JP6831675B2 - 研削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト駆動方式またはワイヤ駆動方式のテーブル送り機構を有する研削装置に関し、特に、左右方向に移動するテーブルの位置決めを高精度に行うことができる研削装置に関する。
従来、上面にワークが固定されるテーブルをワイヤやベルト等によって駆動して左右方向に往復移動させるベルト駆動方式またはワイヤ駆動方式のテーブル送り機構を備えた研削装置がある。この種のテーブル送り機構は、例えば、テーブルの左右方向の移動を、モータ駆動による自動送りと、ハンドルの回転操作による手動送りと、に切り替え可能な研削装置等で採用されている。
例えば、特許文献1には、テーブルの左右の移動方向に渡って取り付けられたワイヤを有する平面研削盤の左右テーブル送り機構が開示されている。同文献の左右テーブル送り機構では、ワイヤは、テーブルに取り付けられた一方側の固定部から他方側の固定部に取り付けられる途中で、ドラムに複数回巻回されている。
そして、サーボモータまたはハンドルからの回転入力によってドラムを時計回りに回転させることにより、一方側のワイヤがドラムに巻き取られ、他方側のワイヤが巻き戻され、テーブルが他方側に移動する。他方、ドラムを反時計回りに回転させることにより、他方側のワイヤがドラムに巻き取られ、一方側のワイヤが巻き戻され、テーブルが一方側に移動する。このように、ドラムの回転方向を切り替えることにより、テーブルを左右方向へ往復運動させて、ワークの研削が行われる。
なお、同文献の平面研削盤では、サーボモータから出力される回転角度の情報に基づき、コンピュータによってサーボモータが駆動され、サーボモータの回転軸の回転方向及び回転速度が制御される。
また、同文献に開示された左右テーブル送り機構では、ドラムの内周壁に形成される内歯車に手動運転用ピニオンが噛合することにより、ハンドルから入力される回転動力がドラムに伝達されるよう構成されている。そして、先端部に手動運転用ピニオンが取り付けられたハンドルの手動運転用回転軸は、前後方向に押し引き可能となっており、作業者がハンドルを押し引きすることで、内歯車に対する手動運転用ピニオンの係脱が行われる。これにより、モータの動力による自動送りが行われる自動運転と、ハンドルの回転操作による手動送りが行われる手動運転と、が切り替えられる。
特開2006−21270号公報
しかしながら、上記した従来技術のように、ワイヤやベルト等を用いてテーブルを移動させる駆動方式では、テーブルを停止または反転させる位置がずれてしまうという問題点があった。
即ち、研削工程において、移動するテーブルを停止する場合、またはテーブルの送り方向を反転させる場合、ワイヤ等にはテーブル等の慣性力による張力が作用するため、ワイヤ等が伸長し、テーブルを停止または反転させる位置がずれてしまう。具体的には、従来技術のこの種の研削装置におけるテーブルの停止または反転位置の誤差は、小さくても1mm程度であった。テーブルの送り速度が大きい場合、具体的には20m/分程度の場合、停止または反転位置の誤差は、更に大きくなり、15mm程度になる場合もあった。
このようにテーブルの反転位置がずれてしまうことは、特に、テーブルの反転によってワークの上面に段差形状等を形成する場合に問題となる。つまり、テーブルの反転位置がずれることにより、ワークの加工寸法がずれてしまうことになるので好ましくない。そこで、ワークの加工精度を高めるために、テーブルの停止または反転位置を高精度に制御することが求められていた。
また、上記した従来技術では、手動運転時においても、サーボモータの回転軸に取り付けられた自動運転用ピニオンは、ドラムの内歯車に噛合した状態である。そのため、ハンドルからの回転操作による手動運転時においてもサーボモータが回転することになり、手動運転における操作性が損なわれていた。
これに対し、手動運転時にサーボモータを切り離す構成も考えられる。しかし、手動運転時にサーボモータが切り離されると、手動運転の前後で、サーボモータの回転位置とテーブルの位置との関係がずれてしまう。そのため、上記した従来技術のようにサーボモータの回転方向及び回転角度を制御する方式では、手動運転が行われた後に、原点位置の設定をやり直さなければ、テーブルの位置を正確に制御することができないという問題点がある。
また、上記した従来技術のように、作業者がハンドルを押し引きして自動運転と手動運転を切り替える方式では、運転の切り替え作業が煩雑であるという問題点もある。自動運転と手動運転を切り替える場合、作業者は、ハンドルを押し引きして手動運転用ピニオンを内歯車に係脱させる作業に加え、ハンドルの回転を停止させるためのストッパ部材を取り付けまたは取り外さなければならない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、テーブルの左右方向の位置決めを自動で高精度に行うことができる研削装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、モータ駆動による自動運転と、ハンドル操作による手動運転と、を容易に切り替えることができ、操作性に優れ、且つ、位置決め精度が高い研削装置を提供することにある。
本発明の研削装置は、ワークを研削する研削といしと、前記ワークを支持しワイヤまたはベルトで駆動されて水平方向に移動するテーブルと、前記ワイヤまたは前記ベルトを介して前記テーブルを移動させるモータと、前記モータを制御して前記テーブルの移動を制御する制御装置と、前記テーブルに位置調整自在に固定されて前記テーブルと共に移動するドッグと、前記テーブルを移動自在に支持するサドルに取り付けられて前記ドッグを検出する検出手段と、を有し、前記ドッグには、減速指示部及び停止指示部が形成されており、前記制御装置は、前記検出手段によって前記減速指示部が検出されたら前記テーブルの移動速度を所定の停止準備速度まで落とし、その後、前記検出手段によって前記停止指示部が検出されたら前記テーブルの移動を停止または反転させることを特徴とする。
本発明の研削装置によれば、ワークを研削する研削といしと、前記ワークを支持しワイヤまたはベルトで駆動されて水平方向に移動するテーブルと、前記ワイヤまたは前記ベルトを介して前記テーブルを移動させるモータと、前記モータを制御して前記テーブルの移動を制御する制御装置と、を有し、前記制御装置は、前記テーブルの移動速度を所定の停止準備速度にしてから前記テーブルの移動を停止または反転させる。これにより、停止または反転時の慣性力を小さくして、ワイヤ等の伸びやたるみを抑え、テーブルの行き過ぎを抑えることができる。その結果、停止または反転位置の精度が高められる。具体的には、従来技術では1mmから15mm程度であったテーブルの停止または反転位置の誤差を、本発明によれば、0.15mm程度に小さくすることができる。
また、テーブルの移動が停止または反転する直前に所定の停止準備速度に減速すれば良いので、研削時のテーブルの移動速度を遅くする必要がない。そのため、研削作業の効率を下げることなく、テーブルの停止位置の精度を高めることができる。
また、本発明の研削装置によれば、前記テーブルに位置調整自在に固定されて前記テーブルと共に移動するドッグと、前記テーブルを移動自在に支持するサドルに取り付けられて前記ドッグを検出する検出手段と、を有し、前記制御装置は、前記検出手段によって検出される前記ドッグの情報に基づいて前記テーブルを前記停止準備速度まで減速させ、前記テーブルの移動を停止または反転させても良い。これにより、モータの回転角度を検出することなくテーブルを正確な位置に制御することができる。そのため、例えば、手動送りを行う際にワイヤ等の駆動系からモータが切り離されて、その後再度接続された場合であっても、検出手段によるドッグの検出情報に基づいてテーブルの位置を正確に把握することができる。
また、ドッグの位置を調整することにより、テーブルを停止させる位置や反転させる位置の設定を容易に変更することができる。
また、本発明の研削装置によれば、前記ドッグには、減速指示部及び停止指示部が形成されており、前記制御装置は、前記検出手段によって前記減速指示部が検出されたら前記テーブルを前記停止準備速度まで減速させ、前記検出手段によって前記停止指示部が検出されたら前記テーブルの移動を停止または反転させても良い。このように、1つのドッグを検出することにより、テーブルを減速させる制御と、停止または反転させる制御と、を実行することができ、少ない部品数で高精度な位置制御を行うことができる。また、停止や反転の位置を設定する作業も容易になる。
また、本発明の研削装置によれば、前記停止準備速度は、0.1m/分から1.0m/分であっても良い。このように停止準備速度が好適に設定されることにより、加工時間が長くなることによる生産性の低下やノッキング等の不具合を抑えつつ、高精度な位置制御を実現することができる。
また、本発明の研削装置によれば、前記ワイヤまたは前記ベルトを介して前記テーブルを手動で移動させるための送りハンドルを有し、前記モータの動力によって前記テーブルを移動させる自動送りと、前記送りハンドルから入力される動力によって前記テーブルを移動させる手動送りと、を切り替え可能であっても良い。これにより、モータの動力を利用した高精度な自動送りと、ワイヤ駆動方式またはベルト駆動方式による操作性に優れた手動送りが実現される。
また、本発明の研削装置によれば、前記ワイヤまたは前記ベルトが動力伝達可能に巻き掛けられたプーリと、前記送りハンドルの回転軸と前記プーリの回転軸とを断続自在に接続する第1のクラッチと、前記モータの回転軸と前記プーリの回転軸とを断続自在に接続する第2のクラッチと、を有しても良い。このような構成により、第1のクラッチ及び第2のクラッチを操作して、モータの動力によって自動送りを行う自動運転と、送りハンドルからの入力によって手動送りを行う手動運転と、を容易に切り替えることができる。
また、手動運転時には、第2のクラッチを切断して、モータの回転軸をプーリの回転軸から切り離すことができる。これにより、手動運転時にモータが連れ回ることがなくなり、手動送りの操作性が向上する。
また、本発明の研削装置によれば、前記第1のクラッチ及び前記第2のクラッチは、一方が接続状態である場合に他方が切断状態となるよう連動しても良い。これにより、容易な操作で、自動運転と手動運転との切り替えを確実に実行することができる。
また、共通の駆動装置で第1のクラッチ及び第2のクラッチを断続することができ、装置の簡素化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る研削装置の斜視図である。 本発明の実施形態に係る研削装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る研削装置のテーブル及びサドルの正面図である。 本発明の実施形態に係る研削装置のドッグのA−A線断面図である。 本発明の実施形態に係る研削装置のテーブルの(A)停止準備位置、(B)停止位置を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る研削装置のテーブル左右送り装置の(A)自動送り、(B)手動送りの状態を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る研削装置のクラッチ作動用の空気回路を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る研削装置を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る研削装置1の概略を示す斜視図である。研削装置1は、研削といし30をワークWに対して前後、左右、上下方向に相対移動させて、回転駆動される研削といし30でワークWの研削及び成形を行う装置である。
図1に示すように、研削装置1は、ワークWを研削する研削といし30と、ワークWが載置され固定されるテーブル10と、テーブル10を支持するサドル20と、を有する。
サドル20は、フレーム2の上方に設けられ、水平前後方向(以下、適宜「Z方向」と言う。)に往復動自在にフレーム2の上部に支持されている。サドル20の上方には、ワークWを支持するためのテーブル10が水平左右方向(以下、適宜「X方向」と言う。)に往復動自在に設けられている。
なお、テーブル10の送り機構は、後述するベルト58(図6参照)によって駆動されるベルト駆動方式である。テーブル10の送り機構としては、ワイヤによって駆動されるワイヤ駆動方式が採用されても良い。
研削といし30は、といし軸頭32によって回転自在に支持されている。また、研削といし30を支持するといし軸頭32は、上下方向(以下、適宜「Y方向」と言う。)に往復動自在にコラム33に支持されている。
研削といし30、サドル20及びテーブル10は、後述する制御装置40(図2参照)によって制御されて、それぞれ前述の方向に往復移動する。
研削といし30は、略円板状に形成され、Z方向に延在するといし軸を中心に回転する。研削といし30が回転しながらワークWと接することにより、ワークWの上面が研削される。また、研削といし30は、下方が開口する研削といしカバー31によって覆われている。
テーブル10の前面側には、X方向に沿ってレール11が設けられ、レール11には、ドッグ12が取り付けられている。ドッグ12は、レール11に沿って摺動自在であり、レール11に対して位置調整可能に固定される。また、ドッグ12の下方で、サドル20の上部には、ドッグ12を検出する検出手段としてのドッグ検出器21が設けられる。
テーブル10の上部には、チャック16及びドレッシング装置17が設けられている。チャック16は、例えば、電磁石等を内部に備える電磁チャック等である。チャック16は、磁力によって、チャック16の上部に載置されたワークWを移動しないように支持する。
ドレッシング装置17は、研削といし30のドレッシングを行う装置であり、例えば、ダイヤモンドドレッサ等を備えている。ドレッシング装置17によって、研削といし30を好適な状態に保つことができ、研削の精度及び品質を維持することができる。なお、ドレッシング装置17は、卓上式に限らず、上部ドレッサ装置や、ロータリードレッサ装置、首振りドレッサ装置等であっても良い。
研削装置1のサドル20の前面には、左右送りハンドル15と、前後送りハンドル42と、が設けられている。作業者が左右送りハンドル15を回すことにより、テーブル10がX方向に移動し、作業者が前後送りハンドル42を回すことにより、サドル20がZ方向に移動する。これにより、作業者はワークWと研削といし30との水平方向の位置合わせを行うことができる。
また、図示を省略するがサドル20の側面または操作盤には、研削といし30をY方向に移動させるための上下送りハンドル43(図2参照)が設けられる。これにより、作業者は、研削といし30の上下方向の位置合わせを行うことができる。
なお、前後送りハンドル42及び上下送りハンドル43は、後述するサドル前後送り装置25(図2参照)やといし上下送り装置35(図2参照)の図示しないモータ等を駆動するためのパルスを発生させる、いわゆる手動パルスハンドルである。これに対し、左右送りハンドル15は、作業者の操作によって入力される回転動力を直接的に利用して、ベルト58を介して、テーブル10を移動させるための送りハンドルである。
図2は、研削装置1の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、研削装置1は、各種制御及び演算等を行う制御装置40を有する。制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、加工条件の設定値や演算結果等を記憶する記憶部等を有する。なお、制御装置40は、研削装置1の内部に設けられても良いし、操作盤44の筐体等の内部に設けられても良い。
制御装置40には、ドッグ検出器21、切替スイッチ41、前後送りハンドル42、上下送りハンドル43、操作盤44及びその他の図示しない入力機器やセンサ等が信号入力可能に接続されている。また、制御装置40には、テーブル左右送り装置50、サドル前後送り装置25、といし上下送り装置35、といし駆動装置36、電磁制御弁63及びその他の図示しない制御対象機器が接続されている。
ドッグ検出器21は、非接触でドッグ12(図1参照)を検出する検出手段である。ドッグ検出器21としては、例えば、静電容量形や、誘導形、超音波形、光電形、磁気形等の近接センサが用いられる。
ドッグ検出器21がドッグ12を検出すると、その検出結果が制御装置40に入力される。そして、制御装置40は、ドッグ検出器21から入力された検出結果に基づき、所定の演算を実行し、テーブル左右送り装置50等を制御する。
切替スイッチ41は、モータ51(図6参照)の動力によってテーブル10(図1参照)を移動させる自動送りと、左右送りハンドル15(図1参照)から入力される動力によってテーブル10を移動させる手動送りと、を切り替えるスイッチである。切替スイッチ41は、例えば、サドル20(図1参照)の前面または操作盤44等に設けられている。制御装置40は、切替スイッチ41の入力に基づき、後述する空気回路60(図7参照)の電磁制御弁63を制御する。これにより、自動送りと手動送りが切り替えられる。
前後送りハンドル42及び上下送りハンドル43は、前述のとおり、作業者に操作されることによって、サドル前後送り装置25、といし上下送り装置35を制御するための信号を発生する。
操作盤44は、作業者が加工のための各種設定や指示を入力するための装置であり、例えば、研削装置1の側方等に設けられている。操作盤には、各種機能のON、OFFを切り替えるスイッチや、各種自動制御と手動操作とを切り替えるスイッチ、研削時の送り量または切込量を調節するダイヤル等が設けられている。
テーブル左右送り装置50は、制御装置40からの信号に基づいてテーブル10をX方向に移動させる。テーブル左右送り装置50について詳しくは後述する。
サドル前後送り装置25は、サドル20をZ方向に移動させる装置であって、例えば、ボールねじ機構やサーボモータ等を有する。サドル前後送り装置25は、制御装置40からの信号に基づいて前記サーボモータ等を駆動し、といし軸頭32を所定量移動させる。
といし上下送り装置35は、といし軸頭32(図1参照)をY方向に移動させる送り装置であって、ボールねじ機構やサーボモータ等を有する。といし上下送り装置35は、制御装置40からの入力に基づいて前記サーボモータ等を駆動させて、といし軸頭32を所定量移動させる。
なお、サドル前後送り装置25及びといし上下送り装置35については、前述の例に限定されるものではなく、その他公知の駆動方式を採用することができる。
といし駆動装置36は、研削といし30(図1参照)を回転させる装置であり、モータ等を有する。といし駆動装置36は、制御装置40からの信号に基づき、研削といし30を所定の回転数で回転させる。
図3は、研削装置1のテーブル10及びサドル20の正面図である。図3に示すように、レール11は、略棒状の形態を成し、テーブル10の移動方向、即ちX方向に延在している。また、ドッグ12は、レール11に対して摺動可能に取り付けられている。そのため、ドッグ12をレール11に対してスライドさせることにより、ドッグ12をX方向に移動させることができる。
研削装置1は、3つのドッグ12を有する。具体的には、ドッグ12aは、テーブル10を停止させる位置を指定するものである。ドッグ12aは、例えば、テーブル10の原点位置の設定や、ドレス加工時のテーブル10の位置決め等に用いられる。ドッグ12aを移動調整することにより、テーブルを停止させる位置の設定を容易に変更することができる。
また、ドッグ12b及びドッグ12cは、自動運転でワークW(図1参照)を研削する場合におけるテーブル10を反転させる位置を指定するものである。ドッグ12b及びドッグ12cの取り付け位置を調整することにより、テーブル10の往復範囲の設定を容易に変更することができる。
サドル20の上部でレール11の下方には、ドッグ検出器21が設けられている。ドッグ検出器21は、レール11に固定されたドッグ12を検出し、検出結果を制御装置40に出力する。そして、制御装置40は、ドッグ検出器21からの情報に基づいて、テーブル10の送りを制御する。
図4は、ドッグ12の図3に示すA−A線断面図である。なお、ドッグ12a、12b、12cは、略同様の構造である。図4に示すように、ドッグ12には横断面略コ字状でX方向に延在する取付溝が形成されており、該取付溝にレール11が挿通されている。即ち、ドッグ12aは、テーブル10に固定されたレール11を上下方向から挟み込むように取り付けられている。取付溝のテーブル10側の開口幅、即ち開口部のY方向寸法は、レール11のY方向寸法よりも小さく形成されている。これにより、ドッグ12はレール11から脱落せず、X方向に容易にスライドする。
また、ドッグ12には、ドッグ12の位置を固定するための止めねじ18が取り付けられている。止めねじ18はテーブル10に対して反対側となるドッグ12の前面側に設けられている。止めねじ18を締めることにより、止めねじ18の先端がレール11に当接し、これにより、ドッグ12を任意の位置に固定することができる。
次に、図5(A)及び(B)を参照して、自動運転でテーブル10の移動を停止または反転させる例について詳細に説明する。
図5(A)及び(B)は、テーブル10の正面図であり、図5(A)は、テーブル10が左から右に移動する場合における停止準備位置を示しており、図5(b)は、停止位置を示している。
図5(A)に示すように、ドッグ12の下部には、減速指示部13と、停止指示部14と、が形成されている。具体的には、ドッグ12の下部は、ドッグ検出器21で検出できるように下方に突出している。その突出した部分のうち、テーブル10が移動してドッグ12がドッグ検出器21に接近する際、ドッグ検出器21によって最初に検知される部分が、減速指示部13である。また、更にテーブルが移動してドッグ検出器21によってドッグ12が検知できなくなる部分が、停止指示部14である。
先ず、テーブル10は、研削時の送り速度で移動している。具体的には、テーブル10の移動速度は、0.1m/分から20m/分である。テーブル10が移動することにより、テーブル10に固定されているドッグ12もテーブル10と共に移動し、ドッグ検出器21に接近する。
ドッグ12が接近すると、ドッグ検出器21は、先ず、上方を通過するドッグ12の減速指示部13を検知する。制御装置40(図2参照)は、ドッグ検出器21によって減速指示部13が検出されたらテーブル10を所定の停止準備速度まで減速させる。そして、ドッグ検出器21がドッグ12を検出している状態で、テーブル10は、停止準備速度で移動を継続する。
ここで、停止準備速度は、テーブル10の移動速度として設定可能な最低速度に近い速度が良い。具体的には、停止準備速度は、0.1m/分から1.0m/分であり、好ましくは、0.2m/分から0.7m/分、更に好ましくは、0.3m/分から0.5m/分である。
テーブル10の移動速度が速すぎると、例えば、移動速度が1.0m/分よりも速い場合、ベルト58(図6参照)の伸びやたるみ等が発生し易く、テーブル10の停止位置の精度が低下してしまう。
他方、テーブル10の移動速度が遅すぎると、テーブル10の反転または停止に時間を要して加工時間が長くなり、生産性が低下してしまう。また、移動速度が0.1m/分よりも遅いと、モータ51(図6参照)のノッキング等の不具合が生ずる恐れもある。
上記のように停止準備速度が好適に設定されることにより、加工時間が長くなることによる生産性の低下やノッキング等の不具合を抑えつつ、高精度な位置制御を実現することができる。
図5(B)に示すように、テーブル10が更に移動してドッグ検出器21の上方に停止指示部14が接近すると、ドッグ検出器21は、停止指示部14を検出する。詳しくは、ドッグ検出器21は、ドッグ12の存在を検知できなくなる。
制御装置40(図2参照)は、ドッグ検出器21によって停止指示部14が検出されたらテーブル10の移動を停止または反転させる。このように、1つのドッグ12を検出することにより、テーブル10を減速させる制御と、停止または反転させる制御と、を実行することができ、少ない部品数で高精度な位置制御を行うことができる。また、停止や反転の位置を設定する作業も容易になる。
上記のように、テーブル10の移動速度を所定の停止準備速度にしてからテーブル10の移動を停止または反転させることにより、停止または反転時の慣性力を小さくして、ベルト58(図6参照)等の伸びやたるみを抑え、テーブル10の行き過ぎを抑えることができる。その結果、停止または反転位置の精度が高められる。具体的には、従来技術では1〜15mm程度であったテーブルの停止または反転位置の誤差を、本発明によれば、0.15mm程度に小さくすることができる。
これにより、研削されるワークW(図1参照)の寸法の誤差を小さくすることができる。また、テーブル10を減速してから停止することにより、研削といし30(図1参照)のドレッシングを行う際に、研削といし30とドレッシング装置17(図1参照)との位置を正確に合わせることができる。これにより、研削といし30のドレス加工の精度を高めることができる。
また、テーブル10の移動が停止または反転する直前に所定の停止準備速度に減速すれば良いので、研削時のテーブル10の移動速度を遅くする必要がない。そのため、研削作業の効率を下げることなく、テーブル10の停止位置の精度を高めることができる。
また、テーブル10に位置調整自在に固定されるドッグ12の情報に基づいてテーブル10の移動が停止または反転されるので、モータ51(図6参照)の回転角度を検出することなくテーブル10を正確な位置に制御することができる。そのため、例えば、手動送りを行う際にベルト58等の駆動系からモータ51が切り離されて、その後再度接続された場合であっても、ドッグ検出器21によるドッグ12の検出情報に基づいてテーブル10の位置を正確に把握することができる。
次に、図6及び図7を参照して、テーブル左右送り装置50について詳細に説明する。
図6(A)及び(B)は、テーブル左右送り装置50の概略図であり、図6(A)は、テーブル10(図1参照)がモータ51の動力によって自動送りされる状態を示し、図6(B)は、テーブル10が左右送りハンドル15からの入力によって手動送りされる状態を示している。
図6(A)及び(B)に示すように、テーブル左右送り装置50は、Z方向に延在する回転軸52を有する。回転軸52には、プーリ53が取り付けられている。プーリ53には、テーブル10に接続されるベルト58が動力伝達可能に巻き掛けられている。
ベルト58は、X方向に沿ってテーブル10に張設されている。具体的には、ベルト58の一端は、テーブル10の左右方向の一方の端部近傍、例えば右側端部近傍に固定されており、ベルト58の他端は、テーブル10の他方の端部近傍、例えば左側端部近傍に固定されている。
回転軸52が回転することにより、一方側のベルト58がプーリ53に巻き取られ、他方側のベルト58が巻き戻され、テーブル10が他方側に移動する。これとは逆に、回転軸52を反転させることにより、他方側のベルト58がプーリ53に巻き取られ、一方側のベルト58が巻き戻され、テーブル10が一方側に移動する。このように、回転軸52の回転方向を変えることにより、テーブル10の送り方向を変えることができ、テーブル10を左右方向に移動させることができる。
テーブル左右送り装置50は、テーブル10を自動で移動させるためのモータ51を有する。モータ51は、研削装置1の後方、即ち回転軸52の後端側に設けられている。モータ51は、例えば、ACサーボモータ等であり、制御装置40によって、回転速度及び回転方向等が制御される。
モータ51に対して反対側となる回転軸52の前端側には、テーブル10を手動で送るための左右送りハンドル15が設けられている。ここで、左右送りハンドル15の回転軸及びモータ51の回転軸は、プーリ53の回転軸52と同一軸線上に配置される。
テーブル左右送り装置50は、左右送りハンドル15の回転軸とプーリ53の回転軸52とを断続自在に接続する第1のクラッチとして、クラッチ54を有する。詳しくは、クラッチ54の原動部54aは、左右送りハンドル15の回転軸に接続され、従動部54bは、回転軸52に接続されている。
図6(B)に示す如く、クラッチ54の原動部54aが従動部54bに噛合することにより、左右送りハンドル15の回転軸とプーリ53の回転軸52とが動力伝達可能に接続される。この状態で左右送りハンドル15を回すことにより、テーブル10(図1参照)をX方向に送ることができる。
また、テーブル左右送り装置50は、モータ51の回転軸とプーリ53の回転軸52とを断続自在に接続する第2のクラッチとして、クラッチ55を有する。詳しくは、クラッチ55の原動部55aは、モータ51の回転軸に接続され、従動部54bは、回転軸52に接続されている。
図6(A)に示す如く、クラッチ54の原動部54aが従動部54bに噛合することにより、モータ51の回転軸とプーリ53の回転軸52とが動力伝達可能に接続される。この状態でモータ51が駆動されると、テーブル10がX方向に移動する。
また、テーブル左右送り装置50は、クラッチ54及びクラッチ55を断続するための駆動手段として、エアシリンダ56を備えている。エアシリンダ56は、左右送りハンドル15とクラッチ54との間に設けられ、クラッチ54の原動部54aを従動部54bに噛合させるよう後方に向かって押圧する。
クラッチ54の原動部54aとクラッチ55の原動部55aとの間には、クラッチ54とクラッチ55の断続動作を連動させるための連接軸57が設けられている。連接軸57は、回転軸52の内部に回転軸52と同軸に設けられ、連接軸57の両端部は、原動部54a及び原動部55aにそれぞれ回転自在に当接する。
これにより、図6(B)に示す如く、エアシリンダ56によってクラッチ54の原動部54aが押圧されて従動部54bと噛合すると、連接軸57を介してクラッチ55の原動部55aも後方に押される。よって、クラッチ55の原動部55aと従動部55bが離間し、モータ51の回転軸とプーリ53の回転軸52が切断される。
即ち、クラッチ54によって左右送りハンドル15の回転軸とプーリ53の回転軸52とが接続される手動運転時には、クラッチ55が切断され、モータ51の回転軸がプーリ53の回転軸52から切り離される。これにより、手動運転時にモータ51が連れ回ることがなくなり、手動送りの操作性が向上する。
また、テーブル左右送り装置50は、クラッチ54及びクラッチ55を断続するための駆動手段として、スプリング59を備えている。スプリング59は、モータ51とクラッチ55との間に設けられ、クラッチ55の原動部55aを従動部55bに噛合させるよう前方に押圧する。
エアシリンダ56に作動空気が供給されずにエアシリンダ56がクラッチ54の原動部54aを押圧していない状態においては、図6(A)に示す如く、スプリング59に押圧されたクラッチ55の原動部55aが前方に移動して従動部55bと噛合する。これにより、モータ51の回転軸とプーリ53の回転軸52とが接続され、モータ51の動力を利用したテーブル10の自動送りが可能となる。
このとき、スプリング59の復元力はクラッチ55の原動部55aから連接軸57を介してクラッチ54の原動部55aにも作用して、原動部55aも前方に押されることになる。これにより、クラッチ54の原動部54aが前方に移動して従動部54bから離間し、クラッチ54の噛合が解かれる。
上述のとおり、クラッチ54及びクラッチ55は、一方が接続状態である場合に他方が切断状態となるよう連動している。これにより、容易な操作で、自動運転と手動運転との切り替えを確実に実行することができる。また、共通の駆動装置であるエアシリンダ56でクラッチ54及びクラッチ55の双方を同時に断続することができ、装置の簡素化を図ることができる。
図7は、クラッチ54、55を作動させるための空気回路60を示す図である。図7に示すように、研削装置1は、エアシリンダ56を駆動する圧縮空気を供給する回路として、圧縮空気供給源61から圧力制御器62、電磁制御弁63及び流量調整弁65を順次経由してエアシリンダ56につながる空気回路60を有する。
圧縮空気供給源61から供給される圧縮空気は、圧力制御器62のドレン付きフィルタを通過した後に減圧弁によって所定の圧力に減圧され、電磁制御弁63に供給される。なお、エアシリンダ56を好適に作動させるために、圧力制御器62で減圧されて供給される空気の圧力は、0.2MPaから0.22MPaが好ましい。
エアシリンダ56を駆動させる場合、制御装置40(図2参照)からの信号によって電磁制御弁63が作動して空気経路が切り替えられ、圧力制御器62で減圧された空気は、電磁制御弁63を通過し、流量調整弁65を経由してエアシリンダ56に供給される。なお、制御装置40による電磁制御弁63の制御は、作業者が切替スイッチ41(図2参照)を切り替えることにより、実行される。
エアシリンダ56に空気が供給されると、エアシリンダ56に備えられているピストンが押し出される。これにより、図6(B)に示すように、エアシリンダ56は、クラッチ54の原動部54aを後方に押し、原動部54aと従動部54bが噛合する。これに伴って、クラッチ55の原動部55aも後方に押され、原動部55aと従動部55bが離間する。これにより、テーブル左右送り装置50は、手動送りの状態に切り替えられる。
また、手動送りから自動送りに切り替えられる場合、切替スイッチ41の入力に基づく制御装置40からの信号によって、図7に示す電磁制御弁63が作動して空気経路が切り替えられる。そして、圧縮空気供給源61からの空気は、エアシリンダ56に供給されなくなる。そして、エアシリンダ56の作動空間が開放される。
これにより、エアシリンダ56による押圧力がなくなり、テーブル左右送り装置50(図6参照)のスプリング59の復元力によってエアシリンダ56のピストンが押され、エアシリンダ56の作動空間内に供給されていた空気は、電磁制御弁63に接続された消音器64を経由して外部に排出される。
これに伴って、図6(A)に示すように、スプリング59によってクラッチ55の原動部55a及びクラッチ54の原動部54aが前方に押し戻され、クラッチ55が噛合して接続状態になり、クラッチ54が切断状態に切り替えられる。即ち、テーブル左右送り装置50は、自動送りの状態に切り替えられる。
以上説明の如く、本実施形態に係る研削装置1によれば、モータ51の動力を利用した高精度な自動送りと、ワイヤ駆動方式またはベルト駆動方式による操作性に優れた手動送りと、が実現される。また、切替スイッチ41を操作することにより、空気圧を利用したエアシリンダ56でクラッチ54及びクラッチ55を断続して、モータ51による自動送りと、左右送りハンドル15からの入力による手動送りと、を容易に切り替えることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 研削装置
10 テーブル
11 レール
12 ドッグ
13 減速指示部
14 停止指示部
15 左右送りハンドル
20 サドル
21 ドッグ検出器
30 研削といし
40 制御装置
41 切替スイッチ
50 テーブル左右送り装置
51 モータ
52 回転軸
53 プーリ
54 クラッチ
55 クラッチ
56 エアシリンダ
58 ベルト
59 スプリング
60 空気回路

Claims (5)

  1. ワークを研削する研削といしと、
    前記ワークを支持しワイヤまたはベルトで駆動されて水平方向に移動するテーブルと、
    前記ワイヤまたは前記ベルトを介して前記テーブルを移動させるモータと、
    前記モータを制御して前記テーブルの移動を制御する制御装置と、
    前記テーブルに位置調整自在に固定されて前記テーブルと共に移動するドッグと、
    前記テーブルを移動自在に支持するサドルに取り付けられて前記ドッグを検出する検出手段と、を有し、
    前記ドッグには、減速指示部及び停止指示部が形成されており、
    前記制御装置は、前記検出手段によって前記減速指示部が検出されたら前記テーブルの移動速度を所定の停止準備速度まで落とし、その後、前記検出手段によって前記停止指示部が検出されたら前記テーブルの移動を停止または反転させることを特徴とする研削装置。
  2. 前記停止準備速度は、0.1m/分から1.0m/分であることを特徴とする請求項1に記載の研削装置。
  3. 前記ワイヤまたは前記ベルトを介して前記テーブルを手動で移動させるための送りハンドルを有し、
    前記モータの動力によって前記テーブルを移動させる自動送りと、前記送りハンドルから入力される動力によって前記テーブルを移動させる手動送りと、を切り替え可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の研削装置。
  4. 前記ワイヤまたは前記ベルトが動力伝達可能に巻き掛けられたプーリと、
    前記送りハンドルの回転軸と前記プーリの回転軸とを断続自在に接続する第1のクラッチと、
    前記モータの回転軸と前記プーリの回転軸とを断続自在に接続する第2のクラッチと、
    を有すること特徴とする請求項3に記載の研削装置。
  5. 前記第1のクラッチ及び前記第2のクラッチは、一方が接続状態である場合に他方が切断状態となるよう連動することを特徴とする請求項4に記載の研削装置。
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