JP6815175B2 - 固形組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、固形組成物に関する。
クロロゲン酸類は、抗酸化作用、血圧降下作用等の生理活性機能が報告されており、例えば、飲料、醤油等の液体組成物、ゼリー、グミ等の半固形組成物、サプリメント等の固形組成物への応用が検討されている。クロロゲン酸類を多く含む素材としてコーヒー豆がある。焙煎度の高いコーヒー豆は香りが豊かで嗜好性の高いものであるが、焙煎によりコーヒー豆中に存在するクロロゲン酸類の相当量が分解してしまう。コーヒー豆中のクロロゲン酸類を最大限に利用するには、生コーヒー豆又は焙煎度の低いコーヒー豆(以下、「生コーヒー豆等」とも称する)を利用することが有利であるが、これらは青臭み等の豆臭が強いため、継続して摂取する上で障害となりやすい。
従来、豆臭の抑制された液体組成物として、例えば、特定量のクロロゲン酸類とカリウムとを含有させ、クロロゲン酸類とカリウムとの質量比及びpHを特定範囲に制御したクロロゲン酸類含有飲料が提案されている(特許文献1)。
一方、マルチトールは、マルトースを還元して製造される糖アルコールの1種であり、飲食品の分野において、例えば、低カロリー甘味料や、ペプチド、銅クロロフィル、ノブドウ等に由来の不快味のマスキング剤(特許文献2〜4)として利用されている。また、マルチトールは、吸湿性が高いため、粉末材料に混合すると固結しやすいことが知られているが(特許文献5、6)、その一方で、純度99%のマルチトールが昆布粉末原料の固結を防止することが報告されている(特許文献7)。
特開2012−100653号公報 特開平9−249694号公報 特開2003−231631号公報 特開2005−306793号公報 特開2015−42634号公報 特許第5315056号明細書 特開2008−67650号公報
本発明者らは、クロロゲン酸類を強化しながら、豆臭の抑制された固形組成物を開発すべく検討を行った。その結果、豆臭はクロロゲン酸類を高濃度化するにつれ増強されるところ、高濃度のクロロゲン酸類に糖アルコールを含有させると、ある程度抑制できるものの、口に含んだときにざらざらとした不快な舌触りが感じられるという新たな課題が生ずることが判明した。
本発明の課題は、クロロゲン酸類を強化しつつ、不快な舌触りを生ずることなく、豆臭の抑制された固形組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題に鑑み検討した結果、糖アルコールの中でも特定のものを、高濃度のクロロゲン酸類に対して特定の量比で含有させることで、クロロゲン酸類を強化しつつ、不快な舌触りを生ずることなく、豆臭の抑制された固形組成物が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 4.0〜20.0質量、及び
(B)マルチトール
を含み、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が1.0〜5.5である、
固形組成物を提供するものである。
本発明によれば、クロロゲン酸類を強化しつつ、不快な舌触りを生ずることなく、豆臭が抑制された固形組成物を提供することができる。
本発明の固形組成物は、成分(A)としてクロロゲン酸類を含有しており、その含有量が4.0〜20.0質量%に強化されている。本発明の固形組成物中の成分(A)の含有量は、生理効果増強の観点から、5.0質量%以上が好ましく、7.0質量%以上がより好ましく、10.0質量%以上が更に好ましく、また豆臭抑制の観点から、18.0質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、13.0質量%以下が更に好ましい。かかる成分(A)の含有量の範囲としては、好ましくは5.0〜18.0質量%、より好ましくは7.0〜15.0質量%、更に好ましくは7.0〜13.0質量%、更に好ましくは10.0〜13.0質量%である。ここで、本明細書において「(A)クロロゲン酸類」とは、3−カフェオイルキナ酸、4−カフェオイルキナ酸及び5−カフェオイルキナ酸のモノカフェオイルキナ酸と、3−フェルラキナ酸、4−フェルラキナ酸及び5−フェルラキナ酸のモノフェルラキナ酸と、3,4−ジカフェオイルキナ酸、3,5−ジカフェオイルキナ酸及び4,5−ジカフェオイルキナ酸のジカフェオイルキナ酸とを併せての総称であり、成分(A)の含有量は上記9種の合計量に基づいて定義される。本発明においては、上記9種のクロロゲン酸類のうち少なくとも1種を含有すればよいが、9種すべてを含有することが好ましい。なお、成分(A)の含有量の測定は、後掲の実施例に記載の「クロロゲン酸類の分析」にしたがうものとする。
また、本発明の固形組成物は、成分(A)中に(A)ジカフェオイルキナ酸(以下、「成分(A)」とも称する)が豊富に含まれている。本発明の固形組成物中の成分(A)の含有量は、成分(A)と成分(A)との質量比[(A)/(A)]として、生理効果増強の観点から、0.10以上が好ましく、0.12以上がより好ましく、0.15以上が更に好ましい。かかる質量比[(A)/(A)]の上限値は特に限定されないが、豆臭抑制の観点から、0.30以下が好ましく、0.27以下がより好ましく、0.24以下が更に好ましい。かかる質量比[(A)/(A)]の範囲としては、好ましくは0.10〜0.30、より好ましくは0.12〜0.27、更に好ましくは0.15〜0.24である。ここで、本明細書において「(A)ジカフェオイルキナ酸」とは、3,4−ジカフェオイルキナ酸、3,5−ジカフェオイルキナ酸及び4,5−ジカフェオイルキナ酸を併せての総称であり、成分(A)の含有量は上記3種の合計量に基づいて定義される。本発明においては、上記3種のジカフェオイルキナ酸のうち少なくとも1種を含有すればよいが、3種すべてを含有することが好ましい。
本発明の固形組成物は、成分(B)としてマルチトールを含有するが、不快な舌触りを生ずることなく、豆臭を抑制するために、成分(B)を成分(A)に対して特定の量比で含有する。具体的には、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]は1.0〜5.5であるが、豆臭抑制の観点から、1.2以上が好ましく、2.0以上がより好ましく、3.0以上が更に好ましく、また不快な舌触り抑制の観点から、5.0以下が好ましく、4.5以下がより好ましく、4.0以下が更に好ましい。かかる質量比[(B)/(A)]の範囲としては、好ましくは1.2〜5.0、より好ましくは2.0〜4.5、更に好ましくは3.0〜4.0である。
本発明の固形組成物中の成分(B)の含有量は、質量比[(B)/(A)]が上記範囲内となれば適宜選択可能であるが、豆臭抑制の観点から、10.0質量%以上が好ましく、20.0質量%以上がより好ましく、25.0質量%以上が更に好ましく、また不快な舌触り抑制の観点から、60.0質量%以下が好ましく、55.0質量%以下がより好ましく、50.0質量%以下が更に好ましい。かかる成分(B)の含有量の範囲としては、好ましくは10.0〜60.0質量%、より好ましくは20.0〜55.0質量%、更に好ましくは25.0〜50.0質量%である。なお、成分(B)の含有量の測定は、後掲の実施例に記載の「マルチトールの分析」にしたがうものとする。
成分(B)は、結晶マルチトール、マルチトール含蜜結晶等いずれもよく、適宜選択することができる。成分(B)は、市販品を使用してもよく、例えば、アマルティMR−100(三菱商事フードテック社製)、SweetPearl(ロケット社製)等を挙げることができる。
本発明の固形組成物は、常温(20℃±15℃)において固体であれば特に限定されず、例えば、粉末状、顆粒状、錠状、棒状、板状、ブロック状等の適宜の形態を採り得る。本発明の固形組成物中の固形分量は通常95質量%以上、好ましくは97質量%以上である。なお、かかる固形分量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。ここで、本明細書において「固形分量」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発物質を除いた残分の質量をいう。
また、本発明の固形組成物の大きさは、咀嚼摂取が可能であれば、固形組成物の形態に応じて適宜選択することができる。
本発明の固形組成物は、食品、医薬品、医薬部外品として提供することが可能であるが、本発明の効果を享受しやすい点で、固形食品が好ましく、粉末食品が更に好ましい。
本発明の固形組成物が食品である場合、保健機能食品とすることができる。保健機能食品には日本国が定める特定保健用食品及び栄養機能食品等が包含され、例えば、抗酸化作用の抑制、血圧降下の予防・改善のための食品が挙げられる。
また、本発明の固形組成物が医薬品、医薬部外品である場合、剤型としては、例えば、顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤、チュアブル剤、トローチ剤等が挙げられる。また、錠剤とする場合には、割線を入れた分割錠とすることもできる。
本発明の固形組成物は、固形形態とするために、必要に応じて許容される担体を含有することができる。例えば、賦形剤(例えば、グルコース、ガラクトース、フルクトース等の単糖類;ショ糖、乳糖、麦芽糖等の二糖類;キシリトール、ソルビトール等の糖アルコール(マルチトールを除く);デキストリン、粉飴等の澱粉分解物;オリゴ糖、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム等)、結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、プルラン、メチルセルロース、硬化油等)、崩壊剤(例えば、カルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、トウモロコシデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、二酸化ケイ素等)、嬌味剤(例えば、ステビア等)、増量剤、界面活性剤、分散剤、緩衝剤、酸化防止剤、保存剤、品質安定剤、希釈剤等の担体が挙げられる。
更に、本発明の固形組成物は、嗜好性等を高めるために、酸味料、アミノ酸、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、香料、果汁、植物エキス、エステル、色素、乳成分、ココアパウダー、調味料、植物油脂等の添加剤を1種又は2種以上を含有することができる。なお、担体及び添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することが可能である。
本発明の固形組成物は、常法にしたがって製造することが可能であり、適宜の方法を採り得る。例えば、特定量の成分(A)及び成分(B)、必要に応じて担体及び/又は添加剤を、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が所定の範囲内となるように混合して粉末状の固形組成物を製造することができる。成分(A)と成分(B)との混合順序は特に限定されず、一方を他方に添加しても、両者を同時に添加してもよい。混合方法としては、撹拌、震盪等の適宜の方法を採用することができるが、混合装置を使用しても構わない。混合装置の混合方式は、容器回転型でも、容器固定型でもよい。容器回転型として、例えば、水平円筒型、V型、ダブルコーン型、立方体型等を採用することができる。また、容器固定型として、例えば、リボン型、スクリュー型、円錐形スクリュー型、パドル型、流動層型、フィリップスブレンダ−等を採用することができる。
また、混合物を所定の形状とするために、圧縮成形することもできる。例えば、錠剤の形態の場合、混合物を直接圧縮して成形(直接粉末圧縮法)しても、乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒してから圧縮して成形(顆粒圧縮法)してもよい。直接圧縮して成形して錠剤を製造する場合、打錠成形機としてロータリー式打錠機や単発式打錠機等を使用することができる。また、造粒法より造粒してから錠剤とする場合、円筒造粒機、球形整粒機、ペレッター等を使用する押し出し造粒法;スピードミル、パワーミル等を使用する破砕造粒法;転動造粒法、攪拌造粒法、流動層造粒法等により造粒物を製造し、乾燥・整粒した後、得られた造粒物を前記打錠成形機で圧縮して錠剤を形成する方法を採用することができる。
本発明の固形組成物を顆粒状の形態とする場合には、公知の造粒法により造粒してもよい。造粒方法としては、例えば、噴霧造粒、流動層造粒、圧縮造粒、転動造粒、撹拌造粒、押出造粒、粉末被覆造粒等が挙げられる。なお、造粒条件は、造粒方法により適宜選択することができる。
成分(A)としては、市販の試薬を用いてもよいが、成分(A)を豊富に含む植物の抽出物又はその精製物を使用することもできる。
植物抽出物としては、成分(A)が含まれていれば特に限定されないが、例えば、ヒマワリ種子、リンゴ未熟果、コーヒー豆、シモン葉、マツ科植物の球果、マツ科植物の種子殻、サトウキビ、南天の葉、ゴボウ、ナスの皮、ウメの果実、フキタンポポ、ブドウ科植物等より得られる抽出物が挙げられる。植物抽出物は、1種又は2種以上含有することができる。中でも、クロロゲン酸類含量等の観点から、コーヒー豆の抽出物が好ましい。
抽出に使用するコーヒー豆は、クロロゲン酸類含量等の観点から、生コーヒー豆及び浅焙煎コーヒー豆から選ばれる少なくとも1種が好ましい。浅焙煎コーヒー豆のL値は、質量比[(A)/(A)]が上記範囲内となれば特に限定されないが、27以上が好ましく、29以上が更に好ましく、また豆臭抑制の観点から、62未満が好ましく、60以下がより好ましく、55以下が更に好ましい。浅焙煎コーヒー豆のL値の範囲としては、好ましくは27以上62未満、より好ましくは27〜60、更に好ましくは29〜55である。ここで、本明細書において「L値」とは、黒をL値0とし、また白をL値100として、焙煎コーヒー豆の明度を色差計で測定したものである。
コーヒー豆の種類としては、例えば、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種、アラブスタ種等が挙げられる。また、コーヒー豆の産地としては、例えば、ブラジル、コロンビア、タンザニア、モカ、キリマンジェロ、マンデリン、ブルーマウンテン、グァテマラ等を挙げることができる。
抽出方法及び抽出条件は特に限定されず、公知の方法を採用することができる。また、精製方法も特に限定されないが、例えば、イオンクロマトグラフィー、分子ふるいクロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー等の各種クロマトグラフィーの他、特開2004−222719号公報、特開2006−174746号公報等に記載の方法を挙げることができる。
また、植物抽出物は、固形組成物の製造方法に応じて、濃縮又は乾燥することができる。濃縮方法としては、例えば、常圧にて溶媒の蒸発を行う常圧濃縮法、減圧にて溶媒の蒸発を行う減圧濃縮法、膜分離により溶媒を除去する膜濃縮法等が挙げられる。乾燥方法としては、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥等の公知の方法を採用することができる。
また、本発明の固形組成物は、包装体に充填することができる。包装体としては、例えば、ビン、缶、瓶、箱型容器、スティック型包装体、ピロー型包装体等を挙げることができる。なお、本発明の固形組成物を包装体に充填する際には、市販の充填機を使用してもよい。
上記実施形態に関し、本発明は更に以下の固形組成物及び方法を開示する。
<1>
次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 4.0〜20.0質量、及び
(B)マルチトール
を含み、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が1.0〜5.5である、
固形組成物。
<2>
生コーヒー豆抽出物及び浅焙煎コーヒー豆抽出物から選択される少なくとも1種を配合してなる固形組成物の豆臭の抑制方法であって、
次の成分(A)及び(B);
(A)クロロゲン酸類 4.0〜20.0質量、及び
(B)マルチトール
を、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が1.0〜5.7となるように配合する、抑制方法。
<3>
成分(A)の含有量が、好ましくは5.0質量%以上、より好ましくは7.0質量%以上、更に好ましくは10.0質量%以上であって、好ましくは18.0質量%以下、より好ましくは15質量%以下、更に好ましくは13.0質量%以下である、前記<1>記載の固形組成物、又は前記<2>記載の抑制方法(以下、「固形組成物又は抑制方法」を「固形組成物等」と称する)。
<4>
成分(A)の含有量が、好ましくは5.0〜18.0質量%、より好ましくは7.0〜15.0質量%、更に好ましくは7.0〜13.0質量%、更に好ましくは10.0〜13.0質量%である、前記<1>〜<3>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<5>
成分(A)が、好ましくは3−カフェオイルキナ酸、4−カフェオイルキナ酸、5−カフェオイルキナ酸、3−フェルラキナ酸、4−フェルラキナ酸、5−フェルラキナ酸、3,4−ジカフェオイルキナ酸、3,5−ジカフェオイルキナ酸及び4,5−ジカフェオイルキナ酸から選択される少なくとも1種であり、更に好ましくは前記9種すべてである、前記<1>〜<4>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<6>
成分(A)と(A)ジカフェオイルキナ酸(以下、「成分(A)」とも称する)との質量比[(A)/(A)]が、好ましくは0.10以上、より好ましくは0.12以上、更に好ましくは0.15以上であって、好ましくは0.30以下、より好ましくは0.27以下、更に好ましくは0.24以下である、前記<1>〜<5>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<7>
成分(A)と成分(A)との質量比[(A)/(A)]が、好ましくは0.10〜0.30、より好ましくは0.12〜0.27、更に好ましくは0.15〜0.24である、前記<1>〜<5>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<8>
成分(A)が、好ましくは3,4−ジカフェオイルキナ酸、3,5−ジカフェオイルキナ酸及び4,5−ジカフェオイルキナ酸から選択される少なくとも1種であり、更に好ましくは前記3種すべてである、前記<6>又は<7>記載の固形組成物等。
<9>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは1.2以上、より好ましくは2.0以上、更に好ましくは3.0以上であって、好ましくは5.0以下、より好ましくは4.5以下、更に好ましくは4.0以下である、前記<1>〜<8>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<10>
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が、好ましくは1.2〜5.0、より好ましくは2.0〜4.5、更に好ましくは3.0〜4.0である、前記<1>〜<9>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<11>
成分(B)の含有量が、好ましくは10.0質量%以上、より好ましくは20.0質量%以上、更に好ましくは25.0質量%以上であって、好ましくは60.0質量%以下、より好ましくは55.0質量%以下、更に好ましくは50.0質量%以下である、前記<1>〜<10>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<12>
成分(B)の含有量が、好ましくは10.0〜60.0質量%、より好ましくは20.0〜55.0質量%、更に好ましくは25.0〜50.0質量%である、前記<1>〜<11>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<13>
成分(B)が、好ましくは結晶マルチトール及びマルチトール含蜜結晶から選択される少なくとも1種である、前記<1>〜<12>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<14>
常温(20℃±15℃)において固体である、前記<1>〜<13>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<15>
形態が、粉末状、顆粒状、錠状、棒状、板状、ブロック状又はこれらうちの2以上の混合物である、前記<1>〜<14>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<16>
固形分量が、好ましくは95質量%以上、更に好ましくは97質量%以上である、前記<1>〜<15>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<17>
好ましくは食品、医薬品又は医薬部外品であり、より好ましくは固形食品、更に好ましくは粉末食品である、前記<1>〜<16>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<18>
好ましくは保健機能食品であり、より好ましくは特定保健用食品又は栄養機能食品であり、更に好ましくは抗酸化作用の抑制、又は血圧降下の予防・改善のための食品である、前記<1>〜<17>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<19>
好ましくは顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤、チュアブル剤又はトローチ剤である、前記<1>〜<18>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<20>
好ましくは担体及び添加剤から選択される少なくとも1種を更に含有する、前記<1>〜<19>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<21>
担体が、好ましくは賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、嬌味剤、増量剤、界面活性剤、分散剤、緩衝剤、酸化防止剤、保存剤、品質安定剤及び希釈剤から選択される1種又は2種以上である、前記<20>記載の固形組成物等。
<22>
賦形剤が、好ましくは単糖類(例えば、グルコース、ガラクトース、フルクトース)、二糖類(例えば、ショ糖、乳糖、麦芽糖)、糖アルコール(例えば、キシリトール、ソルビトール、但し、マルチトールを除く)、澱粉分解物(例えば、デキストリン、粉飴)、オリゴ糖、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸及びリン酸水素カルシウムから選択される1種又は2種以上であり、
結合剤が、好ましくはヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、プルラン、メチルセルロース及び硬化油から選択される1種又は2種以上であり、
崩壊剤が、好ましくはカルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、トウモロコシデンプン及び低置換度ヒドロキシプロピルセルロースから選択される1種又は2種以上であり、
滑沢剤が、好ましくはステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ショ糖脂肪酸エステル、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク及び二酸化ケイ素から選択される1種又は2種以上であり、
嬌味剤が、好ましくはステビアである、前記<21>記載の固形組成物等。
<23>
添加剤が、好ましくは酸味料、アミノ酸、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、香料、果汁、植物エキス、エステル、色素、乳成分、ココアパウダー、調味料及び植物油脂から選択される1種又は2種以上である、前記<20>〜<22>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<24>
好ましくは成分(A)及び成分(B)、必要に応じて担体及び/又は添加剤を、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が前記範囲内となるように混合して製造されたものである、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<25>
混合が、好ましくは撹拌、震盪又は混合装置を使用したものである、前記<24>記載の固形組成物等。
<26>
好ましくは成分(A)及び成分(B)、必要に応じて担体及び/又は添加剤を、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が前記範囲内となるように造粒して製造されたものである、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<27>
造粒が、好ましくは噴霧造粒、流動層造粒、圧縮造粒、転動造粒、撹拌造粒、押出造粒又は粉末被覆造粒である、前記<26>記載の固形組成物等。
<28>
好ましくは混合物又は造粒物を圧縮成形したものである、前記<24>〜<27>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<29>
成分(A)が、好ましくは植物抽出物又はその精製物に由来するものである、前記<1>〜<28>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<30>
植物抽出物が、好ましくはヒマワリ種子、リンゴ未熟果、コーヒー豆、シモン葉、マツ科植物の球果、マツ科植物の種子殻、サトウキビ、南天の葉、ゴボウ、ナスの皮、ウメの果実、フキタンポポ及びブドウ科植物から選択される1種又は2種以上の植物の抽出物であり、より好ましくはコーヒー豆の抽出物であり、更に好ましくは生コーヒー豆及び浅焙煎コーヒー豆から選ばれる少なくとも1種のコーヒー豆の抽出物である、前記<29>記載の固形組成物等。
<31>
浅焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは27以上、更に好ましくは29以上であって、好ましくは62未満、より好ましくは60以下、更に好ましくは55以下である、前記<30>記載の固形組成物等。
<32>
浅焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは27以上62未満、より好ましくは27〜60、更に好ましくは29〜55である、前記<30>又は<31>記載の固形組成物等。
<33>
コーヒー豆の種類が、好ましくはアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種及びアラブスタ種から選ばれる1種又は2種以上であり、コーヒー豆の産地が、好ましくはブラジル、コロンビア、タンザニア、モカ、キリマンジェロ、マンデリン、ブルーマウンテン及びグァテマラから選ばれる1種又は2種以上である、前記<30>〜<32>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<34>
植物抽出物の精製方法が、好ましくはイオンクロマトグラフィー、分子ふるいクロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィー又は特開2004−222719号公報若しくは特開2006−174746号公報に記載の方法である、前記<29>〜<33>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<35>
植物抽出物が、好ましくは濃縮物又は乾燥物である、前記<29>〜<34>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<36>
包装体に充填したものである、前記<1>〜<35>のいずれか一に記載の固形組成物等。
<37>
包装体が、好ましくはビン、缶、瓶、箱型容器、スティック型包装体又はピロー型包装体である、前記<1>〜<36>のいずれか一に記載の固形組成物等。
1.クロロゲン酸類の分析
クロロゲン酸類の分析法は次の通りである。分析機器はHPLCを使用した。
装置の構成ユニットの型番は次の通り。
・UV−VIS検出器:L−2420((株)日立ハイテクノロジーズ)
・カラムオーブン:L−2300((株)日立ハイテクノロジーズ)
・ポンプ:L−2130((株)日立ハイテクノロジーズ)
・オートサンプラー:L−2200((株)日立ハイテクノロジーズ)
・カラム:Cadenza CD−C18 内径4.6mm×長さ150mm、粒子径3μm(インタクト(株))
分析条件は次の通りである。
・サンプル注入量:10μL
・流量:1.0mL/min
・UV−VIS検出器設定波長:325nm
・カラムオーブン設定温度:35℃
・溶離液A:0.05M 酢酸、0.1mM 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、10mM 酢酸ナトリウム、5(V/V)%アセトニトリル溶液
・溶離液B:アセトニトリル
濃度勾配条件
時間 溶離液A 溶離液B
0.0分 100% 0%
10.0分 100% 0%
15.0分 95% 5%
20.0分 95% 5%
22.0分 92% 8%
50.0分 92% 8%
52.0分 10% 90%
60.0分 10% 90%
60.1分 100% 0%
70.0分 100% 0%
HPLCでは、試料1gを精秤後、溶離液Aにて10mLにメスアップし、メンブレンフィルター(GLクロマトディスク25A,孔径0.45μm,ジーエルサイエンス(株))にて濾過後、分析に供した。
クロロゲン酸類の保持時間(単位:分)9種のクロロゲン酸類
・モノカフェオイルキナ酸:5.3、8.8、11.6の計3点
・モノフェルラキナ酸:13.0、19.9、21.0の計3点
・ジカフェオイルキナ酸:36.6、37.4、44.2の計3点。
ここで求めた9種のクロロゲン酸類の面積値から5−カフェオイルキナ酸を標準物質とし、質量%を求めた。
2.マルチトールの分析
マルチトールの分析条件は次の通りである。
・カラム:Unison UK−Amino(250mm.L×4.6mmI.D.3マイクロm)
・サンプル注入量:10μL
・流量:1.0mL/min
・カラムオーブン設定温度:40℃
・検出器:ELSD−LT2
Temperature :40℃
Gain :6
Nebulizer Gas :N
Gas Pressure :350kPa
・溶離液C:水
・溶離液D:アセトニトリル
濃度勾配条件
時間 溶離液C 溶離液D
0.0分 10% 90%
25.0分 25% 75%
30.0分 60% 40%
40.0分 10% 90%
HPLCでは、試料を、溶離液C/溶離液D=50/50(v/v%)にてマルチトール濃度250mg/L程度になるように希釈し、メンブレンフィルター(GLクロマトディスク25A,孔径0.45μm,ジーエルサイエンス(株))にて濾過後、分析に供した。マルチトールの保持時間は、20.3分である。
3.官能試験
各粉末食品の食感(ざらつき)、生コーヒー豆由来の豆臭について、パネラー3名が下記の基準に基づいて評価し、その後協議により最終スコアを決定した。
食感(ざらつき)の評価基準
4:ざらつきを感じない。
3:ほとんどざらつきを感じない。
2:ややざらつきを感じる。
1:ざらつきを感じる。
豆臭の評価基準
4:豆臭を感じない。
3:ほとんど豆臭を感じない。
2:やや豆臭を感じる。
1:豆臭を感じる。
製造例1
粉末クロロゲン酸製剤の調製
ベトナム産ロブスタ種の生コーヒー豆をハンマーミル KA MF10.2にてスクリーンサイズ4mmにて8000r/minで粉砕した。粉砕した生コーヒー豆1200gを熱水7200g(95℃30−45分)にてバッチ抽出し、2号濾紙で濾過後、噴霧乾燥した。以下、これをクロロゲン酸製剤Aとした。クロロゲン酸製剤Aの固形分中のクロロゲン酸類の含有量は32.4質量%であった。
次に、クロロゲン酸製剤A200gを62%(w/w)のエタノール溶液800gにて溶解し、濾過助剤として結晶セルロース(ソルカフロック)10g、50gの酸性白土(水澤化学社製、ミズカエース#600)にて2時間撹拌後、2号濾紙で濾過し、濾液を100gの活性炭(クラレコールGW)にSV=1(hr−1)で通液した。これを強酸性陽イオン交換樹脂(ダイヤイオン SK−1BH)50gに通液し、アルギニン3gを加え、Brix35までエバポレーターで濃縮し、90℃の温風で噴霧乾燥し、粉末クロロゲン酸製剤を33g得た。粉末クロロゲン酸製剤中の(A)クロロゲン酸類の含有量は44.1質量%、(A)ジカフェオイルキナ酸/(A)クロロゲン酸類の質量比は0.19、水分量は3.3%であった。嵩密度0.58g/mL、メディアン径は78μmであった。
実施例1〜10及び比較例1〜5
表1に示す割合で各成分を混合して粉末食品を得た。得られた粉末食品について官能評価を行った。その結果を表1に示す。
Figure 0006815175
比較例6〜7
表2に示す割合で各成分を混合して粉末食品を得た。得られた粉末食品について官能評価を行った。その結果を実施例8の結果とともに表2に示す。
Figure 0006815175
表1、2から、高濃度のクロロゲン酸類に対してマルチトールを特定の量比で含有させることにより、クロロゲン酸類を強化しつつ、不快な舌触りを生ずることなく、豆臭の抑制された固形組成物が得られることがわかる。

Claims (4)

  1. 次の成分(A)及び(B);
    (A)クロロゲン酸類 4.0〜20.0質量、及び
    (B)マルチトール
    を含み、
    成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が1.0〜5.5であり、
    成分(A)が、生コーヒー豆及びL値が27以上であるコーヒー豆から選ばれる少なくとも1種のコーヒー豆の抽出物又はその精製物に由来するものである、固形組成物。
  2. (A1)ジカフェオイルキナ酸と(A)クロロゲン酸類との質量比[(A1)/(A)]が0.10〜0.30である、請求項1記載の固形組成物。
  3. (B)マルチトールの含有量が10.0〜60.0質量%である、請求項1又は2記載の固形組成物。
  4. 粉末食品である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の固形組成物。

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