JP6812702B2 - 洗面化粧台 - Google Patents
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Description
が設けられた下部キャビネットと、前記下部キャビネットより上方に設けられ、内部に収
納空間を有する上部キャビネットと、前記収納空間に設けられたコンセントと、を備えた
洗面化粧台であって、前記上部キャビネットの前部には、前記収納空間を開閉自在とする
扉が取り付けられており、前記扉と前記上部キャビネットの底部との間には、前記収納空
間の幅方向の全域に亘って、前記コンセントに差し込まれる電源プラグから伸びる電源コ
ードを挿通可能な所定の隙間が設けられており、前記扉の前面は、鏡面とされた鏡扉であり、前記底部の上面と前記鏡扉の下面との間に前記隙間が設けられていることを特徴とする。
そのため、ドライヤーやシェーバー等の電源プラグを、上部キャビネットの内部の収納
空間にあるコンセントに挿入した状態で、扉を閉める際、電源コードは重力によって下方
へ垂れ、自動的に隙間へ向かうため、切り欠きに電源コードを通す手間が不要となり、扉
を閉めるだけでよく使い勝手が良い。
また、扉と上部キャビネットの底部との間には、収納空間の幅方向の全域に亘って、電
源コードを挿通可能な隙間が設けられているため、電源コードの位置調整を行わなくても
、電源コードの挟み込みを防止できる。
従って、収納空間内のコンセントに電源プラグを挿入した状態で扉を閉める際でも、簡
便に電源コードを上部キャビネット外部へ挿通させることができると共に、隙間が収納空
間の幅方向の全域に亘っているため、扉と上部キャビネットの底部とにより電源コードを
挟みこむことに起因した、電源コードの断線に伴う製品の破損や電源コードの被覆が破け
ることに伴う漏電の恐れを防止することができる。
さらに、電源コードを外部へ挿通させるための、切り欠き等が不要であり意匠性を落と
したくない場合や、材質により底部に加工できない場合においても対応できる。
たまま、鏡を使用するために鏡扉を閉める際、正面視で上部キャビネットの下方に設けら
れた隙間(上部キャビネット底部上面と鏡扉下面との隙間)を介して、上部キャビネット
の前方から電源コードを引き出してドライヤーやシェーバー等を使用することができ、使
い勝手が良い。
従って、上部キャビネットの前方から電源コードを引き出すため、上部キャビネットの
真下から電源コードを引き出すのと異なり、電源コードの剛性により、上部キャビネット
の底部の前端より電源コードが放物線状に前方に垂れるため、上部キャビネットの真下に
位置する水栓装置等に引っかかることを抑制できる。加えて、真下から引き出すのと異な
り、使用時に電源コードが鏡扉の下面にすれることがない。
また、電源コードは、比較的短い距離で使用でき、電源コードが短い場合に対応できる
。加えて、鏡扉を閉めることで、鏡を使用することができ、使い勝手が良い。
前方へ突出していることを特徴とする。
そのため、電源コードは、鏡扉の前面より前方で且つ底部より上方に位置している部分
において、底部の存在により下方へ撓むことができず、開放された上方へ撓みやすくなる
。その結果、電源コードは、底部の前端より前方側であっても底部より下方に垂れづらく
なる(底部より下方に垂れる電源コードの位置を、より鏡扉の前面から離れた位置とすることができる)。
従って、より上部キャビネットの真下に位置する水栓装置等に引っかかることを抑制で
きる。
記洗面ボウル部は、前記水栓装置から吐水された水を受けるボウルと、ボウルの後方に設
けられた物を載置可能な後部カウンターと、を有し、前記後部カウンターは、前記水栓装
置が取り付けられており、前記底部の前端は、前記後部カウンターの前端と同一または前
記後部カウンターの前端より前方へ突出していることを特徴とする。
そのため、上部キャビネットの底部の上面と鏡扉の下面との隙間から、収納空間に設け
られたコンセントに挿入された電源プラグから続く電源コードは、上部キャビネットの外
部へ向かう際、後部カウンターの前端よりも前方に垂れる。
従って、電源コードの長さに関係なく、上部キャビネットの下方にある後部カウンター
に載置した歯ブラシやハンドソープやシャンプー等に上部キャビネット内部から伸びる電
源コードが引っかからず、使い勝手がよい。さらに、後部カウンターに取り付けられた水
栓装置のハンドルレバー等へ引っかかることを抑制することに繋がり、使い勝手がいい。
従って、収納空間内のコンセントに電源プラグを挿入した状態で扉を閉める際でも、簡便に電源コードを上部キャビネット外部へ挿通させることができると共に、隙間が収納空間の幅方向の全域に亘っているため、扉と上部キャビネットの底部とにより電源コードを挟みこむことに起因した、電源コードの断線に伴う製品の破損や電源コードの被覆が破けることに伴う漏電の恐れを防止することができる。さらに、電源コードを外部へ挿通させるための、切り欠き等が不要であり意匠性を落としたくない場合や、材質により底部に加工できない場合においても対応できる。
の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る洗面化粧台を示す正面図である。図2は、図1の洗面化粧台におけるA−A断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る洗面化粧台において、鏡扉を外した状態における上部キャビネットを示す正面図である。図4は、本発明の実施形態に係る洗面化粧台において、下部キャビネットを示す上面図である。
なお、鏡扉110は前面が鏡面となっていなくても良い。
また、本発明において、使用者が鏡扉110を用いて顔を視認するために洗面化粧台10に向かって立っている位置が、洗面化粧台10に対する「前方」であると定義する。
なお、鏡扉110の枚数は3枚に限定されるものではない。また、鏡扉110の幅や高さは設計状況により、扉ごとに適宜変更しても良い。
収納空間S1乃至S3には、夫々空間内の両側に伸びる収納板117が取り付けられており、上方のスペースも小物入れ等として有効活用可能となっている。
このため、鏡扉110を閉めた状態でも、充電式の電気シェーバー等を、左収納空間S1及び/又は右収納空間S3内に収納したまま、給電を行い充電させることが可能となっている。
また、鏡扉110を閉めた状態で、給電できるため、コンセント120に防水対策を施す必要がない。
なお、水栓装置312は、バックパネル200に取り付けられていても良い。
また、後部カウンター310aは、上部キャビネットの底部130よりも後方に位置している。
(図5参照)の向きに依存せず、電源コードKが上部キャビネット100外部へ通せるように隙間Dが設けられている。この隙間Dは、8.5mmであり、一般的なドライヤーの電源コードの径より大きい。
この隙間Dは、前方に向かって形成されており、正面視において、確認できるようになっている。
なお、隙間Dは、鏡扉110背面と、上部キャビネットの底部130前端と、の間に設けられていても良い。つまり、隙間Dが、下方に向かうように形成されていても良い。
つまり、仕切り板115を除く箇所全域に亘る、鏡扉110の下面と上部キャビネットの底部130の上面との間に設けられている。
そのため、ドライヤーやシェーバー等の電源プラグを、左収納空間S1及び/又は右収納空間S3にあるコンセント120に挿入した状態で、鏡扉110を閉めても、電源コードKは重力によって下方へ垂れ、自動的に隙間Dへ向かうため鏡扉110を閉めるだけでよく、切り欠きに通す手間が不要である。つまり、鏡扉110の下面と上部キャビネットの底部130の上面との間には、収納空間Sの幅方向の全域に亘って、電源コードKを挿通可能な隙間Dが設けられているため、電源コードKの位置調整を行わなくても、挟み込みを防止できる。
さらに、電源コードKを上部キャビネット100外部へ挿通させるための、切り欠き等が不要であり意匠性を落としたくない場合や、材質により底部に加工できない場合においても対応できる。
従って、上部キャビネット100の前方から電源コードKを引き出すため、上部キャビネット100の真下から電源コードKを引き出すのと異なり、電源コードKの剛性により、上部キャビネットの底部130の前端より電源コードKが放物線状に前方に垂れるため、上部キャビネット100の真下に位置する水栓装置等に引っかかることを抑制できる。加えて、真下から引き出すのと異なり、使用時に電源コードKが鏡扉110の下面にすれることがない。
また、電源コードKは、比較的短い距離で使用でき、電源コードKが短い場合に対応できる。加えて、鏡扉110を閉めることで、鏡を使用することができ、使い勝手が良い。
図5は、本発明の実施形態に係る洗面化粧台において、鏡扉とキャビネットの底部との間の隙間を示す模式的側面図である。
すなわち、左収納空間S1及び/又は右収納空間S3にあるコンセント120にドライヤー等の電源プラグを挿した状態で鏡扉110を閉めた際、電源コードKはガイド部材130bの上面と鏡扉110の下面との隙間Dを通過した後、鏡扉110の前面よりも前方までガイド部材130bの上面にガイドされるようになっている。
より詳述すると、電源コードKは、鏡扉110の前面より前方で且つガイド部材130bより上方に位置している部分において、ガイド部材130bの存在により下方向へ撓むことができず、開放されている上方向(図5における矢印方向)へは撓むことができるため、必然的に上方向へ向かって撓みやすくなる。その結果、電源コードKは、ガイド部材130bの前端より前方側であっても底部130より下方に垂れづらくなる(底部130より下方に垂れる電源コードKの位置を、より鏡扉110の前面から離れた位置とすることができる)。
従って、上部キャビネット100の真下に位置する水栓装置等に引っかかることを抑制できる。
図6は、本発明の実施形態に係る洗面化粧台において、ドライヤーを使用した際の電源コードの状態を示す模式的側面図である。
そのため、ガイド部材130bの上面と鏡扉110の下面との隙間Dから、左収納空間S1及び/又は右収納空間S3内のコンセント120に挿入した電源プラグから続く電源コードKは、鏡扉110の真下に垂れず、後部カウンター310aの前端よりも前方に垂れる。
さらに、後部カウンター310aに取り付けられた水栓装置312のハンドルレバー等へ引っかかることを抑制することに繋がり、使い勝手がいい。
なお、ガイド部材130bの前端と後部カウンター310aの前端とが、前後方向において同一の場合においても、電源コードKは、鏡扉110の真下に垂れず、後部カウンター310aの前端よりも前方に垂れ、上記効果を奏する。
本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、底部130は1つの部材で構成しても良いし、底部130などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや上部キャビネット100の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
100 上部キャビネット
110 鏡扉
110a 左側面鏡扉
110b 中央鏡扉
110c 右側面鏡扉
115 仕切り板
117 収納板
120 コンセント
130 底部
130a 底板
130b ガイド部材
200 バックパネル
300 洗面ボウル部
310 カウンター
310a 後部カウンター
310b 側部カウンター
310c 前部カウンター
312 水栓装置
320 ボウル
400 下部キャビネット
D 隙間
S 収納空間
S1 左収納空間
S2 中央収納空間
S3 右収納空間
K 電源コード
Claims (3)
- 上面に洗面ボウル部が設けられた下部キャビネットと、前記下部キャビネットより上方
に設けられ、内部に収納空間を有する上部キャビネットと、前記収納空間に設けられたコ
ンセントと、を備えた洗面化粧台であって、
前記上部キャビネットの前部には、前記収納空間を開閉自在とする扉が取り付けられて
おり、
前記扉と前記上部キャビネットの底部との間には、前記収納空間の幅方向の全域に亘っ
て、前記コンセントに差し込まれる電源プラグから伸びる電源コードを挿通可能な所定の
隙間が設けられており、
前記扉の前面は、鏡面とされた鏡扉であり、
前記底部の上面と前記鏡扉の下面との間に前記隙間が設けられていることを特徴とする洗面化粧台。 - 前記底部の前端は、前記鏡扉の前面より前方へ突出していることを特徴とする請求項1
に記載の洗面化粧台。 - 水を吐出する水栓装置をさらに備え、
前記洗面ボウル部は、前記水栓装置から吐水された水を受けるボウルと、ボウルの後方
に設けられた物を載置可能な後部カウンターと、を有し、
前記後部カウンターは、前記水栓装置が取り付けられており、
前記底部の前端は、前記後部カウンターの前端と同一または前記後部カウンターの前端
より前方へ突出していることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗面化粧台。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016162887A JP6812702B2 (ja) | 2016-08-23 | 2016-08-23 | 洗面化粧台 |
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Family Applications (1)
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JP2016162887A Active JP6812702B2 (ja) | 2016-08-23 | 2016-08-23 | 洗面化粧台 |
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-
2016
- 2016-08-23 JP JP2016162887A patent/JP6812702B2/ja active Active
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