JP2020069594A - 扉開閉装置と工作機械 - Google Patents

扉開閉装置と工作機械 Download PDF

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Abstract

【課題】扉と移動装置の連結状態に応じて異なる移動範囲を設定できる扉開閉装置と工作機械を提供する。【解決手段】CPUは扉と移動装置は連結状態と判断した場合(S15:YES)、受け付けた移動指示の目標位置が第一移動範囲内か否か判断する(S17)。CPUは目標位置が第一移動範囲内と判断した場合(S17:YES)、移動指示を実行する(S19)。CPUは目標位置が第一移動範囲外と判断した場合(S17:NO)、移動指示の実行を制限する(S24)。CPUは、解除状態と判断した場合(S15:NO)、受け付けた移動指示の目標位置が第二移動範囲内か否か判断する(S23)。CPUは目標位置が第二移動範囲内と判断した場合(S23:YES)、移動指示を実行する(S19)。CPUは目標位置が第二移動範囲外と判断した場合(S23:NO)、移動指示の実行を制限する(S24)。【選択図】図8

Description

本発明は、扉開閉装置と工作機械に関する。
工作機械は、機械本体を覆うカバーを備える。カバーは被削材取り出し用の扉を開閉可能に設ける。特許文献1に記載の被削材交換用の扉開閉装置は、扉の開閉方向に沿って移動可能に設ける。扉開閉装置は、移動装置、アーム装置、連結機構を備える。移動装置は、扉の開閉方向に沿って走行軸上の移動できる移動範囲を移動する。アーム装置は移動装置に設け、被削材を把持可能である。連結機構は、扉と移動装置を連結する。扉と移動装置が連結時、移動装置は走行軸上を移動して扉を開く。アーム装置は、扉の開状態で、被削材を把持し、次の被削材と交換する。被削材交換後、移動装置は走行軸上を移動して扉を閉じる。
扉と移動装置の連結状態に応じて移動装置の移動できる移動範囲は異なる。扉と移動装置が連結時、移動装置は、扉が移動できる移動範囲内を移動できる。扉と移動装置が非連結時、連結時の移動範囲よりも広い移動範囲内を移動できる。扉と移動装置が連結時、移動装置が移動範囲を超えて移動すると、連結機構に負荷がかかり破損する可能性がある。連結機構が破損しない為、扉開閉装置は、移動装置の移動範囲を扉の移動範囲に合わせて狭く設定する必要がある。
特開2017−177287号公報
移動装置は、扉と移動装置が非連結時においても連結時の移動範囲を超えて移動することができない。故にアーム装置の可動範囲は狭くなるという問題点があった。
本発明の目的は、扉と移動装置の連結状態に応じて異なる移動範囲を設定できる扉開閉装置と工作機械を提供することである。
請求項1の扉開閉装置は、走行軸に沿って移動する移動装置と、前記移動装置の走行位置に対応して配置し、壁に設けた開口部を開閉する扉と、前記移動装置と前記扉を連結可能な連結機構と、前記連結機構の動作を制御することにより、前記扉と前記移動装置の連結、及び連結の解除を行う連結制御部とを備え、前記連結制御部の制御により、前記連結機構が前記扉と前記移動装置を連結した状態で、前記移動装置を前記走行軸に沿って移動することにより、前記扉の開閉を行う扉開閉装置において、前記連結制御部が前記扉と前記移動装置を連結した状態で、前記扉が前記開口部を閉じる閉塞位置と前記開口部を開放する開放位置との間を移動するとき、前記移動装置が前記走行軸に沿って移動可能な第一移動範囲を取得する第一取得部と、前記連結制御部が前記扉と前記移動装置の連結を解除した状態で、前記移動装置が前記走行軸に沿って移動可能な移動範囲であって、前記第一移動範囲よりも広い第二移動範囲を取得する第二取得部と、前記走行軸に沿って前記移動装置を目標位置へ移動する移動指示を受け付ける移動指示受付部と、前記扉と前記移動装置は互いに連結した連結状態、又は連結が解除した解除状態であるかを判断する連結判断部と、前記移動指示受付部が前記移動指示を受け付けたときに、前記連結判断部が前記扉と前記移動装置は前記連結状態と判断した場合、前記目標位置は前記第一移動範囲内か否か判断する第一範囲判断部と、前記第一範囲判断部が、前記目標位置は前記第一移動範囲内と判断した場合、前記移動指示を実行する第一移動実行部と、前記第一範囲判断部が、前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動指示の実行を制限する第一移動制限部と、前記移動指示受付部が前記移動指示を受け付けたときに、前記連結判断部が前記解除状態と判断した場合、前記目標位置は前記第二移動範囲内か否か判断する第二範囲判断部と、前記第二範囲判断部が、前記目標位置は前記第二移動範囲内と判断した場合、前記移動指示を実行する第二移動実行部と、前記第二範囲判断部が、前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動指示の実行を制限する第二移動制限部とを備えたことを特徴とする。扉開閉装置は、扉と移動装置が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲内と判断した場合、移動指示を実行する。故に扉開閉装置は、扉が移動可能な第一移動範囲内で移動装置を移動して扉を開閉するので、連結した扉と移動装置の破損を防止できる。扉開閉装置は、目標位置が第一移動範囲外と判断した場合、移動指示の実行を制限する。故に扉開閉装置は、移動指示の実行を制限するので、第一移動範囲外に移動装置が移動して、連結した扉と移動装置が破損するのを防止できる。扉開閉装置は、扉と移動装置が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲内と判断した場合、第一移動範囲より広い第二移動範囲内で移動指示を実行する。故に扉開閉装置は、第一移動範囲より広い第二移動範囲内で移動装置を移動できる。扉開閉装置は、目標位置が第二移動範囲外と判断した場合、移動装置の移動を制限する。故に扉開閉装置は、移動装置の移動を制限するので、第二移動範囲外に移動装置が移動して、移動装置が破損するのを防止できる。故に扉開閉装置は、扉と移動装置の連結状態に応じて異なる移動範囲を設定できる。
請求項2の扉開閉装置の前記第一移動制限部は、前記第一範囲判断部が前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動指示を実行せずに、前記移動装置の移動を停止し、前記第二移動制限部は、前記第二範囲判断部が前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動指示を実行せずに、前記移動装置の移動を停止するとよい。扉開閉装置は、扉と移動装置が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲外と判断した場合、移動装置を停止する。故に扉開閉装置は、移動装置が第一移動範囲外に移動して、扉と移動装置が破損するのを防止できる。扉開閉装置は、扉と移動装置が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲外と判断した場合、移動装置を停止する。故に扉開閉装置は、移動装置が第二移動範囲外に移動して、移動装置が破損するのを防止できる。
請求項3の扉開閉装置の前記第一移動制限部は、前記第一範囲判断部が前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動装置を現在位置から前記目標位置へ移動する移動方向において、前記移動装置を前記第一移動範囲の限界位置まで移動して停止し、前記第二移動制限部は、前記第二範囲判断部が前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動方向において、前記移動装置を前記第二移動範囲の限界位置まで移動して停止するとよい。扉開閉装置は、扉と移動装置が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲外と判断した場合、移動方向において第一移動範囲の限界位置まで移動装置を移動して停止する。故に扉開閉装置は、扉と移動装置が破損するのを防止しつつ移動装置を移動できる。扉開閉装置は、扉と移動装置が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲外と判断した場合、第二移動範囲の限界位置まで移動装置を移動して停止する。故に扉開閉装置は、移動装置が第二移動範囲外に移動するのを防止しつつ移動装置を移動できる。
請求項4の扉開閉装置の前記連結機構は、前記扉側に設け、前記走行軸及び前記扉の面に直交する所定方向に延びる連結孔と、前記移動装置側に設け、前記所定方向に平行な方向に移動可能で且つ前記連結孔に挿入可能なロッド部とを備え、前記ロッド部が前記連結孔に対して挿通可能な対向位置に位置したことを検出する第一センサ部と、前記ロッド部が前記連結孔に挿入して連結可能な突出位置に移動したことを検出する第二センサ部とを更に備え、前記連結判断部は、前記第一センサ部が前記ロッド部は前記連結孔に対して前記対向位置に位置したことを検出し、且つ前記第二センサ部が前記ロッド部は前記突出位置に移動したことを検出したときに、前記扉と前記移動装置は前記連結状態であると判断するとよい。扉開閉装置は、扉の連結孔と移動装置のロッド部が対向位置に位置したと判断し、且つロッド部が突出位置に移動したと判断したときに、扉と移動装置が連結状態であると判断できる。故に、第一センサ部と第二センサ部の二つのセンサの検出の状態から連結状態を判断するので、より確実に扉6と本体部121が連結状態であると判断できる。
請求項5の工作機械は、工作機械の機械本体を覆うカバーと、前記カバーの壁に設けた前記扉を開閉可能な請求項1〜4の何れかに記載の扉開閉装置とを備えたことを特徴とする。工作機械は、請求項1〜4の何れかに記載の扉開閉装置を備えるので、請求項1〜4の何れかに記載の扉開閉装置と同じ効果を得ることができる。
工作機械1の右斜め前方からの斜視図。 工作機械1の右斜め後方からの斜視図。 搬送装置10の正面図(移動部は省略)。 ロッド機構30を部分拡大した平面図。 移動部11の第一移動範囲R1の概念図。 移動部11の第二移動範囲R2の概念図。 搬送装置10の電気的構成を示すブロック図。 搬送装置10の自動運転処理の流れ図。 搬送装置10の手動運転処理の流れ図。 搬送装置10の連結制御処理の流れ図。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下説明は図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。図1に示す工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は、夫々、工作機械1のX軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1、図2を参照し、工作機械1の構造を説明する。工作機械1は、主軸(図示略)がZ軸方向に延びる縦型工作機械である。工作機械1は、基台部2、機械本体3、カバー5を備える。基台部2は鉄製土台である。機械本体3は基台部2上部に設ける。機械本体3は、工作台(図示略)上面に固定する被削材(図示略)の切削加工等を行う。工作台は基台部2上面に設置する。カバー5は基台部2上部に固定し、機械本体3の周囲を取り囲む。工作機械1の動作は、数値制御装置8(図7参照)で制御する。
カバー5は右側壁51に、開口部511、壁部512、扉6を備える。開口部511は、右側壁51の後側に設け右側面視略矩形状に形成する。壁部512は、開口部511の前側に並んで設け右側面視略矩形状に形成する。扉6は、壁部512の内面に沿って前後方向にスライド自在に設け、開口部511を開閉する。扉6の開閉機構は、例えば右側壁51の開口部511の上下に設けたガイドレール(図示略)、扉6の上部と下部に設けた複数のベアリング等を備える。ガイドレールはY軸方向に延びる。扉6側に設けた複数のベアリングがガイドレールに沿って摺動し、扉6はY軸方向にスライド移動する。カバー5は右側壁51の外側に搬送装置10を更に取り付ける。搬送装置10は、数値制御装置8と相互に通信を行い、被削材の搬送と扉6の開閉を行う。
図1〜図4を参照し、搬送装置10の構成を説明する。図1、図2に示す如く、搬送装置10は、移動部11、アーム装置12、移動機構14等を備える。移動部11は移動機構14でY軸方向にスライド移動する。アーム装置12は移動部11上部に設け、X軸方向とZ軸方向に伸縮可能で、且つ被削材を把持可能である。故にアーム装置12は扉6を開いた開状態で、カバー5内の工作台(図示略)上面に保持する被削材の交換を行える。
移動機構14は基台部2の右側面に設け、枠体部15、移動モータ16(図2参照)、ボール螺子17、一対の走行軸18A、18B、蛇腹カバー19等を備える。枠体部15は右側面視略矩形状に形成し、基台部2の右側面に固定する。移動モータ16は枠体部15の後部から後方に突出するように固定する。移動モータ16の出力軸は枠体部15内を前方に突出する。ボール螺子17は、枠体部15内にてY軸方向に延びるように配置し、回転可能に支持する。ボール螺子17は移動モータ16の出力軸と同軸上に連結する。
一対の走行軸18A、18Bは、枠体部15の内側にてボール螺子17を上下方向から挟むように、且つY軸方向に延びるように互いに平行に設ける。走行軸18A、18Bは、移動部11をY軸方向に案内可能に支持する。以下説明は、走行軸18A、18Bを総称する場合、走行軸18と呼ぶ。移動部11はボール螺子17に取り付ける。蛇腹カバー19は、枠体部15の開口する右側を覆い、且つY軸方向に伸縮可能に枠体部15に固定する。蛇腹カバー19は移動部11の前側と後側に固定し、移動部11のY軸方向への移動に従い伸縮する。故に移動機構14は枠体部15内に切粉等が侵入するのを防止できる。移動モータ16が駆動すると、ボール螺子17は回転する。ボール螺子17の回転に伴い、移動部11はY軸方向に移動するので、アーム装置12はY軸方向に移動する。
アーム装置12は、本体部121とアーム部122を備える。本体部121は移動部11上部に立設し、上下方向に長い略直方体状に形成する。本体部121は後面上部に第一関節部41を備える。第一関節部41は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、アーム部122の後述する第一アーム21を回転可能に支持する。本体部121は内部に第一モータ81(図7参照)を格納する。第一モータ81は第一アーム21を回転駆動する。本体部121は上面部にロッド機構30を備える。ロッド機構30は、ロッド35(図3、図4参照)をカバー5側である左側にて進退可能に駆動する。ロッド35は、扉6の外面の後端部に設けた連結板60(図3参照)の連結孔65(図3参照)に挿入して連結可能である。連結板60は、扉6の外面の後端部から右方に隙間を空けた状態で支持する。連結孔65は連結板60の中央部を左右方向に貫通する。ロッド35が連結孔65に挿入して連結すると、ロッド機構30と連結板60は連結した状態となり、扉6と本体部121は一体化する。故に扉6は、アーム装置12と一体してY軸方向に移動することで、右側壁51の開口部511を開閉できる(図5参照)。
アーム部122は、第一アーム21と第二アーム22を折り畳み可能に備える(図示略)。本体部121の第一関節部41は、第一アーム21の一端部を回動可能に支持する。第一アーム21は他端部に第二関節部42を備える。第二関節部42は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、第二アーム22の一端部を回動可能に支持する。第二アーム22は他端部に第三関節部43を備える。第三関節部43は、Y軸方向に延びる軸心を中心に、二つの把持部23を回動可能に支持する。二つの把持部23は、第三関節部43の軸心を中心とする周方向に90°離間する位置に夫々支持する。把持部23は被削材を把持可能である。
第一アーム21は内部に第二モータ82(図7参照)を格納する。第二モータ82は第二関節部42のギア(図示略)を介して第二アーム22を駆動する。第二アーム22は内部に第三モータ83(図7参照)を格納する。第三モータ83は第三関節部43のギアを介して把持部23を回転駆動する。把持部23はエアシリンダ231を備える。エアシリンダ231は、被削材の把持動作を行う為の駆動源である。
図3、図4を参照し、ロッド機構30の構造を説明する。ロッド機構30は、本体部121の上面部に固定する。ロッド機構30は、エアシリンダ33、連結竿34、ロッド35、進退センサ36、37、カバー38(図2参照)等を備える。エアシリンダ33は筒状に形成し、開口する先端側をカバー5側である左方に向け、且つX軸方向に沿うようにして上面部に固定する。エアシリンダ33は、先端部からシリンダロッド331を左方向に対して進退自在に備える。連結竿34は、エアシリンダ33のシリンダロッド331の先端部に同軸上に固定し左方に突出する。
ロッド35は、連結竿34の先端部に同軸上に固定し左方に突出し棒状に形成する。ロッド35は、扉6側に突出する。ロッド35は、連結竿34を介してエアシリンダ33のシリンダロッド331と同軸上に連結する。故にロッド35はシリンダロッド331の進退動作に伴い、左右方向に対して移動可能となる。
進退センサ36、37は、本体部121の上面部にて、連結竿34近傍にてY軸方向に離間して固定する。進退センサ37の位置は、ロッド35が左方に移動し、連結孔65に連結した時の連結竿34の位置に対応する。連結孔65に連結した状態のロッド35の位置は、突出位置である。故に進退センサ37は、ロッド35が突出位置に移動したことを検出する。進退センサ36は、ロッド35が右方に移動し、連結孔65から完全に抜けた時の連結竿34の位置に対応する。連結孔65から完全に抜けた状態のロッド35の位置は、待機位置である。故に進退センサ36は、ロッド35が待機位置に移動したことを検出する。カバー38は、エアシリンダ33、連結竿34、ロッド35等を上方から覆い、本体部121の上面部に固定する。故にカバー38は、ロッド機構30内に切粉等が堆積するのを防止できる。以下、ロッド35と連結孔65が連結して扉6と搬送装置10が連結した状態を、「扉6と本体部121が連結した状態」ということがあり、ロッド35と連結孔65が連結を解除して扉6と搬送装置10が連結していない状態を、「扉6と本体部121が非連結の状態」ということがある。
図3に示す如く、本体部121は、第一関節部41の扉6側に、近接センサ91を固定する。近接センサ91は磁気の変化で部材の接近を感知する。近接センサ91は、扉6側に固定した位置検出用のドグ67(図3参照)を検出可能である。ドグ67は、扉6における近接センサ91に対応する位置に固定する。近接センサ91がドグ67を検出した時、本体部121は、扉6の後端部と相対し、ロッド35と連結孔65は互いに対向する対向位置(図3、図4参照)となる。
図5、図6を参照し、移動部11の第一移動範囲R1、第二移動範囲R2を説明する。扉6と本体部121が連結した状態(図5参照)と、扉6と本体部121が非連結の状態(図6参照)とでは、移動部11の移動可能な範囲は異なる。図5に示す如く、第一移動範囲R1は、扉6と本体部121が連結した状態で、移動部11が移動可能な範囲である。第一移動範囲R1は、限界位置L1から限界位置L2までの範囲である。限界位置L1は前方、限界位置L2は後方の移動部11が移動できる走行軸18上の限界の位置である。扉6と移動部11が連結した状態のときに、扉6が閉塞位置(図5(a)参照)と開放位置(図5(b))との間を移動すると、移動部11は走行軸18に沿って第一移動範囲R1の限界位置L1と限界位置L2との間を移動する。扉6と移動部11が連結した状態のとき、移動部11が限界位置L1に位置すると、扉6は開放位置にあり、移動部11が限界位置L2に位置すると、扉6は閉塞位置にある。閉塞位置は、開口部511が扉6により完全に閉じた状態のときの扉6の位置である。開放位置は、開口部511が扉6により完全に開放した状態のときの扉6の位置である。
図6に示す如く、第二移動範囲R2は、扉6と本体部121が非連結の状態で、移動部11が走行軸18に沿って移動可能な範囲である。第二移動範囲R2は、限界位置Fmaxから限界位置Rmaxまでの範囲である。限界位置Fmaxは限界位置L1よりも前方、限界位置Rmaxは限界位置L2よりも後方の走行軸18上の限界の位置である。図5、図6に示す如く、第二移動範囲R2は第一移動範囲R1よりも広い。該時、移動部11は、走行軸18上の限界位置Fmaxから限界位置Rmaxまでの範囲で移動する。
図1〜図6を参照し、搬送装置10の動作の一例を説明する。扉6は、開口部511を完全に閉じた状態の閉塞位置にあるとする。搬送装置10は、移動部11を走行軸18に沿って、例えば、限界位置Rmaxから扉6の閉塞位置に対応する限界位置L2に向けて移動する。移動部11を移動するとは、移動部11と共にロッド機構30、アーム装置12も移動することを意味する。該時、搬送装置10は、移動部11を限界位置Rmaxから限界位置L2まで前方向に向けて低速で移動する。
アーム装置12側の近接センサ91が、扉6側のドグ67を検出したとき、搬送装置10は移動部11を停止する。該時、ロッド35と連結孔65は互いに対向する。搬送装置10はエアシリンダ33を駆動し、連結竿34とロッド35を左方に移動する。ロッド35の先端部は、連結孔65に挿入して連結する。エアシリンダ33はロッド35の位置を保持する(図5(a)参照)。
扉6と本体部121が連結した状態では、移動部11は、限界位置L1から限界位置L2までの第一移動範囲R1内を移動可能ある。搬送装置10は、扉6と本体部121が連結した状態で、移動部11を限界位置L2から前方に高速で移動する。移動部11は高速で扉6を開き、開口部511を広げる(図5(b)参照)。
搬送装置10は、移動部11を進入可能位置(図示略)で停止する。進入可能位置とは、開口部511において、アーム部122がカバー5内に進入できる開口幅を形成する時の移動部11の位置である。なお、進入可能位置は、扉6のY軸方向の移動範囲のうち開口部511を完全に開いた状態とする扉6の開放位置(図5(b)参照)であってもよい。該時、移動部11は、限界位置L1に位置する(図5(b)参照)。Y軸方向においてアーム部122よりも被削材の幅が大きい場合、進入可能位置は、被削材がカバー5内に進入できる開口幅を形成する時のアーム装置12の位置にするとよい。搬送装置10は例えば、アーム部122を駆動し、開口部511を介して、把持部23をカバー5内に移動し、工作台上面に固定する被削材の交換動作を行う。被削材の交換動作後、搬送装置10は、アーム部122をカバー5外に移動する。
搬送装置10は、扉6と本体部121が連結した状態で、扉6を開放位置から閉塞位置まで高速で移動する(図5(a)参照)。移動部11が扉6の閉塞位置に対応する限界位置L2で停止すると(図5(a)参照)、搬送装置10はエアシリンダ33の駆動を停止する。シリンダロッド331は右方に後退するので、連結竿34と共にロッド35は右方に後退し、連結孔65から抜ける。扉6と本体部121の連結は解消し、一連の搬送装置10の動作は終了する。
図7を参照し、搬送装置10の電気的構成を説明する。搬送装置10は制御部70を備える。制御部70は、数値制御装置8と工作機械1の操作部1A、表示部1Bに入出力部77を介して接続する。制御部70は、操作者が操作部1Aを操作することにより出力する各種指示を受け付ける。制御部70は、搬送装置10の各種情報を操作者に報知する。制御部70は、CPU71、ROM72、RAM73、記憶装置74、入出力部77を備える。CPU71は、搬送装置10の動作を統括制御する。
ROM72は、自動運転プログラム、手動運転プログラム、連結制御プログラム等の各種プログラムを記憶する。自動運転プログラムは、搬送装置10の自動運転処理(図8参照)を実行するものであり、例えば、上記した搬送装置10の一連の動作を自動で実行するプログラムである。具体的には、自動運転プログラムは、扉6と本体部121との連結動作、扉6の開閉動作、被削材の交換動作等を実行する為の各動作を、夫々プログラム命令の制御指示として実行する。手動運転プログラムは、例えば、操作者による操作部1A(図1、図7参照)の操作により、上記した搬送装置10の一連の動作を手動で行う手動運転処理(図9参照)を実行するものである。連結制御プログラムは、後述する連結制御処理(図10参照)を実行するものである。
RAM73は各種情報を一時的に記憶する。記憶装置74は不揮発性であり、搬送装置10の第一移動範囲R1、第二移動範囲R2、限界位置L1、L2、Fmax、Rmax等の各種情報を記憶する。入出力部77は、搬送装置10の外部からの入力と外部への出力を行う。入出力部77には、近接センサ91、進退センサ36、37、移動モータ16、第一モータ81、第二モータ82、第三モータ83、エアシリンダ33、231等が接続する。
移動モータ16、第一モータ81、第二モータ82、第三モータ83は、サーボモータである。移動モータ16は、エンコーダ16Aを備える。エンコーダ16Aは、移動モータ16の回転位置を検出する。エンコーダ16Aは、入出力部77に接続する。第一モータ81は、エンコーダ81Aを備える。エンコーダ81Aは、第一モータ81の回転位置を検出する。エンコーダ81Aは、入出力部77に接続する。第二モータ82は、エンコーダ82Aを備える。エンコーダ82Aは、第二モータ82の回転位置を検出する。エンコーダ82Aは、入出力部77に接続する。第三モータ83は、エンコーダ83Aを備える。エンコーダ83Aは、第三モータ83の回転位置を検出する。エンコーダ83Aは、入出力部77に接続する。
図8を参照し、自動運転処理を説明する。工作機械1の被削材に対する加工が完了すると、数値制御装置8は、NCプログラムを完了して、搬送装置10の制御部70にプログラム命令を出す。プログラム命令は、一又は複数行で構成するプログラム型の命令であり、一行毎に制御指示を備える。制御指示は、例えば、移動部11の移動指示、扉6と本体部121との連結指示、扉6の開閉指示、被削材の交換指示等である。又は、制御指示は、開閉指示、交換指示を更に細分化した本体部121、アーム部122の移動指示、連結指示、解除指示、把持部23の開閉指示等である。
CPU71は記憶装置74から第一移動範囲R1を取得する(S1)。次いで、CPU71は記憶装置74から第二移動範囲R2を取得する(S3)。CPU71は、プログラム命令があるか否か判断する(S5)。搬送装置10のプログラム命令の制御指示が全て終了している場合、即ち制御指示による搬送装置10の動作が全て終了している場合(S5:NO)、CPU71は処理を終了する。制御指示がある場合(S5:YES)、CPU71はプログラム命令の制御指示を解析する(S7)。
CPU71は、移動指示があるか否か判断する(S9)。移動指示がない場合(S9:NO)、CPU71は、解析した制御指示を実行する(S21)。例えばCPU71は連結指示に基づき扉6と本体部121の連結動作を実行する。移動指示がある場合(S9:YES)、CPU71は移動部11の目標位置を取得する(S11)。目標位置は、例えば、扉6と本体部121が連結した状態で、且つ扉6を移動して開口部511を完全に開いた状態のときに、移動部11が位置する限界位置L1である(図5(b)参照)。目標位置は移動指示に含まれている。
CPU71は、近接センサ91と進退センサ36、37の検出結果を取得する(S13)。CPU71は、近接センサ91と進退センサ36、37との検出結果に基づき、扉6と本体部121の連結状態を判断する(S15)。近接センサ91がドグ67を検出し、且つ進退センサ37がロッド35の突出位置に移動したことを検出した場合、CPU71は、扉6と本体部121は連結状態であると判断する(S15:YES)。故に、搬送装置10は、近接センサ91と進退センサ37の二つのセンサの検出結果から連結状態を判断するので、より確実に扉6と本体部121が連結状態であると判断できる。
CPU71は取得した目標位置が第一移動範囲R1内であるか判断する(S17)。目標位置が第一移動範囲R1内であると判断した場合(S17:YES)、扉6と本体部121が連結する部分に過剰な負荷はかからないので、CPU71は、移動部11を目標位置へ移動する(S19)。目標位置が第一移動範囲R1外と判断した場合(S17:NO)、移動部11は第一移動範囲R1を超えて移動するので、扉6と本体部121が連結する部分に過剰な負荷がかかり破損する可能性がある。故にCPU71は、移動部11の移動指示の実行を制限し、移動部11の移動を停止する(S24)。故に第一移動範囲R1外に移動部11が移動して、搬送装置10が破損するのを防止できる。CPU71は、「移動部が移動可能な範囲ではありません。」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する(S27)。故に、操作者は、プログラム命令の移動指示に異常があることを認識できる。CPU71は、本処理を終了する。
一方、近接センサ91がドグ67を検出していない場合、又は進退センサ37がロッド35の突出位置への移動を検出していない場合、CPU71は扉6と本体部121が非連結の状態と判断する(S15:NO)。例えばCPU71は、近接センサ91がドグ67を検出しておらず、且つ進退センサ37がロッド35の突出位置への移動を検出した場合、扉6と本体部121が非連結の状態と判断する。
CPU71は、目標位置が第二移動範囲R2内であるか判断する(S23)。目標位置が第二移動範囲R2内にあると判断した場合(S23:YES)、CPU71は、移動部11と走行軸18とが接続する部分に過剰な負荷はかからないので、目標位置へ移動部11を移動する(S19)。故に搬送装置10は、第一移動範囲R1より広い第二移動範囲R2内で移動部11を移動できる。CPU71は処理をS5へ戻す。目標位置が第二移動範囲R2外と判断した場合(S23:NO)、CPU71は移動部11の移動指示の実行を制限し、例えば、移動部11の移動を停止する(S24)。故に、第二移動範囲R2外に移動部11が移動して、搬送装置10が破損するのを防止できる。故に搬送装置10は、扉6と本体部121の連結状態に応じて第一移動範囲R1と第二移動範囲R2を設定できる。CPU71は、「移動部が移動可能な範囲ではありません。」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する(S27)。故に、操作者は、プログラム命令の移動指示に異常があることを認識できる。CPU71は、本処理を終了する。
図9を参照し、手動運転処理を説明する。以下、手動運転処理の説明において、自動運転処理と同じ処理については、同じ符号を附す。手動運転処理は、自動運転処理に比して、S5、S7、S21、S24の処理がない点で異なる。例えば操作者が操作部1Aの手動操作指示ボタンを入力すると、操作部1Aは手動運転信号を制御部70に送信する。制御部70が手動運転信号を受け付けると、CPU71はROM72に記憶した搬送装置10の手動運転プログラムを読み出して、手動運転処理を実行する。手動運転処理において、操作者の操作部1Aの移動ボタン(図示略)の操作により、操作部1Aは移動部11の移動指示を制御部70に対して送信する。なお、操作者は、ティーチングペンダント(図示略)等から手動運転信号、及び移動指示の送信等を制御部70に対して行うことも可能である。
CPU71は、第一移動範囲R1を取得し(S1)、第二移動範囲R2を取得する(S3)。CPU71は移動部11の移動指示があるか判断する(S9)。操作者が移動ボタンを操作していない場合(S9:NO)、CPU71は処理をS9に戻して待機する。操作者は、操作部1Aの操作ボタンを操作して、移動部11の前後方向のうち一方への移動指示を入力する。該時、移動指示を受け付け(S9:YES)、CPU71は、受け付けた移動指示に含まれる目標位置を取得する(S11)。CPU71は、近接センサ91、進退センサ36、37の検出結果を取得する(S13)。CPU71は、近接センサ91、進退センサ36、37の検出結果に基づき、自動運転処理と同様に、扉6と本体部121の連結状態を判断する(S15)。
扉6と本体部121が連結した状態であると判断した場合(S15:YES)、CPU71は、目標位置が第一移動範囲R1内か判断する(S17)。第一移動範囲R1内にあると判断した場合(S17:YES)、扉6と本体部121が連結する部分に過剰な負荷はかからないので、CPU71は、移動部11を目標位置へ移動する(S19)。故に搬送装置10は、扉6が移動可能な第一移動範囲R1内で移動部11を移動して扉6を開閉するので、連結した扉6と搬送装置10の破損を防止できる。CPU71は、処理をS9に戻す。
第一移動範囲R1外と判断した場合(S17:NO)、CPU71は、移動部11の移動指示の実行を制限し、例えば、現在位置から目標位置へ移動する方向の限界位置L1、L2の何れかまで移動して停止する(S25)。故に搬送装置10は、移動指示の実行を制限するので、第一移動範囲R1外に移動部11が移動して、連結した扉6と搬送装置10が破損するのを防止できる。CPU71は、「移動部はこれ以上移動できません。」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する。故に、操作者は、移動部11をこれ以上移動できないことを知ることができる。操作者は、移動部11を更に移動したい場合、扉6を閉じた状態で、後述する解除要求を入力して扉6と本体部121の連結状態を解除すればよい。CPU71は、本処理を終了する(S27)。
扉6と本体部121が非連結の状態と判断した場合(S15:NO)、CPU71は、目標位置が第二移動範囲R2内か否か判断する(S23)。第二移動範囲R2内にあると判断した場合(S23:YES)、移動部11と走行軸18とが接続する部分に過剰な負荷はかからないので、CPU71は、移動部11を目標位置へ移動する(S19)。故に搬送装置10は、第一移動範囲R1より広い第二移動範囲R2内で移動部11を移動できる。CPU71は、処理をS9に戻す。
第二移動範囲R2外と判断した場合(S23:NO)、CPU71は、移動部11の移動指示の実行を制限し、例えば、現在位置から目標位置へ移動する方向の限界位置Fmax、Rmaxの何れかまで移動して停止する(S25)。故に搬送装置10は、移動部11の移動を制限するので、第二移動範囲R2外に搬送装置10が移動して、搬送装置10が破損するのを防止できる。故に搬送装置10は、扉6と本体部121の連結状態に応じて第一移動範囲R1と第二移動範囲R2を設定できる。CPU71は、「移動部はこれ以上移動できません。」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する(S27)。故に、操作者は、移動部11をこれ以上移動できないことを知ることができる。CPU71は、処理を終了する。
図10を参照し、連結制御処理を説明する。操作部1Aには、扉6と本体部121が連結した状態を解除する解除スイッチがある。操作者は、扉6と本体部121の連結を解除したい場合、解除スイッチを押下する。本処理は、搬送装置10の状態に応じて、解除スイッチ押下による解除要求を実行、又は実行を制限する。操作者が工作機械1の電源(図示略)を投入すると、CPU71は、ROM72に記憶された連結制御プログラムを読み出して、連結制御処理を実行する。連結制御プログラムは、電源投入後から実行するので、上記の自動運転プログラム又は手動運転プログラムと平行して実行する。
CPU71は、解除要求があるか否か判断する(S101)。操作者が操作部1Aの解除スイッチを押下することにより、操作部1Aから制御部70に解除要求を送信する。図示しないが、解除要求は、自動運転プログラム、手動運転プログラム、NCプログラム、ティーチングペンダント等から送信する場合もある。解除要求がない場合(S101:NO)、CPU71は処理をS101に戻して待機する。
解除要求がある場合(S101:YES)、CPU71は、近接センサ91、進退センサ36、37の検出結果を取得する(S103)。CPU71は、自動運転処理及び手動運転処理のS15と同様に、近接センサ91、進退センサ36、37の検出結果に基づき、扉6と本体部121が連結した状態か判断する(S105)。扉6と本体部121が非連結の状態と判断した場合(S105:NO)、CPU71は、「扉と移動部の連結は既に解除されています」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する(S107)。故に、操作者は、扉6と本体部121の連結した状態が既に解除状態であることを認識できる。CPU71は、処理をS101に戻す。
扉6と本体部121が連結した状態であると判断した場合(S105:YES)、CPU71は、扉6が開状態か判断する(S109)。扉6の位置は、扉6と本体部121が連結した状態では、エンコーダ16Aからの位置情報の位置と対応する。故にCPU71は移動モータ16に設けたエンコーダ16Aからの位置情報に基づき扉6の開閉状態を検知できる。故に搬送装置10は、別途、扉6の開閉状態を検出するセンサを設けることなく、エンコーダ16Aからの位置情報に基づき扉6の開閉状態を間接的に検知できる。
例えば、扉6と本体部121が連結した状態、且つエンコーダ16Aからの位置情報が走行軸18の限界位置L2(図5(a)参照)を示している場合、扉6は開いていない、即ち閉状態と判断する(S109:NO)。該時、CPU71は、扉6が閉状態なので、扉6と本体部121が連結した状態を解除する(S111)。CPU71は、処理をS101に戻す。
一方、例えば、扉6と本体部121が連結した状態、且つエンコーダ16Aからの位置情報が走行軸18の限界位置L2を示していない場合、扉6は開いている、即ち開状態と判断する(S109:YES)。該時、CPU71は、扉6と本体部121の連結を維持する(S113)。故に搬送装置10は、扉6が開状態で移動部11と扉6の連結を解除することにより、扉6が開いた状態で、予期しない位置に扉6が移動するのを防止できる。故に搬送装置10は、扉6が開いた状態で、例えば、アーム装置12が被削材の交換を行っているときに、扉6が動くことでアーム装置12と干渉するのを防止できる。CPU71は、「連結を解除するとアーム装置の破損の恐れがあります。」等のアラームを表示部1Bに表示して報知する(S115)。故に、操作者は、扉6と本体部121の連結した状態を解除すると、予期しない位置に扉6が移動することを認識できる。
次いで、CPU71は、強制解除要求があるか否か判断する(S117)。表示部1Bにアラームが表示した状態であっても、扉6と本体部121の連結状態を強制的に解除したい場合がある。該時、操作者は、操作部1Aの解除スイッチを再押下する。CPU71は解除スイッチの再押下を監視し、強制解除要求を受け付ける。アラーム表示後、操作者が所定期間解除スイッチを再押下せず、強制解除要求がないと判断した場合(S117:NO)、CPU71は、連結を維持したまま、処理をS101に戻す。操作者が解除スイッチを再押下したことで、強制解除要求を受け付けた場合(S117:YES)、CPU71は、扉6と本体部121の連結を強制的に解除する(S119)。搬送装置10は、操作者が手動で扉6の開閉を行いたいとき等、扉6と本体部121の連結を強制的に解除できる。故に搬送装置10は操作者にとって利便性が高い。CPU71は、処理をS101に戻す。なお、扉6が開状態において、扉6と本体部121が連結した状態を強制解除した場合、扉6が予期せぬ方向へ移動する可能性がある。該時、搬送装置10は上記のプログラム命令の制御指示を無効として、動作を停止するとよい。
以上、説明の如く、搬送装置10は、扉6と本体部121が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲R1内と判断した場合、移動指示を実行する。故に搬送装置10は、扉6が移動可能な第一移動範囲R1内で移動部11を移動して扉6を開閉するので、連結した扉6と本体部121の破損を防止できる。搬送装置10は、目標位置が第一移動範囲R1外と判断した場合、移動指示の実行を制限する。故に搬送装置10は、移動指示の実行を制限するので、第一移動範囲R1外に移動部11が移動して、連結した扉6と搬送装置10が破損するのを防止できる。搬送装置10は、扉6と本体部121が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲R2内と判断した場合、第一移動範囲R1より広い第二移動範囲R2内で移動指示を実行する。故に搬送装置10は、第一移動範囲R1より広い第二移動範囲R2内で移動部11を移動できる。搬送装置10は、目標位置が第二移動範囲R2外と判断した場合、移動部11の移動指示の実行を制限する。故に搬送装置10は、移動部11の移動指示の実行を制限するので、第二移動範囲R2外に移動部11が移動して、搬送装置10が破損するのを防止できる。故に搬送装置10は、扉6と本体部121の連結状態に応じて第一移動範囲R1と第二移動範囲R2を設定できる。
搬送装置10は、自動運転処理のS24の処理では、扉6と本体部121が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲R1外と判断した場合、移動部11を停止する。故に搬送装置10は、移動部11が第一移動範囲R1外に移動して、扉6と搬送装置10が破損するのを防止できる。搬送装置10は、扉6と本体部121が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲R2外と判断した場合、移動部11を停止する。故に搬送装置10は、移動部11が第二移動範囲R2外に移動して、搬送装置10が破損するのを防止できる。
搬送装置10は、手動運転処理のS25の処理では、扉6と本体部121が連結状態であると判断し、且つ目標位置が第一移動範囲R1外と判断した場合、前後方向において第一移動範囲R1の限界位置L1、L2まで移動部11を移動して停止する。故に搬送装置10は、扉6と本体部121が破損するのを防止しつつ移動部11を移動できる。搬送装置10は、扉6と本体部121が解除状態であると判断し、且つ目標位置が第二移動範囲R2外と判断した場合、第二移動範囲R2の限界位置Fmax、Rmaxの何れかまで搬送装置10を移動して停止する。故に搬送装置10は、移動部11が第二移動範囲R2外に移動するのを防止しつつ移動部11を移動できる。
搬送装置10は、近接センサ91がロッド35は連結孔65に対して対向位置に位置したことを検出し、且つ進退センサ37がロッド35は突出位置に移動したことを検出したときに、扉6と本体部121は連結状態であると判断する。故に、近接センサ91と進退センサ37の二つのセンサの検出結果から連結状態を判断するので、より確実に扉6と本体部121が連結状態であると判断できる。
本発明は上記実施形態に限らず各種変形が可能である。上記実施形態の工作機械1は、主軸がZ軸方向に延びる縦型工作機械であるが、本発明は主軸が水平方向に延びる横型工作機械にも適用できる。上記実施形態の搬送装置10は、工作機械1のカバー5の右側壁51の扉6を開閉するものであるが、本発明は、カバー5の前壁、左側壁等の他の壁にスライド自在に設けた扉にも適用可能である。本発明は工作機械1のカバー5の扉6に限らず、様々な壁にスライド自在に設けた扉にも適用可能である。
第一移動範囲R1と第二移動範囲R2は適宜変更してよい。即ち、限界位置L1、L2、Fmax、Rmaxの位置は適宜変更してよい。故にユーザの利便性は向上する。自動運転処理のS24の処理では、移動部11を停止したが、扉6と本体部121の連結状態と目標位置への移動方向によって、移動部11が限界位置L1、L2、Fmax、Rmaxの何れかまで移動してもよい。手動運転処理のS25の処理では、扉6と本体部121の連結状態と目標位置への移動方向によって、移動部11が限界位置L1、L2、Fmax、Rmaxまで移動したが、移動部11の移動を停止してもよい。S24、S25の処理で移動指示の実行を制限する場合、移動部11を停止する又は限界位置L1、L2、Fmax、Rmaxの何れかに移動したがこれに限らない。該時、扉6と本体部121が連結した状態では、第一移動範囲R1内の何れかの位置に移動すればよく、扉6と本体部121が非連結の状態では、第二移動範囲R2内の何れかの位置に移動すればよい。この場合でも、搬送装置10の破損を防ぎつつ、移動部11を移動できる。
上記実施形態は、扉6側に設けた連結板60の連結孔65に対して、移動部11側に設けたロッド機構30のロッド35を連結することで、扉6と本体部121を連結する。例えば、ロッド機構30に連結孔65を固定し、扉6側の支持部612にロッド35を固定してもよい。該時、連結孔65が左右に移動する。工作機械1は、扉6側にロッド機構30を設け、搬送装置10側に連結孔65を設けてもよい。上記実施形態の連結孔65は、連結体62を左右方向に貫通するが、例えば直線孔部651をテーパ孔部にしてもよい。ロッド機構30は、本体部121の上部に設けたが、それ以外の場所に設けても良い。該時、扉6の連結孔65がロッド35と連結可能な位置にあればよい。
搬送装置10は、エンコーダ16Aの位置情報に基づき扉6の開閉状態を検出したがこれに限らない。工作機械1は、扉6にセンサを設け、センサは扉6の開閉状態に基づき開閉信号を出力してもよい。該時、搬送装置10は、センサが出力した開閉信号に基づき、扉6の開閉状態を検知する。故に搬送装置10は扉6の開閉状態を直接的、且つ正確に検知できる。
連結制御部プログラムは、自動運転プログラム、手動運転プログラムと平行して実行したが、自動運転プログラム、手動運転プログラムに連結制御処理を組み込んでもよいプログラム命令の制御指示は、移動部11の移動指示と共に被削材の交換命令が含まれてもよい。該時、S19の処理で移動部11を目標位置に移動すると共に、アーム装置12の交換動作を実行するので搬送装置10は効率よく動作できる。手動運転プログラムは、移動部11の移動指示についてのみ実行したが、連結指示、交換指示等についても実行できる手段を備えてもよい。
近接センサ91、進退センサ36、37は近接センサ以外のセンサでもよい。例えば、近接センサ91の代わりに距離センサ等を使用してドグ67を検出し、進退センサ36、37の代わりに反射型センサ、透過型センサ等を使用してロッド35の突出位置、退避位置への移動を検出すればよい。進退センサ36、37は二つ設けられたが、一つでもよい。少なくとも進退センサ37によりロッド35が突出位置に移動したことを検出できればよい。
アラームの報知は、工作機械1の表示部1Bに表示して報知したが、それ以外の方法でアラームを報知してもよい。CPU71は例えばエラー報知用のLEDを点灯する、又は、CPU71は例えばブザーを鳴らす、ティーチングペンダントに表示等してアラームを報知すればよい。制御部70は数値制御装置8が代用してもよい。数値制御装置8が移動モータ16、第一モータ81、第二モータ82、第三モータ83、エアシリンダ33、231を制御する構成でもよい。
上記説明にて、搬送装置10は本発明の扉開閉装置の一例である。移動部11、本体部121、ロッド機構30は、本発明の移動装置の一例である。壁部512は本発明の壁の一例である。ロッド35、連結孔65は本発明の連結機構の一例である。近接センサ91は、本発明の第一センサ部の一例である。進退センサ36、37は、本発明の第二センサ部の一例である。ロッド35は本発明のロッド部の一例である。前後方向は本発明の所定方向の一例である。
図8、図9のS1の処理を行うCPU71は、本発明の第一取得部の一例である。S3の処理を行うCPU71は、本発明の第二取得部の一例である。S9の処理を行うCPU71は、本発明の移動指示受付部の一例である。S15の処理を行うCPU71は、本発明の連結判断部の一例である。S17の処理を行うCPU71は、本発明の第一範囲判断部の一例である。S19の処理を行うCPU71は、本発明の第一移動実行部の一例である。S24、S25の処理を行うCPU71は、本発明の第一移動制限部の一例である。S23の処理を行うCPU71は、本発明の第二範囲判断部の一例である。S19の処理を行うCPU71は、本発明の第二移動実行部の一例である。S24、S25の処理を行うCPU71は、本発明の第二移動制限部の一例である。
1 工作機械
5 カバー
6 扉
10 搬送装置
11 移動部
18A、18B 走行軸
30 ロッド機構
35 ロッド
36、37 進退センサ
65 連結孔
71 CPU
91 近接センサ
121 本体部
511 開口部
512 壁部

Claims (5)

  1. 走行軸に沿って移動する移動装置と、
    前記移動装置の走行位置に対応して配置し、壁に設けた開口部を開閉する扉と、
    前記移動装置と前記扉を連結可能な連結機構と、
    前記連結機構の動作を制御することにより、前記扉と前記移動装置の連結、及び連結の解除を行う連結制御部と
    を備え、
    前記連結制御部の制御により、前記連結機構が前記扉と前記移動装置を連結した状態で、前記移動装置を前記走行軸に沿って移動することにより、前記扉の開閉を行う扉開閉装置において、
    前記連結制御部が前記扉と前記移動装置を連結した状態で、前記扉が前記開口部を閉じる閉塞位置と前記開口部を開放する開放位置との間を移動するとき、前記移動装置が前記走行軸に沿って移動可能な第一移動範囲を取得する第一取得部と、
    前記連結制御部が前記扉と前記移動装置の連結を解除した状態で、前記移動装置が前記走行軸に沿って移動可能な移動範囲であって、前記第一移動範囲よりも広い第二移動範囲を取得する第二取得部と、
    前記走行軸に沿って前記移動装置を目標位置へ移動する移動指示を受け付ける移動指示受付部と、
    前記扉と前記移動装置は互いに連結した連結状態、又は連結が解除した解除状態であるかを判断する連結判断部と、
    前記移動指示受付部が前記移動指示を受け付けたときに、前記連結判断部が前記扉と前記移動装置は前記連結状態と判断した場合、前記目標位置は前記第一移動範囲内か否か判断する第一範囲判断部と、
    前記第一範囲判断部が、前記目標位置は前記第一移動範囲内と判断した場合、前記移動指示を実行する第一移動実行部と、
    前記第一範囲判断部が、前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動指示の実行を制限する第一移動制限部と、
    前記移動指示受付部が前記移動指示を受け付けたときに、前記連結判断部が前記解除状態と判断した場合、前記目標位置は前記第二移動範囲内か否か判断する第二範囲判断部と、
    前記第二範囲判断部が、前記目標位置は前記第二移動範囲内と判断した場合、前記移動指示を実行する第二移動実行部と、
    前記第二範囲判断部が、前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動指示の実行を制限する第二移動制限部と
    を備えたことを特徴とする扉開閉装置。
  2. 前記第一移動制限部は、前記第一範囲判断部が前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動指示を実行せずに、前記移動装置の移動を停止し、
    前記第二移動制限部は、前記第二範囲判断部が前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動指示を実行せずに、前記移動装置の移動を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
  3. 前記第一移動制限部は、前記第一範囲判断部が前記目標位置は前記第一移動範囲外と判断した場合、前記移動装置を現在位置から前記目標位置へ移動する移動方向において、前記移動装置を前記第一移動範囲の限界位置まで移動して停止し、
    前記第二移動制限部は、前記第二範囲判断部が前記目標位置は前記第二移動範囲外と判断した場合、前記移動方向において、前記移動装置を前記第二移動範囲の限界位置まで移動して停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
  4. 前記連結機構は、
    前記扉側に設け、前記走行軸及び前記扉の面に直交する所定方向に延びる連結孔と、
    前記移動装置側に設け、前記所定方向に平行な方向に移動可能で且つ前記連結孔に挿入可能なロッド部と
    を備え、
    前記ロッド部が前記連結孔に対して挿通可能な対向位置に位置したことを検出する第一センサ部と、
    前記ロッド部が前記連結孔に挿入して連結可能な突出位置に移動したことを検出する第二センサ部と
    を更に備え、
    前記連結判断部は、
    前記第一センサ部が前記ロッド部は前記連結孔に対して前記対向位置に位置したことを検出し、且つ前記第二センサ部が前記ロッド部は前記突出位置に移動したことを検出したときに、前記扉と前記移動装置は前記連結状態であると判断すること
    を特徴とする請求項1に記載の扉開閉装置。
  5. 工作機械の機械本体を覆うカバーと、
    前記カバーの壁に設けた前記扉を開閉可能な請求項1〜4の何れかに記載の扉開閉装置と
    を備えたことを特徴とする工作機械。
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