JP6838795B2 - 浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントの外殻として用いる船体、同船体を製造するための方法、同船体を備える船舶、ならびに同船体を有する同船舶を製造するための方法 - Google Patents

浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントの外殻として用いる船体、同船体を製造するための方法、同船体を備える船舶、ならびに同船体を有する同船舶を製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、浮体式炭化水素処理貯蔵プラント(FPSO)または浮体式炭化水素貯蔵プラント(FSO)の外殻として用いる船体を製造するための方法であって、
船体の船尾部、船首部および船首部と船尾部との間の中央部を製造する工程であり、外殻縦側面は、船尾部の外殻縦側面、船首部の外殻縦側面および中央部の外殻縦側面を備える、工程と、
船体に、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した甲板を配置する工程と、
船体の内側に、海底設置式の坑口装置から取得される炭化水素を貯蔵するための炭化水素貯蔵タンクを配置する工程と、
船体に、FPSOまたはFSOを海底に係留するのに適したアンカ索と連結するためのアンカ連結設備を設ける工程と、を含む方法に関する。
このような方法は、例えば公で使用されていることから知られている。通常、現存のFPSOおよびFSOは、単一用途のために、すなわち単一タイプのアンカ索およびライザ設備を有するために、特に建造された外殻を有する船舶を備える。このような外殻は、特注の「新造」外殻、または例えば石油タンカと共に従前に用いられた中古外殻とすることができる。
しかし、このような新造外殻をベースに、または中古外殻を有する船舶をベースにFPSOまたはFSOを建造するには、中古外殻の状態および実施すべき作業量によっては、所望の機能および特徴を有するFPSOまたはFSOを得るために造船所における比較的長い建造期間が必要となる。中古外殻をFPSOまたはFSOに改造するには、改修および改造を実現するために外殻内での大規模かつ時間を要する構造作業が必要となる。中古外殻の既存設備の改修には、FPSOまたはFSOに保証が付与されるので、20〜30年の外殻耐用年数を確保する必要がある。外殻の改造によって、FPSOまたはFSOとしての使用に外殻を備えるために設備が追加される。外殻の改修と改造は、並行して行われることが多く、作業全体には、複数の期間に分割できる複数回のドック入り休止が必要となることが多い。
FPSOおよびFSOの需要が増え続け、かつ建造期間および引渡し期間の短縮に対する圧力が高まっているので、発注から引渡しまでの期間を短縮する必要がある。外殻が上記の乾ドックにある期間のコストが比較的高く、かつ改修および改造作業を行うためのスロットまたは新たな外殻を建造するためのスロットを前もって手配するべきであるので、外殻が乾ドックに留まる期間も短縮するべきである。
本出願人は、乾ドックでの建造に要する期間を短縮する汎用的な新造外殻の設計および建造を試みた。このような汎用的な外殻は、テキサス州(米国)ヒューストンで開催された2003 Offshore Technology Conferenceで開示され、特に、(とりわけ)本出願人によって準備され同会議での発表用に提案された論文で開示された。当時は、このような汎用的な外殻に関する思想は、標準的なタンカの改造に基づいて、標準的な係留システムを有し、標準的な処理モジュールが設けられた汎用的な外殻を建造できる、というものであった。
しかし、凡そ10年が経過し、会議および上記の論文において開示された汎用的な外殻は、残念ながら、発注から引渡しまでの期間を短縮するためには殆ど建造されていないようである。
したがって、依然として、発注から引渡しまでの期間を短縮する、浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラント(FSO、FPSO)の外殻として用いる船体を製造するための方法を提供する必要がある。
よって、本発明の目的は、発注から引渡しまでの期間を短縮する、浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラント(FSO、FPSO)の外殻として用いる船体を製造するための方法を提供することである。
ここで、本発明によれば、浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントの外殻として用いる船体を製造するための方法であって、
船体の船尾部、船首部および船首部と船尾部との間の中央部を製造する工程であり、船体には、船尾部の外殻縦側面、船首部の外殻縦側面および中央部の外殻縦側面を備える外殻縦側面が設けられている、工程と、
船体に、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した甲板を配置する工程と、
船体の内側に、海底設置式の坑口装置から取得される炭化水素を貯蔵するための炭化水素貯蔵タンクを配置する工程と、
船体に、船体を海底に係留するのに適したアンカ索と連結するためのアンカ連結設備を設ける工程と、を含む方法において、
甲板に、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した処理モジュール補強部を配置する工程と、
以下の工程、すなわち、
両側の外殻縦側面において船首部および船尾部の近くにまたは船首部および船尾部に、多点式係留アンカ索設備に用いる係留索を連結するための係留索連結補強部を設け、縦方向における係留索連結補強部同士の間に、ライザを連結するためのライザバルコニを支持するのに適した一側又は両側の外殻縦側面におけるライザバルコニ連結補強部を配置する工程、
船首部に、内部タレットを受けるのに適したタレット補強部を設ける工程、
船首部に、外部タレットを受けるのに適したタレット補強部を設ける工程であり、タレットには、アンカ索連結点およびライザ連結点が設けられている、工程、
のうちの少なくとも2つの工程と、を特徴とする方法が提供される。
よって、「1基設計し、複数基建造する」という思想に基づいて、特にアンカ索連結点(すなわち係留システム)およびライザ連結点に関連して、更なるFSOまたはFPSO施設が設置される外殻箇所に予め設置された補強部を有する、一種の「多目的外殻」が提供される。補強部は、乾ドックで外殻に組み込まれ、続いて上記の補強部を有する外殻は、所望の係留およびライザシステム設備を有するFPSOまたはFSOへの実際の改造のために、FPSOまたはFSOを受入れ可能な岸壁まで移送される。地元の施設を用いて改造を行うことができる。特定の状況において、乾ドックは、例えば韓国に存在する一方、FPSO用のトップサイドの組込みのための岸壁は、ブラジルに位置する。例えば、外部タレットシステムを有するFPSOをFPSO岸壁で建造する場合、「使用されない」補強部(すなわち、多点式係留設備および/または内部タレット設備と共に用いるように特に構成された補強部)を適所に留めて、係留設備用ではなく船体用の一般的な構造補強部としてのみ役立てることができる。
既存の中古石油タンカの外殻を改造および改修する典型的な方法と比べて、FSOまたはFPSOへの改造に必要な合計期間を約6〜12ケ月短縮できることが実務上分かっている。
外殻設計のサイズおよび自由度によって、外殻内部での再作業を必要とせずに、FSOまたはFPSOを様々な構成で係留すること、すなわち、任意のタイプの環境、水深、ライザタイプまたは貯蔵条件に適合させることができる。
本特許出願の文脈において、「補強部」は、ライザシステム、係留システム、処理モジュール、クレーンサポート、フレアスタックなどの存在によって外殻箇所に生じる比較的大きな力に外殻を対処させるために、対応する箇所に追加の構造強度/剛性をもたらすための構造補強部と理解されるべきである。
本発明の別の態様は、浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントの外殻として用いる船体であって、
船尾部、船首部および船首部と船尾部との間の中央部であり、船体には、船尾部の外殻縦側面、船首部の外殻縦側面および中央部の外殻縦側面を備える外殻縦側面が設けられている、船尾部、船首部および中央部と、
船体に配置され、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した甲板と、
船体の内側に配置され、海底設置式の坑口装置から取得される炭化水素を貯蔵するための炭化水素貯蔵タンクと、
船体を海底に係留するのに適したアンカ索と連結するためのアンカ連結設備と、を備える船体において、
甲板は、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した処理モジュール補強部を備えることと、
以下の条件、すなわち、
両側の外殻縦側面は、船首部および船尾部の近くにまたは船首部および船尾部に、多点式係留アンカ索設備と共に用いる係留索を連結するための係留索連結補強部を備え、縦方向における係留索連結補強部同士の間に、ライザを連結するためのライザバルコニを支持するのに適した一側又は両側の外殻縦側面におけるライザバルコニ連結補強部を備えること、
船首部は、内部タレットを受けるのに適したタレット補強部を備えること、
船首部は、外部タレットを受けるのに適したタレット補強部を備え、タレットには、アンカ索連結点およびライザ連結点が設けられること、
のうちの少なくとも2つの条件と、を特徴とする船体に関する。
ある実施形態は、前述の方法によって製造された前述の船体に関する。
ある好適な実施形態では、船体には、全部で3つの要素、すなわち、多点式係留設備用の補強部、内部タレット設備用の補強部および外部タレット設備用の補強部が設けられる。
しかし、外殻の以下の実施形態、すなわち、多点式係留設備用の補強部および外部タレット設備用の補強部のみが設けられた外殻、多点式係留設備用の補強部および内部タレット設備用の補強部のみが設けられた外殻、または内部タレット設備用と外部タレット設備用の両方の補強部のみが設けられた外殻は、特許請求の範囲内である。
別の実施形態は、船首部と中央部との間に横隔壁が配置されており、中央部は、船尾部から横隔壁まで縦方向に延び、かつ横距離D1で離間する2つの中央部縦隔壁を備え、船首部は、横隔壁から船首まで縦方向に延び、かつ内部タレット位置で横距離D2で離間する2つの船首部縦隔壁を備え、上面図で見ると、D2は、2つの船首部縦隔壁間において内部タレット位置に配置される内部タレットの最大外径よりも長い、前述の船体に関する。よって、上記の縦隔壁を建造するとき、船首部の縦隔壁間における内部タレットの配置は、新造外殻の建造中に既に考慮される。同時に、通常の縦隔壁の製造工程から最小限の仕様変更のみが必要となる。
D2はD1よりも長く、上面図で見る(すなわち、通常の向きにある外殻を上方から見る)と、基本的に音叉の外観を縦隔壁に与えることが好ましい。
2つの中央部縦隔壁および2つの船首部縦隔壁は、船尾部から船首まで延びる2つの連続縦隔壁によって構成されていること、つまり、縦隔壁は、横隔壁によって実際に交差されたり、中断されたりしないことがより好ましい。
別の実施形態は、船首部は、縦方向に延びる垂直対称面を備え、上面図で見ると、船首部縦隔壁はそれぞれ、垂直対称面の一側に配置されており、船首部縦隔壁は、各船首部縦隔壁の第1のセクションが垂直対称面から離れる方向に末広がりとなり、連続する第2のセクションが垂直対称面とほぼ平行に延びて、内部タレット位置に内部タレット用の受入れ空間を形成するように、横隔壁から船首まで延びている、前述の船体に関係する。(直線状の)末広がりのセクションによって、前述の音叉の形状を得て、内部タレット受け入れ用の受入れ空間を形成することが容易となる。実務上、船舶の長さに沿って船尾から船首まで延びる2つの縦隔壁のみを有する場合と比べて、そのような縦隔壁の構成を船首部に得るために、比較的最小限の時間を費やす必要がある。
ある実施形態は、連続する第3のセクションが、垂直対称面に向かって先細になっている、前述の船体に関する。そこでは、船首部縦隔壁の第1のセクション、第2のセクションおよび第3のセクションは、上面図で見ると、船首部縦隔壁のそれぞれが、受入れ空間に受入れ可能な内部タレットの中心点と一致する曲率中心を有する弧に近似するような角度で垂直対称面に対して延び、そのような寸法を有することが好ましい。
更に別の実施形態は、1つまたは複数の取外し可能な推進ユニットを備える、前述の船体に関する。同様に取外し可能な(電力)発生ユニットに各推進ユニットを連結するか、または関連付けることができる。
よって、取外し可能な推進ユニットによってもたらされる推進力を用いて、船体を第1の場所(特に乾ドック)から第2の場所(特にFPSOまたはFSO岸壁)まで移送することができる。選択的作業(ライザ連結点に対する選択された係留システムの組込み、すなわち(上部および下部)ライザバルコニの追加、内部または外部タレットの組込み、処理モジュールの追加、フレアスタック、クレーンなどの追加)を岸壁で行った後に、完成したFPSOまたはFSOを、ライザおよび係留索が対応するライザおよび係留索の連結点に連結される沖合生産サイトまで、それ自体の推進システムによって移送することができる。移送ならびにライザおよび係留索の連結の後に、一時的かつ取外し可能な推進ユニットおよび関連付けられた発電機が外殻から連結解除され、本発明による別のFPSOまたはFSO外殻に用いることができるように取り外される。よって、もはや恒久的な推進システムを船体に設置する必要がなくなり、FPSOまたはFSOの所期CAPEXコストが抑制される。
ある実施形態では、甲板は、フレアスタックを支持するのに適した補強部および1つまたは複数の台座クレーンを支持するための補強部を備える。
本発明の別の態様は、前述の船体を用いて、浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントとして用いる船舶を製造するための方法であって、
処理モジュール補強部の箇所において炭化水素処理モジュールを甲板に配置する工程と、
多点式係留設備、内部タレット設備または外部タレット設備などの、所望のライザおよびアンカ索設備を選択する工程と、
特に、アンカ索連結点およびライザ連結点を構成することによって、所望のアンカ索およびライザ設備と共に用いる船体を構成する工程と、を含む方法に関する。
上記の方法を乾ドックから離れた第2の場所で好適に行って、完成済みまたは完成直前のFPSOまたはFSOを得ることができる。
上記の方法は、
浮体式貯蔵処理プラントとして用いる船舶を、海底設置式の坑口装置の近くの場所まで移送する工程と、
アンカ索をアンカ索連結点に連結し、ライザをライザ連結点に連結する工程と、を更に含んでもよい。
よって、上記の方法のある好適な実施形態では、前述の船体は、第1の場所で製造され、船体を用いて浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラント(FPSO、FSO)として用いる船舶を製造するための方法は、第1の場所とは異なる第2の場所で行われ、船体を第1の場所から第2の場所まで移送する工程を含む。
船体を第1の場所から第2の場所まで移送する前に、取外し可能な推進ユニットは、船体に組み込まれ連結され、船体は、取外し可能な推進ユニットによってもたらされる推進力を用いて第1の場所から第2の場所まで移送され、移送の後に、取外し可能な推進ユニットは、船体から連結解除されることが好ましい。前述したように、第1の場所は乾ドックを含み、第2の場所は、船体を受け入れるのに適した岸壁、特に、FSOまたはFPSO岸壁を含み、もって、FSOまたはFPSOの建造および処理組込みの全体期間のうちの比較的短い期間のみを乾ドックで費やす必要がある。
米国特許公報第2011/263169A1号、同2003/205188A1号、同6126501A号、同2009/126617A1号、同6453838A1号および同2009/078185A1号には、更なる技術的背景が説明されている。
本発明による船体の実施形態について、添付の図面を参照して非限定的な例を用いて詳細に説明する。図面において、
予め設置された補強部を有する船体のある実施形態の斜視図を示している。 図1に示すような船体の船首部の拡大図を示している。 本発明による船体のある実施形態の、多点式係留設備と共に用いるアンカ索設備が存在する典型的な船体縦位置の断面を示している。 図3による実施形態の、ライザバルコニが存在する典型的な船体縦位置の部分断面を示している。 図3および図4による船体の実施形態の上面図を示している。
図1〜図5についてまとめて説明する。図1は、本発明による予め設置された補強部を有する浮体式炭化水素処理貯蔵プラント(FPSO)の外殻1の斜視図を示している。外殻1は、船尾部2(図1の右下部に示している)、船首部3(図1の左上部に示している)、および船首部3と船尾部2との間の中央部4を有し、船尾部2の外殻縦側面、船首部3の外殻縦側面および中央部4の外殻縦側面を備える外殻縦側面5を有する。外殻1には、FPSO用の炭化水素処理モジュールまたはFSO用の計量スキッドのような処理モジュール(不図示)を支持するための甲板6が配置されている。また、外殻1の内側には、海底設置式の坑口装置から直接取得される炭化水素(FPSOの場合)、またはFSOの場合に別の炭化水素生産船舶(不図示)を介して間接的に取得される炭化水素を貯蔵するための炭化水素貯蔵タンク(不図示)が配置される。FPSOまたはFSOを海底に係留するのに適したアンカ索と連結するために稼働中に用いるアンカ連結設備7(図3および図5を参照)が設けられている。図1〜図5に示すような船体1の向きは、このような船体1の稼働中の通常の向きに対応している。(Y方向の)船体1の幅は、例えば60mに達することがある。縦方向Xの船舶長は、典型的に、例えば350mに達することがある。
本発明によれば、甲板6は、炭化水素処理モジュールおよび他のモジュールを稼働中に支持するための処理モジュール補強部8を備える。このような処理モジュール補強部8の一例を外殻1の船首部3の近くに示している。処理モジュールを支持する他に、同様の補強部、特にフレア用、クレーン(図2および図5に示しているクレーン台座25など)用または通気マスト用の補強部を甲板6に設けることができる。
両側の外殻縦側面5は、多点式係留アンカ索設備13と共に用いる係留索を連結するための係留索連結補強部9を船首部3または船首部3の近くに備えることができる。このような係留索連結補強部9のうちの2つが、船体1の両側の側面において船首部3の近くにまたは船首部3に配置されている。同様に、このような係留索連結補強部9のうちの2つが、船体1の船尾部2に同様に配置されている。甲板6のレベルでは、係留索補強部9の上方に、多点式係留アンカ索設備13の場合にチェーンに張力を付与するために用いるチェーン張力付与システム27を支持するためのチェーン張力付与システム補強部26(図2を参照)を設けることが好ましい。
さらに、1つまたは複数の外殻縦側面5は、縦方向Xにおける係留索連結補強部9同士の間に配置された、下部ライザ連結補強部10および上部ライザ連結補強部14を備えることができる。ライザ連結補強部10、14は、ライザ31(図4を参照)を連結するための下部および上部のライザバルコニ28、29(図4および図5を参照)を支持するためのものである。ライザ連結補強部10、14は、対応するライザバルコニ28、29の長さにほぼ相当する縦方向Xの長さを有することが好ましい。
船体1は、(図3、図4および図5に示すように)船舶の両側の縦側面5にバラストタンク32を備えることが好ましい。バラストタンク32は、係留索連結補強部9、下部ライザ連結補強部10、上部ライザ連結補強部14および/またはチェーン張力付与システム補強部26を備え、つまり、それらの補強部9、10、14、26は、バラストタンク32の中空空間に配置されることがより好ましい。補強部9、10、14、26は、縦方向Xと垂直な平面に広がる、例えばバラストタンク32の中空空間の横断面全体に広がる、補強板を備えてもよい。当業者は、またアンカ連結設備7、チェーン張力付与システム27ならびに下部および上部のライザバルコニ28、29もそれぞれのバラストタンク32に連結または配置されることを理解するであろう。
本発明によれば、船首部3は、内部タレットまたは外部タレット(不図示)の両方を受けるための内部タレット補強部11および外部タレット補強部12を備えることができる。タレットには、アンカ索連結点およびライザ連結点が設けられる。前述したように、本発明による外殻は、3タイプ全ての係留設備用の補強部(多点式係留設備用の補強部、内部タレット係留設備用の補強部および外部タレット係留設備用の補強部)、または、内部タレット係留設備用の補強部と組み合わされた多点式係留設備用の補強部、外部タレット係留設備用の補強部と組み合わされた多点式係留設備用の補強部、もしくは外部タレット係留設備用の補強部と組み合わされた内部タレット係留設備用の補強部のように、3タイプのうち2タイプの係留設備用の補強部のみを有することができる。
図5の右部に示すように、船首部3と中央部4の間には、横(すなわちY方向に延びる)隔壁15が配置されている。中央部4は、船尾部2から横隔壁15まで縦方向Xに延び、かつ横距離D1で離間する2つの中央部縦隔壁16を備える。船首部3は、横隔壁15から船首19まで縦方向Xに延び、かつ内部タレット位置ITPにて横距離D2で離間する2つの船首部縦隔壁17を備え、上面図で見ると、D2は、2つの船首部縦隔壁17の間において内部タレット位置ITPに配置される内部タレットの最大外径よりも長い。D2は、D1の1.5〜2.5倍、例えばD1の約2倍など、D1よりも長いことが好ましい。
2つの中央部縦隔壁16および2つの船首部縦隔壁は、船尾部から船首19まで延びる2つの連続縦隔壁18によって構成されており、つまり、それらの縦隔壁18はそれぞれ、単一の一体要素として形成されている。
船体1、特に船首部3は、縦方向Xに延びる垂直対称面Pを備える。上面図で見ると、船首部縦隔壁17はそれぞれ、垂直対称面Pの一側に配置されている。船首部縦隔壁17は、各船首部縦隔壁の第1のセクション20が垂直対称面Pから離れて末広がりとなるように、横隔壁15から船首19まで延びている。連続する第2のセクション21が、垂直対称面Pとほぼ平行に延びている。よって、内部タレット位置ITPには、内部タレット受け入れ用の受入れ空間23が形成されている。連続する第3のセクション22が、垂直対称面Pに向かって先細になっていることが好ましい。船首部縦隔壁17の第1のセクション20、第2のセクション21および第3のセクション22は、上面図で見ると、船首部縦隔壁17のそれぞれが、受入れ空間23に受入れ可能な内部タレットの中心点30と一致する曲率中心を有する弧にほぼ近似するような角度で垂直対称面Pに対して延び、またそのような寸法を有する。上面図で見ると、上述したような角度は、例えば、垂直対称面Pに対して閉じた角度30〜60、好ましくは約45に一致してもよい。
特定の構成において、船体1は、乾ドックからFPSO/FSO岸壁までの移送、および/またはFPSO/FSO岸壁から、FPSOまたはFSOが設置され係留索に連結される沖合生産サイトまでの移送を容易にするために、1つまたは複数の取外し可能な推進ユニット24、例えばアジマススラスタなどを備える。ディーゼル電気式またはガス駆動式の取外し可能な推進ユニットおよび取外し可能な推進ユニットと関連付けられる取外し可能な発電機も想起される。
よって、上で議論した実施形態を参照して、本発明について説明してきた。本発明の主旨および範囲から逸脱せずに、当業者に良く知られた様々な変更および代替形態を実施形態に施し得ることが理解されるであろう。したがって、特定の実施形態について説明してきたが、それらは単なる例であって、本発明の範囲を限定するものではない。
1 船体
2 船体船尾部
3 船体船首部
4 船体中央部
5 外殻縦側面
6 甲板
7 アンカ連結設備
8 処理モジュール補強部
9 係留索連結補強部
10 下部ライザ連結補強部
11 内部タレット補強部
12 外部タレット補強部
13 多点式係留アンカ索設備
14 上部ライザ連結補強部
15 横隔壁
16 中央部縦隔壁
17 船首部縦隔壁
18 連続縦隔壁
19 船首
20 第1のセクション
21 第2のセクション
22 第3のセクション
23 受入れ空間
24 取外し可能な推進ユニット
25 クレーン台座
26 チェーン張力付与システム補強部
27 チェーン張力付与システム
28 下部ライザバルコニ
29 上部ライザバルコニ
30 内部タレット中心点
31 ライザ
32 バラストタンク
X 縦方向
Y 横方向
ITP 内部タレット位置
P 垂直対称面

Claims (6)

  1. 浮体式炭化水素貯蔵プラントおよび/または浮体式炭化水素処理プラントの外殻として用いる船体(1)であって、
    船首(19)と、
    船尾部(2)、船首部(3)および前記船首部と前記船尾部との間の中央部(4)であり、前記船体(1)には、前記船尾部の外殻縦側面、前記船首部の外殻縦側面および前記中央部の外殻縦側面を備える外殻縦側面(5)が設けられており、前記船首部(3)は前記船体の縦方向(X)に延びる垂直対称面(P)を備える、船尾部(2)、船首部(3)および中央部(4)と、
    前記船体に配置され、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した甲板(6)と、
    前記船体の内側に配置され、海底設置式の坑口装置から取得される炭化水素を貯蔵するための炭化水素貯蔵タンクと、
    前記船体を海底に係留するのに適したアンカ索と連結するためのアンカ連結設備(7)と、
    を備える船体(1)において、
    ・両側の前記外殻縦側面(5)は、前記船首部および前記船尾部の近くにまたは前記船首部および前記船尾部に、多点式係留アンカ索設備(13)と共に用いる係留索を連結するための係留索連結補強部(9)を備え、一側又は両側の前記外殻縦側面(5)は、縦方向における前記係留索連結補強部同士の間に配置され、かつライザを連結するためのライザバルコニを支持するのに適したライザバルコニ連結補強部(10、14)を備えること、
    又は、
    ・前記船首部は、内部タレットを受けるのに適したタレット補強部(11)を備えること、
    又は、
    ・前記船首部は、外部タレットを受けるのに適したタレット補強部(12)を備え、前記タレットには、アンカ索連結点およびライザ連結点が設けられること、
    のうちのいずれかの条件と、
    前記甲板は、炭化水素処理モジュールを支持するのに適した処理モジュール補強部(8)を備えること、
    前記船体には、前記船首部(3)と前記中央部(4)との間に配置された横隔壁(15)が設けられており、前記中央部は、前記船尾部(2)から前記横隔壁(15)まで前記縦方向(X)に延び、かつ横距離D1で離間する2つの中央部縦隔壁(16)を備え、
    前記船首部(3)は、2つの船首部縦隔壁(17)を備え、
    上面図で見ると、前記船首部縦隔壁はそれぞれ、前記垂直対称面の一側に配置されており、各々の前記船首部縦隔壁は、前記横隔壁(15)から前記船首(19)に向かって延びており、第1のセクション(20)を備え、前記第1のセクションは、前記横隔壁(15)からの方向において、前記垂直対称面(P)から離れる方向に末広がりとなる、船体(1)。
  2. 前記船首部(3)は、内部タレットを受けるのに適したタレット補強部(11)を備え、前記船首部縦隔壁の各々は、第2のセクション(21)を備え、前記第2のセクション(21)は、前記第1のセクションまで連続しており、前記第1のセクション(20)に連結され、前記船首部縦隔壁の前記第1セクション(20)から前記船首(19)まで前記縦方向に延びており、前記第2のセクション(21)は、横距離D2で内部タレット位置において互いに離間され、上面図で見ると、D2はD1よりも長い、請求項1に記載の船体(1)。
  3. 前記横距離D2は、前記タレット補強部(11)の横径と等しいかまたは前記横径よりも長い、請求項2に記載の船体(1)。
  4. 前記第1のセクション(20)および第2のセクション(21)は、前記内部タレット位置(ITP)に前記内部タレット用の受入れ空間(23)を形成する、請求項2に記載の船体(1)。
  5. 前記船首部縦隔壁は、連続した第3のセクション(22)を更に備え、前記第3のセクション(22)は、前記第2のセクション(21)まで連続しており、前記垂直対称面に向かって先細になっている、請求項4に記載の船体(1)。
  6. 前記船首部縦隔壁の前記第1のセクション、前記第2のセクションおよび前記第3のセクションは、上面図で見ると、前記船首部縦隔壁のそれぞれが、前記受入れ空間に受入れ可能な前記内部タレットの中心点と一致する曲率中心を有する弧に近似するような角度で前記垂直対称面に対して延び、そのような寸法を有する、請求項5に記載の船体(1)。
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