JP6824783B2 - モータ付きの駆動装置 - Google Patents

モータ付きの駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6824783B2
JP6824783B2 JP2017039893A JP2017039893A JP6824783B2 JP 6824783 B2 JP6824783 B2 JP 6824783B2 JP 2017039893 A JP2017039893 A JP 2017039893A JP 2017039893 A JP2017039893 A JP 2017039893A JP 6824783 B2 JP6824783 B2 JP 6824783B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
drive device
carrier
drive unit
crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017039893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018144135A (ja
Inventor
哲三 石川
哲三 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2017039893A priority Critical patent/JP6824783B2/ja
Priority to CN201810159000.4A priority patent/CN108539920B/zh
Publication of JP2018144135A publication Critical patent/JP2018144135A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6824783B2 publication Critical patent/JP6824783B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

本発明は、モータ付きの駆動装置に関する。
モータの回転を減速機にて減速して使用する駆動装置は、様々な分野で広く使用されている。特許文献1には、このような駆動装置を、人に装着して、人の動作を補助する装着式動作補助装置(いわゆるアシスト装置)に、適用した技術が開示されている。
特開2010−75548号公報(図1)
しかしながら、例えば、アシスト装置や工場のロボットの関節駆動装置のように、装置全体が人やロボットの動きによって空間的に移動する状況で使用される駆動装置の場合、絶対的に停止している部材がない状態で、2つの部材の一方を他方に対して相対的に回転させる必要がある。そのため、モータと、減速機と、バッテリやドライバ等のモータを駆動するためのモータ駆動ユニット等をどのように配置するかが、装置の利便性の向上に大きく影響する。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、よりコンパクトで使い易いモータ付きの駆動装置を提供することをその課題としている。
本発明は、モータと、該モータの回転を減速する減速機と、前記モータを駆動するためのモータ駆動ユニットと、を備えたモータ付きの駆動装置において、前記減速機は、揺動歯車と、該揺動歯車を揺動させるクランク軸と、前記揺動歯車の軸方向側部に配置されるキャリヤと、を備えた偏心揺動型の減速機であり、前記モータのロータが前記クランク軸に同軸に連結され、前記モータのステータが固定されるモータ固定部材と、前記モータ駆動ユニットが固定されると共に前記モータ固定部材とは相対回転しないモータ駆動ユニット固定部材と、を備え、かつ前記モータ固定部材は、前記キャリヤまたは前記キャリヤに固定されるカバー部材であり、前記モータ駆動ユニット固定部材は、前記キャリヤまたは前記キャリヤに固定されるカバー部材であり、前記モータ駆動ユニットと前記モータは、前記モータの軸方向と直角な同一平面上に配置される構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
揺動歯車と該揺動歯車を揺動させるクランク軸と、を備えた偏心揺動型の減速機は、1段で大きな減速比を得ることができるため、特に小型化が要請される用途に広く使用されている。
本発明では、減速機として偏心揺動型の減速機を採用している。モータのロータは、偏心揺動型の減速機のクランク軸に連結される。一方、本駆動装置は、モータのステータが固定されるモータ固定部材とモータ駆動ユニットが固定されるモータ駆動ユニット固定部材を備える。モータ固定部材とモータ駆動ユニット固定部材は相対回転しない。モータ駆動ユニットとモータは、モータの軸方向と直角な同一平面上に配置される。
この構成により、モータ付きの駆動装置の全体をよりコンパクト化することができ、利便性を向上させることができる。
本発明によれば、よりコンパクトで使い易いモータ付きの駆動装置が得られる。
本発明の実施形態の一例に係るモータ付きの駆動装置の全体構成を示す断面図 図1の矢視II−II線に沿う概略断面図 図1のモータ付きの駆動装置を人型ロボットに組み付ける様子を示す概略斜視図 図1のモータ付きの駆動装置の変形例を示す図1相当の断面図 本発明の他の実施形態の例に係るモータ付きの駆動装置の全体構成を示す図1相当の断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の例に係るモータ付きの駆動装置の全体構成を示す断面図であり、図2は、図1の矢視II−II線に沿う概略断面図である。
本モータ付きの駆動装置12は、モータ14と、該モータ14の回転を減速する減速機16と、モータ駆動ユニット18と、を単一の装置として一体的に備える。
モータ駆動ユニット18とは、モータ14を駆動するための特定の機能を有する機器を指す。具体的には、例えば、本駆動装置12は、モータ駆動ユニット18として、電源としての機能を有するバッテリ18B、該バッテリ18Bと接続され、モータ14に実際に電力を供給する機能を有するドライバ18D、該ドライバ18Dに供給する電力をコントロールする制御ユニット18Cを有している。
このほか、例えばリモコン操作や他の駆動装置との連携をするため制御指令やデータ等を受信または発信する通信機器やインターフェース等も、モータ駆動ユニットの範疇に含まれる。
なお、例えば通信機能等が、制御ユニットの機能の一部として外観上制御ユニットの中に組み入れられている場合は、(通信機能付きの)制御ユニットのみが本発明のモータ駆動ユニットとなる。逆に、例えば、制御ユニットが2つのケースに分離して搭載されている場合は、2つとも本発明のモータ駆動ユニットを構成する。
減速機16は、揺動歯車としての第1外歯歯車21および第2外歯歯車22と、該第1外歯歯車21および第2外歯歯車22を揺動させるクランク軸24と、を備えた偏心揺動型の減速機である。
モータ14は、ここでは、ラジアルギャップ型のDCモータが採用されている。モータ14はロータ26(回転子)とステータ27(固定子)を備える。モータ14のロータ26は、減速機16のクランク軸24に連結される。モータ14のステータ27は、モータ固定部材である後述するカバー部材30に固定される。
モータ駆動ユニット18は、モータ駆動ユニット固定部材である後述する第1キャリヤ41に固定される。また、モータ駆動ユニット18とモータ14は、モータ14の軸方向と直角な同一平面(図2の断面に相当する平面)PL1上に配置される。
以下、より具体的に説明する。
先ず、減速機16の概略から説明する。本モータ14付きの駆動装置12では、モータ14の回転の減速を担う減速機として、偏心揺動型の減速機16を採用している。この減速機16は、揺動歯車として、第1外歯歯車21と第2外歯歯車22を備える。第1外歯歯車21および第2外歯歯車22は、クランク軸24によって揺動されながら、内歯歯車28に噛合している。なお、駆動装置12は、径方向の中央に軸方向に貫通する大径のホロー部12Aを有している。
クランク軸24は、内歯歯車28の軸心C28から距離L(C28−C24)だけオフセットした位置に複数(この例では2本)備えられている。クランク軸24は、第1外歯歯車21を揺動させる第1偏心体31と、第2外歯歯車22を揺動させる第2偏心体32と、を一体的に備える(別体の第1偏心体および第2偏心体をキー等を用いてクランク軸素材に連結してクランク軸を構成したものであってもよい)。
第1偏心体31および第2偏心体32は、それぞれクランク軸24の軸心C24に対して偏心した軸心を有している。第1偏心体31と第2偏心体32の偏心位相差は180度である(互いに離反する方向に偏心している)。各クランク軸24の軸方向同一位置にある第1偏心体31同士は、位相が揃えられている。各クランク軸24の軸方向同一位置にある第2偏心体32同士も位相が揃えられている。
第1偏心体31と第1外歯歯車21との間には第1偏心体軸受35が配置されている。第2偏心体32と第2外歯歯車22との間には第2偏心体軸受36が配置されている。
第1外歯歯車21および第2外歯歯車22は、共に内歯歯車28に内接噛合している。内歯歯車28は、この減速機16では、ケーシング34と一体化された内歯歯車本体28Aと、該内歯歯車本体28Aに回転自在に支持され、当該内歯歯車28の内歯を構成する円柱状の内歯ピン28Bを備えている。内歯歯車28の内歯の数(内歯ピン28Bの本数)は、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22の外歯の数よりも僅かだけ(この例では1だけ)多い。
第1外歯歯車21および第2外歯歯車22の軸方向両側には、第1キャリヤ41および第2キャリヤ42が配置されている。具体的には、第1外歯歯車21の軸方向モータ14側の側部に第1キャリヤ41が配置され、第2外歯歯車22の軸方向反モータ側の側部に第2キャリヤ42が配置されている。
第1キャリヤ41および第2キャリヤ42は、一対の第1主軸受45および第2主軸受46を介して減速機16のケーシング34に支持されている。つまり、第1キャリヤ41および第2キャリヤ42は、減速機16のケーシング34に対して相対回転する。
第2キャリヤ42からはキャリヤピラー48が一体的に突出されている。キャリヤピラー48は、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22を非接触で貫通し、先端48Aが第2キャリヤ42の軸方向端面41Eに当接している。第1キャリヤ41は、キャリヤピラー48およびキャリヤボルト49を介して第2キャリヤ42と連結されている。つまり、第1キャリヤ41と第2キャリヤ42は相対回転不能である。
クランク軸24は、第1クランク軸軸受51を介して第1キャリヤ41に支持されると共に、第2クランク軸軸受52を介して第2キャリヤ42に支持されている。つまり、クランク軸24は、第1キャリヤ41とも第2キャリヤ42とも相対回転可能である。
モータ14は、前述したように、本駆動装置12では、ラジアルギャップ型のDCモータが採用されている。具体的には、モータ14は、コイル27Aおよび鉄心27Bを有する円筒状のステータ27と、該ステータ27の内側で回転するロータ26とを有する。ロータ26の外周には、磁石26Aが固定されている。
ロータ26およびステータ27の軸心C26、C27は、クランク軸24の軸心C24と一致している。ロータ26は、軸方向第1キャリヤ41側の端部に径方向内側に突出する伝達部26Bを有する。伝達部26Bの内周には、内スプライン26Sが形成されている。内スプライン26Sは、クランク軸24の軸方向モータ14側の端部に形成された外スプライン24Sと係合し、ロータ26の回転をクランク軸24に等速で伝達可能である。つまり、ロータ26とクランク軸24は、一体的に回転し、互いに相対回転しない。
モータ14は、2本のクランク軸24のそれぞれに連結されている。つまり、本駆動装置12は、モータ14を2個有している。なお、クランク軸の数は2本には限定されない。また、必ずしも全てのクランク軸にモータを連結する必要はなく、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22側の揺動によって従動回転するクランク軸があってもよい。
第1キャリヤ41の反第1外歯歯車側には、本駆動装置12のケーシングの一部を構成するカバー部材30が連結されている。カバー部材30は、全体が鍔部30Aおよび本体部30Bを有するハット形に形成されている。
カバー部材30の鍔部30Aは径方向に円板状に延在され、第1キャリヤ41の軸方向端面41Fの外周部および減速機16のケーシング34の軸方向端面34Eと対向している。鍔部30Aは、ボルト33によって第1キャリヤ41に連結・固定されている。
カバー部材30の本体部30Bは、鍔部30Aの内周端から内歯歯車28の軸心C28と平行に延在された円筒壁30B1と、該円筒壁30B1の反第1キャリヤ側を閉塞する底面壁30B2とを有する。本体部30Bと第1キャリヤ41との間に形成される空間Sp1が、モータ14およびモータ14を駆動するためのモータ駆動ユニット18が配置される空間となっている。
モータ14のステータ27は、カバー部材30の本体部30Bの底面壁30B2に固定されている。つまり、カバー部材30は、モータ14のステータ27が固定されるモータ固定部材として機能している。より具体的には、カバー部材30の本体部30Bの底面壁30B2は、クランク軸24に対応する周方向位置に軸方向第1キャリヤ41側にリング状に突出するモータ固定部30B3を備えている。モータ14のステータ27は、このモータ固定部30B3に、スペーサ50を介して圧入されている(ボルト等による固定でもよい)。スペーサ50を介しているのは、異なる駆動力を有する(異なる外径を有する)モータ14への付け替えが容易にできるように配慮したためである。符号29は、エンコーダである。
モータ14のロータ26は、ステータ27によって該ステータ27と同軸に回転自在に支持されている。ステータ27の軸方向第1キャリヤ41側の端部は、第1キャリヤ41のクランク軸24に対応する周方向位置に設けられた凹部41C内に入り込んでいる。つまり、第1キャリヤ41とモータ14のステータ27は、径方向から見たときに一部が重なっている。
主に図2を参照して、2個のモータ14は、軸と直角な平面(図2の紙面相当の面)PL1において、底面壁30B2上の対向する位置(同一の直線上の位置)に配置されている。また、この平面PL1上に、モータ14を駆動するためのモータ駆動ユニット18としてのバッテリ18B、ドライバ18D、および制御ユニット18Cが配置されている。
すなわち、モータ駆動ユニット18とモータ14は、モータ14の軸方向と直角な同一平面PL1上(図2の紙面上)に配置されている。ここで「同一平面上に配置されている」とは、当該平面PL1上に各モータ駆動ユニット18およびモータ14の少なくとも一部が存在する(第1キャリヤ41の径方向から見たときに、各モータ駆動ユニット18の少なくとも一部が当該平面PL1上において重なっている)ということを意味している。
この構成は、モータ駆動ユニット18は、周方向において、複数設けられたクランク軸24とクランク軸24との間に配置されている、と捉えることもできる。なお、例えば、少なくとも2本のクランク軸24にモータ14が連結されている場合には、モータ14とモータ14との間に配置されている、と捉えることもできる。
さらには、モータ駆動ユニット18と前記モータ14は、当該同一の平面PL1上において、内歯歯車28の軸心C28を中心として、モータ14の軸心(クランク軸24の軸心C24と同一)を含む同一の円周Ci1上(つまり、内歯歯車28の軸心C28を中心とした半径L(C28−C24)の円周Ci1上)に配置されている、と捉えることもできる。ここで「同一の円周上に配置されている」とは、当該円周Ci1上に各モータ駆動ユニット18およびモータ14の少なくとも一部が存在する」ということを意味している。
結局、本駆動装置12のモータ駆動ユニット18とモータ14は、モータ14の軸方向と直角な同一平面PL1上に配置され、かつ、内歯歯車28の軸心C28を中心とするモータ14の軸心C14を通る円周Ci1上に配置されていることになる。
モータ駆動ユニット18は、第1キャリヤ41に図示せぬボルト、圧入、あるいは爪を用いた機械的係合等の固定手段によって固定されている。すなわち、第1キャリヤ41がモータ駆動ユニット固定部材として機能していることになる。カバー部材30は、第1キャリヤ41に固定されているため、結局、カバー部材30(モータ固定部材)と第1キャリヤ41(モータ駆動ユニット固定部材)は、相対回転しない。
なお、モータ駆動ユニット18は、(第1キャリヤ41側にではなく)カバー部材30側に固定するように構成してもよい。また、第1キャリヤ41側に固定するモータ駆動ユニット18とカバー部材30側に固定するモータ駆動ユニット18とを混在させてもよい。カバー部材30は、第1キャリヤ41に固定されているため、カバー部材30がモータ駆動ユニット固定部材に相当する場合であっても、モータ固定部材とモータ駆動ユニット固定部材は相対回転しない。また、モータ14のステータ27を第1キャリヤ41に固定してもよい。
また、モータ14とモータ駆動ユニット18は、共に、第1キャリヤ41とカバー部材30の本体部30Bとの間の空間Sp1内に収められている。つまり、カバー部材30は、モータ14とモータ駆動ユニット18の両方を覆っている。
本駆動装置12においては、モータ駆動ユニット18の全体が、減速機16のケーシング34の外形よりも径方向内側に配置されている。言い換えれば、軸方向から見たときに、モータ駆動ユニット18の全体が、減速機16のケーシング34の外形よりも径方向内側に収まっている。
なお、本駆動装置12は、クランク軸24の反モータ側に、クランク軸24の回転を制動するブレーキ装置53を有している。ブレーキ装置53は、クランク軸24の反モータ側の端部に連結された回転プレート54と、第2キャリヤ42にボルト43を介して固定された電磁石56と、軸方向に往復動可能に電磁石56に支持された制動プレート58と、を備える。ブレーキ装置53は、第2キャリヤ42のクランク軸24に対応した周方向位置に形成した凹部42Cに組み込まれている。ただし、ブレーキ装置53は、必ずしも必要ではない。
図1および図3に示されるように、本モータ14付きの駆動装置12によって相対回転させたい第1の相対回転部材(あるいは部位:本実施形態では人体の太もも)60には、第1部材62が固定される。第1部材62は駆動装置12の第2キャリヤ42とボルト65(図1参照)を介して連結される。ここでは、第1部材62は、径方向中央に貫通孔62Aを有する円板62Bと、該円板62Bから円板60Bとほぼ同一の幅を有する第1プレート体62Cを延在させた形状とされている。第2キャリヤ42を回転または停止させることにより、この第1プレート体62Cが円板62Bの軸心(内歯歯車28の軸心C28と同じ)を中心に一体的に同じ動きをする。
また、本モータ14付きの駆動装置12によって相対回転させたい第2の相対回転部材(あるいは部位:本実施形態では人体の腰)64には、第2部材66が固定される。第2部材66は、ケーシング34のフランジ部34Bとボルト67(図1参照)を介して連結される。ここでは、第2部材66は、減速機16のケーシング34のフランジ部34Bに対応するリング状の円環部66Bを有すると共に、該円環部66Bから該円環部66Bとほぼ同一の幅を有する第2プレート体66Cを延在させた形状とされている。ケーシング34のフランジ部34Bと円環部66Bが連結されていることにより、第2プレート体66Cが円環部66Bの軸心(内歯歯車28の軸心C28と同じ)を中心に一体的にケーシング34と同じ動きをする。
尤も、本駆動装置12をどのような相対回転部材同士の駆動に適用するかは、特に限定されない。例えば、本駆動装置12は、産業用ロボットのアーム同士を相対回転させる関節駆動装置に適用することもできる。
次に、このモータ14付きの駆動装置12の作用を説明する。先ず、減速機16の動力伝達に関する作用から説明してゆく。
本駆動装置12の2つのモータ14は、バッテリ18Bを電源とし、制御ユニット18Cの指令により、ドライバ18Dが発生する電力によって駆動され、同期して同一の方向に同一の速度で回転される。2つのモータ14が同期して回転すると、各モータ14に連結されたクランク軸24が同一の方向に同一の回転速度で回転する。具体的には、制御ユニット18Cは、図示せぬセンサにより人の歩行動作を検知し、該歩行動作をアシストするようにモータ14を駆動する。
その結果、各クランク軸24に設けられた第1偏心体31および第1偏心体軸受35を介して第1外歯歯車21が揺動し、第2偏心体32および第2偏心体軸受36を介して第2外歯歯車22が揺動する。
第1外歯歯車21および第2外歯歯車22の歯数は、内歯歯車28の歯数(内歯ピン28Bの本数)よりも1だけ少ない。そのため、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22は、1回揺動する毎に内歯歯車28に対して一歯分だけ相対回転する(自転する)。
第1外歯歯車21および第2外歯歯車22の自転は、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22を貫通している2本のクランク軸24を内歯歯車28の軸心C28の周りで公転させる。これによりクランク軸24を第1クランク軸軸受51および第2クランク軸軸受52を介して支持している第1キャリヤ41および第2キャリヤ42が回転する。
第1キャリヤ41および第2キャリヤ42の回転により、第2キャリヤ42と一体化されている(アシスト装置側の)第1部材62が、減速機16のケーシング34と一体化されている第2部材66に対して相対回転する。
ここで、本駆動装置12においては、減速機16として1段で大きな減速比が得られ、これ自体コンパクトな偏心揺動型の減速機が採用されている。そしてこのコンパクトな減速機16とモータ14とが一体化されているだけでなく、該モータ14を駆動するためのモータ駆動ユニット18も1個の駆動装置12として一体化されている。
そのため、従来は、例えば腰に回したベルト等に別途取り付けていたバッテリ18Bや、制御ユニット18C同士をソケットやケーブル等を用いて繋ぐ必要がない。そのため、駆動装置12の装着が極めて容易であり、各機器の結線不良や断線が発生する虞も少ない。
また、例えば、モータ14と制御ユニット18Cとが離れて設けられていると(相対回転あるいは相対移動する状態で設けられていると)、たとえ僅かな特定の回転角度内の回動であっても、結線等がよじれたり、よじれが解かれたりする現象が繰り返され、予期せぬトラブルが発生する原因となり易い。本駆動装置12においては、モータ14が固定されるカバー部材30(モータ固定部材)と第1キャリヤ41(モータ駆動ユニット固定部材)が相対回転しない。そのため、駆動装置12の各モータ駆動ユニット18間において結線等がよじれたりすることがない。
さらに、モータ駆動ユニット18とモータ14は、モータ14の軸方向と直角な同一平面PL1上に配置されているため、装置全体の特に軸方向におけるコンパクト化が実現できている。
また、本駆動装置12にあっては、モータ駆動ユニット18とモータ14は、内歯歯車28の軸心C28を中心とする同一の円周Ci1上に配置されているため、装置全体の特に径方向におけるコンパクト化も実現できている。
また、本駆動装置12においては、モータ駆動ユニット18は、その全て(全体)が減速機16のケーシング34の一部であるカバー部材30の中に収められている。つまり、モータ駆動ユニット18の全体が、ケーシング34の外形よりも径方向内側に配置されている。そのため、単体の装置としての纏まりがよく、取り扱いが容易である。
ただし、モータ駆動ユニット18は、必ずしもその全体がケーシング34の外形よりも径方向内側に配置される必要はない。例えば、ケーシング34の一部の外形が小さく形成され、モータ駆動ユニット18の一部(例えばバッテリ18B)については、その外形が小さく形成されたケーシング34の径方向外側に配置する構成であってもよい。つまり、モータ駆動ユニット18の一部のみ(例えば、ドライバ18Dおよびモータ制御ユニット18Cのみ、あるいはバッテリ18Bの一部のみ)が、当該駆動装置12のケーシング34の外形よりも径方向内側に配置される構成であってもよい。
さらに、本駆動装置12においては、カバー部材30が、モータ14とモータ駆動ユニット18の両方を覆っているため、単体の装置としての纏まりに一層優れ、この点でも取り扱いが容易である。
また、本駆動装置12では、クランク軸24を複数(2本)有し、この2本のクランク軸24にモータ14がそれぞれ連結されている。モータ駆動ユニット18は、周方向において、クランク軸24とクランク軸24との間(あるいは該2個のモータ14とモータ14との間)に配置されている。したがって、いわばデッドスペースとなっている空間Sp1を有効に利用できるため、装置全体の大きさを合理的にコンパクト化することができる。
なお、本駆動装置12では、クランク軸24は、2本配置されているが、前述したように本発明では、クランク軸24の数は限定されない。また、クランク軸24が複数存在する場合に、そのうちのいずれのクランク軸24にモータ14を取り付けるかについても、特に限定されない。例えば、本駆動装置12のように、全てのクランク軸24にモータ14を取り付けて積極的に駆動力を確保するように構成してもよい。また、例えば、特定のクランク軸24に1個のモータ14を取り付け、残りのクランク軸24は、第1外歯歯車21および第2外歯歯車22の揺動による従動としてもよい。駆動するクランク軸24の本数に対して従動となるクランク軸24の本数を増大させた場合には、より低コスト化、軽量化を図ることができ、また、必要に応じて、大きく確保されたスペースにより大きなバッテリ18Bを搭載して駆動の長時間化を図るように設計することもできる。
図4に、上記駆動装置12の変形例を示す。
この変形例に係る駆動装置13では、カバー部材70の本体部70Bの底面壁70B2のモータ駆動ユニット72としてのバッテリ72Bを収容している部分が開口している。そして、バッテリ72Bの収容空間Sp2を専用に隔壁70Fによって区画した上で、該開口している部分を、バッテリ72Bを搭載した蓋体71によって閉塞している。蓋体71は、止めねじ74によってカバー部材70の本体部70Bに(バッテリ72Bごと)固定される。この構成により、バッテリ72Bは、モータ14をクランク軸24に連結した状態で、当該駆動装置13から取り外し可能である。
バッテリ72Bは、駆動装置13に装着した状態のまま、充電可能に構成とすることも可能である。しかし、この構成は、駆動装置13に充電機能を搭載する分、装置の重量がより増大するというデメリットが生じる。このようにバッテリ72Bが、モータ14をクランク軸24に連結した状態で駆動装置13から取り外し可能とされていると、バッテリ72Bの駆動装置13への取り付け、取り外しが容易なことから、専用の充電器を用いて充電したバッテリ72Bを使用するのが容易になる。そのため、駆動装置13の重量を増大させることなく、利便性をより向上させることができる。
なお、この例ではバッテリ72Bは、カバー部材70の蓋体71の方に固定していたが、本体部70Bの方に固定してもよい。この場合は、蓋体71は、単なる平板でよい。
その他の構成は、先の実施形態と同様であるため、図中で同様な部位に同一の符号を付すに止め、重複説明を省略する。
図5に、本発明の他の実施形態の例に係るモータ付きの駆動装置112の全体構成を示す。
本駆動装置112においても、減速機116として、揺動歯車である第1外歯歯車121および第2外歯歯車122と、該第1外歯歯車121および第2外歯歯車122を揺動させるクランク軸124を備えた偏心揺動型の減速機116を採用している。ただし、クランク軸124は、内歯歯車128(揺動歯車が噛合する歯車)の軸心上に(1本のみ)備えられている。
減速機116の構成から簡単に説明すると、クランク軸124には、アキシャルギャップ型のモータ114のロータ126がボルト113によって連結されている。クランク軸124は、軸方向モータ114側が中実であり、反モータ側に重量軽減用の有底の凹部124Aを有している。
クランク軸124は第1偏心体131および第2偏心体132を(単一の素材で)一体的に有している。第1偏心体131の軸心C131および第2偏心体132の軸心C132は、それぞれクランク軸124の軸心C124に対して偏心量eだけ偏心している。第1偏心体131の外周には第1偏心体軸受135を介して第1外歯歯車121が組み込まれている。第2偏心体132の外周には、第2偏心体軸受136を介して第2外歯歯車122が組み込まれている。
第1外歯歯車121および第2外歯歯車122は、内歯歯車128に内接噛合している。内歯歯車128の内歯は、円柱状の内歯ピン128Bで構成されている。内歯歯車128の内歯の数(内歯ピン128Bの本数)は、第1外歯歯車121および第2外歯歯車122の外歯の数よりも1だけ多い。第1外歯歯車121および第2外歯歯車122の軸方向両側には、第1キャリヤ141および第2キャリヤ142が配置されている。第1キャリヤ141および第2キャリヤ142は、第1アンギュラ玉軸受145および第2アンギュラ玉軸受146を介して減速機116のケーシング134に回転自在に支持されている。
第1キャリヤ141および第2キャリヤ142は、第1クランク軸軸受151および第2クランク軸軸受152を介してクランク軸124を支持している。反モータ側の第2キャリヤ142からは、内ピン148が一体的に突出している。内ピン148は、ボルト149を介して第1キャリヤ141と連結されている。内ピン148には、摺動促進部材として円筒状の内ローラ147が外嵌されている。内ピン148および内ローラ147は、内歯歯車128の軸心C128から距離L(C128−C148)だけオフセットされた位置に配置され、第1外歯歯車121に形成された第1内ローラ孔121Aおよび第2外歯歯車122に形成された第2内ローラ孔122Aを貫通している。
内ローラ147と第1内ローラ孔121Aは、一部が当接しており、かつ当接していない部分において、第1偏心体131の偏心量eの2倍に相当する隙間が確保されている。内ローラ147と第2内ローラ孔122Aも同様の構成とされている。なお、摺動促進部材である内ローラ147は、なくてもよい。
この駆動装置112では、クランク軸124の回転によって第1外歯歯車121および第2外歯歯車122が揺動し、内歯歯車128との噛合によって生じる相対回転を、第1外歯歯車121および第2外歯歯車122を貫通している内ローラ147および内ピン148を介して第1キャリヤ141および第2キャリヤ142から取り出している。
この駆動装置112では、モータ114として、アキシャルギャップ型のモータ114が採用されている。クランク軸124が1本であるため、モータ114も1個のみ備えられている。
駆動装置112は、減速機116の第1キャリヤ141の軸方向側部に、駆動装置112のケーシング134の一部であるカバー部材130を備えている。カバー部材130は、本体部130Bと蓋体部130Cとを有し、本体部130Bと蓋体部130Cとで形成される空間に、モータ114およびモータ駆動ユニット118を収容している。
カバー部材130の本体部130Bは、内歯歯車128の軸心C128と同軸の円筒状の外側壁130B1と、該外側壁130B1の内側に、該外側壁130B1と距離を隔てて同軸に設けられた円筒状の内側壁130B2と、外側壁130B1と内側壁130B2の第1キャリヤ141側の端部を連結する円板状の連結壁130B3と、を有している。
本体部130Bは、連結壁130B3の第1キャリヤ141側の端面に、内歯歯車128の軸心C128と同軸のリング状の突起130B4を有している。本体部130Bは、この突起130B4を介して第1キャリヤ141とインロー嵌合し、ボルト137によって第1キャリヤ141に固定されている。
カバー部材130の蓋体部130Cは、円板状のプレートで構成され、ボルト139によって本体部130Bの外側壁130B1の軸方向端面に固定されている。これにより、カバー部材130は、本体部130Bおよび蓋体部130Cとも、第1キャリヤ141と一体化されている。つまり、第1キャリヤ141とカバー部材130の本体部130Bと蓋体部130Cは、相対回転しない。
本駆動装置112のモータ114のロータ126は、ボルト113を介して減速機116のクランク軸124に連結されている。モータ114のステータ127は、カバー部材130の蓋体部130Cに図示せぬボルト等によって固定されている(蓋体部130Cがモータ114のステータ127が固定されるモータ固定部材に相当している)。
また、モータ114を駆動するためのモータ駆動ユニット118は、外側壁130B1、内側壁130B2、連結壁130B3、および蓋体部130Cの一部によって囲まれたリング状の空間Sp3に収容されている。モータ駆動ユニット118は、外側壁130B1、内側壁130B2、連結壁130B3、および蓋体部130Cのいずれに固定されていてもよい。モータ駆動ユニット118がいずれに固定されている場合であっても、当該モータ駆動ユニット118が固定されるモータ駆動ユニット固定部材は、モータ固定部材である蓋体部130Cとは相対回転しない。
このため、駆動装置112においても、モータ駆動ユニット118の機器同士をソケットやケーブル等を用いて繋ぐ必要がなく、駆動装置112の装着が極めて容易である。また、各モータ駆動ユニット118間において結線等がよじれたりすることがないため、各機器の結線不良や断線が発生する虞も少ない。
また、モータ駆動ユニット118とモータ114は、モータ114の軸方向と直角な同一平面PL2上に配置されているため、装置全体のコンパクト化が実現できている。
この駆動装置112においても、モータ駆動ユニット118の少なくとも一部は、減速機116のケーシング134の外形よりも径方向内側に配置されている。
より具体的には、モータ駆動ユニット118の全体がケーシング134の外形よりも径方向内側に配置されている。そのため、単体の装置としての纏まりがよく、取り扱いが容易である。
クランク軸124は内歯歯車128(揺動歯車である第1外歯歯車121および第2外歯歯車122が噛み合う歯車)の軸心C128上に(1本のみ)配置され、モータ駆動ユニット118とモータ114は、(モータ114の軸方向と直角な同一平面PL2上において)当該モータ114の径方向外側の空間(具体的にはカバー部材130の空間Sp3)に配置されている。そのため、空間Sp3を有効に利用できるため、装置全体の大きさを合理的にコンパクト化することができる。
モータ駆動ユニット118の一つであるバッテリ118Bは、ボルト139を緩めてカバー部材130の蓋体部130Cを本体部130Bから取り外すことにより、モータ114をクランク軸124に連結した状態で当該駆動装置112から容易に取り外し可能である。
また、カバー部材130は、モータ114とモータ駆動ユニット118の両方を覆っているため、単体の装置としての纏まりに一層優れ、この点でも取り扱いが容易である。
したがって、本駆動装置112についても、先に説明した駆動装置12、13と同様に、コンパクトで使い易いという作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態においては、いずれも外歯歯車が揺動するタイプの偏心揺動型の減速機が示されていた。しかし、偏心揺動型の減速機の中には、クランク軸によって内歯歯車が外歯歯車に対して揺動する内歯揺動型の偏心揺動型の減速機も知られている。本発明は、このような内歯揺動型の偏心揺動型の減速機を有する駆動装置においても、同様に適用でき、同様の作用効果を得ることができる。
12…駆動装置
14…モータ
16…減速機
18…モータ駆動ユニット
21…第1外歯歯車(揺動歯車)
22…第2外歯歯車(揺動歯車)
26…ロータ
27…ステータ
PL1…モータと軸と直角な同一平面
Ci1…同一の円周

Claims (8)

  1. モータと、該モータの回転を減速する減速機と、前記モータを駆動するためのモータ駆動ユニットと、を備えたモータ付きの駆動装置において、
    前記減速機は、揺動歯車と、該揺動歯車を揺動させるクランク軸と、前記揺動歯車の軸方向側部に配置されるキャリヤと、を備えた偏心揺動型の減速機であり、
    前記モータのロータが前記クランク軸に同軸に連結され、
    前記モータのステータが固定されるモータ固定部材と、前記モータ駆動ユニットが固定されると共に前記モータ固定部材とは相対回転しないモータ駆動ユニット固定部材と、を備え、かつ
    前記モータ固定部材は、前記キャリヤまたは前記キャリヤに固定されるカバー部材であり、前記モータ駆動ユニット固定部材は、前記キャリヤまたは前記キャリヤに固定されるカバー部材であり、
    前記モータ駆動ユニットと前記モータは、前記モータの軸方向と直角な同一平面上に配置される
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  2. 請求項1に記載のモータ付の駆動装置において、
    前記モータ駆動ユニットと前記モータのステータは、前記モータの軸方向と直角な同一平面上に配置される
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  3. 請求項1に記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記モータ駆動ユニットの全体が、前記減速機のケーシングの外形よりも径方向内側に配置されることを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記クランク軸は、前記揺動歯車が噛み合う歯車の軸心からオフセットした位置に複数配置され、
    前記モータ駆動ユニットは、周方向において、前記クランク軸とクランク軸との間に配置される
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記クランク軸は、前記揺動歯車が噛み合う歯車の軸心からオフセットした位置に複数配置され、
    前記モータは、このうちの少なくとも2本のクランク軸に対して設けられ、
    前記モータ駆動ユニットは、周方向において、前記モータとモータとの間に配置される
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記モータ駆動ユニットとして、前記モータを駆動するためのバッテリを備え、
    該バッテリは、前記モータを前記クランク軸に連結した状態で、当該駆動装置から取り外し可能である
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記モータと前記モータ駆動ユニットの両方を覆うカバー部材を有する
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のモータ付きの駆動装置において、
    前記モータ駆動ユニットと前記モータは、前記モータの軸方向と直角な同一平面上において、前記揺動歯車が噛み合う歯車の軸心を中心とする同一円周上に配置される
    ことを特徴とするモータ付きの駆動装置。
JP2017039893A 2017-03-02 2017-03-02 モータ付きの駆動装置 Active JP6824783B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017039893A JP6824783B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 モータ付きの駆動装置
CN201810159000.4A CN108539920B (zh) 2017-03-02 2018-02-26 带有马达的驱动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017039893A JP6824783B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 モータ付きの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018144135A JP2018144135A (ja) 2018-09-20
JP6824783B2 true JP6824783B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=63485856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017039893A Active JP6824783B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 モータ付きの駆動装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6824783B2 (ja)
CN (1) CN108539920B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7512560B2 (ja) * 2019-06-14 2024-07-09 ニデックドライブテクノロジー株式会社 回転アクチュエータおよびロボット
CN113172655B (zh) * 2021-05-10 2023-03-28 福德机器人(成都)有限责任公司 一种一体化关节装置及其七轴机器人

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2965877B2 (ja) * 1994-11-15 1999-10-18 本田技研工業株式会社 減速機付モータ
JP5060969B2 (ja) * 2008-01-15 2012-10-31 住友重機械工業株式会社 ロボットの関節駆動装置
JP5288548B2 (ja) * 2008-11-28 2013-09-11 ナブテスコ株式会社 モータ付減速機及び割り出し装置
JP2011156171A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Univ Of Tsukuba 装着式動作補助装置
JP2013176209A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Ntn Corp 車両用モータ駆動装置
JP5746093B2 (ja) * 2012-05-30 2015-07-08 ファナック株式会社 産業用ロボットの手首装置
JP2015223418A (ja) * 2014-05-29 2015-12-14 セイコーエプソン株式会社 駆動装置及びその駆動方法
JP2016048098A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 ナブテスコ株式会社 偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法
JP2017036788A (ja) * 2015-08-10 2017-02-16 Ntn株式会社 車両用モータ駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN108539920B (zh) 2020-07-07
CN108539920A (zh) 2018-09-14
JP2018144135A (ja) 2018-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI545274B (zh) 擺線針輪減速機構
KR101344202B1 (ko) 기어장치 및 기어장치를 이용한 산업용 로봇의 선회부구조
JP5746093B2 (ja) 産業用ロボットの手首装置
WO2006115257A1 (ja) 産業用ロボットの旋回部構造
EP0710782A1 (en) Planetary gear type speed reducer
JP6711535B2 (ja) 電動機付き波動歯車減速機
CN111120583A (zh) 减速装置及机电设备
JP6824783B2 (ja) モータ付きの駆動装置
JP2023184669A (ja) 歯車ユニット
CN109478826A (zh) 波动齿轮减速机用马达单元
TWI656714B (zh) 諧波齒輪減速機單元以及具備該單元的動力單元
KR20180078062A (ko) 액추에이터 하우징
JP7304717B2 (ja) 伝達装置
TWI551792B (zh) A reduction gear with a motor
JP2011229393A (ja) 減速機付きモータ
JP2020043667A (ja) ギヤモータ
JP6709666B2 (ja) 歯車装置
JP4185116B2 (ja) ギヤドモータ及びロボット用ギヤドモータ
JP7080339B2 (ja) 減速機
JP4831319B2 (ja) 減速機付きモータ
JP4219320B2 (ja) ロボットの旋回部構造
JP2008025846A5 (ja)
US11781637B2 (en) Transmission with falling-off prevention feature
JP4999978B2 (ja) 偏心差動型減速機
JP4190484B2 (ja) 偏心差動型減速機

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170914

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6824783

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150