JP6828328B2 - 免震構造 - Google Patents
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Description
上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する複数の減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれており、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した、前記上部構造に一体に設けられた第1上側基部及び前記下部構造に一体に設けられた第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した、前記上部構造に一体に設けられた第2上側基部及び前記下部構造に一体に設けられた第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第2下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第1過大変位抑止部と離間し、前記第1水平方向の相対変位によって前記第1過大変位抑止部と当接する第1当接部と、
前記第2過大変位抑止部と離間し、前記第2水平方向の相対変位によって前記第2過大変位抑止部と当接する第2当接部と、
を有する、
ことを特徴とする。
このような免震構造によれば、コストの低減を図りつつ効率的に過大変位を抑止することができる。
また、上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
前記減衰機構は、
前記上部構造と前記下部構造との水平方向への相対変位に応じて減衰力を発生する減衰装置と、
前記上部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の一端を支持する上側基部と、
前記下部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の他端を支持する下側基部と、
を有し、
前記上側基部及び前記下側基部の少なくとも一方は、前記相対変位が所定距離より大きくなることを抑止する過大変位抑止部を備え、
前記隙間には前記減衰機構が複数設けられており、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれ、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した第1上側基部及び第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した第2上側基部及び第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第2過大変位抑止部は、前記第1水平方向の長さが第1長さの第2過大変位抑止面を備え、
前記第1過大変位抑止部は、前記第2水平方向の長さが前記第1長さの第1過大変位抑止面を備え、
前記第2過大変位抑止面と前記第2水平方向に前記所定距離離間した第2当接部であって、前記第1長さをa、前記所定距離をcとしたとき、前記第1水平方向の長さが、前記第2過大変位抑止部の前記第1水平方向の中心に対応する位置から、前記第1水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(a/2+c)以上の第2当接部と、
前記第1過大変位抑止面と前記第1水平方向に前記所定距離離間した第1当接部であって、前記第2水平方向の長さが、前記第1過大変位抑止部の前記第2水平方向の中心に対応する位置から、前記第2水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(a/2+c)以上の第1当接部と、
を有することを特徴とする。
また、上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
前記減衰機構は、
前記上部構造と前記下部構造との水平方向への相対変位に応じて減衰力を発生する減衰装置と、
前記上部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の一端を支持する上側基部と、
前記下部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の他端を支持する下側基部と、
を有し、
前記上側基部及び前記下側基部の少なくとも一方は、前記相対変位が所定距離より大きくなることを抑止する過大変位抑止部を備え、
前記隙間には前記減衰機構が複数設けられており、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれ、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した第1上側基部及び第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した第2上側基部及び第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第1過大変位抑止部は、前記第2水平方向の長さが第2長さの第1過大変位抑止面を備え、
前記第2過大変位抑止部は、前記第1水平方向の長さが前記第2長さの第2過大変位抑止面を備え、
前記第1過大変位抑止面と前記第1水平方向に前記所定距離離間した第1当接部であって、前記第2長さをb、前記所定距離をcとしたとき、前記第2水平方向の長さが、前記第1過大変位抑止部の前記第2水平方向の中心に対応する位置から、前記第2水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(b/2+c)以上の第1当接部と、
前記第2過大変位抑止面と前記第2水平方向に前記所定距離離間した第2当接部であって、前記第1水平方向の長さが、前記第2過大変位抑止部の前記第1水平方向の中心に対応する位置から、前記第1水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(b/2+c)以上の第2当接部と、
を有することを特徴とする。
このような免震構造によれば、過大変位抑止部と当接部とが当接することで、過大変位を抑止できる。
このような免震構造によれば、過大変位抑止部と当接部が当接する際の衝撃を緩和することができる。
<免震構造の構成について>
図1は、第1実施形態の免振構造の構成を示す平面配置図であり、図2は、免震装置の構成を示す立面図である。また、図3Aは、第1実施形態の減衰機構の構成を示す立面図であり、図3Bは、図3AのA−A´平面図である。以下の説明では、図に示すように方向を定めている。すなわち、水平面において直交する2方向のうちの一方をX軸方向(第1水平方向に相当)とし、他方をY軸方向(第2水平方向に相当)とする。また、上記水平面に垂直な方向(X軸方向及びY軸方向に直交する方向)をZ軸方向(鉛直方向)とする。なお、図1では、Z軸方向(鉛直方向)の上方から上部構造2や免震用上側基礎2Aを透過して各部材の配置を示している。
以下、図3A及び図3Bを参照しつつ、第1実施形態の減衰機構20について説明する。図3A、図3Bには、X軸方向の振動を減衰する減衰機構20Xが記載されている。
図4Aは、第1実施形態の変形例の減衰機構の構成を示す立面図であり、図4Bは、図4AのA−A´平面図である。図3A、図3Bと同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
図5Aは、第2実施形態の減衰機構の構成を示す立面図であり、図5Bは、図5AのA−A´平面図である。第1実施形態と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。第1実施形態と比べると、過大変位抑止基礎の形状が異なっている。
このような構成とすることによりY軸方向の過大変位のみならず、X軸方向の過大変位も抑止することができる。減衰機構20Yの側についても同様であるので説明を省略する。
図6Aは、第2実施形態の変形例の減衰機構の構成を示す立面図であり、図6Bは、図6AのA−A´平面図である。図5A、図5Bと同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
図7Aは、第3実施形態の減衰機構の構成を示す立面図であり、図7Bは、図7AのA−A´平面図である。第1実施形態と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。また、以下では、減衰機構20Xについて説明し、減衰機構20Yについての説明を省略する。
図8は、第4実施形態の免振構造の構成を示す平面配置図であり、図9Aは、第4実施形態の減衰機構の構成を示す立面図であり、図9Bは、図9AのA−A´平面図である。なお、前述の実施形態と同一構成の部分には同一符号を付し、説明を省略する。
これにより、X軸方向、Y軸方向の振動に対して過大変位を抑止することができる。
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上部構造2と下部構造4は、前述の実施形態には限られない。例えば、上部構造2が建物の上層部であって、下部構造4が建物の下層部であってもよい。
前述の実施形態では、免震装置10は積層ゴム12を用いた積層ゴムタイプのものであったがこれには限られない。例えば、転がり支承と復元機構(バネ等)との組み合わせであってもよい。
前述の実施形態では、減衰機構20の減衰装置(減衰装置22X及び減衰装置22Y)はオイルダンパーであったが、これには限られない。例えば、摩擦ダンパーであってもよい。
前述の実施形態では、過大変位抑止基礎32X、32X´、32Y、32Y´は、コの字型であり、角部(外周及び内周)が直角であったがこれには限らない。
前述の実施形態では、緩衝材40は弾性部材(ゴムなど)であったが、衝突の衝撃を緩和するものであればよく、弾性部材には限られない。例えば、荷重が所定値に達すると降伏(塑性変形)する部材でもよい。
2A 免震用上側基礎
2BX 減衰用上側基礎(第1上側基部)
2BY 減衰用上側基礎(第2上側基部)
4 下部構造
4A 免震用下側基礎
4BX 減衰用下側基礎(第1下側基部)
4BY 減衰用下側基礎(第2下側基部)
10 免震装置
11 上フランジ板
12 積層ゴム
12a 鋼板
12b ゴム層
13 下フランジ板
20 減衰機構
20X 減衰機構(第1減衰機構)
20Y 減衰機構(第2減衰機構)
22X 減衰装置(第1減衰装置)
22Y 減衰装置(第2減衰装置)
30X、30X´、32X、32X´、34X、36X 過大変位抑止基礎
30Y、32Y、32Y´ 過大変位抑止基礎
36a 突出部
36b 連結部
40 緩衝材
321X、321X´、322X、322X´ 過大変位抑止基礎
Claims (5)
- 上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する複数の減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれており、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した、前記上部構造に一体に設けられた第1上側基部及び前記下部構造に一体に設けられた第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した、前記上部構造に一体に設けられた第2上側基部及び前記下部構造に一体に設けられた第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第2下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第1過大変位抑止部と離間し、前記第1水平方向の相対変位によって前記第1過大変位抑止部と当接する第1当接部と、
前記第2過大変位抑止部と離間し、前記第2水平方向の相対変位によって前記第2過大変位抑止部と当接する第2当接部と、
を有する、
ことを特徴とする免震構造。 - 上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
前記減衰機構は、
前記上部構造と前記下部構造との水平方向への相対変位に応じて減衰力を発生する減衰装置と、
前記上部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の一端を支持する上側基部と、
前記下部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の他端を支持する下側基部と、
を有し、
前記上側基部及び前記下側基部の少なくとも一方は、前記相対変位が所定距離より大きくなることを抑止する過大変位抑止部を備え、
前記隙間には前記減衰機構が複数設けられており、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれ、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した第1上側基部及び第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した第2上側基部及び第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第2過大変位抑止部は、前記第1水平方向の長さが第1長さの第2過大変位抑止面を備え、
前記第1過大変位抑止部は、前記第2水平方向の長さが前記第1長さの第1過大変位抑止面を備え、
前記第2過大変位抑止面と前記第2水平方向に前記所定距離離間した第2当接部であって、前記第1長さをa、前記所定距離をcとしたとき、前記第1水平方向の長さが、前記第2過大変位抑止部の前記第1水平方向の中心に対応する位置から、前記第1水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(a/2+c)以上の第2当接部と、
前記第1過大変位抑止面と前記第1水平方向に前記所定距離離間した第1当接部であって、前記第2水平方向の長さが、前記第1過大変位抑止部の前記第2水平方向の中心に対応する位置から、前記第2水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(a/2+c)以上の第1当接部と、
を有することを特徴とする免震構造。 - 上部構造と下部構造との隙間に設けられ、前記上部構造を免震支承する免震装置と、
前記隙間に、前記免震装置と並列に設けられ、前記上部構造と前記下部構造との間の水平振動を減衰する減衰機構と、
を備えた免震構造であって、
前記減衰機構は、
前記上部構造と前記下部構造との水平方向への相対変位に応じて減衰力を発生する減衰装置と、
前記上部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の一端を支持する上側基部と、
前記下部構造に一体に設けられ、前記減衰装置の他端を支持する下側基部と、
を有し、
前記上側基部及び前記下側基部の少なくとも一方は、前記相対変位が所定距離より大きくなることを抑止する過大変位抑止部を備え、
前記隙間には前記減衰機構が複数設けられており、
複数の前記減衰機構には、
第1水平方向の振動を減衰する第1減衰機構と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向の振動を減衰する第2減衰機構と、
が含まれ、
前記第1減衰機構は、
前記第1水平方向に離間した第1上側基部及び第1下側基部と、
前記第1上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第1減衰装置と、
を有し、
前記第2減衰機構は、
前記第2水平方向に離間した第2上側基部及び第2下側基部と、
前記第2上側基部に一端が支持され、前記第1下側基部に他端が支持された第2減衰装置と、
を有し、
前記第1上側基部及び前記第1下側基部の少なくとも一方は、前記第1水平方向への過大変位を抑止する第1過大変位抑止部を有し、
前記第2上側基部及び前記第2下側基部の少なくとも一方は、前記第2水平方向への過大変位を抑止する第2過大変位抑止部を有し、
前記第1過大変位抑止部は、前記第2水平方向の長さが第2長さの第1過大変位抑止面を備え、
前記第2過大変位抑止部は、前記第1水平方向の長さが前記第2長さの第2過大変位抑止面を備え、
前記第1過大変位抑止面と前記第1水平方向に前記所定距離離間した第1当接部であって、前記第2長さをb、前記所定距離をcとしたとき、前記第2水平方向の長さが、前記第1過大変位抑止部の前記第2水平方向の中心に対応する位置から、前記第2水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(b/2+c)以上の第1当接部と、
前記第2過大変位抑止面と前記第2水平方向に前記所定距離離間した第2当接部であって、前記第1水平方向の長さが、前記第2過大変位抑止部の前記第1水平方向の中心に対応する位置から、前記第1水平方向の一方側と他方側にそれぞれ(b/2+c)以上の第2当接部と、
を有することを特徴とする免震構造。 - 請求項2又は3に記載の免震構造であって、
前記過大変位抑止部と前記所定距離離間し、前記相対変位によって前記過大変位抑止部と当接する当接部を有する、
ことを特徴とする免震構造。 - 請求項4に記載の免震構造であって、
前記過大変位抑止部又は前記当接部は、緩衝材を備える、
ことを特徴とする免震構造。
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JP2016176528A JP6828328B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 免震構造 |
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JP2016176528A Active JP6828328B2 (ja) | 2016-09-09 | 2016-09-09 | 免震構造 |
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