JP6825022B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、回転自在にクランク軸を支持し、壁体の内側にシリンダー内で線形往復運動するピストンを収容する機関本体と、壁体の外側に配置されて支軸回りで回転する回転体を含み、カム軸にクランク軸の回転を伝達する動力伝達機構とを備える内燃機関に関する。
特許文献1は内燃機関を開示する。内燃機関は、回転自在にクランク軸を支持し、シリンダー内で線形往復運動するピストンを収容する機関本体を備える。機関本体は、クランク軸を収容するクランクケースと、クランクケースに結合されて、壁体の内側にシリンダーを区画するシリンダーブロックとを含む。クランク軸の動力は、壁体の外側に配置されて支軸回りで回転する複数の回転体(歯車)の組み合わせで動弁機構に伝達される。支軸は締結部材の働きで壁体に外側から固定される。
特開2014−70639号公報
締結部材の軸体は支軸を貫通して先端の雄ねじで壁体にねじ込まれる。壁体には、雄ねじを受け入れる雌ねじ穴が形成される。雌ねじ穴の形成にあたって、雄ねじの締結力に耐えうる厚みを有する壁体が要求される。したがって、雄ねじを保持する壁体では肉厚が増大し、重量の増加および大型化を誘引してしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、機関本体の軽量化および小型化に寄与することができる内燃機関を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、回転自在にクランク軸を支持し、壁体の内側にシリンダー内で線形往復運動するピストンを収容する機関本体と、前記壁体の外側に配置されて支軸回りで回転する回転体を含み、カム軸に前記クランク軸の回転を伝達する動力伝達機構とを備える内燃機関において、前記壁体の内側から差し込まれて外側に向かって抜け止めされ、前記支軸を貫通する軸体と、前記軸体の先端の雄ねじに結合されて、前記壁体に前記支軸を固定する雌ねじ部材とを備え、前記軸体には、前記雌ねじ部材よりも外側に突出し、前記雌ねじ部材の内径よりも小径で、前記軸体の軸心に平行な平面を有する把持用頭部が形成される。
第2側面によれば、回転自在にクランク軸を支持し、壁体の内側にシリンダー内で線形往復運動するピストンを収容する機関本体と、前記壁体の外側に配置されて支軸回りで回転する回転体を含み、カム軸に前記クランク軸の回転を伝達する動力伝達機構とを備える内燃機関において、前記壁体の内側から差し込まれて外側に向かって抜け止めされ、前記支軸を貫通する軸体と、前記軸体の先端の雄ねじに結合されて、前記壁体に前記支軸を固定する雌ねじ部材と、前記壁体に結合されて、外側から前記回転体を覆うカバー部材とを備え、前記カバー部材には、内面から前記支軸に向かって突出し、前記支軸に結合されるボスが形成される。
第3側面によれば、第2側面の構成に加えて、前記支軸は、前記軸体の軸心回りで前記雌ねじ部材を囲み、前記ボスの嵌め込みを受け入れる拡径端を有する。
側面によれば、第1〜第3側面のいずれか1の構成に加えて、前記軸体には、前記壁体に形成されて前記軸体を受け入れる貫通孔よりも大径であって、前記軸体の軸方向に前記雌ねじ部材よりも低い高さを有するフランジが形成される。
側面によれば、第1〜第側面のいずれか1の構成に加えて、前記機関本体は、回転自在に前記クランク軸を支持し、前記支軸を保持する前記壁体を有するクランクケースを含み、前記動力伝達機構は、前記クランク軸に相対回転不能に固定されて、前記回転体に噛み合う駆動歯車を備える。
側面によれば、第側面の構成に加えて、前記動力伝達機構は、前記回転体に同軸に結合されて、前記回転体に同期して回転する駆動スプロケットと、前記駆動スプロケットに巻き掛けられて、前記カム軸に向かって回転力を伝達するカムチェーンとを備える
第7側面によれば、第1〜第側面のいずれか1の構成に加えて、内燃機関は、前記支軸に装着されて、前記支軸に回転自在に前記回転体を結合する転がり軸受を備え、前記支軸には、前記軸体を受け入れる軸方向通孔から前記軸体の径方向に延び、前記転がり軸受に接続される給油孔が形成される。
第1側面によれば、軸体は壁体の内側から差し込まれて抜け止めされるので、壁体は雌ねじ穴の形成から解放される。ねじ結合に要求される壁体の肉厚増は回避されることができる。その結果、機関本体の軽量化および小型化は実現されることができる。
また、雌ねじ部材の締結にあたって軸体は把持用頭部で軸心回りに回転不能に把持されることができる。こうして壁体の外側から把持される軸体に対して雌ねじ部材は締め付けられることができる。雌ねじ部材の締め付け作業は壁体の外側からだけで完結することができる。雌ねじ部材の締め付け作業は簡素化されることができる。
第2側面によれば、支軸は機関本体の壁体とカバー部材とで両持ち支持されるので、支軸の倒れは防止されることができる。その結果、回転体の回転時に摩擦抵抗および騒音は低減されることができる。
第3側面によれば、支軸とボスとの結合にあたって雌ねじ部材は支軸の拡径端に収容されることから、外側に向かって雌ねじ部材の張り出しは抑制されることができる。張り出しの抑制は内燃機関の小型化に寄与することができる。
側面によれば、フランジは、内側から壁体に当たって、外側に向かって軸体の抜け止めを実現する。このとき、フランジは軸体の軸方向に雌ねじ部材よりも低く形成されるので、壁体の内側に向かって突出量はできる限り低減されることができる。壁体の内側ではフランジおよび他部材の干渉は効果的に回避されることができる。こうした干渉の回避は内燃機関の小型化に貢献することができる。
側面によれば、クランク軸および支軸は同一部材に支持されるので、駆動歯車と回転体との組み付け誤差は抑制されることができる。したがって、ピストンの線形往復運動とカム軸の回転との間でタイミングの精度は高められることができる。
側面によれば、クランク軸の回転は駆動歯車から回転体としての被動歯車に伝達される。回転体の支軸はクランク軸よりもカム軸に近づくことから、カムチェーンは短縮されることができる。したがって、カムチェーンの共振音は低減されることができる
第7側面によれば、回転体の摩擦領域には能動的に給油されることから、回転体の摩擦抵抗は低減されることができる。支軸および回転体の耐久性は向上することができる。
一実施形態に係る自動二輪車の全体構成を概略的に示す側面図である。 車体カバーが外された状態で自動二輪車の全体構成を概略的に示す側面図である。 内燃機関の拡大右側面図である。 クランク軸の回転軸線およびシリンダー軸線を含む切断面で切られた内燃機関の断面図である。 動弁機構の構造を概略的に示す内燃機関の拡大断面図である。 ケースカバーの拡大斜視図である。 外壁で破断された機関本体の壁体の外面を概略的に示す内燃機関の拡大右側面図である。 図7の8−8線に沿って、支軸の軸心およびクランク軸の回転軸線を含む平面で切断された拡大断面図である。 図7の9−9線に沿った拡大断面図である。 オイルポンプの配置を示すエンジン全体の断面図である。 オイルフィルターに接続される油路を概略的に示すエンジン全体の断面図である。 オイル歯車ラリーの構造を概略的に示すエンジンの断面図である。 クランクケースの壁体に内側から差し込まれる軸体を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。ここで、車体の上下前後左右は自動二輪車に乗車した乗員の目線に基づき規定されるものとする。
図1は本発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両である自動二輪車の全体像を概略的に示す。自動二輪車11は、車体フレーム12と、車体フレーム12に装着された車体カバー13とを備える。車体カバー13は、前方から車体フレーム12を覆うフロントカウル14と、燃料タンク15の外面から前方に連続し、燃料タンク15の後方の乗員シート16に接続されるタンクカバー17とを有する。燃料タンク15に燃料は貯留される。自動二輪車11の運転にあたって乗員は乗員シート16を跨ぐ。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18から後ろ下がりに延びて、後下端にピボットフレーム19を有する左右1対のメインフレーム21と、メインフレーム21の下方の位置でヘッドパイプ18から下方に延び、メインフレーム21に一体化されるダウンフレーム22と、メインフレーム21の湾曲域21aから後上がりに延びトラス構造を構成する左右のシートフレーム23とを有する。シートフレーム23に乗員シート16は支持される。
ヘッドパイプ18には操向自在にフロントフォーク24が支持される。フロントフォーク24には車軸25回りで回転自在に前輪WFが支持される。フロントフォーク24の上端には操向ハンドル26が結合される。運転者は自動二輪車11の運転にあたって操向ハンドル26の左右端のグリップを握る。
車両の後方で車体フレーム12にはピボット27回りで上下に揺動自在にスイングアーム28が連結される。スイングアーム28の後端に車軸29回りで回転自在に後輪WRが支持される。前輪WFと後輪WRとの間で車体フレーム12には後輪WRに伝達される駆動力を生成する内燃機関31が搭載される。内燃機関31はダウンフレーム22およびメインフレーム21に連結されて支持される。内燃機関31の動力は伝動装置を経て後輪WRに伝達される。
図2に示されるように、内燃機関31の機関本体は、後壁の上端および下端にメインフレーム21に連結されるエンジンハンガー32a、32bを有し、回転軸線Rx回りでクランク軸を回転させ動力を出力するクランクケース33と、クランクケース33の前部に上方から結合されて、回転軸線Rxに直交する鉛直面内に位置して水平面に対して起立するシリンダー軸線Cを有するシリンダーブロック34と、シリンダーブロック34の上端に結合されて、前壁にダウンフレーム22に連結されるエンジンハンガー32cを有し、動弁機構を支持するシリンダーヘッド35と、シリンダーヘッド35の上端に結合されて、シリンダーヘッド35上の動弁機構を覆うヘッドカバー36とを備える。
シリンダーヘッド35には、エアクリーナー37で浄化される空気に燃料を噴霧して混合気を生成し、シリンダーヘッド35で覆われる燃焼室に混合気を供給する吸気装置38と、燃焼室から排出される燃焼後の排ガスを触媒39で浄化し、排ガスの温度を降下させながら車体後方に排出する排気装置41とが接続される。排気装置41は、クランクケース33の下方をくぐって後輪WRの側方に沿って延び、クランクケース33の下方で触媒39を支持する排気管42を備える。
図3に示されるように、クランクケース33は、ケース本体33aと、回転軸線Rxに交差しながらケース本体33aに結合されるケースカバー33bとを備える。ケースカバー33bには外周に沿って複数の締結用ボス45が形成される。個々の締結用ボス45には、回転軸線Rxに平行な軸心を有するボルト46が差し込まれる。ボルト46はケースカバー33bを貫通してケース本体33aにねじ込まれる。
ケースカバー33bには回転軸線Rxに交差する開口47が区画される。開口47は外側から蓋部材48で閉鎖される。蓋部材48の輪郭は回転軸線Rxに同軸に円形に形成される。蓋部材48の外面には回転軸線Rxに同軸に正六角柱の穴49が形成される。穴49には六角レンチが受け入れられる。蓋部材48は例えば開口47に着脱自在にねじ込まれる。ねじ込みにあたって六角レンチは用いられることができる。
図4に示されるように、シリンダーブロック34にはシリンダー軸線Cに沿ってピストン51の線形往復運動を案内するシリンダースリーブ52が鋳込まれる。シリンダースリーブ52は内面でピストン51ごとにシリンダーを区画する。ここでは、シリンダーブロック34には回転軸線Rxに沿って4つのシリンダーが並び、内燃機関31はいわゆる直列4気筒に構成される。
図5に示されるように、ピストン51とシリンダーヘッド35との間に燃焼室53が区画される。燃焼室53には、シリンダーヘッド35に形成されて、吸気装置38の気路に接続される吸気路54と、シリンダーヘッド35に形成されて、排気管42に接続される排気路55とが開口する。シリンダヘッド35には、カム軸56の回転に応じて吸気路54を開閉する吸気弁57と、カム軸58の回転に応じて排気路55を開閉する排気弁59とが支持される。カム軸56、58は、それぞれ、回転軸線Rxに平行な軸心回りで回転する。
吸気弁57は、燃焼室53に臨んで吸気路54の開口を開閉するバルブヘッド57aと、下端でバルブヘッド57aに結合されて、上端でロッカーアーム61に連結されるバルブステム57bとを備える。バルブステム57bは軸方向に変位自在にシリンダーヘッド35に支持される。バルブステム57bの上端にはコッターの働きでリテーナー62が取り付けられる。シリンダーヘッド35とリテーナー62との間には圧縮状態で弦巻ばね63が挟まれる。弦巻ばね63は閉じ位置にバルブヘッド57aを保持する弾性力を発揮する。
ロッカーアーム61の先端にはカム軸56のカム56aを受け止めるスリッパー61aが形成される。カム軸56の回転時、カム56aはスリッパー61a上をスライドする。カム56aはバルブステム57bの上端にロッカーアーム61の先端を押し付ける。カム軸56の回転に応じてロッカーアーム61はロッカーアームシャフト64の軸心回りで揺動する。ロッカーアーム61はカム軸56の回転に応じて吸気弁57の開閉動作を引き起こす。
排気弁59は、燃焼室53に臨んで排気路55の開口を開閉するバルブヘッド59aと、下端でバルブヘッド59aに結合されて、上端でロッカーアーム65に連結されるバルブステム59bとを備える。バルブステム59bは軸方向に変位自在にシリンダーヘッド35に支持される。バルブステム59bの上端にはコッターの働きでリテーナー66が取り付けられる。シリンダーヘッド35とリテーナー66との間には圧縮状態で弦巻ばね67が挟まれる。弦巻ばね67は閉じ位置にバルブヘッド59aを保持する弾性力を発揮する。
ロッカーアーム65の先端にはカム軸58のカム58aを受け止めるスリッパー65aが形成される。カム軸58の回転時、カム58aはスリッパー65a上をスライドする。カム58aはバルブステム59bの上端にロッカーアーム65の先端を押し付ける。カム軸58の回転に応じてロッカーアーム65はロッカーアームシャフト68の軸心回りで揺動する。ロッカーアーム65はカム軸58の回転に応じて排気弁59の開閉動作を引き起こす。カム軸56、58の回転に応じて開閉する吸気弁57および排気弁59の働きで燃焼室53に混合気が導入され燃焼後の排ガスは燃焼室53から排気される。
図4に示されるように、クランクケース33には回転軸線Rx回りで回転自在にクランク軸71が支持される。クランク軸71は、回転軸線Rxに同軸に形成されるジャーナル72と、隣接するジャーナル72の間に配置されて、回転軸線Rxに平行に延びクランクウエブを相互に結合するクランクピン73を有するクランク74とを備える。クランクケース33には滑り軸受75aで個別に回転自在にジャーナル72を支持する壁体75が形成される。クランクピン73には、ピストン51から延びるコネクティングロッド76の大端部が回転自在に連結される。コネクティングロッド76はピストン51の線形往復運動をクランク軸71の回転運動に変換する。
クランク軸71の一端(左側の軸端)はクランクケース33の左側面から外側に突出する。クランク軸71の一端にはACG(交流発電機)77が接続される。クランクケース33の左側面にはクランクケース33との間にACG77を収容するACGカバー78が結合される。
クランク軸71の他端(右側の軸端)は最も右側に位置する壁体79(75)から外側に突出する。クランク軸71の他端には、カム軸56、58にクランク軸71の回転を伝達する動力伝達機構81が連結される。動力伝達機構81の詳細は後述される。クランクケース33は壁体79の内側にピストン51を収容する。壁体79の外側には、動力伝達機構81を収容する動力伝達室82が区画される。ケースカバー33bは、ケース本体33aに結合されてクランク軸71の軸端を覆い、外気から動力伝達室82を隔離する。
クランク軸71内には、一方の軸端で開口する導入口83から他方の軸端に向かってオイルを案内する軸内油路84が形成される。個々のジャーナル72では軸内油路84から径方向に延びる径方向油路85が形成される。径方向油路85は個々の壁体75(79)の滑り軸受75aに向かって開口する。したがって、軸内油路84から滑り軸受75aにオイルは供給される。
図6に示されるように、ケースカバー33bは、ケース本体33aに合わせ面86aで重ねられる囲み壁86と、囲み壁86から連続して囲み壁86で囲まれる空間を塞ぐ外壁87とを備える。外壁87の内面には、図4に示されるように、クランク軸71の軸端を液密に受け入れる給油室88を区画する環状壁89が形成される。給油室88は開口47から連続する円筒空間に形成される。クランク軸71の軸端と環状壁89との間にはオイルシール91が配置される。蓋部材48と開口47との間には例えばOリングといったシール部材92が挟まれる。給油室88から軸内油路84にオイルは導入される。
図6に示されるように、ケースカバー33bは、合わせ面86aで開口する流入口93を有する。ケースカバー33bの外壁には流入口93から給油室88まで延びる壁内油路94が形成される。環状壁89の壁面に連続し、外壁87の内面から内方に膨らみながら線形に延びる膨出部95内に壁内油路94は区画される。オイルは、流入口93から壁内油路94に流入し、壁内油路94から給油室88に流れ込む。
図7に示されるように、動力伝達機構81は、クランク軸71に相対回転不能に固定される駆動歯車96と、壁体79の外側に配置されて支軸97回りで回転し、駆動歯車96に噛み合う被動歯車(回転体)98と、被動歯車98に同軸に結合されて、被動歯車98に同期して回転する駆動スプロケット99と、個々のカム軸56、58に個別に同軸に相対回転不能に固定される被動スプロケット101、102と、駆動スプロケット99および被動スプロケット101、102に巻き掛けられるカムチェーン103とを備える。クランク軸71の回転は駆動歯車96から被動歯車98に伝達される。被動歯車98の回転は駆動スプロケット99の回転を引き起こす。駆動スプロケット99の回転に応じてカムチェーン103は軌道に沿って循環しカム軸56、58を回転駆動する。カムチェーン103には、カムチェーン103の張力を維持するテンショナー機構104が作用する。駆動スプロケット99は駆動歯車96に比べてカム軸56、58に近い位置に配置される。
図8に示されるように、被動歯車98および駆動スプロケット99は1つの回転体を構成する。回転体の支持にあたって、動力伝達機構81は、壁体79の内側から差し込まれて外側に向かって抜け止めされ、支軸97を貫通する軸体105と、軸体105の先端の雄ねじ106に結合されて、壁体79に支軸97を固定する雌ねじ部材107とを備える。雌ねじ部材107には例えばナットが用いられる。
支軸97は、軸体105を受け入れる均一径の円柱体形状の軸方向通孔108を区画する中空体に形成される。支軸97には、軸方向通孔108に同軸であって、壁体79に形成される差し込み口109に差し込まれる第1円筒体97aと、軸方向通孔108に同軸であって、段差111で第1円筒体97aの後端に接続され、第1円筒体97aよりも大きい径の第2円筒体97bと、第2円筒体97bの後端から径方向外側に広がるフランジ97cとを有する。第2円筒体97bの段差111と壁体79の外壁面との間には第2円筒体97bよりも大径のワッシャー112が挟まれる。ワッシャー112とフランジ97cとの間で第2円筒体97bには転がり軸受113が装着される。転がり軸受113によって被動歯車98および駆動スプロケット99は支軸97に回転自在に結合される。
第2円筒体97bの後端には、軸方向通孔108の中心軸に直交する平面であって雌ねじ部材107を受け止める受け面114が形成される。第2円筒体97bの後端は、軸体105の軸心回りで雌ねじ部材107を囲む円筒体の拡径端115に形成される。ケースカバー33bには、外壁87の内面から支軸97に向かって突出し、支軸97に結合されるボス116が形成される。ボス116は、軸方向通孔108に同軸に中空の円筒体に形成される。ボス116の先端は支軸97の拡径端115に嵌め込まれる。雌ねじ部材107はボス116の内側に収容される。
壁体79には、差し込み口109から連続して支軸97の軸方向通孔108の延長上に貫通孔117が形成される。軸体105は貫通孔117に受け入れられる。軸体105の一端には、貫通孔117よりも大径であって、壁体79の内壁面に当たるフランジ105aが形成される。フランジ105aは壁体79から外側に向かって軸体105の抜けを防止する。フランジ105aは軸体105の軸方向に雌ねじ部材107の高さHfよりも低い高さHsを有する。
軸体105の他端には、雌ねじ部材107よりも外側に突出し、雌ねじ部材107の内径よりも小径で、軸体105の軸心に平行な平面を有する把持用頭部118が形成される。把持用頭部118は平面の組み合わせで正六角柱に区画される。雌ねじ部材107の内径は雌ねじのねじ山の内径に相当する。
壁体79には、滑り軸受75aから延びて差し込み口109に接続される油路119が形成される。油路119は、軸方向通孔108の内面と軸体105との隙間に接続される。隙間の形成にあたって、差し込み口109および貫通孔117の同軸が確立されることで、支軸97と軸体105とは同軸に配置される。隙間は雌ねじ部材107で塞がれる。図9に示されるように、支軸97には、軸体105を受け入れる軸方向通孔108から軸体105の径方向に延び、転がり軸受113に接続される給油孔121が形成される。
図10に示されるように、クランクケース33のケース本体33aにはオイルポンプ122が取り付けられる。オイルポンプ122は、クランク軸71の回転に連動して作動するトロコイドポンプに構成される。すなわち、オイルポンプ122は、軸線回りで回転自在に軸線に同軸の円筒空間に収容されるアウターローター122aと、アウターローター122aの内側に配置されて、アウターローター122aの軸線に平行な軸心を有する駆動軸123に固定されるインナーローター122bとを備える。インナーローター122bは、アウターローター122aの内歯に噛み合う外歯を有する。駆動軸123がクランク軸71の回転に連動して回転すると、アウターローター122aとインナーローター122bとの偏心に基づき、アウターローター122aの内歯とインナーローター122bの外歯との間で容積は変化する。オイルポンプ122は、容積の変化に応じて、クランクケース33下方のオイルパン124からエンジンオイルを吸い上げ、吐出口に接続されるオイル管125に向かってエンジンオイルを吐出する。
クランクケース33のケース本体33aにはオイルフィルター126が装着される。オイルフィルター126には、クランクケース33に形成されて、オイル管125から前方に向かって水平方向に延びる水平油路127が接続される。オイルポンプ122からオイルフィルター126にエンジンオイルは流入する。オイルフィルター126はエンジンオイルを濾過する。
図11に示されるように、クランクケース33のケース本体33aには、オイルフィルター126から後方に線形に延びて、クランク軸71に向かってエンジンオイルを導く前後油路128と、前後油路128から上向きに線形の組み合わせで延びる上方油路129と、上方油路129の上端に接続されて、クランク軸71の回転軸線Rxに平行に延びるオイルギャラリー131とが形成される。オイルフィルター126から前後油路128および上方油路129を経てエンジンオイルはオイルギャラリー131に流入する。オイルギャラリー131でエンジンオイルは車幅方向に導かれる。
図12に示されるように、オイルギャラリー131は、ケースカバー33bの合わせ面86aで流入口93に接続される。オイルギャラリー131および流入口93には、それぞれに内接する共通のスリーブ132が差し込まれる。スリーブ132の外周にはオイルギャラリー131および流入口93の内壁面にそれぞれ密着するOリングといったシール部材133が装着される。こうしてケース本体33a内のオイルギャラリー131から流入口93および壁内油路94を経て給油室88にオイルは流入する。
次に本実施形態に係る内燃機関31で動力伝達機構81の転がり軸受113の潤滑動作を説明する。内燃機関31の作動中、クランク軸71の回転に応じてオイルポンプ122は動作する。駆動軸123の回転に応じてインナーローター122bおよびアウターローター122aは回転する。オイルポンプ122は、クランクケース33のオイルパン124からエンジンオイルを吸い上げオイル管125に向かってエンジンオイルを吐出する。
エンジンオイルは、オイルポンプ122から、オイル管125および水平油路127を経てオイルフィルター126に流入する。オイルフィルター126でエンジンオイルは濾過される。濾過されたエンジンオイルは、オイルフィルター126から、クランクケース33内の前後油路128および上方油路129、オイルギャラリー131を経てケースカバー33bに供給される。
ケースカバー33bでは、オイルギャラリー131から流入口93にエンジンオイルは流入する。エンジンオイルは、流入口93から壁内油路94を経て給油室88に流入する。エンジンオイルは給油室88からクランク軸71内の軸内油路84に導入される。軸内油路84から、径方向油路85を経て壁体79の滑り軸受75aにエンジンオイルは供給される。
滑り軸受75aのエンジンオイルは油路119から差し込み口109に流入する。エンジンオイルは差し込み口109から軸方向通孔108に流れ込む。エンジンオイルは軸方向通孔108の内面と軸体105との隙間に満たされる。隙間内のエンジンオイルは給油孔121から転がり軸受113に噴出する。こうして転がり軸受113は潤滑される。
図13に示されるように、支軸97の取り付けにあたって軸体105は壁体79の内側から貫通孔117に差し込まれる。貫通孔117の周囲には、貫通孔117の中心軸に直交する平面で形成される受け面134が形成される。軸体105のフランジ105aは受け面134に受け止められる。こうして壁体79の外側に向かって軸体105の抜け止めは確立される。
軸体105の差し込みに先立って、壁体79の外側から差し込み口109には支軸97の第1円筒体97aが差し込まれる。第2円筒体97bの段差111と壁体79との間にはワッシャー112が挟まれる。支軸97には予め転がり軸受113および回転体(被動歯車98および駆動スプロケット99)が組み付けられる。
軸体105の雄ねじ106は支軸97の第2円筒体97bから外側に突出する。雄ねじ106に雌ねじ部材107は噛み合わせられる。このとき、軸体105の把持用頭部118は雌ねじ部材107よりも外側に突出する。作業者は、壁体79の外側から軸心回りに回転不能に把持用頭部118を把持しながら、軸体105に対して雌ねじ部材107を締め付ける。雌ねじ部材107の締め付け作業は壁体79の外側からだけで完結する。雌ねじ部材107の締め付け作業は簡素化される。
軸体105は、壁体79内側の受け面134にフランジ105aを当てることで、壁体79の外側に向かって抜け止めされる。差し込み口109には雌ねじのねじ山は刻まれずに済む。こうして壁体79は雌ねじ穴の形成から解放される。ねじ結合に要求される壁体79の肉厚増は回避される。その結果、クランクケース33ひいては内燃機関31の軽量化および小型化は実現される。
このとき、フランジ105aは軸体105の軸方向に雌ねじ部材107よりも低く形成されるので、壁体79の内側に向かって軸体105の突出量はできる限り低減される。壁体79の内側ではフランジ105aおよび他部材の干渉は効果的に回避される。こうした干渉の回避は内燃機関31の小型化に貢献する。
本実施形態では、クランクケース33の壁体79はクランク軸71および支軸97を支持する。したがって、駆動歯車96および被動歯車98の噛み合わせにあたって、クランク軸71および支軸97は同一部材に支持されるので、駆動歯車96と被動歯車98との組み付け誤差は最小限に抑制される。ピストン51の線形往復運動とカム軸56、58の回転との間でタイミングの精度は高められる。
本実施形態に係る動力伝達機構81では、駆動歯車96に噛み合う被動歯車98に駆動スプロケット99は結合される。カムチェーン103は駆動スプロケット99とカム軸56、58の被動スプロケット101、102とに巻き掛けられる。したがって、クランク軸71の回転は駆動歯車96から被動歯車98に伝達された後にカムチェーン103に作用する。駆動スプロケット99の支軸97はクランク軸71に比べてカム軸56、58に近づくことができ、カムチェーン103は短縮されることができる。カムチェーン103の共振音は低減されることができる。
本実施形態に係る内燃機関31では、ケース本体33aに結合されるケースカバー33bで被動歯車98および駆動スプロケット99は覆われる。ケースカバー33bには、外壁87の内面から支軸97に向かって突出し、支軸97に結合されるボス116が形成される。したがって、支軸97はクランクケース33の壁体79とケースカバー33bとで両持ち支持されるので、支軸97の倒れは防止される。その結果、被動歯車98および駆動スプロケット99の回転時に摩擦抵抗および騒音は低減される。
支軸97は、軸体105の軸心回りで雌ねじ部材107を囲み、ボス116の嵌め込みを受け入れる拡径端115を有する。支軸97とボス116との結合にあたって雌ねじ部材107は支軸97の拡径端115に収容されることから、外側に向かって雌ねじ部材107の張り出しは抑制される。張り出しの抑制は内燃機関31の小型化に寄与することができる。
支軸97には、軸体105を受け入れる軸方向通孔108から軸体105の径方向に延び、転がり軸受113に接続される給油孔121が形成される。被動歯車98および駆動スプロケット99の摩擦領域には能動的に給油されることから、被動歯車98および駆動スプロケット99の摩擦抵抗は低減される。支軸97および回転体(被動歯車98および駆動スプロケット99)の耐久性は向上する。
31…内燃機関、33…機関本体の一部(クランクケース)、33b…カバー部材(ケースカバー)、34…機関本体の一部(シリンダーブロック)、51…ピストン、56…カム軸、58…カム軸、71…クランク軸、79…壁体、81…動力伝達機構、96…駆動歯車、97…支軸、98…回転体(被動歯車)、99…駆動スプロケット、103…カムチェーン、105…軸体、105a…フランジ、106…雄ねじ、107…雌ねじ部材、108…軸方向通孔、113…転がり軸受、115…拡径端、116…ボス、117…貫通孔、118…把持用頭部、121…給油孔、Hs…(軸体のフランジの)高さ。

Claims (7)

  1. 回転自在にクランク軸(71)を支持し、壁体(79)の内側にシリンダー内で線形往復運動するピストン(51)を収容する機関本体(33、34)と、
    前記壁体(79)の外側に配置されて支軸(97)回りで回転する回転体(98)を含み、カム軸(56、58)に前記クランク軸(71)の回転を伝達する動力伝達機構(81)とを備える内燃機関(31)において、
    前記壁体(79)の内側から差し込まれて外側に向かって抜け止めされ、前記支軸(97)を貫通する軸体(105)と、
    前記軸体(105)の先端の雄ねじ(106)に結合されて、前記壁体(79)に前記支軸(97)を固定する雌ねじ部材(107)とを備え
    前記軸体(105)には、前記雌ねじ部材(107)よりも外側に突出し、前記雌ねじ部材(107)の内径よりも小径で、前記軸体(105)の軸心に平行な平面を有する把持用頭部(118)が形成されることを特徴とする内燃機関。
  2. 回転自在にクランク軸(71)を支持し、壁体(79)の内側にシリンダー内で線形往復運動するピストン(51)を収容する機関本体(33、34)と、
    前記壁体(79)の外側に配置されて支軸(97)回りで回転する回転体(98)を含み、カム軸(56、58)に前記クランク軸(71)の回転を伝達する動力伝達機構(81)とを備える内燃機関(31)において、
    前記壁体(79)の内側から差し込まれて外側に向かって抜け止めされ、前記支軸(97)を貫通する軸体(105)と、
    前記軸体(105)の先端の雄ねじ(106)に結合されて、前記壁体(79)に前記支軸(97)を固定する雌ねじ部材(107)と
    前記壁体(79)に結合されて、外側から前記回転体(98)を覆うカバー部材(33b)とを備え
    前記カバー部材(33b)には、内面から前記支軸(97)に向かって突出し、前記支軸(97)に結合されるボス(116)が形成されることを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項に記載の内燃機関において、前記支軸(97)は、前記軸体(105)の軸心回りで前記雌ねじ部材(107)を囲み、前記ボス(116)の嵌め込みを受け入れる拡径端(115)を有することを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記軸体(105)には、前記壁体(79)に形成されて前記軸体(105)を受け入れる貫通孔(117)よりも大径であって、前記軸体(105)の軸方向に前記雌ねじ部材(107)よりも低い高さ(Hs)を有するフランジ(105a)が形成されることを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記機関本体は、回転自在に前記クランク軸(71)を支持し、前記支軸(97)を保持する前記壁体(79)を有するクランクケース(33)を含み、前記動力伝達機構(81)は、前記クランク軸(71)に相対回転不能に固定されて、前記回転体(98)に噛み合う駆動歯車(96)を備えることを特徴とする内燃機関。
  6. 請求項に記載の内燃機関において、前記動力伝達機構(81)は、前記回転体(98)に同軸に結合されて、前記回転体(98)に同期して回転する駆動スプロケット(99)と、前記駆動スプロケット(99)に巻き掛けられて、前記カム軸(56、58)に向かって回転力を伝達するカムチェーン(103)とを備えることを特徴とする内燃機関。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の内燃機関において、前記支軸(97)に装着されて、前記支軸(97)に回転自在に前記回転体(98)を結合する転がり軸受(113)を備え、前記支軸(97)には、前記軸体(105)を受け入れる軸方向通孔(108)から前記軸体(105)の径方向に延び、前記転がり軸受(113)に接続される給油孔(121)が形成されることを特徴とする内燃機関。
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