JP6815102B2 - タイヤ - Google Patents

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本発明は、タイヤに関し、特に、タイヤの耐久性及び転がり性能を向上可能なタイヤに関する。
従来、タイヤのカーカス構造において、カーカスプライの使用枚数を減じるため、線径の細いカーカスコードの線径を変更し、太いカーカスコードでカーカスプライを形成する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2004−82816号公報
しかしながら、単にカーカスプライを、線径の太いカーカスプライ1枚とした場合、ビード部における耐久性が担保しにくいという問題がある。例えば、カーカスを線径の細い2枚のカーカスプライで構成した場合、タイヤの変形を2枚のカーカスプライの強度及び2枚のカーカスプライ間に生じる摩擦により支えることができるが、線径の太いカーカスプライ1枚で構成した場合には、変形時の力を1枚のカーカスプライの強度だけで支えなければならないため、カーカスの耐久性が問題となる。また、カーカスの構造に変更が生じるため、転がり抵抗に変化が生じる可能性もある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、タイヤにおけるビード部の耐久性及び転がり抵抗性能の向上可能なタイヤを提供する。
上記課題を解決するためのタイヤの構成として、ビードコアと、ビードコアのタイヤ半径方向外側に設けられ、タイヤ幅方向断面視においてタイヤ半径方向外側に向けて先細りとなる第1ビードフィラーと、ビードコア及び第1ビードフィラーの周囲に巻き付けられたカーカスと、ビードコア及び第1ビードフィラーのタイヤ幅方向外側において延長するカーカスの折返し部のタイヤ幅方向外側に配置された第2ビードフィラーとを備え、第1ビードフィラーのタイヤ半径方向高さが6mm〜17mmの範囲で設定され、カーカス、直径が0.5mm〜1.0mmの範囲のカーカスコードで形成されたカーカスプライで構成され、折返し部が、第1ビードフィラーに沿って延長する領域と、タイヤ内周側のカーカスに沿って延長する重なり領域とを有し、重なり領域のタイヤ半径方向長さが、折返し部のタイヤ半径方向高さの40%〜65%に設定され、第2ビードフィラーのタイヤ半径方向長さの範囲内に位置し、サイド部の表面からタイヤ幅方向に突出するリムラインを備え、タイヤ表面においてリムラインの位置から延長する法線である第2ビードフィラーの厚さを3mm〜7mmとする構成とした。
本構成によれば、タイヤの軽量化と転がり抵抗の低減が可能となる。また、タイヤにおいて上記範囲のように小さい第1ビードフィラーを使用し、カーカスの折返し部において上記長さの重なり領域を設けることにより、重なり領域においてカーカス同士のせん断力による係留作用を生じさせることができ、カーカスの耐久性を確保しつつ、転がり抵抗を低減することができる。また、第2ビードフィラーのタイヤ半径方向長さの範囲内に位置し、サイド部の表面からタイヤ幅方向に突出するリムラインを備え、タイヤ表面においてリムラインの位置から延長する法線である第2ビードフィラーの厚さが3mm〜7mmであるので、カーカスの折返し部に、タイヤ半径方向外向きの引張力が作用するため、折返し部においてカーカスに引張方向の力をあらかじめ作用させて引張ひずみを作用させておくことで、タイヤに荷重が負荷されたときのビード部におけるカーカスの倒れ込みによる圧縮歪を緩和させることが可能となる。これにより、ビード部の剛性が維持されることにより、タイヤの変形が抑制され、ビード部における耐久性の向上と、タイヤの転がり抵抗の低減とを両立させることができる。
また、折返し部のタイヤ半径方向の高さが30mm〜45mmであるので、タイヤに荷重が負荷されたときのビード部の倒れ込みによる断面内歪の緩和と、制動力や駆動力による周方向せん断歪の緩和が可能となる。
タイヤの断面図である。 ビード部の拡大断面図である。 ビード部を構成する各部材に作用する力を示した模式的図である。 実施例の評価結果を示す図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1は、本実施形態に係るタイヤの断面図である。図2は、ビード部を示すタイヤの部分拡大図である。図1に示すように、タイヤTは、コード部材を主体として構成されるビードコア11、カーカス12、ベルト層13、チェーファー14と、これらの部材からなる骨格に肉付けされるゴム部材を主体とする第1ビードフィラー18、第2ビードフィラー22、チェーファーゴム23、インナーライナー19、サイドウォールゴム20、トレッドゴム21とを備える。
ビードコア11は、ビードコードと呼ばれるスチールコードを束ねてリング状に形成された部材であって、タイヤTの両側サイド部T1における内径部側のビード部T2にそれぞれ設けられている。ビードコア11の半径方向外側には、第1ビードフィラー18が設けられる。
第1ビードフィラー18は、タイヤTにおけるビード部T2を補強するようにビードコア11の半径方向外側に隣接して設けられ、ビードコア11の延長方向に沿って環状に形成される。図2に示すように、第1ビードフィラー18は、タイヤ幅方向の断面視において、下端の幅がビードコア11の断面幅w11に対応し、タイヤ半径方向外側に向かって先細りとなる略三角形状の断面を有する。第1ビードフィラー18の高さは、タイヤ半径方向の長さ寸法によって定義され、ビードコア11に接する下端から上端までの高さ(以下、第1フィラー高さh18という)が6mm〜17mmの範囲となるように設定される。上記ビードコア11及び第1ビードフィラー18には、カーカス12が巻き付けられる。
カーカス12は、カーカスコードの延長方向が、半径方向(ラジアル方向)に配向され、タイヤT内においてトロイダル状に形成される。本実施形態におけるカーカス12は、1枚のカーカスプライにより構成される。カーカスプライは、複数のカーカスコードと、トッピングゴムとからなる。カーカスプライは、カーカスコードの延長方向をそろえて並列させて、トッピングゴムで被覆することにより、1枚のシート状の部材として形成される。
本実施形態におけるカーカスコードの直径は、0.5mm〜1.0mmの範囲から選択的に設定される。カーカスコードの直径は、タイヤTに設定される耐荷重値に基づいて上記範囲内から設定される。また、カーカスプライは、同一の直径のカーカスコードにより構成される。カーカスコードは、例えば、材質が有機繊維を所定の撚り構造で撚り形成したもので構成される。有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
図2に示すように、上記構成のカーカス12は、左右のビード部T2において、ビードコア11及び第1ビードフィラー18を包むように、タイヤ幅方向内側から外側に向かって折り返されている。当該折返しにより、カーカス12には、主部Aと、折返し部Bとが形成される。
主部Aは、タイヤTにおけるトレッド部T3及びサイド部T1の内周側においてタイヤ半径方向に沿って延長する領域である。一方、折返し部Bは、主部Aと幅方向に対向し、ビードコア11及び第1ビードフィラー18のタイヤ幅方向外側においてタイヤ半径方向に沿って延長する領域である。
カーカス12の折返し端部Dは、タイヤ側面において所定高さに位置する。(以下、この高さを折返し高さBhという。)折返し高さBhは、30mm〜45mmの範囲に設定される。折返し高さBhは、図2に示すように、折返し開始位置Eから折返し端部Dまでとした。このように、カーカス12の折返し高さBhを30mm〜45mmに設定することにより、タイヤTに荷重が加わったときのビード部T2におけるカーカス12の倒れ込みによる断面内歪の緩和及び制動時や駆動時の入力による周方向せん断歪の緩和が可能となる。
折返し部Bには、主部Aに接し、主部Aの延長方向に沿って延長する重なり領域Cが形成される。重なり領域Cにおいては、主部A及び折返し部Bそれぞれのカーカスコードが互いに平行となるように形成するのが好ましい。重なり領域Cは、長さ(以下、重なり領域長さという)Chが、タイヤ半径方向の長さ寸法において、折返し部Bの始端となる折返し開始位置Eから折返し端部Dまでの折返し高さBhの30%〜70%の範囲となるように設定される。このような重なり領域Cを設けることにより、タイヤ変形時のカーカス12の主部Aと折返し部Bとの間に生じるせん断力による係留作用を生じさせることができる。これによりカーカス12の主部Aと折返し部Bにおける耐久性を確保しつつ、転がり抵抗を低減することができる。
重なり領域Cの半径方向外側には、第2ビードフィラー22が設けられる。第2ビードフィラー22は、タイヤ幅方向外側において第1ビードフィラー18と接する折返し部Bの一部と、重なり領域C及び重なり領域Cのタイヤ半径方向外側の主部Aの一部に対応するように配設される。より詳細には、第2ビードフィラー22は、ビードコア11と第1ビードフィラー18との境界部(ビードコア11のタイヤ半径後方外側端部又は第1ビードフィラー18のタイヤ半径後方内側端部)の近傍から、折返し部Bと接してタイヤ幅方向内側に向けて延長する辺と、当該辺と交わり、重なり領域C、及び当該重なり領域Cのタイヤ半径方向外側に位置する主部Aと接してタイヤ幅方向外側に向けて延長する辺と、これらの両辺を結ぶ辺からなる断面略三角形状に形成される。
第2ビードフィラー22は、厚さ(以下、第2フィラー厚さという)w22が、3mm〜7mmの範囲に設定される。第2フィラー厚さw22は、タイヤのサイド部T1表面に形成されたリムラインZに基づいて計測される寸法であって、リムラインZからタイヤ内向きに延長する法線xである長さ寸法である。
リムラインZは、タイヤTが正しくリム組みされたときに、リム外縁の半径方向外側において、リム外縁と同心円状に視認可能に形成される。リムラインZは、タイヤTの装着に推奨されるリム形状、具体的には、日本自動車タイヤ協会(JATMA)により規格化されたリム形状に対応して形成される。タイヤ半径方向におけるリムラインZの位置は、第2ビードフィラー22がタイヤ半径方向に延長する範囲、より詳細には、重なり領域Cがタイヤ半径方向に延長する範囲内に設定される。
さらに、ビード部T2にはチェーファー14及びチェーファーゴム23が設けられる。チェーファーゴム23は、カーカス12を覆うように、内周側においてビードコア11及び第1ビードフィラー18の範囲と重複して延長し、外周側において第2ビードフィラー22の範囲と重複して延長する。チェーファー14は、チェーファーゴム23内において、内周側ではビードコア11及び第1ビードフィラー18を覆い、外周側ではビードコア11を覆うように延長する。
カーカス12の内周側には、左右のチェーファーゴム23;23間に渡ってインナーライナー19が配設される。サイド部T1においてカーカス12の外周側には、チェーファーゴム23;23の外周側と重複するサイドウォールゴム20がトレッド部T3に向けて延長するように配設される。
トレッド部T3におけるカーカス12の外周側には、複数のベルト部材を積層したベルト層13が配設される。ベルト層13は、例えば各ベルト部材を構成するコードの延長方向がタイヤTの円周方向と交差するように傾斜して配置され、タイヤ半径方向に隣接して重なる各ベルトのコード部材同士の傾斜する向きが互いに交錯するように積層される。ベルト層13のタイヤ半径方向外側には、左右のサイドウォールゴム20;20と連続するようにトレッドゴム21が配設される。
図3は、タイヤTをリム組みし、所定の内圧を印加したときにビード部T2を構成する各部材に作用する力を示した模式図である。上述のようにビード部を構成することにより、内圧が印加されたタイヤTには、矢印P1,P2に示す力が作用する。矢印P1は、タイヤ内圧による力を示し、矢印P2は、リムフランジRからタイヤTに作用する力を示している。内圧の印加により、カーカス12の主部Aには、矢印P3に示すようにタイヤ半径方向外向きの張力がTmが生じる。
また、内圧の印加に伴ない、チェーファーゴム23、第2ビードフィラー22、折返し部BがリムフランジRに押圧される。この押圧により、ビードコア11よりも半径方向外側の折返し端部Dには、矢印P4に示す張力Toが生じる。この張力Toは、カーカス12の折返し部Bの第1ビードフィラー18に沿う延長方向j1と、第2ビードフィラー22の第2フィラー厚さw22とに基づいて設定される。
即ち、第1ビードフィラー18の第1フィラー高さh18を6mm〜17mmの範囲、かつ、第1ビードフィラー18の傾斜面18aに沿って延長する第2ビードフィラー22の第2フィラー厚さw22を3mm〜7mmの範囲とすることにより、所望の張力Toを折返し端部D側に作用させることができる。このように、折返し部Bに、カーカス12の主部Aに沿う張力Toを作用させておくことにより、折返し部Bに予め引張ひずみを生じさせておくことができる。折返し部Bに引張ひずみを生じさせておくことにより、タイヤTに荷重が加わったときのカーカス12の倒れ込みに伴なう折返し部Bの圧縮方向(張力Toの作用する方向)のひずみを緩和することができる。即ち、タイヤTの使用時にカーカス12に作用するひずみを中立状態に近づけることができるため、タイヤTにおけるひずみのバランスが均一化され、耐久性とともに転がり抵抗性能を向上させることができる。
図4は、カーカス構造、重なり領域長さCh、第2フィラー厚さw22を変化させたときの転がり抵抗性能及び耐久性能への影響を纏めた表である。転がり抵抗性能は、数値が小さい程その性能に優れ(転がり抵抗が小さい)、耐久性能は数値が大きいほどその性能に優れていることを示している。
図4(a)は、従来タイヤと、従来タイヤのカーカス構造において、カーカスコード径を太くした1枚のカーカスプライにより構成するとともに、第1フィラー高さh18を低く設定した実施例タイヤ1とを比較したものである。なお、従来タイヤのカーカスプライを構成するカーカスコード径は0.7mmである。また、図4(a)乃至(d)における各実施例及び各比較例(比較例6を除き)のカーカスプライを構成するカーカスコード径は1mmである。
同図の実施例タイヤ1に示すように、カーカスを1枚のカーカスプライにより構成したことにより、転がり抵抗性能が向上することが分かる。
なお、転がり抵抗性能の評価は、ドラム試験装置により、実施例及び比較例の各タイヤについて600kpa(JATMA規格の最大内圧)の内圧を印加するとともに、ドラム上における荷重1003kg(JATMA規格の最大荷重の85%)を付与し、ドラムを回転させて速度80km/hで走行させた際の抵抗値を、フォース式測定試験機を用いて測定することにより行った。評価結果は、比較例1の転がり抵抗を100としたときの指数比で表示し、表1に示す。なお、表1中の数値は、小さいほど転がり抵抗が小さく良好な結果である。
また、ビード部の耐久性能の評価は、ドラム試験装置により、実施例及び比較例の各タイヤを16.5×5.5Jのリム(JATMA標準規格リム)に装着し、内圧を600kPa(JATMA規格の最大空気圧)とし、ドラム上における荷重1939kg(JATMA規格の最大荷重×150%)を付与し、ドラムを回転させて速度60km/hで走行させ、ビード部が破断し、試験続行不能になるまでの走行距離を測定した。測定結果は、従来例1を100としたときの指数で示した。指数が大きいほどビード部のコードの耐久性能が優れている。
図4(b)は、重なり領域長さChの違いについて調べた結果を示す。同図の実施例2乃至4に示すように、重なり領域長さChを折返し高さBhの30%〜70%とすることにより、転がり抵抗性能及び耐久性能が向上することが分かる。
図4(c)は、第2フィラー厚さw22の違いについて調べた結果を示す。同図の実施例5乃至7に示すように、第2フィラー厚さw22を3mm〜7mmとすることにより、転がり抵抗性能及び耐久性能が向上することが分かる。
図4(d)は、第1フィラー高さh18の違いについて調べた結果示す。なお、図4(a)に示す実施例1及び図4(b)に示す実施例3は、実施例8,9と第1フィラー高さh18以外の条件が同じであるため、これらを合わせて検討すると、第2フィラー高さw22を6mm〜17mmとすることにより、転がり抵抗性能が向上することが分かる。
また、実施例10は、カーカスコード径を0.5mmと細くした場合であっても転がり抵抗性能が向上することを示している。
11 ビードコア、12 カーカス、18 第1ビードフィラー、
22 第2ビードフィラー、A 主部、B 折返し部、Bh 折返し高さ、
C 重なり領域、Ch 重なり領域長さ、D 折返し端部、
h18 第1フィラー高さ、w22 第2フィラー厚さ、T タイヤ。

Claims (2)

  1. ビードコアと、
    前記ビードコアのタイヤ半径方向外側に設けられ、タイヤ幅方向断面視においてタイヤ半径方向外側に向けて先細りとなる第1ビードフィラーと、
    前記ビードコア及び前記第1ビードフィラーの周囲に巻き付けられたカーカスと、
    前記ビードコア及び前記第1ビードフィラーのタイヤ幅方向外側において延長する前記カーカスの折返し部のタイヤ幅方向外側に配置された第2ビードフィラーと、
    を備え、
    前記第1ビードフィラーのタイヤ半径方向高さが6mm〜17mmの範囲で設定され、
    前記カーカス、直径が0.5mm〜1.0mmの範囲のカーカスコードで形成されたカーカスプライで構成され、前記折返し部が、前記第1ビードフィラーに沿って延長する領域と、タイヤ内周側のカーカスに沿って延長する重なり領域とを有し、
    前記重なり領域のタイヤ半径方向高さが、前記折返し部のタイヤ半径方向高さの40%〜65%に設定され
    前記第2ビードフィラーのタイヤ半径方向長さの範囲内に位置し、サイド部の表面からタイヤ幅方向に突出するリムラインを備え、タイヤ表面において前記リムラインの位置から延長する法線である前記第2ビードフィラーの厚さを3mm〜7mmとしたタイヤ。
  2. 前記折返し部のタイヤ半径方向の高さが30mm〜45mmである請求項1に記載のタイヤ
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