JP6836944B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解することにより電解水素水を生成する電解水生成装置に関する。
水を電気分解して水素分子が溶け込んだ還元性の電解水素水を生成できる電解水生成装置が知られている。電解水素水は、活性酸素の除去に適しているとして、注目されている。
近年、普段の生活の中で電解水素水を気軽に摂取できるように、家庭用の電解水生成装置が普及しつつある。例えば、特許文献1には、異なる種類の電解水を吐出するために複数の運転モードを切り替えて使用することができる電解水生成装置が開示されている。
電解水生成装置は、通常、陽極給電体が配された陽極室と陰極給電体が配された陰極室とを備え、上記電解水素水は陰極室で生成される。一方、陽極室で生成される電解水は、洗顔等に用いることができる。電解水生成装置は、その運転モードを切り替えることにより、上記いずれかの電解水を吐出する。従って、例えば、陽極室で生成される電解水を吐出した後、陰極室で生成される電解水素水を吐出する場合、運転モードを切り替えるためにユーザーが電解水生成装置を操作する必要があり、使い勝手を高める余地が残されていた。
特開2016−073894号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、運転モードを自動的に切り替えて使い勝手を高めることができる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、異なる種類の電解水を吐出するために複数の運転モードを切り替えて使用することができる電解水生成装置であって、ユーザーの操作に基づいて前記複数の運転モードから選択された一の運転モードに切り替える第1切替手段と、前記選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、前記複数の運転モードの中で予め定められた一の運転モードである優先モードに切り替える第2切替手段とを含む、ことを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、陽極給電体が配された陽極室と、陰極給電体が配された陰極室とを備え、前記運転モードは、前記陽極室で生成された電解水を吐出する陽極水モードと、前記陰極室で生成された電解水を吐出する陰極水モードとを含むことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記優先モードは、前記陰極水モードであることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの予め定められた第2時間以上に亘る連続運転が停止した後、前記第1時間が経過したときに、前記運転モードを前記陰極水モードに切り替えることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの連続運転した時間に応じて前記第1時間を変更することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの連続運転した時間が予め定められた基準値よりも大きい場合、前記第1時間を小さく設定することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの運転が停止したとき、その停止時から予め定められた第3時間をさかのぼって前記陽極水モードで運転した累積時間を計算し、前記累積時間が予め定められた第4時間以上である場合、該陽極水モードでの運転が停止してから前記第1時間の経過後に、前記運転モードを前記陰極水モードに切り替えることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記累積時間に応じて前記第1時間を変更することが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第2切替手段は、前記累積時間が予め定められた基準値よりも大きい場合、前記第1時間を小さく設定することが望ましい。
本発明の電解水生成装置では、第1切替手段が、ユーザーの操作に基づいて複数の運転モードから選択された一の運転モードに切り替える。これにより、ユーザーは自由に運転モードを切り替えることができる。また、第2切替手段が、選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、運転モードを優先モードに切り替える。これにより、電解水生成装置の運転モードが優先モードに自動的に切り替えられ、電解水生成装置の使い勝手が高められる。また、選択された運転モードによる運転が停止した直後、すなわち第1時間の経過前は、優先モードへの切り替えは実行されないので、ユーザーの意図しない運転モードの切り替えが抑制される。
本発明の電解水生成装置の概略構成を示す図である。 図1の電解水生成装置の電気的構成を示すブロック図である。 図2の第2切替手段の処理手順を示すフローチャートである。 図2の第2切替手段の別の処理手順を示すフローチャートである。 図2の第2切替手段のさらに別の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の流路構成を示している。図2は、電解水生成装置1の電気的構成を示している。本実施形態の電解水生成装置1は、装置本体2と、装置本体2に供給される水を浄化する浄水カートリッジ3とを備えている。
装置本体2は、水を電気分解する電解槽4と、電解槽4等の装置各部の制御を司る制御手段5と、操作手段8と、タイマー9とを含んでいる(図2参照)。
浄水カートリッジ3には、原水が供給される。原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。浄水カートリッジ3は、原水を濾過により浄化する。
浄水カートリッジ3は、装置本体2に対して着脱可能に構成されている。これにより、使用により又は経時によって寿命を迎えた浄水カートリッジ3は、新品の浄水カートリッジ3に交換されうる。
浄水カートリッジ3によって浄化された水は、入水管7を通って電解槽4に供給される。入水管7には、電解槽4に供給される単位時間あたりの水量を検出するための流量センサー71が設けられている。流量センサー71は、検出した水量に相当する電気信号を制御手段5に出力する。なお、流量センサー71は、電解室40に供給される水の流量を直接的又は間接的に検出できればよいので、浄水カートリッジ3の上流又は電解槽4の下流に設けられていてもよい。
電解槽4は、例えば、ねじ(図示せず)等を介して、装置本体2に固着されている。電解槽4の固着は、例えば、はめ込み等の手法によってなされてもよい。電解槽4の内部には電解室40が形成されている。
浄水カートリッジ3によって浄化された水は、電解室40で電気分解される。電解室40には、互いに対向して配置された第1給電体41及び第2給電体42と、第1給電体41と第2給電体42との間に配された隔膜43とが設けられている。
隔膜43は、電解室40を第1給電体41側の第1極室40aと、第2給電体42側の第2極室40bとに区分する。隔膜43は、電気分解で生じたイオンを通過させ、隔膜43を介して第1給電体41と、第2給電体42とが電気的に接続される。第1給電体41と第2給電体42との間に電圧が印加されると、電解室40内で水が電気分解され、電解水が得られる。
例えば、図1に示される状態では、第1給電体41には正の電荷が帯電し、第1極室40aは、陽極室として機能している。一方、第2給電体42には負の電荷が帯電し、第2極室40bは、陰極室として機能している。すなわち、第2極室40bでは発生した水素ガスが溶け込んだ還元性の電解水素水が、第1極室40aでは発生した酸素ガスが溶け込んだ電解酸性水がそれぞれ生成される。
第1給電体41及び第2給電体42に印加される電圧の極性は、制御手段5によって制御される。第1給電体41及び第2給電体42の極性が適宜切り替えられることにより、第1給電体41及び第2給電体42が陽極給電体又は陰極給電体として機能する機会が均等化される。これにより、第1給電体41及び第2給電体42等へのスケールの付着が抑制される。
以下、本明細書では、特に断りのない限り、第1給電体41が陽極給電体として、第2給電体42が陰極給電体として、それぞれ機能している場合が説明される。
電解槽4の下流側には、第1極室40a及び第2極室40bから水を取り出すための出水部10が設けられている。出水部10は、一方の極室で生成された電解水を吐出するための出水管11と、他方の極室で生成された電解水を吐出するための出水管12と、電解槽4と出水管11、12との間に配された流路切替弁13とを有する。
第1給電体41及び第2給電体42に印加される電圧は、制御手段5によって制御される。
制御手段5は、例えば、各種の演算処理、情報処理等を実行するCPU(Central Processing Unit)及びCPUの動作を司るプログラム及び各種の情報を記憶するメモリ等を有している。制御手段5の各種の機能は、CPU、メモリ及びプログラムによって実現される。
第1給電体41と制御手段5との間の電流供給ラインには、電流検出手段44が設けられている。電流検出手段44は、第2給電体42と制御手段5との間の電流供給ラインに設けられていてもよい。電流検出手段44は、第1給電体41及び第2給電体42に供給する電解電流を検出し、その値に相当する信号を制御手段5に出力する。
制御手段5は、電流検出手段44から入力される信号に応じて、第1給電体41と第2給電体42との間に印加する電圧をフィードバック制御する。例えば、電解電流が過大である場合、制御手段5は、上記電圧を減少させ、電解電流が過小である場合、制御手段5は、上記電圧を増加させる。これにより、第1給電体41及び第2給電体42に供給する電解電流が適切に制御されうる。
制御手段5は、第1給電体41及び第2給電体42の極性と流路切替弁13の動作とを同期して制御することにより、ユーザーによって選択された所望の電解水を、常に出水管11から吐出可能となる。
操作手段8は、電解水生成装置1に各種の指令等を入力する際に、ユーザーによって操作される。操作手段8は、各モードに対応するスイッチ又は静電容量を検出するタッチパネル等を有する。ユーザーは、例えば、操作手段8を操作することにより、電解水生成装置1が生成する水を選択できる。また、ユーザーは、操作手段8を操作することにより、電解水生成装置1が生成する電解水素水の溶存水素濃度を設定できる。ユーザーによって操作手段8が操作されると、操作手段8は対応する電気信号を制御手段5に出力する。制御手段5は、操作手段8から入力される電気信号に応じて、装置各部を制御する。
タイマー9は、時間を計数する。制御手段5は、タイマー9によって計数された時間に基づいて電解水生成装置1の各部を制御する。
本電解水生成装置1は、異なる種類の電解水を吐出するために複数の「運転モード」を切り替えて使用することができる。本実施形態の運転モードには、陽極室で生成された電解水を出水管11から吐出する「陽極水モード」と、陰極室で生成された電解水を出水管11から吐出する「陰極水モード」とが含まれる。運転モードには、電気分解されることなく、電解槽4を通過した水を吐出する「非電解水モード」が含まれていてもよい。この場合、浄水カートリッジ3によって浄化された浄水が出水管11から吐出される。
運転モードの切り替えは、制御手段5によって実行される。例えば、「陽極水モード」では、制御手段5は、陽極室で生成された電解水が出水管11から吐出されるように、第1給電体41及び第2給電体42の極性と流路切替弁13の動作を制御する。「陰極水モード」では、制御手段5は、陰極室で生成された電解水が出水管11から吐出されるように、第1給電体41及び第2給電体42の極性と流路切替弁13の動作を制御する。「非電解水モード」では、制御手段5は、第1給電体41及び第2給電体42への電解電流の供給を停止させた状態で、浄水を出水管11から吐出させる。
制御手段5は、第1切替手段51及び第2切替手段52としての機能を有する。
第1切替手段51は、ユーザーによる操作手段8の操作に基づいて、複数の運転モードすなわち、上記陽極水モード、陰極水モード及び非電解水モードの中から選択された一の運転モードに切り替える。これにより、ユーザーは自由に運転モードを切り替えることができる。
第2切替手段52は、ユーザーによって選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、運転モードを「優先モード」に切り替える。この第1時間は、第2切替手段52が運転モードを優先モードに切り替えるまでの猶予時間として機能する。本電解水生成装置1では、第2切替手段52が第1時間の経過を待って運転モードを切り替えるので、優先モード以外の運転モードでの運転が停止した直後に、ユーザーの意図しないうちに第2切替手段52が運転モードを切り替えることが抑制される。なお、各運転モードによる運転の停止は、流量センサー71から入力される電気信号に基づいて判断されうる。すなわち、実行中の運転モードで電解槽4に供給される単位時間あたりの水量が所定の閾値未満となったとき、第2切替手段52は、当該運転モードによる運転が停止したと判断する。
「優先モード」とは、上記複数の運転モードの中で予め定められた一の運転モードである。優先モードは、電解水生成装置1の製造会社又はユーザー等によって定めることができる。例えば、電解水素水を日常的に摂取するユーザーは、「陰極水モード」を優先モードとして設定することができる。すなわち、陰極水モードが優先モードに設定されていることにより、ユーザーが一時的に陽極水モードに切り替えて運転した後に、第2切替手段52によって運転モードが優先モードである陰極水モードに戻される。従って、ユーザーが運転モードを元の陰極水モードに戻すことを怠った場合であっても、第2切替手段52が運転モードを自動的に陰極水モードに切り替える。これにより、電解水素水を日常的に摂取するユーザーは、操作手段8を操作することなく電解水素水を取得でき、電解水生成装置1の使い勝手が高められる。また、例えば、低年齢又は高年齢のユーザーが電解酸性水を誤飲してしまうことを抑制することができ、電解水生成装置1の使い勝手がさらに高められる。
図3は、第2切替手段52の処理手順を示すフローチャートである。同図では、ユーザーによって選択された運転モードが「陽極水モード」であり、優先モードが「陰極水モード」である場合を例示している(以下、図4、5においても同様とする)。
陽極水モードでの運転が開始され(S1)、停止(S2)すると、第2切替手段52は、タイマー9を用いて停止後の時間T1の計数を開始し(S3)、第1時間が経過したとき、すなわち時間T1≧第1時間のとき(S4においてY)、第2切替手段52は、運転モードを陰極水モードに切り替える(S5)。なお、第1時間の経過前に(S4においてN)、ユーザーによって電解水生成装置1が操作されたとき(S6においてY)、電解水生成装置1はユーザーによって選択された運転モード(ここでは、陽極水モード)を実行する(S7)。
本実施形態の上記処理手順によれば、第2切替手段52が、選択された運転モードによる運転が停止した後、第1時間が経過したときに、運転モードを優先モードに切り替えることにより、電解水生成装置1の運転モードが優先モードに自動的に切り替えられ、電解水生成装置1の使い勝手が高められる。また、選択された運転モードによる運転が停止した直後、すなわち第1時間の経過前は、優先モードへの切り替えは実行されないので、ユーザーの意図しない運転モードの切り替えが抑制される。
図4は、第2切替手段52の別の処理手順を示すフローチャートである。同図では、ユーザーによって選択された運転モードで連続運転された時間を考慮して、優先モードへの切り替えの要否を判断する。
より具体的には、第2切替手段52は、陽極水モードでの運転が開始され(S11)、停止すると、陽極水モードで連続運転した時間T2を計算する(S12)。時間T2が予め定められた第2時間(例えば、3分)以上であるとき(S13においてY)、第2切替手段52は、タイマー9を用いて停止後の時間T1の計数を開始し(S14)、第1時間が経過したとき(S15においてY)、第2切替手段52は、運転モードを陰極水モードに切り替える(S16)。
なお、時間T2が第2時間未満の場合は(S13においてN)、処理を終了する。この場合、陰極水モードへの切り替えは、実行されない。また、第1時間の経過前に(S15においてN)、ユーザーによって電解水生成装置1が操作されたとき(S17においてN)、電解水生成装置1はユーザーによって選択された運転モードを実行する(S18)。
本実施形態の上記処理手順によれば、ユーザーによって選択された運転モードで連続運転された時間T2が第2時間よりも大きいとき、短時間の間に再度その運転モードが使用される可能性が低いと判断できるため、第2切替手段52は、優先モードへの切り替えを実行する。これにより、ユーザーが操作手段8を用いた運転モードの切り替えを怠った場合でも、自動的に優先モードに切り替えられるので、電解水生成装置1の使い勝手が高められる。
第2切替手段52は、S12で計算した陽極水モードで連続運転した時間T2に応じて第1時間を変更するように構成されていてもよい。例えば、平均的なユーザーに対して、時間T2が長い傾向にあるユーザーに対しては、短時間の間に再度その運転モードが使用される可能性が低いと判断できるため、第1時間を短く設定することにより、優先モードへの切り替えを早期に実行し、電解水生成装置1の使い勝手が高められる。
また、種々のユーザーの時間T2の平均値等を基準値として予め設定し、第2切替手段52によって計算された時間T2と基準値との大小を比較することにより、第1時間を短く又は長く設定可能である。例えば、基準値よりも時間T2が大きい傾向にある場合、第2切替手段52は第1時間を短く設定し、基準値よりも時間T2が小さい傾向にある場合、第2切替手段52は第1時間を長く設定する。これにより、ユーザー毎に最適化された第1時間で運転モードの切り替えが制御可能となる。
図5は、第2切替手段52のさらに別の処理手順を示すフローチャートである。同図では、ユーザーによって選択された運転モードで運転された累積時間を考慮して、優先モードへの切り替えの要否を判断する。
より具体的には、第2切替手段52は、陽極水モードでの運転が開始され(S21)、停止すると、その停止時から予め定められた第3時間(例えば、5分)をさかのぼって陽極水モードで運転した累積時間T3を計算する(S22)。すなわち、停止時を基準としてさかのぼった第3時間内で陽極水モードで運転した時間を累積し、これを累積時間T3とする。累積時間T3が予め定められた第4時間(上記第3時間よりも小さい時間で、例えば、3分)以上であるとき(S23においてY)、第2切替手段52は、タイマー9を用いて停止後の時間T1の計数を開始し(S24)、第1時間が経過したとき(S25においてY)、第2切替手段52は、運転モードを陰極水モードに切り替える(S26)。
なお、累積時間T3が第4時間未満の場合は(S23においてN)、処理を終了する。この場合、陰極水モードへの切り替えは、実行されない。また、第3時間の経過前に(S25においてN)、ユーザーによって電解水生成装置1が操作されたとき(S27においてN)、電解水生成装置1はユーザーによって選択された運転モードを実行する(S28)。
本実施形態の上記処理手順によれば、直近の第3時間内でユーザーによって選択された運転モードで運転された累積時間T3が第4時間よりも小さいとき、短時間の間に再度その運転モードが使用される可能性が高いと判断できるため、第2切替手段52は、優先モードへの切り替えは実行しない。これにより、選択した運転モードでの運転の開始・停止を頻繁に行なうユーザーによる使い勝手が高められる。
第2切替手段52は、直近の第3時間内における累積時間T3に応じて第1時間を変更するように構成されていてもよい。例えば、平均的なユーザーに対して、累積時間T3が長い傾向にあるユーザーに対しては、短時間の間に再度その運転モードが使用される可能性が低いと判断できるため、第1時間を短く設定する。これにより、優先モードへの切り替えを早期に実行し、電解水生成装置1の使い勝手が高められる。
また、種々のユーザーの累積時間T3の平均値等を基準値として予め設定し、第2切替手段52によって計算された累積時間T3と基準値との大小を比較することにより、第1時間を短く又は長く設定可能である。例えば、基準値よりも累積時間T3が大きい傾向にある場合、第2切替手段52は第1時間を短く設定し、基準値よりも累積時間T3が小さい傾向にある場合、第2切替手段52は第1時間を長く設定する。これにより、ユーザー毎に最適化された第1時間で運転モードの切り替えが制御可能となる。
なお、図4に示される処理と、図5に示される処理とは、互いに排他的ではなく、第2切替手段52がこれらを併用して運転モードの切り替えを制御するよう構成されていてもよい。
以上、本発明の電解水生成装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、異なる種類の電解水を吐出するために複数の運転モードを切り替えて使用することができ、ユーザーの操作に基づいて複数の運転モードから選択された一の運転モードに切り替える第1切替手段と、選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、複数の運転モードの中で予め定められた一の運転モードである優先モードに切り替える第2切替手段とを含んでいればよい。
1 :電解水生成装置
40a :第1極室(陽極室)
40b :第2極室(陰極室)
41 :第1給電体(陽極給電体)
42 :第2給電体(陰極給電体)
51 :第1切替手段
52 :第2切替手段

Claims (5)

  1. 異なる種類の電解水を吐出するために複数の運転モードを切り替えて使用することができる電解水生成装置であって、
    ユーザーの操作に基づいて前記複数の運転モードから選択された一の運転モードに切り替える第1切替手段と、
    前記選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、前記複数の運転モードの中で予め定められた一の運転モードである優先モードに切り替える第2切替手段とを含み、
    陽極給電体が配された陽極室と、陰極給電体が配された陰極室とを備え、
    前記運転モードは、前記陽極室で生成された電解水を吐出する陽極水モードと、前記陰極室で生成された電解水を吐出する陰極水モードとを含み、
    前記優先モードは、前記陰極水モードであり、
    前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの予め定められた第2時間以上に亘る連続運転が停止した後、前記第1時間が経過したときに、前記運転モードを前記陰極水モードに切り替え、前記陽極水モードでの連続運転した時間に応じて前記第1時間を変更する、
    電解水生成装置。
  2. 前記第2切替手段は、前記陽極水モードでの連続運転した時間が予め定められた基準値よりも大きい場合、前記第1時間を小さく設定する請求項1記載の電解水生成装置。
  3. 異なる種類の電解水を吐出するために複数の運転モードを切り替えて使用することができる電解水生成装置であって、
    ユーザーの操作に基づいて前記複数の運転モードから選択された一の運転モードに切り替える第1切替手段と、
    前記選択された運転モードによる運転が停止した後、予め定められた第1時間が経過したときに、前記複数の運転モードの中で予め定められた一の運転モードである優先モードに切り替える第2切替手段とを含み、
    陽極給電体が配された陽極室と、陰極給電体が配された陰極室とを備え、
    前記運転モードは、前記陽極室で生成された電解水を吐出する陽極水モードと、前記陰極室で生成された電解水を吐出する陰極水モードとを含み、
    前記優先モードは、前記陰極水モードであり、
    前記第2切替手段は、
    前記陽極水モードでの運転が停止したとき、その停止時から予め定められた第3時間をさかのぼって前記陽極水モードで運転した累積時間を計算し、
    前記累積時間が予め定められた第4時間以上である場合、該陽極水モードでの運転が停止してから前記第1時間の経過後に、前記運転モードを前記陰極水モードに切り替える、
    電解水生成装置。
  4. 前記第2切替手段は、前記累積時間に応じて前記第1時間を変更する請求項3記載の電解水生成装置。
  5. 前記第2切替手段は、前記累積時間が予め定められた基準値よりも大きい場合、前記第1時間を小さく設定する請求項4記載の電解水生成装置。
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