JP6834619B2 - 突極形回転子の絶縁板 - Google Patents
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Description
回転子鉄心を構成する磁極頭部の内周側面と、前記回転子鉄心を構成する磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面との間に設けられる突極形回転子の絶縁板であって、
複数の絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
各前記絶縁部材は、相互に固定される他の前記絶縁部材と係合する係合部を有し、
前記係合部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部および曲面部のうちの少なくとも一つを有して固定子鉄心の磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面側から固定子鉄心の磁極頭部の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となっている
ことを特徴とする。
コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って形成された切欠部と、当該切欠部の幅方向両側に設けられた薄肉部と、前記係合部の基端側で前記切欠部および前記薄肉部に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記切欠部に係合する厚肉部と、一方の前記絶縁部材の係合部に設けられた薄肉部に係合する薄肉部と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする。
コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って突出した薄肉の凸部と、前記凸部の基端側で前記凸部の先端側に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記凸部に係合する凹溝と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする。
前記切欠部は、先端側が上辺であって基端側が上辺より長い底辺である台形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
前記切欠部は、長方形または台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
前記凸部は、先端側が底辺であって基端側が底辺より短い上辺である台形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
前記凸部は、長方形もしくは台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
図1に示すように、突極形回転電機1は、図示しないフレーム等に固定された略円筒状の固定子10と、固定子10の内周側に回転自在に保持された突極形回転子20を有している。
なお、磁極突部23と磁極頭部25により、磁極鉄心が形成されている。また、回転子継鉄22と磁極突部23と磁極頭部25により、回転子鉄心が形成されている。
本実施例は、上述した実施例1に係る突極形回転子の絶縁板に比較して、絶縁部材27の係合部の構造が異なる。
本実施例は、上述した実施例2に係る突極形回転子の絶縁板に比較して、絶縁部材27の凸部および凹溝の形状が異なる。
10 固定子
20 突極形回転子
21 回転軸
22 回転子継鉄
23 磁極突部
24 界磁巻線
24a 冷却フィン
25 磁極頭部
25a 外周面
27 絶縁板
271,273 第一の絶縁部材
272,274 第二の絶縁部材
271a,272a,273a,274a 係合部
271b,271c,272c,272d 凹面(薄肉部)
271d 凸面(厚肉部)
271e,272e,273b,274b 傾斜部
272b 切欠部
273c,273e 凸部
273d 本体部分
274c,274d 凹溝
Claims (6)
- 回転子鉄心を構成する磁極頭部の内周側面と、前記回転子鉄心を構成する磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面との間に設けられる突極形回転子の絶縁板であって、
コの字状に形成された二つの絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
各前記絶縁部材は、相互に固定される他の前記絶縁部材と係合する係合部を有し、
前記係合部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部および曲面部のうちの少なくとも一つを有して固定子鉄心の磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面側から固定子鉄心の磁極頭部の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となっており、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って形成された切欠部と、当該切欠部の幅方向両側に設けられた薄肉部と、前記係合部の基端側で前記切欠部および前記薄肉部に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記切欠部に係合する厚肉部と、一方の前記絶縁部材の係合部に設けられた薄肉部に係合する薄肉部と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする突極形回転子の絶縁板。 - 回転子鉄心を構成する磁極頭部の内周側面と、前記回転子鉄心を構成する磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面との間に設けられる突極形回転子の絶縁板であって、
コの字状に形成された二つの絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
各前記絶縁部材は、相互に固定される他の前記絶縁部材と係合する係合部を有し、
前記係合部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部および曲面部のうちの少なくとも一つを有して固定子鉄心の磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面側から固定子鉄心の磁極頭部の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となっており、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って突出した薄肉の凸部と、前記凸部の基端側で前記凸部の先端側に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記凸部に係合する凹溝と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする突極形回転子の絶縁板。 - 前記切欠部は、先端側が上辺であって基端側が上辺より長い底辺である台形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする請求項1記載の突極形回転子の絶縁板。 - 前記切欠部は、長方形または台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする請求項1記載の突極形回転子の絶縁板。 - 前記凸部は、先端側が底辺であって基端側が底辺より短い上辺である台形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする請求項2記載の突極形回転子の絶縁板。 - 前記凸部は、長方形もしくは台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする請求項2記載の突極形回転子の絶縁板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017045798A JP6834619B2 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 突極形回転子の絶縁板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017045798A JP6834619B2 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 突極形回転子の絶縁板 |
Publications (2)
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ID=63681062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017045798A Active JP6834619B2 (ja) | 2017-03-10 | 2017-03-10 | 突極形回転子の絶縁板 |
Country Status (1)
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