JP2005211744A - アルカリイオン整水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水管からの採水が容易で、電気制御系に不具合が生じた場合でも機体内の残水沸騰の危険性が無く、更に機体内での雑菌の繁殖を防ぐ構造を有するアルカリイオン整水器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、排水口先端の垂直方向の位置が、使用者の状況に関係無く固定されるように、排水路の最後に排水管11−1を備え、その排水管11−1を本体底部に固定できる手段を備えた構成とし、排水が採水しやすく、且つ使用者の設置状況に拠らず、電解槽内部の水を確実に排水できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、水道水等の原水を電気分解して、飲用、医療用として利用するアルカリイオン水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性イオン水を製造するためのアルカリイオン整水器に関するものである。
近年、連続電解方式のイオン生成器としてアルカリイオン整水器が普及している。このアルカリイオン整水器は電解槽内で水道水等を電気分解して、陽極側に酸性水を生成し、陰極側にアルカリ水を生成するものである(例えば特許文献1参照)。
以下、従来の連続電解方式のアルカリイオン整水器について説明する。図8は従来のアルカリイオン整水器の概略構造図である。図8において、1は水道水等の原水管、2は水栓、3は水栓2を介して原水管1と接続されたアルカリイオン整水器本体、4は内部に原水中の残留塩素、トリハロメタン、カビ臭等を吸着する活性炭及び一般細菌や不純物を精度よく取り除く中空糸膜等を備えた浄水部、5は通水量に対応したパルス数(出力信号数)の信号を発生してコントローラに制御指示する流量検知手段、6はグリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等のカルシウムイオンを原水中に付与し原水導伝率を高めるカルシウム供給部、7は流量検知手段5を経由してきた水を電気分解してアルカリ水、酸性水を生成する電解槽、8は電解槽7を2分し、電極室を形成する隔膜、9及び10は隔膜8で2分されて形成された各電極室に配置された電極板、11は電極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性水)を排出する排水ホース、12は電極板9側の水(電極板9が陰極の場合はアルカリ水)を吐出する吐水管、13は電源投入用プラグ、14は電源投入用プラグ13からの交流電源を直流電源に変換する電源部、15はアルカリイオン整水器本体3の動作を制御するコントローラ、16は利用者がイオン水の水質やpH強度、各種機能の選択設定を行なう操作表示部でありコントローラ15に接続されている。
次に、以上のように構成された従来のアルカリイオン整水器について、以下そのアルカリ水を生成する際の動作を説明する。利用者はアルカリ水生成モード、酸性水生成モードまたは浄水モード等所望の水質モードおよびpH強度を操作表示部16の所定のボタンを押下することにより選択し、水栓2を開いて通水を行なう。水栓2から導入された原水は、浄水部4で原水中の残留塩素やトリハロメタン、カビ臭、一般細菌等の不純物が取り除かれ、流量検知手段5を経てカルシウム供給部6にてグリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等が溶解されて電気分解が容易な水に処理された後、電解槽7に導入される。一方、電源投入用プラグ13からはAC100Vが供給され、電源部14内のトランス及び制御用直流電源で電気分解に必要な直流電圧電流を発生させ、コントローラ15を介して電解槽7の電極板9及び10に電気分解に必要な電力が給電される。このとき相対的にプラス電圧を印加する電極板を陽極、マイナス電圧を印加する電極板を陰極とすると、電解槽7内に隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室とが形成される。尚、アルカリ水生成モード時においては電極板10が陽極となり、電極板9が陰極となる。また酸性水生成モード時においては電極板9が陽極となり、電極板10が陰極となる。
さて、通水後コントローラ15は流量検知手段5からの出力信号を読み取り、単位時間当たりにアルカリイオン整水器本体3に流れる流量レベルが一定量を越えるとこの状態を通水中と判断する。この時、すでに選択されている水質モードおよびpH強度に応じた電気分解条件のもとコントローラ15は電解槽7に対して所定の電力を供給する。これにより、アルカリ水生成モード時においては電極板9が陰極かつ電極板10が陽極となり吐水管12よりアルカリ水が吐出されると共に排水ホース11より排水を排出する。酸性水生
成モード時においては電極板9が陽極かつ電極板10が陰極となり吐水管12より酸性水が吐出されると共に排水ホース11より排水を排出する。また、浄水モード時においては電極板9及び10には電力が供給されず吐水管12より浄水が吐出されると共に排水ホース11より排水を排出する。その後、単位時間当たりにアルカリイオン整水器本体に流れる流量レベルが一定量を下回るとこの状態を止水と判断し、電解槽7への電力の供給を終了する。
特開平7−222981号公報
従来のアルカリイオン整水器においては、排水ホース11は、その使用形態として、流し台のシンク内に前記排水ホース11を垂らすものであった。しかしながら、シンク内に前記排水ホース11を垂らした場合、前記排水ホース11からの水を採水し難いという課題があった。
また、前記排水ホース11の先端の垂直方向位置が固定されていないため、吐水と排水の流量比率と、それに伴う吐水、排水のpHが、使用者の前記排水ホース設置状況、位置によって変化していた。
更に、前記排水ホースの先端の垂直方向位置が電解槽7内の電極板10の最下位置よりも上方に設置された場合には、止水後に電解槽7内の水が完全には排出されなくなり、少なくとも電極板10の下部は常に水に触れていた。これにより、制御系等の故障で電極板10に電力が供給された場合、前述の残った水が電解槽7内で沸騰する危険性があった。又、前記排水ホースの先端の垂直方向位置が電解槽7内の電極板10の最下位置よりも下方で且つ電解槽7内の水路の最下位置よりも上方に設置された場合にも、止水後の電解槽7内の水は完全には排出されない。この場合、その残った水は、電極板10にも触れていないため、雑菌繁殖を防ぐ次亜塩素酸イオンを電気分解で生成させることができない。よって、電解槽7内に雑菌が繁殖する可能性があり問題を有していた。
そこで本発明は、排水路からの水の取り出しが容易で、電気制御系に不具合が生じた場合でも機体内の残水沸騰の危険性が無く、更に機体内での雑菌の繁殖を防ぐ構造を有するアルカリイオン整水器を提供することを目的とする。
この課題を解決するために本発明は、排水口先端の垂直方向の位置が、使用者の状況に関係無く固定されるように、排水路の最後に排水管を備え、その排水管を本体底部に固定できる手段を備えた構成としたものである。
本発明は、排水が採水しやすく、且つ使用者の設置状況に拠らず、電解槽内部の水を確実に排水できる事で、本体内の残水の沸騰や雑菌の繁殖を防ぐことのできるアルカリイオン整水器が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、供給された原水を電気分解してアルカリ水及び酸性水を生成する電解槽と、電解槽と繋がって機体外に電気分解されたアルカリ水及び酸性水を吐出する吐水路及び排水路と、電解槽への通電を制御する電気制御部とから構成されるアルカリイオン整水器であって、電解槽の排水路に排水管を取り付けて、排水管を本体底部に固定可能としたことを特徴とするアルカリイオン整水器であり、吐水管から吐水される水のみでなく、排水管から排出される水も採水が容易になることと、更に排水口の先端
の垂直方向の位置が使用者の状況に関係無く固定されるため、吐水管の吐水口先端部の垂直方向の位置を固定すると、給水の流量が一定であれば、吐水と排水の流量比率は一定とすることが出来、常に安定した水量で、安定したpHの水を採水することが可能となるアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、排水管の排水口先端の垂直方向の位置が、少なくとも電解槽内に配置される電極板の最下位置よりも下に位置するように取り付けられる構造を有することを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整水器であって、未使用状態時に電気制御の故障等で電極板に電力が供給される状態になった場合でも、通電にはならないため、残り水の沸騰等による事故を防ぐことが可能な安全なアルカリイオン整水器を提供でるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、排水管の排水口先端の垂直方向の位置が、少なくとも電解槽内の水路の最下位置よりも下に位置するように取り付けられる構造を有することを特徴とする請求項1記載のアルカリイオン整水器であって、排水口先端部の垂直方向の位置が電解槽の水路の最下位置よりも下方に設置されることで、電解槽内の水が排水されてしまうため、未使用状態時に電解槽内で雑菌が繁殖すること、更には繁殖した水が吐水管から吐出することを防ぐことが可能な安全なアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、電解槽の排水路先端が本体底部の左右或いは前後或いはその両方の中心に位置するよう設置されていることを特徴とする請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、使用者は、構成部品を交換することなく本機体の左右、前後どちらにも排水管を配置させることが可能となるアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、排水管に至る水通路が、電解槽の排水路先端と伸縮可能なホースと排水管とこれらを繋ぐ継手で構成されることを特徴とする請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、使用者は、構成部品を交換することなく本機体の左右、前後どちらにも排水管を配置させることが可能となるアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項6に記載の発明は、排水管に至る水通路が、電解槽の排水路先端とホースと排水管とこれらを繋ぐ継手で構成され、ホースが本体底部に屈曲して収納されていることを特徴とする請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、使用者は、構成部品を交換することなく本機体の左右、前後どちらにも排水管を配置させることが可能となるアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項7に記載の発明は、ホースの内側にスプリングを入れたことを特徴とする請求項6記載のアルカリイオン整水器であって、ホースの屈曲率を小さくして本体底部に収納しても、排水ホースが潰れないアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
請求項8に記載の発明は、スプリングが自然長状態で隙間の無い密着巻きであることを特徴とする請求項7記載のアルカリイオン整水器であって、ホースの屈曲率を小さくして本体底部に収納しても、排水ホースが潰れない且つ、ホース内の通水抵抗が低いアルカリイオン整水器を提供できるという作用を有する。
以下、本発明の実施例について、図1を用いて説明する。
(実施例1)
以下、本発明の実施例1について、図1を用いて説明する。図1は本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図である。図1において、従来例の説明で用いた符号と同一符号のものは本実施例1の形態においても基本的に同一であるため、詳細な説明は従来のアルカリイオン整水器の説明に譲って省略する。
図1に示すように1は水道水等の原水管、2は水栓、3はアルカリイオン整水器本体、4は浄水部、5は流量検知手段、6はカルシウム供給部、7は電解槽、8は隔膜、9及び10は電極板、11−1は排水管、12は吐水管、13は電源投入用プラグ、14は電源部、15はコントローラ、16は操作表示部である。
次に、以上のように構成された本発明のアルカリイオン整水器本体3について、以下そのアルカリ水を生成する際の動作を説明する。利用者はアルカリ水生成モード、酸性水生成モードまたは浄水モード等所望の水質モードおよびpH強度を操作表示部16の所定のボタンを押下することにより選択し、水栓2を開いて通水を行なう。水栓2から導入された原水は、浄水部4で原水中の残留塩素やトリハロメタン、カビ臭、一般細菌等の不純物が取り除かれ、流量検知手段5を経てカルシウム供給部6にてグリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等が溶解されて電気分解容易な水に処理された後、電解槽7に導入される。一方、電源投入用プラグ13からはAC100Vが供給され、電源部14内のトランス及び制御用直流電源で電気分解に必要な直流電圧電流を発生させ、コントローラ15を介して電解槽7の電極板9及び10に電気分解に必要な電力が給電される。このとき相対的にプラス電圧を印加する電極板を陽極、マイナス電圧を印加する電極板を陰極とすると、電解槽7内に隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室とが形成される。尚、アルカリ水生成モード時においては電極板10が陽極となり、電極板9が陰極となる。また酸性水生成モード時においては電極板9が陽極となり、電極板10が陰極となる。さて、通水後コントローラ15は流量検知手段5からの出力信号を読み取り、単位時間当たりにアルカリイオン整水器本体3に流れる流量レベルが一定量を越えるとこの状態を通水中と判断する。この時、すでに選択されている水質モードおよびpH強度に応じた電気分解条件のもとコントローラ15は電解槽7に対して所定の電力を供給する。これにより、アルカリ水生成モード時においては電極板9が陰極かつ電極板10が陽極となり吐水管12よりアルカリ水が吐出されると共に排水管11−1より排水を排出する。酸性水生成モード時においては電極板9が陽極かつ電極板10が陰極となり吐水管12より酸性水が吐出されると共に排水管11−1より排水を排出する。また、浄水モード時においては電極板9及び10には電力が供給されず吐水管12より浄水が吐出されると共に排水管11−1より排水を排出する。
一方、使用者が所定量の水を得て、水栓2を閉じると、電解槽7内部の水は、排水管11−1を通って外部へ排出される。
ここで、排水管11−1は本体底部の切り欠きに対応したフック部を有する構造となっているため、本体底部に固定できる。
このとき、排水管11−1の排水口の垂直方向の位置は、シンク天面よりも上に位置する。これにより、この排水を採水することが容易となる。また、排水口の垂直方向の位置が固定されていることで、吐水管12の吐水口と排水管11の排水口の垂直方向の位置の差が一定となるため、吐水と排水の流量比率を一定とすることができ、吐水pHも安定させることができる。
また図2は、本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図であって、排水管11−1の排水口の垂直方向の位置が電極板9と10の最下位置よりも更に下方になるように配置されるものである。給水が止まった未使用状態時には電解槽7内の水は、排水
管11−1から排水される。このとき、電解槽7内の水は排水管11−1の排水口の垂直方向の位置と同じ水位まで、即ち、電極板9と10の最下位置よりも下位となる水位になるまで排水される。よって、仮にこの未使用状態時に電気制御の故障等で電極板9と10に電圧がかかったとしても電流が流れることは無いため、残り水の沸騰による事故等を防ぐことが出来る。
また図3は、本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図であって、排水管11−1の排水口の垂直方向の位置が電解槽の水路の最下位置よりも更に下方になるように配置されるものである。この場合、給水が止まった未使用状態時には電解槽7内の水は排水管11−1の排水口の垂直方向の位置と同じ水位まで排水されるため、電解槽7内には水がなくなる。よって電解槽内でこの残水に対して雑菌が繁殖すること、更には繁殖した水が吐水管12から吐出することを防ぐことが出来る。
また図4は、本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図であり、排水管11−1へ繋がる電解槽7の排水路の先端が、本体底部の左右の中心に位置することを示したものである。これにより使用者は、状況に応じて、構成部品を交換することなく本機体の左右どちらにも排水管11−1を配置させることが可能となる。この電解槽7の排水路の先端の位置は、図示する中心線上であればどこでもよい。またここで図示は省略するが、デザインや本体底部の形状によっては、排水管11−1へ繋がる電解槽7の排水路の先端の位置が、本体底部の前後の中心、或いは左右、前後双方の中央に位置することで、先述のように構成部品を交換することなく排水管11−1の配置を変えることが可能となる。
(実施例2)
図5は本発明の実施例2におけるアルカリイオン整水器の概略図であって、実施例1で示したものに対して、電解槽7の排水路の先端に接続される継手11−2と、継手11−2に接続される伸縮可能な排水ホース11−3と、前記排水ホース11−3に接続される継手11−4と、前記継手11−4に接続される排水管11−1とで構成されていることが異なるものである。また、継手11−4は本機体の本体底部に固定できるようにフック状の切り欠き部を備えている。また、前記排水ホース11−3は伸縮可能なもので、例えば蛇腹構造や素材がゴム性のものである。
この構成により、電解槽7の排水路の先端位置が、本体底部の左右、又は前後、又はその双方の中央でない位置にあった場合でも、この排水ホース11−3が伸縮可能であることで、使用者は状況に応じて、構成部品を交換することなく本機体の左右、前後どちらにも排水管11−1を配置させることが可能となる。
(実施例3)
図6は本発明の実施例3におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図であり、実施例1で示したものに対して、電解槽7の排水路の先端に接続される継手11−2と、前記継手11−2に接続される屈曲可能な排水ホース11−3と、前記排水ホース11−3に接続される継手11−4と、前記継手11−4に接続される排水管11−1とで構成されていることが異なるものである。また、実施例2で示したものに対して、排水ホース11−3は伸縮性を必ずしも必要としないことと、本体底部に屈曲した状態で収納されていることが異なるものである。また排水ホース11−3は、継手11−4が電解槽7の排水路の先端位置から最も離れた位置、つまり図6中に示す、距離Aを有する位置に配置された時に、本体外郭に届くための距離A以上の長さを有している。図7は、本発明の実施例3におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図である。
この構成により、電解槽7の排水路の先端位置が、本体底部の左右、又は前後、又はその双方の中央でない位置にあった場合でも、この排水ホース11−3が屈曲して収納されていることで、使用者は状況に応じて、構成部品を交換することなく本機体の左右、前後どちらにも排水管11−1を配置させることが可能となる。
また、請求項7に記載する発明は、実施例3で示した排水ホース11−3の内側にスプリングを入れたもので、排水ホース11−3を屈曲して収納する際に、屈曲率が小さい場合でも排水ホース11−3が潰れることを防ぐことが出来る。
また、請求項8に記載する発明は、前述のスプリングが自然長状態の時に隙間の無い密着巻きのものとしたことで、排水ホース11−3を屈曲して収納する際に、屈曲率が小さい場合でも排水ホース11−3が潰れることを防ぐことが出来るだけでなく、排水ホース11−3を通る水が、隙間を有したスプリングを排水ホース11−3に入れたときよりも乱流状態に成り難いために、通水抵抗が低い排水水路を構成することが可能になる。
本発明にかかるアルカリイオン整水器は、排水口の垂直方向の位置が、使用者の状況に関係無く固定されるように、排水路の最後に排水管を備え、その排水管を本体底部に固定できる手段を備えた構成としたことで、排水が採水しやすく、且つ使用者の設置状況に拠らず、電解槽内部の水を確実に排水できる事で、本体内の残水の沸騰や雑菌の繁殖を防ぐことのできる機能を有し、水道水等の原水を電気分解して、飲用、医療用として利用するアルカリイオン水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性イオン水を製造するためのアルカリイオン整水器等として有用である。
本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図 本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図 本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の概略図 本発明の実施例1におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図 本発明の実施例2におけるアルカリイオン整水器の概略図 本発明の実施例3におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図 本発明の実施例3におけるアルカリイオン整水器の本体底部からみた排水路のみを示した概略図 従来のアルカリイオン整水器の概略構造図
符号の説明
1 原水管
2 水栓
3 アルカリイオン整水器本体
4 浄水部
5 流量検知手段
6 カルシウム供給部
7 電解槽
8 隔膜
9、10 電極板
11 排水ホース
11−1 排水管
11−2 継手
11−3 排水ホース
11−4 継手
12 吐水管
13 電源投入用プラグ
14 電源部
15 コントローラ
16 操作表示部

Claims (8)

  1. 供給された原水を電気分解してアルカリ水及び酸性水を生成する電解槽と、前記電解槽と繋がって機体外に電気分解されたアルカリ水及び酸性水を吐出する吐水路及び排水路と、前記電解槽への通電を制御する電気制御部とから構成されるアルカリイオン整水器であって、前記電解槽の排水路に排水管を取り付けて、前記排水管を本体底部に固定可能としたことを特徴とするアルカリイオン整水器。
  2. 請求項1記載のアルカリイオン整水器であって、前記排水管の排水口の垂直方向の位置が、少なくとも前記電解槽内に配置される電極板の最下位置よりも下に位置するように取り付けられる構造を有することを特徴とするアルカリイオン整水器。
  3. 請求項1記載のアルカリイオン整水器であって、前記排水管の排水口の垂直方向の位置が、少なくとも前記電解槽内の水路の最下位置よりも下に位置するように取り付けられる構造を有することを特徴とするアルカリイオン整水器。
  4. 請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、前記電解槽の排水路先端が本体底部の左右或いは前後或いはその両方の中心に位置するよう設置されていることを特徴とするアルカリイオン整水器。
  5. 請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、前記排水管に至る水通路が、前記電解槽の排水路先端と伸縮可能なホースと前記排水管とこれらを繋ぐ継手で構成されることを特徴とするアルカリイオン整水器。
  6. 請求項1〜3記載のアルカリイオン整水器であって、前記排水管に至る水通路が、前記電解槽の排水路先端とホースと前記排水管とこれらを繋ぐ継手で構成され、前記ホースが本体底部に屈曲して収納されていることを特徴とするアルカリイオン整水器。
  7. 請求項6記載のアルカリイオン整水器であって、前記ホースの内側にスプリングを入れたことを特徴とするアルカリイオン整水器。
  8. 請求項7記載のアルカリイオン整水器であって、前記スプリングが自然長状態で隙間の無い密着巻きであることを特徴とするアルカリイオン整水器。
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