JP6817753B2 - 通信装置、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

通信装置、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、移動体に搭載された通信装置、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。
現在、自動車やインフラストラクチャ(インフラとも言う)が協調し、自動車と様々なもの(自動車、信号機、人、自転車、バイクなど)が相互に通信し、情報の交換を可能としたV2X通信(Vehicle to Everything Communication)がある。このV2X通信を利用し、安全で効率的な交通システムを実現するための様々な試みがなされている。
例えば、安全な運転を支援するために、V2X通信で取得した情報を活用し、ドライバの周囲に車両や歩行者が存在するか判断し、存在する場合には存在する旨の表示(存在を促す注意喚起表示)をする技術が検討されている。
しかし、上記注意喚起表示がされても、ドライバに対してどこに車両や歩行者が存在するのか正確に把握することができず、かえって不安にさせ、安全な運転を支援するという点において十分とはいえない。
本発明は、上記課題に鑑み、自身の車両に対して車両や歩行者がどの位置に存在するのかを正確に通知し、より安全な運転を支援することができる通信装置を提供することを目的とする。
開示の一態様に係る通信装置によれば、移動体に搭載された通信装置であって、予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信する通信部と、受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定する判定部と、判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させる表示制御部とを備えることを特徴とする。
また、本開示の一態様に係る通信プログラムによれば、移動体に搭載された通信装置に実行させるための通信プログラムであって、予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信するステップと、受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定するステップと、判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させるステップとを前記通信装置に実行させることを特徴とする。
また、本開示の一態様に係る記録媒体によれば、移動体に搭載された通信装置に実行させるための通信プログラムを記録した記録媒体であって、予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信するステップと、受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定するステップと、判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させるステップとを前記通信装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、自身の車両に対して車両や歩行者がどの位置に存在するのかを正確に通知し、より安全な運転を支援することができる。
実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの交差点における概略図である。 実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの構成図である。 実施の形態における送信フォーマットの一例を示す図である。 右折時衝突防止支援サービスを説明するための図である。 左折時衝突防止支援サービスを説明するための図である。 出会頭衝突防止支援サービスを説明するための図である。 実施の形態に係る通信装置の機能構成の一例を示す構成図である。 実施の形態に係る通信装置を実現するためのハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る通信装置の所定のサービスの提供処理シーケンスの一例を示すシーケンスチャートである。 実施の形態に係る通信装置の所定のサービスの提供処理フローの一例を示すフローチャートである。 実施の形態における特定車両と自車の地図上の位置関係を上部から見た表示例を示す図である。 実施の形態における自車に向かってくる特定車両を自車側から見た表示例を示す図である。 実施の形態における自車の周辺に特定車両が存在する場合における特定車両の走行ルートの地図上への表示について説明するための図である。 右折時衝突防止支援サービスにおける表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの交差点における概略図である。図2は実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの一部の構成図である。図1に示すように、通信システム1は、車両2(2a〜2d)に搭載可能な通信装置3(3a〜3d)、路側機4(4a、4b)から構成されている。ここでは、通信システムについて交差点を例にとって説明しているが、通信システムの利用は交差点に限られるものではなく、他の場所(例えば、車道が合流する合流地点など)においても利用可能である。
図1では、信号機5(5a、5b)がある交差点に進入する4台の車両2(2a〜2d)が図示されており、それぞれの車両2には通信装置3(3a〜3d)が搭載されている。また、図1では、交差点の横断歩道6を通行しようとする歩行者7が図示されている。ここでの車両2は、例えば四輪自動車、二輪自動車、自転車などの移動体である。また、通信装置3は、例えば車両に備え付けられたカーナビゲーション装置だけでなく、ナビゲーション機能を有するスマートフォンなどの携帯可能な端末などであってもよい。
なお、通信システム1の構成は上記に限られるものではなく、例えば、路側機4は信号機5ごとではなく、1つの交差点に対して1台とする構成であってもよい。
また、図1では交差点への進入は車両2のみであるが、スマートフォンなどの携帯可能な通信装置3を所持する歩行者が交差点に進入した場合、歩行者が所持する通信装置3が車両2に搭載された通信装置3と同様に通信システム1の構成要素となってもよい。この場合、移動体である歩行者が車両2に相当し、歩行者が所持する通信装置3は、他の通信装置3などとV2X通信が可能であり、車両2に搭載された通信装置3や路側機4と情報のやり取りを行うことができ、後述する所定のサービスの提供を歩行者に対してすることができる。
路側機4は、通信装置3とのV2X通信が可能な場所(例えば、道路脇や交差点など)に設置され、例えば交差点内の車両や歩行者、交差点に近づく車両や歩行者などをセンサなどで検知する。路側機4は、V2X通信によって検知結果(路側機情報)を定期的に又は不定期的に外部へ出力する。出力された路側機情報は、交差点に進入する車両2に搭載された通信装置3や交差点に進入する歩行者が所持する通信装置3などによって受信される。
なお、路側機4は、信号機の構成の一部であってもよく、また信号機とは独立した構成であってもよい。このように、路側機4などのインフラと通信装置3との間で行われる路車間のV2X通信を路車間通信という。一方、後述するように、通信装置3同士で行われる車車間のV2X通信を車車間通信といい、例えば通信装置3aと通信装置3bとの間で行われる通信である。
路車間や車車間のV2X通信により取得される情報をV2X情報(通信情報)という。路車間のV2X情報の内容としては、例えば赤信号の待ち時間情報などの情報である。また、車車間のV2X情報の内容としては、例えば通信装置3又は通信装置3が搭載された車両2の識別情報(ID)、車両2の位置情報、車両2の速度情報、車両2の大きさ情報などである。なお、V2X情報は、上記に限られるものではなく、安全な運転の支援に必要なものであれば他の情報が含まれてもよい。
また、V2X情報としては、路車間や車車間のV2X通信により取得されるものに限られない。すなわち、V2X情報には、緊急情報通知システムからV2X通信により通知される緊急情報、例えば全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)などの衛星システムを利用した災危情報や、緊急車両情報や、救急車両情報などが含まれてもよい。
なお、予め設定した通信条件とは、V2Xに関するV2X情報の通信を行うことである。
ここで、通信装置3の詳細について説明をする。通信装置3は、まず、予め設定した通信条件に基づきV2X情報(通信情報)を受信する。
具体的には、通信装置3(3a)は、図2に示すように、V2X通信によってV2X情報(路側機情報)を路側機4aから通信ドライバ20を介して取得し、路車1次DB21aに格納する。格納された路側機情報は、路側機系サービス管理機能25による各サービスの更新のために必要な加工が施されて路車2次DB21bに格納される。すなわち、通信装置3aは、路側機4aから取得した路側機情報を路車1次DB21aに格納し、加工して路車2次DB21bに格納する。
また、通信装置3(3a)は、図2に示すように、V2X通信によってV2X情報(他車車両情報)を他の通信装置3bから通信ドライバ20を介して取得し、車車1次DB22aに格納する。格納された他車車両情報は、車車系サービス管理機能26による各サービスの更新のために必要な加工が施されて車車2次DB22bに格納される。すなわち、通信装置3aは、通信装置3bから取得した車両2bの他車車両情報を車車1次DB22aに格納し、加工して車車2次DB22bに格納する。
また、通信装置3(3a)は、図2に示すように、車両2(2a)の位置を更新する自車位置更新機能29を有し、走行などにより位置が変化すると自車位置を更新する。更新された自車位置の情報(自車位置情報)は、自車情報DB23に格納される。なお、自車情報DB23には、不図示の検知部に検知された自車の速度情報などの変化する情報や、予め決まった車両の大きさなどの不変の情報なども格納される。自車位置情報や上記速度情報などの情報は自車情報(車両情報)として管理され、自車情報は、通信ドライバ20を介して外部へ出力される。また、自車情報は、路側機系サービス管理機能25や車車系サービス管理機能26へ渡される。
ここで、V2X情報を外部へ出力する際の送信フォーマットの一例を説明する。送信フォーマットは、例えば図3に示すようにヘッダ部とデータ部を備えている。ヘッダ部には送信元(路側機4や通信装置3など)などの情報が格納され、データ部にはV2X情報などが格納されている。なお、データ部には自由に情報を書き込める領域(自由領域)があってもよい。自由に情報を書き込める領域があることで、ユーザ(ドライバなど)に応じたより高品質のサービス(支援情報)の提供を行うことが可能となる。
通信装置3の説明に戻り、通信装置3は、取得されたV2X情報(路側機情報や車両情報)や自車情報に基づいて安全な運転を支援するための所定のサービス(支援情報)の提供を行う。すなわち、通信装置3は、取得されたV2X情報や自車情報に基づいて、ドライバに対して所定のサービスの提供をすべきか判定する。そして、判定結果に基づいて、所定のサービスの提供をすべき場合、所定のサービスの提供に必要な表示情報を、ナビ表示ディスプレイ30などの表示部に表示された地図上に、例えば重畳させるように表示させる。表示情報とは、地図上において視覚的に認識可能なアイコンや文字情報であって、例えば後述する右折時衝突防止支援サービスの場合には、対向車両や横断歩道6を渡る歩行者7を示すアイコンや文字情報などをいう。
具体的には、通信装置3(3a)は、図2に示すように、路側機系サービス管理機能25により、路車2次DB21bに格納された路側機情報や自車情報に基づいて、所定の各サービスの更新を行う。更新結果が路車3次DB21cに格納される。また、通信装置3(3a)は、車車系サービス管理機能26により、車車2次DB22bに格納された他車車両情報や自車情報に基づいて、所定の各サービスの更新を行う。更新結果が車車3次DB22cに格納される。
所定のサービスの更新とは、所定のサービスを提供すべきかの判定に利用される情報の更新をいい、例えば、自車の位置に対する他の車両や歩行者などの位置情報などの更新を言う。
ここでは、路車のDBと車車のDBがそれぞれ1次から3次まで設けられているが、これらのDBを1つにまとめた構成としてもよい。また、路側機系サービス管理機能25と車車系サービス管理機能26が個別にサービスの更新を行っているが、これらの機能を統合し、統合された機能によってまとめて更新が行われるようにしてもよい。
通信装置3(3a)は、V2X管理機能27により、路車3次DB21C及び車車3次DB22cに格納された更新結果に基づいて、所定のサービスを提供すべきか判定する。そして、提供すべきと判定した場合、所定のサービスの提供に必要な情報を取得する。取得された情報は、表示情報としてV2X表示情報DB24に格納される。通信装置3(3a)は、地図表示機能28により、V2X表示情報DB24に格納された表示情報に基づいて、ナビ表示ディスプレイ30の地図上に文字やアイコンなどを表示させる。
次に、安全な運転を支援するために提供される所定のサービスの一例について説明する。
まず、右左折時衝突防止支援サービスについて図4、図5を用いて説明する。図4は右折時衝突防止支援サービスを説明するための図であり、図5は左折時衝突防止支援サービスを説明するための図である。
右折時には、図4に示すように、車両2に搭載された通信装置は、路側機4から路側機情報(ここでは、歩行者40に関する情報)を取得するとともに、対向車両41に搭載された他の通信装置から対向車両41の車両情報を取得する。一方、左折時には、図5に示すように、車両2に搭載された通信装置は、路側機4から路側機情報(ここでは、歩行者40に関する情報)を取得する。なお、左折時には、右折時のように対向車両を考慮する必要はないが、走行する車両2の左側を並走するバイクや自転車などがある場合には、これらと車車間通信をして車両情報を取得するようにしてもよい。これにより、左折時の巻き込み事故などを防止することができる。
車両2に搭載された通信装置は、取得された路側機情報や車両情報に基づいて、進行に支障となる歩行者などがいるか否かを判定し、支障となる場合にドライバに対して情報を通知する。
ドライバに対して情報を通知するとは、例えば、図13に示すように、ナビゲーション画面の地図130上や、地図130上の該当する交差点を拡大した拡大地図131上の該当する地点に車両や歩行者を示すアイコンなどを表示することをいう。このとき、タコメータ132の中央部分などに、進行方向を示す矢印(例えば、右折を示す矢印)と注意喚起のためのマークを表示するようにしてもよい。また、表示の際、地図を更に拡大させるなどしてもよい。この例では、拡大地図131は、タコメータ132と速度メータ133との間の画面上に表示され、拡大地図131上では、交差点の横断歩道を渡る歩行者のアイコン134と、自車に近づいてくる対向車両のアイコン135とが示されている。これにより、自車に対して車両や歩行者がどの位置に存在するのかを正確に把握でき、より安全な運転を行うことができる。地図130は拡大地図131の下方の画面に表示されている。
上記表示をアクセルペダルやブレーキペダルの踏み込みや方向指示器に連動させるようにしてもよい。また、歩行者や車両の情報とともに、信号機の色の切り替わりの情報(例えば、青から赤に切り替わるまでの残り時間など)を表示するようにしてもよい。なお、上記表示の仕方については、右左折時衝突防止支援サービスに限定されることなく、他の安全な運転のための支援サービスにも適用可能である。
次に、出会頭衝突防止支援サービスについて図6を用いて説明する。車両2に搭載された通信装置は、信号機がない交差点で左右から交差点に進入してくる車両60、61の車両情報を車車間通信により車両60、61のそれぞれに搭載された通信装置から取得する。車両2に搭載された通信装置は、取得した車両情報に基づいて、交差点に進入する車両が自車の走行に支障となるか否かを判定し、支障となる場合には、ナビゲーション画面の地図上の該当位置に車両60、61を示すアイコンや文字情報などを表示させる。これにより、死角などでドライバに見えない車両や歩行者の存在がわかり、安全な運転を支援することができる。
上記の支援サービス以外にも、特殊車両(工事車両、緊急車両、公共車両など)の接近などをV2X情報などに基づいてドライバに通知する支援サービスなどもある。
また、他の支援サービスとして、お祭りやコンサートなどのイベントで多くの人が集中するエリアに該当する地図上に人を示すアイコンなどを多数表示することも可能である。これは、上述したように、人が所持する携帯端末と通信装置3がV2X通信を行い、取得されるV2X情報を利用することによって実現することができる。これにより、お祭りやコンサートなどのイベントで多くの人が集中するエリアの走行を避けるなどすることができる。
次に、実施の形態に係る通信装置3の機能構成の一例について図7を用いて説明する。図7に示すように、通信装置3は、通信部71、制御部72、記憶部78から構成されており、制御部72は、さらに処理部73、判定部74、表示制御部75、検出部76、特定部77から構成されている。なお、通信装置3の構成はこれに限られるものではなく、他の構成要素を含むものであってもよい。
通信部71は、外部の装置と無線通信を行うものであって、予め設定した通信条件に基づき通信情報(V2X情報)を受信する。具体的には、図2に示す通信ドライバ20の機能を備え、他の通信装置3や路側機4から出力される車両情報や路側機情報を受信する。受信された車両情報や路側機情報は記憶部78に格納される。また、通信部71は、通信装置3を搭載する車両2の車両情報を定期的又は定期的に外部へ出力する。
制御部72は、通信装置3の動作を制御するものである。具体的な制御については処理部73、判定部74、表示制御部75、検出部76、特定部77によって行われる。
処理部73は、路側機系サービス管理機能25や車車系サービス管理機能26を備え、取得された車両情報や路側機情報、自車情報に基づいて、各所定のサービスの更新を行う。
判定部74は、受信された通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定する。具体的には、V2X管理機能27及び地図表示機能28を備え、処理部73による更新結果に基づいて、所定のサービスを提供すべきか判断する。
表示制御部75は、判定結果に基づいて、所定のサービスの提供をすべき場合、所定のサービスの提供に必要な表示情報を、ナビ表示ディスプレイ30などの表示部に表示された地図上に表示させる。また、表示制御部75は、移動体(例えば、対向車両など)の移動に応じて表示情報を地図上に表示させるようにしてもよい。すなわち、地図上に表示された対向車両などのアイコンを時間の経過にとともに移動させながら表示させる。
検出部76は、受信したV2X情報(路側機情報、車両情報など)に基づいて、後述する特定車両が存在するか否かを検出する。
特定部77は、特定車両の走行ルートを特定する。
記憶部78は、制御部72による各種処理などを行うためのプログラムなどを格納するとともに、車両情報や路側機情報などのV2X情報や自車情報などを格納する。
次に、実施の形態に係る通信装置3を実現するためのハードウェア構成の一例について図8を用いて説明する。図8に示すように、ハードウェア構成は、例えばCPU81、HDD(Hard Disk Drive)82、RAM(Random Access Memory)83、ROM(Read Only Memory)84、入力インタフェース(I/F)85、無線機86、バス87を備えている。CPU81、HDD82、RAM83、ROM84、入力インタフェース(I/F)85、無線機86は、例えば、バス87を介して互いに接続されている。
CPU81は、バス87を介して、HDD82などに格納される通信装置3の各種処理を行うためのプログラム(例えば、通信プログラムなど)を読み込み、読み込んだプログラムをRAM83に一時的に格納し、そのプログラムにしたがって各種処理を行うものである。主として上述した制御部72として機能する。
HDD82には、通信装置3の各種処理を行うためのアプリケーションプログラムや、通信装置3の処理に必要なデータなどが格納される。主として上述した記憶部78として機能する。
RAM83は、揮発性メモリであって、CPU81に実行させるためのOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの一部が一時的に格納される。また、RAM83には、CPU81による処理に必要な各種データが格納される。
ROM84は、不揮発性メモリであって、ブートプログラムやBIOS(Basic Input/Output System)などのプログラムを記憶する。
入力インタフェース(I/F)85は、不図示のリモコンやタッチパネルなどを介して入力される情報を受け付けるものである。
無線機86は、外部(通信装置3や路側機4など)とデータ(V2X情報など)の送受信を行うものであり、主として上述した通信部71として機能する。
バス87は、各装置間の制御信号、データ信号などの授受を媒介する経路である。
次に、実施の形態に係る通信装置の所定のサービスの提供処理シーケンスの一例について図9を用いて説明する。図9に示すように、定期的又は不定期的に更新される自車位置情報が自車情報DB23に格納される(s1)。その後、所定のサービスの更新を実施する時間(更新タイム)になると(s2)、V2X管理機能27により、所定のサービスのサービス更新通知がなされる(s3、s8)。サービス更新通知により、自車情報DB23から自車情報が取得され(s4)、車車2次DB22bから他車車両情報が取得される(s5)。車車系サービス管理機能26により、取得された自車情報と他車車両情報に基づいて各所定のサービスの更新が実行される(s6)。各所定のサービスの更新結果が車車3次DB22cに格納される(s7)。例えば、所定のサービスが右折時衝突防止支援サービスの場合の更新結果には、自車の位置に対する対向車両の位置情報などが含まれる。
また、サービス更新通知(s8)により、自車情報DB23から自車情報が取得され(s9)、路車2次DB21bから路側機情報が取得される(s10)。路側機系サービス管理機能25により、取得された自車情報と路側機情報に基づいて各所定のサービスの更新が実行される(s11)。各所定のサービスの更新結果が路車3次DB21cに格納される(s12)。例えば、所定のサービスが右折時衝突防止支援サービスの場合の更新結果には、自車の位置に対する交差点内の歩行者などの位置情報などが含まれる。
その後、路車3次DB21cから更新結果のデータが取得され(s13)、車車3次DB22cから更新結果のデータが取得される(s14)。V2X管理機能27により、更新結果に基づいて、所定のサービスを提供すべきか判断し、提供すべき場合、所定のサービスの提供に必要な情報(表示情報)を取得する(s15)。取得された表示情報のみがV2X表示情報DB24に格納(書き込み)される(s16)。格納された表示情報(データ)が読み込まれ(s17)、地図表示機能28により、地図上に歩行者などを示すアイコンなどが表示される(s18)。
次に、実施の形態に係る通信装置の所定のサービスの提供処理フローの一例について図10を用いて説明する。通信装置3は、所定のサービスの更新時間になると、自車情報DB23から自車情報、車車2次DB22bから他車車両情報、路車2次DB21bから路側機情報を取得する(ステップS1001)。通信装置3は、取得された自車情報と他車車両情報に基づいて所定のサービスの更新を行う(ステップS1002)とともに、取得された自車情報と路側機情報に基づいて所定のサービスの更新を行う(ステップS1003)。
通信装置3は、各更新による更新結果に基づいて、地図上に表示させる表示情報を取得し、歩行者や車両などを示すアイコンや文字情報を地図上に表示する(ステップS1004)。
これまでは、交差点などにおいて自車の周辺に車両や歩行者が存在する場合、地図上の該当する場所に車両や歩行者を示すアイコンなどを表示させることで、安全な運転の支援が可能であることについて説明してきた。ここでは、自車の周辺に特定車両、例えば緊急を要する緊急車両であって、救急車、消防車、パトカー、ガス漏れなどに対応するガス会社の車両などが存在する場合に、特定車両の動向を地図上に表示させる通信装置について説明する。
まず、例えば自車に向かって対向車線を特定車両が走行してくる場合における特定車両の地図上への表示について図11A、11Bを用いて説明する。図11Aに示すように、自車111に向かって特定車両110が近づいてくるとする。自車111の通信装置3は、特定車両110の通信装置との間で車車間のV2X通信を行い、特定車両110の車両情報(V2X情報)を取得する。なお、特定車両110の車両情報を上述した緊急情報通知システムからV2X通信により通知されることによって取得するようにしてもよい。
通信装置3は、取得したV2X情報に基づいて、所定の特定車両が存在するか否かを検出する。所定の特定車両の存在が検出された場合、所定の特定車両に関する表示情報(文字やアイコンなど)を地図上に表示させる。
具体的には、取得された車両情報には、特定車両110を特定する情報(識別情報など)が含まれており、通信装置3は、含まれる情報と、予め記憶部78などに格納された特定車両を特定するための情報とに基づいて、近づいてくる車両が特定車両110であるか否かを判定する。特定車両110であると判定されると、自車111の位置情報と、取得された特定車両110の車両情報とに基づいて、上述したナビ表示ディスプレイ30に表示された地図上に重畳させるように、特定車両110を示すアイコンなどを表示させる。その表示例が図11A、11Bに示されている。
図11Aは、特定車両110と自車111の地図上の位置関係を上部から見た場合の表示例である。通信装置3は、移動体(特定車両110)の移動に応じて移動体のアイコンを地図上に表示させる。これにより、特定車両110を示すアイコンが時間の経過とともに移動し、自車111を示すアイコンに近づいてくるように表示される。図11Bについても同様である。
図11Bは、図11Aに示す自車111に向かってくる特定車両110を自車111側から見た場合の表示例である。特定車両110を示すアイコンが時間の経過とともに自車111を示すアイコンに近づいてくる。すなわち、特定車両110を示すアイコンが時間の経過とともに拡大する。なお、図11Bには、交差点内にいる歩行者112も表示されている。これにより、特定車両110の走行の支障にならないように、事前に余裕をもって路肩などに自車111を停車させることができる。なお、自車111と特定車両110がすれ違い、両車両の間の距離が所定の距離以上になったり、すれ違い後の経過時間が所定の時間を過ぎたりすると、地図上から特定車両110のアイコンが消える。
なお、上述のように特定車両110をナビ表示ディスプレイ30の地図上に表示するとともに、特定車両110の存在を地図上以外のタコメータの表示部などに表示するようにしてもよい。
また、不図示の高精度ロケータなどを用いて、複数の走行レーンのうち、どの走行レーンを特定車両110が走行しているかを地図上などに表示させるようにしてもよい。
次に、例えば自車の周辺に特定車両が存在する場合における特定車両の地図上への表示について図12を用いて説明する。図12は、病院122を含む複数の建物123が立ち並ぶ市街地を上方から見た場合の図である。図12に示すように、特定車両120は、急病人などを搬送するために病院122に向かって走行中であるとする。このとき、自車121の通信装置3は、特定車両120の通信装置などとV2X通信を行い、V2X情報を受信(取得)する。自車121の通信装置3は、受信したV2X情報(路側機情報又は車両情報)に基づいて、特定車両が存在するか否かを検出する。具体的には、取得したV2X情報と、予め記憶部78などに格納された特定車両を特定するための情報とに基づいて、特定車両120であるか否かを判定する。判定の結果、この例の場合には特定車両120が存在すると認識する。
しかし、特定車両120が周辺に存在したとしても、自車121と特定車両120の位置関係が図12に示すような場合、特定車両120が右折をして自車121とすれ違うとは限らない。特定車両120が直進する場合もあるからである。直進する場合には、両車両はすれ違わないため、自車121を路肩などに停車させることなく走行可能である。
特定車両120の走行には基本的に走行ルールがあり、例えば幅員が大きい道路(大通り)を優先して走行するというものがあるとする。このような走行ルールのもとでは、自車121が走行する道路12より、特定車両120から見て1ブロック先の道路124(自車121が走行する道路12の右隣の道路)の方が幅員が大きい場合、特定車両120は右折をせずに直進し、その後右折して道路124を走行することになる。
そこで、自車121の通信装置3は、特定車両の走行ルートを特定する。具体的には、特定車両120の存在の認識とともに、自車121が走行する道路12の幅員の大きさと、特定車両120が走行すると予測される道路の幅員の大きさとを比較する。その結果、自車121が走行する道路12の幅員の方が大きいとされた場合、道路12を特定車両120の走行ルートと特定する。これにより、特定車両120が右折して自車121とすれ違う(走行ルートが重なる)と判断する。
その場合、通信装置3は、自車121が走行する道路に該当する地図上の道路上に特定車両120の走行ルートのラインなどを表示させる。これにより、実際に見通しが悪いところでも自車の走行に影響のある特定車両を把握することができ、急なアクシデントにも対応することができる。
一方、両車両がすれ違わないと判断した場合には、特定車両120の走行ルートのラインなどを地図上に表示させる必要はない。この場合には、特定車両120の走行ルートのラインを非表示とする。自車121の走行に支障がないためである。ただし、両車両がすれ違わないと判断した場合でも、特定車両120の走行ルートのラインなどを表示させるようにしてもよい。このとき、ラインを破線にするなど、表示の仕方を変えるようにしてもよい。
本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは言うまでもない。
1 通信システム
2(2a〜2d) 車両
3(3a〜3d) 通信装置
4(4a、4b) 路側機
5(5a、5b) 信号機
7、40、112 歩行者
20 通信ドライバ
21a 路車1次DB
21b 路車2次DB
22a 車車1次DB
22b 車車2次DB
23 自車情報DB
24 V2X表示情報DB
25 路側機系サービス管理機能
26 車車系サービス管理機能
27 V2X管理機能
28 地図表示機能
29 自車位置更新機能
30 ナビ表示ディスプレイ
41 対向車両
60、61 車両
71 通信部
72 制御部
73 処理部
74 判定部
75 表示制御部
76 検出部
77 特定部
78 記憶部
81 CPU
82 HDD
83 RAM
84 ROM
85 入力インタフェース(I/F)
86 無線機
87 バス
110、120 特定車両
111、121 自車
122 病院
123 建物
130 地図
131 拡大地図
132 タコメータ
133 速度メータ
134 歩行者のアイコン
135 対向車両のアイコン

Claims (7)

  1. 移動体に搭載された通信装置であって、
    予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信する通信部と、
    受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定する判定部と、
    判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させる表示制御部と、
    受信された前記通信情報に基づいて、緊急車両が存在するか否かを検出する検出部と、 前記緊急車両が走行する第1走行ルートを特定する特定部と、を備え、
    前記特定部は、前記移動体が走行する道路の幅員の大きさと、前記緊急車両が走行すると予測される道路の幅員の大きさとを比較し、前記移動体が走行する道路の幅員の方が大きい場合に前記移動体が走行する道路を前記第1走行ルートに特定し、
    前記表示制御部は、前記緊急車両の存在が検出された場合、前記緊急車両を示すアイコンを前記表示情報として前記地図上に表示させ、且つ前記緊急車両が前記移動体に近づく場合、前記アイコンを時間の経過とともに前記地図上に拡大して表示させ
    前記表示制御部は、特定された前記第1走行ルートが前記通信装置を搭載する前記移動体が走行する第2走行ルートに重なる場合、特定された前記第1走行ルートを前記地図上に表示させ、かつ前記通信装置を搭載する前記移動体の前記第2走行ルートに重ならない場合、特定された前記第1走行ルートを非表示とさせることを特徴とする通信装置。
  2. 前記表示制御部は、前記表示情報に前記緊急車両に関する位置情報が含まれている場合、前記緊急車両の移動に応じて前記アイコンを前記地図上に表示させる請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記表示制御部は、前記緊急車両の存在を地図上以外の表示部位に表示させる請求項1又は請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記予め設定した通信条件とは、V2X通信(Vehicle to Everything Communication)に関するV2X情報の通信を行うことである請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の通信装置。
  5. 前記通信情報には、路側機から得られる路側機情報と、他の移動体から得られる移動体情報と、緊急情報通知システムから得られる緊急情報との少なくとも1つが含まれる請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の通信装置。
  6. 移動体に搭載された通信装置に実行させるためのプログラムであって、
    予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させる表示ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記通信情報に基づいて、緊急車両が存在するか否かを検出する検出ステップと、
    前記緊急車両が走行する第1走行ルートを特定する特定ステップと、を備え、
    前記特定ステップは、前記移動体が走行する道路の幅員の大きさと、前記緊急車両が走行すると予測される道路の幅員の大きさとを比較し、前記移動体が走行する道路の幅員の方が大きい場合に前記移動体が走行する道路を前記第1走行ルートに特定し、
    前記表示ステップは、前記緊急車両の存在が検出された場合、前記緊急車両を示すアイコンを前記表示情報として前記地図上に表示させ、且つ前記緊急車両が前記移動体に近づく場合、前記緊急車両を示す前記アイコンを時間の経過とともに前記地図上に拡大して表示させ
    前記表示ステップは、特定された前記第1走行ルートが前記通信装置を搭載する前記移動体が走行する第2走行ルートに重なる場合、特定された前記第1走行ルートを前記地図上に表示させ、かつ前記通信装置を搭載する前記移動体の前記第2走行ルートに重ならない場合、特定された前記第1走行ルートを非表示とさせることを特徴とするプログラム。
  7. 移動体に搭載された通信装置に実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であって、
    予め設定した通信条件に基づき通信情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記通信情報に基づいて、所定のサービスの提供をすべきか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップの判定結果に基づいて、前記所定のサービスの提供をすべき場合、前記所定のサービスの提供に必要な表示情報を、表示部に表示された地図上に表示させる表示ステップと、
    前記受信ステップで受信された前記通信情報に基づいて、緊急車両が存在するか否かを検出する検出ステップと、
    前記緊急車両が走行する第1走行ルートを特定する特定ステップと、を備え、
    前記特定ステップは、前記移動体が走行する道路の幅員の大きさと、前記緊急車両が走行すると予測される道路の幅員の大きさとを比較し、前記移動体が走行する道路の幅員の方が大きい場合に前記移動体が走行する道路を前記第1走行ルートに特定し、
    前記表示ステップは、前記緊急車両の存在が検出された場合、前記緊急車両を示すアイコンを前記表示情報として前記地図上に表示させ、且つ前記緊急車両が前記移動体に近づく場合、前記緊急車両を示す前記アイコンを時間の経過とともに前記地図上に拡大して表示させ
    前記表示ステップは、特定された前記第1走行ルートが前記通信装置を搭載する前記移動体が走行する第2走行ルートに重なる場合、特定された前記第1走行ルートを前記地図上に表示させ、かつ前記通信装置を搭載する前記移動体の前記第2走行ルートに重ならない場合、特定された前記第1走行ルートを非表示とさせることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。
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