JP6819285B2 - 切断機 - Google Patents
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Description
本発明はさらに、モータと、前記モータを収容するハウジングと、外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、前記保護カバーは、切断作業の進行に伴い加工材に当接可能な当接部を有し、前記切断作業の進行方向に対して垂直な端面を有する加工材を切断する場合において、前記当接部の前記加工材との当接箇所は、前記切断作業の進行に応じて変化するとともに、前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置に至る過程における所定位置に位置する場合に前記保護カバーの回転中心に最も近接し、
前記保護カバーが前記所定位置と前記第2位置との間に位置する場合においては、前記付勢力が前記保護カバーの回動量に対して略一定であることを特徴とする切断機を提供している。
上記構成において、前記付勢部材は、前記ハウジングに対して回転可能に支持された内周面と前記保護カバーに接続された外端部とを持つ、長尺状の板材を渦巻状に加工したばねを有することが好ましい。
また、前記ハウジングは前記内周面を摺動可能に支持するホルダを有することが好ましい。
また、前記ホルダは外周部を持つ円筒形状を有し、前記内周面は前記外周部に対して摺動可能であることが好ましい。
また、前記ばねは、前記外端部より狭い幅を持つ狭幅部、または前記外端部より薄肉に形成された薄肉部を有することが好ましい。
本発明はさらに、モータと、前記モータを収容するハウジングと、外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記ハウジングに対して回転可能に支持された内周面と前記保護カバーに接続された外端部とを持つ、長尺状の板材を渦巻状に加工したばねにより構成され、前記付勢力は前記保護カバーの回動量に対して一定であることを特徴とする切断機を提供している。
本発明はさらに、モータと、前記モータを収容するハウジングと、外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、前記切断刃によって加工される被加工材を摺動可能なベースと、を備え、前記保護カバーは、加工時に前記被加工材と接触する前端部を有し、前記付勢部材が前記前端部を介して前記被加工材に与える押付力に抗して前記加工を継続するための、前記加工にかかる力は、前記被加工材の前記ベースに対する摺動量の増加に対して単調増加することを特徴とする切断機を提供している。
本発明はさらに、モータと、前記モータを収容するハウジングと、外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、前記保護カバーは、切断作業の進行に伴い加工材に当接可能な当接部を有し、前記付勢部材が前記当接部を介して前記加工材に与える押付力に抗して加工を継続するための力を加工力としたとき、前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置まで回動するように加工が進行する過程における前記加工力が、前記保護カバーが前記第2位置に位置している場合の前記加工力を超えないように構成されることを特徴とする切断機を提供している。
上記構成において、前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置まで回動するように加工が進行する過程において、前記加工力が減少することなく増加するように構成されることが好ましい。
1.全体の構成
以下、本発明の第1の実施の形態による丸鋸1について図1乃至8に基づき、一部従来技術と比較しながら説明する。丸鋸1は、図1及び図2に示されるように、モータ2と、ハウジング3と、ベース4と、調整機構5と、円盤状の切断刃6と、バネ7とを備える。
図6には、従来技術による丸鋸1Aを示す。なお、実施の形態と同じ部品等には、実施の形態で用いたものと同じ参照符号を付し、説明を省略する。
(1)回動角度と付勢力の関係
実施の形態によるバネ7及び従来技術によるバネ7Aが保護カバー32に対して付与する付勢力と保護カバー32の回動角度との関係を示すグラフを図7(a)に示す。図中のグラフにおいて、横軸は保護カバー32の回動角度を示し、縦軸はバネ7が保護カバー32に対して付与する付勢力を示す。なお実線は、本実施形態におけるバネ7による特性を示すものであり、点線は、従来技術によるバネ7Aの特性を示す。
実施の形態の丸鋸1によるバネ7及び従来技術の丸鋸1Aによるバネ7Aが保護カバー32を介して被加工材Wに対して与える押付力と、保護カバー32の回動角度との関係を示すグラフを図7(b)に示す。図7(b)のグラフでは、横軸に回動角度を示し、縦軸に押付力を示す。また、白抜きのグラフが従来技術の丸鋸1A(バネ7A)に係る押付力を示し、斜線で示されたグラフが実施の形態の丸鋸1(バネ7)に係る押付力を示す。グラフには、回動角度90度近傍における押付力が最も高く、回動角度30度及び120度における押付力が低くなるという傾向が示される。
切断作業時における、丸鋸1及び丸鋸1Aの摺動距離と、丸鋸1及び丸鋸1Aの加工に必要な力との関係を、図7(c)のグラフに示す。図7(c)のグラフにおいて、縦軸は丸鋸1及び丸鋸1Aを摺動させるために必要な力を示し、横軸は丸鋸1及び丸鋸1Aの摺動距離を示す。ここで、摺動距離とは、切断作業時において、ベース4が被加工材Wに対して前方に移動した距離をいう。図中、実線は実施の形態による丸鋸1を示し、点線は従来技術の丸鋸1Aを示す。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。本実施の形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
2 モータ
3 ハウジング
4 ベース
3A 揺動軸
5 調整機構
6 切断刃
7、107、207 バネ
38 ホルダ
Claims (9)
- モータと、
前記モータを収容するハウジングと、
外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、
前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、
前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、
前記保護カバーは、切断作業の進行に伴い加工材に当接可能な当接部を有し、
前記切断作業の進行方向に対して垂直な端面を有する加工材を切断する場合において、前記当接部の前記加工材との当接箇所は、前記切断作業の進行に応じて変化するとともに、前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置に至る過程における所定位置に位置する場合に前記保護カバーの回転中心に最も近接し、
前記保護カバーが前記所定位置と前記第2位置との間に位置する場合においては、前記付勢力が前記保護カバーの回動量に対して略一定であることを特徴とする切断機。 - 前記付勢部材は、前記ハウジングに対して回転可能に支持された内周面と前記保護カバーに接続された外端部とを持つ、長尺状の板材を渦巻状に加工したばねを有することを特徴とする請求項1に記載の切断機。
- 前記ハウジングは前記内周面を摺動可能に支持するホルダを有することを特徴とする請求項2に記載の切断機。
- 前記ホルダは外周部を持つ円筒形状を有し、
前記内周面は前記外周部に対して摺動可能であることを特徴とする請求項3に記載の切断機。 - 前記ばねは、前記外端部より狭い幅を持つ狭幅部、または前記外端部より薄肉に形成された薄肉部を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の切断機。
- モータと、
前記モータを収容するハウジングと、
外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、
前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、
前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、
前記付勢部材は、前記ハウジングに対して回転可能に支持された内周面と前記保護カバーに接続された外端部とを持つ、長尺状の板材を渦巻状に加工したばねにより構成され、前記付勢力は前記保護カバーの回動量に対して一定であることを特徴とする切断機。 - モータと、
前記モータを収容するハウジングと、
外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、
前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、
前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、
前記切断刃によって加工される被加工材を摺動可能なベースと、を備え、
前記保護カバーは、加工時に前記被加工材と接触する前端部を有し、
前記付勢部材が前記前端部を介して前記被加工材に与える押付力に抗して前記加工を継続するための、前記加工にかかる力は、前記被加工材の前記ベースに対する摺動量の増加に対して単調増加することを特徴とする切断機。 - モータと、
前記モータを収容するハウジングと、
外縁部を有する切断刃を着脱可能に取付け、前記モータにより回転駆動される出力軸と、
前記外縁部の一部を覆う第1位置と前記外縁部の一部を露出する第2位置との間を回動可能に、前記ハウジングに支持される保護カバーと、
前記保護カバーに対して前記第2位置から前記第1位置へ回動するように付勢力を与える付勢部材と、を備え、
前記保護カバーは、切断作業の進行に伴い加工材に当接可能な当接部を有し、
前記付勢部材が前記当接部を介して前記加工材に与える押付力に抗して加工を継続するための力を加工力としたとき、前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置まで回動するように加工が進行する過程における前記加工力が、前記保護カバーが前記第2位置に位置している場合の前記加工力を超えないように構成されることを特徴とする切断機。 - 前記保護カバーが前記第1位置から前記第2位置まで回動するように加工が進行する過程において、前記加工力が減少することなく増加するように構成されることを特徴とする請求項8に記載の切断機。
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JP2016256214A JP6819285B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 切断機 |
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JP2016256214A Active JP6819285B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 切断機 |
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2016
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