JP6819520B2 - 車両のアウターミラー - Google Patents

車両のアウターミラー Download PDF

Info

Publication number
JP6819520B2
JP6819520B2 JP2017172798A JP2017172798A JP6819520B2 JP 6819520 B2 JP6819520 B2 JP 6819520B2 JP 2017172798 A JP2017172798 A JP 2017172798A JP 2017172798 A JP2017172798 A JP 2017172798A JP 6819520 B2 JP6819520 B2 JP 6819520B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
vehicle
camera
housing
grommet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017172798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019048503A (ja
Inventor
秀一 麻生
秀一 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017172798A priority Critical patent/JP6819520B2/ja
Publication of JP2019048503A publication Critical patent/JP2019048503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6819520B2 publication Critical patent/JP6819520B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

本発明は車両後方を視認可能な車両のアウターミラーに関する。
車両の後側方を撮影するカメラが下部に設けられた車両のアウターミラーが知られている(特許文献1)。このアウターミラーは、ハウジングの下部を膨らませた形状としてカメラの設置空間が確保されており、そのカメラはカメラホルダにて押さえつけられた状態でカメラホルダがハウジングの内部にネジ止めされることにより固定される。
また、車両下方を撮影するカメラがミラーのハウジング内に設けられた車両のアウターミラーが知られている(特許文献2)。このアウターミラーは、ハウジングの内部に形成された枠状の壁部にカメラが挿入された状態で、カメラに被せられたブラケットが防水用のパッキンを介してハウジングにネジ止めされる。
特許第5936288号公報 特開2008−168715号公報
特許文献1及び2のアウターミラーはカメラがミラーハウジングに固定されているため外部からの衝撃がカメラに入力されやすく、しかもカメラの設置空間を確保するためにハウジングを通常の形状よりも膨らませるなどカメラなしの通常のアウターミラーの外形とは異なる形状になっている。例えば、特許文献1及び2のアウターミラーは外部からの衝撃がカメラに入力されるとカメラの向きが変わりやすい問題があった。例えば、特許文献1のアウターミラーはミラーハウジングの下部が膨らんでいるため車両の投影面積が増加して車両走行中の空気抵抗が大きくなる問題があった。
そこで、本発明は、外形の変更の程度を低減でき、かつカメラに対する衝撃の入力を低減できる車両のアウターミラーを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両のアウターミラーは、車両後方の視認を可能とする車両のアウターミラーであって、ミラー面を有するミラー部材と、前記車両後方に前記ミラー面が向けられるように前記ミラー面の裏面側から前記ミラー部材を支持するミラーサポートと、前記ミラーサポートが取り付けられるとともに車体に結合された骨格部材と、前記車両後方に向けられ、かつレンズを含む対物部を有し、前記骨格部材に取り付けられたカメラと、前記ミラー部材を露出させた状態で、前記ミラーサポート、前記骨格部材、及び前記カメラのそれぞれを覆うハウジングと、前記ミラー部材の周囲を取り囲むように形成され前記車両後方側から前記ハウジングに結合されたバイザー部と、を備え、前記バイザー部には、前記ハウジングの内部側から前記車両後方の外部側に向かって貫かれた貫通孔が形成されるとともに、前記貫通孔の周縁部を一巡するように覆い前記内部側及び前記外部側に突出する中空状の弾性部材が設けられており、前記カメラは、前記レンズが前記弾性部材の中空部を通じて受光可能な状態で、かつ前記対物部が前記弾性部材と接触する状態で前記骨格部材に固定されているものである。
本発明の一形態にアウターミラーが適用された車両を車両上方側から見た状態を示した図。 図1のアウターミラーを車両後方側から見た状態を示した図。 図2のIIIa-IIIa線に関する断面図。 図2のIIIb-IIIb線に関する断面図。 図2のIIIc-IIIc線に関する断面図。 図3AのIV部の拡大図。 第1の変形例に係る拡大図。 第2の変形例に係る拡大図。 第3の変形例に係る拡大図。 第4の変形例に係る拡大図。 第5の変形例に係る拡大図。 第6の変形例に係る拡大図。
図1に示すように、車両1は4輪乗用自動車として構成されている。なお、図1及び他の図において、矢印Frは車両前方、矢印Rrは車両後方、矢印Rは車両右側、Lは車両左側、Uは車両上方、Dは車両下方をそれぞれ示している。車両1の車体2には左右一対のアウターミラー3が左右の車両ドア4と一体移動可能な状態でドアミラーとして設けられている。各アウターミラー3は乗員による車両後方の視認を可能とするものであり、かつ車両後方を撮影するカメラ13を内蔵している。各アウターミラー3は左右対称の構成であるので以下の説明は車両右側のアウターミラー3について行う。
図2及び図3A〜図3Cに示すように、アウターミラー3は、ミラー面10aを有するミラー部材10と、ミラー部材10を支持するミラーサポート11と、ミラーサポート11が取り付けられる骨格部材12と、骨格部材12に取り付けられたカメラ13と、ミラー部材10を露出させた状態で、ミラーサポート11、骨格部材12、及びカメラ13のそれぞれを覆うハウジング15と、ミラー部材10の周囲を取り囲むように形成され車両後方側からハウジング15に結合されたバイザー部16とを備えている。
図3A及び図3Bに示すように、ミラー部材10はミラー面10aの裏面側を覆うベース20を有し、そのベース20がミラーサポート11に固定されている。ミラーサポート11は車両後方にミラー面10aが向けられるようにミラー面10aの裏面側からミラー部材10を支持する。ミラーサポート11は、骨格部材12に取り付けられる固定部21と、ミラー部材10のベース20に結合される結合部22と、固定部21と結合部22との間に介在する電動式のアクチュエータ23とを備えている。アクチュエータ23はミラー部材10の向きを図の矢印で示すように上下左右に調整するために設けられていて固定部21に保持されている。
骨格部材12は車両1の駐車時等にアウターミラー3を折りたたむための電動式の回転機構25を介在させた状態で車体2に結合されている。回転機構25は軸線Ax1(図2)の回りに旋回する可動部25aが骨格部材12及びハウジング15に固定されている。そのため、回転機構25が作動して可動部25aが旋回すると骨格部材12及びそれに取り付けられた各種の構成要素がハウジング15とともに旋回してアウターミラー3が折りたたまれる。
カメラ13は、車両後方に向けられたレンズ27が配置された端部28を含み、骨格部材12に対してスクリュー29にて固定されている。バイザー部16には、カメラ13の撮影を可能とするため、レンズ27及び端部28と対向する位置に貫通孔30が形成されている。貫通孔30はハウジング15の内部側から車両後方の外部側に向かってバイザー部16を貫いている。
バイザー部16には貫通孔30に嵌め込まれた中空状の弾性部材の一例としてのグロメット31が設けられている。グロメット31は柔軟性を持つ素材の一例としての合成ゴムにて構成されている。なお、グロメットの素材としては、エラストマー等の柔軟性を持つ他の素材を選択することもできる。図4に示したように、グロメット31は貫通孔30に挿入される中空状の筒部32と、筒部32と繋がっていてハウジング15の内部側に突出し、かつ筒部32の外径よりも大きい外径を持つ環状の内側突出部33と、内側突出部33の反対側で筒部32と繋がっていて車両後方の外部側に突出し、かつ筒部32の外径よりも大きい外径を持つ環状の外側突出部34とを含んでいる。これにより、グロメット31はハウジング15の内部側及び車両後方の外部側に突出した状態で貫通孔30の周縁部30aを一巡するように覆う。カメラ13は、レンズ27がグロメット31の中空部31aを通じて受光可能な状態で、かつレンズ27が配置された端部28がグロメット31の内側突出部33と接触する状態で骨格部材12に固定されている。グロメット31はカメラ13の端部28が押し付けられることによって弾性変形した状態にある。
グロメット31は貫通孔30の周縁部30aを隙間なく覆っていて密着している。内側突出部33、筒部32及び外側突出部34はそれぞれ滑らかに接続されている。内側突出部33は、貫通孔30の中心線CL方向のカメラ13側に向かって、断面積が徐々に小さくなっている。内側突出部33の先端部33aは丸みを帯びていて周方向に一巡し、比較的小さな接触面積でカメラ13の端部28と接触する。グロメット31の内側突出部33はその先端部33aが周方向に一巡するようにカメラ13の端部28と接触しているため、ハウジング15内部への雨滴や埃等の異物の侵入を防止できる。外側突出部34は中心線CL方向のカメラ13から離れる側に向かって断面積が徐々に小さくなっている。外側突出部34が設けられているため、バイザー部16に付着した雨滴が車両下方に流れた場合でも、外側突出部34によって中空部31aに雨滴が浸入せずに左右に流れるように整流されるのでレンズ27への雨滴の付着を抑制できる。それにより、カメラ13が撮影する映像に影響を与えにくくなる。
図2、図3A及び図3Cに示したように、アウターミラー3に設けられたアクチュエータ23、回転機構25、及びカメラ13への給電は、アウターミラー3のハウジング15内に配置されたミラー側ワイヤーハーネス41が、車体2の内部に配置された車体側ワイヤーハーネス40に対してコネクタ部42を介して接続されることにより行われる。ミラー側ワイヤーハーネス41は、回転機構25用の第1給電線41aとアクチュエータ23用の第2給電線41bとカメラ13用の第3給電線41cとを含み、これらの給電線41a〜41cが所定箇所で適宜に束ねられて構成されている。
各給電線41a〜41cは、車体側ワイヤーハーネス40から回転機構25までの間に存在する分岐位置(不図示)まで束ねられ、その分岐位置から第2給電線41bと第3給電線41cとが束ねられた状態で分岐する。そして、束ねられた状態の第2給電線41b及び第3給電線41cは、骨格部材12に沿ってミラーサポート11の手前の分岐位置Bp(図3A参照)まで導かれ、その分岐位置Bpで第2給電線41bと第3給電線41cとに分岐する。分岐した一方の第2給電線41bはミラーサポート11のアクチュエータ23に接続される。分岐した他方の第3給電線41cは骨格部材12に沿うようにされ、かつ骨格部材12に設けられたクランプ44にて固定された状態でカメラ13まで導かれて接続されている。
このように、ハウジング15内のミラー側ワイヤーハーネス41や各給電線41a〜41cの取り回しが骨格部材12上で完結していて、その取り回しについてハウジング15は関与しない。このため、ハウジング15へ衝撃が加わっても、ミラー側ワイヤーハーネス41、コネクタ部42、及び各給電線41a〜41cにその衝撃が直接入力されないので接触不良や断線が起こりにくく信頼性が向上する。
上記形態によれば、アウターミラー3のハウジング15内にカメラ13が収容されていて、バイザー部16に形成された貫通孔30の位置にレンズ27が位置するため、カメラ13の設置領域を確保するためにハウジング13を膨らませる等の外形変更の必要がなく、図2に示すようにミラー部材10の形状をバイザー部16の範囲内で調整すれば足りる。これにより、外形変更をした形態と比べて車両走行中の空気抵抗を低減できる。また、カメラ13は、アウターミラー3のハウジング15やバイザー部16とは別部品である骨格部材12に取り付けられている。このため、ハウジング15やバイザー部16に対して外部から衝撃が加わった場合でもカメラ13への衝撃の入力を低減できるので、カメラ13の向きが変わりにくい。カメラ13のレンズ27が配置された端部28とバイザー部16との間に柔軟性のあるグロメット31が介在し、かつそのグロメット31が貫通孔30の周縁部30aを覆っているため、ハウジング15やバイザー部16に衝撃が加わってもバイザー部16がカメラ13のレンズ27を傷つけることを抑制できる。また、外力が加わっていない通常時においてカメラ13の端部28とバイザー部16との間からの雨滴等の異物の浸入を抑制できる。
(変形例)
上記形態のバイザー部16に形成された貫通孔30に嵌め込まれるグロメット31は一例である。例えば、図5A〜図5Fに示したグロメット131〜631を用いた形態に変更することもできる。
図5Aに示したグロメット131は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部132、内側突出部133、及び外側突出部134を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。グロメット131は貫通孔30の周縁部30aを覆っているが、内側突出部133とバイザー部16の内面との間に空洞Cが形成されている。この空洞Cによって、同材料かつ中実の形態と比べて内側突出部133の柔軟性が向上する。これにより、ハウジング15やバイザー部16に外力が加わってバイザー部16とカメラ13の端部28との相対位置が変化してもその変化に対する追従性が高まる。そのため、グロメット131は、こうした相対位置が変化した場合でも端部28とグロメット131との接触が確保されやすく外力によって防水性及び防塵性が破綻しにくい。
図5Bに示したグロメット231は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部232、内側突出部233、及び外側突出部234を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。内側突出部233はバイザー部16の内面に接する基部233aと、基部233aを起点として貫通孔30の中心線CLから離れる方向に延びたリップ部233bとを含み、基部233aとリップ部233bとの間を一巡する溝Gが形成されている。このため、溝Gによって内側突出部233の柔軟性が増加して上述した追従性が高まる。したがって、グロメット231は、バイザー部16とカメラ13の端部27との相対位置が変化した場合でも端部27とグロメット231との接触が確保されやすく外力によって防水性及び防塵性が破綻しにくい。
図5Cに示したグロメット331は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部332、内側突出部333、及び外側突出部334を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。内側突出部333はバイザー部16の内面に接する基部333aと、基部333aを起点として貫通孔30の中心線CLから離れる方向に延びつつ折り返し点Pにて反対方向に折り返されるリップ部333bとを含んでいる。リップ部333bが折り返される構成のため、内側突出部333には中心線CLに近づく方向に向いた溝G1と、中心線CLから離れる方向に向いた溝G2とがそれぞれ一巡するように形成される。なお、折り返し点Pを複数設けることにより、2以上の複数の溝が形成されるように変更することもできる。グロメット331は、内側突出部333に2つの溝G1、G2が形成されることにより、内側突出部333の柔軟性が増加して上述した追従性が高まる。このため、グロメット331は、バイザー部16とカメラ13の端部28との相対位置が変化した場合でも端部28とグロメット331との接触が確保されやすく外力によって防水性及び防塵性が破綻しにくい。また、リップ部333aの先端が中心線CLに近づく方向に向いているため、中心線CLから離れる方向に向いている形態と比べて異物侵入の抑制効果が高い。
図5Dに示したグロメット431は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部432、内側突出部433、及び外側突出部434を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。内側突出部433はバイザー部16の内面に接する基部433aと、基部433aを起点として貫通孔30の中心線CLに近づく方向に延びたリップ部433bとを含む。リップ部433bはその先端が中心線CLに近づく方向に向いているため、中心線CLから離れる方向に向いている形態と比べて異物侵入の抑制効果が高い。
図5Eに示したグロメット531は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部532、内側突出部533、及び外側突出部534を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。内側突出部533は、中心線CLの方向に並ぶ複数(図では2つ)の溝g1、g2がそれぞれ一巡するように形成されたベローズ状に構成されている。これにより、内側突出部533の柔軟性が増加して上述した追従性が高まる。このため、グロメット531は、バイザー部16とカメラ13の端部28との相対位置が変化した場合でも端部28とグロメット531との接触が確保されやすく外力によって防水性及び防塵性が破綻しにくい。なお、内側突出部533に形成される溝の個数は適宜変更してよい。
図5Fに示したグロメット631は、その基本構成はグロメット31と同様であり、筒部632、内側突出部633、及び外側突出部634を含んでいて、グロメット31と共通の作用効果を奏する。内側突出部633はバイザー部16の内面に接する基部633aと、中心線CLに関して同心円状に並び、かつ基部633aを基点としてそれぞれ中心線CLから離れる方向に延びる複数(図では3つ)のリップ部633bとを含む。グロメット631は、同心円状に並ぶ各リップ部633bがカメラ13の端部28に接するので、上述するようにバイザー部16とカメラ13の端部28との相対位置が変化しても、すべてのリップ部633bがカメラ13の端部28から離れることが起こりにくい。したがって、グロメット631は、単一のリップ部を備えた形態と比較して当該形態と同等の柔軟性を確保しつつ異物侵入の抑制効果が高い。
上記形態は、アウターミラーをドアミラーとして車両に適用したものであるが、アウターミラーをフェンダーミラーとして車両に適用する形態に変更することもできる。また、アウターミラーを車両外部に設けられドアミラー等を補助する補助ミラーとして車両に適用した形態にも変更できる。
上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の態様を以下に記載する。
本発明の一態様に係る車両のアウターミラーは、車両後方の視認を可能とする車両のアウターミラーであって、ミラー面を有するミラー部材と、前記車両後方に前記ミラー面が向けられるように前記ミラー面の裏面側から前記ミラー部材を支持するミラーサポートと、前記ミラーサポートが取り付けられるとともに車体に結合された骨格部材と、前記車両後方に向けられ、かつレンズを含む対物部を有し、前記骨格部材に取り付けられたカメラと、前記ミラー部材を露出させた状態で、前記ミラーサポート、前記骨格部材、及び前記カメラのそれぞれを覆うハウジングと、前記ミラー部材の周囲を取り囲むように形成され前記車両後方側から前記ハウジングに結合されたバイザー部と、を備え、前記バイザー部には、前記ハウジングの内部側から前記車両後方の外部側に向かって貫かれた貫通孔が形成されるとともに、前記貫通孔の周縁部を一巡するように覆い前記内部側及び前記外部側に突出する中空状の弾性部材が設けられており、前記カメラは、前記レンズが前記弾性部材の中空部を通じて受光可能な状態で、かつ前記対物部が前記弾性部材と接触する状態で前記骨格部材に固定されているものである。例えば、上記形態においては、レンズ27及び端部28を含んだカメラ13の一部分が、車両後方に向けられかつレンズを含む対物部の一例に相当する。上記形態及びその変形例においては、図4及び図5A〜図5Fに図示されたグロメット31、131〜631のそれぞれが弾性部材の一例に相当する。
この態様のアウターミラーによれば、ハウジング内にカメラが収容されていて、バイザー部に形成された貫通孔の位置にレンズが位置するため、カメラの設置領域を確保するためにハウジングを膨らませる等の外形変更の必要がなくミラー部材の形状をバイザー部の範囲内で調整すれば足りる。これにより外形の変更の程度を低減できる。また、カメラは、アウターミラーのハウジングやバイザー部とは別部品である骨格部材に取り付けられている。このため、ハウジングやバイザー部に対して外部から衝撃が加わった場合でもカメラへの衝撃の入力を低減できる。カメラの対物部とバイザー部との間に弾性体が介在し、かつその弾性体が貫通孔の周縁部を覆っているため、ハウジングやバイザー部に衝撃が加わってもバイザー部がカメラのレンズを傷つけることを抑制できる。また、外力が加わっていない通常時においてカメラの対物部とバイザー部との間からの雨滴等の異物の浸入を抑制できる。
1 車両
3 アウターミラー
10 ミラー部材
10a ミラー面
11 ミラーサポート
12 骨格部材
13 カメラ
15 ハウジング
16 バイザー部
27 レンズ(対物部)
28 端部(対物部)

Claims (1)

  1. 車両後方の視認を可能とする車両のアウターミラーであって、
    ミラー面を有するミラー部材と、
    前記車両後方に前記ミラー面が向けられるように前記ミラー面の裏面側から前記ミラー部材を支持するミラーサポートと、
    前記ミラーサポートが取り付けられるとともに車体に結合された骨格部材と、
    前記車両後方に向けられ、かつレンズを含む対物部を有し、前記骨格部材に取り付けられたカメラと、
    前記ミラー部材を露出させた状態で、前記ミラーサポート、前記骨格部材、及び前記カメラのそれぞれを覆うハウジングと、
    前記ミラー部材の周囲を取り囲むように形成され前記車両後方側から前記ハウジングに結合されたバイザー部と、
    を備え、
    前記バイザー部には、前記ハウジングの内部側から前記車両後方の外部側に向かって貫かれた貫通孔が形成されるとともに、前記貫通孔の周縁部を一巡するように覆い前記内部側及び前記外部側に突出する中空状の弾性部材が設けられており、
    前記カメラは、前記レンズが前記弾性部材の中空部を通じて受光可能な状態で、かつ前記対物部が前記弾性部材と接触する状態で前記骨格部材に固定されている、
    車両のアウターミラー。
JP2017172798A 2017-09-08 2017-09-08 車両のアウターミラー Expired - Fee Related JP6819520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172798A JP6819520B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 車両のアウターミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017172798A JP6819520B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 車両のアウターミラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019048503A JP2019048503A (ja) 2019-03-28
JP6819520B2 true JP6819520B2 (ja) 2021-01-27

Family

ID=65906137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017172798A Expired - Fee Related JP6819520B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 車両のアウターミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6819520B2 (ja)

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60312394T2 (de) * 2003-05-22 2007-11-15 Fico Mirrors, S.A. Aussenrückspielgelanordnung für fahrzeug, die zur abstützung einer bilderfassungsvorrichtung ausgeführt ist
JP4367282B2 (ja) * 2004-08-05 2009-11-18 市光工業株式会社 車両用カメラの防水取付構造、車両用カメラ付き車両用アウトサイドミラー装置
JP2007106200A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Mitsuba Corp 車両周辺監視装置
JP2007137098A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Honda Lock Mfg Co Ltd 車両の後方視認装置
JP4335228B2 (ja) * 2006-05-18 2009-09-30 株式会社村上開明堂 カメラ内蔵型バックミラー
US20090079829A1 (en) * 2007-09-25 2009-03-26 Tianyi Hu Multi-functional side rear view mirror for vehicles
EP2062778B1 (en) * 2007-11-23 2013-07-31 SMR Patents S.à.r.l. Lane Change Control System
JP4831797B2 (ja) * 2009-01-30 2011-12-07 株式会社村上開明堂 ドアミラー
US9815410B2 (en) * 2012-08-29 2017-11-14 Smr Patents S.A.R.L. Side mirror assembly with stationary camera and telescoping mirror head
JP2016078559A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社石▲崎▼本店 車両用サイドミラー
TWM526517U (zh) * 2015-12-31 2016-08-01 Shin Wong Ind Co Ltd 車用後視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019048503A (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106255618B (zh) 具有无侧后视镜的后视装置的机动车
US9096185B2 (en) Grommet
JP6924686B2 (ja) 車両用視認装置
JP5123063B2 (ja) 車両用インナミラー装置のピボット連結構造
KR20190067737A (ko) 자동차 액세서리 장착 지지부
JP2006193070A (ja) 車両用後方監視カメラ装置
US20090098759A1 (en) Connector Apparatus
JP2020036476A (ja) グロメット
US10160402B2 (en) Rear camera device for vehicle and module cover thereof
JP6819520B2 (ja) 車両のアウターミラー
US9090231B2 (en) Wiper blade apparatus including fool-proof assembly structure
JP2009244385A (ja) レンズ組立体および撮像装置
WO2016098559A1 (ja) グロメット及びグロメット付電線
US20050085100A1 (en) Electrical connection structures in additional unit for vehicles and in inner mirror
JP2006281966A (ja) 車載用装着部品の取付構造
KR20120009153A (ko) 끝단에 전자카메라가 장착된 백미러
JP2018117497A (ja) 防水カバー及びワイヤーハーネス
JP2008293885A (ja) コネクタ保護部構造
JP4681952B2 (ja) グロメット
JP2006192978A (ja) ルームミラー用ハーネスカバーの取り付け構造
JP2009244387A (ja) レンズ組立体および撮像装置
JP2009210428A (ja) 超音波センサ装置
JP7189042B2 (ja) 車両用ミラー装置
JP2005119561A (ja) 車両用付属ユニットおよびインナーミラー
JP2016062675A (ja) ワイヤーハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201214

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6819520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees