JP6821563B2 - 錠における電子式シリンダのための、低消費のクラッチ作動機構およびそれを作動させる方法 - Google Patents

錠における電子式シリンダのための、低消費のクラッチ作動機構およびそれを作動させる方法 Download PDF

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Description

本発明は、錠における電子式シリンダのための、低消費のクラッチ作動機構およびそれを動作させる方法、詳細には、シリンダを動作させるバッテリの有効寿命を延長するために低電力消費を有している電子式シリンダと関連する第一ローターおよび第二ローターの間における回転運動を伝動する役割を担っているクラッチ作動機構、ならびに上記方法に関連する複数の段階に関する。上記機構は、モータによって供給されるエネルギーを蓄え、かつクラッチのつながっている位置からクラッチのつながっていない位置まで進むときに当該エネルギーをクラッチに戻し、エネルギー消費を抑える役割を担っているクラッチ動作機構に関する。
本発明は、電子式閉鎖システムの分野、および電子式シリンダの分野におけるこの分野の範囲内に入れられる。
最新技術において、電子式シリンダおよびメカトロニクスシリンダは、電子キーによって一般的に作動される、電子制御されている閉鎖システムを有していると知られている。当該シリンダの機構は、クラッチ機構を作動させる基本的な役割を有している電気モータおよびバッテリを含んでいる。
現在のクラッチシステムにおける要素のサイズが大きくなるほど、当該要素を移動可能にするために大きなサイズになる電気モータは、電気モータへの給電を担っているバッテリの有効寿命に直接に影響し、したがってシステムのメンテナンスに影響するより大きな電力消費を必要とする。
したがって、本発明の目的は、電気モータによるエネルギー需要を低下させ、したがって、可能な限り長時間にわたって電子式シリンダの有効寿命を延長させるために電気モータを作動させるバッテリの消耗を抑えるために、クラッチ作動機構の要素およびそれらの間における摩擦を可能な限り低減させる一方で、それらの機能を維持することことである。
最新技術において、上記シリンダの上記電気モータによって直接に作動されるクラッチ機構が、知られており、クラッチ要素を移動させる役割を担っている上記モータの駆動軸から分離不能なエンドレススクリューを一般に備えている。上記モータによるこれらのクラッチ要素の直接の移動は、モータのより長い機能時間、およびしたがってバッテリの持続期間に直接に影響するより大きい電力消費を要する。本発明のクラッチ動作機構は、その要素、その配置、および上記モータが上記クラッチ要素を直接に作動させることによって、上記クラッチ機構の同じ回数の駆動サイクルのための、バッテリの50%のエネルギー節約を実現し得る。
最新技術において、電気モータによって直接に作動される種々のクラッチ機構が、知られており、2つの要素の間に置かれている伝動要素の位置に応じて、両方の要素の間における回転運動の伝動を可能にする。上記伝動要素は、それらの導入、または当該要素の1つに配列されているハウジング、すなわち空洞への導入を可能にするような少なくとも1つの周方向移動を含んでいる。上記伝動要素は、同軸に配列されており、その周方向移動を可能にする弾性要素によって分離されている。例えば、特許出願番号DE10065155は、その文献に述べられているような解決策を含んでいるシリンダーのためのクラッチ機構を示している。さらに、特許出願番号DE10200700439はまた、その周方向移動を可能にする弾性手段を有している2つの伝動要素を説明しており、示している。さらに、特許出願番号GB2259737は、電気モータによって作動される2つの球の間に置かれている要素の位置に応じて、内面の全体にわたって移動され、かつハウジングに導入されている2つの球を有しているクラッチ機構を説明している。
さらに、上記機構は、その要素およびその配置によって、手動の試行によって実行される電子式シリンダを破るための現在の技術に対する適切な防御を保証し、安全性を向上させる。その縮小されたサイズに関連して、これは、破ることに対するさらなる防御手段が組み込まれることを可能にする。
以上の目的のために、本発明は、本発明の第一の目的にしたがって、錠のための電子式シリンダのためのクラッチ作動機構を提供する。当該クラッチ作動機構は、クラッチ作動機構に付随されている第一ローターが回転するとき、およびそれがクラッチにつながれているときに、第一ローターから第二ローターまでの回転運動の伝動が、クラッチ要素との上記クラッチ作動機構の相互作用によって生じさせられるようにシリンダ本体に付随されている、電気モータ、ならびに第一ローターおよび第二ローターの間に置かれているクラッチ要素による回転運動の伝動を制御するための々の要素を備えている。上記クラッチ作動機構がクラッチにつながれている場合に、上記第一ローターの回転は、上記第二ローターに運動を伝えず、したがってエキセンは動作されない。
上記機構において、上記クラッチ作動機構を収納している上記第一ローターは、上記電子式シリンダのノブ(一般にドアに付随されている)に接続されているが、それは、他の装置(例えば、車両および南京錠)、ならびにアクセスが制御されており、かつ電子システム、および電源(電子システムおよび電気モータに給電する)をその内部に組み込んでいる一般的な任意の装置に組み込まれ得る。上記第一ローターは、錠のシリンダにおいて取り付けられており、シリンダを介してその回転によって錠を作動させる第二ローターに対して、上記クラッチ作動機構と相互作用するクラッチ要素によって接続されている。
上述の観点から、電子シリンダは、2つの機構:
ノブによって作動される第一ローターから、錠を作動させるカム(すなわちエキセン)に接続されている第二ローターに回転運動を伝える役割を担っており、かつクラッチ要素を備えている伝動(すなわちクラッチ)機構、ならびに
上記クラッチ機構が、第一ローターおよび第二ローターの間における運動を伝動するとき、または伝動しないときを制御する役割を担っているクラッチ作動機構
によって形成されていると見なされ得る。
したがって、本発明の第一の目的は、請求項1に係るクラッチ作動機構である。
詳細には、シリンダ本体におけるその内部にクラッチ機構が置かれている第一ローター、およびその回転によってエキセンに運動を伝動する第二ローターの間における、クラッチ要素による回転運動の伝動を制御するための、錠のための電子式シリンダのクラッチ作動機構であって、
第一軸(a)と同軸である駆動軸を作動させ、かつ2方向に回転する、電気モータ;
上記駆動軸に対して分離不能に取り付けられており、かつカムおよび第一押出手段を備えている、第一本体;
第一推進手段およびブレーキ手段を備えており、かつ上記第一本体の後に配置されている、上記第一軸(a)と同軸な第二本体;
上記第二本体の後に配置されており、かつ上記クラッチ要素に作用する、上記第一軸(a)と同軸な第三本体、ここで、当該第三本体は、第一ローターおよび第二ローターの間に運動が伝えられない、クラッチのつながっていない位置と、第一ローターおよび第二ローターの間に運動が伝えられる、クラッチのつながっている位置との間を回転する;
上記第一本体の上記カムに付随されている突起を一端に有している、移動ブレーキ要素;
上記第一本体の上記カムおよび上記第二本体の上記ブレーキ手段に対する同じ位置を制御するための上記ブレーキ要素と接している、第一弾性要素;ならびに
上記第二本体および上記第三本体の間において両方に接続されている、第二弾性要素を備えており、かつ
上記第一駆動軸の第一方向における回転が、初期位置および最終位置の間における第一本体の回転を生じさせ、上記第一本体から上記第二本体への、および上記第二本体から、上記第二本体の回転角度より小さい回転角度を有している上記第三本体への回転運動の伝動を生じさせることによって、上記第二弾性要素の弾性負荷を生じさせる、機構。
本発明の第二の目的は、請求項14に係る、上記クラッチ作動機構を動作させる方法に関する。上記クラッチ作動機構を動作させる方法において、
上記第一本体が、上記初期位置および最終位置の間、またはその逆を回転するとき、上記ブレーキ要素の上記突起は、以下の位置:
上記突起が上記溝の第一端部の上記第一部分を通ってスライドさせられているときの、上記ブレーキ要素の固定位置、
上記突起が上記溝の上記第一部分から上記溝の上記第二部分までスライドしながら進むときの固定から解放までの、または解放から固定に変化するその逆の、上記ブレーキ要素の変位位置、
上記ブレーキ要素が、固定されておらず、上記突起が、上記溝の上記第二部分を通ってスライドさせられているときの、伝動位置
上記突起が上記溝の上記第二部分から上記溝の上記第一部分までスライドしながら進むときの解放から固定までの、または固定から解放に変化するその逆の、上記ブレーキ要素の変位位置、ならびに
上記突起が、上記溝の上記第二端部の第一部分通ってスライドさせられるときの、上記ブレーキ要素の開放位置
を決定している上記カムによってたどられる経路を移動する、方法。
これまでの要素および上述の方法によって、電気モータの駆動軸の第一方向における回転軸上の回転は、2つの位置AおよびB(初期位置および最終位置)の間における第一本体の回転を生じ、特に、第一方向におけるモータの駆動軸の回転が止まると、第三本体が、
第一ローターおよび第二ローターの間に置かれているクラッチ要素によって、クラッチのつながっていない位置に維持され、第三本体に対するその作用が、第三本体の回転を防止し、第三本体の回転による第二弾性要素の過負荷および第三本体の回転の不可能性を引き起こし、または
以前のクラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで回転し、第一ローターおよび第二ローターの間に置かれているクラッチ要素が、第三本体に対する作用をやめ、上述のクラッチのつながっている位置に対する第三本体の回転を強制する第二弾性要素の緩和もしくは脱負荷を引き起こし、または
クラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで直接に回転し、これらの要素が第三本体の回転を防止しないときに第一ローターおよび第二ローターの間に配列されているクラッチ要素による第二ローターの回転を可能にし
得るように、第一本体から第三本体への、種々の要素による、回転運動の伝動を特に生じる。
クラッチ作動機構は、ノブに取り付けられている電子システムを動作させる電子カードによって一般的に、電気モータが始動するとき、あとに、動作に入り、モータが駆動軸を回転(好ましくは1回転未満)させ、ノブが回転し、したがって錠を動作させるか、または動作させないときに第一および第二ローターの間に置かれているクラッチ機構のクラッチ要素の位置に応じて、第二ローターの回転を引き起こす第三本体の回転を引き起こす。
第一本体に配列されている上述のカムは、ブレーキ要素の突起がその内部をスライドする特定の経路にしたがう、上記本体を貫通している溝である。当該突起は、第一弾性要素によって、上記溝の2つの表面(上面および下面)のうちの一方に押し付けられており、上記突起の支持面は、第一表面である。したがって、上記突起は、第一表面および第一弾性要素の間に配列されている。上記第一表面は、第一弾性要素が、その突起の下部において当該突起を押している場合に上面であるか、第一弾性要素その上部において上記突起を押している場合に下面である。さらに、上記第一表面は、上記第一本体が、ブレーキ要素が、上記モータの駆動軸の回転軸に平行な第二軸に対して軸回転するときに上記突起が経路に応じて上がるか、または下がるように回転するときに、上記突起がスライドする経路にしたがう必要がある。上記第一弾性要素は、第二軸について軸回転するねじるバネであり、上記第一表面に対して上記突起を押し付ける役割を担っている第一アーム、および弾性要素が弾性的に負荷を受けている状態を維持しており、当該第一アームとある角度をなしている、他の表面に支持されている第二アームを備えている。
上述の溝すなわちカムの第一表面は、少なくとも3つの部分(カムすなわち溝の複数の端部に置かれている2つの第一部分、および2つの第一部分の間に置かれている1つの第二中間部分)を有している経路にしたがっている。上記経路は、異なる形態を有し得、一部分における上記突起が、上記駆動軸の上記軸に対して上記中間部分と異なる高さに置かれることを可能にする。
上記異なる位置は、本発明にしたがって以下により詳細に説明される。駆動軸およびしたがって第一本体がその回転軸について回転しているときに、上記突起が上記カムに配置されている位置に応じて、第一本体に対して、第二本体は、以下の位置を有し得る。
固定位置:駆動軸が、静止しているか、またはその回転を始めていると同時に、上記突起が、上記カムの2つの第一部分のいずれかに対して押し付けられているとき、上記カムを貫通している上記突起は、上記第二本体のブレーキ手段と接している。上記ブレーキ手段は、好ましくは、上記地に本体の表面における突出またはノッチである。上記突起が所定の高さに配置されているとき、それが、上記ブレーキ手段と相互作用し、したがって、上記第一本体に対する上記第二本体の運動を制限し、上記ブレーキ要素および第二本体の上記固定位置を規定している。
変位位置:上記駆動軸が回転すると、上記突起は、上記カムすなわち溝の上記第一部分および第二中間部分の間における経路の変化に直面し、したがって、高さを変え、上記弾性要素に対して上記突起を押し付け、このようにして、上記第二部分の上記突起および上記ブレーキ要素の間における接触をなくし、かつ上記第一部分および中間部分の間に存在する変位位置を規定する。
伝動位置:上記駆動軸の回転が続いているとき、上記突起は、上記カムの上記第一表面から、進行の後に上記カムの第一部分を離れたあと、上記第二中間部分の経路にしたがうことを継続する。この第二中間部分において、上記突起は、上記第二本体の上記ブレーキ要素と接触していないが、上記第一本体の押出手段は、その回転中に、上記駆動軸から分離不可能な上記第一本体の回転が、上記第二本体の回転を引き起こすように、上記第二本体の上記推進手段と接触している。このようにして、上記第二本体に対する上記第一本体んお回転運動は、上記ブレーキ要素が、上記第二本体を固定していない場合に規定されている。上記押出手段および推進手段は、一方の本体または他方の本体に配列されている突起またはくぼみであり得るが、他の手段を押出し、推進させることを可能にする常に相補的な手段である。
したがって、駆動軸および当該駆動軸から分離不能な第一本体の回転の間に、当該駆動軸の2つの回転方向のいずれかにおいて、上記第一および第二本体の間における、上記方法の上述した連続する位置:
上記ブレーキ要素の固定位置、
上記ブレーキ要素の変位位置、
上記ブレーキ要素が固定されてない伝動位置、
上記ブレーキ要素の変位位置、および
上記ブレーキ要素の固定位置
は、上記突起が上記カムの上記第一表面を覆っているときに生成される。
上述した連続する位置にしたがって、上記カムの第一端部における第一部分および第二部分の間にある変位領域を通ったあと、または上記カムの第二弾分における上記第一部分に向かって上記第二部分を通ったあとに上記突起が、上記カムの複数の端部のいずれか、またはその近傍にあるとき、上記第二本体は、上記第一本体に対する固定位置にある。
上記第一本体が回転するときに、運動が、上記第一本体から第二本体にどのように移されるかが、規定されると、上記回転運動が、上記第二本体から上記第三本体(これは、上記第二本体より小さい回転角度を有しており、上記第二弾性要素の弾性負荷を引き起こす)にどのように移されるかが、説明されるべきである。この目的のために、少なくとも2つの好ましい選択肢がある。
第一代案において、上記第二本体および第三本体は、上記第二弾性要素が、上記第二本体の回転を上記第三本体に伝えるように上記駆動軸の回転軸に対して軸方向に配列されている上記第二弾性要素によって連結されており、上記第一および第二ローターの間に配列されている上記クラッチ要素がそれを可能にするときにクラッチのつながっていない第一位置からクラッチのつながっている第二位置までの回転を生じさせる。上記第二弾性要素は、好ましくは、上記第一および第二本体が牽引力によって連結されていることを維持するねじりバネである。上記ねじりバネは、上記第二本体、および上記第三本体に置かれている推進手段に配列されている押出手段と協働して作用する。
第二代案において、上記第二本体は第二押出手段を備えており、上記第三本体は第二推進手段を備えており、好ましくは、両本体の表面上に、一方の全体にわたって、他方の軸方向に配列されているくぼみおよび突起であり、第二弾性要素は、両本体の間に配列されている。この代案において、上記第二弾性要素は、上記モータの駆動軸の回転軸に対して軸回転するねじりバネである。当該ねじりバネは、上記第二本体の上記第二押出手段の側に支持されている第一端部(すなわちアーム)、および上記第三本体の上記第二推進手段の側に支持されており、かつ上記第一アーム(すなわち端部)とわずかに角度をなしている第二アーム、または上記クラッチ要素に応じてその逆を備えている。上記第二弾性要素は弾性的に負荷を受けている。上記第三本体は、上記第二本体に対して、したがって、クラッチのつながっている、およびクラッチのつながっていない位置の間を回転し、すなわち、上記第三本体に対して第二本体を、上記第一および第二ローターの間における上記クラッチ要素がそれを可能にするか否かに応じて、回転させる。
以上の2つの代案のいずれにおいても、上記第一および第二ローターの間における上記クラッチ要素が、上記第三本体に作用しており、上記第二本体が回転しているときにさえその回転を防止している場合、より大きな回転角において上記第三本体に対する上記第二本体の回転は、上記クラッチ要素が上記第三本体への作用をやめるとき、それが、クラッチのつながっていない第一位置からクラッチのつながっている第二位置まで回転するように、両本体の間に置かれている上記第二弾性要素に弾性的に負荷を加えさせる。複数のローターの間における上記クラッチ要素が、上記第三本体の回転を防止しない場合、それは、クラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで直ちに進む。
上記第三本体は、上記シリンダの筐体(すなわち第一ローター)および第三本体に配列されている複数の停止部によって制限されている2つの位置(好ましくは約90°の最大回転を可能にし、上記第三本体の当該最大回転は、上記第二本体の回転が上記第三本体の回転より大きいとき上記第二弾性要素に弾性的に負荷する上記第二本体の最大回転未満である)の間を回転する。すなわち、上記第二本体の回転角は、上記第三本体の回転角より大きい。
上記第三本体はまた、上記クラッチ機構の上記クラッチ要素と相互作用することを目的とする突起を備えている。
上記クラッチ要素は、上記クラッチ作動機構、および錠と相互作用し、上記モータの運動によって始動され、停止させられる上記シリンダのエキセンの間に配列されている。上記ノブの回転は、上記第一ローターの回転を引き起こし、当該第一ローターは、上記クラッチ作動機構をその内部に備えており、上述のクラッチ要素を介して、上記第一および第二ローターの間に置かれており、上記錠と相互作用する上記エキセンに運動を伝える上記第二ローターに回転運動を伝える。
述べられている通りに、上記クラッチ要素は、第一ローターから第二ローターまで回転運動を伝えるための手段を備えている。そのようなクラッチ要素は、好ましくは、周方向押出要素によって周方向に移動させられる容積を有している回転する推進要素であり、回転する推進要素は、上記周方向押出要素および第二ローターの間に置かれている。第一ローターの回転はまた、上記回転する推進要素が、それらが収納されている上記第二ローターの表面にしたがうように、上記第二ローターに対して押し付けられている上記回転する推進要素に対して作用する上記押出要素の回転を引き起こす。上記クラッチ要素および上記クラッチ作動機構の上記第三本体に対するその接続に応じて、運動は、上記第一ローターから第二ローター(したがって上記錠と相互作用する上記エキセン)まで伝えられるか、または伝えられない。
したがって、上記アセンブリは、上記回転する推進要素の運動が不可能なときに、クラッチのつながっている状態にあり、トルクは、上記クラッチ作動機構の協働によって上記第一ローターから上記第二ローターまで伝えられ、上記アセンブリは、上記回転する推進要素の運動が可能なときに、クラッチのつながっている状態にあり、両ローターのトルクの伝達は、防止される。
一方のローターから他方へのトルクの伝動を可能にする、上記クラッチ作動機構と相互作用する異なるクラッチ機構は、上記第三本体が、上記押出要素と同様に上記クラッチ機構の上記回転する推進要素に作用する必要のあることを考慮に入れて、設計され得る。
本書において、その要素のなかでも、上記押出要素としての、あらかじめ負荷されている板バネ(すなわち型打ちされたバネ)、上記回転する推進要素としての、2つの球を備えている好ましいクラッチ機構が、説明されている。上記球は、上記第二ローターの内面を通る明確な経路にしたがうように上記板バネのアームの端部によって周方向に押されている。上記クラッチ作動機構の上記第三本体は、上記板バネのアームの両方の端部の間に、その2つの位置の間において移動される可能性を有して置かれている。
一般的に、異なるクラッチ要素の間には、3つの位置:
トルクが両ローターの間に伝えられない、クラッチのつながっていない位置、
トルクが両ローターの間に伝えられる、クラッチのつながっている位置、および
トルクが両ローターの間に伝えられないが、上記第一ローターが回転させられる場合に伝動が実現される、変位位置
がある。
本発明の上述および他の利点および特徴は、非限定的かつ具体的な態様とみなされるべき添付の図面を参照した、例示的な実施形態の以下の詳細な説明からより十分に理解される。
クラッチ機構およびクラッチ作動機構、ならびにノブおよびシリンダの分解斜視図を示している。 クラッチ作動機構をその内部に有している第一ローターの筐体の半分のを示している。 図2Aに示されている本発明の目的のクラッチ作動機構の分解斜視図を示している。 本発明の第一本体におけるカムの例示的な第一の実施形態を図示している。 本発明の第一本体におけるカムの例示的な第二の実施形態を図示している。 図4のカムの詳細を図示している。 ブレーキ要素の突起が、第一本体のカムに置かれている一連の位置A〜Gを示している。 第二本体に対するブレーキ要素の、図6A、6Cおよび6Dに対応する3つの予想の位置A〜Cを示している。 第一本体および第二本体に対するブレーキ要素の位置にしたがった上記機構の構成要素の2つの位置A、B(図6Eおよび6Gに対応する)の、第一本体の側面からの斜視図を示している。 第一本体および第二本体に対するブレーキ要素の位置にしたがった上記機構の構成要素の2つの位置A、B(図6Eおよび6Gに対応する)の、第三本体からの斜視図を示している。 第一本体および第三本体の間における接続の例示的な第一の実施形態の斜視図を示している。 前の図の分解図を示している。 第二本体および第三本体の間における接続の例示的な第二の実施形態の斜視図を示している。 前の図の分解図を示している。 図12の要素の断面を示している。 第二弾性要素および第二本体の間における連結の詳細を示している。 第二弾性要素および第三本体の間における連結の詳細を示している。 クラッチ作動機構の筐体の一部にある第三本体、およびその回転の間における移動を制限する停止物を示している。 第二ローターに連結されているクラッチ作動機構の筐体の、部分断面の斜視図を示している。 前の図の分解図を示している。 ノブ、クラッチ機構、クラッチ作動機構およびシリンダによって形成されているアセンブリの、システムにおいてクラッチがつながっていないときの、部分断面の斜視図を示している。 クラッチ要素をクラッチのつながっていない位置において観察したときの、図20に示されている断面を示している。 ノブ、クラッチ機構、クラッチ作動機構およびシリンダによって形成されているアセンブリの、システムにおいてクラッチがつながっているときの、部分断面の斜視図を示している。 クラッチ要素をクラッチのつながっている位置において観察したときの、図22に示されている断面を示している。 第一ローターおよび第二ローターの間における伝動の間に、クラッチのつながっている位置において、クラッチ要素を観察したシリンダの断面を示している。 クラッチのつながっていない一時的な位置においてクラッチ要素を観察したシリンダの断面を示している。
本発明は、添付の図面にしたがい、それらを参照して以下に説明される。
図1は、本発明の目的のクラッチ作動機構200がその一部である一般的なアセンブリを示している。クラッチ作動機構200は、筐体、すなわち第一ローター300に置かれており、第一ローター300は、一端においてノブ100から分離不可能であり、ノブ100に及ぼされたトルクが、クラッチ作動機構200の、クラッチ機構をともなった協調動作によって第一ローター300から第二ローター450まで伝動されるように、反対の端において第二ローターに付随されている。第二ローター450の回転は、固定状態において相互に作用する、当該ローターと分離不可能なエキセン610に運動を伝える。
第一ローター(すなわち筐体)300に置かれている、図2Aに示されているクラッチ作動機構200は、第三本体300を電気モータ210に基づいて回転させる役割を担っている。上記機構は、電気エネルギーを回転運動に変換する役割を担っている電気モータ210、第一本体220、第二本体230、ブレーキ要素260、第一弾性要素270、好ましくはブレーキ要素260に作用するねじりバネ、第三本体250、ならびに好ましくは、緩衝バネとして作用する他のねじりバネであり、かつ第二230および第三本体250の間に置かれている第二弾性要素240、245によって形成されている。電気モータ210が第一本体220から第三本体250の回転を引き起こすために始動されると、それは、第二本体230に、および後者から上記第三本体に第二弾性要素240、245によって、その運動を伝える。上記クラッチ機構の位置に応じて、第三本体250は、そのクラッチのつながっている位置に進むことができるために、十分に回転できるか、または回転できない。
好ましい実施形態において、図2Bを参照すると、第一本体220および第二本体230は、以下に記載されているように互いに作用するか、または上記機構の他の要素と作用するための突起および/またはくぼみをその表面に有している、ディスクである。円形が実際上の理由(主に省スペース)のために最適であるが、上記複数の本体の形状は、円形であることに限定されない。例えば、第一本体220は、第二本体230と反対にあるその表面に、突起(すなわち隆起)222(押出手段222の態様においてくぼみであり得る)を有しており、第一本体220の先の表面と反対にある、第二本体230の表面は、くぼみ231(推進手段231の態様において突起または隆起であり得る)を有している。押出222および推進231手段のタスクは、第一本体220が回転しているとき、第一本体220は、推し進められている第二本体を押出しながら、第二本体230の回転を生じさせることを可能にすることである。
第一本体220は、上記電気モータが動作しているときに駆動軸が一方または他方に回転し、駆動軸211と同軸の回転軸「a」に対して第一本体222も回転させるようにバッテリ(図示せず)によって給電されている上記電気モータの駆動軸211と分離不能である。第一本体220は、その表面を貫通している溝によって形成されているカム211を有している。
移動可能なブレーキ要素260および第一弾性要素(すなわちブレーキバネ)270は、モータ210および第一本体220の間において、第一軸(すなわち駆動軸211の回転軸「a」)に平行な第二軸「b」の周囲に配列されている。移動可能なブレーキよそ260は、アームによって好ましく形成されており、当該アームは、その端部の一方に、突起262(好ましくは当該アームに直交している)を有しており、他方の端部に、第二軸「b」に対して支持されること、および回転することを可能にする手段を有している。第一弾性要素270は、好ましくは、配置に応じて突起262を上方もしくは下方に押出させる役割を担っているアーム(すなわち端部)271、または弾性要素270が弾性的な負荷を維持するためにシステムの固定されている他の表面に支持されている、第一アームに対して角度をなして置かれている第二アーム(すなわち端部)272を備えているように、第二軸「b」に対して軸回転するねじりバネである。
ブレーキ要素260の突起262は、第一本体220のカム221に付随されている。好ましくは、カム221は、第一本体220を貫通しており、当該カムの2つの表面の一方(上面または下面)の全体を通ってスライドされ、突起262は、スライド表面に対してバネ270によって押し付けられている。複数の図面において、突起262が、第一バネ270、およびそれがスライドするカム221の上面の間に、どのように置かれているかが、認められる。突起262がスライドするカム221の表面は、突起262を移動させる目的を有している特定の経路を有している。カム221における突起262の位置に応じて、上記突起は、第一本体220と反対にある第二本体230の表面に置かれているブレーキ手段232と、接触するか、または接触しない。ブレーキ手段232は、上記表面にある突起または隆起232によって表されているが、ブレーキ手段232は、上記表面におけるくぼみであり得る。
第二本体230の後に、第三本体250が、第二本体230と同様に、駆動軸211の回転軸「a」の周囲に配列され置かれる。第二弾性体240、245は第二230および第三250本体の間に配列されている。第三本体250は、好ましくは、シリンダの両側面に反対向きの2つの隆起を有している円筒形の構成を有している。第三本体250は、第一位置において、上記機構がクラッチのつながっていない状態にあり、すなわち第一ローター300および第二ローター450の間において運動が伝えられず、第二位置において、上記機構がクラッチのつながっている状態にあり、すなわち第一ローター300および第二ローター450の間において運動が伝えらるように、2つの最大位置の間を回転できる。上記位置(第一および第二)は、第三本体250の突起253が停止部310に直面するとき、第一ローター300に置かれている運動停止部310によって規定されている。上記クラッチ機構の上記クラッチ要素は、それの位置に応じて、第一および第二のクラッチのつながっている、およびクラッチのつながっていない位置の間における上記第三本体の回転を防止し、クラッチのつながっていない、またはクラッチのつながっている位置にそれを維持し得る。
第二弾性要素240、245は、第一本体220によって押される第二本体によって実行される回転にかかわりなく、第三本体250を第二本体230に、またはその逆に、常に揃えやすくすることを可能にする。第二弾性要素240、245は、上記クラッチ要素が、第二本体230をともなった第三本体250、またはその逆の回転を防止するときに、弾性的に負荷をかけており、上記クラッチ要素が第三本体250に対する作用をやめているときに、負荷をかけていない。
図11に示されている1つの代案において、第二弾性要素240は、第二本体230および第三本体の間に置かれているねじりバネ240である。ねじりバネ240モータ210の駆動軸211の回転軸「a」に対して軸回転し、第一端部もしくはアーム241および第二端部もしくはアーム242を備えている。第二端部もしくはアーム242は、両本体230、250の支持隆起233、251が離されているとき、第二バネ240が弾性的に負荷をかけるように、第一アームまたは端部241に対してわずかに角度をなしており、支持突起または隆起251を介して支持されている。上記隆起は、異なる高さにおいて互いに周方向に置かれている第二本体230における第二押出手段233および第三本体250における第二推進手段251と同等である。第三本体250は、上記クラッチ要素が第一300および第二400ローターの間の上記クラッチ要素がそれを可能にするか否かに応じて第二本体230に対して、したがって、クラッチのつながっている、およびクラッチのつながっていない位置の間において回転する。
図12〜16に示されている他の代案において、第二弾性要素245は、それのねじれ、および第二本体230に対する第三本体250の回転を可能にすることに加えて、両本体が連結されている状態を維持するために両本体の間に牽引力を及ぼすねじりバネである。第二バネ245は、それらが駆動軸211の回転軸「a」の方向に置かれているとき、両本体を連結しており、第三本体250および第二本体230に対するその回転軸を通っており。バネ245の複数の端部246、247は、本体250、230にそれぞれ連結されている。このようにして、第二弾性要素245は、第二本体230の回転を第三本体250に伝え、第一300および第二450ローターの間における上記クラッチ要素がそれを可能にするとき、クラッチのつながっていない第一位置からクラッチのつながっている第二位置までの、第三本体250における回転を生じさせる。
図3および4において、第一本体220が回転するときにブレーキ要素260の突起262が支持されているか、またはスライドされる表面にカム221を有している経路221’、221の2つの代替物が、認められる。
図5に示す通り、カム221がしたがい得る上記代替的な表面のそれぞれは、少なくとも3つの部分を有している経路を有している。2つの第一部分221aは、カム2211の複数の端部に置かれており、第二中間部分221bは、2つの第一部分221aの間に置かれている。上記経路は、第一部分221aにおいて突起262が、中間部分221bにおいてより、駆動軸221の軸「a」に対して異なる高さまたは同じ高さに置かれることを可能にする形状を有し得る。
図6のA〜Gの順に、モータ210の反対にあり、かつ2つの端部位置の間を回転する第一本体220の前部から、クラッチ作動機構200の異なる複数の要素(主に第一本体220およびその要素、第二本体230およびその要素、ブレーキ要素および突起262、ならびに第一弾性要素270)の位置が、認められる。
さらに、図7A〜7Cは、第一本体220の後部からの、第二本体230に対するブレーキ要素262の3つの予想される位置(図6A、6Cおよび6Dに対応している)を示している。図8AおよびBは、図6Eおよび6Gに対応する第一220および第二230本体に対するブレーキ要素262の位置にしたがう、上記機構の複数の上記要素の2つの位置A、Bを、第一本体220の前部からの斜視図において示している。図9Aおよび9Bは、図6Eおよび6Gに対応する上記機構の複数の上記要素の2つの位置A、Bを、第三本体250からの斜視図において示している。
上記図面に基づいて、突起262が、第二本体230の特定の位置に応じてブレーキ要素232と相互作用するか、またはしないので、カム221におけるブレーキ要素260の突起262の位置に応じて第二本体230が、どのように第一220に対して回転するか、または回転しないかが、認められる。したがって、カム221の上記経路を通る突起262の特定の位置に応じて、第二本体230は、駆動軸211と同時に回転するとき、第一本体220に対して異なる位置を取る。
駆動軸211が静止しているとき、または当該駆動軸が回転し始め、かつ突起262が、駆動軸211が一方向または他の方向に回転するか否かに応じて、2つの第一部分221aのいずれかに対して押されるとき、第二本体230は、第一本体220に対する固定位置から離れ、カム221を貫通する突起262は、第二本体230のブレーキ要素232と接触しており、この第二本体230の回転を防止する。ブレーキ要素232は、好ましくは、突起262が、第一部分221aによって決定される高さにあるとき、それが、ブレーキ要素232と相互作用し、しががって、第一本体220に対する第二本体230の運動を防止するように、第二本体230の表面にある隆起またはノッチである。
駆動軸211の回転が続いているときに、突起262が、カム221の第一部分221aを離れ始めると、突起262は、カム221の第一部分221aおよび第二中間部分221bの間における経路の変化に直面し、したがって、高さを変化させ、第一バネ270に突起262を押し進めるか、または押し付ける。突起262の高さまたはレベルが、ブレーキ手段232に対して変化するとき、2つの間に接触はなく、したがって、第二本体230は自由であり、したがって、第一部分221aおよび中間部分221bの間にある変位位置、またはその逆が確立されている。
駆動軸211の回転が続いているとき、上記突起は、カム221の第二部分221bの全体をその経路にしがたってスライドし始める。この第二部分221bの間に、突起262は、第二本体230と相互作用しないが、第一本体220の押出手段222は、第一本体220の回転が、第二本体230に伝えられるように、第二本体230の推進手段231と、その回転において接触している。したがって、回転運動が第一本体220から第二本体230まで伝えられ、かつブレーキ要素が第二本体230を固定していない、伝動位置は規定されている。
図3において、カム221’は、上記第一部分のみが経路の複数の端部に等しく、上記第二部分が、両端の間にある経路に等しい経路によって、描写されており、おり、図4および5において、第一部分221aが、図3のそれよりどれだけ長いかが認められる。これは、第一本体220に対する第二本体230のブレーキ位置の持続時間を決定する。
駆動軸211およびしたがって第一本体220が、カム221の長さ全体を移動するように、一方向に回転するときの、カム221における突起262の異なる位置は、図6A〜Gを参照して以下に詳述されている。これらの図において、第一本体220の回転方向は、矢印によって示されている。
まず、位置6Aにおいて、第一本体220は、初期位置にあり、ブレーキ要素260の突起262は、カム221の右の縦面に接している。続く位置において、第一本体220は、位置6Bに対して数度回転し、したがってカム221の第一部分221aを移動し、第二本体230は固定位置にある。それまでの位置から、第一バネ270を圧縮し始める前に、第一本体220は、突起262が下がるときに第一バネ270が圧縮される位置6Cに対して回転し、突起262が、カム221の第一部分221aから第二部分221bまで、変位位置において進行するように、カム221の面全体を通ってスライドする。上記第三位置から、第一本体220が、第四位置、位置Dまで回転し、突起262が、第一本体220から第二本体230までの回転運動の伝動位置において、カム221の表面の第二部分221bを通ってスライドする。それから、第四位置6Dから、第一本体220が、第一バネ270が圧縮され、かつ突起262が、ふたたび変位位置を通過し、順序の最初にある同じ周方向の高さまで上昇する第五位置6Eまでさらに数度回転する。最後に、第一本体220は、同じ方向におけるその最後の回転を起こし、位置6F、突起262がカム221の端部に衝突し、第一本体220の回転運動を停止させる。
最終位置に達すると、モータ210は、停止するが、突起262は、カム221の端部に逆らって、維持されないが、第二弾性要素240、245の作用によって、第二本体230は、後方に押され、したがって、第二本体230のブレーキ手段232と接触し、かつ位置6Gに達するまで、突起262を後方に移動させ、かつ後方に押し、第二本体230に対してブレーキ要素260を固定する(すなわち上記クラッチ作動アセンブリ200をブレーキ状態に維持する)。
ブレーキ要素260の突起262が、一方向および反対方向においてカム221に沿って移動されるとき、上記システムは、両方向において対称である。このようにして、モーt210が再始動させられるとき、モータ軸210は、これまで説明されている方向と反対方向において回転し、これまで説明されている方向と反対方向における回転を生じ、これまでの運動および位置が再現される。
第一本体220、およびブレーキ要素260の突起262の運動のすべての段階は第二本体230のブレーキ手段232に作用するブレーキ要素260の作動させ、停止させる目的を有している。ブレーキ要素260を停止させることに加えて、第一本体220は、第二本体230を駆動させる役割を担っている。これまでに説明されている通り、第一本体220は、位置6Bおよび6Cの間において、位置6Bまで自由に回転し、第一バネ270を圧縮し、突起262をカム221に沿って下げさせる。この位置6Cから、ブレーキ要素260が停止されると、第一本体220は、第二本体230において推進手段231と接している押出手段222によって第二本体230を推進させ始める。第一本体220が第二本体230を推進させ始めると、第一本体220が事前に回転を始めており、かつ第二本体230が第一本体220によって推進させれるので、第一本体220が第二本体230より回転している位置6Fに達するまで、2つは同時に運動する。
このようにして、第二本体230は、第一本体が220位置6Cまで最初の数度をそれまでに回転させられる(しがたって、突起262が第二本体230のブレーキ手段232に接触して止まるときにブレーキ要素232を停止させる)まで回転できない。このブレーキ要素260は、駆動軸211および第一本体220の回転方向に応じて、進展および後退の両方に作用する。
同様に、図7において、図6の順序A〜Gに対応する順序A〜Gに、ブレーキ要素260および続いて突起262が、回転軸「a」に対して第一本体220の回転に応じてどのように上昇し、かつ下がるかが、認められる。
図8および9において、図6の順序A〜Gと異なる順序A〜Gに、異なる視点から、上記クラッチ作動機構200の異なる要素が、第一本体220の回転の間にその異なる位置において認められる。
特に、図7および8に基づいて、ブレーキ要素260およびその突起262が下がるまで、第二本体230が回転できないことが確認され得る。
ブレーキ要素260は、以下に詳述されているように、上記機構が、モータ210および第一本体220が初期位置に戻るまで所定の環境において、モータ210によって出されるエネルギーを第二バネ240、245に蓄積させることを、可能にする。
最後に、モータ210および第一本体220によって実行される回転運動は、説明されている通り、上記クラッチ作動機構200の異なる要素によって、第三本体250に伝えられる。この運動は、第二230および第三250本体、ならびに使用される第二バネ240、245の種類の間の関係にしたがった異なる方法において、第二バネ240、245によって、説明されている通りに、第二本体230から第三本体250に伝えられる。
第三本体250は、クラッチのつながっていないその位置(すなわち位置A)から、クラッチのつながっている位置(すなわち位置B)までの、好ましくは90°の回転を実行する。当該回転は、第二本体230によって第三本体250に伝えられ、両方の位置は、第三本体250が回転するときに第三本体250に配列されている突起253が衝突する筐体(すなわちローター300)に配列されている停止部310によって制限されている。同様に、上述の2つの位置の間における第三本体の回転は、第一ローター300および第二ローター450の間に置かれている上記クラッチ機構の上記クラッチ要素によって妨げられ得る。
第三本体250がクラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで進むとき、第三本体250の突起253は、クラッチのつながっている第一ローター300の運動停止部310に衝突し、第三本体250の回転の継続を防止する。同じことが、第三本体250がクラッチのつながっていない位置からに戻るときに生じ、クラッチのつながっている位置からの、クラッチのつながっていない第一ローター300の移動停止部310に、衝突する。
以上に基づいて、上記回転が第一軸「a」に対する駆動軸211の第一方向において止まるとき、および第二本体230によって第三本体250に対する回転を生じ、かつ伝えるその2つの末端位置の間における第一本体220の回転の後に、異なる状態が生じ得る:
上記機構は、第一ローター300および第二ローター450の間に配列されており、第三本体250に作用する上記クラッチ要素の動作によって、クラッチのつながっていない位置に維持され得、第二本体230の回転による第二弾性要素240、245の過負荷、および第三本体230の回転不能を引き起こす、その2つの位置の間におけるその完全な回転を防止する。
第一ローター300および第二ローター450の間に配列されている上記クラッチ要素が止まって、第三本体250に作用し、第二本体230と並べられるために第三本体250を回転させる第二弾性要素240、245の緩和または脱負荷を生じさせるので、上記機構は、第三本体250が以前のクラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで回転するとき、クラッチのつながっている位置まで進む。
上記機構は、第三本体250が回転するときクラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置まで直ちに進み、これらの要素が第三本体250の回転を防止しないときに、第一ローター300および第二ローター450の間に配列されている上記クラッチ要素による第二ローター450の回転を可能にする。
同様に、第一軸「a」に対する、以前の回転とは逆の、駆動軸211の第二方向における回転は、その2つの端部位置からの第一本体220の反対の回転を生じさせる。
したがって、電気モータ210から第三本体250までの回転運動の伝動が、どのように実行されるが詳細に説明されると、上記2つの機構(クラッチ作動機構200および上記クラッチ機構)によって形成されている第三本体250および上記電子式シリンダの間に、ノブの位置に応じて生じる異なる状況を明らかにする必要がある。すなわち、本発明の対象であるクラッチ作動機構をその内部に備えている第一ローター(すなわち筐体)300は、クラッチ作動機構200の外部にある要素と、第三本体250によって相互作用する。特に、シリンダ600のエキセン610ならびに異なる伝動要素を有している第一300および第二450ローターの間に配列されている伝動機構の例示的な第一の実施形態に対して、その回転によって運動を伝えるローター450が、認められる。
図18および19は、クラッチ作動機構200を有している第一ローター(すなわち筐体)300および第二ローター450、ならびに上記クラッチ機構を形成している上記クラッチ要素の斜視図において、アセンブリを示している。詳細には、上記クラッチ要素は、好ましくは
周方向押出し要素、好ましくは、モータ210のそれぞれの側に置かれている、モータ210の一端から第三本体250まで伸びている2つの平行なアーム503(末端が、空間502によって隔てられている2つのアーム501を有しているフォークになっている)を備えている板バネまたは型打ちされたバネ500
少なくとも2つの正反対の溝451を備えている内部の円筒表面452、ならびに
板バネ500によって周方向に押されて動かされる容積を有している、正反対の回転する推進要素、好ましくは、複数の球510
である。複数の球510は、第一ローター300に置かれている正反対のハウジング320に収納されており、かつ板バネ500のアーム500および第二ローター450の内表面452の間に置かれている。これらの球510は、その軸のいずれに対しても自身を全体的に回転させ、第二ローター450の内部表面の全体にわたって回転し、配置されている場合にその複数の溝451に収納されている。
これまでの構成によって、第一ローター300の回転が、第二ローター450の内部表面452に対する複数の球510を押すことによって作用する板バネ500の回転を生じさせるとき、これらの球は、表面452に沿って回転する。上記クラッチ要素の位置、およびクラッチ作動機構200の第三本体250の位置に応じて、運動は、第一ローター300から第二ローター450まで、しがたってシリンダ600のエキセン610まで伝えられるか、または伝えられない。
図20および21は、第一ローター300に接続されているノブ100を介してトルクを、ユーザが伝えるときに、第一ローター300からの第二ローター450に対するトルクを伝えられない、アセンブリのクラッチのつながっていない位置を示しており、後者は、クラッチ作動機構200の回転軸「a」と一致する自身の軸の周囲の回転を実行する。この位置において、上記クラッチ要素と相互作用する目的の、第三本体250の突起252は、複数の球510の中心を通る軸に直交する位置に配置されている。第一ローター300のこの回転は、このような目的のために第一ローター300のハウジング320に挿入されている2つの球510の回転を引き起こす。当該回転は、複数の球510が複数の溝と向かい合っていときに、内部表面452の全体にわたって複数の球510を回転させる。複数の球510は、上記内部(すなわちその内部(したがって、第二ローター450の内部)に配置されている複数の溝451のくぼんだ表面の全体にわたって回転する複数の溝451の内部)に向かって周方向に板バネ500によって押されている。トルクが、第一ローター300に伝え続けられるとき、複数の球510は、複数の溝451から離れ、板バネ500の弾性力に反発して、第一ローター300におけるハウジング320に押し込まれる。これは、エキセン610に作用可能であるために第二ローター450の回転に必要なトルクが、板バネ500の力に反発して第一ローター300の内部に複数の球510を移動させるために必要なトルクより大きい場合である。
さらに、図22および23は、トルクが第一ローター300から第二ローター450、したがってシリンダ600のエキセン610まで伝えられる上記アセンブリのクラッチのつながっている位置を示している。この位置において、上記クラッチ要素と相互作用することを目的としている第三本体250の突起252は、クラッチ作動機構200が、第一および第二位置の間における第三本体250の位置を変更するために作動されるべきことを目的とするクラッチのつながっていない位置に対する約90°の回転にともなって生じる、複数の球510の中心を通る軸に整列されている位置に配置されている。そのクラッチのつながっている位置への、第三本体250の完全な移動を生じさせるために、上記クラッチ機構の複数の球510は、複数の球510が第一ローター300におけるハウジング320の内部にあり、かつ第三本体250の回転を防止している図25に示されている位置と異なり、第二ローター450の複数の溝451にあるべきであり、したがって、第三本体250の回転を可能にする。トルクが第一ローター300を介して伝えられるときに、複数の溝451の内部に置かれている複数の球510は、複数の溝451の表面全体を回転して、第一ローター300におけるハウジング320の内部に向かって溝から離れるが、この運動は、第一ローター300の回転と関係なく、複数の球510に干渉し、それらが複数の溝451を離れることを防止する第三本体250の突起252によって不可能にされる。この不可能性は、複数の球510が第一ローター300と同じ回転方向に第二ローター450を推進させることを生じさせ、エキセン610の回転トルクに反発し、かつ図24に見られるようにそれを回転させる。
同様に、図25は、前の図20〜24に示されているクラッチのつながっていない位置からクラッチのつながっている位置の間における変位位置を示している。詳細には、回転を推進する複数の球510が、突起252および内部円筒表面452の間に挟まっているので、第三本体250は回転できない。複数の球510が、第二ローター450の複数の溝451に収納されていないからである。この状況は、複数の球510が複数の溝451に接触し、かつ収納される瞬間まで、第二ローター450への運動を伝えることなく、ユーザが第一ローター300を回転させるときに解消される。この瞬間において、第三本体250は、第二弾性要素240、245に蓄積されているエネルギーによって、クラッチのつながっている位置に対する自由に回転する可能性を有している。このようにして、上記クラッチ要素は、第一ローター300の回転が、その回転を第二ローター450に伝える図23の位置に進む。

Claims (17)

  1. シリンダ本体(600)におけるその内部にクラッチ機構(200)が置かれている第一ローター(300)、およびその回転によってエキセン(610)に運動を伝動する第二ローター(450)の間における、クラッチ要素による回転運動の伝動を制御するための、錠のための電子式シリンダのクラッチ作動機構であって、
    第一軸(a)と同軸である駆動軸(211)を作動させ、かつ2方向に回転する、電気モータ(210);
    上記駆動軸(211)に対して分離不能に取り付けられており、かつカム(221)および第一押出手段(222)を備えている、第一本体(220);
    第一推進手段(231)およびブレーキ手段(232)を備えており、かつ上記第一本体(220)の後に配置されている、上記第一軸(a)と同軸な第二本体(230);
    上記第二本体(230)の後に配置されており、かつ上記クラッチ要素が作用する、上記第一軸(a)と同軸な第三本体(250)、ここで、当該第三本体(250)は、第一ローターおよび第二ローター(300、450)の間に運動が伝えられない、クラッチのつながっていない位置と、第一ローターおよび第二ローター(300、450)の間に運動が伝えられる、クラッチのつながっている位置との間を回転する;
    上記第一本体(220)の上記カム(221)に付随されている突起(262)を一端に有している、移動ブレーキ要素(260);
    上記第一本体(220)の上記カム(221)および上記第二本体(230)の上記ブレーキ手段(232)に対するその位置を制御するための上記ブレーキ要素(260)と接している、第一弾性要素(270);ならびに
    上記第二本体(230)および上記第三本体(250)の間において両方に接続されている、第二弾性要素(240、245)を備えており、かつ
    記駆動軸(211)の第一方向における回転が、初期位置および最終位置の間における第一本体(220)の回転を生じさせ、上記第一本体(220)から上記第二本体(230)への、および上記第二本体(230)から、上記第二本体の回転角度より小さい回転角度を有している上記第三本体(250)への回転運動の伝動を生じさせることによって、上記第二弾性要素(240、245)の弾性負荷を生じさせることを特徴とする、機構。
  2. 上記ブレーキ要素(260)および第一弾性要素(270)は、上記モーター(210)および第一本体(220)の間に配置されており、上記駆動軸(211)の上記第一回転軸(a)と平行な第二軸(b)の周りを軸回転することを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  3. 上記カム(221)は、上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)がその内部に配置されている溝であり、上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)は、上記溝(221)の第一表面に向かって第一弾性要素によって押されており、上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)は、上記第一弾性要素(270)および上記溝(221)の上記第一表面の間に配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の機構。
  4. 上記溝(221)の上記第一表面は、上記溝(221)の2つの端部の一方にそれぞれがある2つの第一部分、および当該2つの第一部分の間に配置されている1つの第二中間部分を備えている経路にしたがうことを特徴とする請求項3に記載の機構。
  5. 上記駆動軸(211)が、静止しており、したがって上記第一本体(220)に対する上記第二本体(230)の運動を制限しており、かつ上記ブレーキ要素(260)の固定位置を規定しているとき、
    上記溝(221)の上記第一部分において、上記第二本体(230)の上記ブレーキ手段(232)は、上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)と接触していることを特徴とする、請求項4に記載の機構。
  6. 上記突起(262)が上記溝(221)の上記中間部分に位置しているとき、上記第本体(220)の上記第一押出手段(222)が、上記第二本体の上記第一推進手段(231)と接しており、かつ上記ブレーキ要素(260)が上記第二本体(230)を固定していない伝動位置を規定しているので、
    上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)は、上記第二本体(230)の上記ブレーキ手段(232)と接触しておらずに、上記第一本体(220)をともなった上記第二本体(230)の運動を可能にしていることを特徴とする、請求項4に記載の機構。
  7. 上記ブレーキ要素(260)の上記突起(262)は、上記溝(221)の上記中間部分に位置しているとき、上記第一弾性要素(270)に圧力を加えており、
    上記第一弾性要素(270)は、上記突起(262)を縦に押し、かつ上記突起(262)および上記第二本体(230)の上記ブレーキ要素(232)の間における接触を排除して、上記ブレーキ要素(260)の変位位置を規定していることを特徴とする、請求項4に記載の機構。
  8. 上記第一表面は上記溝(221)の上面であり、当該上面に対して、上記第一弾性要素(270)が上記突起(262)を押しつけていることを特徴とする、請求項3に記載の機構。
  9. 上記第二弾性要素(245)が、上記第二本体(230)の回転を上記第三本体に伝動して、クラッチのつながっていない上記位置からクラッチのつながっている上記位置までの、またはその逆の、上記第三本体における回転を引き起こし、エネルギーを上記第二弾性要素(245)に蓄積するように、上記駆動軸(211)の後に上記駆動軸(211)と関係なく、上記第二本体(230)および第三本体(250)は、上記第一軸(a)に対する軸方向に配置されている上記第二の弾性要素(245)によって接続されていることを特徴とする請求項1に記載の機構。
  10. 上記第二弾性要素(245)は、上記第二本体(230)および第三本体(250が連結されている状態を維持するための牽引力を上記第二本体(230)と第三本体(250)との間に及ぼすねじりバネであることを特徴とする、請求項9に記載の機構。
  11. 上記第二本体(230)は第二押出部(233)を備えており、上記第三本体(250)は第二推進手段251を備えており、それらの相対位置は、それらの間に配置されている上記第二弾性要素(240、245)によって制御されていることを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  12. 上記第二本体(230)の上記第二押出部(233)および上記第三本体(250)の上記第二推進手段(251)は、両方の間に配置されている上記第二弾性要素(240、245)と接触して、クラッチのつながっていない上記位置からクラッチのつながっている上記位置までの、またはその逆の、上記第二本体(230)の回転、上記第三本体(250)を引き起こし、かつ上記第二本体(230)が上記第三本体(250)より回転するときに上記弾性要素(240、245)にエネルギーを蓄えることを特徴とする、請求項11に記載の機構。
  13. 以下のクラッチ要素:
    上記第一ローター(300)において正反対に配列されているハウジングに収納されている、2つの回転する球状の推進要素(510)、
    上記第三本体(250)および回転する推進要素(510)の間に配置されている、板バネまたは型打ちされたバネ(500)の形態における、方向押出要素、ならびに
    上記回転する球状の推進要素(510)を収納するための少なくとも2つの正反対にある溝を有している、上記第二ローター(450)における内面(452)
    を少なくとも備えていることを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  14. 請求項4〜7のいずれか1項に記載のクラッチ作動機構に係る、クラッチ作動機構を動作させる方法であって、
    上記第一本体(220)が、上記初期位置および最終位置の間、またはその逆を回転するとき、上記ブレーキ要素(260)の上記突起(26)は、以下の位置:
    上記突起(262)が上記溝(221)の第一端部の上記第一部分を通ってスライドさせられているときの、上記ブレーキ要素(260)の固定位置、
    上記突起(262)が上記溝(221)の上記第一部分から上記溝(221)の上記第二中間部分までスライドしながら進むときの固定から解放までの、または解放から固定に変化するその逆の、上記ブレーキ要素(260)の変位位置、
    上記ブレーキ要素が、固定されておらず、上記突起(262)が、上記溝(221)の上記第二中間部分を通ってスライドさせられているときの、伝動位置
    上記突起(262)が上記溝(221)の上記第二中間部分から上記溝(221)の上記第一部分までスライドしながら進むときの解放から固定までの、または固定から解放に変化するその逆の、上記ブレーキ要素(260)の変位位置、ならびに
    上記突起(262)が、上記溝(221)の上記第二端部の第一部分通ってスライドさせられるときの、上記ブレーキ要素(260)の開放位置
    を決定している上記カム(221)によってたどられる経路を移動することを特徴とする、方法。
  15. 上記初期位置および最終位置の間、またはその逆における上記第一本体(220)の回転の後に、上記クラッチ要素が、上記第三本体(250)に作用し、上記第三本体(250)の回転を防止しており、上記第二弾性要素(240、245)の過負荷が、上記第三本体(250)に対する上記第二本体(230)のさらなる回転によって引き起こされ、上記第三本体(250)が、クラッチのつながっていない位置に維持され、上記第二ローター(450)を回転不可能にすることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 上記クラッチ要素が、上記第三本体に作用することを中止させ、上記第二弾性要素(240、245)が、上記第二推進手段(251)に作用するときに上記第三本体(250)の回転を強制する上記第二弾性要素(240、245)の緩和または無負荷を引き起こし、
    上記第三本体(250)が、クラッチのつながっている位置に進み、したがって上記第二ローター(450)の回転を可能にすることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 上記クラッチ要素が、上記第三本体(250)に作用していない、上記初期位置および最終位置の間、またはその逆における上記第一本体(220)の回転の後に、上記弾性要素(240、245)が上記第二推進手段(251)に作用するときに、上記第三本体(250)が回転することを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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