JP4267268B2 - 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット - Google Patents

動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4267268B2
JP4267268B2 JP2002223387A JP2002223387A JP4267268B2 JP 4267268 B2 JP4267268 B2 JP 4267268B2 JP 2002223387 A JP2002223387 A JP 2002223387A JP 2002223387 A JP2002223387 A JP 2002223387A JP 4267268 B2 JP4267268 B2 JP 4267268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
trap
animal
trap unit
capture detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002223387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004057147A (ja
Inventor
武海 神
寿 井本
一男 大山
龍徳 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Secom Co Ltd
Original Assignee
Secom Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Secom Co Ltd filed Critical Secom Co Ltd
Priority to JP2002223387A priority Critical patent/JP4267268B2/ja
Publication of JP2004057147A publication Critical patent/JP2004057147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4267268B2 publication Critical patent/JP4267268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動物の捕獲状況を監視するための動物捕獲監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
現在、国内において、海外より持ち込まれた移入種の繁殖が報告されている。例えば、北海道ではアライグマ、沖縄ではマングースなどが繁殖している。これらの移入種が繁殖すると、既存の生態系が破壊される恐れがあるため、これら移入種の生息領域に多数のトラップを仕掛け捕獲して、駆除を行っている。
【0003】
しかしながら、従来、トラップにより移入種が捕獲されたか否かは、実際に作業者が定期的に各トラップを見回り、目視で確認しなければならず、そのために多大な労力が必要となってしまっていた。
【0004】
また、いつも同じ位置でトラップを仕掛けておくと、捕獲対象となる動物が捕獲される確率が低下するので、トラップを移動して位置を変更する必要がある。しかし、このような場合には、トラップの位置の管理が困難となるという問題があった。また、トラップが移動されることにより、作業者がトラップを発見できないこともあった。このような問題は、勿論、国内外における各種動物の捕獲において指摘できる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、トラップを見回ることなく、トラップに動物が捕獲されたことを確認することができ、且つ、トラップの位置の情報が得られる動物捕獲監視システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の動物捕獲監視システムは、捕獲対象となる動物の生息領域に設置されるトラップユニットであって、前記動物を捕獲するトラップと、前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、を有する少なくとも一つのトラップユニットと、前記送信装置により送信された報告情報を受信する受信装置と、前記受信された報告情報に基づく少なくとも前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む配信情報を配信する配信装置と、を有する情報管理センターと、前記配信装置により配信された配信情報を受信し、この配信情報をユーザに提供する少なくとも一つのユーザ端末と、を備えたものである。
【0007】
この特徴的な構成により、ユーザは、トラップユニットに動物が捕獲されたことをユーザ端末において確認できるため、実際にトラップユニットを見回ることなく、動物が捕獲されたトラップの場所に直行し、捕獲された動物を回収することができる。また、各トラップユニットの位置情報が得られるため、トラップが設置された位置を特に注意して管理することを不要とすることができる。これは、捕獲対象動物が学習能力の高い動物であり、トラップの位置を頻繁に変更する必要がある場合に有効である。また、作業者がトラップユニットの設置位置を正確に認識していないときには、位置情報をトラップユニットを探すための手がかりとすることができる。なお、配信装置から配信される配信情報は、報告情報に対して集計などを行った情報でもよく、報告情報をそのまま用いてもよい。
【0008】
また、本発明の動物捕獲監視システムの情報管理センターは、捕獲対象となる動物の生息領域に設置される複数のトラップユニットから送信される捕獲検知情報及び位置情報を含む報告情報を受信する情報管理センターであって、前記各トラップユニットから送信された報告情報を受信する受信装置と、前記受信装置により受信された報告情報を集計して少なくとも前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む配信情報とする集計装置と、前記配信情報をユーザ端末に配信する配信装置と、を備えたものである。
【0009】
また、本発明のトラップユニットは、捕獲対象となる動物の生息領域に設置されるトラップユニットであって、前記動物を捕獲するトラップと、前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、を備えたものである。
【0010】
また、上記トラップユニットは、前記送信装置を収納したケースと、前記ケースと前記トラップを着脱可能とする着脱機構と、を備えることが好ましい。この特徴的な構成により、動物を捕獲し収容したトラップからケースを取り外すことで、動物をトラップごと運搬することができる。また、取り外したケースは新たに設置するトラップに取り付けることで、再度、新たなトラップユニットを構成することができる。
【0011】
また、上記トラップユニットは、前記動物を誘引するためのエサの交換に際してエサ交換情報を入力するための入力手段を備え、前記報告情報には、前記入力手段から入力されたエサ交換情報が含まれることが好ましい。ここでエサ交換情報とは、エサが交換された時刻の情報、エサの種類の情報、又はエサの量の情報など、様々なエサ交換に関する情報である。エサ交換情報をエサが交換された時刻の情報とした場合には、エサの交換時期を管理することができる。
【0012】
また、上記トラップユニットには、前記捕獲検知センサの設置状況を確認するための手段を備えることが好ましい。トラップユニットの設置時に、捕獲検知センサが正しい設置状態に設置されないことがあるが、捕獲検知センサの設置状況を確認することにより、そのような事態を回避できる。
【0013】
また、上記トラップユニットの前記捕獲検知センサは、複数のセンサであることが好ましい。これにより、いずれかのセンサが誤作動を起こした場合でも、他のセンサの検出結果から捕獲対象動物の捕獲状況を確認することができる。
【0014】
なお、捕獲検知センサは、トラップの扉の開閉を検知するセンサや、トラップ内側下面に布設され、載上物の重量を検出するマットセンサなどとすればよい。
【0015】
また、本発明の動物捕獲監視システムは、捕獲対象となる動物の生息領域に設置される少なくとも一つのトラップユニットであって、前記動物を捕獲するトラップと、前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、で構成されるトラップユニットと、前記報告情報を取得し、前記トラップユニットによる前記動物の前記捕獲検知情報、及び前記トラップユニットの前記位置情報をユーザに提供する少なくとも一つのユーザ端末と、を備えたものである。ここで、ユーザ端末は、トラップユニットから直接、報告情報を取得してもよく、トラップユニットから送信された後、情報管理センターなどを経由した報告情報を取得してもよい。また、ユーザ端末が取得する報告情報は、トラップユニットが送信する報告情報に対して集計などを行った情報でも、トラップユニットが送信する報告情報そのままでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る動物捕獲監視システムについて説明する。本実施形態では、アライグマを捕獲対象動物とした動物捕獲監視システムを一例として説明する。
【0017】
図1は、本実施形態の動物捕獲監視システムの概略を示す構成図である。動物捕獲監視システムは、大別して、捕獲対象となる動物の生息領域Aに設置された複数のトラップユニット10と、トラップユニット10からの情報を電話回線L1を介して受信し、集計する情報管理センター60と、で構成される。トラップユニット10から送信される報告情報は、トラップユニット10が捕獲対象動物を捕獲したか否かを示す捕獲検知情報や、トラップユニット10の位置情報などが含まれる。トラップユニット10は、この報告情報を、電波で電話回線L1の通信中継基地局68に送る。情報管理センター60では、受信装置62が電話回線L1を介して送信されてくる報告情報を受信し、集計装置64がこの報告情報を集計し、配信装置66に送る。配信装置66は内部に記憶部を備えており、集計された報告情報を配信情報として記憶する。配信装置66はインターネットL2に接続されるため、配信装置66に記憶された情報は、ユーザ端末70からダウンロード可能である。
【0018】
図2は、動物捕獲監視システムのトラップユニット10の構成を示す斜視図である。トラップユニット10は、捕獲対象動物を捕獲するための箱形のトラップ12と、送受信装置などを内部に収納するケース26と、を主要部として構成される。トラップ12は、捕獲対象動物であるアライグマを捕獲するのに適した大きさである。捕獲対象動物を他の動物とする場合には、その動物を捕獲するのに適した大きさとすればよい。トラップ12は折りたたみ式であり、運搬するのに適している。また、トラップ12の各面は金網で構成されている。トラップ12の一側面は、捕獲対象動物が入るための入り口となっており、この入り口には、動物を捕獲していない状態では、開放状態に保たれる扉14が設けられている。図2では、開放状態の扉14’を点線で示している。捕獲対象動物がトラップ12内に入り、トリガーパン16を踏むと、扉14を開放状態に掛止する留め具18が外れ、扉14が自重により回動して入り口を閉じる機構となっている。図2では、閉鎖状態の扉14を実線で示している。また、扉14には、ロック機構(不図示)が設けられ、扉14が閉じると、トラップ12内部からは扉14を開けることができない。この扉14には、扉14の傾斜を検出することで扉14が解放状態にあるか又は閉鎖状態にあるかを判定するための扉開閉検知センサ20が固定されている。また、トラップ12内の下側面には、その上に載ったものの荷重を検知するマットセンサ22が布設されている。これら2つのセンサ20,22がトラップ12に動物が捕獲されたことを検知するための捕獲検知センサであり、これらの出力により、ケース26内に動物が捕獲されているか否かが判断される。このように複数のセンサ20,22を設けたのは、いずれか一方のセンサが誤作動をした場合でも、捕獲対象動物が捕獲されたか否かの判断を可能にするためである。各センサ20,22の出力は、配線を介して、ケース26内の機器に接続されている。また、トラップ12内には、動物を誘き寄せるためにエサ24が設置される。このエサ24は、雨や湿気などの外的環境により劣化するため、作業者が定期的に交換する必要がある。
【0019】
このトラップユニット10において、ケース26はトラップ12の上部に着脱可能に固定されている。このケース26とトラップ12の固定について、図3を参照して説明する。ケース26固定時には、まず、トラップ12の天井の金網に、台座28を固定する。台座28は、ボルト、ナットなどを用いて、トラップ12上に固定される。この台座28には、ケース26の台座28への固定/取り外しを任意に行うことができる着脱機構が設けられている。この着脱機構には、着脱機構の作動を禁止するための錠(不図示)が備えられており、鍵で施錠することでケース26は台座28から取り外せない状態となる。また逆に、錠を鍵で外し、着脱機構からケース26を取り外すことで、ケース26を台座28から取り外すことができる。このように、ケース26とトラップ12は着脱可能となっているため、捕獲対象動物を捕獲した後に、捕獲対象動物を収容したトラップ12からケース26を外し、捕獲対象動物をトラップ12ごと運搬することができる。これにより、作業者が捕獲対象動物から危害を受ける可能性を低くすることができる。また、次に設置する新たなトラップ12には、取り外したケース26を取り付けることで、再度、新たなトラップユニット10を設置することができる。また、ケース26には、上蓋27が開けられないようにするための錠(不図示)が備えられており、これを施錠することで上蓋27の開放を禁止することができる。これにより、内部に収納された機器の盗難や、偶発的にトラップユニット10が転倒したときに内部の機器が飛散することが防止される。
【0020】
このケース26の内部には、複数のスイッチ32,34,36が設けられた操作パネル30と、各センサ20,22の状態変化などを記録する移報アダプタ40と、移報アダプタ40に記録された情報を定期的に送信する送受信装置50と、電源供給用のバッテリ57と、マットセンサ22の出力を保持する検出値ホールド回路58が収納されている。これらを含むトラップユニット10の概略構成を示すブロック図を図4に示す。移報アダプタ40は、情報を入力し処理を行う処理部(CPU)44と、時刻情報を出力するタイマー42と、メモリ46と、を備えている。
【0021】
操作パネル30には、複数のスイッチ32,34,36が配置されており、その一つに、電源のON/OFFを切り替えるための電源スイッチ32がある。この電源スイッチ32がON状態に設定されると、バッテリ57から各機器30,40,50,58に電力が供給される。電源スイッチ32がON状態であるときには、光源(LED)31が点灯する。また、操作パネル30には、エサ交換情報を入力する手段であるエサ交換スイッチ34がある。作業者がエサ24を交換したときに、このエサ交換スイッチ34をON状態とすると、エサ24交換に関するイベント情報(エサ交換スイッチ34が接続される移報アダプタ40のポート(詳しくは後述)の情報、エサ交換スイッチ34の出力値の情報、及びエサ24を交換した時刻(日時)の情報)が移報アダプタ40に保存される。このように、作業者がエサ24を交換した時刻の情報であるエサ交換情報を移報アダプタ40に保存し、情報管理センター60に送信し、ユーザに提供することで、ユーザはエサ24の交換時期を管理することができる。なお、本実施形態では、エサ交換情報はエサ24が交換された時刻(日時)の情報であるが、別の実施形態では、エサ24の種類の情報やエサ24の量の情報など他のエサ交換に関する情報としてもよい。
【0022】
また、操作パネル30には、各センサ20,22の設置状況の確認を行うための動作チェックスイッチ36が設けられている。作業者は、トラップユニット10の設置が終わった後に、動作チェックスイッチ36をON状態とする。このとき、移報アダプタ40の処理部44が、扉開閉検知センサ20の出力値が所定の閾値より小さい、即ち、扉14が開状態であることを判定すると、処理部44は光源(LED)35を点灯させない。また、移報アダプタ40の処理部44が、扉開閉検知センサ20の出力値が所定の閾値より大きい、即ち、扉14が閉状態であることを判定すると、処理部44は光源35を点灯させる。光源35が点灯した場合には、作業者はこれを見て、扉14が正しく設置されていないことを知り、扉14が確実に開状態となるようにトラップユニット10の設置状況を修正する。同様に、移報アダプタ40の処理部44が、マットセンサ22の出力値が所定の閾値より小さい、即ち、マットセンサ22の上に負荷が載っていないことを判定すると、処理部44は光源(LED)37を点灯させない。また、移報アダプタ40の処理部44が、マットセンサ22の出力値が所定の閾値より大きい、即ち、マットセンサ22の上に負荷が載っていることを判定すると、処理部44は光源37を点灯させる。光源37が点灯した場合には、作業者はこれを見て、マットセンサ22が正しく設置されていないことを知り、マットセンサ22が負荷を検知しないように設置状況を修正する。このようにトラップユニット10の設置状況を確認するための手段を設けたことにより、トラップユニット10を確実に捕獲対象動物が捕獲されたことを検知可能な状態に設置することができる。
【0023】
また、操作パネル30には、検出値ホールド回路58に保持されたマットセンサ22の出力値をリセットするためのリセットボタン38が設けられている。捕獲対象動物が捕獲された後、その動物がトラップ12内を移動すると、マットセンサ22の検知出力は、頻繁に変更されてしまう。これを回避するため、マットセンサ22の検知出力は、検出値ホールド回路58により保持されるよう設定されているのであるが、リセットボタン38は、この保持された検知出力をリセットするためのボタンである。トラップ12を取り替えた後、又は、マットセンサ22の誤検知を修正した後に、作業者によりリセットボタン38が押される。
【0024】
移報アダプタ40には、信号を入力するための複数のポート(不図示)が設けられており、各センサ20,22、エサ交換スイッチ34から引き出される配線が、これらのポートに接続されている。各ポートは移報アダプタ40内部で処理部44に接続されている。処理部44は、各センサ20,22の出力値を、常時入力し、各出力値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。これら閾値はポート毎に設定される。扉開閉検知センサ20が接続されるポートに対しては、扉開閉検知センサ20が扉14の開閉を検出するのに適した閾値が設定される。また、マットセンサ22が接続されるポートに対しては、、マットセンサ22の上に捕獲対象動物が載ったことを検出するのに適した閾値が設定される。判定結果は、閾値を超えた場合には1となり、閾値を超えない場合には0となる。そして、各センサ20,22の出力値の判定結果が変化したときには、処理部44は、センサの出力値変化に関するイベント情報(判定結果が変化したポート番号の情報、変化後の判定結果の情報、及び判定結果が変化した時刻(日時)の情報)を、移報アダプタ40内のメモリ46に保存する。また、同様に、処理部44は、エサ交換スイッチ34の出力値を入力し、所定の閾値と比較する。エサ交換スイッチ34が押され、ON状態とされたときには、エサ交換に関するイベント情報(エサ交換スイッチ34が接続するポート番号の情報、変化後の判定結果の情報、及び判定結果が変化した時刻(日時)の情報)を、移報アダプタ40内のメモリ46に保存する。この処理により、(1)捕獲対象動物がトラップ12内に入り扉14が閉じたとき、(2)捕獲対象動物がマットセンサ22の上に載ったとき、(3)エサ交換スイッチ34がONされたときに、イベント情報が保存される。
【0025】
送受信装置50は、電話回線L1を介してデータを送受信可能な送受信部56と、GPS(Global Positioning System)を利用した位置検出部54と、これらの制御などを行う処理部(CPU)52と、を備えている。処理部52は、定期的に(例えば一日に一度)、情報管理センター60に、データを送信するための処理を行う。この処理を行うに際して、まず、送受信装置50の処理部52は、移報アダプタ40の処理部44から、タイマー42が出力する現在の時刻情報と、各センサ20,22の現在の出力値の判定結果と、移報アダプタ40のメモリ46に保存されたイベント情報を入力する。次に、処理部52は、位置検出部54が検出する位置情報を取得し、処理部44から入力した情報に、この位置情報と、トラップユニット10の認識番号(ID番号)とを加えたデータ(即ち、報告情報である。データ構造の概略を図5に示す)を編成し、このデータを送受信部56に出力する。送受信部56は、入力されたデータを、電話回線L1の通信中継基地局68を介して、情報管理センター60に送信する。移報アダプタ40のメモリ46に保存されていたイベント情報が情報管理センター60に送信されると、処理部44は移報アダプタ40のメモリ46をリセットして初期状態とする処理を行う。なお、本実施形態では、トラップユニット10から情報管理センター60に定期的にデータが送信されているが、別の実施形態では、情報管理センター60の要求指令に応じてデータを送信したり、各センサ20,22の出力値の判定結果が変化したときにデータを送信する構成としてもよい。
【0026】
また、本実施形態では、バッテリ57は二次電池であり、定期的に充電している。充電作業を省きたければ、トラップユニット10にソーラーパネルを設け、太陽光からエネルギーを得て充電してもよい。
【0027】
次に、情報管理センター60の処理について説明する。情報管理センター60の受信装置62は、電話回線L1を介して、各トラップユニット10からデータを受信し、集計装置64に出力する。集計装置64は、これらのデータを集計処理して、最終的にはテキスト形式のデータとして、配信装置66に出力する。配信装置66は、このテキストデータを配信情報として配信装置66内のメモリ(不図示)に保存し、インターネットL2でダウンロード可能な状態とする。このように、本実施形態の情報管理センター60では、集計装置64を設け受信されたデータを集計しているが、別の実施形態では、集計装置64を設けることなく、受信されたデータをそのまま配信装置66に保存し、配信情報としてもよい。
【0028】
ユーザは、インターネットL2にアクセス可能なユーザ端末70を用いて、情報管理センター60からトラップユニット10に関する配信情報をダウンロードし、トラップユニット10の状況を確認することができる。本実施形態において、このユーザ端末70は情報表示装置である。このユーザ端末70としては、通常のコンピュータ、又は、PDA(Personal Digital Assistance)装置や携帯電話などの携帯情報端末などを用いることができる。
【0029】
ユーザ端末70には、図6〜8に示されるように情報が表示される。図6の表示では、最新の全てのトラップユニット10の状況が、表形式で表示されている。この表には、各トラップユニット10について、送受信装置50からデータが送信された日時の情報、扉の開閉に関する情報、マットセンサ22上の負荷の有無を示す情報、エサ交換日時の情報が示されている。なお、ユーザ端末70において、扉開閉検知センサ20の出力値の判定結果である1/0信号は、それぞれ「CLOSE」/「OPEN」に変換されて表示されている。また、マットセンサ22の出力値の判定結果である1/0信号は、それぞれ「負荷あり」/「負荷なし」に変換されて表示されている。ユーザは、これらの情報を見て、トラップユニット10に捕獲対象動物が捕獲されたか否かを判断したり、エサ24を交換する必要があるか否かを判断することができる。図7では、各トラップユニット10の一日に発生した情報が、日報形式で表示されている。この日報には、各トラップユニット10の移報アダプタ40に保存されたイベント情報が表示されている。図8では、表示画面90に表示された地図上に、全てのトラップユニット10の最新の位置が示されている。ここで、地図データは既存のものを利用している。地図上に各トラップユニット10は所定形状の標識92,94として表示される。センサ20,22の出力が変化したトラップユニット10と、センサ20,22の出力が変化しないトラップユニット10とで、標識の表示色や大きさなどを変えたり、標識を点滅させたりして、標識の表示形式を変えれば、捕獲対象動物の捕獲が検出されたトラップユニット10を認識し易く表示させることができる。図8では、捕獲対象動物を捕獲していないトラップユニット10の位置92が白丸で示されており、捕獲対象動物を捕獲したトラップユニット10の位置94が黒丸で示されている。また、表示画面90には、マウスなどのポインティングデバイスの入力に対応して移動する矢印96が示されている。ユーザのマウス操作により、表示画面90上の標識92,94が指示されると、上述した日報形式の情報など関連する情報が表示されるように設定されている。
【0030】
上述した本実施形態の特徴的事項は、トラップユニット10が、動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサ20,22と、トラップユニット10の位置を検出し位置情報を出力する位置検出部54とを備え、これらの情報を情報管理センター60に送信して、ユーザ端末70に提供するよう構成したことである。この特徴的な構成により、ユーザは、トラップユニット10に動物が捕獲されたことを認識できるため、実際にトラップユニット10を見回ることなく、動物が捕獲されたトラップ12の場所に直行し、捕獲された動物を回収することができる。
【0031】
また、上記構成では、各トラップユニット10の位置情報が得られるため、トラップ12が設置された位置を特に注意して管理することを不要とすることができる。これは、捕獲対象動物が学習能力の高い動物である場合には有効である。すなわち、学習能力の高い動物は、トラップユニット10が決められた位置に設置されていると、トラップユニット10の危険性に気付き、トラップユニット10に近寄らなくなるので、トラップユニット10の位置を変える必要がある。このようにトラップユニット10の位置を頻繁に変更する場合には、トラップユニット10の設置位置を管理することが困難となるが、位置検出部54により得られる位置情報でトラップユニット10の位置を管理すれば、トラップユニット10の設置位置を容易に管理することができる。また、作業者がトラップユニット10の設置位置を正確に認識していないときには、位置情報がトラップユニット10を探すための手がかりとなる。
【0032】
また、上述した実施形態では、マットセンサ22の出力値を一つの閾値で判別し、動物の存在を判定しているため、トラップ12内に捕獲対象動物でない動物が入ってきた場合、ユーザはそれを認識できない。トラップ12内に入った動物の種別を認識可能とするためには、マットセンサ22の出力値をそのまま情報管理センター60、ユーザ端末70に送られるようにすればよい。また、別の方法としては、移報アダプタ40の処理部44で、マットセンサ22の出力値を重量の値域を複数の範囲に区分する複数の閾値で判別し、その判別結果を情報管理センター60、ユーザ端末70に送られるようにすればよい。また、さらに別の方法として、トラップユニット10にカメラを備え、捕獲された動物を撮影し、撮影された画像を情報管理センター60、ユーザ端末70に送られるようにしてもよい。
【0033】
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、等価な範囲で様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、トラップユニット10からの情報は情報管理センター60に一度送られ、ユーザは情報管理センター60から情報をダウンロードしているが、別の実施形態では、トラップユニット10からユーザ端末70に直接情報を送信する構成としてもよい。このような実施形態でも、上述の本実施形態と同様な効果を得ることができる。また、上記実施形態では、電話回線L1を用いてデータの送受信を行ったが、データの送受信方法はこれに限られず、如何なるものでもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明では、トラップユニットが送信する捕獲検知情報により、ユーザがトラップに動物が捕獲されたことを確認することができ、また、トラップユニットが送信する位置情報により、ユーザがトラップユニットの位置を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の動物捕獲システムの概略構成を示す構成図である。
【図2】 本実施形態のトラップユニット10の構成を示す斜視図である。
【図3】 トラップ12とケース26の着脱を説明するための説明図である。
【図4】 トラップユニット10の回路構成の概略を示すブロック図である。
【図5】 トラップユニット10の送受信装置50から情報管理センター60に送られるデータを示すデータ構成図である。
【図6】 ユーザ端末70に表示される全てのトラップユニット10の最新状況を示す表である。
【図7】 ユーザ端末70に表示される各トラップユニット10の日報である。
【図8】 ユーザ端末70に表示される各トラップユニット10の位置を示す地図である。
【符号の説明】
10 トラップユニット、12 トラップ、14 扉、16 トリガーパン、18 留め具、20 扉開閉検知センサ、22 マットセンサ、26 ケース、27 上蓋、28 台座、30 操作パネル、32 電源スイッチ、34 エサ交換スイッチ、36 動作チェックスイッチ、38 リセットボタン、40 移報アダプタ、42 タイマー、44 処理部、46 メモリ、50 送受信装置、52 処理部、54 位置検出部、56 送受信部、57 バッテリ、58 位置ホールド回路、60 情報管理センター、62 受信装置、64 集計装置、66 配信装置、68 通信中継基地局、70 ユーザ端末。

Claims (10)

  1. 捕獲対象となる動物の生息領域に設置されるトラップユニットであって、前記動物を捕獲するトラップと、前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、を有する少なくとも一つのトラップユニットと、
    前記送信装置により送信された報告情報を受信する受信装置と、前記受信された報告情報に基づく少なくとも前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む配信情報を配信する配信装置と、を有する情報管理センターと、
    前記配信装置により配信された配信情報を受信し、この配信情報をユーザに提供する少なくとも一つのユーザ端末と、
    を備えることを特徴とする動物捕獲監視システム。
  2. 捕獲対象となる動物の生息領域に設置される複数のトラップユニットから送信される捕獲検知情報及び位置情報を含む報告情報を受信する情報管理センターであって、
    前記各トラップユニットから送信された報告情報を受信する受信装置と、
    前記受信装置により受信された報告情報を集計して少なくとも前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む配信情報とする集計装置と、
    前記配信情報をユーザ端末に配信する配信装置と、
    を備えることを特徴とする動物捕獲監視システムの情報管理センター。
  3. 捕獲対象となる動物の生息領域に設置されるトラップユニットであって、
    前記動物を捕獲するトラップと、
    前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、
    前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、
    前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、
    を備えることを特徴とするトラップユニット。
  4. 請求項3に記載のトラップユニットであって、
    前記送信装置を収納したケースと、
    前記ケースと前記トラップを着脱可能とする着脱機構と、
    を備えることを特徴とするトラップユニット。
  5. 請求項3に記載のトラップユニットであって、
    前記動物を誘引するためのエサの交換に際してエサ交換情報を入力するための入力手段を備え、
    前記報告情報には、前記入力手段から入力されたエサ交換情報が含まれることを特徴とするトラップユニット。
  6. 請求項3に記載のトラップユニットであって、
    前記捕獲検知センサの設置状況を確認するための手段を備えたことを特徴とするトラップユニット。
  7. 請求項3に記載のトラップユニットであって、
    前記捕獲検知センサは、複数のセンサであることを特徴とするトラップユニット。
  8. 請求項3〜7のいずれか一つに記載のトラップユニットであって、
    前記捕獲検知センサには、前記トラップの扉の開閉を検知するセンサが含まれることを特徴とするトラップユニット。
  9. 請求項3〜7のいずれか一つに記載のトラップユニットであって、
    前記捕獲検知センサは、前記トラップ内側下面に布設され、載上物の重量を検出するマットセンサが含まれることを特徴とするトラップユニット。
  10. 捕獲対象となる動物の生息領域に設置される少なくとも一つのトラップユニットであって、前記動物を捕獲するトラップと、前記トラップに前記動物が捕獲されたことを検知し捕獲検知情報を出力する捕獲検知センサと、前記トラップの位置を検出し位置情報を出力する位置センサと、前記捕獲検知情報及び前記位置情報を含む報告情報を送信する送信装置と、で構成されるトラップユニットと、
    前記報告情報を取得し、前記トラップユニットによる前記動物の前記捕獲検知情報、及び前記トラップユニットの前記位置情報をユーザに提供する少なくとも一つのユーザ端末と、
    を備えることを特徴とする動物捕獲監視システム。
JP2002223387A 2002-07-31 2002-07-31 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット Expired - Lifetime JP4267268B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002223387A JP4267268B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002223387A JP4267268B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004057147A JP2004057147A (ja) 2004-02-26
JP4267268B2 true JP4267268B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=31943147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002223387A Expired - Lifetime JP4267268B2 (ja) 2002-07-31 2002-07-31 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4267268B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122976A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社シムックス 捕獲対象動物の捕獲監視システム

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2003220544A1 (en) 2002-03-29 2003-10-20 Ecolab Inc. Light extinction based non-destructive flying insect detector
DE60304049T2 (de) * 2002-03-29 2006-10-26 Ecolab Inc., Saint Paul Verfahren und vorrichtung zur automatischen erzeugung von schädlingsfangberichten und zur aufzeichnung zusätzlicher fangparameterdaten
JP2006340627A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Nissei Kogyo:Kk 罠装置用作動情報管理システム
JP5007477B2 (ja) * 2005-07-29 2012-08-22 独立行政法人農業環境技術研究所 移動体のエリア監視システム
GB0517917D0 (en) 2005-09-03 2005-10-12 Riwa Ltd A bait box
US7454553B2 (en) * 2006-03-29 2008-11-18 Rosemount Inc. Power transfer field device
KR100863112B1 (ko) 2007-05-04 2008-10-13 주식회사 세스코 쥐 포획 상자의 인터렉티브 시스템 및 이의 운용방법
KR100907034B1 (ko) * 2007-06-29 2009-07-09 주식회사 세스코 위치 확인이 용이한 모니터링 트랩
JP4970193B2 (ja) * 2007-08-23 2012-07-04 中部電力株式会社 携帯電話を用いた営巣等の異常箇所の管理システム
US9015987B2 (en) * 2007-12-27 2015-04-28 New Frequency, Inc. Telemetry-enabled trap monitoring system
US8112934B2 (en) * 2009-11-24 2012-02-14 Alter Enterprise Llc Bear trap
JP2012055232A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Takeshi Abe 野生動物捕獲システム
EP3054769A1 (en) * 2013-10-09 2016-08-17 Traptec Limited A monitoring device, a system and a method for monitoring the status of a trap for vermin
JP6313070B2 (ja) * 2014-02-26 2018-04-18 富士通株式会社 捕獲通知方法、捕獲検知器、捕獲器及び捕獲通知システム
MX2017004561A (es) * 2014-11-04 2017-08-08 Dow Agrosciences Llc Sistema de control de plagas y metodo para operar el mismo.
JP6526457B2 (ja) * 2015-03-24 2019-06-05 富士通株式会社 害獣検知方法、害獣検知プログラムおよび害獣検知システム
CA2992645C (en) * 2015-07-21 2023-06-20 Smart Wave Technologies Corp. A pest control monitoring system
JP6454847B2 (ja) * 2015-11-04 2019-01-23 独立行政法人国立高等専門学校機構 クラウド型の有害動物捕獲支援システム
JP6827671B2 (ja) * 2016-11-28 2021-02-10 共同紙工株式会社 ジビエ用システム、ジビエ用トレーサビリティ情報管理装置及びプログラム
WO2018199737A1 (en) * 2017-04-27 2018-11-01 Lee Tuck Loong A detection apparatus
JP6994885B2 (ja) * 2017-09-26 2022-01-14 株式会社富士通エフサス 監視装置および監視方法
JP6941526B2 (ja) * 2017-09-29 2021-09-29 一般社団法人鳥獣管理技術研究所 捕獲成果報告端末、捕獲成果報告システム、捕獲成果報告方法および捕獲成果報告プログラム
JP6953269B2 (ja) * 2017-10-17 2021-10-27 株式会社日立システムズ 狩猟行動共有装置および狩猟行動共有システム
JP2019129735A (ja) * 2018-01-30 2019-08-08 株式会社GISupply 有害動物の捕獲支援システム
WO2020169350A1 (en) * 2019-02-18 2020-08-27 Bayer Aktiengesellschaft An animal capture system
RU195297U1 (ru) * 2019-05-28 2020-01-22 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Федеральный исследовательский Центр "Карельский научный центр Российской академии наук" Устройство для отлова мелких млекопитающих
JP7373766B2 (ja) * 2019-10-18 2023-11-06 株式会社 アイエスイー くくり罠の状態通報システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122976A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社シムックス 捕獲対象動物の捕獲監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004057147A (ja) 2004-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4267268B2 (ja) 動物捕獲監視システム、情報管理センター及びトラップユニット
CN109375594B (zh) 城市安全智慧管控平台
US7702135B2 (en) System and method for image monitoring
CA2414629C (en) Remote monitoring method and monitor control server
KR101375353B1 (ko) 함체 도어 개폐 시스템
CN104422944B (zh) 用于定位走失宠物的系统及方法
US7623155B2 (en) GPS enhanced camera for transmitting real-time trail data over a satellite/cellular communication channel
US11995734B2 (en) Auditing recorded data from a recording device
WO2006055353A3 (en) Remote image tracking and methods thereof
CN204029002U (zh) 保安巡逻履职监管系统
KR20140036398A (ko) 감시카메라 통합관리시스템
US20050162279A1 (en) Terrestrial crittercam system
WO2011057673A1 (en) Animal tracking and surveillance system
CN208064361U (zh) 捕鼠装置和鼠类监控系统
JP5235698B2 (ja) 通信端末装置及びその通信端末装置を用いた防犯システム
US20210160460A1 (en) Remote monitoring system and monitoring server
JP2009244934A (ja) データ収集装置
JP2004137042A (ja) 廃棄物管理装置およびそのシステム
CN209913944U (zh) 用于处理由人体穿戴的摄像机捕获的数据的系统
JP2005141355A (ja) セキュリティー巡回サービスシステム
KR101128082B1 (ko) 쓰레기 감시 시스템
KR101571828B1 (ko) 휴대형 녹화기를 이용한 채증 시스템
CN204044821U (zh) 人房信息动态巡控系统
CN113411530A (zh) 资讯撷取装置
JP2021013161A (ja) カメラ及びカメラシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4267268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term