JP4926815B2 - 建具及び位置決め部材 - Google Patents

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Description

本発明は、開口を構成する枠体と、前記開口に設けられ開閉自在な障子とを備える建具及び前記建具に用いられる位置決め部材に関する。
従来から、建具のなかにはガラスなどのパネル部材を有する障子を備えるものがある。パネル部材を有する障子は、パネル部材の上下側に配置される上下の横框材(上部材、下部材)、左右側に配置される左右の縦框材(左縦部材、右縦部材)を有している。そして、左右に間隔を隔てて配置されている左右の縦框材間に、上下の横框材が介在され、上下の横框材の左右両端部が、左右の縦框材の側部に当接されるとともに、パネル部材の周縁部が上下の横框材及び左右の縦框材にそれぞれ設けられた溝部に入れ込まれている。このとき、上下の横框材及び左右の縦框材のパネル部材の厚さ方向における位置ずれを抑えるために、スペーサを上下の横框材の端部に、その一部が上下の横框材の端部から突出するように、上方、または、下方から直接ビス止めし、端部から突出したスペーサの部位を左右の縦框材に設けられた取り付け溝に挿入し、取り付け溝の底側となる側方から挿入したビスで左右の縦框材とスペーサとを連結することで、上下の横框材と左右の縦框材とを締結している(例えば、特許文献1参照)。また、上下の横框材及び左右の縦框材に設けられた溝部とパネル部材との間には、パネル部材を上下左右からそれぞれ保持するための4つのブロックが介在されている。
実公昭59−210180号公報
しかしながら、左右の縦框材と上下の横框材とを締結するビスには、タッピングビスを用いており、タッピングビスは下穴にねじ山を切りながら螺合されるため、ビスをねじ込むためには多大なトルクが必要である。このため、ビスを締め込む際には、スペーサ及び上下の横框材に回転トルクが作用し、上下の横框材と左右の縦框材との位置がずれてしまう畏れがある。また、上下の横框材にスペーサがビス止めされる際、上下の横框材と左右の縦框材とがビスで締結される際には、スペーサに圧縮方向の応力が作用し、スペーサを損傷する畏れがあるという課題があった。
さらに、パネル部材を、上下の横框材及び左右の縦框材に設けられた溝部との間にブロックを介在させつつ取り付けるため、建具の組み立て作業が煩雑であるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上部材及び下部材と、左縦部材及び右縦部材とを位置決めするための部材に作用する負荷を低減するとともに、上部材及び下部材と、左縦部材及び右縦部材との締結による位置ずれを抑えることができ、かつ、組み立て易い建具及びこの建具に用いられる位置決め部材を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明の建具は、開口を形成する枠体と、前記開口に設けられ開閉自在な障子と、を備える建具であって、前記障子は、パネル部材と、前記パネル部材の縁部が入り込む溝部を備え、前記パネル部材の左側に配置された左縦部材、前記パネル部材の右側に配置された右縦部材、前記パネル部材の上側に配置された上部材、及び、前記パネル部材の下側に配置された下部材と、前記上部材又は前記下部材と、前記左縦部材又は前記右縦部材との相対位置を決める位置決め部材であって、一端部が、前記上部材又は前記下部材に嵌合しており、他端部が、前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合している複数の位置決め部材と、前記位置決め部材によって位置決めされた、前記上部材又は前記下部材と、前記左縦部材又は前記右縦部材とを、前記位置決め部材に入り込むことなく締結する締結部材と、を有し、前記複数の位置決め部材のうちの少なくとも一つは、前記パネル部材を保持するためのパネル保持部を有し、前記下部材の両端には、左右一対の前記位置決め部材が設けられており、前記下部材は、複数の部材を有して構成されており、前記左右一対の位置決め部材の一端部が、前記複数の部材に嵌合することにより、前記複数の部材を有する前記下部材が前記一対の位置決め部材を介してユニット化されていることを特徴とする建具である。
このような建具によれば、位置決め部材の一端部が上部材又は下部材に嵌合され、他端部が左縦部材又は右縦部材に嵌合されて、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材との相対位置が決められており、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材とは、締結部材が、これらを位置決めしている位置決め部材に入り込むことなく締結されている。このため、締結部材により締結するための締結力が位置決め部材に直接作用しないので、位置決め部材に対する負荷を小さく抑えることが可能であり、位置決め部材が損傷されること、または、変形されることを防止することが可能である。また、位置決め部材に対する負荷を小さく抑えることにより、位置決めされた相対位置を高精度に維持させたまま、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材とを締結することが可能である。
また、位置決め部材がパネル部材を保持するための保持部を有しているので、上部材又は下部材と左縦部材又は右縦部材との相対位置を決めるために、一端部を上部材又は下部材に、また他端部を左縦部材又は右縦部材に嵌合させることにより、上部材、下部材、左縦部材、右縦部材側にパネルを保持するためのパネル保持部を設けることが可能である。このため、位置決め部材とは別にパネルを保持するための部材を設ける必要はないので、部品点数を削減するとともに組み立て工数を低減することができるため、組み立て易い建具を提供することが可能である。
また、下枠材を構成する複数の部材が左右一対の位置決め部材によってユニット化される。このため、位置決め部材が、複数の部材をユニット化するための部材も兼ねていることから、ユニット化するための部材を別途設ける必要がなく、もってコストを抑えるとともに組立性がよい建具を提供することが可能である。
かかる建具において、前記パネル部材は矩形状をなし、前記パネル保持部を有する前記位置決め部材は、前記パネル部材の4つの角部のうちの対角に位置する2つの角部を保持することが望ましい。
このような建具によれば、パネル保持部を有する位置決め部材は、矩形状をなすパネル部材の4つの角部のうちの対角に位置する2つの角部を保持するので、上下方向及び左右方向に安定した状態でパネル部材を保持することが可能である。このとき、パネル保持部4つの角部をすべて保持していないので、パネル部材の伸縮等を許容すべく自由度を備えつつパネル部材を保持することが可能である。
かかる建具において、前記位置決め部材は、前記他端部の前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合されている部位の上面に、前記左縦部材又は前記右縦部材の内方に向かって低くなる傾斜を有する傾斜部を備えていることが望ましい。
このような建具によれば、位置決め部材の左縦部材又は右縦部材に嵌合されている部位、すなわち、左縦部材又は右縦部材に入り込んでいる部位には、上面に左縦部材又は右縦部材の内方に向かって低くなる傾斜を有する傾斜部が備えられているので、位置決め部材の上方にて発生した水や浸入した水等を、傾斜部により左縦部材及び右縦部材の内方に導き、左縦部材及び右縦部材内を通して排出させることが可能である。
かかる建具において、前記位置決め部材の前記他端部は、前記左縦部材又は前記右縦部材に備えられた前記溝部に嵌合していることが望ましい。
このような建具によれば、位置決め部材の他端部が左縦部材又は右縦部材の溝部に嵌合しているので、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材との相対位置を決めるために位置決め部材が嵌合される嵌合部を別途設ける必要がない。このため、簡単な構造にて上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材とを位置決めすることが可能である。
かかる建具において、前記位置決め部材の前記一端部は、前記上部材又は前記下部材の長手方向端部に備えられた嵌合領域に嵌合しており、前記嵌合領域は、前記溝部の上方側又は下方側に設けられていることが望ましい。
上部材又は下部材の溝部と、左縦部材又は右縦部材の溝部とには、単一のパネル材が入れ込まれる。すなわち、上部材又は下部材の上下方向(溝部の深さ方向)は、左縦部材又は右縦部材の長手方向に相当する。このため、位置決め部材の一端部が嵌合される嵌合領域が、溝部の上方側又は下方側に設けられている場合には、左縦部材又は右縦部材の溝部等と対向する位置に、嵌合領域が設けられることになる。従って、位置決め部材の一端部が嵌合される部位と、他端部が嵌合される部位とが対向しているので、位置決め部材を単純な形状の部材にて形成することが可能である。
かかる建具において、前記下部材の複数の部材は、前記一対の位置決め部材により上下方向に互いに間隔を隔てて位置決めされて、換気口を形成することが望ましい。
このような建具によれば、下部材の複数の部材が位置決め部材により位置決めされた状態で上下方向に間隔を隔てて配置されるので、下部材の複数の部材によって換気口を形成することが可能である。また、下部材の複数の部材は、位置決め部材にて間隔が隔てられるので、下部材の複数の部材間に容易に間隙を形成して換気口を形成することが可能である。
かかる建具において、前記建具は浴室の出入り口に設けられ、前記パネル部材は、前記障子の厚さ方向において、浴室側に偏らせて配置されることが望ましい。
このような建具によれば、パネル部材が、障子の厚さ方向において、浴室側に偏らせた位置に配置されるので、建具を建物に組み付けた際に浴室側に形成される桟の奥行きを小さくすることが可能である。このため、浴室にて使用された水等が障子にかけられたとしても桟に残存する水分を少なく抑えることが可能である。
かかる建具において、前記パネル部材は、前記左縦部材、前記右縦部材、及び、前記下部材に備えられた前記溝部に塗布された接着剤にて固定され、前記上部材が有する前記溝部内には、弾性変形可能な弾性部材が設けられていることが望ましい。
このような建具によれば、パネル部材は、下部材、左縦部材、及び、右縦部材の溝部に塗布された接着剤にて固定されるので、接着剤が塗布されている溝部にパネル部材を入れ込むだけで、下部材、左縦部材、及び、右縦部材にパネル部材を固定するとともに、下部材、左縦部材、及び、右縦部材とパネル部材との境界部分を封止することが可能である。また、上部材とパネル部材との間には弾性部材が設けられているので、各部品の寸法のばらつきや、組立時の位置調整による変位や、使用時の変形や、温度の変化にともなう伸縮等を弾性部材に吸収させて、上部材、下部材、左縦部材、及び、右縦部材とパネル部材との間を水密に維持させることが可能である。
また、ネル部材の下側に配置され複数の部材で構成される下部材と、前記パネル部材の左側に配置される左縦部材又は前記パネル部材の右側に配置される右縦部材とを締結部材にて締結する障子の、前記下部材と前左縦部材又は前記右縦部材とを位置決めする位置決め部材であって、前記締結部材が入り込まない位置にて、一端部が、前記複数の部材に嵌合、他端部が、前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合することにより位置決めして前記下部材をユニット化し、前記パネル部材を保持するためのパネル保持部を有することを特徴とする位置決め部材である。
このような位置決め部材によれば、一端部が上部材又は下部材に嵌合され、他端部が左縦部材又は右縦部材に嵌合されて、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材とが位置決めされ、上部材又は下部材と、左縦部材又は右縦部材とは、締結部材が入り込むことなく締結される。このため、締結部材により締結するための締結力が位置決め部材に直接作用しないので、上部材又は下部材と左縦部材又は右縦部材との締結による負荷は小さい。よって、上部材又は下部材と左縦部材又は右縦部材とを位置決めしつつも損傷、または、変形し難い位置決め部材を提供することが可能である。
また、位置決め部材がパネル部材を保持するための保持部を有しているので、位置決め部材とは別にパネルを保持するための部材を設ける必要はなく、建具の組立性を向上させることが可能である。
本発明の建具によれば、上部材及び下部材と、左縦部材及び右縦部材とを位置決めするための部材に作用する負荷を低減するとともに、上部材及び下部材と、左縦部材及び右縦部材との締結による位置ずれを抑えることができ、かつ、組み立て易い建具及びこの建具に用いられる位置決め部材を提供することが可能である。
以下、本発明の一実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。ここでは、本実施形態の建具が、浴室の出入口として浴室と脱衣室との間に設けられている例について説明する。
図1に示すように、建具1は、浴室と脱衣室との間に取り付けられる枠体10と、当該枠体10にて形成される開口に設けられ開閉自在な障子としての浴室ドア20とを備えている。
以下の説明では、建具1を浴室内側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向または見付け方向、室内外方向を障子の厚さ方向または見込み方向として示す。
枠体10は、上枠11と、下枠12と、左右の縦枠13とを枠組みして形成されている。上枠11、下枠12、及び、左右の縦枠13は、アルミニウム製で押出加工により形成されており、それぞれ浴室の出入口の壁端部、防水パン、脱衣室の床などにねじ止めされている。
本実施形態の浴室ドア20は、透光性を有し板状をなす樹脂製又はガラス製のパネル部材としての面材21と、当該面材21の左側に配置される左縦部材としての左縦框22と、面材21の右側に配置される右縦部材としての右縦框23と、面材21の上側に配置される上部材としての上框24と、面材21の下側に配置される下部材としての換気口ユニット25とを有している。そして、浴室ドア20と枠体10との間には、浴室側から脱衣室側への水などの進入を防止するために、ゴム製のシール材58(図2)が設けられている。図中、浴室ドア20は、右縦框23側のE部にて軸支されているので、右縦框23が吊元框であり、左縦框22が戸先框である。
左縦框22、右縦框23、及び、上框24は、いずれもアルミニウム製で押出加工により形成された中空棒状の部材である。また、換気口ユニット25は、上下方向に互いに間隔を隔てて配置される2つの部品を有しており、これら2つの部品はいずれもアルミニウム製で押出加工により形成されている。
浴室ドア20を構成するに際して、左右に間隔を隔てて配置された左縦框22と右縦框23との対向する内面部22b、23bに、上框24と換気口ユニット25の左右の両端部が当接されて固定される。このとき、上框24及び換気口ユニット25と、左縦框22及び右縦框23との、浴室ドア20の厚さ方向(見込み方向)の相対位置を決めるための位置決め部材30が、換気口ユニット25の中桟26、下框27、及び上框24と、左縦框22、及び、右縦框23との間に跨って嵌め込まれる。ここで、上框24と左縦框22との相対位置を決める位置決め部材30を上側左位置決め部材31、上框24と右縦框23との相対位置を決める位置決め部材30を上側右位置決め部材33、換気口ユニット25と左縦框22との相対位置を決める位置決め部材30を下側左位置決め部材34、換気口ユニット25と右縦框23との相対位置を決める位置決め部材30を下側右位置決め部材35とする。上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35については後述する。
換気口ユニット25は、上下方向に互いに間隔を隔てて配置され、面材21の直下に配置された中桟26と、浴室ドア20の下端に配置された下框27と、を有しており、中桟26と下框27とは、いずれもアルミニウム製で押出加工により形成されている。そして、中桟26の長手方向の両端に、対をなす左右一対の位置決め部材としての下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35が設けられており、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35における、互いに対向する側に突出された部位が、下框27に、それぞれ嵌合されることにより、中桟26と下框27とが、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35を介してユニット化されている。ユニット化された換気口ユニット25には、中桟26と下框27との間に、着脱自在にガラリ28が取り付けられる。
面材21の四方を囲む左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26には、いずれも、面材21の縁部が入り込む凹形状の溝部22a、23a、24a、26aが各部材の長手方向に沿って設けられている。ここで、溝部22a、23a、24a、26aを有する左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26は、いずれもアルミの押出材成形材であるため、長手方向と直交する各断面の形状は各々の部材において単一である。このため、左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26に形成されている溝部22a、23a、24a、26aは、いずれも長手方向の全域に亘って形成されており、面材21が入り込むようになっている。また、図2〜図5に示すように左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26の溝部22a、23a、24a、26aには、脱衣室側の壁部22g、23g、24c、26fに塗布された接着剤56により、面材21が固定されるとともに面材21と左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26との間を封止している。
図6に示すように、左縦框22の溝部22aには、面材21の左縁部21cが入れ込まれるとともに上側左位置決め部材31が嵌合され、右縦框23の溝部23aには、面材21の右縁部21dが入れ込まれるとともに上側右位置決め部材33が嵌合されている。また、上框24の溝部24aのほぼ全域には、弾性変形可能な弾性部材としてのスポンジ54が設けられている。
図7に示すように、溝部22a、23a、24a、26aは、面材21の厚さより僅かに広い幅を有しており、面材21の上下に配置される上框24、及び、中桟26に、互いの溝部24a、26aの開放された側が対向するように、また、面材21の左右に配置される左縦框22、及び、右縦框23に、互いの溝部22a、23aの開放された側が対向するように、それぞれ形成されている。ここで図7においては、説明の便宜上縦框22、23を省略して示している。溝部22a、23a、24a、26aは、浴室ドア20の厚さ方向(以下、見込み方向という)において、建具が据え付けられた際に浴室側に位置するように偏らせて配置されている。以下、面材21が偏らせて設けられている側を浴室側、反対側を脱衣室側という。このため、面材21が嵌め込まれた際に浴室側に形成される桟の奥行き(見込み方向の長さ)は、左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26の肉厚にほぼ等しくなる。
上框24には、上下方向(溝部24aの深さ方向)において当該溝部24aの上方側に、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が嵌合される嵌合領域24bが設けられている。上框24の嵌合領域24bは、上框24の下部に形成されている溝部24aの脱衣室側の壁部24cより僅かに浴室側にて上下方向上方側に突出された突出部24dと、上框24内に上框24の下面部24eと対向する中央面24fから、前記突出部24dと対向する位置に下方に向かって突出された突出壁24gとで仮想的に区画される矩形状の領域である。上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33は、嵌合領域24bに嵌合されると、上框24の浴室側の壁部24jと突出部24d及び突出壁24gとに挟まれて嵌め込まれる。このとき、上側左位置決め部材31は、左縦框22に設けられた溝部22aの深さより僅かに短い長さだけ上框24の端部24h(図3)から突出され、上側右位置決め部材33は、右縦框23に設けられた溝部23aの深さより僅かに短い長さだけ上框24の端部24h(図3)から突出される。また、上框24には、断面のほぼ中央に、締結部材としてのねじ80の締結穴24iが設けられている。すなわち、上框24に設けられた締結穴24iは、浴室側に偏らせて配置された溝部24aの上方側(奥側)に位置する嵌合領域24bとは、浴室ドア20の厚さ方向(図7参照)において異なる位置に設けられている。
中桟26は、筒状に形成された筒部26bを有し、浴室ドア20が組み立てられた際に、上側に位置する上面部26cの最も浴室側に、上方に開放された溝部26aが形成されている。溝部26aを形成している筒部26bの浴室側の壁部26dが下方に延出されている。筒部26b内には、上下方向(溝部26aの深さ方向)において当該溝部26aの下方側(奥側)に、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の中桟嵌合部位34a、35a(図9)が嵌合される嵌合領域26eが設けられている。中桟26の嵌合領域26eは、中桟26の上部に形成されている溝部26aより僅かに浴室側にて上下方向下方側に突出された突出部26gと、中桟26内に上面部26cと対向する下面部26iから、前記延出壁26gと対向する位置に突出させた突出壁26hとで仮想的に区画される矩形状の領域である。また、筒部26b内には、上面部26cの内側に中桟26の厚さ方向のほぼ中央に位置させて締結部材としてのねじ80の締結穴26jが設けられている。すなわち、中桟26に設けられた締結穴26jは、浴室側に偏らせて配置された溝部26aの下方側(深さ方向奥側)に位置する嵌合領域26eとは、浴室ドア20の厚さ方向において異なる位置に設けられている。
下框27は、断面がほぼ矩形の筒状に形成された筒部27aを有し、浴室ドア20が組み立てられた際に、上側に位置する上面部27bは浴室側が脱衣室側より低くなるように傾斜が付けられている。筒部27aの脱衣室側の壁部27cは上方に延出されている。筒部27a内には、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の下框嵌合部位34c、35c(図5、図9)が嵌合される嵌合領域27dが設けられている。下框27の嵌合領域27dは、下框27の浴室側の壁部27eと、左縦框22及び右縦框23が有する溝部22a、23aと同程度の間隔を隔てて、上面部27bから垂下された垂下壁27fと、筒部27aの下面部27gが下框27の浴室側の壁部27eから溝部22a、23aと同程度の間隔を隔てた位置にて上下方向上方側に立ち上がった曲起部27hとで仮想的に区画される矩形状の領域である。また、筒部27a内には、下框27の中央付近で曲起部27hの上端から壁部27cにわたって水平面部27iが形成されており、この水平面部27iの曲起部27h上端側(浴室側)に、ねじ80の締結穴27jが設けられている。すなわち、下框27に設けられた締結穴27jは、浴室側に偏らせて配置された嵌合領域27dとは、浴室ドア20の厚さ方向において異なる位置に設けられている。ここで、上框24、中桟26、下框27は、締結穴24i、26j、27jの断面形状は閉じた円形ではなく、円形の一部が切り欠かれたような形状に形成されている。
ガラリ28は、中桟26と下框27との間に配置される板材であり、下框27の脱衣室側の壁部27cとほぼ同一平面上に配置される上壁部28aと、中桟26の浴室側の壁部26dとほぼ同一平面上に配置される下壁部28bとが、上下方向の中央にて連結部28cで連結されている。連結部28cは、浴室側が脱衣室側より低くなるように傾斜が付けられている。そして、ガラリ28は、上壁部28aの上端部28d及び下壁部28bと連結部28cの境界部28eが中桟26と間隔を隔てて配置され、下壁部28bの下端部28f及び上壁部28aと連結部28cの境界部28gが下框27と間隔を隔てて配置される。すなわち、ガラリ28は、中桟26と下框27との間の空間をガラリ28の上下にて区画して、2つの換気口55を形成するとともに、浴室から脱衣室側への水等の進入を防止する水返しとしても機能する。
本実施形態のガラリ28は、換気口ユニット25に着脱自在に設けられる。このため、上壁部28aの浴室側面と、下壁部28bの脱衣室側面とにそれぞれ、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の取付部35f(図9)に係合する係合片28hが設けられている。
図8に示すように、上側左位置決め部材31と上側右位置決め部材33とは、上側左位置決め部材31がパネル保持部としての面材保持部32を有する点で相違するが、それ以外の部位は左右が逆となる対称な形状をなしている。
上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33は、薄形のほぼ直方体状に形成され樹脂製の部材である。上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33は、上框24に嵌合される嵌合方向における、およそ2/3の部位が上框24の嵌合領域24bに嵌合される一端部としての上框嵌合部位31a、33aであり、残りのおよそ1/3の部位が左縦框22及または右縦框23の溝部22a、23aに嵌合される他端部としての縦框嵌合部位31b、33bである。縦框嵌合部位31b、33bの上下方向の長さが上框嵌合部位31a、33aの上下方向の長さより長くなるように、縦框嵌合部位31b、33bは上框嵌合部位31a、33aより上下に突出されている。すなわち、縦框嵌合部位31b、33bと上框嵌合部位31a、33aとの境界部分には、上下にそれぞれ段部31c、33cが設けられており、その段差は、上框24の肉厚とほぼ等しく形成されている。
また、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の浴室側面と脱衣室側面との距離、すなわち上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の厚さはほぼ全域に亘って、左縦框22及び右縦框23の溝部22a、23aの幅とほぼ等しく形成されている。上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33には、上下方向のほぼ中央に、上框24の長手方向に沿うように細長い凸部31d、33dが設けられている。この凸部31d、33dは、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が上框24に嵌合されるときの先端側から中央側に向かって緩やかな傾斜を有し、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が上框24に嵌合されるに連れて、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が保持される保持力が高まるように形成されている。すなわち、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33は、上框24の嵌合領域24bに挿入されていくと、徐々に強く嵌合され、上下の段部31c、33cが上框24の端部24hに当接される。このとき、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の縦框嵌合部位31b、33bは、上框24の端部24hから突出されており、その突出長さは、縦框22、23が有する溝部22a、23aの深さより僅かに短く形成されている。
また、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の上框24に嵌合している上框嵌合部位31a、33aの嵌合方向における先端部と左右の縦框22、23に嵌合している縦框嵌合部位31b、33bの嵌合方向における先端部とに、先端側の外形が中央側の外形より小さくなるような傾斜がそれぞれ設けられており、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が上框24に嵌合し易く構成されている。また、縦框嵌合部位31b、33bの上面には、他の先端部の傾斜より傾斜角度が大きな傾斜部31e、33eが形成されており、縦框嵌合部位31b、33bの上方にて左縦框22及または右縦框23の溝部22a、23aに発生した水分または浸入した水等を下方に導くように構成されている。
上側左位置決め部材31には、縦框嵌合部位31bの下部に突出させて面材保持部32が設けられている。面材保持部32は、上側左位置決め部材31の下部に設けられており、上框嵌合部位31aが上框24に嵌合された際に、上框24の下面部24eから上方に凹設された溝部24aの底部24kの下側にて溝部24aに沿って、底部24kを上框嵌合部位31aとともに挟むように設けられて、面材21の上端21aを保持する上端保持部32aと、縦框嵌合部位31bから下方に延出されて上端保持部32aとほぼ直交して面材21の左側端21cを保持する左側端保持部32bとを有している。上端保持部32aと左側端保持部32bとは、いずれも上框嵌合部位31a及び縦框嵌合部位31bの厚みより薄く形成されており、上端保持部32aは上框24の溝部24a内にて、左側端保持部32bは左縦框22の溝部22a内に収容される。そして、上框24の溝部24a内に挿入された面材21の左側上端部が上端保持部32aの下面32cに当接され、左縦框22の溝部22aに挿入された面材21の上側左端部が左側端保持部32bの右面32dに当接されて、面材21の左上の角部が保持される。
下側左位置決め部材34と下側右位置決め部材35とは、下側右位置決め部材35がパネル保持部としての面材保持部36を有する点で相違するが、それ以外の部位は左右が逆となる対称な形状をなしている。このため、ここでは下側右位置決め部材35について主に説明し、下側左位置決め部材34に対応する符号を一部省略する。
下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35は、換気口ユニット25の高さとほぼ等しく、浴室ドア20の厚さ方向における換気口ユニット25を構成する中桟26及び下框27の内幅とほぼ同じ幅を有するほぼ板状をなす樹脂製の部材である。下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35は、換気口ユニット25の左右に配置される部材である。
下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35には、中桟26の下面部26iと下框27の上面部27bとの間に入り込む本体部分34d、35dと、本体部分34d、35dの、縦框22、23と対向する面34e、35eから突出されて、当該縦框22、23の溝部22a、23aに嵌合される他端部としての縦框嵌合部位34b、35bが設けられている。縦框嵌合部位34b、35bは本体部分34d、35dより、上方及び下方に延出されており、延出された部位には、中桟26及び下框27の長手方向に沿って一端部としての中桟嵌合部位34a、35a及び下框嵌合部位34c、35cが形成されている。すなわち、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35は、本体部分34d、35dの上下に、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33とほぼ同機能を有する部位が、本体部分34d、35dと交差する方向が嵌合方向となるように設けられている。そして、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35は、左右に間隔を隔てて配置された際に、互いに対向する対向面34h、35hから突出される中桟嵌合部位34a、35a及び下框嵌合部位34c、35cを有し、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の前記対向面の裏面には、見込み方向において中桟嵌合部位34a、35a及び下框嵌合部位34c、35cと同じ位置に、左縦框22と右縦框23に設けられた溝部22a、23aに嵌合される縦框嵌合部位34b、35bを有している。また、ガラリ28は、ユニット化された換気口ユニット25に着脱されるので、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の互いに対向する対向面34h、35h側には、ガラリ28を中桟26と下框27との間に入り込ませて取り付けるための凹部35gと、ガラリ28に設けられた係合片28hと係合してガラリ28を支持するための取付部35fが設けられている。
下側右位置決め部材35には、縦框嵌合部位35bの上部に突出させて面材保持部36が設けられている。面材保持部36は、下側右位置決め部材35の上部に設けられており、中桟嵌合部位35aが中桟26に嵌合された際に、中桟26の上面部26cから下方に凹設された溝部26aの底部26mの上側にて溝部26aに沿って、底部26mを中桟嵌合部位35aとともに挟むように設けられて、面材21の下端21bを保持する下端保持部36aと、縦框嵌合部位31bから上方に延出されて下端保持部36aとほぼ直交して面材21の右側端21dを保持する右側端保持部36bとを有している。下端保持部36aと右側端保持部36bとは、いずれも中桟嵌合部位35a及び縦框嵌合部位35bの厚みより薄く形成されており、下端保持部36aは中桟26の溝部26a内にて、右側端保持部36bは右縦框23の溝部23a内に収容される。そして、中桟26の溝部26a内に挿入された面材21の右側下端部が下端保持部36aの上面36cに当接され、右縦框23の溝部23aに挿入された面材21の下側右端部が右側端保持部36bの左面36dに当接されて、面材21の左上の角部が保持される。
そして、中桟嵌合部位34a、35aが中桟26の嵌合領域26eに嵌合され、下框嵌合部位34c、35cが下框27の嵌合領域27dに嵌合されて、中桟26と下框27とが位置決めされ、中桟26と下框27とに設けられた締結穴26j、27jに、ねじ80が螺合されて換気口ユニット25が形成される。
本実施形態の浴室ドア20は、以下の手順(図10A〜図10E)にて組み立てられる。
まず、上框24の左右両端部の嵌合領域24bに上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33を嵌合する。このとき、嵌合領域24bに上框嵌合部位31a、33aが嵌合されて上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の段部31c、33cが上框24の端部24hに当接され、上框24の端部24hより外側に、縦框嵌合部位31b、33bと面材保持部32とが突出している。
また、中桟26と下框27とをほぼ平行に配置し、中桟26と下框27の左右の端部側から下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35を当接させ、中桟26の嵌合領域26eに中桟嵌合部位34a、35aを嵌合させ、下框27の嵌合領域27dに下框嵌合部位34c、35cを嵌合させる。このとき、下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35により中桟26と下框27とが位置決めされて換気口ユニット25が形成される。また、このとき中桟26と下框27の端部より外側に、縦框嵌合部位34b、35bと面材保持部36とが突出している。換気口ユニット25をユニット化する際には、下框27の下端部に浴室側から脱衣室側への水などの進入を防止するために、ゴム製のシール材58を予め取り付けておくことが望ましい。
次に、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が嵌合された上框24の溝部24aを形成する脱衣室側の壁部24cに接着剤56を塗布し、ほぼ全域にスポンジ54を配設する。また、換気口ユニット25の中桟26の溝部26aの脱衣室側の壁部26fに接着剤56を塗布する。このとき、上框24の下面部24e及び中桟26の上面部26cは、溝部24a、26aの内側、すなわち浴室側に延出された延出部24o、26oを有しているので、接着剤56は粘性が高いものが用いられ、上框24の延出部24o及び中桟26の延出部26oの端より浴室側に盛り上がるように塗布される。
その後、面材21の上部側に位置する上縁部21aを上框24の溝部24aに、面材21の下部側に位置する下縁部21bを中桟26の溝部26aに入れ込む。このとき、上框24の溝部24a内に挿入された面材21の左側上端部が上端保持部32aの下面32cに、上側左端部が左側端保持部32bの右面32dにそれぞれ当接され、また、中桟26の溝部26a内に挿入された面材21の右側下端部が下端保持部36aの上面36cに、下側右端部が右側端保持部36bの左面36dに当接され、面材21は上下方向及び左右方向にも位置決めされて保持される。
次に、左縦框22と右縦框23との溝部22a、23aを形成する脱衣室側の壁部22g、23gに接着剤56を塗布する。このとき、左縦框22の内面部22b及び右縦框23の内面部23bは、溝部22a、23aの内側、すなわち浴室側に延出された延出部22h、23hを有しているので、接着剤56は粘性が高いものが用いられ、延出部22h、23hの端より浴室側に盛り上がるように塗布される。
そして、上框24と換気口ユニット25との間に面材21が挟み込まれたユニットの左右側から、左縦框22と右縦框23とを当接させる。このとき、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の縦框嵌合部位31b、33b及び下側左位置決め部材34及び下側右位置決め部材35の縦框嵌合部位34b、35bと面材21の左縁部21c及び右縁部21dを、それぞれ左縦框22と右縦框23との溝部22a、23a嵌め込む。
このようにして、左縦框22又は右縦框23と上框24又は換気口ユニット25との相対位置が決められると、左縦框22及び右縦框23の外側壁22c、23cに設けられた挿入穴22f、23fからドライバーを挿入させて内側壁22d、23dに設けられた止め穴22e、23eを貫通させたねじ80を、上框24,中桟26、下框27にそれぞれ設けられた締結穴24i、締結穴26j、締結穴27jに螺合して左縦框22又は右縦框23と上框24又は換気口ユニット25とを締結する。このとき、上框24に設けられた締結穴24iと嵌合領域24b、中桟26に設けられた締結穴26jと嵌合領域26e、下框27に設けられた締結穴27jと嵌合領域27dとは、それぞれ見込み方向において異なる位置に設けられている。このため、嵌合領域24b、26e、27dに嵌合される位置決め部材30にねじ80が入り込むことなく、左縦框22又は右縦框23と上框24又は換気口ユニット25とを締結することが可能である。
最後に、換気口ユニット25にガラリ28を取り付けて浴室ドア20が完成する。
本実施形態の建具1によれば、上框24、中桟26、下框27と、左縦框22又は右縦框23とをねじ止めするために、ねじを締め込んでも、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35にねじ締めのトルクが直接作用しないため、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35に対する負荷を小さく抑えることが可能である。また、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33は、ねじ止め位置と離れた位置にて、上框嵌合部位31a、33aが上框24の嵌合領域24bに嵌合され、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35は、中桟嵌合部位34a、35aが中桟26の嵌合領域26eに嵌合され、下框嵌合部位34c、35cが下框27の嵌合領域27dに嵌合されているので、ねじを締めた際に回転トルクが作用しても、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35はいずれもねじ80とともに回転することなく、上框24、中桟26、下框27の回り止めとして機能する。このため、上框24、中桟26、下框27と、左縦框22及び右縦框23との相対位置のずれを防止して、位置決めされた状態を保ったまま浴室ドア20を完成させることが可能である。このとき、溝部22a、23a、24a、26aには、面材21も入り込んでいるので、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35とともに、面材21も回り止めとして作用し、より確実に位置決めされた状態を維持させることが可能である。
また、上側左位置決め部材31及び下側右位置決め部材35が面材21を保持するための面材保持部32、36を有しているので、上框24、中桟26、下框27と左縦框22又は右縦框23との相対位置を決めるために、上框嵌合部位31a、33aを上框24に、中桟嵌合部位34a、35aを中桟26に、また縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bを左縦框22又は右縦框23に嵌合させることにより、上框24、中桟26、左縦框22、右縦框23側に面材21を保持するための面材保持部32、36を設けることが可能である。このため、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35とは別に面材21を保持するための部材を設ける必要はないので、部品点数を削減するとともに組み立て工数を低減することができるため、組み立て易い建具1を提供することが可能である。
また、面材保持部32、36を有する位置決め部材30は、矩形状をなす面材21の4つの角部のうちの対角に位置する2つの角部を保持すべく上側左位置決め部材31と下側右位置決め部材35とに設けられて、面材21の上縁部21a、下縁部21b、左縁部21c、右縁部21dに当接されているので、上下方向及び左右方向に安定した状態で面材21を保持することが可能である。このとき、面材保持部32、36が4つの角部すべてを保持しないので、例えば樹脂製の面材の温度変化による伸縮等を許容すべく自由度を備えて面材21を保持することも可能である。
さらに、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の左縦框22又は右縦框23に嵌合されている部位、すなわち、左縦框22又は右縦框23に入り込んでいる縦框嵌合部位31b、33bには、上面に左縦框22又は右縦框23の内方に向かって低くなる傾斜を有する傾斜部31e、33eが備えられているので、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33の上方にて発生した水分や浸入した水分を、傾斜部31e、33eにより左縦框22又は右縦框23の内方に導き、左縦框22又は右縦框23内を通して排出させることが可能である。
また、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35の縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bはいずれも左縦框22の溝部22a又は右縦框23の溝部23aに嵌合しているので、上框24、中桟26、下框27と、左縦框22又は右縦框23との相対位置を決めるために縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bが嵌合される嵌合部を別途設ける必要がない。このため、簡単な構造にて上框24、中桟26、下框27と、左縦框22又は右縦框23とを位置決めすることが可能である。
また、上側左位置決め部材31及び上側右位置決め部材33が嵌合される上框24の嵌合領域24bは、上下方向(上框24の溝部24aの深さ方向)において、溝部24aの上方側(奥側)に設けられている。中桟嵌合部位34a、35aが嵌合される中桟26の嵌合領域26eは、上下方向(中桟26の溝部26aの深さ方向)において、溝部26aの下方側(奥側)に設けられている。このため、上框嵌合部位31a、33aと中桟嵌合部位34a、35aとは、左縦框22又は右縦框23の溝部22a、23aと対向する位置に設けられることになる。上框嵌合部位31a、33aと中桟嵌合部位34a、35aが嵌合される嵌合領域24b、26eと、縦框嵌合部位31b、33bが嵌合される溝部22a、23aとが、対向するので、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35を単純な形状の部材にて形成することが可能である。すなわち、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35の形状が単純であるため、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35を高精度に形成することが可能であり、もって、上框24又は中桟26と、左縦框22又は右縦框23とをより精度良く位置決めすることが可能である。
また、上框24、中桟26、下框27に嵌合されている上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35の、端部から突出された縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bは、左縦框22及び右縦框23の溝部22a、23aに嵌合されている。すなわち、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35は、面材21とともに、上框24、中桟26、下框27と左縦框22及び右縦框23との間に跨るように配置される。また、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35、及び、面材21は、浴室ドア20の厚さ方向における同じ位置にて、左右の縦框22、23の溝部22a、23aに沿って直線状に配置される。このため、上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35、及び、面材21が上下方向に隣接して、左右の縦框22、23と上框24、中桟26、下框27との接合部分の隙間を塞ぐように存在するので、この接合部分からの水の浸入経路が遮られる。よって、浴室ドア20内部への水の浸入が抑えられるとともに、浴室側から脱衣室側への水の浸入を防止することが可能である。
また、換気口ユニット25が備える中桟26と下框27とが、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35の中桟嵌合部位34a、35aと下框嵌合部位34c、35cとにより間隔を隔てて位置決めされて、ユニット化されているので、中桟26と下框27とが正確に配置され、外観がより美しい換気口を容易に形成することが可能である。
また、浴室ドア20が備える面材21が、浴室ドア20の厚さ方向において、浴室側に最も偏らせた位置に配置させたので、建具1を組み付けた際に浴室側に形成される桟の奥行きを小さくすることが可能であり、浴室にて使用された水等が浴室ドア20にかけられたとしても桟に残存する水分を抑えることが可能である。このため、特に浴室ドア20として適した建具1を提供することが可能である。
また、面材21は、左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26の溝部22a、23a、24a、26aに塗布された接着剤56にて固定されるので、接着剤56が塗布された溝部22a、23a、24a、26aに面材21を入れ込むだけで、左縦框22、右縦框23、上框24、及び、中桟26に面材21を固定するとともに、左縦框22、右縦框23、上框24,及び、中桟26と面材21との境界部分を封止することが可能である。さらに、面材21を固定するための接着剤56は、溝部22a、23a、24a、26aの脱衣室側の壁部22g、23g、24c、26fに塗布され、面材21の外縁部21a、21b、21c、21dと溝部22a、23a、24a、26aの底部との間には、面材保持部32、36が存在する部位を除いて空隙が設けられているので、温度変化等による面材21の伸縮を許容しつつ面材保持部32、36にて面材21を保持することが可能である。
また、上框24と面材21との間にはスポンジ54が設けられているので、組立時の位置調整による変位や、使用時の熱などによる変形等をスポンジ54に吸収させて、上框24、左縦框22、右縦框23、及び、中桟26と面材21との間を水密な状態に維持させることが可能である。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、建具の一例として浴室ドアについて記載しているが、この実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
上記実施形態においては、面材保持部32を上側左位置決め部材31に、また、面材保持部36を下側右位置決め部材35に設けた例について説明したが、必ずしも上側左位置決め部材31と下側右位置決め部材35とに面材保持部が設けられていなくとも良い。例えば、面材保持部を上側左位置決め部材31、上側右位置決め部材33、下側左位置決め部材34、下側右位置決め部材35のいずれかに設け、左縦框22、右縦框23、上框24、中桟26の溝部22a、23a、24a、26aと面材保持部とで挟持するように面材21を保持しても良いが、上述したように面材保持部を面材21の対角に位置する部位に2つ設けることにより、自由度を持たせつつ面材を安定させて保持させることが可能である。このため、上記実施形態では面材保持部32、36を上側左位置決め部材31と下側右位置決め部材35とに設けたが、上側右位置決め部材33と下側左位置決め部材34とに設けても良い。
上記実施形態においては、面材21の下側に換気口ユニット25が配置される例について示したが、面材21の下側に直接下框が設けられていてもよい。この場合には、下框が、パネル部材の下側に配置された下部材を構成する。また、面材21の上側に換気口ユニット25が設けられていてもよい。
また、図11に示すように上框60の上下方向の高さが高い場合には、上框60の上側と下側とに上框嵌合部位62aと嵌合するための嵌合領域60aを設けるとともに、上框60と嵌合される位置決め部材62を上下方向に長い形態として上框嵌合部位62aを上下に2箇所設けても良い。この場合にも、左右の位置決め部材62のうちの一方に面材保持部32を備えることが望ましい。このように、位置決め部材62を上下方向に長い形態として上框60と上下2箇所の嵌合領域60aにて位置決め部材62を嵌合させることにより、面材をより安定させて保持することが可能である。
また、上記実施形態においては、位置決め部材30の縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bが、左縦框22及び右縦框23の溝部22a、23aに嵌合する例について説明したが、これに限らず、縦框嵌合部位31b、33b、34b、35bが嵌合する部位を左縦框22及び右縦框23に別途設けてもよい。
また、上記実施形態においては、ガラリ28を換気口ユニット25に対して着脱自在に設けた例を示したが、中桟26及び下框27とともにガラリ28も左右一対の位置決め部材にて位置決めして換気口ユニット25に対して着脱不能にユニット化してもよい。
上記実施形態においては、上框24の溝部24aにスポンジ54を配設した例について示したが、上框24の溝部24aには、弾性変形可能な弾性部材であれば、たとえばゴムなどを配設してもよい。
上記実施形態においては、開口に設けられ開閉自在な障子を枠体に回動自在に取り付けられるドアとしたが、障子は枠体に沿ってスライドする引き戸や、蝶番等で折り畳めるように構成された折戸であっても構わない。
本実施形態に係る建具を示す浴室側から見た正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1のD−D断面図である。 上框、左縦框、右縦框、面材、上側の位置決め部材の取り合い部分を示す図である。 浴室ドアの縦断面形状を示す図である。 上側の位置決め部材を示す斜視図である。 下側の位置決め部材を説明するための斜視図である。 浴室ドアの組立方法の概要を説明するための図である。 上側の位置決め部材の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 建具、10 枠体、20 浴室ドア、21 面材、21a 上縁部、
21b 下縁部、21c 左縁部、21d 右縁部、22 左縦框(縦框)、
22a 溝部、23 右縦框(縦框)、23a 溝部、24 上框、24a 溝部、
24b 嵌合領域、25 換気口ユニット、26 中桟、26a 溝部、
26e 嵌合領域、27 下框、27d 嵌合領域、30 位置決め部材、
31 上側左位置決め部材、31a 上框嵌合部位、31b 縦框嵌合部位、
31e 傾斜部、32 面材保持部、33 上側右位置決め部材、
33a 上框嵌合部位、33b 縦框嵌合部位、33e 傾斜部、
34 下側左位置決め部材、34a 中桟嵌合部位、34b 縦框嵌合部位、
35 下側右位置決め部材、35a 上框嵌合部位、35b 縦框嵌合部位、
36 面材保持部、54 スポンジ、55 換気口、56 接着剤、80 ねじ

Claims (9)

  1. 開口を形成する枠体と、前記開口に設けられ開閉自在な障子と、を備える建具であって、
    前記障子は、
    パネル部材と、
    前記パネル部材の縁部が入り込む溝部を備え、前記パネル部材の左側に配置された左縦部材、前記パネル部材の右側に配置された右縦部材、前記パネル部材の上側に配置された上部材、及び、前記パネル部材の下側に配置された下部材と、
    前記上部材又は前記下部材と、前記左縦部材又は前記右縦部材との相対位置を決める位置決め部材であって、一端部が、前記上部材又は前記下部材に嵌合しており、他端部が、前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合している複数の位置決め部材と、
    前記位置決め部材によって位置決めされた、前記上部材又は前記下部材と、前記左縦部材又は前記右縦部材とを、前記位置決め部材に入り込むことなく締結する締結部材と、
    を有し、
    前記複数の位置決め部材のうちの少なくとも一つは、前記パネル部材を保持するためのパネル保持部を有し、
    前記下部材の両端には、左右一対の前記位置決め部材が設けられており、
    前記下部材は、複数の部材を有して構成されており、
    前記左右一対の位置決め部材の一端部が、前記複数の部材に嵌合することにより、前記複数の部材を有する前記下部材が前記一対の位置決め部材を介してユニット化されていることを特徴とする建具。
  2. 請求項1に記載の建具において、
    前記パネル部材は矩形状をなし、
    前記パネル保持部を有する前記位置決め部材は、前記パネル部材の4つの角部のうちの対角に位置する2つの角部を保持することを特徴とする建具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建具において、
    前記位置決め部材は、前記他端部の前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合されている部位の上面に、前記左縦部材又は前記右縦部材の内方に向かって低くなる傾斜を有する傾斜部を備えていることを特徴とする建具。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具において、
    前記位置決め部材の前記他端部は、前記左縦部材又は前記右縦部材に備えられた前記溝部に嵌合していることを特徴とする建具。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具において、
    前記位置決め部材の前記一端部は、前記上部材又は前記下部材の長手方向端部に備えられた嵌合領域に嵌合しており、
    前記嵌合領域は、前記溝部の上方側又は下方側に設けられていることを特徴とする建具。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の建具において、
    前記下部材の複数の部材は、前記一対の位置決め部材により上下方向に互いに間隔を隔てて位置決めされて、換気口を形成することを特徴とする建具。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の建具において、
    前記建具は浴室の出入り口に設けられ、
    前記パネル部材は、前記障子の厚さ方向において、浴室側に偏らせて配置されることを特徴とする建具。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれかに記載の建具において、
    前記パネル部材は、前記左縦部材、前記右縦部材、及び、前記下部材に備えられた前記溝部に塗布された接着剤にて固定され、前記上部材が有する前記溝部内には、弾性変形可能な弾性部材が設けられていることを特徴とする建具。
  9. ネル部材の下側に配置され複数の部材で構成される下部材と、前記パネル部材の左側に配置される左縦部材又は前記パネル部材の右側に配置される右縦部材とを締結部材にて締結する障子の、前記下部材と前左縦部材又は前記右縦部材とを位置決めする位置決め部材であって、
    前記締結部材が入り込まない位置にて、一端部が、前記複数の部材に嵌合、他端部が、前記左縦部材又は前記右縦部材に嵌合することにより位置決めして前記下部材をユニット化し、
    前記パネル部材を保持するためのパネル保持部を有することを特徴とする位置決め部材。
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