JP7198630B2 - 経口組成物 - Google Patents

経口組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP7198630B2
JP7198630B2 JP2018202129A JP2018202129A JP7198630B2 JP 7198630 B2 JP7198630 B2 JP 7198630B2 JP 2018202129 A JP2018202129 A JP 2018202129A JP 2018202129 A JP2018202129 A JP 2018202129A JP 7198630 B2 JP7198630 B2 JP 7198630B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
oral composition
sesamin
weight
black
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018202129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020066614A (ja
Inventor
遼一郎 西林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2018202129A priority Critical patent/JP7198630B2/ja
Publication of JP2020066614A publication Critical patent/JP2020066614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7198630B2 publication Critical patent/JP7198630B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、セサミン含有経口組成物において、徐放性を向上させた経口組成物に関する。
セサミン類は、ごまから採取される希少なリグナン類成分であり、抗酸化作用等の様々な生理活性作用があることが報告されている。このため、セサミン類は、健康食品、医薬品、医薬部外品などの経口組成物に有効成分として配合されている。
しかしながら、セサミン類は水難溶性である特性を有している。このため、セサミン類を含む経口組成物においては、セサミン類の作用効果を高める工夫が報告されている。そのような工夫としては、水分散性又は水溶解性を高める処方、及びセサミン類の生理活性を高める添加物を配合する処方、セサミン類の体内吸収性を高める添加物を配合する処方が挙げられる。
セサミン類の水分散性を高める具体的な処方としては、特許文献1に、セサミン類に対して食品用界面活性剤を0.5~25重量%含有した水分散性セサミン類粉末が挙げられており、食品用界面活性剤として、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン、ソルビタンモノオレート、およびソルビタンモノステアレート等が用いられることが開示されている。また、セサミン類の水溶解性を高める具体的な処方としては、特許文献2に、セサミン、ペクチン及びD(+)-マルトース一水和物をそれぞれ20質量%、67質量%、13質量%の割合で混合した混合物を加熱処理し、冷風を吹き付けて調製した固体分散体が開示されている。
セサミン類の生理活性を高める添加物を配合する具体的な処方としては、特許文献3に、少なくとも1種のセサミン類と少なくとも1種のビタミンB1類とを配合した組成物であって、前記セサミン類の総配合量が、組成物全重量に対して1重量%以上である組成物が開示されている。
セサミン類の体内吸収性を高める添加物を配合する具体的な処方としては、特許文献4に、少なくとも一種のセサミン類と、少なくとも一種のγ-オリザノールと、米胚芽油とを含有する組成物であって、当該γ-オリザノールの総重量:(当該γ-オリザノールの総重量と当該米胚芽油の重量の合計量)=1:4~1:66である組成物が開示されている。
特開2013-039082号公報 特開2016-049105号公報 特開2014-055148号公報 国際公開第2013/187391号
これまでのセサミン含有経口組成物においては、セサミン類の水分散性又は水溶解性を高めたり、生理活性又は体内吸収性を高めることはできても、セサミン含有経口組成物を徐放性とすることによって体内で長く作用させることは検討されていない。
そこで本発明は、徐放性が向上したセサミン含有経口組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、セサミン含有経口組成物に、黒ニンニク及び黒大豆種皮抽出物を配合することにより上記目的を達成できることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)セサミン類、(B)黒ニンニク、及び(C)黒大豆種皮抽出物を含有する経口組成物。
項2. 前記(C)成分の含有量に対する前記(B)成分の含有量の比が、0.3~45である、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記(A)成分の100重量部当たり前記(B)成分を30~1000重量部含む、項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(C)成分の合計が5~97重量%である、項1~3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. セサミン類を含有する経口組成物において、(A)セサミン類と共に、(B)黒ニンニク、及び(C)黒大豆種皮抽出物を配合する、経口組成物の徐放性向上方法。
本発明の経口組成物によれば、セサミン類を含有する経口組成物の徐放性を向上させることが可能になる。
1.経口組成物
本発明の経口組成物は、(A)セサミン類(以下において、「(A)成分とも記載する」)、(B)黒ニンニク(以下において、「(B)成分とも記載する」)、及び(C)黒大豆種皮抽出物(以下において、「(C)成分とも記載する」)を含有する含むことを特徴とする。以下、本発明の経口組成物について詳述する。
(A)セサミン類
本発明の経口組成物は、(A)成分としてセサミン類を含む。セサミン類は、抗酸化作用、肝機能向上作用等の生理活性作用が知られている公知の成分である。セサミン類は水難溶性であるとともに、セサミン類を含む経口組成物は錠剤化した場合であっても徐放性が十分ではないが、本発明の経口組成物は徐放性が向上しているため、セサミン類の溶出時間が長くなり体内で有効に作用させることができる。
セサミン類は、セサミン及びその類縁体を含む。具体的には、セサミン類としては、セサミン、セサミノール、エピセサミン、エピセサミノール、セサモリン、2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2,6-ビス-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェノキシ)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン等のジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン誘導体が挙げられ、好ましくはセサミン及びエピセサミンが挙げられ、より好ましくはセサミンが挙げられる。
本発明の経口組成物において、(A)成分として、1種のセサミン類を単独で使用してもよく、また、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明に用いることができるセサミン類の形態及び製造方法は特に限定されない。例えば、ゴマ(ゴマ科ゴマ属(Sesamum indicum)に属する一年草の種子)から公知の方法によって抽出及び精製されたセサミン類を用いることができる。具体的には、ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物を分子蒸留する方法;ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物をエステル化反応及び/またはエステル交換反応させた後、その反応処理物を分子蒸留する方法;ゴマ油を水蒸気蒸留し、その留出物を水性溶媒と混合した後、その混合系中にてアルカリ存在下に析出させる方法;ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物をエタノール水溶液と混合して、その混合系から溶液区分を分離した後、該溶液区分にアルカリを添加して析出させる方法;ゴマ油を減圧下に水蒸気蒸留し、その留出物をエタノール水溶液と混合して、その混合系から溶液区分を分離し、分離した該溶液区分を吸着剤で吸着処理した後、該吸着剤から脱着溶出させる方法等が挙げられる。好ましくは、化学反応を行わず有機溶剤を用いない方法、つまり、ゴマ油を水蒸気蒸留し、その留出物を水性溶媒と混合した後、その混合系中にてアルカリ存在下に析出させる方法が挙げられる。上記の方法において用いられるアルカリとしては、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物、炭酸アルカリ塩、アルカリ金属アルコラート等が挙げられ、好ましくは、水酸化カリウム、炭酸カリウムが挙げられ、より好ましくは水酸化カリウムが挙げられる。
このようにして得られる加工物は、具体的には、セサミン類を所定濃度以上(例えば20重量%以上、50重量%以上、好ましくは70重量%以上)含むセサミン類粗精製物、及びセサミン類が90重量%以上の純度に精製された精製セサミンが挙げられ、好ましくは精製セサミン類が挙げられる。
セサミン類としては、市販のセサミン類(例えば、九鬼産業株式会社製,商品名:九鬼精製セサミン等)を用いることもできる。
本発明の経口組成物における(A)成分の含有量は、経口組成物に備えさせるべき生理活性作用に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1~60重量%、好ましくは0.5~55重量%、より好ましくは1~50重量%が挙げられる。
なお、ここで示す(A)成分の含有量は、セサミン類そのものの含有量であり、例えばセサミン類の粗精製物やアルカリ析出を経る製造方法により得られた精製物である場合は、セサミン類以外の成分(不純物、アルカリ塩)を除く、セサミン類の量に換算した値である。
(B)黒ニンニク
本発明の経口組成物は、(B)成分として黒ニンニクを含む。ニンニクは、従来から薬材としても広く服用されてきており、抗酸化作用、抗菌作用、免疫増進作用、肝機能向上作用等の生理活性作用が知られている。ニンニクを発酵菌等によって発酵及び熟成させると、ニンニクの成分及び酵素等が渇変反応を引き起こしてニンニクの内部まで濃い黒褐色を帯び、甘味が増えて辛味が減るのに対し、香り及び粘度が高くなって歯応えが変化する。このようにして得られたニンニクの加工物を「黒ニンニク」と称する。
黒ニンニクには、ニンニクの糖成分及びアミノ酸成分が非酵素的な渇変反応で生じたメラノイジン;ニンニクのアミノ酸成分アリインが酵素アリイナーゼによる分解で生じたアリシン;ニンニクに存在しない水溶性成分であるS-アリルシステイン(SAC)、S-アリルメルカプトシステイン(SAMC);ニンニクより増加した総フェノール及びフラボノイドなどを含み、揮発性物質はニンニクより大きく低減されている。このように黒ニンニクはニンニクとは成分組成が大きく異なり、ニンニクの生理活性作用が更に高められている。
(A)成分を含む経口組成物は錠剤化した場合でも徐放性が十分でなく、(B)成分及び(C)成分の混合物自体も徐放性を有しないものの、(A)成分に対して(B)成分を後述の(C)成分と共に配合することによって、経口組成物の徐放性を向上させることができる。また、(B)成分が、それ自体優れた生理活性作用を有する成分であるため、経口組成物に対して徐放性とともに優れた効能も付与することができる。
本発明の経口組成物で用いられる黒ニンニクの製造方法としては特に限定されない。原料には、例えば、ニンニク(ネギ科ネギ属(Allium sativum)に属する多年草の根茎)、具体的には、青森、中国等で栽培されているニンニクを用いることができる。生ニンニクを30~70℃程度、及び湿度を70~90%程度に保った状態で250~350時間程度蒸し込んで発酵させることで製造することができる。蒸し込み前には、ニンニクを玄米発酵物(例えば、米酢、黒酢、酒、味噌、しょうゆ等)に漬け込んでおくことが好ましい。また、蒸し込みに用いる蒸し器としては、遠赤外線を熱源として備える蒸し器を用いることが好ましい。
また、本発明の経口組成物において、黒ニンニクは、黒ニンニクの粉末の形態で用いられる。黒ニンニクの粉末の製造方法は特に限定されず、黒ニンニクを風乾又は凍結乾燥した後、粉末化することによって得ることができる。粉末化の方法は特に限定されないが、本発明の経口組成物が錠剤組成物として調製される場合に硬度と徐放性向上効果とを良好に得る観点から、得られる粉末が多孔質化する爆砕法(例えば、温度200℃程度,圧力5~60MPa、加圧時間5秒以下)により粉末化することが好ましい。
黒ニンニクとしては、市販の黒ニンニク粉末(例えば、丸善製薬社製,商品名:熟成黒にんにく爆砕パウダー等)を用いることもできる。
本発明の経口組成物における(B)成分の含有量は、経口組成物に備えさせるべき生理活性作用及び経口組成物の徐放性向上効果に応じて適宜設定すればよく、例えば1~50重量%が挙げられる。経口組成物の徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、好ましくは5~50重量%、より好ましくは8~47重量%、さらに好ましくは9~47重量%、一層好ましくは9.5~47重量%が挙げられる。
本発明の経口組成物において、(A)成分と(B)成分との比率については、各成分の前記含有量の範囲に基づいて定まるが、本発明の経口組成物の徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(A)成分100重量部当たり(B)成分が30~1000重量部、好ましくは40~1000重量部、より好ましくは45~990重量部、さらに好ましくは50~980重量部が挙げられる。また、本発明の経口組成物が錠剤組成物として調製される場合の強度及び徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(A)成分100重量部当たり(B)成分が好ましくは55~1000重量部、より好ましくは60~1000重量部、さらに好ましくは65~990重量部、一層好ましくは70~980重量部が挙げられる。
本発明の経口組成物において、(B)成分と(C)成分との比率については、各成分の含有量の範囲に基づいて定まるが、本発明の経口組成物の徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(C)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の比((B)成分の含有量/(C)成分の含有量)として、0.3~45、好ましくは1~30、より好ましくは1~20が挙げられる。また、本発明の経口組成物が錠剤組成物として調製される場合の強度及び徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(C)成分の含有量に対する(B)成分の含有量の比((B)成分の含有量/(C)成分の含有量)として、好ましくは1.5~45、より好ましくは2~30、さらに好ましくは2.3~20が挙げられる。
なお、ここで示す(B)成分の含有量は、黒ニンニクを乾燥させ、含水率を5%以下とした上での含有量である。
(C)黒大豆種皮抽出物
本発明の経口組成物は、(C)成分として黒大豆種皮抽出物を含む。黒大豆種皮抽出物は、抗酸化作用等の生理活性作用が知られている公知の成分である。
(A)成分を含む経口組成物は錠剤化した場合でも徐放性が十分でなく、(B)成分及び(C)成分の混合物自体も徐放性を有しないものの、(A)成分に対して(C)成分を(B)成分と共に配合することによって、経口組成物の徐放性を向上させることができる。また、(C)成分が、それ自体優れた生理活性作用を有する成分であるため、経口組成物に対して徐放性とともに優れた効能も付与することができる。
本発明の経口組成物で用いられる黒大豆種皮抽出物の製造方法としては特に限定されない。例えば、原料に黒大豆(マメ科ダイズ属Glycine max(L.)Merrillに属する短日性の一年生草木の黒い種子(子実))、具体的には、中生光黒、トカチクロ、いわいくろ、玉大黒、丹波黒、信濃黒及び雁喰などの品種の種皮を用いることができる
黒大豆からの種皮の取得は、黒大豆を例えば分別機等に供することで種皮と胚(子葉および胚軸)とに分別することによって行うことができる。黒大豆の種皮の抽出加工における材料(黒大豆種皮材料)は、黒大豆の種皮を、分別したそのままの状態(生または乾燥物の状態)で用いてもよいし、さらに破砕又は粉砕した状態(破砕物、粉砕物、又は粉末状物の状態)で用いてもよい。
黒大豆種皮材料からの抽出方法としては、一般に用いられる方法を特に制限なく利用することができる。例えば水溶性溶媒中に黒大豆種皮材料を浸漬する方法;必要に応じて攪拌しながら抽出する方法;パーコレーション法等が挙げられる。抽出温度としては特に制限されず、低温、常温、加温条件(高温を含む)のいずれの条件でもよいが、好ましくは加温条件(高温を含む)である。より具体的には、水溶性溶媒として後述する含水低級アルコールで抽出する場合は、抽出温度として、30℃以上、好ましくは40℃~60℃の範囲が挙げられ、抽出時間として、60分以上、好ましくは90分~120分程が挙げられる。また、水溶性溶媒として後述する酸性に調整された液で抽出する場合は、抽出温度として、50℃以上、好ましくは50~80℃が挙げられ、抽出時間として、10分以上、好ましくは20分~120分程度が挙げられる。
抽出に使用する水溶性溶媒としては特に制限されないが、例えば、水、低級アルコール、またはこれらの混合物(含水低級アルコール)が挙げられ、好ましくは含水低級アルコールが挙げられ、より好ましくは水が挙げられる。低級アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロパノール及びイソプロピルアルコール、ブタノール等の炭素数1~4の一価低級アルコールが挙げられ、好ましくはエタノールが挙げられる。水溶性溶媒として含水低級アルコール、好ましくは含水エタノールを用いる場合、水溶性溶媒中の低級アルコールの含有量は80体積%以下であることが好ましい。
抽出に使用する水溶性溶媒は酸性に調整されていることが好ましい。水溶性溶媒の具体的なpH範囲としては、例えばpH1~4、好ましくはpH1~2が挙げられる。水溶性溶媒の酸性への調整は、適宜、酸性物質を用いて行うことができる。
酸性物質としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、ホウ酸などの無機酸;メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、10-カンファースフホン酸、フルオロスルホン酸(以上、スルホン酸)、ギ酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸(以上、カルボン酸)などの有機酸が挙げられ、好ましくは、硫酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、10-カンファースフホン酸、及びフルオロスルホン酸等のスルホ基を有する酸が挙げられる。これらの酸性物質の中でも特に好ましくは硫酸が挙げられる。
得られた抽出液に対しては、必要に応じて、さらにろ過、共沈または遠心分離による固形物の除去、抽出処理、吸着処理等の精製処理を行い、その後、乾燥処理を行うことで、黒大豆種皮抽出物を得ることができる。乾燥処理としては、抽出液に必要に応じて賦形剤を添加してスプレードライを行い、スプレードライ末として黒大豆種皮抽出物を得る方法;抽出液を濃縮した後、吸着剤を添加し、吸着末として黒大豆種皮抽出物を得る方法が挙げられる。
黒大豆種皮抽出物としては、市販の黒大豆種皮抽出物(例えば、フジッコ株式会社製,商品名:クロノケアSP-60等)を用いることもできる。
本発明の経口組成物における(C)成分の含有量は、経口組成物に備えさせるべき生理活性作用及び経口組成物の徐放性向上効果に応じて適宜設定すればよく、例えば0.1~50重量%が挙げられる。経口組成物の徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、好ましくは0.3~40重量%、より好ましくは0.5~30重量%、さらに好ましくは0.5~20重量%が挙げられる。本発明の経口組成物が錠剤組成物として調製される場合の強度及び徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(C)成分の含有量は、好ましくは0.5~15重量%が挙げられる。
本発明の経口組成物において、(A)成分と(C)成分との比率については、各成分の前記含有量の範囲に基づいて定まるが、本発明の経口組成物の徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、(A)成分100重量部当たり(C)成分が1~170重量部、好ましくは5~67重量部が挙げられる。
なお、ここで示す(C)成分の含有量は、黒大豆種皮抽出物そのものの含有量であり、例えば賦形剤を用いたスプレードライ末、吸着末等を用いる場合は、当該粗精製物、スプレードライ末、吸着末中の黒大豆種皮抽出物の量に換算した値である。
他の含有成分
本発明の経口組成物は、本発明の効果を損なわない限度で、(A)成分、(B)成分、及び(C)成分の他に、製剤形態に応じた添加剤や基剤を含んでいてもよい。本発明の経口組成物が添加剤や基材を含む場合、経口組成物中に含まれる(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量としては、5~97重量%が挙げられる。本発明の経口組成物は、実質的に、(A)成分、(B)成分及び(C)成分で構成されても(後述実施例1参照)良好な徐放性向上効果を得ることができ、且つ、錠剤として成形された場合の硬度も良好に得ることができる。従って、本発明の経口組成物では、徐放性向上効果、及び錠剤として成形された場合の硬度を損なうことなく、抗酸化作用などの優れた生理活性作用を有する(A)成分、(B)成分及び(C)成分の比率が大きくなるように設計し、効能を効率的に発揮させることもできる。このような観点から、経口組成物中に含まれる(A)成分、(B)成分及び(C)成分の合計量としては、好ましくは10~97重量%が挙げられる。
添加剤及び基剤としては、食品学的又は薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、賦形剤、流動化剤、滑沢剤、安定化剤、結合剤、崩壊剤、等張化剤、可塑剤、分散剤、乳化剤、溶解補助剤、湿潤化剤、懸濁化剤、粘着剤、コーティング剤、光沢化剤、水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、水溶性高分子、界面活性剤、金属石鹸、低級アルコール類、多価アルコール、pH調整剤、緩衝剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、防腐剤、矯味剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等が挙げられる。これらの添加剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの添加剤及び基剤の含有量については、錠剤として成形できることを限度として、使用する添加剤及び基剤の種類等に応じて適宜設定される。
例えば賦形剤としては、D-マンニトール、D-ソルビトール、エリスリトール、キシリトールなどの糖アルコール、乳糖、ブドウ糖、果糖、白糖、麦芽糖、粉末還元麦芽糖、水アメなどの糖類、粉末セルロース、デキストリン、シクロデキストリン、沈降性炭酸カルシウム、無水リン酸水素カルシウム、酸化マグネシウム、乳酸カルシウム、合成ヒドロタルサイト、カオリン等が挙げられ、好ましくは、ブドウ糖、麦芽糖、粉末還元麦芽糖、デキストリン、シクロデキストリン等が挙げられる。
流動化剤としては、軽質無水ケイ酸、重質無水ケイ酸、含水二酸化ケイ素、微粒二酸化ケイ素、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、結晶セルロース、酸化チタン、水酸化アルミナマグネシウム、ステアリン酸、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、第三リン酸カルシウム、タルク、トウモロコシデンプン、リン酸水素カルシウム造粒物等が挙げられ、好ましくは、微粒二酸化ケイ素、結晶セルロース、ステアリン酸カルシウム等が挙げられる。
滑沢剤としては、タルク、精製タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、硬化油、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール、ジメチルポリシロキサン、ミツロウ、サラシミツロウ等が挙げられ、好ましくは、ショ糖脂肪酸エステルが挙げられる。
また、本発明の錠剤組成物は、(A)成分、(B)成分及び(C)成分の他に、必要に応じて、他の栄養成分や薬理成分を含有していてもよい。このような栄養成分や薬理成分としては、食品学的又は薬学的に許容されることを限度として特に制限されないが、例えば、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、リコペン等のビタミン類;塩酸ベタイン、塩化カルニチン、塩化ベタネコール等の健胃剤;カルシウム、イオウ、マグネシウム、亜鉛、セレン、鉄等のミネラル類;大豆タンパク、卵白粉末、乳清タンパク等のタンパク質;グリシン、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、フェニルアラニン、タウリン、トリプトファン等のアミノ酸;リノール酸、γ-リノレン酸、α-リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等の脂肪酸類;カラメル色素、クチナシ色素、アントシアニン色素、アナトー色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素、フラボノイド色素、コチニール色素、アマランス、エリスロシン、アルラレッドAC、ニューコクシン、フロキシン、ローズベンガル、アシッドレッド、タートラジン、サンセットイエローFCF、ファストグリーンFCF、ブリリアントブルーFCF、インジゴカルミン等の色素;各種フルーツのフレーバーやエッセンス等の香料;クエン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、酒石酸及びその塩、酢酸及びその塩、乳酸及びその塩、食塩、グルタミン酸及びその塩、みりん、食酢、天然果汁、植物抽出エキス、果実・海産物等の裁断物又は粉末化物等の調味剤;食物繊維、ローヤルゼリー、プロポリス、ハチミツ、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、セラミド、ヒアルロン酸等のその他機能性素材等が挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの添加成分の含有量については、使用する添加成分の種類や経口組成物の用途等に応じて適宜設定される。
剤型・製剤形態
本発明の経口組成物の剤型については、経口摂取又は経口投与が可能であることを限度として特に制限されないが、徐放性向上効果をより好ましく得る観点から、固体状、半固体が挙げられ、好ましくは固体状が挙げられる。
本発明の経口組成物の製剤形態については、経口摂取又は経口投与が可能であることを限度として特に制限されず、例えば、飲食品及び内服用医薬品が挙げられる。
本発明の経口組成物を飲食品の製剤形態にする場合、前記(A)~(C)成分を、そのまま又は他の食品素材や添加成分と組み合わせて所望の形態に調製すればよい。このような飲食品としては、一般の飲食品の他、特定保健用食品、栄養補助食品、機能性食品、病者用食品等が挙げられる。これらの飲食品の形態として、特に制限されないが、好ましくは、錠剤、顆粒剤、粉剤等のサプリメント、より好ましくは錠剤のサプリメントが挙げられる。
本発明の経口組成物を内服用の医薬品の製剤形態にする場合、前記(A)~(C)成分を、そのまま又は他の添加成分と組み合わせて所望の形態に調製すればよい。このような内服用の医薬品としては、好ましくは、錠剤、顆粒剤、粉剤等が挙げられ、より好ましくは錠剤が挙げられる。
本発明の経口組成物の摂取又は服用量については、特に制限されず、該経口組成物の製剤形態、用途、(A)~(C)成分の含有量等に応じて適宜設定されるが、例えば、1日当たりの摂取又は服用量として、前記(A)成分量換算で、10~15mg程度となる量が挙げられる。
製剤物性
本発明の経口組成物は、服用後に水難溶性のセサミンを体内で長く作用させる徐放性を備えている。好ましくは、本発明の経口組成物が錠剤として成形された場合に、日本薬局方(第十七改正)記載の崩壊試験法において、溶媒が水での崩壊時間が93分以上、好ましくは95分以上、より好ましくは100分以上、さらに好ましくは105分以上が挙げられる。
また、本発明の経口組成物が錠剤として成形された場合、包装時や輸送時等において破損しない適度な硬度を備えることが可能になっている。このような錠剤の硬度については、包装時や輸送時等において破損しない程度であればよいが、具体的には、ロードセル式錠剤硬度計によって測定される硬度として、80N以上、好ましくは85N以上、より好ましくは90以上、さらに好ましくは90~350Nが挙げられる。
2.経口組成物の徐放性向上方法
前述するように、黒ニンニク及び黒大豆種皮抽出物は、セサミン類を含有する経口組成物において、経口組成物の徐放性を向上することができる。従って、本発明は、更に、セサミン類を含有する経口組成物において、(A)成分であるセサミン類と共に、(B)成分である黒ニンニクと、(C)成分である黒大豆種皮抽出物とを配合する、経口組成物の徐放性向上方法を提供する。
なお、本発明において、経口組成物の徐放性を向上するとは、(A)成分、(B)成分及び(C)成分を含む経口組成物の崩壊時間が、当該経口組成物から(B)成分及び(C)成分のいずれか一方を不含とした経口組成物の崩壊時間よりも長くなることをいう。崩壊時間は、日本薬局方(第十七改正)記載の崩壊試験法に従って測定することができる。
前記経口組成物の徐放性向上方法において、使用する成分の種類や使用量、経口組成物の形態等については、前記「1.経口組成物」の欄に示す通りである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[試験例]
表1に示す各成分を所定量混合し、セサミンに、黒ニンニクと黒大豆種皮抽出物とをそれぞれ異なる比率で添加した錠剤組成物を調製した。得られた錠剤組成物を10kNの打圧で打錠することで錠剤(重量:300mg/粒、剤形:8mmφ-12R)を作製した。
製造した錠剤について、日本薬局方(第十七改正)記載の崩壊試験法に従って溶媒が水での崩壊時間を計測した。崩壊性試験は、補助版をつけて行い、崩壊時間は錠剤6個の平均値とした。また、硬度は、ロードセル式錠剤硬度計(岡田精工社製)を用いて測定した。結果を表1に示す。
Figure 0007198630000001
セサミン(精製セサミン)は、打錠して成形しても硬度が確保できず易崩壊性である。セサミンに黒ニンニクを加えた場合(比較例1)は、硬度は確保できたものの、徐放性の向上効果は十分には得られなかった。また、セサミンに黒大豆種皮抽出物を加えた場合(比較例2)も、硬度は確保できたものの、徐放性の向上効果は十分には得られなかった。また、黒ニンニク及び黒大豆種皮抽出物の混合物自体(比較例3)は崩壊時間が顕著に短かった。これに対し、セサミンに黒ニンニクと黒大豆種皮抽出物とを配合した場合(実施例1~5)は、徐放性の向上効果を有効に得ることができた。なお、実施例1~5の経口組成物には、黒大豆種皮抽出物と共に含まれていた賦形剤としてのデキストリンが含まれているが、デキストリンの量と、徐放性の向上効果とには相関が無いことがわかる。つまり、実施例1~5で得られた徐放性の向上効果は、デキストリンではなく、セサミンに黒ニンニクと黒大豆種皮抽出物とを配合したことによる効果であることがわかる。実施例1~5の経口組成物のうちでも、実施例1~4の経口組成物は、徐放性の向上効果が一層優れており、さらに実施例1~3の経口組成物は、良好な硬度と徐放性の向上効果との両立に一層優れていた。
[処方例]
表2に示す各成分を所定量混合し、試験例と同様にして錠剤を成形した。試験例と同様に崩壊時間の測定を行ったところ、いずれの処方例においても徐放性が向上しており、且つ良好な硬度と両立できていた。
Figure 0007198630000002

Claims (5)

  1. (A)セサミン、セサミノール、エピセサミン、エピセサミノール、セサモリン、2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2,6-ビス-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、及び2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェノキシ)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタンからなる群より選択されるセサミン類、(B)黒ニンニク、及び(C)黒大豆種皮抽出物を含有する、錠剤の経口組成物。
  2. 前記(C)成分の含有量に対する前記(B)成分の含有量の比が、0.3~45である、請求項1に記載の経口組成物。
  3. 前記(A)成分の100重量部当たり前記(B)成分を30~1000重量部含む、請求項1又は2に記載の経口組成物。
  4. 前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(C)成分の合計が5~97重量%である、請求項1~3のいずれかに記載の経口組成物。
  5. セサミン、セサミノール、エピセサミン、エピセサミノール、セサモリン、2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、2,6-ビス-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェニル)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタン、及び2-(3,4-メチレンジオキシフェニル)-6-(3-メトキシ-4-ヒドロキシフェノキシ)-3,7-ジオキサビシクロ〔3.3.0〕オクタンからなる群より選択されるセサミン類を含有する錠剤の経口組成物において、(A)セサミン類と共に、(B)黒ニンニク、及び(C)黒大豆種皮抽出物を配合する、セサミン類を含有する錠剤の徐放性向上方法。
JP2018202129A 2018-10-26 2018-10-26 経口組成物 Active JP7198630B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018202129A JP7198630B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 経口組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018202129A JP7198630B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 経口組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020066614A JP2020066614A (ja) 2020-04-30
JP7198630B2 true JP7198630B2 (ja) 2023-01-04

Family

ID=70389552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018202129A Active JP7198630B2 (ja) 2018-10-26 2018-10-26 経口組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7198630B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114695A (ja) 1999-10-13 2001-04-24 Misaki Takemura 滋養強壮剤
JP2009240255A (ja) 2008-03-31 2009-10-22 Miyatou Yaso Kenkyusho:Kk ニンニクを主成分とする健康食品の製造方法
JP2011526255A (ja) 2008-07-03 2011-10-06 ヤオ,イン 天然アリシン(Allicin)錠剤及びその調製方法
JP2015110536A (ja) 2013-12-06 2015-06-18 株式会社東洋新薬 疲労改善組成物
CN107822121A (zh) 2017-11-28 2018-03-23 赵宝泉 一种排毒养生的蒙医食疗产品及其制备方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114695A (ja) 1999-10-13 2001-04-24 Misaki Takemura 滋養強壮剤
JP2009240255A (ja) 2008-03-31 2009-10-22 Miyatou Yaso Kenkyusho:Kk ニンニクを主成分とする健康食品の製造方法
JP2011526255A (ja) 2008-07-03 2011-10-06 ヤオ,イン 天然アリシン(Allicin)錠剤及びその調製方法
JP2015110536A (ja) 2013-12-06 2015-06-18 株式会社東洋新薬 疲労改善組成物
CN107822121A (zh) 2017-11-28 2018-03-23 赵宝泉 一种排毒养生的蒙医食疗产品及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020066614A (ja) 2020-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1938810B1 (en) Ameliorating agent for metabolic syndrome
JP2013241354A (ja) ホスホジエステラーゼ2阻害剤
JP2020506683A (ja) 高麗人参の実多糖体を含む免疫増強用組成物
JP2006016390A (ja) プロアントシアニジン含有組成物
JP6086953B2 (ja) Ampk活性化剤
KR101614574B1 (ko) 탱자 발효물에 의한 비만개선효과물질의 조성
EP2130443A1 (en) Water-soluble extracts of Artemisia dracunculus (tarragon) for improvement of glucose metabolism
JP2008214191A (ja) 肝中脂質蓄積抑制剤
JPWO2006011245A1 (ja) 体脂肪低減剤
KR20140133016A (ko) 나한과(Siraitia grosvenorii) 추출물의 제조방법 및 이를 포함하는 조성물
JP2016124832A (ja) 筋肉細胞におけるエネルギー代謝活性化剤
JP2016063748A (ja) 経口組成物及び呈味改善組成物
KR102348044B1 (ko) 번아웃증후군의 예방, 개선 또는 치료용 조성물
KR100921909B1 (ko) 조혈모세포 증식을 갖는 더덕의 부탄올 분획을 함유하는 건강식품 조성물
KR102613550B1 (ko) 난용성 물질인 커큐민을 포함하는 진세노사이드 복합체
JP7198630B2 (ja) 経口組成物
KR20130085171A (ko) 제주 재래 감귤인 팔삭, 당유자 또는 이예감 추출물을 유효성분으로 함유하는 암 예방 또는 치료용 약학조성물
KR20170053536A (ko) 도라지를 유효성분으로 포함하는 기관지질환 및 고지혈증 예방 효능의 도라지 함유 음료 및 이의 제조방법
JP2007230881A (ja) 抗疲労用組成物
JP2006304766A (ja) 健康食品
JP2008208030A (ja) 肝中脂質蓄積抑制剤
JP2016108265A (ja) 持続性抗酸化剤
JP2009126814A (ja) 高尿酸血症の予防または改善剤
JP6981641B2 (ja) Pde5活性阻害剤
JP2012131760A (ja) 脂肪酸吸収抑制剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7198630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150