JP6820548B2 - 発泡樹脂容器 - Google Patents

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本発明は、例えば、生鮮食品等の各種物品を収容して輸送するために用いられる発泡樹脂容器に関する。
従来から、各種物品の収容には、軽量で断熱性及びクッション性に優れた発泡樹脂容器が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
物品を収容した発泡樹脂容器は、集荷場で手作業等によりトラックの荷台等に積み卸しされる。軽量な発泡樹脂容器は、積み卸し作業において作業者の身体への負担を軽減する。
積み卸しの作業者は、物品を収容した発泡樹脂容器を持ち上げて移動し下ろす作業を繰り返す。このため、人間工学に基づき、取り扱いがより一層容易で、身体への負担が軽減できる発泡樹脂容器の開発が要望されている。
特開2014−234232号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出されたもので、積み卸し作業者の身体への負担が軽減できる発泡樹脂容器を提供することを主たる目的としている。
本発明は、収容空間を区画するための底壁及び側壁を有し、上部に開口が形成された容器本体と、前記容器本体に着脱可能に取り付けられる蓋部材とを含む発泡樹脂容器であって、前記蓋部材は、前記開口を閉じる天板と、前記天板の上面から上向きに隆起して前記天板の外周縁に沿った外周縁方向にのびるリブとを含み、前記リブは、第1端部分を有し、前記第1端部分は、先端側に位置する幅狭リブ部と、前記幅狭リブ部に連なり前記幅狭リブ部から前記外周縁とは反対側に張り出した幅広リブ部とを含み、これらの接続部に前記リブの内側側面が入隅状に凹んだ第1指掛け部が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記天板は、前記リブを少なくとも一対含み、各リブの前記第1端部分同士が、前記外周縁方向に距離を隔てて、互いに向き合わせて配されていることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記第1指掛け部の内側側面は、面取り形状であることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記容器本体の前記側壁の外周面には、前記容器本体を持ち上げようとする作業者が指を引っ掛けるための第2指掛け部が形成されていることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、記蓋部材が前記容器本体に装着されたとき、前記第1指掛け部の少なくとも一部と前記第2指掛け部の少なくとも一部とが前記外周縁方向で互いに重複していることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記第2指掛け部は、前記側壁から陥没すると共に、前記指を引っ掛けるための下側を向く下向き面を有した凹部であり、前記側壁の正面視において、前記下向き面の少なくとも中央部分は、下側に凸で湾曲する第1円弧部を含んでいることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記側壁の正面視において、前記下向き面の両端部分は、上側に凸で湾曲する第2円弧部を含んでいることが望ましい。
本発明に係る前記発泡樹脂容器において、前記第2円弧部の曲率半径は、前記第1円弧部の曲率半径よりも小さいことが望ましい。
本発明の発泡樹脂容器では、蓋部材の天板に設けられたリブが、幅狭リブ部及び幅広リブ部を含んでいる。幅狭リブ部は、第1端部分の先端側に位置し、幅広リブ部は、幅狭リブ部に連なり、幅狭リブ部から外周縁とは反対側、すなわち天板の内方に張り出す。そして、幅狭リブ部と幅広リブ部との接続部には、リブの内側側面が入隅状に凹んだ第1指掛け部が形成されている。従って、作業者は、発泡樹脂容器を持ち上げる際に、第1指掛け部に親指を掛けて天板を押圧することにより、小さい力で容易に発泡樹脂容器を保持することができ、身体への負担が軽減される。
本発明の発泡樹脂容器の一実施形態の構成を示す斜視図である。 図1の用器本体に蓋部材が装着された状態の発泡樹脂容器を示す斜視図である。 図1の蓋部材の平面図である。 作業者が、発泡樹脂容器を持ち上げる様子を示す平面図である。 図1の発泡樹脂容器の断面図である。 図1の発泡樹脂容器をその長手方向から視た側面図である。 作業者が、発泡樹脂容器を持ち上げる様子を示す側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び2は、本実施形態の発泡樹脂容器1の概略構成を示している。発泡樹脂容器1は、例えば、生鮮食品等の物品を収容する容器本体2と、容器本体2に装着される蓋部材3とを含んでいる。容器本体2及び蓋部材3は、例えば、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピレン等の発泡樹脂によって形成されている。
図1は、容器本体2から蓋部材3が分解された状態、図2は、容器本体2に蓋部材3が装着された状態を、それぞれ示している。容器本体2は、収容空間20を区画するための底壁21及び側壁22を有している。底壁21と側壁22とは、一体に形成されている。容器本体2の上部には、物品を出し入れするための開口23が形成されている。
蓋部材3は、容器本体2の開口23に着脱可能に取り付けられる。容器本体2に蓋部材3が装着されることにより、収容空間20が発泡樹脂容器1の外部空間から遮蔽され断熱される。
図3は、蓋部材3の構成を示している。図2、3に示されるように、蓋部材3は、開口23を閉じる天板31と、天板31の上面31aから上向きに隆起するリブ32とを含んでいる。リブ32は、天板31の外周縁31bに沿った外周縁方向にのびる。本実施形態では、2対のリブが、矩形状の天板31の4つの角部36を含む領域に配されている。リブ32は、蓋部材3の強度を高める。
リブ32は、第1端部分41及び第2端部分42を有している。第1端部分41は、天板31の短手方向の外周縁31bに沿って形成されている。第2端部分42は、天板31の長手方向の外周縁31bに沿って形成されている。第1端部分41及び第2端部分42によって、天板31の外周縁31bには、リブ32が隆起していない2対の平坦部33が形成されている。
各対の平坦部33は、天板31の長手方向及び短手方向に対向して配されている。平坦部33は、天板31の上面31aと同じ高さに形成されている。各対の平坦部33には、PP(ポリプロピレン)バンド(図示せず)等が装着可能である。本実施形態では、リブ32の第1端部分41及び第2端部分42が天板31の上面31a及び平坦部33から隆起しているので、PPバンドの位置ずれが抑制される。
第1端部分41は、幅狭リブ部43及び幅広リブ部44を含んでいる。幅狭リブ部43は、第1端部分41の先端側に位置している。幅広リブ部44は、幅狭リブ部43に連なって形成されている。幅広リブ部44の幅bは、幅狭リブ部43の幅aよりも大きい。すなわち、幅広リブ部44は、幅狭リブ部43から外周縁31bとは反対側すなわち天板31の内方(中央側)に張り出して形成されている。
図4は、作業者が、発泡樹脂容器1を持ち上げる様子を示す平面図である。図2乃至4に示されるように、幅狭リブ部43と幅広リブ部44との接続部45には、第1指掛け部46が形成されている。第1指掛け部46は、接続部45でリブ32の内側側面34が入隅状に凹むことにより形成されている。作業者は、発泡樹脂容器1を持ち上げる際に、容器本体2の側壁22の上部22a及び蓋部材3の側壁35に手の平を宛がいつつ、第1指掛け部46に親指を掛けて天板31を容器本体2の側に押圧することにより、小さい力で容易に発泡樹脂容器1を保持することができ、身体への負担が軽減される。
リブ32には、図1乃至3において、第2端部分42に替えて、第1端部分41が設けられていてもよい。また、第2端部分42及び平坦部33が設けられている箇所で、リブ32が天板31の長手方向に連続して形成されていてもよい。
図2、3に示されるように、第1端部分41が、平坦部33を挟んで外周縁方向に距離を隔てて、互いに向き合わせて配されているのが望ましい。これにより、作業者が、発泡樹脂容器1の正面又は背面のいずれの側に位置しても、第1指掛け部46に親指を掛けることができ、発泡樹脂容器1の取り扱いが容易となる。
第1指掛け部46の内側側面46aは、R面状又はC面状の面取り形状であるのが望ましい。このような内側側面46aにより、作業者の親指と第1指掛け部46とのフィット感が増し、より一層容易に発泡樹脂容器1を保持することが可能となる。また、親指への局所的な圧力が緩和され、作業者の身体への負担がより一層軽減される。
幅狭リブ部43と幅広リブ部44との接続部45は、平面視でフィレット状に丸められているのが望ましい。また、幅狭リブ部43の先端部の角及び幅広リブ部44の先端部の角は、平面視でR面状に丸められているのが望ましい。このような幅狭リブ部43及び幅広リブ部44によって作業者の親指と第1指掛け部46とのフィット感が増し、より一層容易に発泡樹脂容器1を保持することが可能となる。
幅狭リブ部43の幅aと、幅広リブ部44の幅bとの比a/bは、例えば、0.45〜0.75が望ましい。比a/bが0.45未満の場合、親指の腹部が第1指掛け部46に掛かりにくくなり、操作性が損なわれるおそれがある。比a/bが0.75を超える場合、手首の屈角度が大きくなり、作業性に影響を及ぼすおそれがある。
幅狭リブ部43の幅aと、長さcとの比a/cは、例えば、0.30〜0.50が望ましい。比a/cが0.30未満の場合、親指の先端が第1指掛け部46に掛かりにくくなり、操作性が損なわれるおそれがある。比a/bが0.50を超える場合、手首の屈角度が大きくなり、作業性に影響を及ぼすおそれがある。
上記観点から、望ましい幅aは、例えば、10〜20mmであり、望ましい幅bは、例えば、20〜30mmであり、望ましい長さcは、例えば、40〜50mmである。
図5は発泡樹脂容器1の断面図、図6は、発泡樹脂容器1の長手方向から視た側面図である。また図7は、作業者が、発泡樹脂容器1を持ち上げる様子を示す側面図である。容器本体2の側壁22の外周面24には、第2指掛け部25が形成されている。第2指掛け部25は、容器本体2を持ち上げようとする作業者が指を引っ掛けるために形成されている。
作業者は、発泡樹脂容器1の正面又は背面に位置し、両手の平を側壁22の上部22aに宛がうことにより、自然な姿勢で親指以外の指を第2指掛け部25に掛けることができる。そして、作業者は、親指を第1指掛け部46に掛けることにより、自然な姿勢かつ小さい力で、発泡樹脂容器1を保持し持ち上げることができる。これにより、作業者の身体への負担が一層軽減される。
図2及び6に示されるように、蓋部材3が容器本体2に装着されたとき、第1指掛け部46の少なくとも一部と第2指掛け部25の少なくとも一部とが外周縁方向で互いに重複しているのが望ましい。このような第1指掛け部46及び第2指掛け部25によって、自然な姿勢で親指を第1指掛け部46に、親指以外の指を第2指掛け部25にそれぞれ掛けることが可能となり、作業者の身体への負担がより一層軽減される。特に、作業者が軍手等の手袋を着用して、発泡樹脂容器1の積み卸し作業を実施する場合、手袋と第1指掛け部46及び第2指掛け部25との間に生ずる滑りが効果的に防止され、小さい力で発泡樹脂容器1を保持し持ち上げることが可能となる。
図5に示されるように、本実施形態の第2指掛け部25は、側壁22から陥没する凹部26である。凹部26は、作業者が指を引っ掛けるための下側を向く下向き面27を有する。側壁22の上部22aが側壁22の下部から外方に突出することにより、下向き面27が形成されていてもよい。
図6に示されるように、側壁22の正面視において、下向き面27の少なくとも中央部分は、下側に凸で湾曲する第1円弧部28を含んでいるのが望ましい。このような第1円弧部28は、作業者の人差し指乃至小指の指先に容易にフィットし、作業者の身体への負担がより一層軽減される。
側壁22の正面視において、下向き面27の両端部分は、上側に凸で湾曲する第2円弧部29を含んでいるのが望ましい。このような第2円弧部29は、作業者の人差し指及び小指の指先に容易にフィットし、作業者の身体への負担がより一層軽減される。
第2円弧部29の曲率半径R2は、第1円弧部28の曲率半径R1よりも小さいのが望ましい。このような第1円弧部28及び第2円弧部29によって、作業者の人差し指乃至小指の指先とのフィット感が増し、作業者の身体への負担がより一層軽減される。
発泡樹脂容器1の積み卸し作業では、発泡樹脂容器1を台上等で回転させる動作を伴う。発泡樹脂容器1を回転させる動作では、容器本体2の側壁22が交差する角部50及び蓋部材3の側壁35が交差する角部36に作業者の手の平が宛がわれる。
図1乃至3に示されるように、容器本体2の角部50及び蓋部材3の角部36は、R面状の面取り形状であるのが望ましい。角部50及び36の曲率半径は、例えば、20〜30mmが望ましい。角部50及び36の曲率半径が20mm未満の場合、手首関節の屈曲角度が大きくなるため、積み卸し作業の繰り返しによって手根管症候群の一因となるおそれがある。角部50及び36の曲率半径が30mmを超える場合、容器本体2の強度を維持しつつ内容積を確保することが困難となる。
複数段に積み上げられた発泡樹脂容器1の積み卸し作業では、容器本体2の底壁21に指を掛けて、発泡樹脂容器1を持ち上げる動作を伴う。
図5及び6に示されるように、容器本体2の底壁21には、作業者が指を掛けるための第3指掛け部51が形成されているのが望ましい。本実施形態の第3指掛け部51は、底壁21の下面から上方に陥没する凹部52である。凹部52は、作業者が指を引っ掛けるための下側を向く下向き面53を有する。
図1の基本構造をなす、発泡樹脂容器が表1の仕様に基づいて試作された。実施例は、第1指掛け部46及び第2指掛け部25を有する発泡樹脂容器1であり、比較例は、第1指掛け部46及び第2指掛け部25を有しない発泡樹脂容器である。実施例の第2指掛け部25は天板31の上面31aから70mmの位置に配され、曲率半径R1は140mmであり、曲率半径R2は10mmである。
各容器は、収容物により重量が15kgとなるように調整され、床上高さが40cmの作業台に載置された。試験者(男子大学生10人)は、各容器を20cm持ち上げ、3秒間姿勢が維持した後、作業台に戻す動作を行ない、容器の持ち上げ易さ、上肢の疲れ易さが、試験者の主観によって、最大手首角度、浅指屈筋への負荷、長とう側手根伸筋への負荷が客観的なデーターによって、それぞれ評価された。
<主観評価・持ち上げ易さ>
容器の持ち上げ易さが、試験者の主観によって評価された。数値は、ゼロを基準(中央値)とする評点で表され、数値が大きいほど、容器を容易に持ち上げることが可能であり、試験者の身体への負担が軽減されていると評価される。
<主観評価・上肢の疲れ易さ>
容器を持ち上げる際の肩、上腕及び前腕の疲れ易さが、試験者の主観によって評価された。数値は、10点法による評点で表され、数値が小さいほど、試験者の身体への負担が軽減されていると評価される。
<客観評価・最大手首角度(尺屈)>
上記動作における試験者の手首の最大角度が測定された。数値が小さいほど、試験者の身体への負担が軽減されていると評価される。
<客観評価・浅指屈筋への負荷>
上記各動作における試験者の浅指屈筋の筋電信号が測定され、筋活動時間、iEMG(積分筋電位:integrated Electromyogram)及び%MVC(Maximum Voluntary Contraction)が計算された。各数値が小さいほど、浅指屈筋への負荷が小さく、試験者の身体への負担が軽減されていると評価される。
<客観評価・長とう側手根伸筋への負荷>
上記各動作における試験者の長とう側手根伸筋の筋電信号が測定され、筋活動時間、iEMG及び%MVCが計算された。各数値が小さいほど、長とう側手根伸筋への負荷が小さく、試験者の身体への負担が軽減されていると評価される。
Figure 0006820548
表1に示されるように、実施例の発泡樹脂容器は、比較例に対して作業者の身体への負担を軽減しうることが確認された。
1 発泡樹脂容器
2 容器本体
3 蓋部材
21 底壁
22 側壁
23 開口
24 外周面
25 第2指掛け部
27 下向き面
28 第1円弧部
29 第2円弧部
31 天板
31a 上面
31b 外周縁
32 リブ
41 第1端部分
42 第2端部分
43 幅狭リブ部
44 幅広リブ部
45 接続部
46 第1指掛け部
46a 内側側面

Claims (6)

  1. 収容空間を区画するための底壁及び側壁を有し、上部に開口が形成された容器本体と、前記容器本体に着脱可能に取り付けられる蓋部材とを含む発泡樹脂容器であって、
    前記蓋部材は、前記開口を閉じる天板と、前記天板の上面から上向きに隆起して前記天板の外周縁に沿った外周縁方向にのびるリブとを含み、
    前記リブは、第1端部分を有し、
    前記第1端部分は、先端側に位置する幅狭リブ部と、前記幅狭リブ部に連なり前記幅狭リブ部から前記外周縁とは反対側に張り出した幅広リブ部とを含み、これらの接続部に前記リブの内側側面が入隅状に凹んだ第1指掛け部が形成され
    前記容器本体の前記側壁の外周面には、前記容器本体を持ち上げようとする作業者が指を引っ掛けるための第2指掛け部が形成され、
    前記第1指掛け部は、前記蓋部材が前記容器本体に装着されたとき、前記第2指掛け部と前記外周縁方向で互いに重複する重複部分と、前記第2指掛け部と前記外周縁方向で互いに重複しない非重複部分とを有することを特徴とする発泡樹脂容器。
  2. 前記天板は、前記リブを少なくとも一対含み、各リブの前記第1端部分同士が、前記外周縁方向に距離を隔てて、互いに向き合わせて配されている請求項1記載の発泡樹脂容器。
  3. 前記第1指掛け部の内側側面は、面取り形状である請求項1又は2記載の発泡樹脂容器。
  4. 前記第2指掛け部は、前記側壁から陥没すると共に、前記指を引っ掛けるための下側を向く下向き面を有した凹部であり、
    前記側壁の正面視において、前記下向き面の少なくとも中央部分は、下側に凸で湾曲する第1円弧部を含んでいる請求項1記載の発泡樹脂容器。
  5. 前記側壁の正面視において、前記下向き面の両端部分は、上側に凸で湾曲する第2円弧部を含んでいる請求項4記載の発泡樹脂容器。
  6. 前記第2円弧部の曲率半径は、前記第1円弧部の曲率半径よりも小さい請求項5記載の発泡樹脂容器。
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