JP6819381B2 - アンテナ装置及び電子機器 - Google Patents
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また、本発明に係る第2の態様のアンテナ装置は、導体からなり、それぞれが、所定の幅で形成された第1の領域が所定の方向に延伸するように配置された一対のアンテナエレメントと、樹脂からなり、前記一対のアンテナエレメントを支持する支持部と、を備え、前記支持部は、それぞれが前記一対のアンテナエレメントのそれぞれに対応するように設けられた、前記第1の領域の厚み方向において前記第1の領域から少なくとも所定の距離までの間を空間として確保するための、一対の非接触部分を有し、前記一対の非接触部分のそれぞれは、当該非接触部分に対応する方のアンテナエレメントにおける前記第1の領域の幅方向に沿う方向の長さが当該第1の領域の幅よりも長く形成されており、前記一対のアンテナエレメントのそれぞれは、当該アンテナエレメントにおける前記第1の領域が延伸する方向において当該アンテナエレメントに対応する方の非接触部分を跨るように配置されているとともに、当該非接触部分を跨る前後の位置では前記第1の領域の幅方向において前記第1の領域が前記支持部にベタ付けされている、ことを特徴とする。
図1〜図5を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1、図2を参照して、本実施の形態の装置の外観構成を説明する。図1は、本実施の形態の電子機器1の上面側を示す外観斜視図である。図2は、下ケース2bが外された状態の電子機器1の下面側を示す外観斜視図である。
樹脂マウント部33A及び後述する変形例における樹脂マウント部の材料として使用する樹脂としては、ABS樹脂以外に、ポリカーボネート樹脂(PC)、ABS+PC複合樹脂などの樹脂が考えられるが、これらの樹脂に限定されるものではない。
短縮率=1/(εr)1/2 …(1)
この波長短縮効果は、アンテナエレメントの近傍の樹脂からも発生し、アンテナエレメントから樹脂が離れるほどその効果も小さくなる。
図6を参照して、上記実施の形態の第1の変形例を説明する。図6(a)は、無線LANアンテナ30Bを示す斜視図である。図6(b)は、樹脂マウント部33Bを示す斜視図である。
図7、図8を参照して、上記実施の形態の第2の変形例を説明する。図7(a)は、無線LANアンテナ30Cを示す斜視図である。図7(b)は、樹脂マウント部33Cを示す斜視図である。図8(a)は、無線LANアンテナ30Dを示す斜視図である。図8(b)は、樹脂マウント部33Dを示す斜視図である。
図9、図10を参照して、上記実施の形態の第3の変形例を説明する。図9(a)は、無線LANアンテナ30Eを示す斜視図である。図9(b)は、樹脂マウント部33Eを示す斜視図である。図9(c)は、無線LANアンテナ30Eの断面を示す斜視図である。図10(a)は、無線LANアンテナ30Fを示す斜視図である。図10(b)は、樹脂マウント部33Fを示す斜視図である。図10(c)は、無線LANアンテナ30Fの断面を示す斜視図である。
図11、図12を参照して、上記実施の形態の第4の変形例を説明する。図11は、無線LANアンテナ30Gを示す斜視図である。図12は、無線LANアンテナ30Hを示す斜視図である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
導体からなるアンテナエレメントと、
前記アンテナエレメントを支持し比誘電率が1より大きい樹脂からなる支持部と、を備え、
前記支持部は、前記アンテナエレメントから所定の距離以上離れた非接触部分を有するアンテナ装置。
<請求項2>
前記支持部は、前記アンテナエレメントを固定して支持する突起部を有する請求項1に記載のアンテナ装置。
<請求項3>
前記第1の突起部は、変形した先端により前記アンテナエレメントを固定する請求項2に記載のアンテナ装置。
<請求項4>
前記突起部は、柱状又は錘状である請求項2に記載のアンテナ装置。
<請求項5>
前記支持部は、凹部を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項6>
前記支持部は、溝部を有する請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項7>
前記支持部は、貫通穴部を有する請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項8>
導体からなるアンテナエレメントと、
前記アンテナエレメントを支持し比誘電率が1より大きい樹脂からなる支持部と、を備え、
前記アンテナエレメントは、前記支持部から所定の距離以上離れた非接触部分を有するアンテナ装置。
<請求項9>
前記樹脂は、比誘電率が2〜4である請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項10>
前記アンテナエレメントは、無線LAN用のアンテナエレメントである請求項1から9のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項11>
請求項1から10のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置を介して無線通信を行う通信手段と、を備える電子機器。
2a 上ケース
2b 下ケース
3 メイン基板
11 CPU
12 操作部
12a キー群
12b サイドトリガキー
13 RAM
14 表示部
15 記憶部
16 無線LAN通信部
17 スキャナ部
17b,18b 窓部
18 撮像部
19 電源部
20 バス
30A,30B,30C,30D,30E,30F,30G,30H 無線LANアンテナ
31A,32A,31B,32B,31G,32G,31H,32H アンテナエレメント
31a 給電接点部
311,321 穴部
312G,322G,312H,322H 裏面
33A,33B,33C,33D,33E,33F,33G 樹脂マウント部
330A,330B,330C,330D,330E,330F,330G,331 平板部
332 リブ
333A,333E,333F 凹部
334,338E,338F 突起部
335,337C,337D 穴部
335a 雄螺子
336 溝部
Claims (9)
- 導体からなり、第1の幅で形成された第1の領域が所定の方向に延伸するように配置されたアンテナエレメントと、
樹脂からなり、前記アンテナエレメントを支持する支持部と、
を備え、
前記支持部は、前記第1の領域の厚み方向において前記第1の領域から少なくとも所定の距離までの間を空間として確保するための非接触部分を有し、
前記非接触部分は、前記第1の領域の幅方向に沿う方向の長さが前記第1の幅よりも長く形成されており、
前記アンテナエレメントは、前記第1の領域が延伸する方向において前記非接触部分を前記第1の領域が跨るように配置されているとともに、前記非接触部分を跨る前後の位置では前記第1の領域の幅方向において前記第1の領域が前記支持部にベタ付けされている、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 前記非接触部分は、前記第1の領域が延伸する方向に対して直交する方向に延伸する溝として形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記非接触部分は、前記支持部に設けられた貫通穴部として形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 導体からなり、それぞれが、所定の幅で形成された第1の領域が所定の方向に延伸するように配置された一対のアンテナエレメントと、
樹脂からなり、前記一対のアンテナエレメントを支持する支持部と、
を備え、
前記支持部は、それぞれが前記一対のアンテナエレメントのそれぞれに対応するように設けられた、前記第1の領域の厚み方向において前記第1の領域から少なくとも所定の距離までの間を空間として確保するための、一対の非接触部分を有し、
前記一対の非接触部分のそれぞれは、当該非接触部分に対応する方のアンテナエレメントにおける前記第1の領域の幅方向に沿う方向の長さが当該第1の領域の幅よりも長く形成されており、
前記一対のアンテナエレメントのそれぞれは、当該アンテナエレメントにおける前記第1の領域が延伸する方向において当該アンテナエレメントに対応する方の非接触部分を跨るように配置されているとともに、当該非接触部分を跨る前後の位置では前記第1の領域の幅方向において前記第1の領域が前記支持部にベタ付けされている、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 前記一対のアンテナエレメントは、互いの間で前記第1の領域の長さが異なっており、
前記一対の非接触部分のそれぞれは、当該非接触部分に対応する方のアンテナエレメントにおける前記第1の領域の長さに対応させた長さに形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。 - 前記一対のアンテナエレメントそれぞれは、無線LAN用のアンテナエレメントであり、対応する周波数帯域が互いに異なっている、
ことを特徴とする請求項4または5に記載のアンテナ装置。 - 前記樹脂は、比誘電率が1より大きい、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記樹脂は、比誘電率が2〜4である、
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置を介して無線通信を行う通信手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。
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