JP2018152936A - 突極形回転子の絶縁板 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割構造を有する絶縁板を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることが可能な突極形回転子の絶縁板を提供する。【解決手段】回転子鉄心を構成する磁極頭部25の内周側面と、回転子鉄心を構成する磁極突部23の周面に配置された界磁巻線24の頂面との間に設けられる突極形回転子20の絶縁板27を、二つの絶縁部材271,272を枠状に組み合わせて構成し、絶縁部材271,272は、相互に固定される絶縁部材272,271と係合する係合部271a,272aを有し、係合部271a,272aは、相互に固定される絶縁部材271,272が相対的に幅方向に移動することを規制する凸面271d,切欠部272bを有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部271e,272eを設けて沿面距離が予め設定する所定長さ以上となるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、突極形回転子の絶縁板に関する。
従来、突極形回転電機は、回転子継鉄と磁極突部と磁極頭部からなり回転軸に固定された回転子鉄心と、磁極突部の周面に配置された回転子界磁巻線とを備え、回転子界磁巻線の頂面と磁極頭部の内周側面との間に絶縁板が設けられた構成となっている(例えば、下記特許文献1〜3等参照)。
このような絶縁板としては、一般的に高強度のフェノール板、ベークライト板、ガラスエポキシ積層板等が用いられ、これにより沿面距離を確保している。IEC60664−1などの規格によれば、回転子界磁巻線は低電圧回転電機に相当する実効電圧630V以下で駆動され、材料や絶縁物の表面汚損度によっても異なるが、最小沿面距離は10mmが推奨されている。そのため、回転子界磁巻線に対しての沿面距離はこの最小沿面距離に安全率を加味した絶縁距離が確保されている。
特開平8−289492号公報 特開平9−135550号公報 実開昭48−52001号公報
一方で回転子の構造が大きく長大になるに従い、この絶縁板は1枚の板からくり抜いて一体物として成形することが難しくなり、複数に分割した構造とせざるを得ない。
ここで、分割された部材を接合して絶縁板を構成する場合、接合部分は二つの部材を重ね合わせ、ダボ構造等で強固に締結されることが望ましい。しかしながら、ダボ構造とする場合は、貫通孔にダボを接着剤で固定することとなり、接着剤が劣化してすき間ができるとこの貫通孔の長さが界磁巻線の頂面側から磁極頭部の内周側面側までの沿面距離となり、沿面距離を十分に確保することが困難になる可能性があった。
このようなことから本発明は、分割構造を有する絶縁板を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることが可能な突極形回転子の絶縁板を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
回転子鉄心を構成する磁極頭部の内周側面と、前記回転子鉄心を構成する磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面との間に設けられる突極形回転子の絶縁板であって、
複数の絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
各前記絶縁部材は、相互に固定される他の前記絶縁部材と係合する係合部を有し、
前記係合部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部および曲面部のうちの少なくとも一つを有して固定子鉄心の磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面側から固定子鉄心の磁極頭部の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となっている
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第2の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って形成された切欠部と、当該切欠部の幅方向両側に設けられた薄肉部と、前記係合部の基端側で前記切欠部および前記薄肉部に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記切欠部に係合する厚肉部と、一方の前記絶縁部材の係合部に設けられた薄肉部に係合する薄肉部と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第3の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って突出した薄肉の凸部と、前記凸部の基端側で前記凸部の先端側に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
他方の前記絶縁部材の係合部が、前記凸部に係合する凹溝と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第4の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
前記切欠部は、先端側が上辺であって基端側が上辺より長い底辺である台形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第5の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
前記切欠部は、長方形または台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第6の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
前記凸部は、先端側が底辺であって基端側が底辺より短い上辺である台形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための第7の発明に係る突極形回転子の絶縁板は、
前記凸部は、長方形もしくは台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
ことを特徴とする。
本発明に係る突極形回転子の絶縁板によれば、分割構造を有する絶縁板を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることができる。
突極形回転電機を示す概略構成図である。 図1に示す絶縁板の斜視図である。 本発明の実施例1における絶縁部材の係合部の構造を示す斜視図である。 図4(a)は本発明の実施例1における絶縁板の係合部の幅方向の断面図、図4(b)は本発明の実施例1における絶縁板の幅方向中央部を示す長手方向の断面図、図4(c)は本発明の実施例1における絶縁板の幅方向両側部を示す長手方向の断面図である。 本発明の実施例2における絶縁部材の係合部の構造を示す斜視図である。 図6(a)は本発明の実施例2における絶縁板の係合部の幅方向の断面図、図6(b)は本発明の実施例2における絶縁板の幅方向中央部を示す長手方向の断面図、図6(c)は本発明の実施例2における絶縁板の幅方向両側部を示す長手方向の断面図である。 本発明の実施例3における絶縁部材の係合部の構造を示す斜視図である。
以下、図面を用いて本発明に係る突極形回転子の絶縁板について説明する。
図1から図4を用いて本発明の実施例1に係る突極形回転子の絶縁板の詳細を説明する。
図1に示すように、突極形回転電機1は、図示しないフレーム等に固定された略円筒状の固定子10と、固定子10の内周側に回転自在に保持された突極形回転子20を有している。
突極形回転子20の回転軸21,回転子継鉄22及び磁極突部23は、一体的に形成されており、例えば、塊状の磁性材料から切り出されて成形されたものである。回転軸21は、突極形回転子20の回転中心となるものであって、その軸方向両端部が軸受(図示省略)により、回転可能に支持されている。回転軸21の軸方向の中央部分には、回転子継鉄22が、回転軸21の周囲を覆いつつ軸方向に延在する状態で、一体的に形成されている。回転子継鉄22の外周部のうち周方向に90°ずれた位置には、磁極突部23が一体的に形成されている。つまり、磁極突部23は、回転子継鉄22の外周部から径方向外側に向けて突出すると共に、周方向において等間隔で配置されている。
磁極突部23の周面には、絶縁板(図示省略)を介して、界磁巻線(界磁コイル)24が配置されている。界磁巻線24は、板状をなす導体と板状をなす絶縁部材を径方向に交互に積層することによって構成されている。しかも、界磁巻線24を構成する板状の導体のうち、積層方向に関して所定の間隔ごとのものは、磁極突部23から見て外周側に伸びており、この伸びた導体部分が冷却フィン24aになっている。
磁極突部23の頂面(径方向外側端面)には、磁極頭部25が複数のボルト(図示省略)により固定されている。磁極頭部25の外周面25aは、湾曲面となっており、固定子10の内周面との間に隙間(径方向に数mmの隙間)が確保されている。
なお、磁極突部23と磁極頭部25により、磁極鉄心が形成されている。また、回転子継鉄22と磁極突部23と磁極頭部25により、回転子鉄心が形成されている。
そして、界磁巻線24の頂面(径方向外側端面)と磁極頭部25の内周側面(径方向内側端面)との間には、絶縁板27が設けられている。図2に示すように、絶縁板27は矩形(長方形状)の枠状体である。
この絶縁板27は上面視コの字状に形成された第一の絶縁部材271および第二の絶縁部材272を組み合わせることにより枠状に形成されている。
ここで、図3及び図4に示すように、絶縁部材271,272の端部には、相互に係合する係合部271a,272aが設けられている。
具体的には、第一の絶縁部材271の係合部271aは、幅方向両側に形成された凹面(薄肉部)271b,271cを備えている。これにより、凹面271bと凹面271cとの間は凸面(厚肉部)271dとなっている。さらに、係合部271aは、その先端から所定範囲の部分が、先端に向かい長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部271eとなっている。
また、第二の絶縁部材272の係合部272aは、第一の絶縁部材271の係合部271aと係合するように、その幅方向中央部分が切欠部272bとなっているとともに、この切欠部272bの幅方向両側が凹面(薄肉部)272c,272dとなっている。さらに、係合部272aの基端側(凹面272c,272dの先端とは反対側)には第一の絶縁部材271の傾斜部271eと係合するように先端に向かい長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部272eが設けられている。
本実施例においては凸面271dおよび切欠部272bが相互に固定される絶縁部材271,272が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を構成し、係合部271aと係合部272aとは相互に係合した状態で接着剤により固定される。また、本実施例において係合部271a,272aは、固定子鉄心22の磁極突部23の周面に配置された界磁巻線24の頂面側から固定子鉄心22の磁極頭部25の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となるよう、段部および傾斜部を備えた構造となっている。
このように構成されることにより、第一の絶縁部材271と第二の絶縁部材272とは、凸面271dと切欠部272bとが係合することにより幅方向への相互の移動を規制されるとともに、界磁巻線24の頂面側から磁極頭部25の内周側面側までの沿面距離を十分に確保することが可能となる。
すなわち、本実施例に係る突極形回転子の絶縁板によれば、第一の絶縁部材271と第二の絶縁部材272とからなる絶縁板27を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることが可能となる。
図5および図6を用いて本発明の実施例2に係る突極形回転子の絶縁板の詳細を説明する。
本実施例は、上述した実施例1に係る突極形回転子の絶縁板に比較して、絶縁部材27の係合部の構造が異なる。
すなわち、本実施例では絶縁板27は上面視コの字状に形成された第一の絶縁部材273および第二の絶縁部材274を組み合わせることにより枠状に形成されている。
ここで、図5および図6に示すように、絶縁部材273,274の端部には、相互に係合する係合部273a,274aが設けられている。
第一の絶縁部材273の係合部273aは、先端側が底辺であって基端側が上辺である台形状(ダブテール状)に形成された凸部273cを備えている。この凸部273cは、その板厚が本体部分273dに比較して薄くなっている(本実施例では、本体部分273dの板厚の半分程度の板厚となっている)。また、凸部273cの基端部分にある係合部273aの端面は、先端に向かい長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部273bとなっている。
また、第二の絶縁部材274の係合部274aは、第一の絶縁部材273の係合部273aと嵌合するように、凸部273cに係合する先端側が上辺であって基端側が底辺である台形状(ダブテール状)の凹溝274cを備えている。さらに、係合部274aの端面が、第一の絶縁部材273の傾斜部273bと係合するように先端に向かい長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部274bとなっている。
その他の構成は上述した実施例1と概ね同様であり、以下、重複する説明は省略する。
本実施例においては凸部273cおよび凹溝274cが相互に固定される絶縁部材273,274が相対的に幅方向および長手方向に移動することを規制する係止部を構成し、係合部273aと係合部274aとは相互に係合した状態で接着剤により固定される。また、本実施例において係合部273a,274aは、固定子鉄心22の磁極突部23の周面に配置された界磁巻線24の頂面側から固定子鉄心22の磁極頭部25の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となるように、段部および傾斜部を備えた構造となっている。
このように構成されることにより、第一の絶縁部材273と第二の絶縁部材274とは、凸部273cと凹溝274cとが係合することにより幅方向および長手方向への相互の移動を規制されるとともに、界磁巻線24の頂面側から磁極頭部25の内周側面側までの沿面距離を十分に確保することが可能となる。
すなわち、本実施例に係る突極形回転子の絶縁板によれば、第一の絶縁部材273と第二の絶縁部材274とからなる絶縁板27を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることが可能となる。
図7を用いて本発明の実施例2に係る突極形回転子の絶縁板の詳細を説明する。
本実施例は、上述した実施例2に係る突極形回転子の絶縁板に比較して、絶縁部材27の凸部および凹溝の形状が異なる。
すなわち、本実施例では図7に示すように、第一の絶縁部材273の係合部273aは、その端部に、先端側に設けられた円状部分と基端側に設けられた先端側を上辺とし基端側を底辺とする台形状部分とを有する形状(前方後円墳形状)に形成された凸部273eを備えている。この凸部273eは、その板厚が本体部分273dに比較して薄くなっている(本実施例では、本体部分273dの板厚の半分程度の板厚となっている)。
また、第二の絶縁部材274の係合部274aは、第一の絶縁部材273の係合部273aと嵌合するように、凸部273eに係合する、先端側に設けられた先端側を底辺とし基端側を上辺とする台形状部分と基端側に設けられた円状部分とを有する形状に形成された凹溝274dを備えている。
なお、図7は凸部273eおよび凹溝274dの形状を分かりやすくするため、第一の絶縁部材273および第二の絶縁部材274の板厚を拡大して示している。その他の構成は上述した実施例2と概ね同様であり、以下、重複する説明は省略する。
本実施例においては凸部273eおよび凹溝274dが相互に固定される絶縁部材273,274が相対的に幅方向および長手方向に移動することを規制する係止部を構成し、係合部273aと係合部274aとは相互に係合した状態で接着剤により固定される。
このように構成されることにより、第一の絶縁部材273と第二の絶縁部材274とは、凸部273eと凹溝274dとが係合することにより幅方向および長手方向への相互の移動を規制されるとともに、界磁巻線24の頂面側から磁極頭部25の内周側面側までの沿面距離を十分に確保することが可能となる。
すなわち、本実施例に係る突極形回転子の絶縁板によれば、第一の絶縁部材273と第二の絶縁部材274とからなる絶縁板27を、沿面距離を十分に確保しつつ強固に組み立てることが可能となる。
なお、上述した実施例1から実施例3では、第一の絶縁部材271(273)と第二の絶縁部材272(274)とが係合する面(例えば、凹面271b,271cと凹面272c,272d等)を平面とする例を示したが、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、沿面距離を十分に確保することができれば、例えばこの係合する面を曲面としてもよく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
また、上述した実施例1で説明した凸面271dおよび切欠部272bをダブテール形状または前方後円墳形状(例えば、長方形または台形の先端側に延長部分を有する形状)としてもよく、実施例2で説明した凸部273cおよび凹溝274cを長方形状としてもよい。
1 突極形回転電機
10 固定子
20 突極形回転子
21 回転軸
22 回転子継鉄
23 磁極突部
24 界磁巻線
24a 冷却フィン
25 磁極頭部
25a 外周面
27 絶縁板
271,273 第一の絶縁部材
272,274 第二の絶縁部材
271a,272a,273a,274a 係合部
271b,271c,272c,272d 凹面(薄肉部)
271d 凸面(厚肉部)
271e,272e,273b,274b 傾斜部
272b 切欠部
273c,273e 凸部
273d 本体部分
274c,274d 凹溝

Claims (7)

  1. 回転子鉄心を構成する磁極頭部の内周側面と、前記回転子鉄心を構成する磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面との間に設けられる突極形回転子の絶縁板であって、
    複数の絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
    各前記絶縁部材は、相互に固定される他の前記絶縁部材と係合する係合部を有し、
    前記係合部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に幅方向に移動することを規制する係止部を有するとともに、長手方向に沿って段部および傾斜部および曲面部のうちの少なくとも一つを有して固定子鉄心の磁極突部の周面に配置された界磁巻線の頂面側から固定子鉄心の磁極頭部の内周側面側までの沿面距離が予め設定する所定長さ以上となっている
    ことを特徴とする突極形回転子の絶縁板。
  2. コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
    一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って形成された切欠部と、当該切欠部の幅方向両側に設けられた薄肉部と、前記係合部の基端側で前記切欠部および前記薄肉部に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
    他方の前記絶縁部材の係合部が、前記切欠部に係合する厚肉部と、一方の前記絶縁部材の係合部に設けられた薄肉部に係合する薄肉部と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の突極形回転子の絶縁板。
  3. コの字状に形成された二つの前記絶縁部材を枠状に組み合わせてなり、
    一方の前記絶縁部材の係合部が、幅方向中央部分で長手方向に沿って突出した薄肉の凸部と、前記凸部の基端側で前記凸部の先端側に向かって長手方向に沿って板厚が減少する傾斜部とを有し、
    他方の前記絶縁部材の係合部が、前記凸部に係合する凹溝と、他方の前記絶縁部材の係合部の先端側に設けられ一方の前記絶縁部材の傾斜部に係合する傾斜部とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の突極形回転子の絶縁板。
  4. 前記切欠部は、先端側が上辺であって基端側が上辺より長い底辺である台形状に形成され、
    前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
    前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
    ことを特徴とする請求項2記載の突極形回転子の絶縁板。
  5. 前記切欠部は、長方形または台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
    前記厚肉部は、前記切欠部に嵌合する形状に形成され、
    前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
    ことを特徴とする請求項2記載の突極形回転子の絶縁板。
  6. 前記凸部は、先端側が底辺であって基端側が底辺より短い上辺である台形状に形成され、
    前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
    前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
    ことを特徴とする請求項3記載の突極形回転子の絶縁板。
  7. 前記凸部は、長方形もしくは台形の先端側に円状部分を有する形状に形成され、
    前記凹溝は、前記凸部に嵌合する形状に形成され、
    前記係止部は、相互に固定される前記絶縁部材同士が相対的に長手方向に移動することを規制する
    ことを特徴とする請求項3記載の突極形回転子の絶縁板。
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