JP6834149B2 - 液体用紙容器 - Google Patents
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Description
図1は本発明に係る液体用紙容器の一実施形態を示す斜視図、図2は本発明に係る液体用紙容器の一実施形態の積層体例を示す断面図、図3は本発明に係る液体用紙容器の一実施形態に設ける第二の傷の傷痕群の2〜3の形状例を拡大して示す説明図、図4は本発明に係る液体用紙容器の一実施形態のブランクを示す平面図、図5、図6は本発明に係る液体用紙容器の一実施形態の作用を示す説明図であり、図中のAは液体用紙容器、A’は空の液体用紙容器、Bはブランク、C、C’は積層体、Dは第一の傷、E、E’、E’’は第二の傷、e1、e2、e3は傷痕群、e1’、e2’、e3’は傷痕、1はポリオレフィン系樹脂層、2は紙層、3、5は接着層、4は中間層、4aは基材層、4b、4cはバリア層、6は接着性樹脂層、10、10’は胴部、10aは胴部折線、11は後面板、12、14は側面板、13は前面板、15は接着板、20、20’は頂部、20aは頂部折線、21、22、23、24は頂部形成板、25は注出口栓取付孔、26は注出口栓、27、27’は頂部接着部、30は底部、31、32、33、34は底部形成板をそれぞれ示す。
傷痕e1’’、e2’’、e3’’は中間層4の基材層4aを貫通してもよいし、未貫通でもよく、あるいは貫通部分と未貫通部分の両方が混在していてもよい。
同様の理由で胴部折線10aの下方の斜線も折罫に接することなく少し間隔をあけた状態で形成されている。胴部折線10a及び頂部折線20aは設ける方が好ましく、使用後の空の液体用紙容器A’の折り畳み操作が容易となる。
より好ましい位置は頂部形成用横折罫から15mm以上離れた位置から35mm下方の範囲内である。
また、第一の傷Dは傷が連続するハの字状ミシン目形状にするのが好ましい。ハの字状ミシン目は頂部形成用横折罫に沿って並んで形成され数列設けることができる。第一の傷Dは紙基材にハーフカット加工を施すことにより設けることができ、紙層2にポリオレフィン系樹脂層1が積層される前に表出した面に施すとよい。
〔実施例1〕
その後、製函機を用いて側面板12と前面板13の間に施されたブランクBの上端から下端に至る縦折罫(図4の上下方向)及び側面板14と接着板15の間に施されたブランクBの上端から下端に至る縦折罫で折り曲げて接着板15の外面と後面板11の内面とをフレームで炙り熱接着し、側面板12と前面板13の間及び側面板14と接着板15の間で折り畳まれたスリーブ状に製函した。また、接着板15にはスカイブ・ヘミング加工を施しブランクBの端面が内容物と接することがないように端面処理を施した。
中間層4として厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に酸化珪素を蒸着したフィルムを用いた以外は実施例1と同様とした。
中間層4として基材層4aに厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、バリア層4bに厚さ7μmのアルミニウム箔を用い、ウレタン系2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いてドライラミネーション法で積層したものを使用した以外は実施例1と同様とした。なお、バリア層4bのアルミニウム箔は接着層3側とした。
中間層4に実施例1の第二の傷加工Eが施された片面にアルミニウム蒸着された厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、接着性樹脂層6に厚さ60μmの低密度ポリエチレン樹脂の無延伸フィルムを用い、先に中間層4のアルミニウム蒸着面と接着性樹脂層6をウレタン系2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いてドライラミネーション法で積層した以外は実施例1と同様にした。
中間層4に実施例2の第二の傷加工Eが施された片面に酸化珪素を蒸着した厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、接着性樹脂層6に厚さ60μmの低密度ポリエチレン樹脂の無延伸フィルムを用い、先に中間層4の酸化珪素蒸着面と接着性樹脂層6をウレタン系2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いてドライラミネーション法で積層した以外は実施例1と同様にした。
中間層4に実施例3の第二の傷加工Eが施された厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムと厚さ7μmのアルミニウム箔の積層体を用い、接着性樹脂層6に厚さ60μmの低密度ポリエチレン樹脂の無延伸フィルムを用い、先に中間層4の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム面と接着性樹脂層6をウレタン系2液硬化型ドライラミネート接着剤を用いてドライラミネーション法で積層した以外は実施例1と同様にした。
中間層4に第二の傷Eを設けなかった以外は実施例1と同様にした。
紙層2に第一の傷Dを設けなかった以外は実施例1と同様にした。
B ブランク
C、C’ 積層体
D 第一の傷
E、E’、E’’ 第二の傷
e1、e2、e3 傷痕群
e1’、e2’ 、e3’ 傷痕
1 ポリオレフィン系樹脂層
2 紙層
3、5 接着層
4 中間層
4a 基材層
4b、4c バリア層
6 接着性樹脂層
10、10’ 胴部
10a 胴部折線
11 後面板
12、14 側面板
13 前面板
15 接着板
20、20’ 頂部
20a 頂部折線
21、22、23、24 頂部形成板
25 注出口栓取付孔
26 注出口栓
27、27’ 頂部接着部
30 底部
31、32、33、34 底部形成板
Claims (3)
- 厚さ方向にポリオレフィン系樹脂層、紙層、中間層、接着性樹脂層を備えた積層体で構成され、前面板と後面板と両側面板が連接状態の筒状の胴部と、前記前面板と前記後面板と前記両側面板に連接状態の頂部形成板で前記胴部の上端を閉塞する頂部と、前記前面板と前記後面板と前記両側面板に連接状態の底部形成板で前記胴部の下端を閉塞する底部からなるゲーベルトップ型の液体用紙容器であって、
前記紙層は第一の傷を有し、
前記第一の傷の深さは、前記紙層の厚さ方向に一方の面から前記紙層の厚さの1/2以上であり、
前記第一の傷の形成位置は、前記頂部と前記胴部を連接する稜線より下方に15mm乃至50mmの範囲内であり、
前記中間層は蒸着層からなるバリア層と基材層を備え、前記蒸着層は前記紙層の側に位置しており、前記基材層は傷痕群からなる第二の傷を有し、
前記傷痕群は、微細な切目からなり3列以上の複数列からなる領域を有しており、
前記第一の傷と前記第二の傷が厚さ方向において略同位置に配されていることを特徴とする液体用紙容器。 - 前記第一の傷及び前記第二の傷が前記前面板、前記後面板、及び前記両側面板を跨ぎ、前記胴部の全周に延びる線状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の液体用紙容器。
- 前記胴部の両側面板及び前記両側面板に連接する前記頂部の頂部形成板の中央部にそれぞれ、前記胴部を折り畳むための胴部折線及び前記頂部を折り畳むための頂部折線が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体用紙容器。
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