに相補的な位置関係になるように設定されている。したがって、第1MA800の後端部をマウント部200の開口に差し込む操作が行われた場合、第1MA800のマウント爪806は、撮像装置100のマウント爪202の間を通過して、マウント面201の後方まで入り込む。図16(A)は、第1MA800の装着時に第1MA800のマウント面807と撮像装置100のマウント面201が当接した状態を示す斜視図である。
続いてユーザは、光軸を中心として、正面から見て第1MA800を時計回り方向に回転させる。これにより、第1MA800のマウント爪806が撮像装置100のマウント爪202の後方側に入り込み、爪同士が係合する。マウント爪202および806の少なくとも一方には僅かなテーパが形成されているので、第1MA800の回転に伴ってマウント面807が光軸方向にて後方に引き込まれ、最終的にマウント面同士が密接する。図16(B)は、撮像装置100に対して第1MA800の装着が完了した状態を示す斜視図である。この状態において、接点ユニット300の後方ロックピン305はマウントロック溝804に嵌合しているので、第1MA800は回転方向に移動できなくなる。
図17から図20を参照して、第1MA800の回転動作における、マウントロック溝804とロックピンガイド805に対する後方ロックピン305の動作について説明する。図17は、第1MA800におけるマウントロック溝804およびロックピンガイド805の構造を示す詳細図である。マウントロック溝804に近接する位置には、光軸回り方向に沿って円弧形状のロックピンガイド805が形成されている。ロックピンガイド805はガイド平面部805aとガイド斜面部805bにより形成され、ガイド斜面部805bの方がマウントロック溝804に近い位置にある。
図18は、第1MA800の回転動作に伴う後方ロックピン305と、マウントロック溝804およびロックピンガイド805との位置関係を示す要部の正面図である。図18(A)から(D)へ、後方ロックピン305と、マウントロック溝804およびロックピンガイド805とが相対的に移動する様子を示している。図19(A)から(D)は、図18(A)から(D)にそれぞれ示す断面指示線a−a、b−b、c−c、d−dに沿う断面図である。図20(A)から(D)は、図18(A)から(D)に示す各状態における要部の縦断面図である。各状態は以下のとおりである。
・図18(A)、図19(A)、図20(A)に示す第1の状態では、後方ロックピン305がガイド平面部805aに位置している。
・図18(B)、図19(B)、図20(B)に示す第2の状態では、後方ロックピン305がガイド斜面部805bに位置している。
・図18(C)、図19(C)、図20(C)に示す第3の状態では、後方ロックピン305がガイド斜面部805bとマウントロック溝804との間に位置している。
・図18(D)、図19(D)、図20(D)に示す第4の状態では、後方ロックピン305がマウントロック溝804と係合している。
第1の状態は、後方ロックピン305がガイド平面部805aに位置し、後方ピンばね305aによって後方に付勢されている状態である。この状態から第1MA800がさらに回転すると第2の状態となる。後方ロックピン305はガイド斜面部805bに位置し、ガイド斜面部805bから負荷を受けて前方向に移動する。つまり、ガイド斜面部805bの斜面に追従して後方ロックピン305が前進する。
第2の状態から第1MA800がさらに回転すると第3の状態となり、後方ロックピン305はガイド斜面部805bとマウントロック溝804との間に位置する。第3の状態では後方ロックピン305が最も前方向に移動する。そして第4の状態では、後方ロックピン305に対するアダプタ筒803からの負荷がかからなくなり、後方ロックピン305は後方ピンばね305aの付勢力によりマウントロック溝804に入り込む。マウントロック溝804の幅(円周方向と直交する方向の幅)は、後方ロックピン305の径と同一であるか、または両者の差が予め定められた範囲内に設定されている。第4の状態において、後方ロックピン305とマウントロック溝804との係合により、第1MA800は撮像装置100に対する光軸回り方向への回転を規制される。よって、前述したマウント爪202とマウント爪806との係合による光軸方向への移動規制と併せて、第1MA800は撮像装置100に対して固定された状態となる。
一方、第1MA800を本体部から取り外す場合にユーザは、接点ユニット300の位置操作部303を操作することで接点ユニット300を前方位置まで移動させる。後方ロックピン305は、接点ユニット300からの突出量が、接点ユニット300の移動量よりも小さいため、後方ロックピン305とマウントロック溝804と嵌合が外れて固定状態が解除される。第1MA800は光軸を中心として、反時計回り方向に回転可能な状態となるので、ユーザは、既述の一連の操作を逆の手順で行えば、本体部から第1MA800を取り外すことができる。
図21を参照して、第2MA900を説明する。図21(A)は第2MA900を正面側から見た場合の外観斜視図である。図21(B)は第2MA900の背面側から見た場合の外観斜視図である。第2MA900は、その正面部にレンズ取付部901を備える。複数のレンズ取付爪901aと、前面部に形成されたロックピン901bと、レンズリリースノブ901cが設けられている。第2MA900の内部はアダプタ筒903で構成され、その背面部には複数のマウント爪906、およびマウント面907が形成されている。マウント面907は本体部のマウント面201に当接し、複数のマウント爪906は、装着時に撮像装置100の複数のマウント爪202とそれぞれ係合する。
アダプタ筒903には、本体部への第2MA900の装着時に、接点ユニット300と干渉しないための切り欠き部903aが設けられている。マウントロック溝904は第1MA800と異なり、アダプタ筒903の背面部に配置される。第2MA900の側面部には、差し込み指標908がある。
第2MA900を撮像装置100に装着する動作について説明する。なお、第1MA800の装着動作の場合と重複する事項については適宜省略する。まずユーザは、撮像装置100において、接点ユニット300が前方位置にあることを確認する。接点ユニット300が前方位置にない場合にユーザは位置操作部303を操作することで、接点ユニット300を前方位置まで移動させる。この状態においてユーザは、差し込み指標102と差し込み指標908を合わせながら、マウント面201とマウント面907とを当接させる。図22(A1)、(A2)は、本体部への第2MA900の装着動作において、マウント面同士を当接させた状態を示す図である。図22(A1)は正面側から見た場合の外観斜視図である。図22(A2)は、図22(A1)における前方ロックピン306の状態を示す要部の縦断面図である。前方ロックピン306はマウント面907によって後方向に押されるので、前方ピンばね306aは縮んだ状態となり、前方ロックピン306の前端部はマウント面907に当接した状態となる。
続いてユーザは、第2MA900を、光軸を中心として正面から見て時計回り方向に回転させると、これに伴って第2MA900のマウント爪906と撮像装置100のマウント爪202とが係合していく。第2MA900の回転操作によってその回転量が所定の回転量に到達すると、前方ロックピン306とマウントロック溝904は、回転方向(円周方向)において同一位置となる。その状態を図22(B1)、(B2)に示す。図22(B1)は正面側から見た場合の外観斜視図である。図22(B2)は、図22(B1)における前方ロックピン306の状態を示す要部の縦断面図である。この状態では前方ロックピン306に対する後方への負荷はかからなくなり、前方ロックピン306はマウントロック溝904に嵌合して突出する。よって第2MA900は回転方向への移動が規制され、撮像装置100に対して固定された状態となる。
一方、第2MA900を本体部から取り外す場合にユーザは、接点ユニット300の位置操作部303を操作し、接点ユニット300を後方位置まで移動させる。前方ロックピン306は、接点ユニット300からの突出量が、接点ユニット300の移動量よりも小さいめ、前方ロックピン306とマウントロック溝904との嵌合が外れる。第2MA900は光軸を中心として、正面から見て反時計回り方向に回転可能な状態となるので、ユーザは、既述の一連の操作を逆の手順で行えば、本体部から第2MA900を取り外すことができる。
以上の事項を踏まえ、図23を参照して、本体部に第1MA800が装着された状態から、本体部に第2MA900を装着する手順およびその逆の手順について説明する。図23(A)から(F)は、マウントアダプタの取り換え時における接点ユニット300およびマウントアダプタの状態変化を示す断面図である。
ユーザは、図23(A)に示す接点ユニット300の後退状態にて、前述した操作により第1MA800を装着することが可能である(図23(B))。この状態から第1MA800を取り外す際にユーザは、まず接点ユニット300を前方位置に移動させる操作を行う(図23(C))。接点ユニット300の前進状態にて、正面から見て第1MA800を反時計回り方向に回転させる操作により、本体部から第1MA800が取り外される(図23(D))。この状態において、接点ユニット300の位置は既に前方位置であるため、ユーザは第2MA900の装着操作を行うことが可能である。ユーザは第2MA900を装着し(図23(E))、正面から見て第2MA900を時計回り方向に回転させる。第2MA900を本体部から取り外す場合には、ユーザは接点ユニット300を後方位置まで移動させる(図23(F))。接点ユニット300の後退状態で、ユーザは第2MA900を反時計回り方向に回転させて撮像装置100から取り外すと、図23(A)の状態に戻り、第1MA800の装着が可能な状態となる。
本実施例では、撮像装置の本体部と交換レンズとの電気的接続のための接点ユニットの移動操作と、マウントアダプタの回転方向のロック動作および解除動作とが同期して行われることで、マウントアダプタの取り換え動作が簡便となる。よってユーザは迅速に取り換えが可能である。
[変形例]
図24を参照して、第1実施例に係る変形例を説明する。図24は、図14と同じ部位の概略断面図である。変形例では板ばね402の形状が第1実施例と相違する。板ばね402は後方傾斜部402aおよび前方傾斜部402bと、さらに中央窪み部402cを備える。中央窪み部402cは、光軸方向にて後方傾斜部402aと前方傾斜部402bとの間に位置する。変形例では中央窪み部402cを備えることで、接点ユニット300を、後方位置および前方位置に加え、第3の位置(中間位置)に位置決めすることができる。接点ユニット300が第3の位置で固定可能となるので、接点ユニット300の第1接点部301が第3の位置において第2接続部と接触する装着対象と電気的に接続することが可能となる。つまり、第1から第3の位置にそれぞれ対応する、3種類の異なる装着対象への拡張が可能である。さらに、後方傾斜部402aと前方傾斜部402bとの間に複数の窪み部を設けることで、4種類以上の装着対象の取り付けに対応し得る使用形態を実現できる。したがって、移動機構部によって撮像光学系の光軸方向に移動可能な接点ユニットの接点部の位置は、以下のいずれかである。
(1) マウントアダプタを介して本体部に装着される複数の交換レンズの接点部に対して、接点ユニットの接点部がそれぞれ接触する複数の位置
(2) マウントアダプタを介さずに本体部のマウント部に装着される複数の交換レンズの接点部に対して、接点ユニットの接点部がそれぞれ接触する複数の位置
(3) (1)および(2)に示す位置を含む複数の位置。
各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、本発明を各種形態で実現できる。また、各実施形態に示される構成要素の幾つかを削除してもよい。例えば、接点ユニット300は突出部304を備えず、接点ガイド部302のみで接点ユニット300の姿勢を安定させる構造でもよい。
[第2実施例]
次に、本発明の第2実施例を説明する。本実施例において第1実施例の場合と同様の構成要素については既に使用した符号を流用することにより、それらの詳細な説明を省略し、主に相違点を説明する。
図25は撮像装置100の外観斜視図である。撮像装置100は、その正面にマウント部200を備える。マウント部200はマウント面210と、光軸を中心とする円周方向(ラジアル方向)に回動可能な複数のマウント爪230を有する。マウント爪230はマウント操作部205と一体的に回転する。マウント面210には、前方に突出した形状の本体側ロックピン218が設けられている。本体側ロックピン218は、装着対象に形成された凹部と係合することにより、装着対象のラジアル方向の位置を規定する部材である。マウント操作部205には操作ノブ206aおよび206bが光軸を挟んで反対側に配置されている。ユーザが操作ノブ206a,206bを摘んでマウント操作部205の回転操作を行うことで、マウント爪230がラジアル方向に回転する。
接点ユニット300は、マウント部200の開口にて下寄りに配置され、第1接点部301を備える。接点ユニット300は移動機構部により、光軸方向に移動可能である。図25に示す状態にて第1接点部301は、後方から前方に向けてバネで付勢されており、マウント面210より前方向に突出した状態となっている。
図26を参照して、マウント部200と接点ユニット300の構成について説明する。図26は、マウント部200に関わる分解斜視図である。マウント面210を有する部材213は、上下に延出した取り付け部211にて、撮像装置100にビス215で締結固定される。マウント面210は円環状に形成され、開口部の内周面には内ねじ212が形成されている。マウント面210を有する部材213の後方には、略リング形状の回転部材220が配置されている。回転部材220は複数のマウント爪230を備える。回転部材220の外周部には外ねじ221が形成されており、マウント面210の開口部の内周面に形成された内ねじ212と螺合する。これにより回転部材220は、その回転に伴い、光軸方向に沿って直線移動が可能である。本実施例では、回転部材220を正面から見て反時計回り方向に回転させることで、回転部材220が後方に移動するようになっている。また回転部材220には、外周方向に延出する複数の取付部222が設けられている。取付部222は、マウント面210を有する部材213の外周部を挟んで、ビス207にてマウント操作部205と一体的に固定される。つまり、マウント操作部205が、例えば正面から見て反時計回り方向に回転されると、回転部材220に設けられたマウント爪230は、反時計回り方向に回転しつつ後方に移動する。
マウント部200の開口にて下寄りの位置には、第1接点部301を有する接点ユニット300が配置されている。接点ユニット300は、本体部に固定された2本のシャフト340に嵌合した状態で移動可能に支持される。シャフト340は光軸方向に沿って延在し、接点ユニット300はシャフト340に沿って滑らかに移動することができる。また接点ユニット300は、後方から複数のコイルバネ330によって付勢される。コイルバネ330は接点ユニット300を光軸方向の被写体側に付勢する弾性部材の一例である。図26の状態では、接点ユニット300の備えるストッパ313が、マウント面210を有する部材213の裏面(背面)に当接して静止している。接点ユニット300は、複数のコイルバネ330によって付勢されているので、無負荷状態では第1接点部301がマウント面210より突出している。接点ユニット300が前方から押し込まれると、光軸方向にてマウント面210よりも後方に移動する。接点ユニット300が最も押し込まれた状態にて、第1接点部301は装着対象との接触に適した位置となる。装着対象がマウント面210に押し当てられた状態で、第1接点部301は確実に装着対象の第2接点部と接触する。また、第1接点部301に対して前方から不測の外力が加わった場合、接点ユニット300はマウント面210よりも後方に退避するので、損壊の懸念がない。
図27は、一体化されたマウント操作部205と回転部材220を示す外観斜視図である。なお、マウント操作部205と回転部材220との間に挟まれる、マウント面210を有する部材213は図示していない。回転部材220はマウント操作部205と一体的に構成されている。回転部材220の内側に設けたマウント爪230は、例えば後述する第1MA800に設けられたマウント爪820(図29(B)参照)と、一般的なバヨネット係合をする。撮像装置100には、マウント爪820と同一の平面において接点ユニット300の近傍に接点端子係合部250が設けられている。接点端子係合部250は回転部材220に設けられているので、マウント操作部205の動作に連動して移動する。
図28は接点ユニット300の外観斜視図である。接点ユニット300には電気結線部材307が接続される。電気結線部材307は、その一端部が第1接点部301と電気的に接続され、他端部は撮像装置100内部の基板(不図示)と電気的に接続される。第1接点部301は、レンズ接点端子群3010およびアダプタ接点端子群3011を具備する。レンズ接点端子群3010は、交換レンズの接点部と接続される接点群である。またアダプタ接点端子群3011は、マウントアダプタの接点部と接続される接点群である。これらの接点群は電気結線部材307と電気的に接続されている。撮像装置100の本体部に交換レンズが装着された場合、レンズ接点端子群3010を介して両者が電気的に接続されて、撮像装置100から交換レンズへの電力の供給や、双方向通信が可能となる。また、撮像装置100と後述するリアコンバータとが、アダプタ接点端子群3011を介して電気的に接続された場合、撮像装置100からリアコンバータへの電力の供給や、撮像装置100とリアコンバータとの通信が可能となる。このような機能を持つ接点ユニット300の側面部には、前側係合溝310と後側係合溝311が形成されている。前側係合溝310の入り口には斜面部350が形成され、後側係合溝311の入り口には斜面部351が形成されている。
次に、マウントアダプタと、それを固定する撮像装置100の構造について説明する。以下では、接点ユニット300が後方位置にある状態で本体部に装着される第1MA800と、接点ユニット300が前方位置にある状態で本体部に装着される第2MA900を説明する。
図29(A)は第1MA800を正面側から示す外観斜視図であり、図29(B)は第1MA800を背面側から示す外観斜視図である。第1MA800は、その正面部に、交換レンズを取り付けるためのレンズ取付部810を備える。レンズ取付部810は複数のレンズ取付爪811を備え、各レンズ取付爪811は交換レンズの取付爪とそれぞれ係合する。ロックピン812は、第1MA800に装着された交換レンズの装着位相を決定するための可動部材である。ロックピン812の突出量は、レンズリリースノブ813の操作によって調整される。
第1MA800は内部にコンバージョンレンズ802を備える。縮小光学系を構成するコンバージョンレンズ802の集光作用により、F値を下げる効果が得られる。または拡大光学系を構成するコンバージョンレンズ802の拡散作用により、撮像素子101には焦点距離が延長された拡大像が得られる。コンバージョンレンズ802は、複数のレンズ群で構成され、アダプタ筒803によって保持される。
コンバージョンレンズ802は、上下左右に揺動可能な像ぶれ補正レンズ(シフトレンズ)を備える。アダプタ筒803は像ぶれ補正レンズの駆動機構部を有し、ユーザの手振れ等による像ぶれを打ち消す方向に像ぶれ補正レンズが駆動される。光学式像ぶれ補正については公知であるため、その詳細な説明は省略する。マウントアダプタの内部にレンズ駆動機構部を設けることで撮像装置100の用途を広げることができる。例えば可動レンズを光軸方向に移動させる制御により、交換レンズ700のオートフォーカスをアシスト可能となる。
アダプタ筒803の下側には、コンバージョンレンズ802の光軸方向に貫通した開口部830が形成されている。開口部830の一端にはフランジ805が設けられている。フランジ805の背面にはアダプタ接点806が露出しており、内部の可動レンズの駆動機構部を動作させるための電気接点として機能する。つまりアダプタ接点806は、本体部の第1接点部301を構成するアダプタ接点端子群3011と当接することで、本体部内の制御基板と電気的に接続される。これにより、第1MA800内部の可動レンズの駆動制御が行われ、手振れ等による像ぶれの補正制御が可能となる。第1MA800の背面には、本体部のマウント爪230と係合する複数のマウント爪820、および、装着時に本体部のマウント面210と当接するマウント面807がある。
図30を参照して、第1MA800を撮像装置100の本体部に装着するときの操作について説明する。図30(A)は、本体部に何も装着されていない状態を示す斜視図である。この状態では接点ユニット300が前方位置(第2の位置)で静止しており、接点ユニット300を前方から押し込むと後方に退避する。
図30(B)は、第1MA800を本体部へ装着する直前の状態を示す斜視図である。ユーザは本体部に対して、第1MA800を光軸方向に沿って真っ直ぐに近付け、本体部のマウント面210と第1MA800のマウント面807とを当接させる。この状態において、本体部のマウント爪230と第1MA800のマウント爪820とは、互いに相補的な位置関係になるように設定されている。したがって、第1MA800の後端部がマウント部200の開口部に差し込まれた場合、第1MA800のマウント爪820は、本体部のマウント爪230の間を通過して、マウント面210の後方まで入り込む。このとき、第1MA800のフランジ805のアダプタ接点806と、接点ユニット300のアダプタ接点端子群3011とが当接し、接点ユニット300が後方に押し込まれて後方位置(第1の位置)まで退避する。その状態を図30(C)に示す。第1MA800は本体部に押しつけられた状態となっている。
本実施例では、第1MA800にアダプタ接点806を設けた構成であるが、コンバージョンレンズ802が固定レンズ群を備える場合には、フランジ805の背面のアダプタ接点806は不要である。この場合には、フランジ805によって接点ユニット300を直接押し込む動作が行われる。
次にユーザは、マウント操作部205を正面から見て反時計回り方向に回転させる操作を行う(図30(C)の矢印参照)。マウント操作部205が反時計回り方向に回転すると、第1MA800のマウント爪820が本体部のマウント爪230の後方側に入り込むので、第1MA800の前方向への移動が規制される。この状態を図30(D)に示す。図30(D)は、撮像装置100の本体部に対して第1MA800の装着が完了した状態を示す斜視図である。本体部のロックピン218は第1MA800の背面に設けられたマウントロック溝804(図29)に嵌合し、第1MA800の回転が規制された状態となる。さらに、マウント操作部205は回転に伴い、光軸方向にて後方へ僅かに移動する。それに伴い、回転部材220のマウント爪230も、回転による係合動作に伴って、光軸方向の後方へ僅かに移動する。この動作は、第1MA800のマウント爪820の前面を後方に引き込む動作となり、マウント操作部205の回転と共にマウント面807が光軸方向に引き込まれて、最終的に両マウント面が密接した状態となる。
接点ユニット300自体は、コイルバネ330によって前方に付勢されているが、接点ユニット300に配したそれぞれの第1接点部301は、後方から不図示のバネによって付勢されている。つまり第1接点部301とアダプタ接点806との導通を保証するために、第1接点部301はアダプタ接点806に対して強く押しつけられる必要がある。接点同士の確実な導通を行うためには、接点ユニット300の付勢力に比べて、それぞれの第1接点部301の付勢力を十分に小さくする必要がある。その場合、第1接点部301とアダプタ接点806との接触抵抗を低減させ、かつ第1接点部301の付勢力を大きくするためには、コイルバネ330による接点ユニット300の付勢力をさらに大きくする必要がある。しかし、これでは機器の大型化を招き、第1MA800等の装着時の操作性が著しく低下する可能性がある。
そこで本実施例では、マウント操作部205による装着動作が行われたときに、図28に示す接点ユニット300の前側係合溝310に、図27に示す接点端子係合部250が挿入される。接点ユニット300が僅かに前方に押し出されるので、アダプタ接点端子群3011とアダプタ接点806との間の十分な接触抵抗が確保される。図31を参照して、接点ユニット300の前側係合溝310による押し出し機構について説明する。
図31は、マウント操作部205と接点ユニット300の位置関係を表す要部の正面図である。図31(A)は、第1MA800が本体部に押しつけられた状態を示し、図31(B)は、第1MA800が本体部に装着された状態を示している。接点端子係合部250は、第1MA800が取り付けられる前の状態で接点ユニット300から離間している。ユーザがマウント操作部205を、正面から見て反時計回り方向に約45°回転させた状態では、接点端子係合部250は接点ユニット300と投影上重なり、見えない状態となっている。このときの接点端子係合部250は、図28に示す前側係合溝310または後側係合溝311に挿入されている。ここで、接点端子係合部250が、前側係合溝310と後側係合溝311のうちの、どちらの係合溝と係合するかについては、装着されるマウントアダプタの種類に依る。具体的には、係合溝はマウントアダプタの種類に応じた第1接点部301の押し込み量にしたがって選択される。
図32は、接点ユニット300の前側係合溝310と、回転部材220の接点端子係合部250との位置関係を表した図である。図32(A1)、(B1)、(C1)は正面図である。図32(A1)は、マウント操作部205の操作前の状態を表す。図32(B1)はマウント操作部205が、正面から見て反時計回り方向に約8°回転された状態を表す。図32(C1)はマウント操作部205が、正面から見て反時計回り方向に約45°回転された状態を表し、これは第1MA800の装着状態である。
図32(A2)、(B2)、(C2)は、図32(A1)、(B1)、(C1)にそれぞれ対応する要部の断面図であり、図32(A1)、(B1)、(C1)のQ方向から見た接点ユニット300と、接点端子係合部250との位置関係を示している。接点ユニット300については図28に示す断面指示線Z−Zでの断面を示している。図32(A2)から(B2)、(C2)へと、接点ユニット300の前側係合溝310と回転部材220の接点端子係合部250とが係合する様子を示す。すなわち、図32(A2)の状態は、接点端子係合部250が前側係合溝310と係合する前の状態であり、図32(B2)の状態は、接点端子係合部250が斜面部350と当接した状態である。図32(C2)の状態は、接点端子係合部250と前側係合溝310との係合が完了した状態である。
図32(A2)、(B2)、(C2)において一点鎖線で示すように、接点端子係合部250は、マウント操作部205の回転動作に伴い、僅かに後方に移動する。接点端子係合部250の後方への移動量は、回転部材220の外ねじ221の条件によって決定される。また、前側係合溝310と後側係合溝311の前方端(入り口側の端部)には、斜面部350と斜面部351がそれぞれ設けられている。これらの斜面部は、光軸方向の幅が、前述した接点端子係合部250の後方への移動量以上の値に設計されている。これによりマウント操作部205が反時計回り方向に回転されると、接点ユニット300は、接点端子係合部250によって光軸方向の前方に押し出される(図32(C2)のD寸法参照)。したがって接点ユニット300は、コイルバネ330による付勢力によらず、第1接点部301とアダプタ接点806との間で、十分な接触抵抗が確保される。
図33を参照して、第2MA900について説明する。図33(A)は第2MA900を正面側から示す外観斜視図である。図33(B)は第2MA900の背面側から示す外観斜視図である。第2MA900は第1MA800と同様に、レンズ取付部910、レンズ取付爪911、ロックピン912、レンズリリースノブ913、フランジ905、マウントロック溝904、マウント面907、マウント爪920を備える。第1MA800との相違点は、以下のとおりである。
・第2MA900は、内部が空洞の筒状アダプタであること(レンズが無いこと)。
・第1MA800よりも、第2MA900は光軸方向の幅(厚み)が大きいこと。
・第2MA900は、撮像装置100および交換レンズ700に対する電気的接続部を備えていないこと。
第2MA900は電気的接続部がなく、フランジ905の背面には、第1MA800のアダプタ接点806に類する部材が設けられていない。
図34は、交換レンズ700および第2MA900と、撮像装置100の本体部を示す外観斜視図である。図34は、ユーザが第2MA900に交換レンズ700をあらかじめ取り付けた上で、本体部に装着する状態を示す。第1MA800と異なり、第2MA900は接点部を有さないが、本体部への装着の際には交換レンズ700の第2接点部701aによって、第1接点部301が押し込まれる。第1MA800の場合と同様に、第1接点部301と第2接点部701aとの導通を保証するために、第1接点部301は第2接点部701aに強く押しつけられる必要がある。図34に示す状態から、交換レンズ700および第2MA900を撮像装置100の本体部に近付けると、第2MA900が本体部に密接した状態となる。この状態で、交換レンズ700の第2接点部701aと、レンズ接点端子群3010が当接し、接点ユニット300が後方に押し込まれて後方の第1の位置まで退避する。
図35は、接点ユニット300が第3の位置にある状態にて、後側係合溝311と接点端子係合部250との位置関係を表した図である。図35(A1)は、マウント操作部205の操作前の状態を表す。図35(B1)はマウント操作部205が正面から見て反時計回り方向に約8°回転された状態を表す。図35(C1)はマウント操作部205が正面から見て反時計回り方向に約45°回転された状態を表し、これは第2MA900の装着状態である。
図35(A2)、(B2)、(C2)は、図35(A1)、(B1)、(C1)にそれぞれ対応する要部の断面図であり、図35(A1)、(B1)、(C1)のQ方向から見た接点ユニット300と、接点端子係合部250との位置関係を示している。接点ユニット300については、図28に示す断面指示線Y−Yでの断面を示している。図35(A2)から(B2)、(C2)へと、接点ユニット300の後側係合溝311と回転部材220の接点端子係合部250とが係合する様子を示す。すなわち、図35(A2)の状態は、接点端子係合部250が後側係合溝311と係合する前の状態であり、図35(B2)の状態は、接点端子係合部250が斜面部351と当接した状態である。図35(C2)の状態は、接点端子係合部250と後側係合溝311との係合が完了した状態である。
本体部に第2MA900が装着される場合、第1MA800のときと同様に、接点端子係合部250がマウント操作部205の回転動作に伴って僅かに後方に移動する。第2MA900の装着時には、第2MA900が第1MA800より厚いことにより、接点ユニット300の光軸方向の移動量が少ない。そのため、接点端子係合部250は、接点ユニット300の後方側に設けられている後側係合溝311と係合する。接点ユニット300に設けられた前側係合溝310と後側係合溝311の光軸方向の離間距離は、第2MA900と第1MA800りの厚さの差と同じである。
図35に示すように、本体部への第2MA900の装着時には、接点ユニット300の後方側に設けられた後側係合溝311と接点端子係合部250とが係合する。これにより、第1MA800の場合と同様に、接点ユニット300は接点端子係合部250によって光軸方向の前方に押し出される(図35(C2)のD寸法参照)。したがって第1接点部301とアダプタ接点806との間で十分な接触抵抗が確保される。
図36(A)および(B)は、光軸方向の厚みが異なる2種類のマウントアダプタを、本体部にそれぞれ装着した状態を表す外観斜視図である。図36(A)は比較的薄い第1MA800の装着状態を表わし、図36(B)は比較的厚い第2MA900の装着状態を表している。
本実施例では、接点ユニット300を光軸方向に移動可能とする移動機構部を備えることで、厚みの異なる複数のマウントアダプタを本体部に装着することができる。第2MA900を本体部に装着した図36(B)の状態に比べて第1MA800を本体部に装着した図36(A)に示す状態では、接点ユニット300が光軸方向の後方に押し込まれている。すなわち撮像装置100は、接点ユニット300が光軸上で複数のポジションをとることによって、厚みの異なる複数のマウントアダプタに対応可能である。
[変形例]
次に、図37を参照して、第2実施例の変形例について説明する。変形例に係る接点ユニット300は、前側係合溝310と後側係合溝311に加えて、第3の係合溝501を備える。例えば、第3の係合溝501は、前側係合溝310および後側係合溝311よりも前側に形成される。3本の係合溝を有する接点端子部500において、斜面部502を有する第3の係合溝501と、接点端子係合部250とが係合する。これにより、第1MA800よりもさらに厚みの薄い第3のマウントアダプタに対応することができる。または別の変形例では、第3の係合溝501の位置が、マウントアダプタではなく、交換レンズに対応して設定される。つまり、撮像装置100の本体部に交換レンズ700を取り付ける場合に、第3の係合溝501が使用される。変形例の接点ユニットにおいては、複数の交換レンズまたはマウントアダプタのフランジバックの差分に対応する複数の係合溝が光軸方向に離間して配置される。この構成によれば、撮像装置のマウント面に対して交換レンズまたはマウントアダプタの電気接点位置が変化する複数の使用形態において、交換レンズと電気的に接続可能な撮像装置およびマウントアダプタを提供できる。
200 ・・・ マウント部
205 ・・・ マウント操作部
220 ・・・ 回転部材
250 ・・・ 接点端子係合部
300 ・・・ 接点ユニット
303 ・・・ 位置操作部
304 ・・・ 突出部
305,306 ・・・ ロックピン
310,311,501 ・・・ 係合溝
400 ・・・接点移動機構部
700 ・・・ 交換レンズ
800,900 ・・・ マウントアダプタ


Claims (18)

  1. レンズ装置およびマウントアダプタが装着されるマウント部を備える撮像装置であって、
    前記レンズ装置の接点部と電気的に接続される接点部を有する接点ユニットと、
    前記接点ユニットを撮像光学系の光軸方向に移動し得る状態で支持する移動機構部と、を備え、
    前記接点ユニットの接点部は、第1のマウントアダプタを介して装着されるレンズ装置の接点部と接触する第1の位置と、第2のマウントアダプタを介して装着されるレンズ装置の接点部と接触する第2の位置に移動でき、
    前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第1のロックピンと、当該ロックピンを第1の方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記第1のロックピンは、前記レンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合される
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. レンズ装置およびマウントアダプタが装着されるマウント部を備える撮像装置であって、
    前記レンズ装置の接点部と電気的に接続される接点部を有する接点ユニットと、
    前記接点ユニットを撮像光学系の光軸方向に移動し得る状態で支持する移動機構部と、を備え、
    前記接点ユニットの接点部は、前記マウントアダプタを介して装着されるレンズ装置の接点部と接触する第1の位置と、前記マウントアダプタを介さずに前記マウント部に装着されるレンズ装置の接点部と接触する第2の位置に移動でき、
    前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第1のロックピンと、当該ロックピンを第1の方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記第1のロックピンは、前記レンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合される
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. レンズ装置が装着されるマウント部を備える撮像装置であって、
    前記レンズ装置の接点部と電気的に接続される接点部を有する接点ユニットと、
    前記接点ユニットを撮像光学系の光軸方向に移動し得る状態で支持する移動機構部と、を備え、
    前記接点ユニットの接点部は、前記マウント部に装着される第1のレンズ装置の接点部と接触する第1の位置と、前記マウント部に装着される第2のレンズ装置の接点部と接触する第2の位置に移動でき、
    前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第1のロックピンと、当該ロックピンを第1の方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記第1のロックピンは、前記レンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合される
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. レンズ装置およびマウントアダプタが装着されるマウント部を備える撮像装置であって、
    前記レンズ装置の接点部と電気的に接続される接点部を有する接点ユニットと、
    前記接点ユニットを撮像光学系の光軸方向に移動し得る状態で支持する移動機構部と、を備え、
    前記接点ユニットの接点部は、前記マウントアダプタを介して装着される複数のレンズ装置の接点部とそれぞれ接触する複数の位置、または前記マウントアダプタを介さずに前記マウント部に装着される複数のレンズ装置の接点部とそれぞれ接触する複数の位置に移動でき、
    前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第1のロックピンと、当該ロックピンを第1の方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記第1のロックピンは、前記レンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合される
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記接点ユニットの接点部は前記移動機構部によって、複数の前記レンズ装置の接点部とそれぞれ接触する3つ以上の位置に移動し得る
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の位置は、前記接点ユニットの移動範囲における第1の端位置であり、前記第2の位置は前記移動範囲における第2の端位置である
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記移動機構部は、前記接点ユニットと係合して光軸方向とは異なる方向への当該接点ユニットの移動を規制するガイドレールを備える
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記移動機構部は、前記接点ユニットが前記第1または第2の位置から変位した際に、前記第1の位置または第2の位置に引き付ける付勢力を付与する弾性支持体を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記弾性支持体は板ばねである
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記接点ユニットは、前記撮像装置の操作開口部を介して外部に露出される位置操作部を有する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記接点ユニットは光軸方向に突出した突出部を有し、
    前記突出部は、前記撮像装置の本体部に設けられた被係合部と係合し、前記接点ユニットの移動範囲に亘って前記操作開口部を遮蔽する
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記接点ユニットは、光軸方向の移動が可能な第2のロックピンと、当該ロックピンを前記第1の方向とは反対の第2の方向に付勢する付勢手段を備え、
    前記第2のロックピンは、前記第1のロックピンがマウントロック溝と嵌合される前記レンズ装置またはマウントアダプタとは異なるレンズ装置またはマウントアダプタに設けられたマウントロック溝と嵌合される
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の撮像装置。
  13. 前記第1のロックピンの突出量は、前記接点ユニットが光軸方向へ移動する距離よりも小さく、前記マウント部に装着された前記レンズ装置またはマウントアダプタと当接した場合に前記突出量がゼロになる位置に退避する
    ことを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の撮像装置。
  14. 前記第2のロックピンの突出量は、前記接点ユニットが光軸方向へ移動する距離よりも小さく、前記マウント部に装着された前記レンズ装置またはマウントアダプタと当接した場合に前記突出量がゼロになる位置に退避する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 請求項1、2、4のいずれか1項に記載の撮像装置のマウント部に装着可能なマウントアダプタ。
  16. 前記マウントロック溝を備え、
    光軸回り方向と直交する方向において前記マウントロック溝の幅と前記第1のロックピンの幅が等しいか、または前記マウントロック溝の幅と前記第1のロックピンの幅との差分が予め定められた範囲内である
    ことを特徴とする請求項1に記載のマウントアダプタ。
  17. 前記第1のロックピンと当接するガイド斜面部を備え、
    前記第1のロックピンが、前記ガイド斜面部に当接した状態から、前記マウントロック溝と嵌合した状態になることにより、前記マウントアダプタの光軸回り方向の回転が規制される
    ことを特徴とする請求項1に記載のマウントアダプタ。
  18. 請求項12に記載の撮像装置に装着されるマウントアダプタであって、
    前記第2のロックピンと嵌合する前記マウントロック溝を有し、
    光軸回り方向と直交する方向において前記マウントロック溝の幅と前記第2のロックピンの幅が等しいか、または前記マウントロック溝の幅と前記第2のロックピンの幅との差分が予め定められた範囲内である
    ことを特徴とするマウントアダプタ。
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