JP6812219B2 - カーテンウォール - Google Patents

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Description

本発明は、面材の端部が押縁により保持されるカーテンウォールに関する。
面材の端部が押縁により保持されるカーテンウォールとしては、例えば、無目上にセッティングブロックを介して載置されたガラスの屋外側に押縁を取り付け、無目の屋外側に化粧カバーを取り付け、押縁とガラスとの間にシールを行って完成されるカーテンウォールが知られている(例えば、特許文献1参照)。無目の屋外側に設けられる化粧カバーは、ビスなどの固定具が露出しないように、固定具により取り付けられている取付部材を介して化粧カバーが押縁に係止されて取り付けられている。
実開平3−80812号公報
上記カーテンウォールは、押縁とガラスとの間はシールされているが、押縁の屋外側に設けられている取付部材や化粧カバーとの間はシールされていない。また、カーテンウォールには、押縁より内側に浸入した水を屋外に排出する開孔でなる排水部が設けられている場合がある。ところが、押縁と取付部材の間に浸入した水が、逆に排水部から押縁より屋内側に浸入してしまう虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、止水性に優れたカーテンウォールを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のカーテンウォールは、面材と、前記面材の下端を収容する端部収容部を形成する下横材と、前記面材の屋外側にて前記下横材と係合し前記下横材とともに前記端部収容部を形成しつつ前記面材を支持可能な押縁と、前記下横材に設けられ水を屋外に排出する排水部と、前記下横材を屋外側から覆うカバー材と、を有し、前記押縁は、前記カバー材が係止される係止部を備えているカーテンウォールであって、前記面材の下端を収容する前記端部収容部を有する前記下横材は、前記面材が載置される載置部と、前記載置部の屋外側の部位から上方に延出され、前記押縁が係合される係合片と、が当該カーテンウォールの幅方向に沿って設けられており、前記押縁は、前記係合片の上端部を収容し上方に窪む凹部を形成し、前記係合片の上面に当接される当接部と、前記当接部の屋外側の部位から垂設され前記係合片と屋外側にて対向する係合片対向壁部と、が前記幅方向に沿って設けられており、前記排水部は、前記幅方向において前記係合片が設けられていない、前記下横材の非係合部位と、前記幅方向において前記係合片対向壁部の前記当接部からの長さが、当該係合片対向壁部の他の部位より短い短垂設部位とが見込み方向に隣り合って形成されていることを特徴とするカーテンウォールである。
このようなカーテンウォールによれば、下横材とともに面材を支持可能な押縁が、下横材を屋外側から覆うカバー材の係止部を備えているので、カバー材を押縁に直接取り付けることが可能である。このため、カバー材と押縁との間に、カバー材を取り付ける為の別の部材が介在されないので、水が浸入する経路を削減することが可能である。このため、止水性に優れたカーテンウォールを提供することが可能である。
また、カーテンウォールの幅方向において、係合片が設けられていない、下横材の非係合部位と、係合片対向壁部における当接部からの長さが短い短垂設部位とが見込み方向に隣り合って排水部が形成されているので、載置部上に浸入した水を排水部から屋外に排出することが可能である。
かかるカーテンウォールであって、前記押縁は、前記当接部より屋内側にて前記当接部より深く窪み前記係合片の前記上面に当接しない非当接部が前記幅方向に沿って設けられていることが望ましい。
このようなカーテンウォールによれば、押縁の凹部は、当接部より室内側に、当該当接部よりも深く上方に窪み、係合片の上面と当接しない非当接部を有しているので、排水部をなす短垂設部位の係合片対向壁部及び当接部を伝った水は非係合部側の窪みに貯留されて、凹部より屋内側には浸入しにくい、このため、より止水性に優れたカーテンウォールを提供することが可能である。
かかるカーテンウォールであって、前記押縁は、前記非当接部の屋内側の部位から垂設された垂設片を有し、前記係合片の前記上面が前記当接部に当接されたときに、前記垂設片と前記係合片とが係合することが望ましい。
このようなカーテンウォールによれば、係合片の上面が当接部に当接されると、垂設片と係合片とが係合するので、押縁の当接部を係合片上に載置するだけで、押縁をより安定させて配置することが可能である。このため、より施工性に優れたカーテンウォールを提供することが可能である。
かかるカーテンウォールであって、前記押縁は、前記係合片が前記凹部に収容された状態で重心が前記係合片より屋外側に位置しているが望ましい。
このようなカーテンウォールによれば、押縁は、重心が係合片より屋外側に位置しているので、係合片が凹部に収容されると、自重により係合片対向壁部が係合片の屋外側に当接されて安定する。このため、押縁の凹部を係合片上に載置するだけで、押縁を取り付け状態の姿勢で配置することが可能である。このため、施工性に優れたカーテンウォールを提供することが可能である。
かかるカーテンウォールであって、前記押縁は、前記当接部の上方に延出された上方延出片を有し、前記上方延出片と前記面材との間がシーリング材によりシールされていることが望ましい。
このようなカーテンウォールによれば、押縁は、当接部の上方に延出された上方延出片と面材との間がシーリング材によりシールされているので、シーリング材により押縁が規制されるとともに、確実に面材を挟持することが可能である。
本発明によれば、止水性に優れたカーテンウォールを提供することが可能である。
本実施形態に係るカーテンウォールを屋外側から見た図である。 本実施形態に係るカーテンウォールを示す縦断面図である。 腰部面材の下端が収容された面材収容部の近傍を示す縦断面図である。 腰部下横材及び押縁を示す斜視図である。 無目の構成を示す斜視図である。 排水部を説明するための縦断面図である。 押縁の腰部下横材への取付方法を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態に係るカーテンウォールについて図面を参照して説明する。
本実施形態のカーテンウォール1は、例えば、図1、図2に示すように、外壁材を面材とする腰部2とガラスを面材とする開口部3とが上下に並べて配置されている。腰部2と開口部3との間に位置する無目4は、腰部2の面材(以下、腰部面材という)2aの下側に位置する横材(以下、腰部下横材という)21と、開口部3の面材(以下、開口部面材という)3aの上側に位置する横材(以下、開口部上横材という)31とが上下に配置され組み合わされて構成されている。無目4をなす腰部下横材21及び開口部上横材31は、腰部面材2a及び開口部面材3aの左右に位置して床スラブ(不図示)にファスナー5を介して取り付けられている方立6間に架け渡されている。
以下の説明においては、取り付けられているカーテンウォール1を屋外側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、奥行き方向を見込み方向として示す。カーテンウォール1の各部位であっても、また、カーテンウォール1をなす各部材が単体の状態であっても、取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
無目4をなす腰部下横材21と開口部上横材31との屋外側の境界部分は、腰部下横材21の屋外側の部位と開口部上横材31の屋外側の部位とが上下方向において対向している位置に、屋内側に窪む屋外開放溝部4aが形成されており、屋外開放溝部4a内に設けられたバックアップ材7の屋外側がシーリング材8によりシールされている。
無目4の屋外側には、腰部下横材21に係合されている押縁22に係止され、無目4を屋外側から覆うカバー材9が設けられている。
図3に示すように、腰部面材2aは、下端部が腰部下横材21と、腰部下横材21に係合された押縁22とにより形成され上方が開放された面材収容部23に収容されている。腰部下横材21は、腰部面材2aがセッティングブロック10を介して載置される載置部21aと、載置部21aより上方にて屋内側から延出されて腰部面材2aの屋内側の面に当接されるシール材12が設けられた屋内延出部21bと、載置部21aの屋外側の端から上方に延出されて押縁22が係合される係合片21cと、を有している。
腰部下横材21は、押出成形形材であり、図4、図5に示すように、載置部21a、屋内延出部21b、及び、係合片21cは、いずれも長手方向に沿って設けられている。
載置部21aには、セッティングブロック10より屋外側に位置し、係合片21cと見込み方向に間隔を空けて設けられ上方に突出する突出片21dが、腰部下横材21長手方向に沿って設けられている。すなわち、係合片21cと突出片21dとの間には、載置部21aの上面を底とする下横材溝21eが、腰部下横材21の長手方向に沿って設けられている。
係合片21cは、上面21fが平坦に形成され、上端部21gに屋内側に突出する係合片突起21hが設けられており、係合片突起21hの下面は、屋内側に向かって載置部21aとの間隔が広がるような傾斜面21iをなしている。また、係合片21cは、長手方向における一部が載置部21aの上面と同じ高さに切除されており、切除されている部位が、押縁22と係合しない非係合部位21jに相当する。
押縁22は、係合片21cの上端部21gを収容し下方に開放された凹部22aを形成し、係合片21cの上に配置される押縁台座部22bと、押縁台座部22bの屋内側の端から垂設された垂設片22cと、押縁台座部22bの屋外側の端から下方に垂設され係合片21cと係合した際に係合片21cと屋外側にて対向する係合片対向壁部22dと、押縁台座部22bの上面から上方に延出され腰部面材2aと対向する上方延出片22eとを有している。
押縁台座部22bの下面は、凹部22aに係合片21cの上端部21gを収容して係合したときに、屋外側が係合片21cの上面21fに当接される当接部22fをなし、屋内側は、当接部22fより上方に窪み係合片21cの上面21gに当接しないように構成されている。すなわち、押縁台座部22bの下面は、屋外側が当接部22fをなし、屋内側が当接部22fより高くなる段差を有しており、段差により当接部22fの屋内側に、上方に窪む段差溝22gが形成されている。段差溝22gの底に相当する面が非当接部22hをなしている。上方延出片22eは、押縁台座部22bの屋外側であって当接部22fの上方に配置されている。
垂設片22cは、係合片対向壁部22dより短く形成されており、下端部側に係合片21cの係合片突起21hと係合する押縁突部22iが設けられている。押縁突部22iは、下端が上端側より薄く、上方に向かって厚みが厚くなり、押縁突部22iの上端側では垂設片22cの上端部より屋外側に突出している。押縁突部22iの下端と、屋外側に突出している部位はいずれも曲面をなすように形成されている。
係合片対向壁部22dは、押縁22が係合片21cと係合したときに、下端が係合片21cの下端より下方に突出する長さを有しており、上下方向の長さは、屋内側に設けられている垂設片22cより十分に長く形成されている。屋内側の垂設片22cより長い係合片対向壁部22dが、押縁22において屋外側に位置しており、且つ、押縁台座部22bにおいて屋外側に位置する当接部22fの上に位置している上方延出片22eを有する押縁22は、係合片21c上に載置されて係合されたときに、重心が、支持されている当接部22fより屋外側に位置している。
係合片対向壁部22dの下端部は、下方に向かって屋外側に偏りつつ厚みが薄くなるように形成されている。係合片対向壁部22dの下端部は、カバー材9の下係止部9aが係止されるカバー材下係止部22oをなしている。また、係合片対向壁部22dの下端部より僅かに上側に位置させて屋外側に向かって延出された補強延出片22jが設けられている。補強延出片22jは、先端が、押縁22に係止されたカバー材9に当接され、カバー材9と係合片対向壁部22dとの間隔を保ってカバー材9の変形を規制する。
上方延出片22eには、上端側に屋外側に向かって延出され、カバー材9の上係止部9bと係合する上カバー材上係止部22kが設けられている。カバー材上係止部22kは、上面側にカバー材9の上係止部9bが係合される係合溝部22lが設けられている。
また、係合片対向壁部22dは、屋内側の面の、係合片21cの上端部側及び下端部側と対向する位置に、係合片21c側に突出して係合片21cに当接される当接突起22mをそれぞれ有している。
押縁22は、押出成形形材であり、押縁台座部22b、垂設片22c、係合片対向壁部22d、上方延出片22e、補強延出片22j、カバー材上係止部22k、及び、当接突起22mは、いずれも長手方向に沿って設けられている。係合片対向壁部22dは、長手方向における一部が当接部22fより僅かに下、より具体的には、上側の当接突起22mの下で切除されて、係合片対向壁部22dの他の部位より当接部22fからの長さが短く切除されており、切除されている部位が短垂設部位22nに相当する。
押縁22の短垂設部位22nの長手方向における幅は、係合片21cの非係合部位21jの長手方向の幅より広く形成されており、非係合部位21jと短垂設部位22nとは、各々の長手方向における中央位置が一致するとともに、図6に示すように、見込み方向に隣り合うように形成されており、係合片21cより屋内側の載置部21aに浸入した水を屋外側に排出する排水部4bをなしている。
カバー材9は、押縁22のカバー材上係止部22kに係止されカバー材上係止部22kの上に配置される上係止部9bと、上係止部9bの屋外側の端から垂設されたカバー本体9cと、カバー本体9cの屋内側の面から屋内側に延出され、係合片対向壁部22dのカバー材下係止部22oと係合する下係止部9aとを有している。カバー本体9cは、腰部下横材21と開口部上横材31との間に設けられているシーリング材8より下方に延出されている。このため、排水部4bもカバー材9により覆われて屋外側からは視認されない。
係合片21cの上端部21gを押縁22の凹部22aに収容して、押縁22を腰部下横材21に取り付ける際には、図7(a)に示すように、まず押縁22の上端側が、下端側より屋内側に位置するように押縁22を傾けつつ、係合片21cの上方に配置する。
次に、図7(b)に示すように、傾いたままの押縁22を降下させて押縁22の凹部22aに係合片21cの上端部21gを挿入させる。このとき、押縁台座部22bが係合片21cに載置され、垂設片22cの押縁突部22iが係合片21cの係合片突起21hより下に位置している。
次に、図7(c)、図7(d)に示すように、係合片21cの上端部21gが屋外側に移動するように、押縁22を回動させて押縁突部22iと係合片突起21hとを係合させる。このとき、押縁22の当接部22fが係合片21cの上面21fに当接され、係合片対向壁部22dの当接突起22mが係合片21cの屋外側の面に当接され、上方延出片22eがほぼ鉛直をなして腰部面材2aと対面する。また、このとき、押縁22の重心が当接部22fより屋外側に位置しているので、押縁22の自重によって押縁22が係合片21cに係合された状態が維持される。なお、押縁突部22iと係合片突起21hとを係合させているので、押縁22は鉛直方向に規制されて外れ抜けることが防止されている。
そして、対面する上方延出片22eと腰部面材2aとの間にバックアップ材7が介在され、その上にシーリング材8が充填されることにより、押縁22が安定する。押縁22は、安定した状態で腰部下横材21とともに腰部面材2aの下端部を収容する面材収容部23を形成しつつ腰部下横材21との間にバックアップ材7、シーリング材8、及び、シール材12を介して腰部面材2aの下端部を挟持する。すなわち、押縁22は、腰部下横材21とともに面材収容部23を形成しつつ腰部面材2aを支持可能である。
最後に、屋外側からカバー材9を押縁22に近づけ、カバー材9の下係止部9a及び下係止部9bを、押縁22のカバー材上係止部22k及びカバー材下係止部22oに係止してカバー材9を押縁22に取り付ける。
本実施形態のカーテンウォール1によれば、腰部下横材21とともに腰部面材2aを挟持する押縁22が、無目4を屋外側から覆うカバー材9の上係止部9b及び下係止部9aを備えているので、カバー材9を押縁22に直接取り付けることが可能である。このため、カバー材9と押縁22との間に、カバー材9を取り付ける為の別の部材が介在されないので、水が浸入する経路を削減することが可能である。このため、止水性に優れたカーテンウォール1を提供することが可能である。
また、カーテンウォール1の幅方向において、係合片21cが設けられていない、腰部下横材21の非係合部位21jと、係合片対向壁部22dの当接部22fからの長さが短い短垂設部位22nとが見込み方向に隣り合って排水部4bが形成されているので、載置部21a上に浸入した水を排水部4bから屋外に排出することが可能である。
また、押縁22の凹部22aは、当接部22fより室内側に、当該当接部22fよりも深く上方に窪み、係合片21cの上面21fと当接しない非当接部22hを有しているので、排水部4bをなす短垂設部位22nの係合片対向壁部22d及び当接部22fを伝った水は非当接部22h側にて上方に窪む段差溝22gに貯留されて、凹部22aより屋内側には浸入しにくい、このため、より止水性に優れたカーテンウォール1を提供することが可能である。
また、段差溝22gに貯留された水は、垂設片22cを伝って載置部21a上に落ちる。このとき段差溝22gの下方には、下横材溝21eが設けられているので、段差溝22gに至った水を、下横材溝21eを通して排水部4bから屋外に排出することが可能である。
また、押縁22は、重心が係合片21cより屋外側に位置しているので、係合片21cが凹部22aに収容されて当接部22fが係合片21cの上面21fに当接されると、自重により係合片対向壁部22dの当接突起22mが係合片21cの屋外側に当接されて安定する。このため、押縁22の凹部22aを係合片21c上に載置するだけで、押縁22を取り付け状態の姿勢で配置することが可能である。このため、施工性に優れたカーテンウォール1を提供することが可能である。
また、係合片21cの上面21fが当接部22fに当接されると、垂設片22cの押縁突部22iと係合片21cとが係合するので、押縁22の当接部22fを係合片21c上に載置するだけで、押縁22をより安定させて配置することが可能である。このため、より施工性に優れたカーテンウォール1を提供することが可能である。
また、押縁22は、当接部22fの上方に延出された上方延出片22eと腰部面材2aとの間がシーリング材8によりシールされているので、シーリング材8及びバックアップ材7により押縁22が規制されるとともに、確実に腰部面材2aの下端を保持することが可能である。
上記実施形態においては、横材を腰部下横材を例に挙げて説明したが、これに限らず、横材は、開口部面材の下側に設けられる横材であっても構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 カーテンウォール、2a 腰部面材、4 無目、4b 排水部、8 シーリング材、
9 カバー材、21 腰部下横材、21a 載置部、21c 係合片、21f 上面、
21j 非係合部位、22 押縁、22a 凹部、22c 垂設片、
22d 係合片対向壁部、22e 上方延出片、22f 当接部、22h 非当接部、
22k カバー材上係止部、22l 係合溝部、22n 短垂設部位、
22o カバー材下係止部、23 面材収容部、

Claims (5)

  1. 面材と、
    前記面材の下端を収容する端部収容部を形成する下横材と、
    前記面材の屋外側にて前記下横材と係合し前記下横材とともに前記端部収容部を形成しつつ前記面材を支持可能な押縁と、
    前記下横材に設けられ水を屋外に排出する排水部と、
    前記下横材を屋外側から覆うカバー材と、
    を有し、
    前記押縁は、前記カバー材が係止される係止部を備えているカーテンウォールであって
    前記面材の下端を収容する前記端部収容部を有する前記下横材は、前記面材が載置される載置部と、前記載置部の屋外側の部位から上方に延出され、前記押縁が係合される係合片と、が当該カーテンウォールの幅方向に沿って設けられており、
    前記押縁は、前記係合片の上端部を収容し上方に窪む凹部を形成し、前記係合片の上面に当接される当接部と、前記当接部の屋外側の部位から垂設され前記係合片と屋外側にて対向する係合片対向壁部と、が前記幅方向に沿って設けられており、
    前記排水部は、前記幅方向において前記係合片が設けられていない、前記下横材の非係合部位と、前記幅方向において前記係合片対向壁部の前記当接部からの長さが、当該係合片対向壁部の他の部位より短い短垂設部位とが見込み方向に隣り合って形成されていることを特徴とするカーテンウォール。
  2. 請求項1に記載のカーテンウォールであって
    記押縁は、前記当接部より屋内側にて前記当接部より深く窪み前記係合片の前記上面に当接しない非当接部が前記幅方向に沿って設けられていることを特徴とするカーテンウォール。
  3. 請求項2に記載のカーテンウォールであって、
    前記押縁は、前記非当接部の屋内側の部位から垂設された垂設片を有し、
    前記係片の前記上面が前記当接部に当接されたときに、前記垂設片と前記係合片とが係合することを特徴とするカーテンウォール。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のカーテンウォールであって、
    前記押縁は、前記係合片が前記凹部に収容された状態で重心が前記係合片より屋外側に位置していることを特徴とするカーテンウォール。
  5. 請求項乃至請求項4のいずれかに記載のカーテンウォールであって、
    前記押縁は、前記当接部の上方に延出された上方延出片を有し、
    前記上方延出片と前記面材との間がシーリング材によりシールされていることを特徴とするカーテンウォール。
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