JP6812117B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等として広く応用されている。この種の画像形成装置では、帯電したトナーを現像スリーブから感光ドラム(像担持体)に接近させ、静電的にトナーを感光ドラム上の静電潜像に付着させることにより現像が行なわれ、画像が形成される。また、画像形成装置としては、中間転写方式のものが広く普及している。この中間転写方式の画像形成装置では、感光ドラム上に形成された各色トナー像を中間転写ベルトに一次転写する。そして、中間転写ベルトと二次転写ローラとのニップ部でシートを挟持及び搬送して、二次転写ローラに転写電圧を印加することにより中間転写ベルトのトナー像をシートに二次転写する。
ここで、中間転写ベルトと二次転写ローラとのニップ部の電界が強すぎると、放電によりトナーには逆極性の電荷が飛び込む。これにより、電荷量が0近傍になるトナーが発生し、このようなトナーはシート上へ転写されないため、シートに形成された画像の放電位置に対応する部分が白く抜けてしまうことがある(白抜け現象)。白抜け現象は、二次転写ローラにおける電界が強ければ強いほど発生しやすい。
白抜け現象の程度は、例えば、トナーの受けた負荷の大きさによって差が生じる。即ち、大きな負荷を受けたトナーは、トナーの外添剤が剥がれ落ちてしまう。トナーの外添剤は、トナーと他の物体との付着力を下げる役割を有するため、大きな負荷を受けて外添剤が剥がれ落ちたトナーは、中間転写ベルトとの付着力が上がってしまい、白抜け現象の程度が高くなってしまう。大きな負荷を受けたトナーを用いずに、大きな負荷を受けていない良好な状態のトナーにより画像形成を実行することが望ましい。そこで、シート上へ画像を形成しない非画像形成時に、周辺環境の水分量が所定量より多い場合に現像容器内のトナーを吐出する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
この画像形成装置によれば、現像容器内で大きな負荷を受けているトナーを吐出し、トナー供給部から新しいトナーを補給することで、トナーの状態を良好に保つことができるので、白抜け現象の発生を抑制することができる。しかしながら、特許文献1記載の画像形成装置では、転写バイアスが小さく高濃度画像領域を十分に二次転写できなくなるため、シート上に形成される高濃度画像の画質が損なわれるという問題が発生する虞がある。
これに対し、白抜け現象の原因となる放電は、中間転写体のトナー像担持面とシート表面との間に空隙があることにより発生しやすいことが知られている。特に、中間転写体としてベルト状の中間転写ベルトを使用した場合には、二次転写部近傍で中間転写ベルトが振動していると空隙が発生しやすくなるため、白抜け現象が悪化することが確認された。
中間転写ベルトの振動を防止するためにはテンションローラ等の使用により、中間転写ベルトの張力を強くすれば良い。これに対し、画質に大きく寄与する二次転写部近傍の中間転写ベルトの振動を十分に抑えるためには、二次転写部近傍の中間転写ベルトの裏面から接触する押圧部材を配置することが効果的であることが知られている。この場合、押圧部材は、中間転写ベルトの裏面から接触することで、二次転写部近傍に中間転写ベルトの張り面を変化させる形状に形成されている。
それを実現するための構成としては、例えば、二次転写部近傍に中間転写ベルトの裏面からシート状の押圧部材(振動防止部材)を中間転写ベルトに押し付けるように配置した画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。この画像形成装置では、二次転写部近傍に中間転写ベルトの裏面から接触するシート状の押圧部材を固定配置し、中間転写ベルトの張り面を変化させて、二次転写部近傍のテンションを強くすることで、白抜け現象の発生を抑制するようにしている。また、この画像形成装置では、押圧部材は、中間転写ベルトの張り面に対して大きく侵入させるようにした方がその効果が大きくなる。そのため、押圧部材は、中間転写ベルトに強く当接するような状態で配置させることが望まれる。
特開2000−181321号公報 特開2002−82543号公報
しかしながら、上述した特許文献2の画像形成装置では、押圧部材を常に大きな力で中間転写ベルトに当接しているので、中間転写ベルトは回動により押圧部材との間に常に大きな摩擦力を受けてしまう。このような摩擦は、中間転写ベルトの摩耗や破損の要因となり、中間転写ベルトの経時的な機能低下に繋がってしまう可能性がある。また、押圧部材と中間転写ベルトの強い摩擦によって中間転写ベルトや二次転写ローラの削れ粉が発生し、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラ等の内ローラの汚れを進行させる要因となる虞がある。内ローラの汚れは、転写クリーニングの不良を引き起こし、画像不良として顕在化される可能性がある。このように、押圧部材が中間転写ベルトに対して常に強く当接した状態で固定配置された画像形成装置では、中間転写ベルトの経時的な摩耗や破損の原因となってしまう虞がある。そのため、この画像形成装置では、中間転写ベルトの短寿命化を招いたり、クリーニング不良に伴う画像不良の発生要因となるという課題があった。
本発明は、中間転写ベルトの振動による空隙に起因する白抜け現象の発生を抑えながらも、中間転写ベルトの経時的な摩耗や破損を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー像を担持して移動可能な像担持体と、回転可能に設けられ、前記像担持体からトナー像が一次転写される中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトの内面に当接する内ローラと、前記内ローラとの間で前記中間転写ベルトを挟持し、前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を二次転写するための二次転写ニップ部を形成する外ローラと、前記二次転写ニップ部よりも前記中間転写ベルトの回転方向上流側にて前記二次転写ニップ部に隣接して配置され、前記中間転写ベルトの内面を押圧可能な押圧部材と、前記押圧部材が前記中間転写ベルトを押圧する第1位置と、前記押圧部材が前記中間転写ベルトから離間する第2位置と、に前記押圧部材を移動可能な移動機構と、前記移動機構を駆動する駆動部と、画像形成ジョブの開始に伴い、前記中間転写ベルトの駆動を開始する前に前記押圧部材を前記第2位置から前記第1位置へ移動させる一方、画像形成ジョブの終了に伴い、前記中間転写ベルトの停止前に前記押圧部材を前記第1位置から前記第2位置へ移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、制御部は、押圧部材が中間転写ベルトを所定の押圧力で押圧する第1のモードと、押圧部材が中間転写ベルトを所定の押圧力より小さい力で付勢するか、あるいは押圧部材が中間転写ベルトから離間する第2のモードを実行可能である。このため、制御部は、画像形成する際には、第1のモードを実行することにより、中間転写ベルトの振動による空隙を抑えることで白抜け現象の発生を抑制することができる。また、制御部は、画像形成することなく中間転写ベルトを回転させる際には、第2のモードを実行することにより、所定の押圧力で付勢する場合に比べて中間転写ベルトにおける押圧部材からの摩擦力を小さくすることができる。このように、中間転写ベルトと押圧部材との摩擦の発生する時間を短縮し、摩擦による中間転写ベルトの摩耗を抑制することができる。これにより、中間転写ベルトの振動による空隙に起因する白抜け現象の発生を抑えながらも、中間転写ベルトの経時的な摩耗や破損を抑制することができる。
実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 実施の形態に係る二次転写部の概略構成を示す側面図である。 実施の形態に係る押圧機構の概略構成を示す側面図であり、(a)は押圧部材が中間転写ベルトを付勢する第1のモード、(b)は押圧部材が中間転写ベルトから離間した第2のモードである。 実施の形態に係る画像形成装置における押圧機構の動作手順を示すフローチャートである。 (a)は、実施の形態に係る押圧部材の動作を示すタイムチャートであり、(b)は、駆動ローラの回転速度の変動を示す説明図である。 実施の形態に係る押圧部材の動作の変形例を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態の画像形成装置を、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施の形態では、画像形成装置を、一例としてタンデム型のフルカラープリンタとした場合について説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。あるいは、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施することができる。
図1に示すように、画像形成装置1は、装置本体10と、シート給送部30と、画像形成部40と、不図示のシート搬送部と、シート排出部60と、制御部70とを備えている。装置本体10には、各種の実行指令を制御部70に入力可能な操作部11が設けられている。尚、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である合成樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
シート給送部30は、装置本体10の下部に配置されており、シートSを積載して収容するシートカセット31と、給送ローラ32とを備え、シートSを画像形成部40に給送する。
画像形成部40は、画像形成ユニット50y,50m,50c,50kと、トナーボトル41y,41m,41c,41kと、露光装置42y,42m,42c,42kと、中間転写ユニット44と、二次転写部45と、定着部46とを備えている。画像形成部40は、画像情報に基づいてシートSに画像を形成可能である。尚、本実施の形態の画像形成装置1は、フルカラーに対応するものであり、画像形成ユニット50y,50m,50c,50kは、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の4色それぞれに同様の構成で別個に設けられている。このため、図1中では4色の各構成について同符号の後に色の識別子を付して示すが、明細書中では色の識別子を付さずに符号のみで説明する場合もある。
本実施の形態では、現像剤として、非磁性のトナーと磁性のキャリアと外添剤との混合物である二成分現像剤を使用している。本実施の形態では、設置時の現像剤はトナーとキャリアの重量比を1:9としている。尚、本実施の形態では、現像剤として二成分現像剤を適用しているが、これには限られず、トナーのみを含む一成分現像剤を適用してもよい。
画像形成ユニット50は、4色のトナー画像を形成するための4個の画像形成ユニット50y,50m,50c,50kを含んでいる。各画像形成ユニット50は、トナー画像を形成する感光ドラム(像担持体)51と、感光ドラム51を帯電する帯電ローラ52と、現像装置20と、感光ドラム51を除電する前露光部58と、クリーニング部材59とを備えている。
感光ドラム51は、アルミニウムシリンダの外周面に負極性の帯電極性を持つよう形成された感光層を有し、所定のプロセススピード(周速度)で矢印方向に回転する。帯電ローラ52は、感光ドラム51の表面に接触して、感光ドラム51の表面を、例えば、一様な負極性の暗部電位に帯電させる。感光ドラム51の表面では、帯電後、露光装置42によって画像情報に基づいて静電像が形成される。感光ドラム51は、静電像を担持して移動可能であり、現像装置20によってトナーで現像される。露光装置42によって形成される静電像は小さいドット画像の集合体であり、ドット画像の密度を変化させることで感光ドラム51の表面に形成するトナー像の濃度を変化させることができる。本実施の形態では、各色トナー像は、それぞれ最大濃度を約1.5〜1.7としており、最大濃度の時のトナーの載り量を約0.4〜0.6mg/cmとしている。尚、各感光ドラム51y,51m,51c,51kは、それぞれドラムカートリッジに設けられ、各ドラムカートリッジをそれぞれ装置本体10に対して着脱可能である。
現像装置20y,20m,20c,20kは、現像剤を収容する現像容器と、第1搬送スクリュ及び第2搬送スクリュと、現像スリーブ21y,21m,21c,21kと、規制部材とを有している。現像容器には、トナーが充填されたトナーボトル41から未使用のトナーが供給される。現像装置20は、トナーを有する現像剤が収容され、感光ドラム51に担持された静電像をトナーにより現像する。本実施の形態では、現像剤担持体として円筒形状の現像スリーブ21y,21m,21c,21kを採用しているが、これには限られず、現像剤担持体としては例えば可撓性のベルトを適用してもよい。
感光ドラム51において現像されたトナー像は、後述する中間転写ベルト44bに一次転写される。一次転写後の感光ドラム51は、前露光部58によって表面を除電される。クリーニング部材59は、感光ドラム51の表面に接して配置され、一次転写後の感光ドラム51の表面に残留する転写残留トナー等の残留物を清掃する。本実施の形態では、吐出モードの実行時に形成された吐き出しトナー像はクリーニング部材59により清掃される。
中間転写ユニット44は、画像形成ユニット50y,50m,50c,50kの下方に配置されている。中間転写ユニット44は、駆動ローラ44aや従動ローラ44d、一次転写ローラ44y,44m,44c,44k等の複数のローラと、これらのローラに巻き掛けられて回転する中間転写ベルト44bとを備えている。一次転写ローラ44y,44m,44c,44kは、感光ドラム51y,51m,51c,51kにそれぞれ対向して配置され、中間転写ベルト44bに当接する。中間転写ベルト44bの回転速度は、250〜300mm/secとしている。尚、本実施の形態では、感光ドラム51うち、中間転写ベルト44bの回転方向の最上流側にはイエロー用の感光ドラム(第1の像担持体)51yが配置され、その下流側にはマゼンタ用の感光ドラム(第2の像担持体)51mが配置される。
中間転写ベルト44bに一次転写ローラ44y,44m,44c,44kによって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光ドラム51y,51m,51c,51k上のそれぞれの負極性を持つトナー像が順次中間転写ベルト44bに多重転写される。これにより、中間転写ベルト44bは、感光ドラム51y,51m,51c,51kの表面で静電像を現像して得られたトナー像を転写して移動する。即ち、中間転写ベルト44bは、感光ドラム51から一次転写されたトナー像を担持して回転可能である。
中間転写ベルト44bは、装置本体10に対して着脱可能であると共に、感光ドラム51に形成されたトナー像が転写される。中間転写ベルト44bは、内側から樹脂層、弾性層、表層の3層構造を有する無端ベルトである。樹脂層は厚さ70〜100μmであり、構成材料としてポリイミド、ポリカーボネート等の樹脂材料が用いられている。弾性層は厚さ200〜250μmであり、構成材料としてウレタンゴム、クロロプレンゴム等の弾性材料が用いられている。
表層は厚さ5〜10μmであり、構成材料としては中間転写ベルト44bの表面へのトナーの付着力を小さくして、二次転写部45の二次転写ニップ部NでトナーがシートSへ転写しやすくなるものが要求される。具体的には、構成材料としては、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂等の1種類の樹脂材料を使用することができる。あるいは、構成材料としては、弾性材料(弾性材ゴム、エラストマ)を使用し、表面エネルギを小さくし潤滑性を高める材料、例えばフッ素樹脂等の粉体や粒子を分散させて使用することができる。また、中間転写ベルト44bはカーボンブラック等の抵抗値調整用の導電剤が添加されており、体積抵抗率は1×10〜1×1014Ω・cmに調整されている。
二次転写部45は、二次転写内ローラ(支持ローラ)45aと、二次転写ベルトユニット80と、押圧機構90とを備えている。二次転写内ローラ45aは、中間転写ベルト44bの内側面に当接する。二次転写ベルトユニット80は、二次転写外ローラ81と、搬送面形成ローラ82と、テンションローラ83と、駆動ローラ84と、これらのローラに巻き掛けられて回転する二次転写ベルト(回転体)85とを備えている。二次転写ベルト85は、駆動ローラ84に駆動されて矢印方向に回転する。中間転写ベルト44b及び二次転写ベルト85が二次転写内ローラ45a及び二次転写外ローラ81により押圧される部位において、二次転写ニップ部Nが形成されている。二次転写ベルトユニット80は、二次転写ベルト85にシートSを担持させて二次転写ニップ部Nを通過させる。二次転写ベルト85を用いることで、二次転写ニップ部Nにおけるトナー像の転写後、中間転写ベルト44bからのシートSの分離が容易になり、シートSを安定して定着部46へ搬送することができる。即ち、二次転写ベルト85は、二次転写内ローラ45aとの間で中間転写ベルト44bを挟持してトナー像を二次転写する二次転写ニップ部Nを形成する。
二次転写ベルト85は、ポリイミドやポリカーボネートなどの樹脂材料に帯電防止剤としてカーボンブラックを適当量含有させて、体積抵抗率を1×10〜1×1014Ω・cmに調整した樹脂材料で形成されている。二次転写ベルト85は、単層構造で厚みは0.07〜0.1mmである。二次転写ベルト85は、引っ張り試験法(JIS K 6301)で測定したヤング率の値が100MPa以上10GPa以下であり、十分な硬度を有している。
二次転写外ローラ81は、ステンレス丸棒の芯金の外周にイオン導電系発泡ゴム(NBRゴム)の弾性層を配置して外径24mmに形成されている。二次転写外ローラ81は、弾性層の表面粗さRz=6.0〜12.0μmである。常温常湿環境(N/N:23℃、50%RH)にて2kVを印加して測定した抵抗値が1×10〜1×10Ωである。弾性層10bのAsker−C硬度は30〜40程度である。
二次転写外ローラ81には、出力電流が可変の二次転写電源86が接続される。二次転写電源86は、一例として+40〜60μAの転写電流が流れるように出力電圧を自動調整する。二次転写電源86は、二次転写外ローラ81に正極性の二次転写バイアスを印加して、中間転写ベルト44bに担持されたトナー像を二次転写ベルト85上のシートSへ二次転写させる。トナー像の二次転写に伴って二次転写電源86から供給された静電気力によって、シートSは、二次転写ベルト85へ吸着される。
搬送面形成ローラ82は、分離ローラを兼ねている。二次転写ベルト85上のシートSは、搬送面形成ローラ82に到達した後、搬送面形成ローラ82の周面に沿った二次転写ベルト85の湾曲面で、二次転写ベルト85から曲率分離する。二次転写ベルト85から曲率分離したシートSは、分離爪87から搬送ベルト88を経て定着部46に搬送される。分離爪87は、二次転写ベルト85から分離したシートSが二次転写ベルト85に再び静電的に巻き付くのを防ぐ。押圧機構90については、後述する。
定着部46は、定着ローラ46a及び加圧ローラ46bを備えている。定着ローラ46aと加圧ローラ46bとの間をシートSが挟持され搬送されることにより、シートSに転写されたトナー像は加熱及び加圧されてシートSに定着される。
シート排出部60は、排出経路の下流側に配置された排出ローラ対61と、装置本体10の側部に配設された排出口62及び排出トレイ63とを備えている。排出ローラ対61は、排出経路から搬送されるシートSを排出ニップ部から給送し、排出口62から排出可能である。排出口62から排出されたシートSは、排出トレイ63に積載される。
制御部70はコンピュータにより構成され、例えばCPUと、各部を制御するプログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、外部と信号を入出力する入出力回路(I/F)とを備えている。CPUは、画像形成装置1の制御全体を司るマイクロプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPUは、入出力回路を介して、シート給送部30、画像形成部40、シート搬送部、シート排出部60に接続され、各部と信号をやり取りすると共に動作を制御する。
制御部70は、後述する押圧機構90の駆動部93を制御することにより、第1のモードと第2のモードとを切り換えて実行可能である。制御部70は、第1のモードでは、押圧部材91が中間転写ベルト44bを所定の押圧力で押圧するように制御する。制御部70は、第2のモードでは、押圧部材91が中間転写ベルト44bを押圧力より小さい力で付勢するか、あるいは押圧部材91が中間転写ベルト44bから離間するように制御する。
また、制御部70は、画像形成ジョブ中において、少なくとも二次転写が行われる間、第1のモードを実行し、二次転写が行われた後、第2のモードを実行する。また、制御部70は、画像形成ジョブ中において、二次転写が行われる前、第2のモードを実行する。更に、制御部70は、第2のモードにおいて押圧部材91を中間転写ベルト44bから離間させるように制御する。
また、制御部70は、画像形成ジョブ中において、一次転写が行われる前、第1のモードを実行する。本実施の形態では、制御部70は、複数の感光ドラム51のうち、中間転写ベルト44bの最上流側に配置されるイエロー用の感光ドラム51yによる一次転写が行われる前、第1のモードを実行する。
次に、このように構成された画像形成装置1における画像形成動作について説明する。
図1に示すように、画像形成動作が開始されると、まず感光ドラム51が回転して表面が帯電ローラ52により帯電される。そして、露光装置42により画像情報に基づいてレーザ光が感光ドラム51に対して発光され、感光ドラム51の表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像にトナーが付着することにより、現像されてトナー画像として可視化され、中間転写ベルト44bに転写される。
一方、このようなトナー像の形成動作に並行して給送ローラ32が回転し、シートカセット31の最上位のシートSを分離しながら給送する。そして、中間転写ベルト44bのトナー画像にタイミングを合わせて、搬送経路を介してシートSが二次転写部45に搬送される。更に、中間転写ベルト44bからシートSに画像が転写され、シートSは、定着部46に搬送され、ここで未定着トナー像が加熱及び加圧されてシートSの表面に定着され、排出ローラ対61により排出口62から排出されて排出トレイ63に積載される。
次に、押圧機構90について、図2及び図3を用いて詳細に説明する。図2に示すように、押圧機構90は、押圧部材91と、押圧部材91に一体化され回転可能な支持部材92と、押圧部材91の傾斜角度を変更可能な駆動部93とを有している。押圧部材91は、二次転写ニップ部Nよりも中間転写ベルト44bの回転方向上流側にて二次転写ニップ部Nに隣接して配置され、中間転写ベルト44bの内側面を弾性的に押圧可能に設けられている。押圧部材91は、例えばシート状の弾性板部材からなる。また、押圧部材91は、中間転写ベルト44bの回転方向上流側に設けられた固定端部91aと、中間転写ベルト44bの回転方向下流側に設けられ、中間転写ベルト44bの内側面に当接して、例えば弾性的に押圧する自由端部91bと、を有している。更に、押圧部材91は、支持部材92により、固定端部91aを片持ち支持されている。
支持部材92は、中心軸において装置本体10に対して回転可能に支持されている。駆動部93は、押圧部材91を中間転写ベルト44bに付勢するよう駆動可能である。駆動部93は、支持部材92の中心軸上に設けられた従動プーリ94と、駆動プーリ95と、両プーリ94,95に巻き掛けられたベルト96と、駆動プーリ95を回転させるモータ97とを有している。モータ97が制御部70により駆動されることで、駆動部93が支持部材92及び押圧部材91の傾斜角度を変更することができる。これにより、押圧部材91が中間転写ベルト44bを押圧するか否か、あるいは押圧する場合は押圧力を調整することができる。
ここで、押圧部材91の中間転写ベルト44bへの侵入量Hが大きいほど、二次転写ニップ部N上流で中間転写ベルト44bの振動を防止する効果が大きくなる。一方、侵入量Hが大きくなると、二次転写ニップ部N近傍で中間転写ベルト44b上の未定着トナー像とシートSとがこすれる画像不良、二次転写ニップ部N上流のガイドを抜けた時のショックが大きくなるという弊害も発生する。そのため、中間転写ベルト44bの張り面に対する押圧部材91の侵入量Hの初期設定値(所定の押圧力)は、本実施の形態では1.0±0.5mmの間に設定されている。押圧部材91は厚みが0.4〜0.6mm程度の厚みで、ポリエステル等の樹脂材料から構成される。二次転写内ローラ45aと接触しないように、二次転写内ローラ45aと中間転写ベルト44bが接触する位置から上流側へ10〜40mm離した位置で、中間転写ベルト44bの裏面と押圧部材91の先端の自由端部91bが接触するように配置されている。
押圧機構90は、図3(a)に示すように、押圧部材91と中間転写ベルト44bとが接触する第1のモードと、図3(b)に示すように、間転写押圧部材91と中間転写ベルト44bとが離間する第2のモードとに変化可能である。
図3(a)に示すように、中間転写ベルト44bと接触して、所定の押圧力で押圧するときには、中間転写ベルト44bの張り面が変化し、二次転写ニップ部N近傍のテンションが強くなる。これにより、中間転写ベルト44bの振動やそれによる白抜け現象の発生が抑制される。接触位置に押圧部材91が配置された状態で中間転写ベルト44bの回動が行われると、押圧部材91と中間転写ベルト44bの間に摩擦が発生し、摩耗の要因となることは既に述べた通りである。
図3(b)に示すように、押圧部材91が中間転写ベルト44bとの接触位置から離れた状態にあるときには、両者の間に摩擦が起こらないため、経時的な摩耗は進行しない。一方で、この状態にあるときには押圧部材91によって中間転写ベルト44bにテンションが加えられていないため、白抜け現象を防止する効果が得られない。
そこで、本実施の形態では、押圧部材91と中間転写ベルト44bの接触時間帯を、画像形成時の特定期間に限定するようにしている。これにより、押圧部材91と中間転写ベルト44bとの摩耗を適度に抑え、画像形成時には中間転写ベルト44bの張り面を変化させることで白抜け現象による画像不良の発生の抑制を達成している。
また、押圧部材91を中間転写ベルト44bに接触させる制御は、画像形成中に行うと中間転写ベルト44bにショックを与えてしまうため、画像形成を行っていない時に実施する必要がある。また、感光ドラム51上に形成された各色未定着トナー像を、中間転写ベルト44b上に一次転写する際に押圧部材91が侵入すると、未定着トナー像の重ね合わせが乱れ、画像不良を引き起こしてしまう虞がある。そこで本実施の形態では、中間転写ベルト44bへのショックによる画像不良を防止するため、以下のフローチャートに示したような動作で押圧部材91の制御を行っている。
次に、上述した本実施の形態の画像形成装置1において、押圧機構90の動作について、図4に示すフローチャート及び図5(a)に示すタイムチャートに沿って説明する。
画像形成ジョブの発信前は、押圧部材91は、中間転写ベルト44bから離間している。そして、制御部70は、画像形成ジョブを開始すると、前回転処理として、中間転写ベルト44bの回転を開始する(ステップS1、図5のt0)。この時点では、二次転写ニップ部Nでのシート搬送(通紙)は行われていない。この時、押圧機構90の駆動部93は駆動されず、押圧部材91は、中間転写ベルト44bから離間したままである(図5のt0〜t1)。これにより、前回転時には、押圧部材91及び中間転写ベルト44bが接触しないので、これらの間で摩擦の発生する時間を短縮し、摩擦による中間転写ベルト44bの摩耗を抑制することができる。
そして、制御部70は、前回転処理の後、駆動部93を制御して押圧部材91を中間転写ベルト44bに対して所定の押圧力で押圧する(ステップS2、第1のモード、図5のt1)。その後、制御部70は、第1のモードに切り換わってから所定時間の経過後に一次転写を実行する(ステップS3)。即ち、前回転の後、フルカラーモードでは感光ドラム51y,51m,51c,51kの順、モノクロモードでは51kの未定着トナー像を中間転写ベルト44bへと重ね合わせて一次転写していく。ここで、一次転写が始まる前に、押圧部材91の制御動作を行うようにする。つまり、フルカラーモードでは一次転写ローラ44y、モノクロモードでは一次転写ローラ44kでの一次転写の前に押圧部材91を中間転写ベルト44bに接触させる。これにより、押圧部材91の制御からの影響を受けることなく一次転写を行うことができる。
続いて、制御部70は、二次転写を実行し(ステップS4)、通紙を行う(図5のt1〜t2)。通紙中は、感光ドラム51上に形成された各色トナー像が中間転写ベルト44b上へ一次転写した後、シートS上へ一括して二次転写される。この際に、中間転写ベルト44bの振動などにより中間転写ベルト44bのトナー像担持面とシートS表面との間に空隙が発生すると強抜けの要因となる放電が発生しやすくなる。そのため、この間には押圧部材91が中間転写ベルト44bに接触してテンションを加えることで振動を防止するので、放電の発生が抑制する効果を得ることができる。
制御部70は、画像形成が終了し通紙が完了してから、駆動部93を制御して押圧部材91を中間転写ベルト44bから離間する(ステップS5、第2のモード、図5のt2)。その後、制御部70は後回転処理を実行し(ステップS6、図5のt2〜t3)、後回転後に処理を終了する。これにより、後回転時には、押圧部材91及び中間転写ベルト44bが接触しないので、これらの間で摩擦の発生する時間を短縮し、摩擦による中間転写ベルト44bの摩耗を抑制することができる。
尚、押圧部材91が中間転写ベルト44bに接触した際の駆動ローラ44aの回転速度の時間変化を計測した。その結果を図5(b)に示す。駆動ローラ44aの軸に回転速度計(MUTOH製 ロータリエンコーダUN−2000)を接続し回転速度を検知して得た概形であり、押圧部材91が中間転写ベルト44bと接触することで回転速度が大きく変動していることが確認された。本願発明者が検討を行った結果、この変動が起こっている時間幅は約0.05秒であることが確認された。従って、押圧部材91が中間転写ベルト44bに侵入することによる画像形成への影響を除去するためには、押圧部材91が接触してから所定時間として例えば約0.05秒以上経過した後に一次転写が開始されることが好ましい。即ち、押圧部材91が中間転写ベルト44bへの押圧を開始してから、押圧部材91が中間転写ベルト44bを押圧することにより発生した中間転写ベルト44bの回転速度の変動が収束するまでの時間を、収束時間として予め設定しておく。この場合に、制御部70は、第2のモードから第1のモードに移行する際に、収束時間を空けてから第1のモードを実行する。
時間間隔が0.05秒よりも短い場合には、押圧部材91と中間転写ベルト44bとの接触による影響が緩和されていないため、トナー像の乱れによる画像不良が発生する虞がある。また、二次転写ニップ部Nへ供給されたシートSに中間転写ベルト44b上のトナー像を二次転写する際には、既に押圧部材91が接触した状態で回動動作しているため、このタイミングでのショックの発生は防止されている。
上述したように本実施の形態の画像形成装置1によれば、押圧部材91が中間転写ベルト44bを所定の押圧力で押圧する第1のモードと、押圧部材91が中間転写ベルト44bから離間する第2のモードを実行可能である。このため、制御部70は、画像形成する際には、第1のモードを実行することにより、中間転写ベルト44bの振動による空隙を抑えることで白抜け現象の発生を抑制することができる。また、制御部70は、画像形成することなく中間転写ベルト44bを回転させる際には、第2のモードを実行することにより、所定の押圧力で付勢する場合に比べて中間転写ベルト44bにおける押圧部材91からの摩擦力を小さくすることができる。このように、中間転写ベルト44bと押圧部材91との摩擦の発生する時間を短縮し、摩擦による中間転写ベルト44bの摩耗を抑制することができる。これにより、中間転写ベルト44bの振動による空隙に起因する白抜け現象の発生を抑えながらも、中間転写ベルト44bの経時的な摩耗や破損を抑制することができる。
また、本実施の形態の画像形成装置1によれば、制御部70は、前回転時及び後回転時の両方で第2のモードを実行している。このため、中間転写ベルト44bと押圧部材91との摩擦の発生する時間をより短縮することができる。
上述した実施の形態の画像形成装置1では、制御部70は、第2モードにおいて押圧部材91が中間転写ベルト44bから離間するようにしているが、これには限られない。例えば、制御部70は、第2モードにおいて押圧部材91が中間転写ベルトを所定の押圧力より小さい力で付勢するようにしてもよい。この場合も、押圧部材91が中間転写ベルトを所定の押圧力で押圧する場合にくらべて、摩擦力を低減することができる。
また、上述した実施の形態の画像形成装置1では、制御部70は、前回転時及び後回転時の両方で第2のモードを実行しているが、これには限られない。例えば、図6に示すように、前回転時に第1のモードを実行するようにしてもよい。この場合、前回転時に押圧部材91の制御が行われないため、より容易な制御で中間転写ベルト44bのショックの発生を防止することができる。また、押圧部材91が常に所定の押圧力で当接される場合に比べて、摩擦の発生する時間は短縮されるため、中間転写ベルト44bの摩耗を抑制する効果を得ることができる。
また、上述した実施の形態の画像形成装置1では、押圧部材91は、例えばシート状の弾性板部材からなり、中間転写ベルト44bの内側面を弾性的に押圧可能に設けられている場合について説明したが、これには限られない。例えば、押圧部材91は弾性率の高い材質から成るようにし、中間転写ベルト44bの内側面を非弾性的に押圧可能に設けるようにしてもよい。
1…画像形成装置、44b…中間転写ベルト、45a…二次転写内ローラ(支持ローラ)、51,51c,51k…感光ドラム(像担持体)、51m…感光ドラム(像担持体、第2の像担持体)、51y…感光ドラム(像担持体、第1の像担持体)、70…制御部、85…二次転写ベルト(回転体)、90a…固定端部、90b…自由端部、91…押圧部材、93…駆動部、N…二次転写ニップ部。

Claims (2)

  1. トナー像を担持して移動可能な像担持体と、
    回転可能に設けられ、前記像担持体からトナー像が一次転写される中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトの内面に当接する内ローラと、
    前記内ローラとの間で前記中間転写ベルトを挟持し、前記中間転写ベルトから記録材にトナー像を二次転写するための二次転写ニップ部を形成する外ローラと、
    前記二次転写ニップ部よりも前記中間転写ベルトの回転方向上流側にて前記二次転写ニップ部に隣接して配置され、前記中間転写ベルトの内面を押圧可能な押圧部材と、
    前記押圧部材が前記中間転写ベルトを押圧する第1位置と、前記押圧部材が前記中間転写ベルトから離間する第2位置と、に前記押圧部材を移動可能な移動機構と、
    前記移動機構を駆動する駆動部と、
    画像形成ジョブの開始に伴い、前記中間転写ベルトの駆動を開始する前に前記押圧部材を前記第2位置から前記第1位置へ移動させる一方、画像形成ジョブの終了に伴い、前記中間転写ベルトの停止前に前記押圧部材を前記第1位置から前記第2位置へ移動させるように前記駆動部を制御する制御部と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記押圧部材は、板部材であり、前記中間転写ベルトの回転方向上流側に設けられた固定端部と、前記中間転写ベルトの回転方向下流側に設けられ、前記中間転写ベルトの内面に当接して押圧する自由端部と、を有して、片持ち支持される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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