JP6818230B2 - 屋外設置機器の筐体およびこの筐体を備えた屋外設置機器 - Google Patents
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同文献に記載の給湯器においては、バーナを備えた給湯器本体部が筐体内に収容されており、この筐体の外部の空気をバーナの駆動燃焼用の空気として筐体内に取り込むための通気孔が、筐体のフロントカバーに設けられている。また、このフロントカバーの裏面側には、防雨板が取り付けられている。この防雨板は、筐体の外部から前記通気孔を通過してきた雨水を遮り、この雨水が筐体内の奥部に進入することを阻止する。このことにより、給湯器本体部が雨水に濡れないようにすることが可能である。
第1に、シール用パッキンを用いて防雨板をカバー部材に貼り付ける手段は、簡易であり、防雨板をカバー部材にスポット溶接する場合と比較すると、その作業は容易であって、生産性を高めることが可能である。したがって、筐体のコスト低減を好適に図ることができる。
第2に、スポット溶接の場合とは異なり、カバー部材がたとえば塗装鋼板製であったとしても、なんら支障なく、防雨板をカバー部材に適切に取り付けることが可能であり、汎用性に優れる。
第3に、シール用パッキンは、筐体本体部とカバー部材との接続箇所のシールを図るために元々用いられる部材であり、このシール用パッキンを防雨板の取り付けにも併用しているため、部品点数の増加などを生じないようにすることが可能である。したがって、筐体の製造コストを、より低減することが可能である。
パッキンを利用した防雨板の貼り付け状態が解除されるような事態を生じたとしても、防雨板の両側縁部は、フランジ部の先端側に延設された折り返し部の先端部に係合し、防雨板がカバー部材から容易に脱落するようなことは防止される。したがって、防雨板をカバー部材から脱落しないように取り付ける上で、その信頼性を高めることができる。
ジ部32を筐体本体部2の先端部外周に突設されているフランジ部21にシール用パッキン5を介して対向接触させ、かつこれらフランジ部32,21どうしをビスなどのネジ体9を利用して締結することにより、筐体本体部2へのフロントカバー3の取り付けが図られている。フランジ部32,21には、ネジ体9の挿通用の孔部33,22が設けられている。フランジ部32の先端側には、筐体本体部2側に傾斜した折り返し部34が延設されているが、この折り返し部34は、フランジ部32の先端が鋭利な形状となることを防止し、ユーザなどの手がフランジ部32に触れた際に怪我を生じないようにするための部分である。
防雨板やシール用パッキンの具体的な形状、サイズ、材質などは限定されない。上述の実施形態においては、シール用パッキンを略Π状とし、筐体本体部とフロントカバーとの接続個所の下部についてはシール用パッキンが配されていない構成とされているが、これとは異なり、シール用パッキンを略ループ状とし、前記接続個所の全周にわたって配した
構成とすることもできる。シール用パッキンとして、複数のシール用パッキンを用いることもできる。
本発明に係る屋外設置機器は、給湯器に限定されず、たとえばヒートポンプやエアコンの室外機なども該当し、所定の機器が筐体内に収容されて屋外に設置される機器であれば、その具体的な種類や機能などを問うことなく、本発明の適用対象とすることができる。
C 筐体
2 筐体本体部
3 フロントカバー(カバー部材)
31 通気孔
32 フランジ部
4 防雨板
41 側縁部(防雨板の)
42 切欠き凹部
42a 孔部
5 シール用パッキン
Claims (6)
- 開口部が形成された筐体本体部と、
前記開口部を塞ぐようにして前記筐体本体部に取り付けられ、かつ通気孔が形成されているカバー部材と、
外部から前記通気孔を通過してきた雨水を遮ることが可能に前記カバー部材の裏面側に取り付けられた防雨板と、
前記筐体本体部と前記カバー部材との接続箇所のシールを図るためのシール用パッキンと、
を備えている、屋外設置機器の筐体であって、
前記シール用パッキンは、前記防雨板と前記カバー部材との双方に跨がって接着され、かつ前記防雨板は、前記シール用パッキンを用いて前記カバー部材に貼り付けられていることを特徴とする、屋外設置機器の筐体。 - 請求項1に記載の屋外設置機器の筐体であって、
前記防雨板のうち、前記カバー部材の裏面に接触するようにして重ね合わされた領域には、前記カバー部材の裏面を前記防雨板の裏面側に露出させる少なくとも1つの切欠き凹部または孔部が設けられており、
前記シール用パッキンは、前記防雨板の裏面のうち、前記切欠き凹部または前記孔部の周辺部に接着されているとともに、前記切欠き凹部または前記孔部内に進入して前記カバー部材の裏面にも接着している、屋外設置機器の筐体。 - 請求項2に記載の屋外設置機器の筐体であって、
前記切欠き凹部または前記孔部として、前記シール用パッキンが延びる方向に間隔を隔てて列状に並んだ複数の切欠き凹部または複数の孔部が設けられている、屋外設置機器の筐体。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の屋外設置機器の筐体であって、
前記カバー部材には、前記シール用パッキンを介して前記筐体本体部に対面接触するフランジ部が設けられており、
前記防雨板の外周縁部は、前記フランジ部に重ねられ、かつ前記シール用パッキンを用いて前記フランジ部に貼り付けられている、屋外設置機器の筐体。 - 請求項4に記載の屋外設置機器の筐体であって、
前記フランジ部の先端側部分には、前記カバー部材の内側に向けて折り返された折り返し部が延設されており、
前記防雨板の両側縁部は、前記折り返し部の先端と前記フランジ部との相互間の隙間に進入している、屋外設置機器の筐体。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の屋外設置機器の筐体を備えていることを特徴とする、屋外設置機器。
Priority Applications (1)
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JP2016208437A JP6818230B2 (ja) | 2016-10-25 | 2016-10-25 | 屋外設置機器の筐体およびこの筐体を備えた屋外設置機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016208437A JP6818230B2 (ja) | 2016-10-25 | 2016-10-25 | 屋外設置機器の筐体およびこの筐体を備えた屋外設置機器 |
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JP2018071816A JP2018071816A (ja) | 2018-05-10 |
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JP2016208437A Active JP6818230B2 (ja) | 2016-10-25 | 2016-10-25 | 屋外設置機器の筐体およびこの筐体を備えた屋外設置機器 |
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JP3999194B2 (ja) * | 2003-12-11 | 2007-10-31 | リンナイ株式会社 | 給湯器における操作ボックスの取付け構造 |
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2016
- 2016-10-25 JP JP2016208437A patent/JP6818230B2/ja active Active
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