JP6838483B2 - 車両制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両制御装置に関し、詳しくは、先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行を実行する車両制御装置に関する。
従来、先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行を実行する車両制御装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このような自動運転走行の実行時においては、自車両の前方の交差点の車両用信号機が黄表示になった場合、先行車両が交差点の手前で停止するために減速するのに追従して、自車両も減速して交差点の手前で停止することができる。
なお、本発明に関連する他の先行技術文献として、特許文献2が挙げられる。この特許文献2には、自車両の通常走行時(自動運転走行ではなく、ドライバーによる通常の走行時)において、自車両の前方の交差点の歩行者用信号機が青点滅表示になった場合に自車両のドライバーに対して警告を行い、この警告を受けたドライバーのブレーキ操作の結果、自車両が交差点の手前で停止できないと判断された場合に、自車両を強制的に停止させる運転支援装置が開示されている。
特開2011−175367号公報 特開2006−224754号公報
従来の技術では、自動運転走行の実行時に車両用信号機が黄表示になったことに対応させて自車両を交差点の手前に停止させるにあたり、自車両を緩やかに減速させて交差点の手前に停止させることは困難であった。
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行の実行時に、車両用信号機が黄表示になったことに対応させて自車両を交差点の手前に停止させるにあたり、自車両を緩やかに減速させて交差点の手前に停止させることができる車両制御装置を提供することである。
記の目的を達成するため、本発明に係る車両制御装置は、先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行の実行時に、前記自車両の前方の交差点にある車両用信号機が青表示であるか否かを判定する車両用信号機判定部と、前記車両用信号機が前記青表示であると判定された場合において、歩行者が前記交差点を前記自車両の進行方向に横断するための歩行者用信号機が青点滅表示又は赤表示であるか否かを判定する歩行者用信号機判定部と、前記歩行者用信号機が前記青点滅表示又は前記赤表示であると判定された場合において、現在の前記自車両の速度で前記車両用信号機が黄表示になるまでの間に前記交差点を通過できないか否かを判定するとともに、現在の前記自車両の速度で前記車両用信号機が前記黄表示になるまでの間に前記交差点を通過できないと判定されたときに、前記自車両の減速を開始させるとともに前記交差点の手前で前記自車両が停止するように前記自車両を制御する自車両停止制御部と、を備える。
本発明によれば、先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行の実行時に、車両用信号機が青表示である場合において、歩行者用信号機が青点滅表示又は赤表示のとき(すなわち、もうじき車両用信号機が黄表示になることが予測される状況のとき)に、加速をしないと車両用信号機が黄表示になるまでの間に交差点を通過できないときには、自車両の減速を開始させて交差点の手前で自車両を停止させることができる。これにより、自動運転走行の実行時において車両用信号機が黄表示になった結果、先行車両が減速を開始し、その後に自車両が減速を開始する、といった従来技術に比較して、より早い時期に、自車両の減速を開始することができる。この結果、自車両を緩やかに減速させて、交差点の手前に停止させることができる。
図1(a)は実施形態に係る自車両の概略構成を示す模式図である。図1(b)は自車両の自動運転走行時の状態を説明するための模式図である。 自車両の機能ブロック図である。 図3(a)及び図3(b)は車両用信号機及び歩行者用信号機の信号状態の判定手法を説明するための模式図である。 自動運転走行時において車両制御装置が実行するフローチャートの一例である。
以下、本発明の実施形態に係る車両制御装置10について図面を用いて説明する。図1(a)は、本実施形態に係る車両制御装置10を有する自車両1の概略構成を示す模式図である。なお、図1(a)には、参考用として、右手系のX−Y−Zの直交座標が図示されている。この直交座標においてX方向が自車両1の前方に相当し、Z方向は上方に相当する。本実施形態に係る自車両1は、一例として、キャブ2と、このキャブ2の後方側に配置された荷台3とを有する商用車両(具体的にはトラック)である。但し、自車両1の具体的な種類はこのような商用車両に限定されるものではない。
図1(b)は、自車両1の自動運転走行時の状態を説明するための模式図である。図1(b)には、道路の一例として、第1道路100及び第2道路105が図示されている。第1道路100は、走行車線101及び対向車線102を有している。第1道路100及び第2道路105は、交差点110で交差している。なお、本実施形態に係る道路は、交差点110を有する道路であればよく、この図1(b)に図示されているような道路に限定されるものではない。
自車両1は走行車線101を走行している。自車両1の前方には、先行車両5が走行している。図1(b)において、自車両1は、先行車両5に追従するように自動運転走行している。
また、第1道路100の交差点110の部分には、歩行者が第1道路100を横断するための横断歩道120aが設けられている。具体的には、横断歩道120aは、第1道路100の第2道路105が交差している箇所よりも自車両1の進行方向で手前の箇所に、第1道路100を自車両1の進行方向とは直角な方向に横切るように設けられている。第2道路105の交差点110の部分にも、歩行者が第2道路105を横断するための横断歩道120bが設けられている。具体的には、横断歩道120bは、−Y方向に向かって見た場合に、第2道路105の第1道路100が交差している箇所よりも手前の箇所に、第2道路105を自車両1の進行方向に横切るように設けられている。また、第1道路100の走行車線101において、横断歩道120aよりも手前の箇所には、車両用の停止ライン130が設けられている。
また、道路の交差点110の部分には、車両用信号機140及び歩行者用信号機150が設けられている。車両用信号機140は、走行車線101を走行する車両(自車両1及び先行車両5)が交差点110を横断するための信号機である。歩行者用信号機150は、歩行者が交差点110(具体的には交差点110の横断歩道120b)を自車両1の進行方向に横断するための信号機である。
車両用信号機140は、青信号141、黄信号142、及び赤信号143を有しており、青信号141のみが点灯した状態(青表示)と、黄信号142のみが点灯した状態(黄表示)と、赤信号143のみが点灯した状態(赤表示)とが順に切り替わる。なお、車両用信号機140の青表示は車両が交差点110を進行することを許可する表示に相当し、黄信号142及び赤信号143は車両が交差点110を進行することを禁止する表示に相当する。なお、黄信号142は、基本的には車両の進行を禁止するが、車両が交差点110で安全に停止できない場合(例えば急停車しなければならないような場合)には例外的に進行してよいことを意味している。
歩行者用信号機150は、青信号151及び赤信号152を有しており、青信号151のみが点灯した状態(青表示)と、青信号151が点滅した状態(青点滅表示)と、赤信号152のみが点灯した状態(赤表示)とが順に切り替わる。なお、歩行者用信号機150の青表示は、歩行者が横断歩道120bを横断することを許可する表示に相当し、赤表示は歩行者が横断歩道120bを横断することを禁止する表示に相当する。また、青点滅表示は、青表示から赤表示に数秒後に切り替わることを示す表示である。
図2は、自車両1の各機能をブロック図で表示した機能ブロック図である。自車両1は、車両制御装置10に加えて、カメラ20、レーダーセンサ30、センサ類40、ナビゲーションシステム50、及び車両走行システム60を備えている。
カメラ20は、自車両1の前方を所定の画角で撮影できるカメラである。このカメラ20の画角は、カメラ20によって、道路の車線(白線)、先行車両5、横断歩道120a、横断歩道120b、車両用信号機140、及び歩行者用信号機150を撮影できるような値に設定されている。カメラ20の検出した画像は車両制御装置10に伝えられる。車両制御装置10は、カメラ20の検出した画像から、画像処理技術を用いて、車線(白線)を識別するとともに、先行車両5の有無や、横断歩道120a及び横断歩道120bの有無、車両用信号機140及び歩行者用信号機150の信号の表示状態等を識別する。
なお、カメラ20のフレームレートは、例えば10fps以上あれば、青点滅表示を精度良く識別するのに十分である。
レーダーセンサ30は、自車両1の前方の所定の領域をセンシングすることで、先行車両5と自車両1との距離を検出する。レーダーセンサ30の検出結果は車両制御装置10に伝えられる。なお、本実施形態においては、レーダーセンサ30の一例として、ミリ波レーダーを利用したレーダーセンサを用いている。
センサ類40は、レーダーセンサ30以外のセンサ類である。センサ類40としては、例えば、自車両1の速度を検出する速度センサ等が挙げられる。
ナビゲーションシステム50は、地図情報を記憶しているとともに、車載GPSを用いて自車両1の位置を検出できるように構成されている。ナビゲーションシステム50の検出結果は車両制御装置10に伝えられる。
車両走行システム60は、自車両1を走行させるシステムである。具体的には、車両走行システム60は、エンジン、トランスミッション等の自車両1を駆動させるシステムである車両駆動システムや、自車両1のブレーキ制動を行うシステムであるブレーキシステム等を含んでいる。なお、本実施形態では、エンジンの一例としてディーゼルエンジンを用いている。また、トランスミッションの一例として、AMT(Automated Manual Transmission)を用いている。
車両制御装置10は、各種の制御処理を実行するCPU11や、このCPU11の動作に用いられるプログラムや各種データ類を記憶する記憶装置12を有するマイクロコンピュータによって構成されている。なお、記憶装置12としては、ROM、RAM等を用いることができる。
図3(a)及び図3(b)は、車両用信号機140及び歩行者用信号機150の信号の状態の判定手法を説明するための模式図である。具体的には、図3(a)は自車両1と交差点110との距離が相対的に遠い場合にカメラ20で撮影された画像21を模式的に示し、図3(b)は自車両1と交差点110との距離が相対的に近い場合にカメラ20で撮影された画像21を模式的に示している。
車両制御装置10は、カメラ20によって撮影された自車両1の前方の画像21のうち、所定の判定領域22を画像処理することによって、車両用信号機140及び歩行者用信号機150の信号の表示状態を判定する。
ここで、自車両1の進行方向で見た場合に、自車両1と交差点110との距離が短くなるにつれて、車両用信号機140や歩行者用信号機150は大きく見える。そこで、車両制御装置10は、ナビゲーションシステム50の検出結果に基づいて自車両1と交差点110との距離を取得し、このように取得された自車両1と交差点110との距離が短くなるにつれて、判定領域22を拡大している。このため、図3(a)の判定領域22よりも図3(b)の判定領域22の方が拡大している。
続いて、車両制御装置10の制御処理の詳細について説明する。まず、車両制御装置10は、先行車両5に自車両1を追従して走行させる自動運転走行を実行する。具体的には、本実施形態に係る車両制御装置10は、カメラ20、レーダーセンサ30、及びセンサ類40の検出結果に基づいて車両走行システム60を制御することで、先行車両5と自車両1との間に一定範囲の車間距離を保ちながら、予め設定された自車両1の車速の範囲内で自車両1を走行させる。なお、この自動運転走行自体は公知の自動運転走行技術を適用することができるので、これ以上詳細な説明は省略する。
なお、車両制御装置10は、自車両1のドライバーからの自動運転走行の開始要求を受信した場合に、上述した自動運転走行を実行する。具体的には、自車両1の運転席には、自動運転走行の開始及び停止を車両制御装置10に伝えるためのスイッチが設けられている。そして、ドライバーは、自動運転走行の開始を希望する場合には、このスイッチをオンにすることで、車両制御装置10に自動運転走行の開始要求を伝える。この自動運転走行開始要求の信号を受けた車両制御装置10は自動運転走行の実行を開始する。また、ドライバーは、自動運転走行の終了を希望する場合には、このスイッチをオフにすることで、車両制御装置10に自動運転走行の終了要求を伝える。この自動運転走行終了要求の信号を受けた車両制御装置10は自動運転走行の実行を終了する。
また、車両制御装置10には、ドライバーが自動運転走行時の車速範囲(例えば上限速度が100km/h等)を設定するための設定装置(図示せず)が接続されている。車両
制御装置10は、この設定装置に設定された車速範囲内で自動運転走行を実行する。
また、車両制御装置10は、自動運転走行時において、以下に説明する図4に示すフローチャートを実行する。具体的には、車両制御装置10は、自動運転走行の実行開始とともに図4フローチャートの実行を開始する。なお、図4の各ステップは、車両制御装置10の具体的にはCPU11が実行する。まず、図4のステップS10において、車両制御装置10は、自動運転走行の実行時(すなわち、自動運転走行が実行されている最中)において、車両用信号機140が青表示であるか否かを判定する。具体的には車両制御装置10は、カメラ20の検出した自車両1の前方の画像21を取得し、この取得された画像21のうち所定の判定領域22を画像処理することで、車両用信号機140の色表示を取得する。そして、車両制御装置10は、この取得された車両用信号機140の色表示が青表示であるか否を判定し、この判定の結果、車両用信号機140が青表示であると判定した場合にステップS10でYESと判定する。
ステップS10でYESと判定された場合(車両用信号機140が青表示であることが判定された場合)、車両制御装置10は、歩行者用信号機150が青点滅表示又は赤表示であるか否かを判定する(ステップS20)。具体的には車両制御装置10は、カメラ20の検出した自車両1の前方の画像21を取得し、この取得された画像21のうち所定の判定領域22を画像処理することで、歩行者用信号機150の色表示を取得する。そして、車両制御装置10は、この取得された歩行者用信号機150の色表示が青点滅表示又は赤表示であるか否かを判定する。車両制御装置10は、歩行者用信号機150が青点滅表示又は赤表示であると判定した場合にYESと判定する。
また、ステップS10及びステップS20を実行するにあたり、車両制御装置10は、図3で前述したように、自車両1と交差点110との距離が短くなるにつれて、判定領域22を拡大する。これにより、車両用信号機140及び歩行者用信号機150の色表示を精度良く判定することができる。
なお、車両制御装置10は、ステップS20において歩行者用信号機150の色表示を取得するにあたり、以下の処理を実行してもよい。具体的には、車両制御装置10は、ステップS10でYESと判定された場合に、ナビゲーションシステム50の検出結果に基づいて、交差点110の位置を推定する。次いで、車両制御装置10は、カメラ20の検出結果に基づいて交差点110を認識した場合、自車両1の走行車線101に対して直交する方向の道路(第2道路105)に描かれている「ゼブラ模様」を画像処理によって取得する。そして、車両制御装置10は、この取得されたゼブラ模様を横断歩道120bと認識する。次いで、車両制御装置10は、このように認識された横断歩道120bの上方にある信号機を画像処理によって認識し、これを歩行者用信号機150と認識する。そして、車両制御装置10は、このように認識された歩行者用信号機150の色表示を画像処理によって取得する。以上の処理によって、車両制御装置10は歩行者用信号機150の色表示を取得してもよい。
ステップS20でYESと判定された場合(歩行者用信号機150が青点滅表示又は赤表示であることが判定された場合)、車両制御装置10は、ナビゲーションシステム50の検出結果に基づいて交差点110と自車両1との距離を取得するとともに、車速センサ(センサ類40)の検出結果に基づいて自車両1の速度を取得し、この交差点110と自車両1との距離及び自車両1の速度に基づいて、自車両1が加速をしないと車両用信号機140が黄表示になるまでの間に交差点110を通過できないか否かを判定する(ステップS30)。
具体的には、まず、車両制御装置10の記憶装置12には、歩行者用信号機150が青
点滅表示になってから車両用信号機140が黄表示になるまでに要する時間の予測値(「第1信号変化予測時間」と称する)、及び、歩行者用信号機150が赤表示になってから車両用信号機140が黄表示になるまでに要する時間の予測値(「第2信号変化予測時間」と称する)が予め記憶されている。なお、この第1信号変化予測時間及び第2信号変化予測時間は、例えば数秒程度の時間である。また、第1信号変化予測時間は第2信号変化予測時間よりも長い時間になっている。また、この第1信号変化予測時間及び第2信号変化予測時間は、厳密に正確な時間を設定することが容易でないため、例えば、予め実験等によって適当な数値(これは厳密に正確な時間である必要はない)を求めておき、記憶装置12に記憶させておけばよい。
そして、ステップS20で歩行者用信号機150が青点滅表示であると判定された場合、ステップS30において車両制御装置10は、ステップS20で歩行者用信号機150が青点滅表示であると判定されてから第1信号変化予測時間が経過するまでの時間内に現在の自車両1の速度で(すなわち加速をせずに現在の自車両1の速度をキープした状態で)交差点110を通過できないか否かを演算する。一方、ステップS20で歩行者用信号機150が赤表示であると判定された場合、ステップS30において車両制御装置10は、ステップS20で歩行者用信号機150が赤表示であると判定されてから第2信号変化予測時間が経過するまでの時間内に現在の自車両1の速度で交差点110を通過することができないか否かを演算する。そして、車両制御装置10は、この演算の結果、現在の自車両1の速度で交差点110を通過できないと判断した場合には、ステップS30でYESと判定する。
ステップS30でYESと判定された場合(すなわち、自車両1が加速をしないと車両用信号機140が黄表示になるまでの間に交差点110を通過できないと判定された場合)、車両制御装置10は、自車両1の減速を開始させるとともに、交差点110の手前で自車両1が停止するように自車両1を制御する(ステップS40)。なお、車両制御装置10は、自車両1の車両走行システム60を制御することで、自車両1の減速の開始と、交差点110の手前での自車両1の停止を実行する。また、車両制御装置10は、交差点110の手前にある停止ライン130の手前で自車両1を停止させる。
ステップS40の後に車両制御装置10は、フローチャートをスタートから実行する(リターン)。また、ステップS10、ステップS20、ステップS30でNOと判定された場合にも、車両制御装置10はフローチャートをスタートから実行する(リターン)。
なお、ステップS10において車両用信号機140が青表示であるか否かを判定する車両制御装置10のCPU11は、「車両用信号機判定部」としての機能を有する部材に相当する。ステップS20において歩行者用信号機150が青点滅表示又は赤表示であるか否かを判定する車両制御装置10のCPU11は、「歩行者用信号機判定部」としての機能を有する部材に相当する。ステップS30及びステップS40を実行する車両制御装置10のCPU11は、「自車両停止制御部」としての機能を有する部材に相当する。
本実施形態の作用効果は以下のとおりである。本実施形態によれば、先行車両5に自車両1を追従させて走行させる自動運転走行の実行時に、車両用信号機140が青表示である場合において(ステップS10でYES)、歩行者用信号機150が青点滅表示又は赤表示のとき(ステップS20でYES)、すなわち、もうじき車両用信号機140が黄表示に変化することが予測される状況のときに、加速をしないと車両用信号機140が黄表示になるまでの間に交差点110を通過できないと判定されたときには(ステップS30でYES)、自車両1の減速を開始させて交差点110の手前で自車両1を停止させることができる(ステップS40)。これにより、自動運転走行の実行時において車両用信号機140が黄表示になった結果、先行車両5が減速を開始し、その後に自車両1が減速を
開始する、といった従来技術に比較して、より早い時期に、自車両1の減速を開始することができる。この結果、自車両1を緩やかに減速させて、交差点110の手前に停止させることができる。
また、本実施形態によれば、上記のように自車両1を緩やかに減速させて交差点110の手前に停止させることができるので、自車両1のエネルギーロスを減少させて燃費を向上させることもできる。また、自車両1を緩やかに減速させることができるので、ドライバーの精神的な負担を軽減させることもできる。また、自車両1の積荷に加わる負荷を低減させることもできる。
また、本実施形態によれば、図3で説明したように、自車両1と交差点110との距離が短くなるにつれて所定の判定領域22を拡大するので、車両用信号機140及び歩行者用信号機150の色表示を精度よく判定することができる。これにより、自車両1を緩やかに減速させて交差点110の手前に停止させることを精度良く実行することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 自車両
5 先行車両
10 車両制御装置
11 CPU
21 画像
22 判定領域
110 交差点
120a,120b 横断歩道
130 停止ライン
140 車両用信号機
141 青信号
142 黄信号
143 赤信号
150 歩行者用信号機
151 青信号
152 赤信号

Claims (2)

  1. 先行車両に自車両を追従させて走行させる自動運転走行の実行時に、前記自車両の前方の交差点にある車両用信号機が青表示であるか否かを判定する車両用信号機判定部と、
    前記車両用信号機が前記青表示であると判定された場合において、歩行者が前記交差点を前記自車両の進行方向に横断するための歩行者用信号機が青点滅表示又は赤表示であるか否かを判定する歩行者用信号機判定部と、
    前記歩行者用信号機が前記青点滅表示又は前記赤表示であると判定された場合において、現在の前記自車両の速度で前記自車両が加速をしないと前記車両用信号機が黄表示になるまでの間に前記交差点を通過できないか否かを判定するとともに、現在の前記自車両の速度で前記車両用信号機が前記黄表示になるまでの間に前記交差点を通過できないと判定されたときに、前記自車両の減速を開始させるとともに前記交差点の手前で前記自車両が停止するように前記自車両を制御する自車両停止制御部と、を備える、車両制御装置。
  2. 前記車両停止制御部は、前記歩行者用信号機判定部が前記歩行者用信号機が前記青点滅表示と判定した場合に、前記歩行者用信号機が前記青点滅表示になってから前記車両用信号機が黄表示になるまでに要する時間の予測値である第1信号変化予測時間が経過するまでの時間内に現在の前記自車両の速度で前記交差点を通過できないか否かを判定し、前記歩行者用信号機判定部が前記歩行者用信号機が前記赤表示と判定した場合に、前記歩行者用信号機が前記赤表示と判定した場合に、前記歩行者用信号機が前記赤表示になってから前記車両用信号機が黄表示になるまでに要する時間の予測値である第2信号変化予測時間が経過するまでの時間内に現在の前記自車両の速度で前記交差点を通過できないか否かを判定する請求項1に記載の車両制御装置。
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