JP2016178488A - アンテナ装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】共振の帯域幅を広げるとともに、装置を小型化し、アンテナ特性の安定性を高めることである。【解決手段】アンテナ装置100は、導体のアンテナエレメント111,112と、アンテナエレメント112に貼り付けられ、誘電体損失が0.002以上の誘電体501と、を備える。【選択図】図7

Description

本発明は、アンテナ装置及び電子機器に関する。
従来、日本国内の800〜900MHzおよび1.9〜2.2GHz帯域バンドのW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)(登録商標)と、海外の800〜900MHzおよび1.8〜2.1GHz帯域バンドのGSM(Global System for Mobile communications)(登録商標)と、をカバーした携帯電話用アンテナは、2つの帯域バンドに対応するために2共振アンテナを使うことが一般的であった。
1800〜2100MHz帯域バンドは、GSM1800、GSM1900、WCDMAバンド1が連続して周波数を使っているため、この帯域エレメントの帯域幅を広くして1800〜2100MHzまでの広い帯域を連続してカバーする必要がある。このように、帯域幅が広いアンテナの要請があった。
上記帯域幅が広いアンテナとして、エレメントを太くして複数の電流ルートを作った構成のアンテナが知られている(特許文献1参照)。
また、帯域幅が広いアンテナとして、共振周波数に対応する長さのアンテナエレメントと、当該共振周波数に対応する長さより僅かに短い長さのアンテナエレメントと、を備え、複数の電流ルートを作ったアンテナが知られている(特許文献2参照)。
さらに、帯域幅を広くするアンテナの構成としては、逆Fアンテナ構造を用いて、複数の電流ルートを作る構成や、エレメント先端部分に静電容量成分が発生するような形状にした構成が知られている。
特開2007−27906号公報 特開2007−43594号公報
しかし、上記従来のアンテナでは、帯域を広くするためのエレメント構造が必要なので形状が大きくなってしまうおそれがあった。また、上記従来のアンテナでは、アンテナ構造が複雑になることに伴い、マッチングも複雑になり製品化した場合の安定性(製品間バラツキ)が不安定になるおそれがあった。
本発明の課題は、共振の帯域幅を広げるとともに、装置を小型化し、アンテナ特性の安定性を高めることである。
上記課題を解決するために、本発明のアンテナ装置は、導体のアンテナエレメント部と、前記アンテナエレメント部に貼り付けられ、誘電体損失が0.002以上の誘電体と、を備える。
本発明によれば、共振の帯域幅を広げることができるとともに、アンテナ装置を小型化でき、アンテナ特性の安定性を高めることができる。
本発明の実施の形態の電子機器の外観図である。 電子機器の機能構成を示すブロック図である。 (a)は、アンテナ装置の平面図である。(b)は、アンテナ装置の断面図である。 マッチング回路部の回路構成を示す図である。 アンテナ装置の等価基本構造を示す図である。 上ケースへのアンテナ装置の取付けを示す図である。 誘電体が貼り付けられるアンテナ装置を示す斜視図である。 誘電体が貼り付けられていないアンテナ装置における周波数に対するVSWRを示す図である。 誘電体が貼り付けられたアンテナ装置における周波数に対するVSWRを示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
先ず、図1〜図3を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の電子機器1の外観図である。図2は、電子機器1の機能構成を示すブロック図である。
本実施の形態の電子機器としての電子機器1は、携帯電話通信(モバイル通信)機能を有し、店舗、倉庫等の商品を管理するためのハンディターミナルであるものとする。しかし、電子機器1としては、ハンディターミナルに限定されるものではなく、無線通信機能を有するものであれば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話機等、他の電子機器でもよい。
電子機器1は、店舗、倉庫等の周辺に設置された携帯電話通信の基地局を介して、当該基地局に接続された通信ネットワーク上のサーバ装置等の機器と通信が可能である。
図1に示すように、電子機器1は、樹脂等からなる筐体としての上ケース2a及び下ケース2bを備え、上ケース2aと下ケース2bとの間の内部に、後述する電源部19、基板等を有する。基板は、PCB(Printed Circuit Board)であり、各種回路部品が実装される。
電子機器1は、上ケース2aの平面(上面)部に、表示部14と、キー群12aと、を備える。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro-Luminescent)ディスプレイ等で構成され、各種情報を表示する。キー群12aは、ユーザからの押下操作を受け付ける複数のキーであり、メニューキー、文字(数字)入力キー、カーソルキー、RFIDの読み取り/書き込みのトリガキー等を有する。
また、電子機器1は、下ケース2bの先端部に、スキャナ部18を有する。スキャナ部18は、レーザ光をバーコード等のシンボルに出力し、その反射光を受信してシンボルの情報を読み取る。
また、電子機器1は、下ケース2bの両側面部に、サイドキー12bを有する。サイドキー12bは、スキャナ部18のスキャンのトリガキーである。
次いで、図2を参照して、電子機器1の内部の機能構成を説明する。図2に示すように、電子機器1は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、ROM(Read Only Memory)15と、無線通信部16と、アンテナ装置100と、記憶部17と、スキャナ部18と、電源部19と、を備える。電子機器1の各部は、バス19Aを介して互いに接続されている。
CPU11は、電子機器1の各部を制御する。CPU11は、各種プログラムのうち指定されたプログラムをROM15から読み出してRAM13に展開し、展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。特に、CPU11は、無線通信部16により、基地局と携帯電話通信方式の無線通信を行い、当該基地局に接続された通信ネットワーク上の外部機器と通信を行う。
操作部12は、キー群12a、サイドキー12bを備え、ユーザからのキー群12a、サイドキー12bへの押下入力を受け付け、その押下入力に応じた操作情報をCPU11に出力する。また、操作部12は、表示部14の画面上に設けられるタッチパネルを含み、ユーザからのタッチ入力を受け付ける構成としてもよい。
RAM13は、揮発性の半導体メモリであり、各種データ及び各種プログラムを格納するワークエリアを有する。
表示部14は、CPU11に指示された表示情報に応じて表示パネルに各種表示を行う。
ROM15は、各種データ及び各種プログラムを記憶する読み出し専用の半導体メモリである。
無線通信部16は、携帯電話通信方式としてのGSM及びW−CDMAの無線通信を行う無線通信部である。つまり、無線通信部16は、GSM、W−CDMAの800〜900MHz帯域バンド(以下、800MHz帯域という)と、GSM、W−CDMAの1.8〜2.2GHz帯域バンド(以下、2GHz帯域という)と、の2つの帯域バンドの無線通信を行う。2GHz帯域には、GSMのGSM1800,GSM1900の帯域と、W−CDMAのWCDMAバンド1の帯域と、を含む。無線通信部16は、アンテナ装置100に接続され、変復調回路、信号処理回路等からなる無線通信モジュールを有し、アンテナ装置100における電波の送受信及び送受信信号の処理により、基地局と無線通信を行う。なお、アンテナ装置100及び無線通信部16の無線通信方式は、上記のものに限定されるものではなく、上記と異なる種類の無線通信方式や異なる使用周波数(周波数帯)の無線通信方式としてもよい。
記憶部17は、情報を読み出し及び書き込み可能に記憶するフラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、又は電池でバックアップされたRAM等の不揮発性のメモリである。
スキャナ部18は、シンボルとしてのバーコードを読み取るレーザスキャナであり、読み取ったデータをCPU11に出力する。なお、スキャナ部18は、シンボルとしてのバーコード及び2次元コードを読み取るイメージャの撮像部としてもよい。
電源部19は、電子機器1内の各部に電源供給する二次電池又は一次電池の等の電源部である。
また、電子機器1は、NFC(Near Field Communication)等の電磁界を介する通信、携帯電話通信以外の電波を介する無線通信(例えば、GPS(Global Positioning System)、無線LAN(Local Area Network)通信、Bluetooth(登録商標)通信等)を行う無線通信部、撮像部、印刷部等を有する構成としてもよい。
次いで、図3〜図6を参照して、アンテナ装置100の装置構成を説明する。図3(a)は、アンテナ装置100の平面図である。図3(b)は、アンテナ装置100の断面図である。図4は、マッチング回路部130の回路構成を示す図である。図5は、アンテナ装置100の等価基本構造を示す図である。図6は、上ケース2aへのアンテナ装置100の取付けを示す図である。
図3(a)に示すように、アンテナ装置100は、アンテナエレメント部110と、グランド部120と、マッチング手段としてのマッチング回路部130と、フィルム部140と、を有する。
アンテナエレメント部110は、フィルム部140に形成された圧延銅箔等の導体パターンにより構成され、アンテナ電流が流される素子である。アンテナエレメント部110は、アンテナエレメント111,112を有する。アンテナエレメント111は、帯状の形状を有し、直線部分AR1を有する。アンテナエレメント112は、帯状の形状を有し、直線部分AR2を有する。また、アンテナエレメント111の先端と、アンテナエレメント112の先端とは、図3(a)上のY軸の逆方向になるように、別々に設けられている。
グランド部120は、フィルム部140に形成された圧延銅箔等の導体パターンにより構成され、接地電位がとられる素子である。グランド部120は、帯状の形状を有するものとするが、この形状に限定されるものではない。
マッチング回路部130は、フィルム部140に形成された圧延銅箔等の導体パターンの経路に回路素子が接続されて構成される。マッチング回路部130は、アンテナエレメント部110側のインピーダンスと、無線通信部16の無線通信モジュール側のインピーダンスと、のマッチング(整合)(通常は50[Ω])をとる回路である。
図4に示すように、マッチング回路部130は、アンテナエレメント部110の途中に設けられ、3つのインダクタがπ型に接続されたπ型マッチング回路とする。しかし、マッチング回路部130は、インダクタを用いたπ型マッチング回路に限定されるものではなく、他の回路素子を用いたπ型マッチング回路や、L型マッチング回路等、他のマッチング回路の構成としてもよい。
図3(a)に示すように、グランド部120とマッチング回路部130とには、同軸ケーブル200の一端が接続される。同軸ケーブル200の他端には、無線通信部16の無線通信モジュールが接続される。同軸ケーブル200は、一本の銅線等の内部導体201と、内部導体201を被覆する絶縁体202と、絶縁体202を覆う網状の銅線等の外部導体203と、外部導体203を被覆する絶縁体の保護被覆部204と、からなる。
同軸ケーブル200の一端の内部導体201がはんだ付けによりマッチング回路部130の一端に接続され、同じく外部導体203がはんだ付けによりグランド部120の一端に接続される。この同軸ケーブル200が接続されるアンテナ装置100の場所を給電点Pとする。
図3(b)に示すように、フィルム部140は、アンテナエレメント部110、グランド部120、マッチング回路部130を挟み込み支持するフィルム141,142と、補強部143と、からなる。フィルム141,142は、ポリイミド等の絶縁体で形成された薄く柔らかいベースフィルムである。補強部143は、フィルム部140を補強する部材であり、ガラスエポキシ等の絶縁体からなる。
図3(b)に示すように、アンテナ装置100の直線部分AR1における断面図は、図3(b)上の−Zから+Zへの方向に、補強部143、フィルム141、アンテナエレメント111、フィルム142、の順に積層される。補強部143と、フィルム141(又はフィルム142)と、アンテナエレメント111(又はアンテナエレメント111、グランド部120)との厚さは、例えば、それぞれ、200〜450μm、12.5μm、18μmとされる。
また、アンテナエレメント111に対応する直線部分AR1と、アンテナエレメント112に対応する直線部分AR2と、の少なくとも一方には、誘電体501(図3では図示略)が両面テープ等により貼り付けられる。この誘電体501は、Tanδ(誘電体損失、誘電正接)が0.002以上の誘電体で構成される。誘電体501は、通信等の条件に合うTanδの値の材料が適宜選択されて使用される。また、Tanδの0.002の値は、これより小さい誘電体を使うと、通常、好ましい通信が行われるという実験値である。この誘電体の材料は、カーボンを含むゴムシートとするが、これに限定されるものではなく、ゴム、樹脂等、他の誘電体材料としてもよい。また、この誘電体の誘電率(比誘電率)は、例えば3〜4程度であり、具体的には例えば3.5とする。
Tanδは、コンデンサ内での電気エネルギー損失の度合いを表す数値である。誘電体501をアンテナエレメント部110に貼り付けると、誘電体501の誘電率に応じて波長短縮効果が得られる。また、Tanδが0.002以上の誘電体501をアンテナエレメント部110に貼り付けると、共振のVSWR(Voltage Standing Wave Ratio:電圧定在波比)や放射効率の最良値は悪化する(Q値が低くなる)ものの、共振の帯域幅が広がる。
また、誘電体501を直線部分AR1,AR2に貼り付けるのは、誘電体501の形を直線の帯状にできるためである。この場合、誘電体501の調整は、端部をカットするのみで長さを調整でき、誘電体501の加工及び調整がしやすい。しかし、誘電体501を貼り付ける場所は、直線部分AR1,AR2に限定されるものではなく、アンテナエレメント111,112に対応する他の場所としてもよい。
誘電体501は、補強部143が無い面としてのフィルム142に貼り付けられるのが好ましい。しかし、アンテナ装置100が、補強部143を有しない構成としてもよく、また、誘電体501がフィルム141(補強部143)に貼り付けられる構成としてもよい。
ここで、図5を参照して、アンテナ装置100の動作原理を説明する。図5のアンテナ装置100の等価基本構造に示すように、給電点Pからアンテナエレメント112の先端までの長さを長さL1とし、給電点Pからアンテナエレメント111の先端までの長さを長さL2とする。長さL1は、2GHz帯域の1/4λ(波長)の長さとし、2GHz帯域で共振する長さとなる。長さL2は、800MHz帯域の1/4λの長さとし、800MHz帯域で共振する長さとなる。アンテナエレメント111,112に誘電体501を貼り付けることにより、アンテナ特性を個別に調整することができる。
マッチング回路部130は、アンテナエレメント111,112の共有部分に配置されているので、そのマッチングが800MHz帯域及び2GHz帯域の両方に影響する。
また、アンテナエレメント111,112は、長さL1,L2よりも長い長さL3を有する。長さL3は、2GHz帯域、800MHz帯域よりも低い周波数帯域で共振する長さとなる。しかし、長さL1,L2を個別に可変とするため、長さL3の共振は無線通信に用いないこととする。
図3(a)のアンテナ装置100は展開図であり、実際には、図6に示すように、アンテナ装置100は、適宜曲げられて3次元の形状にされ、アンテナユニット400に取り付けられる。アンテナユニット400は、樹脂製等の支持体である。
アンテナユニット400に取り付けられたアンテナ装置100は、本体ユニット3が実装された上ケース2aに取り付けられる。本体ユニット3は、無線通信部16の無線通信モジュールを含む各種回路が実装された基板である。なお、本体ユニット3は、図6上で詳細な図示が省略されている。
次いで、図7〜図9を参照して、アンテナ装置100のアンテナ特性について説明する。図7は、誘電体501が貼り付けられるアンテナ装置100を示す斜視図である。図8は、誘電体501が貼り付けられていないアンテナ装置100における周波数に対するVSWRを示す図である。図9は、誘電体501が貼り付けられたアンテナ装置100における周波数に対するVSWRを示す図である。
図7に示すように、アンテナ装置100の直線領域AR2に誘電体501を貼り付ける場合を考える。ここでは、無線通信部16は、2GHz帯域において、GSM1800及びWCDMAバンド1の無線通信を行うものとする。図7に示すように、アンテナ装置100は、電子機器1の筐体の形状(筐体内の部品等の形状)に応じて、空いている空間に実装できるように、適宜3次元の形状に曲げられて誘電体501が貼り付けられ、アンテナユニット400に取り付けられる。誘電体501の貼り付け先であるアンテナエレメント112は、アンテナ装置100の筐体の形状に応じて、適宜カーブした形状になるよう曲げられている。誘電体501は、アンテナエレメント112のカーブした領域AR2の部分に貼り付けられて、カーブした形状となっている。
先ず、誘電体501を貼り付ける前の(貼り付けられていない)アンテナ装置100は、図8に示すような周波数に対するVSWRの特性を有する。
図8において、GSM1800の周波数帯を周波数帯fgとし、WCDMAバンド1の周波数帯を周波数帯fwとし、誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100の周波数に対するVSWRの特性を実線で示す。誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100は、長さL1,L2,L3のそれぞれに対応する共振周波数で共振されている。
長さL1に対応する共振の周波数帯に、周波数帯域fg,fwが含まれる。また、長さL1に対応する共振の最良点(極小点)(この周波数帯域で最もVSWRが低い点)の周波数が、周波数帯fg,fwの間に位置している。周波数帯域fg,fwの間は、VSWRが低いものの無線通信に使用されない周波数帯域となる。さらに、周波数帯fg,fwでは比較的低い適切なVSWRが得られていない。
誘電体501を貼り付けたアンテナ装置100は、図9に示すような周波数に対するVSWRの特性を有する。図9において、誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の周波数に対するVSWRの特性を点線で示し、比較のため誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100の周波数に対するVSWRの特性を実線で示す。
誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の長さL1に対応する共振のVSWRの特性は、矢印S1で示すように、誘電体501のTanδにより、誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100のVSWR特性よりも帯域幅が広げられている。
但し、誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の長さL1に対応する共振の最良点N2のVSWRは、矢印S2で示すように、誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100の最良点N1のVSWRよりも高く、悪化しており、Q値も低くなる。
しかし、誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の長さL1に対応する共振の最良点N2は、矢印S3で示すように、誘電体501の波長短縮効果により、最良点N1よりも周波数が低い方にシフトされる。誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の長さL1に対応する共振の最良点の周波数は、無線通信の使用周波数の帯域(周波数帯域fg,fw)以外であることが好ましい。誘電体501を貼り付けられたアンテナ装置100の使用周波数としての周波数帯域fg,fwのVSWRは、誘電体501を貼り付けられていないアンテナ装置100の周波数帯域fg,fwのVSWRよりも低く、好転している。
矢印S1の帯域幅及び矢印S2の最良点のVSWRは、誘電体501の材料の変更等によるTanδの値の変更や、誘電体501の形状の大きさ、貼り付ける場所の変更により調整できる。例えば、誘電体501のTanδを高くするほど、矢印S1の帯域幅もより大きくなり、矢印S2のVSWRもより高くなる(Q値がより低くなる)。また、矢印S3の最良点の周波数は、誘電体501の材料の変更等による誘電率の値を変更することで調整できる。
以上、本実施の形態によれば、アンテナ装置100は、アンテナエレメント部110と、アンテナエレメント部110に貼り付けられ、誘電体損失が0.002以上の誘電体501と、を備える。
このため、誘電体501の誘電体損失によりアンテナ装置100の共振の帯域幅を広げることができる。加えて、アンテナエレメント部110に帯域幅を広げるためのアンテナ構造が不要で簡単な構造にできるので、アンテナ装置100を小型化できる。さらに、帯域幅とQ値を決定する構造がアンテナエレメント構造に依存しないため、アンテナ装置100の構造自体を単純にすることができ、マッチングやアンテナ特性の調整を容易にすることができ、そのために製品化した場合の製品間バラツキを低減しアンテナ特性の安定性を高めることができる。さらに、アンテナ装置100を実際に筐体に組み込んだ後でも、誘電体501の調整により共振の帯域幅を広げる調整が容易にできる。
また、アンテナエレメント部110は、アンテナエレメント111,112からなり、誘電体501は、アンテナエレメント111,112の少なくとも一つに貼り付けられる。このため、誘電体501を貼り付けるアンテナエレメントを選択して個別に共振の帯域幅を広げることができる。
また、アンテナエレメント111,112は、互いに共振周波数が異なる(800MHz帯域、2GHz帯域)。このため、誘電体501を貼り付けるアンテナエレメントの選択により共振周波数を選択して個別に共振の帯域幅を広げることができる。
また、アンテナ装置100は、アンテナエレメント部110に配置され、インピーダンスマッチングを行うマッチング回路部130を備える。このため、無線通信部16がマッチング回路を設けなくてもよく、構造を簡単にできるとともに、アンテナエレメント111,112の両方のインピーダンスマッチングを容易に行うことができる。加えて、誘電体501を用いて帯域幅を広げるので、帯域幅を広げるためにマッチング回路部130でQ値の調整を行わなくてもよく、マッチング回路部130を簡単な構造にでき、マッチング回路部130を変更しなくてもアンテナ装置100を実装する筐体に自由に合わせることが可能となり、筐体が異なる電子機器の製品への実装も可能になりアンテナ装置100の汎用性を高くできる。
また、アンテナ装置100は、接地される導体のグランド部120と、絶縁体のフィルム141,142を備え、アンテナエレメント部110及びグランド部120がフィルム141上(フィルム141,142の間)に形成されている。このため、アンテナ装置100をフィルムアンテナ装置として構成できる。
また、アンテナエレメント部110は、誘電体501が貼り付けられる場所が直線形状の直線部分AR1,AR2である。このため、帯域幅を広げる調整のための誘電体501の加工を、長手方向の端部をカットすることにより容易に行うことができる。
また、電子機器1は、アンテナ装置100と、アンテナ装置100を用いて無線通信を行う無線通信部16と、を備える。このため、アンテナ装置100により共振の帯域幅を広げた無線通信が可能な電子機器1を実現できる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るアンテナ装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、アンテナ装置100が、互いに共振周波数が異なるアンテナエレメント111,112を有する2共振のアンテナ装置である構成としたが、これに限定されるものではない。1つ又は3つ以上のアンテナエレメントを有する1共振又は3以上の共振のアンテナ装置としてもよい。また、複数のアンテナエレメントを有するアンテナ装置は、例えばダイバーシティのように、共振周波数が同じアンテナエレメントを複数含む構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、アンテナ装置100が、フィルムアンテナ装置である構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、棒状のアンテナエレメントを有し、当該アンテナエレメントに誘電体損失が0.002以上の誘電体を貼り付ける構成としてもよい。
また、上記実施の形態における電子機器1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
導体のアンテナエレメント部と、
前記アンテナエレメント部に貼り付けられ、誘電体損失が0.002以上の誘電体と、を備えるアンテナ装置。
<請求項2>
前記アンテナエレメント部は、複数のアンテナエレメントからなり、
前記誘電体は、前記複数のアンテナエレメントの少なくとも一つに貼り付けられる請求項1に記載のアンテナ装置。
<請求項3>
前記複数のアンテナエレメントは、互いに共振周波数が異なる請求項2に記載のアンテナ装置。
<請求項4>
前記アンテナエレメント部上にインピーダンスマッチングを行うマッチング手段を備える請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項5>
接地される導体のグランド部と、
絶縁体のフィルムと、を備え、
前記アンテナエレメント部及び前記グランド部は、前記フィルム上に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項6>
前記アンテナエレメント部は、前記誘電体が貼り付けられる場所が直線形状である請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項7>
請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記アンテナ装置を用いて無線通信を行う無線通信部と、を備える電子機器。
<請求項8>
無線通信部と、前記無線通信部に接続されるアンテナ装置とを筐体内に配置した電子機器であって、
前記アンテナ装置は、第1周波数に対応する長さを有する第1アンテナエレメントと前記第1周波数と異なる第2周波数に対応する長さを有する第2アンテナエレメントとを有するフィルム状に形成された導体のアンテナエレメント部と、接地されるフィルム状に形成された導体のグランド部と、を備え、
前記第1アンテナエレメント及び前記第2アンテナエレメントは、前記電子機器の前記筐体の形状に合わせて曲げられ、前記第1アンテナエレメント及び前記第2アンテナエレメントの少なくとも一つには、誘電体損失が0.002以上の誘電体が貼り付けられている電子機器。
1 電子機器
2a 上ケース
2b 下ケース
11 CPU
12 操作部
12a キー群
12b サイドキー
13 RAM
14 表示部
15 ROM
16 無線通信部
17 記憶部
18 スキャナ部
19 電源部
19A バス
100 アンテナ装置
110 アンテナエレメント部
111,112 アンテナエレメント
130 マッチング回路部
140 フィルム部
141,142 フィルム
143 補強部
200 同軸ケーブル
201 内部導体
202 絶縁体
203 外部導体
204 保護被覆部
400 アンテナユニット
501 誘電体

Claims (8)

  1. 導体のアンテナエレメント部と、
    前記アンテナエレメント部に貼り付けられ、誘電体損失が0.002以上の誘電体と、を備えるアンテナ装置。
  2. 前記アンテナエレメント部は、複数のアンテナエレメントからなり、
    前記誘電体は、前記複数のアンテナエレメントの少なくとも一つに貼り付けられる請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記複数のアンテナエレメントは、互いに共振周波数が異なる請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アンテナエレメント部上にインピーダンスマッチングを行うマッチング手段を備える請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 接地される導体のグランド部と、
    絶縁体のフィルムと、を備え、
    前記アンテナエレメント部及び前記グランド部は、前記フィルム上に形成されている請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナエレメント部は、前記誘電体が貼り付けられる場所が直線形状である請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
    前記アンテナ装置を用いて無線通信を行う無線通信部と、を備える電子機器。
  8. 無線通信部と、前記無線通信部に接続されるアンテナ装置とを筐体内に配置した電子機器であって、
    前記アンテナ装置は、第1周波数に対応する長さを有する第1アンテナエレメントと前記第1周波数と異なる第2周波数に対応する長さを有する第2アンテナエレメントとを有するフィルム状に形成された導体のアンテナエレメント部と、接地されるフィルム状に形成された導体のグランド部と、を備え、
    前記第1アンテナエレメント及び前記第2アンテナエレメントは、前記電子機器の前記筐体の形状に合わせて曲げられ、前記第1アンテナエレメント及び前記第2アンテナエレメントの少なくとも一つには、誘電体損失が0.002以上の誘電体が貼り付けられている電子機器。
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