JP6825564B2 - ライン型インクジェットプリンター及びラインヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ライン型インクジェットプリンター及びラインヘッドに関する。
インクジェットプリンターには、いわゆるシリアル型インクジェットプリンターとライン型インクジェットプリンターとがある。シリアル型インクジェットプリンターは、小さな印刷ヘッドを有し、印刷時には、印刷ヘッドを印刷媒体の幅方向(主走査方向)に移動させつつインク滴を吐出する主走査と、主走査方向と交差する副走査方向に印刷媒体(又は印刷ヘッド)を移動させる副走査と、を交互に実行する。一方、ライン型インクジェットプリンターは、印刷媒体の全幅に渡ってインク滴を吐出可能な大きな印刷ヘッド(ラインヘッド)を有し、印刷時には、印刷媒体(又は印刷ヘッド)を搬送しながら、印刷媒体の全幅に渡って印刷ヘッドからほぼ同時にインク滴を吐出する(例えば特許文献1)。ライン型インクジェットプリンターは、シリアル型インクジェットプリンターと比べて高速な印刷が可能である。なお、ラインヘッドのインク滴吐出可能領域は、ライン型インクジェットプリンターが対応している全ての印刷媒体の全幅をカバー可能でなくてもよい。
特開2014−184695号公報
特許文献1に記載された従来のライン型インクジェットプリンターでは、フルカラー印刷を行うために、CMYKの各1色のインクを吐出する4本のラインヘッドを搭載している。このように、従来のライン型インクジェットプリンターでは、1色のインク毎に1つのラインヘッドを設けていたので、カラー印刷を行うために多数のラインヘッドが必要となり、プリンターの構造が複雑で高価なものになってしまうという課題があった。そこで、従来に比べてより単純な構造でカラー印刷を実行可能なライン型インクジェットプリンター及びラインヘッドが望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、ライン型インクジェットプリンターが提供される。このライン型インクジェットプリンターは、印刷時において、印刷媒体もしくはラインヘッドのうち少なくともどちらかを搬送方向に搬送する搬送部と、N色(Nは2以上の整数)の異なる色のインクの内いずれか一色のインクを吐出するノズルが前記搬送方向と交差する方向に沿って複数並び、かつ、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列されているラインヘッドを備える。この形態によれば、1本のラインヘッドから複数色のインクを吐出するので、従来よりも単純な構造でカラー印刷を実行できる。
(2)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドは、前記印刷時において、前記搬送方向と交差する方向には移動しなくてもよい。この形態によれば、従来よりも単純な構造でカラー印刷を実行できる。
(3)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記複数のノズルのうち、同一色のインクを吐出する複数の同一色吐出ノズルは、一定の同色ノズルピッチで配列されていてもよい。この形態によれば、単純な制御で一定の印刷解像度でのカラー印刷が可能である。
(4)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記N色の異なる色のインクを吐出するN組の同一色吐出ノズル群のそれぞれは、互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されていてもよい。この形態によれば、N組の同一色吐出ノズル群が互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されているので、単純な構造でカラー印刷が可能である。
(5)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記Nは4以上の整数であり、前記N色の異なる色のインクを吐出するN組の同一色吐出ノズル群のうち、ブラックインクを吐出するブラック吐出ノズル群は、有彩色インクを吐出する他の同一色吐出ノズル群よりも小さな同色ノズルピッチで配列されていてもよい。この形態によれば、ブラック吐出ノズル群が他の同一色吐出ノズル群よりも小さな同色ノズルピッチで配列されているので、黒白印刷の画質を向上させることができる。
(6)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記他の同一色吐出ノズル群は、シアンインクを吐出するシアン吐出ノズル群と、マゼンタインクを吐出するマゼンタ吐出ノズル群と、イエローインクを吐出するイエロー吐出ノズル群とを含み、前記シアン吐出ノズル群と前記マゼンタ吐出ノズル群と前記イエロー吐出ノズル群のそれぞれの同色ノズルピッチをNP1としたとき、前記ブラック吐出ノズル群の同色ノズルピッチNP2は前記同色ノズルピッチNP1の1/3であってもよい。この形態によれば、ブラック吐出群が小さな同色ノズルピッチで配列されているので、黒白印刷の画質を向上させることができる。
(7)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されていてもよい。この形態によれば、1つのノズル列によって複数色のインクを吐出可能なラインヘッドが構成されているので、単純な構造でライン型インクジェットプリンターを構成可能である。
(8)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿ってそれぞれ一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出し、前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出してもよい。この形態によれば、2つのノズル列によって複数色のインクを吐出可能なラインヘッドが構成されているので、より高い印刷解像度又はより多種類のインクを用いたカラー印刷が可能である。
(9)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されていてもよい。この形態によれば、複数の単位ヘッドモジュールを配列して1つのラインヘッドが構成されているので、単純な構造でラインヘッドを構成可能である。
(10)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出するとともに、前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出してもよい。この形態によれば、複数の単位ヘッドモジュールを配列して1つのラインヘッドが構成されているので、単純な構造でラインヘッドを構成可能である。また、個々の単位ヘッドモジュールが2つのノズル列で構成されているので、より高い印刷解像度又はより多種類のインクを用いたカラー印刷が可能である。
(11)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ラインヘッドを駆動してインクを吐出させるヘッド駆動部をさらに備え、前記ヘッド駆動部は、前記複数の同一色吐出ノズルのそれぞれの同色ノズルピッチよりも大きなサイズのインクドットを印刷媒体上に形成するように前記ラインヘッドからインク滴を吐出させてもよい。この形態によれば、各ノズルの同色ノズルピッチよりも大きなサイズのインクドットを形成することによって、連続した罫線を印刷可能である。
(12)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ヘッド駆動部は、前記大きなサイズのインクドットを前記印刷媒体上に形成するように前記ラインヘッドからインク滴を吐出させることによって、前記印刷媒体上で前記N色の各色のベタ印刷を実行可能であってもよい。この形態によれば、同一色吐出ノズルのそれぞれの同色ノズルピッチよりも大きなサイズのインクドットを形成することによって、ベタ印刷に至るまでの任意の印刷濃度の印刷が実行可能である。
(13)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、更に、前記ラインヘッドを前記搬送方向と交差する方向に振動させることによって、前記ラインヘッドから吐出されたインク滴が印刷媒体上に着弾する着弾位置をジグザグに変化させる振動部を備えてもよい。この形態によれば、インク滴の着弾位置をジグザグに変化させることによって、印刷媒体上でインクドットをより均一な分布で形成可能である。
(14)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記振動部は、前記ラインヘッドを前記搬送方向と交差する方向に振動させることにより前記着弾位置をジグザグに変化させ、前記ラインヘッドは、前記印刷時において、前記振動部の振動を除き、前記搬送方向と交差する方向には移動しなくてもよい。この形態によれば、従来よりも単純な構造でカラー印刷を実行できる。
(15)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ライン型インクジェットプリンターは、レシートを印刷するレシートプリンターであってもよい。
(16)上記形態のライン型インクジェットプリンターにおいて、前記ライン型インクジェットプリンターは、テープを物体に接着するための接着面と印刷媒体面とを有する前記テープの前記印刷媒体に印刷を行うテープライターであってもよい。
(17)本発明の一形態によれば、ラインヘッドが提供される。このラインヘッドは、直線状に並ぶ複数のノズルと、N色(Nは2以上の整数)の異なるインク色に対応する液室と、を有し、前記複数のノズルのうち互いに隣り合うノズルは異なる色の液室に連通し、前記複数のノズルのうち同一色の液室と連通するノズルは一定の同色ノズルピッチで繰り返して配列されている。この形態によれば、1本のラインヘッドから複数色のインクを吐出するので、従来よりも簡単な構造でカラー印刷を実行できる。
(18)本発明の一形態によれば、ラインヘッドが提供される。このラインヘッドは、印刷媒体と相対的に移動してインクを吐出するラインヘッドであって、前記媒体の移動方向と交差する方向に並ぶ複数のノズルを有し、前記複数のノズルのうち互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出可能に構成され、前記複数のノズルのうち同一色のインクを吐出するノズルが、前記複数のノズルからなるノズル列の範囲で分散して配列されている。この形態によれば、1本のラインヘッドから複数色のインクを吐出するので、従来よりも簡単な構造でカラー印刷を実行できる。
(19)本発明の一形態によれば、ラインヘッドが提供される。このラインヘッドは、インクジェットプリンター用のラインヘッドであって、ヘッドの長手方向に沿って並ぶ複数のノズルを有し、前記ラインヘッドは、N色(Nは2以上の整数)の異なる色のインクを吐出可能であり、前記複数のノズルは、前記長手方向に沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列されている。この形態によれば、1本のラインヘッドから複数色のインクを吐出するので、従来よりも簡単な構造でカラー印刷を実行できる。
本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、ライン型インクジェットプリンターの他、ラインヘッド、レシートプリンター、テープライター等、様々な形態で実現することができる。
ライン型インクジェットプリンターを模式的に示す説明図。 ラインヘッドを模式的に示す説明図。 ラインヘッドの断面を示す説明図。 図3の第1基板,第2基板,第3基板を示す説明図。 図3の第4基板,第5基板,第6基板を示す説明図。 第1の実施形態において用紙上にインクドットが印刷された状態の一例を示す説明図。 第1の実施形態において大ドットが印刷された状態を示す説明図。 第1の実施形態において、振動部を動作させて印刷された状態を示す説明図。 第1の実施形態において、振動部を動作させて大ドットで印刷された状態を示す説明図。 第2の実施形態における第1基板、第2基板、第3基板を示す説明図。 第2の実施形態における第4基板、第5基板、第6基板を示す説明図。 第3の実施形態における第1基板、第2基板、第3基板を示す説明図。 第3の実施形態における第4基板、第5基板、第6基板を示す説明図。 複数単位ヘッドモジュールを用いてラインヘッドを構成した例を示す説明図。 レシートプリンターの外観を示す説明図。 レシートプリンターの構成を模式的に示す説明図。 テープライターの外観を示す説明図。 テープライターの構成を模式的に示す説明図。
・第1の実施形態:
図1は、ライン型インクジェットプリンター10を模式的に示す説明図である。ライン型インクジェットプリンター10(以後、「プリンター10」と略す。)は、ラインヘッド100と、プラテン170と、用紙給紙ローラー180と、用紙搬送ローラー185と、給紙カセット190と、排紙トレイ195と、を備える。ラインヘッド100は、印刷媒体としての用紙500にインクを吐出する装置である。給紙カセット190は、印刷前の用紙500を収納する。用紙500は、印刷媒体に対応する。用紙給紙ローラー180は、給紙カセット190から用紙を1枚ずつ取り込むためのローラーである。用紙搬送ローラー185は、搬送部の一例であり、用紙500を給紙カセット190からラインヘッド100とプラテン170との間を通して排紙トレイ195に搬送する。この用紙500を搬送する方向が搬送方向である。排紙トレイ195は、印刷された用紙500が排出される排出先である。本実施形態のプリンター10は、用紙500としてカット紙を用いる構成であるが、ロール紙を用いる構成であっても良い。この場合、給紙カセット190の代わりに用紙ロールが用いられる。図1には、用紙500の搬送方向xと、用紙500の幅方向yと、これらに垂直な方向zとが示されている。また、実施形態のプリンター10は、搬送部として、用紙搬送ローラー185を用いた用紙搬送方式を用いたが、これに代えて、ベルトを用いた用紙搬送方式を採用してもよい。また、用紙500を搬送する代わりに、ラインヘッド100を搬送方向に搬送することにより印刷を実行してもよい。
印刷を実行する際は、搬送部により、用紙500もしくはラインヘッド100の少なくともどちらかを搬送する。このことは、用紙500とラインヘッド100が相対的に移動することを意味する。なおこの際、ラインヘッド100は、印刷中、搬送方向と交差する方向には移動をしない。このことにより、シリアル型インクジェットプリンターとは異なり、ラインヘッド100を主走査方向に移動しなくてもよいので、インクジェットプリンターの構造が単純になる。また、印刷を高速に実行することができる。なお、ラインヘッド100を搬送方向とは別の方向に移動することにより、ラインヘッド100のメンテナンスをする技術が知られているが、これはメンテナンスのための移動であり、印刷中の移動ではない。
図2は、ラインヘッド100を模式的に示す説明図である。図2(A)は、ラインヘッド100をx方向から見た正面図であり、図2(B)は、ラインヘッド100の底面図である。ラインヘッド100は、複数のノズル111を備える。複数のノズル111は、用紙500の幅方向yに相当するヘッド幅方向yに沿って2列に並んでおり、それぞれ一直線状に並ぶ2つのノズル列112CM,112YKを形成している。複数のノズル111が並ぶ方向を「ノズル配列方向」と呼ぶ。ノズル111は、吐出されるインクの色により、シアン吐出ノズルノズル111C(単に「ノズル111C」とも呼ぶ。)、マゼンタ吐出ノズル111M(、単に「ノズル111M」とも呼ぶ。)、イエロー吐出ノズル111Y(単に「ノズル111Y」とも呼ぶ。)、ブラック吐出ノズル111K(「ノズル111K」とも呼ぶ。)の4つに分類されている。ノズル111C,111M,111Y,111Kは、それぞれ複数あるので、それぞれまとめて、「シアン吐出ノズル群」,「マゼンタ吐出ノズル群」,「イエロー吐出ノズル群」,「ブラック吐出ノズル群」とも呼ぶ。なお、「ノズル111」のように、符号の末尾にC,M,Y,Kの文字が付記されていない符号を用いた用語は、総称を意味する。ノズル列112CMは、ノズル111C,111Mを含んでおり、ノズル列112YKは、ノズル111Y,111Kを含んでいる。ノズル列112CMにおいて、ノズル111C,112Mは、ヘッド幅方向yに沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列されている。また、ノズル列112YKにおいて、ノズル111,111Kは、ヘッド幅方向yに沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列されている。その結果、同じ色を吐出するノズルは、一定のノズルピッチNP(「同色ノズルピッチNP」と呼ぶ。)で繰り返して配列される。例えば、異なる色のインクを吐出するノズル同士のノズルピッチをPt1とすると、マゼンタインク用の2つのノズル111Mの同色ノズルピッチNPは2×Pt1である。「同色ノズルピッチNP」は、同じ色のインクを吐出する2つのノズル111の中心間距離を意味する。シアンインク用の2つのノズル111Cの同色ノズルピッチNPと、イエローインク用の2つのノズル111Yの同色ノズルピッチNPとブラックインク用の2つのノズル111Kの同色ノズルピッチNPも、2×Pt1である。なお、一定の同色ノズルピッチNPは機械加工精度に由来する誤差(公差)、または、印刷品質に影響しない程度の誤差を含んでいてもよい。
なお、ヘッド幅方向yは用紙500の搬送方向xと交差する方向であり、シリアル型インクジェットプリンターにおける主走査方向に相当する。すなわち、複数のノズル111は搬送方向xと交差する方向に沿って並んでいると言えるし、ラインヘッド100の長手方向に沿って並んでいるとも言える。各色のノズル111は、ノズル列の範囲で分散して配置されている。
ラインヘッド100の両側には、振動部108が配置されている。振動部108は、ラインヘッド100をヘッド幅方向yに振動させる。本実施形態では、振動部108をラインヘッド100の両側に配置したが、振動部108は、ラインヘッド100をヘッド幅方向yに振動させることが出来れば、どこに設けられていても良い。振動部108の使用方法については、後述する。
図3は、ラインヘッド100の断面を示す説明図である。図4は、図3の第1基板110,第2基板120,第3基板130を示す説明図であり、図5は、図3の第4基板135,第5基板140,第6基板150を示す説明図である。図3(A)は、シアンインクを吐出するノズル111Cを通る断面を示し、図3(B)は、マゼンタインクを吐出するノズル111Mを通る断面を示す。なお、図3において、イエローインクを吐出するノズル111Yを通る断面,ブラックインクを吐出するノズル111Kを通る断面については、図3(A),図3(B)に示す構成と同様であるので、ノズル111Cを通る断面及びノズル111Mを通る断面を例にとって説明し、ノズル111Yを通る断面及びノズル111Kを通る断面については、図示及び説明を省略する。
ラインヘッド100の底面(図2(B))側から、6枚の基板110、120、130、135、140、150(図4、図5)が層状に組み合わさることで、ラインヘッド100が形成される。ラインヘッド100は、内部にシアンインク用の圧力室102Cと流路104Cと液室105Cと、マゼンタインク用の圧力室102Mと流路104Mと液室105Mを備えている。シアンインク用の流路104Cの長さと、マゼンタインク用の流路104Mの長さとは、異なっている。
図4(A)に示すように、第1基板110は、ノズル111C,111M,111Y,111Kのノズル穴を備えるノズルプレートである。ノズル111Cと111Mは、ラインヘッド100の幅方向yに交互に並んでいる。ノズル111Yと111Kについても同様である。
図4(B)に示すように、第2基板120は、第1基板110のノズル穴に対応する位置に設けられた略円形の開口部121C,121M,121Y,121Kと、各インクの流路を構成するためのスリット状の開口部122C,122M,122Y,122Kとを備える。略円形の開口部121Cは、圧力室102C(図3(A))と、ノズル111Cとを連通する。開口部121M,121Y,121Kについても同様である。スリット状の開口部122Cは、流路104C(図3(A))を形成する。開口部122K,122Y,122Kについても同様である。本実施形態では、スリット状の開口部122C,122Kのx方向の長さは、他のスリット状の開口部122M,122Yのx方向の長さよりも長い。この結果、上述したシアンインク用の流路104Cの長さと、マゼンタインク用の流路104Mの長さとが異なる構成となる。これらの開口部122C,122M,122Y,122Kの長さが異なる理由は、ラインヘッド100内に設けられる液室105C,105M,105Y,105Kとの距離が異なる為である。
図4(C)に示すように、第3基板130は、圧力室を形成するためのスリット状の開口部131C,131M,131Y,131Kと、流路の一部を形成するための開口部132C,132M,132Y,132Kとを備える。開口部132C,132Kについては、y方向に繋がり、1つの大きな開口部となっているが、開口部132M,132Yについては、複数に分割されたスリット形状を有している。スリット状の開口部131C,131M,131Y,131Kは、それぞれ、スリットの幅を狭める括れ部133C,133M,133Y,133Kを有する。図3(A)に示す圧力室102Cは、開口部131Cの括れ部133Cよりノズル111C側の領域を用いて形成されている。圧力室102Cは、上述したように、開口部121Cを介してノズル111C側に連通している。開口部131Cの括れ部133Cよりノズル111Cと反対側は、第2基板120の開口部122Cと連通している。開口部131M,131Y,131Kについても同様である。開口部132Cは、液室105Cと、流路104Cとを連通する。開口部132M,132Y,132Kについても同様である。なお、上述したように、開口部132M,132Yは、複数に分かれており、開口部132C,132Kよりも小さく、形状も異なる。この理由は、開口部132M,132Yを、開口部132C,132Kと同じように、1つの大きな開口部とすると、第2基板120の開口部122C,122Kと連通し、異なる色のインクが混じってしまうからであり、これを避けるために、開口部132M,132Yを複数に分割している。なお、開口部132C,132Kについても、開口部132M,132Yと同様に、スリット状に分割しても良い。
図5(A)に示すように、第4基板135は、y方向に大きな開口部136C,136M,136Y,136Kを備える。開口部136Cは、流路104Cと、液室105Cとを連通する。開口部136M,136Y,136Kについても同様である。第4基板135は、振動板として機能する。なお、開口部136C,136M,136Y,136Kは、液室105C,105M,105Y,105Kとx方向、y方向の大きさが同じであるので、連通路ではなく、液室105C,105M,105Y,105Kの一部を構成するとも言える。
図5(B)に示すように、第5基板140は、圧電素子を配置するためのスリット状の開口部141C,141M,141Y,141Kと、液室を構成するための大きな開口部142C,142M,142Y,142Kとを備える。開口部141Cには、圧電素子145C(図3(A))が配置される。圧電素子145Cは、ヘッド駆動部160により駆動される。ヘッド駆動部160から圧電素子145Cに所定の波形の駆動信号が入力されると、圧電素子145Cは、振動板としての第4基板135を振動させる。第4基板135は変形し、圧力室102C中のシアンインクをノズル111Cから吐出させる。駆動信号の波形を変えることにより、様々な大きさのインク滴をノズル111Cからから吐出可能である。開口部141M,141Y,141Kについても同様である。開口部142Cは、液室105Cを形成する。開口部142M,142Y,142Kについても同様である。
図5(C)に示すように、第6基板150は、大きな開口部151と、略円形の開口部152C,152M,152Y,152Kとを備える。大きな開口部151は、圧電素子145C,145M,145Y,145Kをラインヘッド100に配置するための空間として用いられる。開口部152Cは、インクカートリッジ(図示せず)のシアンインクを液室105Cに送るためのインク流路を形成する。開口部152M,152Y,152Kについても同様である。なお、図示していないが、圧電素子145C,145M,145Y,145Kはそれぞれ共通電極と個別電極を備えており、共通電極と個別電極間に駆動回路160から加わえられる駆動信号により駆動される。
図6は、第1の実施形態において用紙500上にインクドットが印刷された状態の一例を示す説明図である。図6では、ブラックインクを例にとって説明し、また、図示の便宜上、ノズル数を実際よりも少なく描いている。他の色についても同様である。なお、以後の他の印刷例を説明する場合にも、ブラックインクを例にとって説明する。図6において、ノズルピッチをPt1とすると、同色ドットピッチDPは、同色ノズルピッチNPと等しく2Pt1となる。ノズルピッチPt1が600dpiとすると、同色ドットピッチDPは300dpiとなる。
図7は、第1の実施形態において大ドットが印刷された状態を示す説明図である。図7では、ドットサイズDSを、同色ノズルピッチNPより大きく、かつベタ印刷が可能なサイズとしている。なお、ドットサイズDSを図7に示すほど大きくしなくても良く、例えば、ドットサイズDSを同色ノズルピッチNP以上とすれば、連続した罫線を印刷することが可能となる。本実施形態では、ブラックインクを例にとって説明したが、他の各色のインクについても同様に、連続した罫線を印刷することやベタ印刷に至るまでの任意の印刷濃度の印刷が実行可能となる。
図8は、第1の実施形態において、振動部108(図2(A))を動作させて印刷された状態を示す説明図である。図6と比較すると、偶数列目のドットのy方向の着弾位置が、奇数列目のドットのy方向の着弾位置の中間に位置しており、着弾位置がジグザグに変化している点が異なる。そのため、印刷媒体上でインクドットをより均一な分布で形成可能であり、印刷画質を向上させることができる。
図9は、第1の実施形態において、振動部108を動作させて大ドットで印刷された状態を示す説明図である。図9では、ドットサイズDSを、同色ノズルピッチNPとほぼ等しい値としている。図7と比較すると、図9に示すように、振動部108を動作させつつ、ドットを記録した方が、ドットサイズを小さくして同じ印刷濃度を得ることができる。なお、振動部108を動作させての印刷は、上述したように印刷画質を向上させるためのものであり、振動部108によるラインヘッド100の振動は、シリアル型インクジェットプリンターにおける主走査方向への印刷を実行するためのヘッドの移動ではない。
以上、第1の実施形態によれば、ライン型インクジェットプリンター10用のラインヘッド100は、用紙500(印刷媒体)の幅方向yに相当するヘッド幅方向yに沿って並ぶ複数のノズル111C,111M,111Y,111Kを有する。ラインヘッド100は、N色(Nは2以上の整数であり、本実施形態では、N=4)の異なる色のインクを吐出可能であり、複数のノズル111C,111M,111Y,111Kは、ヘッド幅方向に沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列されている。この結果、1色のインクを吐出するラインヘッドを複数配置してカラー印刷を実施する構造よりも単純な構造でカラー印刷を実行できる。また、2つのノズル列112CM,112YKによって複数色のインクを吐出可能なラインヘッドが構成されているので、より高い印刷解像度又はより多種類のインクを用いたカラー印刷が可能である。
また、同一色のインクを吐出する同一色吐出ノズル、例えば、ノズル111Cは、一定の同色ノズルピッチNPで配列されているので、単純な制御で一定の印刷解像度でのカラー印刷が可能である。他のノズル111M,111Y,111Kについても同様である。
上記説明では、2つのノズル列112CM,112YKは、いずれも複数の異なる色のインクを吐出するが、2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する構成であってもよい。例えば、一方のノズル列は、3色分のノズル111C,111M,111Yを有し、他方のノズル列は、1色分のノズル111Kを有してもよい。
・第2の実施形態:
図10は、第2の実施形態における第1基板110、第2基板120、第3基板130を示す説明図であり、図11は、第2の実施形態における第4基板135、第5基板140、第6基板150を示す説明図である。前述した第1の実施形態では、ラインヘッド100(図2)は、それぞれ一直線状に並ぶ2つのノズル列112CM,112YKを備えていたが、第2の実施形態では、ノズル列は一列である。すなわち、一列にすべての色のインクのノズル111C,111M,111Y,111Kを備えている。同色ノズルピッチNPは、ノズルピッチPt1の4倍である。ノズル列が二列から一列になったため、第1基板110〜第6基板150の各開口部や括れ部が第1の実施形態に比べてx方向の中心に寄っている点、および、y方向の並び順が異なるが、他については同じであるので説明を省略する。
以上、第2の実施形態によっても、1本のラインヘッド100から複数色のインクを吐出するので、1色のインクを吐出するラインヘッドを複数配置してカラー印刷を実施する構造よりも単純な構造でカラー印刷を実行できる。
また、同じ色のインクを吐出するノズルは、一定の同色ノズルピッチNPで配列されているので、単純な制御で一定の印刷解像度でのカラー印刷が可能である。
上述した第1、第2の実施形態によれば、1つのノズル列112によって複数色のインクを吐出可能なラインヘッド100が構成されているので、単純な構造でライン型インクジェットプリンターを構成可能である。
・第3の実施形態:
図12は、第3の実施形態における第1基板110、第2基板120、第3基板130を示す説明図であり、図13は、第3の実施形態における第4基板135、第5基板140、第6基板150を示す説明図である。第2の実施形態との違いは、ノズル111C,111M,111Y,111Kの数及び配置である。第3の実施形態では、ブラックインク用のノズル111Kは、他の有彩色インク(シアンインク、マゼンタインク、イエローインク)よりも数が多く、より小さな同色ノズルピッチNP2で配列されている。図12(A)に示す例では、ノズル111Kの同色ノズルピッチNP2は、2×Pt1であり、有彩色インクのノズル111C,111M,111Yの同色ノズルピッチNP1の1/3である。なお、同色ノズルピッチNP2は機械加工精度に由来する誤差(公差)、または、印刷品質に影響しない程度の誤差を含んでいてもよい。
第3の実施形態によれば、ノズル111K(ブラック吐出ノズル、ブラック吐出ノズル群)は、有彩色インクを吐出する他のノズル111C,111M,111Y(同一色吐出の同色ノズル群)よりも小さな同色ノズルピッチNP2で配列されているので、黒白印刷の画質を向上させることができる。
・第4の実施形態:
図14は、複数単位ヘッドモジュール100m1〜100m4を用いてラインヘッド100を構成した例を示す説明図である。上記第1〜第3実施形態では、1つのヘッドモジュールでラインヘッド100を構成していたが、図14に示す様に、複数の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4で構成しても良い。図14(A)は、各単位ヘッドモジュール100m1〜100m4がそれぞれ2列のノズル列を有する例である。この例では、ラインヘッド100は、ヘッド幅方向に沿って互いに隣同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4で構成されている。複数の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4の個々の単位ヘッドモジュールは、第1の実施形態で説明下ラインヘッドと同様に、ヘッド幅方向に沿って一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出するとともに、2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する。
図14(B)は、各単位ヘッドモジュール100m1〜100m4がそれぞれ1列のノズル列を有する例である。すなわち、ラインヘッド100は、ヘッド幅方向に沿って互いに隣同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4で構成されている。複数の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4の個々の単位ヘッドモジュールは、ヘッド幅方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されている。このノズル列の配列は、第2の実施形態、あるいは、第3の実施形態におけるノズル列の並び順と同じであってもよい。
1つのヘッドモジュールでラインヘッド100を構成する場合、例えばA4サイズの用紙500を1つのヘッドモジュールで印刷する場合、幅方向に並ぶノズル列の長さは約210mmの大きさが必要である。しかし、図14(A)(B)に示すように、4個の単位ヘッドモジュール100m1〜100m4を用いると、各単位ヘッドモジュール100m1〜100m4の幅方向に並ぶノズル列の長さは、約53mmでよく、ラインヘッド100を製造する精度、コストの点で有利である。
上記第1〜第4実施形態では、4色を例にとって説明したが、一般にN色(Nは2以上の整数)であってもよい。N色の異なる色のインクを吐出するN組の同一色吐出ノズル群のそれぞれは、互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されていてもよい。ここで、ノズル群とは、同じ色のノズルをまとめて呼んだものである。こうすれば、N組の同一色吐出ノズル群が互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されているので、単純な構造でカラー印刷が可能である。この場合の一定の同色ノズルピッチも機械加工精度に由来する誤差(公差)、または、印刷品質に影響しない程度の誤差を含んでいる。また、上記第1〜第4実施形態で説明したヘッド幅方向に沿って並ぶ各色ノズルの並び順は一例であり、上記実施形態で開示した並び順に限定されない。
・他の実施形態:
上記実施形態では、ライン型インクジェットプリンター10を例にとって説明したが、ラインヘッド100は、レシートを印刷するレシートプリンターや、物体に接着するための接着面を有するテープ状の印刷媒体に印刷を行うテープライターにも適用可能である。
図15は、レシートプリンター20の外観を示す説明図である。レシートプリンター20は、操作部21と、レシート排出部22とを備える。
図16は、レシートプリンター20の構成を模式的に示す説明図である。レシートプリンター20は、ラインヘッド200と、プラテン210と、ロール紙ローラー220と、搬送ローラー225、230と、を備える。ラインヘッド200は、第1〜第4の実施形態で説明したラインヘッド100と同じ構成のものを利用可能である。但し、ラインヘッド200の幅は、ロール紙501の幅に合わせて狭くなっている。このように、ラインヘッド200は、レシートプリンター20にも適用可能である。このように、ライン型インクジェットプリンターは、レシートプリンター20であってもよい。また、ラインヘッド200は、レシートプリンター20だけでなく、フォトプリンターにも適用可能である。本発明のラインヘッドを採用することにより、カラー印刷をすることができるレシートプリンターまたはフォトプリンターを単純な構造にすることができる。
図17は、テープライター30の外観を示す説明図である。テープライターは、テープ排出部31と、カッターボタン32を備える。カッターボタン32は、排出されたテープをカットするために用いられる。
図18は、テープライター30の構成を模式的に示す説明図である。テープライター30は、ラインヘッド300と、接着層付き用紙ローラー310と、巻き取りローラー315と、テープローラー330と、搬送ローラー320、340、350、360と、カッター370と、を備える。接着層付き用紙ローラー310は、保護紙503が貼り付けられた接着層付きテープ502(単に「テープ502」と呼ぶ。)を繰り出す。テープ502の両面は、接着面となっており接着層が形成されている。接着面の上には、保護紙503が貼り付けられている。巻き取りローラー315は、テープ502の一方の面から剥がされた保護紙503を巻き取る。搬送ローラー320は、テープ502を搬送すると共に、テープ502の一方の面から保護紙503を剥がす。搬送ローラー340は、テープローラー330から繰り出された印刷用テープ504をラインヘッド300に向けて搬送する。印刷用テープ504は片面にインク受容層が形成されている印刷媒体面を有する。ラインヘッド300は、印刷用テープ504の印刷媒体面に印刷を行う。ラインヘッド300は、上述したラインヘッド100と同じ構成のものを利用可能である。搬送ローラー350は、テープ502の接着層に印刷用テープ504を貼り付けると共に、テープ排出部31に搬送する。搬送ローラー360も、印刷用テープ504が貼り付けられたテープ502を、テープ排出部31に搬送する。カッター370は、カッターボタン32が押されると、テープ502をカットする。利用者は、テープ502の印刷用テープ504が貼り付けられていない他方の面の保護紙503は、テープ502を物体に接着するときに利用者により剥がされる。ライン型インクジェットプリンターはテープライターであってもよい。本発明のラインヘッドを採用することにより、カラー印刷をすることができるテープライターを単純な構造にすることができ、小型で低コストなカラーテーププリンタを実現できる。
なお、図18に示したテープライター30の構成は一例であり、他の形式のテープライターにも適用可能である。例えば、図18に示したテープライター30の構成では、接着層付きテープ502と印刷用テープ504を印刷後にお互いに貼りつけているが、片面に接着層を形成し、他方の面に印刷媒体面を形成したテープのみを搭載して、該テープの印刷媒体面に直接ラインヘッド300で印刷する構成であってもよい。このような構成を採用することにより、搬送するテープ状印刷媒体が一つだけになりテープ同士を張り付ける必要がなくなるので、テープライターの構造がより簡単になる。また、テープライター30は、文字入力のためのキーボードや表示装置を備えていてもよい。そうすることによりテープライター30は、装置単独で使用することができる。また、テープライター30は、テープロールをテープカセットに封入することにより、交換を容易にする構成を採用してもよい。
上記各実施形態では、4色(N=4)を例にとって説明したが、インクの色の数(Nの値)は4色以上、例えば、5色、6色あるいはそれ以上であってもよい。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
10…ライン型インクジェットプリンター(プリンター) 20…レシートプリンター 21…操作部 22…レシート排出部 30…テープライター 31…テープ排出部 32…カッターボタン 100…ラインヘッド 100m1,100m2,100m3,100m4…単位ヘッドモジュール 102C,102M,102Y,102K…圧力室 104C,104M,104Y,104K…流路 105C,105M,105Y,105K…液室 108…振動部 110…第1基板 111…ノズル 111C…シアン吐出ノズルノズル 111K…ブラック吐出ノズル 111M…マゼンタ吐出ノズル 111Y…イエロー吐出ノズル 112CM…ノズル列 112YK…ノズル列 120…第2基板 121C,121M,121Y,121K…開口部 122C,122M,122Y,122K…開口部 130…第3基板 131C,131M,131Y,131K…開口部 132C,132M,132Y,132K…開口部 133C,133M,133Y,133K…括れ部 135…第4基板 136C,136M,136Y,136K…開口部 140…第5基板 141C,141M,141Y,141K…開口部 142C,142M,142Y,142M…開口部 145C,145M,145Y,145K…圧電素子 150…第6基板 151…開口部 152C,152M,152Y,152K…開口部 160…ヘッド駆動部 170…プラテン 180…用紙給紙ローラー 185…用紙搬送ローラー 190…給紙カセット 195…排紙トレイ 200…ラインヘッド 210…プラテン 220…ロール紙ローラー 225…搬送ローラー 300…ラインヘッド 310…用紙ローラー 315…ローラー 320…搬送ローラー 330…テープローラー 340、350、360…搬送ローラー 370…カッター 500…用紙 501…ロール紙 502…テープ 503…保護紙 504…印刷用テープ DP…同色ドットピッチ NP1…同色ノズルピッチ NP2…同色ノズルピッチ Pt…ノズルピッチ

Claims (22)

  1. 印刷時において、印刷媒体もしくはラインヘッドのうち少なくともどちらかを搬送方向に搬送する搬送部と、
    N色(Nは以上の整数)の異なる色のインクの内いずれか一色のインクを吐出するノズルが前記搬送方向と交差する方向に沿って複数並び、かつ、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣り合うノズルから互いに異なる色のインクを吐出するように配列され、
    前記複数のノズルのうち、同一色のインクを吐出する複数の同一色吐出ノズルは、一定の同色ノズルピッチで配列され、
    前記N色の異なる色のインクを吐出するN組の同一色吐出ノズル群のうち、ブラックインクを吐出するブラック吐出ノズル群は、有彩色インクを吐出する他の同一色吐出ノズル群よりも小さな同色ノズルピッチで配列されているラインヘッドを備える、ライン型インクジェットプリンター。
  2. 請求項1に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドは、前記印刷時において、前記搬送方向と交差する方向には移動しない、ライン型インクジェットプリンター。
  3. 請求項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記N色の異なる色のインクを吐出するN組の同一色吐出ノズル群のそれぞれは、互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されている、ライン型インクジェットプリンター。
  4. 請求項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記他の同一色吐出ノズル群は、シアンインクを吐出するシアン吐出ノズル群と、マゼンタインクを吐出するマゼンタ吐出ノズル群と、
    イエローインクを吐出するイエロー吐出ノズル群とを含み、
    前記シアン吐出ノズル群と前記マゼンタ吐出ノズル群と前記イエロー吐出ノズル群のそれぞれの同色ノズルピッチをNP1としたとき、
    前記ブラック吐出ノズル群の同色ノズルピッチNP2は前記同色ノズルピッチNP1の1/3である、ライン型インクジェットプリンター
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されている、ライン型インクジェットプリンター。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿ってそれぞれ一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、
    前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出し、
    前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する、ライン型インクジェットプリンター。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、
    前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されている、ライン型インクジェットプリンター。
  8. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドは、前記搬送方向と交差する方向に沿って互いに隣り同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、
    前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記搬送方向と交差する方向に沿って一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、
    前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出するとともに、
    前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する、ライン型インクジェットプリンター。
  9. 請求項1〜8いずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドを駆動してインクを吐出させるヘッド駆動部をさらに備え、
    前記ヘッド駆動部は、前記複数の同一色吐出ノズルのそれぞれの同色ノズルピッチよりも大きなサイズのインクドットを印刷媒体上に形成するように前記ラインヘッドからインク滴を吐出させる、ライン型インクジェットプリンター。
  10. 請求項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ヘッド駆動部は、前記大きなサイズのインクドットを前記印刷媒体上に形成するように前記ラインヘッドからインク滴を吐出させることによって、前記印刷媒体上で前記N色の各色のベタ印刷を実行可能である、ライン型インクジェットプリンター。
  11. 請求項1に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ラインヘッドを振動させることによって、前記ラインヘッドから吐出されたインク滴が印刷媒体上に着弾する着弾位置をジグザグに変化させる振動部をさらに備える、ライン型インクジェットプリンター。
  12. 請求項11に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記振動部は、前記ラインヘッドを前記搬送方向と交差する方向に振動させることにより前記着弾位置をジグザグに変化させ、
    前記ラインヘッドは、前記印刷時において、前記振動部の振動を除き、前記搬送方向と交差する方向には移動しない、ライン型インクジェットプリンター。
  13. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ライン型インクジェットプリンターは、レシートを印刷するレシートプリンターである、ライン型インクジェットプリンター。
  14. 請求項1〜12のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターであって、
    前記ライン型インクジェットプリンターは、テープを物体に接着するための接着面と印刷媒体面とを有する前記テープの前記印刷媒体に印刷を行うテープライターである、ライン型インクジェットプリンター。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のライン型インクジェットプリンターに使用される、ラインヘッド。
  16. ノズル配列方向に沿って直線状に並ぶ複数のノズルと、
    N色(Nは以上の整数)の異なるインク色に対応する液室と、を有し、
    前記複数のノズルのうち互いに隣り合うノズルは異なる色の液室に連通し、
    前記複数のノズルのうち同一色の液室と連通するノズルは一定の同色ノズルピッチで繰り返して配列され、
    前記N色の異なる色の液室に連通するN組の同一色吐出ノズル群のうち、ブラックインクを吐出するブラック吐出ノズル群は、有彩色インクを吐出する他の同一色吐出ノズル群よりも小さな同色ノズルピッチで配列されている、ラインヘッド。
  17. 請求項16に記載のラインヘッドであって、
    前記N色の異なる色の液室に連通するN組の同一色吐出ノズル群のそれぞれは、互いに等しい一定の同色ノズルピッチで配列されている、ラインヘッド。
  18. 請求項16に記載のラインヘッドであって、
    前記他の同一色吐出ノズル群は、シアンインクを吐出するシアン吐出ノズル群と、マゼンタインクを吐出するマゼンタ吐出ノズル群と、
    イエローインクを吐出するイエロー吐出ノズル群とを含み、
    前記シアン吐出ノズル群と前記マゼンタ吐出ノズル群と前記イエロー吐出ノズル群のそれぞれの同色ノズルピッチをNP1としたとき、
    前記ブラック吐出ノズル群の同色ノズルピッチNP2は前記同色ノズルピッチNP1の1/3である、ラインヘッド。
  19. 請求項16〜18のいずれか一項に記載のラインヘッドであって、
    前記ラインヘッドは、前記ノズル配列方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されている、ラインヘッド。
  20. 請求項16〜18のいずれか一項に記載のラインヘッドであって、
    前記ラインヘッドは、前記ノズル配列方向に沿ってそれぞれ一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、
    前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出し、
    前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する、ラインヘッド。
  21. 請求項16または17に記載のラインヘッドであって、
    前記ラインヘッドは、前記ノズル配列方向に沿って互いに隣り同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、
    前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記ノズル配列方向に沿って一列に並ぶ1つのノズル列で構成されている、ラインヘッド。
  22. 請求項16または17に記載のラインヘッドであって、
    前記ラインヘッドは、前記ノズル配列方向に沿って互いに隣り同士がずれた位置に配置された複数の単位ヘッドモジュールで構成されており、
    前記複数の単位ヘッドモジュールの個々の単位ヘッドモジュールは、前記ノズル配列方向に沿って一列に並ぶ2つのノズル列で構成されており、
    前記2つのノズル列は、互いに異なる色のインクを吐出するとともに、
    前記2つのノズル列のうちの少なくとも一方のノズル列は、複数の異なる色のインクを吐出する、ラインヘッド。
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