JP6827671B2 - ジビエ用システム、ジビエ用トレーサビリティ情報管理装置及びプログラム - Google Patents

ジビエ用システム、ジビエ用トレーサビリティ情報管理装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ジビエ用システム、ジビエ用トレーサビリティ情報管理装置、プログラム、ユーザ端末及びアプリケーションプログラムに関するものである。
従来から、箱罠や括り罠等の罠にイノシシやシカ等の野生動物が捕獲されたことを検知し、その検知に基づいて当該罠に野生動物が捕獲された旨を電子メール等でユーザに知らせるシステムが提案されている(例えば、下記特許文献1)。
このシステムを用いれば、罠に捕獲された野生動物を早期に回収することができるため、野生動物を長時間に渡って苦しめることがなくなるとともに、高い品質のジビエ(狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉)を得ることが可能となる。
近年、鳥獣被害の拡大に伴って、捕らえた野生動物をジビエとして利用することが推進されている。
ところで、畜産に係る牛については、「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別処置法」(いわゆる、牛トレーサビリティ法)の公布を受け、近年、個体識別コードによって一元的に牛を管理し、牛肉の生産履歴などのトレーサビリティ情報を消費者に提供するトレーサビリティシステムがほぼ確立されている。
特許第4267268号公報
しかしながら、家畜ではない捕らえた野生動物に由来するジビエについては、トレーサビリティシステムは導入されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ジビエに適したトレーサビリティ情報を得ることができるジビエ用システム、このようなジビエ用システムにおいて用いることができるジビエトレーサビリティ情報管理装置、コンピュータをこのようなジビエトレーサビリティ情報管理装置として機能させるためのプログラム、前述したようなジビエ用システムにおいて用いることができるユーザ端末、及び、携帯端末をこのようなユーザ端末として機能させるためのアプリケーションプログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、以下の各態様を提示する。第1の態様によるジビエ用システムは、罠に捕獲された野生動物に付される個体識別標識と、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部と、前記捕獲検知情報を送信する送信部と、を有し、前記罠に又は前記罠の付近に設けられる罠用ユニットと、前記送信部により送信された前記捕獲検知情報を受け取って、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される旨の情報を配信する配信装置と、前記配信部により配信された情報を第1のユーザに提供する第1のユーザ端末と、トレーサビリティ情報記憶部を有し、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報であって前記検知時刻を含むトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるトレーサビリティ情報管理装置と、前記第1のユーザと同一又は異なる第2のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理部に通知する、前記第1のユーザ端末と同一又は異なる第2のユーザ端末と、を備えたものである。
この第1の態様によれば、罠に捕獲された野生動物に付される個体識別標識が用いられ、前記トレーサビリティ情報管理装置が、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させ、前記第2のユーザ端末が、前記第2のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理部に通知するので、ジビエに適した信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
また、前記第1の態様によれば、罠に捕獲された野生動物に付される個体識別標識と、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部と、前記捕獲検知情報を送信する送信部と、を有し、前記罠に又は前記罠の付近に設けられる罠用ユニットと、前記送信部により送信された前記捕獲検知情報を受け取って、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される旨の情報を配信する配信装置と、前記配信部により配信された情報を第1のユーザに提供する第1のユーザ端末とを備えているので、罠に捕獲された野生動物を早期に回収することができるため、野生動物を長時間に渡って苦しめることがなくなるとともに、高い品質のジビエを得ることが可能となる。
罠に捕獲された野生動物に由来するジビエの場合、野生動物が罠に捕獲された時点から止め刺しや血抜きなどの各処理が施されるまでの経過時間が短いほど得られたジビエの品質が高くなり、その経過時間はジビエの品質に大きく影響することから、野生動物が罠に捕獲された時点を示す情報は、ジビエに適した信頼性の高いトレーサビリティ情報として価値が高い。前記第1の態様によれば、前記トレーサビリティ情報として、野生動物が罠に捕獲された時点を示すことになる前記検知時刻を含んでいるので、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第2の態様によるジビエ用システムは、前記第1の態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記第2のユーザ端末からの前記有効化されるべき前記個体識別情報の通知が所定の有効許可条件を満たす場合にのみ、前記第2のユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にするものである。
この第2の態様によれば、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第3の態様によるジビエ用システムは、前記第1又は第2の態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とするものである。
この第3の態様によれば、前記配布先ユーザ情報を前記トレーサビリティ情報の一部とするので、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第4の態様によるジビエ用システムは、前記第3の態様において、前記所定の有効許可条件は、当該個体識別情報が、前記配布情報記憶部に記憶されている個体識別情報であり、かつ、未だ有効にされていない個体識別情報であるという条件を含むものである。
この第4の態様は、前記所定の有効許可条件の例を挙げたものであるが、前記第3の態様ではこの例に限らない。
第5の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記第1及び第2のユーザのうちの一方又は双方のユーザと同一又は異なる第3のユーザの操作に応じて、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、前記トレーサビリティ情報の少なくとも一部を入力する、前記第1及び第2のユーザ端末のうちの一方又は双方のユーザ端末と同一又は異なる第3のユーザ端末を備え、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるものである。
この第5の態様によれば、前記所定の入力許可条件を設けているので、トレーサビリティ情報の信頼性をより高めることができる。
なお、前記所定の入力許可条件としては、例えば、入力するユーザが予め登録されたユーザであることが認証されることなどを挙げることができる。
第6の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記罠用ユニットは、前記罠の位置を検出して位置情報を得る位置検出部を有し、前記送信部は、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を送信し、前記配信装置は、前記送信部により送信された前記捕獲検知情報及び前記位置情報を受け取って、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される旨の情報及び前記位置情報を配信し、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記位置情報を前記トレーサビリティ情報の一部とするものである。
この第6の態様によれば、罠の位置情報もトレーサビリティ情報の一部にされるので、ジビエにより適したトレーサビリティ情報を得ることができる。
第7の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記罠の位置を示す位置情報を予め記憶する記憶部を有し、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記位置情報を前記トレーサビリティ情報の一部とするものである。
この第7の態様によれば、罠の位置情報もトレーサビリティ情報の一部にされるので、ジビエにより適したトレーサビリティ情報を得ることができる。
第8の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第7のいずれかの態様において、前記配信装置及び前記トレーサビリティ情報管理装置が同じサーバで構成されたものである。
この第8の態様によれば、前記配信装置及び前記トレーサビリティ情報管理装置が同じサーバで構成されているので、経済的である。もっとも、前記第1乃至第7の態様では、両者を別のサーバ等で構成してもよい。
第9の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第8のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報は、前記罠に捕獲されて生きている状態の前記野生動物が撮影された第1の画像情報、及び、前記第1の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むものである。
この第9の態様によれば、ジビエに適したより信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第10の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第9のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報は、前記罠に捕獲されて止め刺しされた後の前記野生動物が撮影された第2の画像情報、及び、前記第2の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むものである。
この第10の態様によれば、ジビエに適したより信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第11の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第10のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報は、前記野生動物の血抜き終了の時刻情報及び/又は場所情報を含むものである。
この第11の態様によれば、ジビエに適したより信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第12の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第11のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報は、前記野生動物に対して処理・加工を行う処理加工施設への搬入時における当該施設の入口及び前記野生動物が撮影された第3の画像、及び、前記第3の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むものである。
この第12の態様によれば、ジビエに適したより信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第13の態様によるジビエ用システムは、捕獲された野生動物に付される個体識別標識と、トレーサビリティ情報記憶部を有し、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるトレーサビリティ情報管理装置と、第1のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理装置に通知する第1のユーザ端末と、を備えたものである。
前記捕獲された野生動物は、罠に捕獲された野生動物に限らず、他の方法で捕獲された野生動物も含む。
この第13の態様によれば、捕獲された野生動物に付される個体識別標識が用いられ、前記トレーサビリティ情報管理装置が、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させ、前記第2のユーザ端末が、前記第2のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理部に通知するので、ジビエに適した信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第14の態様によるジビエ用システムは、前記第13の態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記第1のユーザ端末からの前記有効化されるべき前記個体識別情報の通知が所定の有効許可条件を満たす場合にのみ、前記第1のユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にするものである。
この第14の態様によれば、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第15の態様によるジビエ用システムは、前記第13又は第14の態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とするものである。
この第15の態様によれば、前記配布先ユーザ情報を前記トレーサビリティ情報の一部とするので、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第16の態様によるジビエ用システムは、前記第15の態様において、前記所定の有効許可条件は、当該個体識別情報が、前記配布情報記憶部に記憶されている個体識別情報であり、かつ、未だ有効にされていない個体識別情報であるという条件を含むものである。
この第16の態様は、前記所定の有効許可条件の例を挙げたものであるが、前記第15の態様ではこの例に限らない。
第17の態様によるジビエ用システムは、前記第13乃至第16のいずれかの態様において、前記第1のユーザと同一又は異なる第2のユーザの操作に応じて、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、前記トレーサビリティ情報の少なくとも一部を入力する、前記第1のユーザ端末と同一又は異なる第2のユーザ端末を備え、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるものである。
この第17の態様によれば、前記所定の入力許可条件を設けているので、トレーサビリティ情報の信頼性をより高めることができる。
第18の態様によるジビエ用システムは、前記第1乃至第17のいずれかの態様において、前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報の要求に対して、当該トレーサビリティ情報を提供するものである。
具体的には、例えば、前記トレーサビリティ情報が完成した最後の段階で、処理加工施設の作業員がパーソナルコンピュータ等の端末で、前記個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報を要求して、そのトレーサビリティ情報を受け取って確認したり、受け取ったトレーサビリティ情報に対応する個体識別情報を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタでラベルに印刷し、そのラベルをジビエのパックに付着してもよい。この場合、例えば、消費者や外食産業への卸売業者が、トレーサビリティ情報取得用のアプリケーションプログラムを実行させた携帯端末で、前記ラベルのコードを読み取ると、当該携帯端末が、読み取られたコードが示す個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報の要求を前記トレーサビリティ情報管理装置に発し、その要求に対して前記トレーサビリティ情報管理装置から提供されてきたトレーサビリティ情報をユーザに表示するようにしてもよい。
また、受け取ったトレーサビリティ情報に対応する個体識別情報を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタでラベルに印刷する代わりに、受け取ったトレーサビリティ情報自体を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタでラベルに印刷し、そのラベルをジビエのパックに付着してもよい。この場合、例えば、消費者や外食産業への卸売業者が、トレーサビリティ情報取得用のアプリケーションプログラムを実行させた携帯端末で、前記ラベルのコードを読み取ると、当該携帯端末が、読み取られたコードが示すトレーサビリティ情報をユーザに表示するようにしてもよい。
なお、前記要求は、トレーサビリティ情報の管理者からの要求であってもよいし、ジビエの消費者からの要求であってもよいし、外食産業への卸売業者などから要求であってもよい。前記要求主体の種別によっては、互いに一部異なるトレーサビリティ情報を提供するようにしてもよい。例えば、止め刺しされた後の前記野生動物が撮影された画像は、管理者からの要求に対しては提供する一方で、消費者からの要求に対しては提供しなくてもよい。
第19の態様によるジビエ用トレーサビリティ情報管理装置は、トレーサビリティ情報記憶部と、捕獲された野生動物に付される個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させる手段と、有効化されるべき前記個体識別情報をユーザの操作に応じて通知するユーザ端末からの前記通知を受けて、前記通知が所定条件を満たす場合に、前記ユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にする手段と、を備えたものである。
この第19の態様によるジビエ用トレーサビリティ情報管理装置は、前述したようなジビエ用システムにおいて用いることができる。
第20の態様によるジビエ用トレーサビリティ情報管理装置は、前記第19の態様において、前記野生動物は、罠に捕獲された野生動物であり、前記トレーサビリティ情報は、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部からの、前記検知時刻を含むものである。
この第20の態様によれば、前記トレーサビリティ情報が前記検知時刻を含むので、より信頼性の高いトレーサビリティ情報を得ることができる。
第21の態様によるプログラムは、コンピュータを、前記第21又は第22の態様によるジビエ用トレーサビリティ情報管理装置として機能させるためのプログラムである。
第22の態様によるユーザ端末は、トレーサビリティ情報記憶部を有するジビエ用トレーサビリティ情報管理装置であって、捕獲された野生動物に付される個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるジビエ用トレーサビリティ情報管理装置に、ユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を通知するものである。
この第22の態様によるユーザ端末は、前述したようなジビエ用システムにおいて用いることができる。
第23の態様によるアプリケーションプログラムは、携帯端末を前記第22の態様によるユーザ端末として機能させるために、前記携帯端末に実行させるためのアプリケーションプログラムである。
なお、本願明細書において、「及び/又は」は、両方又はいずれか一方の意味である。
本発明によれば、ジビエに適したトレーサビリティ情報を得ることができるジビエ用システム、このようなジビエ用システムにおいて用いることができるジビエトレーサビリティ情報管理装置、コンピュータをこのようなジビエトレーサビリティ情報管理装置として機能させるためのプログラム、前述したようなジビエ用システムにおいて用いることができるユーザ端末、及び、携帯端末をこのようなユーザ端末として機能させるためのアプリケーションプログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態によるジビエ用システムを、個体識別標識を除いて模式的に示す概略構成図である。 図1中の罠に取り付けられた子機を示す概略ブロック図である。 図1中のサーバを示す概略ブロック図である。 本発明の一実施の形態によるジビエ用システムで用いられる個体識別標識の使用状態を模式的に示す概略図である。
以下、本発明によるジビエ用システム、ジビエ用トレーサビリティ情報管理装置、プログラム、ユーザ端末及びアプリケーションプログラムについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるジビエ用システム1を、個体識別標識11(図4参照)を除いて模式的に示す概略構成図である。図2は、図1中の罠100に取り付けられた子機21を示す概略ブロック図である。図3は、図1中のサーバ31を示す概略ブロック図である。図4は、本実施の形態によるジビエ用システム1で用いられる個体識別標識11の使用状態を模式的に示す概略図である。
本発明の一実施の形態によるジビエ用システム1は、罠100に捕獲された野生動物101に付される個体識別標識11と、罠100に又は罠100の付近に罠100に対して1対1に設けられる罠用ユニットとしての子機21と、配信装置32及びトレーサビリティ情報管理装置33を構成するサーバ31と、ユーザ端末としての携帯端末(本実施の形態では、携帯情報端末としてのスマートフォン)41〜44と、ユーザ端末としてのパーソナルコンピュータ45と、パーソナルコンピュータ45に接続されたプリンタ46と、管理用端末としてのパーソナルコンピュータ47と、を備えている。
それらの間が、携帯端末41〜44用の基地局51a及び子機21用の基地局となる親機51b並びにインターネット等を含むネットワーク51を介して接続されるようになっている。携帯端末41〜44と基地局51aとの間で携帯電話事業者による通常の携帯端末用無線通信が行われ、携帯端末41〜44とサーバ31との間が、基地局51aを経由したネットワーク51を介して接続されるようになっている。本実施の形態では、子機21及び親機51bがLPWA(Low Power, Wide Area)用として構成され、子機21と親機51bとの間でLPWA(Low Power, Wide Area)による通信が行われ、子機21とサーバ31との間が、親機51bを経由したネットワーク51を介して接続されるようになっている。LPWAでは、回線コストが低い、子機21と親機51bとの間の距離を長距離にすることができる、子機21の消費電力を著しく低減できるためバッテリの持ちが非常に良いなどの利点が得られるため、子機21及び親機51bはLPWA(Low Power, Wide Area)用として構成することが好ましい。もっとも、本発明ではこれに限らない。親機51bの数を増やせば通信可能エリアを拡大することができるが、本発明では親機51bの数は1つでもよい。また、パーソナルコンピュータ45,47とサーバ31との間が、ネットワーク51を介して接続されるようになっている。
なお、子機21と親機51bとの間の通信を定期的に行い、子機21がバッテリ切れ等が生じていないを確認するようにしてもよい。
罠100は、捕獲対象の野生動物101を例えばイノシシやシカとするように構成され、例えば、公知の箱罠や括り罠を用いることができる。箱罠の例が、前記特許文献1(特許第4267268号公報)や特開2015−159747号公報に記載されている。括り罠の例が、特開2015−159747号公報や実用新案登録第3187059号公報に記載されている。もっとも、罠100はこれらに限らない。なお、罠100は、図面では簡略化して単に矩形で示している。
本実施の形態では、子機(罠用ユニット)100は、図2に示すように、LPWAの無線通信による送受信を行う通信部22と、罠100に野生動物101が捕獲されたときにそれに応じた出力信号を出力するセンサ23と、センサ23に出力信号に基づいて罠100に野生動物101が捕獲されたと推認される状態か否かを判定し、当該状態の場合に検知信号を出力する検知回路24と、計時機能(時計機能)を有し現在時刻情報を出力する計時部25と、罠100の位置を検出して位置情報を得る位置検出部としてのGPS受信機26と、これらの全体を制御する制御部27と、を有している。
センサ23としては、例えば、箱罠及び括り罠に対する加速度センサなどの振動検出センサや、箱罠に対する入口扉(シャッタ)が閉じたことを検出するセンサや、箱罠に対する圧力センサマットなどを挙げることができるが、これに限らない。なお、センサ23は、必要に応じて、子機(罠用ユニット)100の大部分の要素を収容する筐体の外部に配置してもよい。
制御部27は、検知回路24から検知信号が出力されたときに、計時部25からのその時点での現在時刻情報を、罠100に野生動物101が捕獲されたと推認される状態の検知時刻として、当該状態を検知した旨の情報と併せた捕獲検知情報として、通信部22にサーバ31宛てに送信させる。本実施の形態では、制御部27のこの機能、センサ23、検知回路24及び計時部25が、罠100に野生動物101が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部を構成している。
サーバ31は、コンピュータで構成され、CPU34と、ROM35と、RAM36と、ハードディスク等の記憶装置37と、ネットワーク51等と接続するための通信インターフェース38と、これらを相互に接続するバス39とを備えている。記憶装置37には、所定のプログラムが予めインストールされており、当該プログラムを読み込んで実行することによって、前記CPU34等により以下に説明する機能等が実現されるようになっている。
管理者は、罠100に対して子機21が設置された後に、予め、管理用のパーソナルコンピュータ47を利用して、サーバ31の記憶装置37の所定の記憶領域に、当該罠100の識別情報(罠ID)及び当該子機21の識別情報(子機ID)を1対1に対応づけて記憶させる。また、管理者は、管理用のパーソナルコンピュータ47を利用して、サーバ31に、当該子機21から当該子機21の位置情報(当該罠100の位置情報)を入手させ、この入手した位置情報を当該罠100の位置情報として当該罠IDと対応づけてサーバ31の記憶装置37の所定の記憶領域に記憶させる。当該罠100の使用者のユーザID及びこれに関連づけられた当該使用者のユーザ情報(例えば、住所、氏名、電話番号、メールアドレス等)が記憶装置37に既に記憶されていれば、当該ユーザIDを当該罠IDに対応づけその対応関係を記憶装置37に記憶させる。当該罠100の使用者のユーザID及びこれに関連づけられた当該使用者のユーザ情報が記憶装置37に記憶されていなければ、当該使用者のユーザID及びこれに関連づけられた当該使用者のユーザ情報を記憶装置37の所定の記憶領域に記憶させ、更に、当該ユーザIDを当該罠IDに対応づけその対応関係を記憶装置37に記憶させる。このようにして、記憶装置37には、予めユーザに配布された前記個体識別標識11に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識11が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する。なお、1つの罠100の使用者は1人に限ってもよいし、2人以上を許容してもよい。
また、管理者は、予め、罠100の使用者に個体識別標識11を配布しておく。各個体識別標識11は、ジビエにする一頭の野生動物101に付けられるもの毎に、それに記録されている個体識別情報が互いに異なっている。本実施の形態では、個体識別標識11は、図4に示すように、帯状体の表面に個体識別情報を示す二次元バーコード11a(本実施の形態では、QRコード(登録商標))が複数印刷され、いくつかの二次元バーコード11aは、各二次元バーコード11a毎に表面側を剥離してシールとして利用することができるようになっている。また、本実施の形態では、個体識別標識11は、帯状体を罠100に捕獲された野生動物101に巻き付けて、その両端付近間を剥離紙を剥離して接着させることによりその巻き付け状態が保持されるようになっている。図4では、図面表記の便宜上、個体識別標識11は、野生動物101に対してルーズに巻き付けられているが、実際には、容易に外れないようにややタイトに巻き付けられる。なお、罠100に捕獲された野生動物101を止め刺しした後に罠100から取り出して、当該野生動物101に個体識別標識11を付した状態を、模式的に示している。図4に示す例では、野生動物101はイノシシである。なお、個体識別情報11は、野生動物101に付着し得るとともに記録されている個体識別情報が読み取れるものであれば、その携帯や識別情報の種別や識別情報を読み出せる部分の数(1個でも可)などは何ら限定されるものではない。
そして、管理者は、前述したように罠100の使用者に個体識別標識11を配布するに際して、管理用のパーソナルコンピュータ47を利用して、当該使用者に配布した個体識別標識11に記録されている個体識別情報を、当該使用者の使用者IDと対応づけて、サーバ31の記憶装置37の所定の記憶領域に記憶させておく。
罠100の使用者は、自分の携帯端末(例えば、携帯端末41)で所定アプリケーションを立ち上げて、自分のユーザID及び必要に応じてパスワードを入力し、自分が使用者である罠100のマッピング表示を指令すると、サーバ31は、これに応答して、記憶装置37に記憶されている前述した情報に基づいて、地図上において自分が使用する罠100の位置にピンを立てかつそのピンの付近に対応する罠IDを表示したものを、自分の携帯端末41に表示させる。例えば、一旦捕獲検知情報が得られた後に、当該罠100をリセットした旨の通知がサーバ31へ送られるまでは、当該罠100に対応するピンを点滅表示させ、そうでない場合には当該ピンを点滅させることなく固定的に表示させる。
サーバ31は、子機21の通信部22から送信された前記捕獲検知情報を受け取って、記憶装置37に記憶されている前述した情報に基づいて、当該子機21が設けられている罠100に野生動物101が捕獲されたと推認される旨のメールを当該罠100の使用者のメールアドレスに送る配信装置32として、機能する。このメールにおいて、所定アプリケーションを立ち上げを促す案内も記載されている。以下の説明では、当該使用者の前記メールアドレスの携帯端末が携帯端末42であるものとする。
当該使用者が自分の携帯端末42で前記所定アプリケーションを立ち上げると、携帯端末42は、前記捕獲検知情報に係る罠ID及びそれに対応づけられた位置情報をサーバ31から受け取る。このとき、必要に応じて、携帯端末42は、自分のユーザIDも受け取る。そして、携帯端末42は、例えば、「マッピング表示で動物が捕獲されているらしい罠IDは○○、××の2つです。個体識別標識11を携帯して、その罠へ行って捕獲されている野生動物101を回収してください。まず、マッピング表示してその罠の位置を確認してください。」という案内を表示する。これに応答して、当該使用者が携帯端末42で「はい」の旨の操作をすると、携帯端末42は、前述したマッピング表示し、所定時間経過後に「位置確認が終了しましたか?」の質問を表示する。これに応答して、当該使用者が携帯端末42で「いいえ」の旨の操作をすると、携帯端末42は、更に所定時間マッピング表示した後に「位置確認が終了しましたか?」の質問を表示する。その質問に応答して当該使用者が携帯端末42で「はい」の旨の操作をすると、携帯端末42は「罠IDは○○、××のいずれかの罠に到着したら、所定アプリケーションを立ち上げて、罠に到着した旨の操作を行ってください」と表示した後、休止する。
当該使用者が当該罠100の場所に到着すると、携帯端末42で所定アプリケーションを立ち上げて、罠に到着した旨の操作を行う。その結果、携帯端末42は、「到着した罠はどの罠ですか? マッピング表示中の到着した罠のピンを押してください。」と案内表示した後にマッピング表示する。当該使用者が携帯端末42が罠を選択する押圧操作すると、これに応じて携帯端末42が「罠ID○○の罠に到着しましたね?」と質問を表示し、当該使用者が携帯端末42で「はい」の旨の操作を行うと、携帯端末42は「罠に、ジビエ対象の動物が捕獲されていますか?」と質問する。捕獲されていない場合は、当該罠100に対して必要な処置(例えば、ジビエ対象でない動物が捕獲されている場合は当該動物を取り除く処置)を行い、当該使用者が携帯端末42で当該罠100がリセットされた旨の操作を行う。携帯端末42は、これに応答して、当該携帯端末42が基地局51aと通信可能であれば直ちに、当該携帯端末42が基地局51aと通信不能であれば当該携帯端末42が基地局51aと通信可能となったときに自動的に、携帯端末42から当該罠100をリセットした旨の通知がサーバ31へ送る。
一方、当該罠100にジビエ対象の動物が捕獲されていれば、「罠に、ジビエ対象の動物が捕獲されていますか?」と質問に対して、当該使用者は、携帯端末42で「はい」の旨の操作を行う。すると、携帯端末42は、「罠に捕獲されて状態の動物を撮影してください。その撮影は済みましたか?」と案内表示する。当該使用者は、携帯端末42でその画像を撮る。このとき、携帯端末42は、その画像情報(以下、「第1の画像情報」と呼ぶ。)に関連づけて、その撮影時刻情報、当該携帯端末42が有しているGPS受信機による撮影位置情報も記憶させる。その第1の画像情報では、捕獲されている動物は、通常は生きているが、場合によっては死んでいる場合もある。
その後、当該使用者が携帯端末42で前記撮影が済んだ旨の操作を行うと、携帯端末42は、「止め刺ししてください。止め刺しは終了しましたか?」と案内表示する。当該使用者は、止め刺しをし、それが終了したら、携帯端末42で止め刺しが終了した旨の操作を行う。これに応答して、携帯端末42は、「個体識別標識を読み取って、その個体識別標識をつけてください。それらが終了しましたか?」と案内表示する。当該使用者は、携帯端末42で個体識別標識11(ここでは、例えば、QRコード)を読み取って、その個体識別標識11を前述したようにして当該野生動物101につける。ここで、携帯端末42は、読み取った個体識別標識11の個体識別情報を、有効化されるべき個体識別情報として、当該携帯端末42が基地局51aと通信可能であれば直ちに、当該携帯端末42が基地局51aと通信不能であれば当該携帯端末42が基地局51aと通信可能となったときに自動的に、携帯端末42からサーバ31へ送る。このように、ここでの当該使用者の個体識別標識11の読み取り操作に応じて、有効化されるべき個体識別情報がサーバ31へ送られることになる。
その後、当該使用者が、携帯端末42で、個体識別標識11の読み取り及び当該個体識別標識11の取り付けが終了した旨の操作をすると、携帯端末42は、「今の状態の当該動物を撮影してください。その撮影は済みましたか?」と案内表示する。当該使用者は、携帯端末42でその画像(止め刺し後の動物の画像)を撮る。このとき、携帯端末42は、その画像情報(以下、「第2の画像情報」と呼ぶ。)に関連づけて、その撮影時刻情報、当該携帯端末42が有しているGPS受信機による撮影位置情報も記憶させる。
その後、携帯端末42は、前記第1の画像情報並びにこれに関連づけられた撮影時刻情報及び撮影位置情報、並びに、前記第2の画像情報並びにこれに関連づけられた撮影時刻情報及び撮影位置情報を、前記読み取った個体識別標識11の個体識別情報と関連づけて、サーバ31へ送る。このとき、携帯端末42は、これらの情報を、当該携帯端末42が基地局51aと通信可能であれば直ちに、当該携帯端末42が基地局51aと通信不能であれば当該携帯端末42が基地局51aと通信可能となったときに自動的に、携帯端末42からサーバ31へ送る。
その後、当該使用者は、当該罠100に対してリセットするのに必要な処置を行い、当該使用者が携帯端末42で当該罠100がリセットされた旨の操作を行う。携帯端末42は、これに応答して、当該携帯端末42が基地局51aと通信可能であれば直ちに、当該携帯端末42が基地局51aと通信不能であれば当該携帯端末42が基地局51aと通信可能となったときに自動的に、携帯端末42から当該罠100をリセットした旨の通知がサーバ31へ送る。
その後、当該使用者は、個体識別標識11が付されたままの状態で当該野生動物101を回収し、前記野生動物に対して処理・加工を行う処理加工施設へ持ち込む。このとき、前記処理加工施設への搬入時における当該施設の入口及び前記野生動物101が撮影された第3の画像、並びに、前記第3の画像情報の撮影時刻情報及び撮影位置情報も、前記トレーサビリティ情報の一部として含むことが好ましい。
以上の当該罠100に対する使用者及び携帯端末42等の処理・動作は、野生動物101が捕獲されていると推認される他の罠100についても同様である。
本実施の形態では、サーバ31は、トレーサビリティ情報記憶部としても用いられる記憶装置37を有し、前記個体識別標識11に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物101に由来するジビエのトレーサビリティ情報であって前記検知時刻を含むトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるトレーサビリティ情報管理装置としても、機能する。
サーバ31は、前述したようにして携帯端末42等から、有効化されるべき個体識別情報の通知が所定の有効許可条件を満たす場合にのみ、携帯端末42等から通知されてきた個体識別情報を有効化する。前記有効許可条件は、例えば、前記通知には当該携帯端末42等の使用者のユーザIDからの通知であることを示す情報を付加しておき、そのユーザIDが、記憶装置37に個体識別標識11の配布先ユーザIDのいずれかと一致することという条件を含んでもよい。また、前記有効許可条件は、例えば、当該個体識別情報が、記憶装置37に配布された個体識別標識11の個体識別情報として記憶されいる個体識別情報であり、かつ、未だ有効にされていない個体識別情報であるという条件を含んでもよい。もっとも、有効許可条件は必ずしも設けなくてもよい。
サーバ31は、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて記憶装置37に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部としてもよい。
サーバ31は、前述したようにして前記携帯端末42等から送られて来た前記第1及び第2の画像情報等に関連づけられた、前記読み取った個体識別標識11の個体識別情報が、有効化される場合には、前記第1の画像情報並びにこれに関連づけられた撮影時刻情報及び撮影位置情報、並びに、前記第2の画像情報並びにこれに関連づけられた撮影時刻情報及び撮影位置情報を、前記トレーサビリティ情報の一部としてもよい。
また、サーバ31は、記憶装置37に予め記憶された罠100の位置を示す位置情報を、前記トレーサビリティ情報の一部としてもよい。その代わりに、子機21から、その通信部22を介して、前記捕獲検知情報と一緒に罠100の位置情報(子機21の位置情報)を取得することとし、その位置情報を、前記トレーサビリティ情報の一部としてもよい。
さらに、前記トレーサビリティ情報は、前記野生動物の血抜き終了の時刻情報及び/又は場所情報(例えば、場所が所定の処理加工施設あるあるいは野外の川であるなど)を含んでもよい。
処理加工施設では、例えば、血抜き処理、洗浄、剥皮、解体、洗浄・殺菌、食肉加工、真空包装などの工程を行う。例えば、処理加工施設の作業員が、携帯端末43を用いて、各工程の様子をそれぞれ示す画像情報やそれぞれの処理内容や処理担当者などを、当該個体識別標識11に関連づけて入力し、サーバ31は、それらの入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報の一部として記憶装置37に記憶させてもよい。前記所定の入力許可条件は、例えば、予め登録された入力者ID及びパスワードで入力されるという条件を含んでもよい。
なお、処理加工施設に持ち込まれる前に、移動式解体処理車において、内蔵摘出〜剥皮〜解体を行う場合がある。この場合には、例えば、移動式解体処理車の作業員が、携帯端末44を用いて、移動式解体処理車を用いた処理が行われた旨、移動式解体処理車における各工程の様子をそれぞれ示す画像情報やそれぞれの処理内容や処理担当者などを、当該個体識別標識11に関連づけて入力し、サーバ31は、それらの入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報の一部として記憶装置37に記憶させてもよい。
本実施の形態では、ユーザ端末としてのパーソナルコンピュータ45及びプリンタ46は、前記処理加工施設内に配置されている。前記トレーサビリティ情報が完成した最後の段階で、処理加工施設の作業員がパーソナルコンピュータ45で、前記個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報を要求して、そのトレーサビリティ情報を受け取って確認したり、受け取ったトレーサビリティ情報に対応する個体識別情報を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタ46でラベルに印刷し、そのラベルをジビエのパックに付着してもよい。この場合、例えば、消費者や外食産業への卸売業者が、トレーサビリティ情報取得用のアプリケーションプログラムを実行させた携帯端末(図示せず)で、前記ラベルのコードを読み取ると、当該携帯端末が、読み取られたコードが示す個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報の要求をサーバ31に発し、その要求に対してサーバ31から提供されてきたトレーサビリティ情報をユーザに表示するようにしてもよい。
また、受け取ったトレーサビリティ情報に対応する個体識別情報を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタ46でラベルに印刷する代わりに、受け取ったトレーサビリティ情報自体を記録内容とする2次元バーコード等のコードをプリンタ46でラベルに印刷し、そのラベルをジビエのパックに付着してもよい。この場合、例えば、消費者や外食産業への卸売業者が、トレーサビリティ情報取得用のアプリケーションプログラムを実行させた携帯端末(図示せず)で、前記ラベルのコードを読み取ると、当該携帯端末が、読み取られたコードが示すトレーサビリティ情報をユーザに表示するようにしてもよい。
なお、前記要求は、トレーサビリティ情報の管理者からの要求であってもよいし、ジビエの消費者からの要求であってもよいし、外食産業への卸売業者などから要求であってもよい。前記要求主体の種別によっては、互いに一部異なるトレーサビリティ情報を提供するようにしてもよい。例えば、止め刺しされた後の前記野生動物が撮影された画像は、管理者からの要求に対しては提供する一方で、消費者からの要求に対しては提供しなくてもよい。
本実施の形態によれば、前記第1乃至第12の態様及び前記第17及び第18の態様に関して説明した利点が得られる。
なお、得られたトレーサビリティ情報に基づいて、当該ジビエの評価(ランク付け)等を行ってもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施の形態は、前記第1乃至第12の態様に相当するものあったが、本発明では、前記実施の形態において、子機21及び親機51bを取り除いて、前記第13乃至第17の態様に相当するように変形してもよい。
また、前記実施の形態では、配信装置32及びトレーサビリティ情報管理装置33が同じサーバ31で構成されているが、両者を別のサーバ等で構成してもよい。
1 ジビエ用システム
11 個体識別標識
21 子機(罠用ユニット)
31 サーバ(配信装置32/トレーサビリティ情報管理装置33)
51a 親機
41〜44
100 罠
101 野生動物

Claims (21)

  1. 罠に捕獲された野生動物に付される個体識別標識と、
    前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部と、前記捕獲検知情報を送信する送信部と、を有し、前記罠に又は前記罠の付近に設けられる罠用ユニットと、
    前記送信部により送信された前記捕獲検知情報を受け取って、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される旨の情報を配信する配信装置と、
    前記配信装置により配信された情報を第1のユーザに提供する第1のユーザ端末と、
    トレーサビリティ情報記憶部を有し、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報であって前記検知時刻を含むトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるトレーサビリティ情報管理装置と、
    前記第1のユーザと同一又は異なる第2のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理装置に通知する、前記第1のユーザ端末と同一又は異なる第2のユーザ端末と、
    を備えたことを特徴とするジビエ用システム。
  2. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記第2のユーザ端末からの前記有効化されるべき前記個体識別情報の通知が所定の有効許可条件を満たす場合にのみ、前記第2のユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にすることを特徴とする請求項1記載のジビエ用システム。
  3. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とすることを特徴とする請求項1又は2記載のジビエ用システム。
  4. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とし、
    前記所定の有効許可条件は、当該個体識別情報が、前記配布情報記憶部に記憶されている個体識別情報であり、かつ、未だ有効にされていない個体識別情報であるという条件を含むことを特徴とする請求項記載のジビエ用システム。
  5. 前記第1及び第2のユーザのうちの一方又は双方のユーザと同一又は異なる第3のユーザの操作に応じて、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、前記トレーサビリティ情報の少なくとも一部を入力する、前記第1及び第2のユーザ端末のうちの一方又は双方のユーザ端末と同一又は異なる第3のユーザ端末を備え、
    前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のジビエ用システム。
  6. 前記罠用ユニットは、前記罠の位置を検出して位置情報を得る位置検出部を有し、
    前記送信部は、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を送信し、
    前記配信装置は、前記送信部により送信された前記捕獲検知情報及び前記位置情報を受け取って、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される旨の情報及び前記位置情報を配信し、
    前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記位置情報を前記トレーサビリティ情報の一部とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のジビエ用システム。
  7. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記罠の位置を示す位置情報を予め記憶する記憶部を有し、
    前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記位置情報を前記トレーサビリティ情報の一部とする、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のジビエ用システム。
  8. 前記配信装置及び前記トレーサビリティ情報管理装置が同じサーバで構成されたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のジビエ用システム。
  9. 前記トレーサビリティ情報は、前記罠に捕獲されて生きている状態の前記野生動物が撮影された第1の画像情報、及び、前記第1の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のジビエ用システム。
  10. 前記トレーサビリティ情報は、前記罠に捕獲されて止め刺しされた後の前記野生動物が撮影された第2の画像情報、及び、前記第2の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のジビエ用システム。
  11. 前記トレーサビリティ情報は、前記野生動物の血抜き終了の時刻情報及び/又は場所情報を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のジビエ用システム。
  12. 前記トレーサビリティ情報は、前記野生動物に対して処理・加工を行う処理加工施設への搬入時における当該施設の入口及び前記野生動物が撮影された第3の画像情報、及び、前記第3の画像情報の撮影時刻情報及び/又は撮影位置情報を含むことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のジビエ用システム。
  13. 捕獲された野生動物に付される個体識別標識と、
    トレーサビリティ情報記憶部を有し、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させるトレーサビリティ情報管理装置と、
    第1のユーザの操作に応じて、有効化されるべき前記個体識別情報を前記トレーサビリティ情報管理装置に通知する第1のユーザ端末と、
    を備えたことを特徴とするジビエ用システム。
  14. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記第1のユーザ端末からの前記有効化されるべき前記個体識別情報の通知が所定の有効許可条件を満たす場合にのみ、前記第1のユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にすることを特徴とする請求項13記載のジビエ用システム。
  15. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とすることを特徴とする請求項13又は14記載のジビエ用システム。
  16. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、予めユーザに配布された前記個体識別標識に記録されている個体識別情報、及び、前記個体識別標識が予め配布された先のユーザに関する配布先ユーザ情報を、互いに関連づけて記憶する配布情報記憶部を有し、有効にされた前記個体識別情報に関連づけて前記配布情報記憶部に記憶されている配布先ユーザ情報を、前記トレーサビリティ情報の一部とし、
    前記所定の有効許可条件は、当該個体識別情報が、前記配布情報記憶部に記憶されている個体識別情報であり、かつ、未だ有効にされていない個体識別情報であるという条件を含むことを特徴とする請求項14記載のジビエ用システム。
  17. 前記第1のユーザと同一又は異なる第2のユーザの操作に応じて、前記個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、前記トレーサビリティ情報の少なくとも一部を入力する、前記第1のユーザ端末と同一又は異なる第2のユーザ端末を備え、
    前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記入力が所定の入力許可条件を満たす場合にのみ、前記入力された情報を当該個体識別情報に関連づけて前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれかに記載のジビエ用システム。
  18. 前記トレーサビリティ情報管理装置は、前記個体識別情報に関連づけられた前記トレーサビリティ情報の要求に対して、当該トレーサビリティ情報を提供することを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載のジビエ用システム。
  19. トレーサビリティ情報記憶部と、
    捕獲された野生動物に付される個体識別標識に記録されている個体識別情報であって有効化された個体識別情報に関連づけて、当該野生動物に由来するジビエのトレーサビリティ情報を前記トレーサビリティ情報記憶部に記憶させる手段と、
    有効化されるべき前記個体識別情報をユーザの操作に応じて通知するユーザ端末からの前記通知を受けて、前記通知が所定条件を満たす場合に、前記ユーザ端末から通知される前記個体識別情報を有効にする手段と、
    を備えたことを特徴とするジビエ用トレーサビリティ情報管理装置。
  20. 前記野生動物は、罠に捕獲された野生動物であり、
    前記トレーサビリティ情報は、前記罠に野生動物が捕獲されたと推認される状態を検知してその検知時刻を含む捕獲検知情報を得る捕獲検知部からの、前記検知時刻を含むことを特徴とする請求項19記載のジビエ用トレーサビリティ情報管理装置。
  21. コンピュータを、請求項19又は20記載のジビエ用トレーサビリティ情報管理装置として機能させるためのプログラム。
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