JP5158533B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5158533B2 JP5158533B2 JP2011182007A JP2011182007A JP5158533B2 JP 5158533 B2 JP5158533 B2 JP 5158533B2 JP 2011182007 A JP2011182007 A JP 2011182007A JP 2011182007 A JP2011182007 A JP 2011182007A JP 5158533 B2 JP5158533 B2 JP 5158533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer belt
- image forming
- transfer
- roller
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Description
この画像形成装置においては、感光体の最下部に転写ベルトを介して一次転写ローラの最上部が当接するように、一次転写ローラを配置するため、一次転写ニップ入口で放電が発生し、感光体上のトナー像が飛散する問題があった。また、所定のニップ幅を形成するために、一次転写ローラを金属ローラよりも高価な発泡スポンジローラなどの柔らかい部材で構成する必要があった。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記複数の画像形成手段を、上記転写ベルトのテンションローラと駆動ローラとの張架領域に並べて配置したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、前記テンションローラは、複数の画像形成手段を並べた方向と同一方向に付勢されて、前記転写ベルトにテンションを付与することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、該駆動ローラと該クリーニング手段との間の該転写ベルトの表面移動領域のうち、該複数の画像形成手段が配置されている領域のベルト表面移動方向に沿う長さを、該複数の画像形成手段が配置されていない領域のベルト表面移動方向に沿う長さよりも長くしたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、上記2次転写手段は、上記転写ベルトの表面と当接し、2次転写ニップ部を形成する2次転写回転体を備えており、上記テンションローラは、該2次転写ニップ部よりも転写ベルト移動方向上流側に配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、上記転写ベルトは、上記駆動ローラ、上記テンションローラ、上記一次転写回転体のみに張架されていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記2次転写回転体を、上記駆動ローラと上記転写ベルトを介して当接させたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の画像形成装置において、上記テンションローラのベルト巻き付き角および上記駆動ローラのベルト巻き付き角を180°としたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8いずれかの画像形成装置において、上記像担持体は、該装置本体に対して着脱自在に構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項9の画像形成装置において、上記像担持体を、上記ベルト表面に対して離間する方向に移動させて、該装置本体の該像担持体が転写ベルト表面から離間する方向の面から像担持体が引き出されることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像形成装置において、上記像担持体を上記転写ベルトの上方に配置し、該像担持体を装置本体の上方の面から引き出すことを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項9乃至11いずれかの画像形成装置において、上記像担持体は、上記L>(A/2)+(B/2)+Cの関係を保ったまま装置本体から引き出されることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項9乃至12いずれかの画像形成装置において、上記少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体と隣りあう像担持体が該装置本体に対して装着されたときに、前記少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体と隣りあう像担持体には常に前記転写ベルトが巻きついた状態であることを特徴とするものである。
まず、本実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、それぞれ「Y」、「M」、「C」、「K」と記す。)の可視像たるトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成剤として、互いに異なる色のYトナー、Mトナー、Cトナー、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、それぞれプリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっており、寿命到達時に交換される。以下、Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例に挙げて説明する。
このプロセスカートリッジ6Yは、像担持体としてのドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、帯電装置4Y、剤供給対象となる現像装置5Y等を備えている。上記帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このY静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。ドラムクリーニング装置2Yのクリーニングブレード2aによって除去されたトナーは、回収オーガ2bにより、不図示の搬送機構でスペース7Yに収納される。
他のプロセスカートリッジ6M,6C,6Kにおいても、同様にして各感光体1M,1C,1K上にそれぞれMトナー像、Cトナー像、Kトナー像が形成されて、転写ベルト8上に中間転写される。
図3は、転写ユニット15の概略構成を示す拡大図である。図3に示すように、転写ベルト8は、主に駆動ローラ19とテンション20とに張架されており、転写ベルト8の駆動ローラ19との巻き付き角および、テンションローラとの巻き付き角がほぼ180°となるようにしている。このような構成をとることで、転写ユニット15を上下方向に短くすることができ、装置を小型化することができる。この転写ベルト8の上方には、感光体1Y、1M、1C、1Kが、ベルト移動方向の上流側から順に並ぶように配設されている。K色の感光体1Kのベルト移動方向下流側には、K色の一次転写ローラ17Kが配置されており、少なくともこのK用の感光体1KとK色の一次転写ローラ17Kとで、K色の画像形成手段が構成される。同様に、感光体1Cの下流には、一次転写ローラ17C、感光体1Mの下流には、一次転写ローラ17M、感光体1Yの下流には、一次転写ローラ17Yが配置されており、それぞれ、画像形成手段を構成している。
駆動ローラ19には、転写ベルト8を介して2次転写ローラ12が当接しており、2次転写ニップ部が形成されている。2次転写ローラ12を駆動ローラ19に当接させてあるのは、以下の理由による。テンションローラ20は、ベルトの張りを調整するために図中左右に動くため、2次転写圧を一定に保つことができない。一方、駆動ローラ19は、図中左右方向に動かないため、常に所定の2次転写圧を保つことができ、2次転写不良を生じるおそれが抑制されるからである。なお、本実施形態の各感光体の直径φは、24[mm]、駆動ローラ19の直径φは、20[mm]、各一次転写ローラの直径φは、8[mm]としている。
駆動ローラ19としては、芯金と肉厚が0.3〜1[mm]程度のポリウレタンゴムの表面層とからなっているものを用いた。また、肉厚が0.05〜0.1[mm]の薄層コーテイングしたものの方が、温度による径変化が小さく、好ましい。
また、テンションローラ20にクリーニングブレード10bを当接させた場合は、テンションローラ20が移動するため、クリーニングブレード10bの接触圧が変動したり、クリーニングブレード10bと転写ベルト8との接触角が変動したりして良好なクリーニング性を確保することが出来ない場合があった。
また、小型化することで、Bk色の1次転写ニップと2次転写ニップとの距離が近くなり、Bk色の1次転写ローラ17kからの転写電流が2次転写ニップにリークしたり、2次転写ローラ12からの転写電流が一次転写ニップにリークしたりしてまうおそれがある。その結果、Bk色の画像が転写ベルト8に良好に転写できなくなったり、転写ベルト上の画像が記録体に良好に転写できなくなったりしてしまう。しかし、1次転写ローラ17kと2次転写ローラ12との間にある対向ローラ10aをアースに落としておけば、1次転写ローラ17kからの転写電流や2次転写ローラ12kからの転写電流は、対向ローラ10aによってアースに落とされる。これにより、1次転写ローラ17kからの転写電流や2次転写ローラ12kからの転写電流がリークすることがなくなり、Bk色の画像や転写ベルト上の画像の転写を良好に行うことができる。
このため、発泡スポンジローラよりも安価な金属ローラを一次転写ローラ17に用いる場合は、一次転写ローラ17を感光体1と当接させないように配置するのが好ましい。具体的に示すと、図4に示すように、一次転写ローラ17の径をA[mm]、感光体1の径をB[mm]、転写ベルトの厚みをC[mm]としたとき、一次転写ローラ17の軸心と感光体1の軸心との距離Lが、以下のような関係を満たすように一次転写ローラを配置する。
L>(A/2)+(B/2)+C・・・・(式1)
L<(A/2)+(B/2)+C+15・・・・(式2)
にすることが好ましい。
(A/2)+(B/2)+C+6≦L≦(A/2)+(B/2)+C+8
・・・(式3)
の範囲にすることがより好ましい。
また、本実施形態は、トナーカートリッジを設けずに、現像装置内のトナーが切れた場合は、プロセスカートリッジごと交換するようにしている。これにより、ユーザーのメンテナンスの負荷を軽減することができる。
以上、本実施形態の画像形成装置によれば、転写ベルト8が停止したときに、駆動ローラ19とクリーニング手段たるクリーニング装置10との間の転写ベルト8の表面移動領域のうち、画像形成手段が配置されている領域Bは、テンションローラ20によって転写ベルト8の張りが調整される。よって、上記画像形成手段が配置されている領域Bの転写ベルト8が必要以上に張ることがなくなり、長期間放置されていても、転写ベルト8に巻き癖が発生するのを抑制することができる。また、一次転写ローラ17の全てを感光体1から離間させる離間手段を設けなくても、転写ベルト8の巻き癖を抑制することができ、離間手段分のコストを削減することができる。
(2)
また、2次転写ローラ12を転写ベルト8に対して所定の圧力で当接させて、二次転写ニップ部を形成している場合、2次転写ローラ12と転写ベルト8との間でも、転写ベルト8が滑らずにロックされてしまう。このため、画像形成手段が配置されている駆動ローラ19とクリーニング装置10との間の領域で、2次転写ニップよりも転写ベルト移動方向下流側にテンションローラ20を配置した場合は、以下のようになる。すなわち、画像形成手段が配置されている駆動ローラ19とクリーニング装置10との間の領域で2次転写ニップよりも下流側の領域のベルトの張りは、テンションローラ20によって調整される。しかし、画像形成手段が配置されている駆動ローラ19とクリーニング装置10との間の領域で2次転写ニップよりも上流側の領域は、ベルトの張りが調整されず、テンションローラによって調整された張り以上に張ってしまうおそれがある。その結果、長期間ベルトが停止状態の場合は、転写ベルトに巻き癖が発生してしまう可能性が高くなる。しかし、本実施形態においては、、画像形成手段が配置されている駆動ローラ19とクリーニング装置10との間の領域で2次転写ニップよりも上流側の領域にテンションローラ20を配置する。これにより、感光体1と転写ベルト8とが巻きついた領域のベルトの張りがテンションローラ20により調整される。これにより、画像形成手段が配置されている駆動ローラ19とクリーニング手段との間の領域で、2次転写ニップよりも転写ベルト移動方向上流側がテンションローラによって調整された張り以上に張ることがない。その結果、長期間装置が放置されても、転写ベルトに巻き癖が発生するのを抑制することができる。
(3)
また、転写ベルト8を少なくとも1つの感光体を残して他の感光体から離間させる離間手段210を設けている。これにより、単色画像を形成するときに、離間手段210で転写ベルト8を少なくとも1つの感光体を残して他の感光体から離間させることで、転写ベルト上のトナー像が他の感光体と擦れてトナー像が乱れてしまうのを抑制することができる。また、使用しない感光体を離間させることで、使用しない感光体と転写ベルト8が接触することがなくなり、使用しない感光体の摩耗の進行を遅らすことができる。その結果、感光体の寿命を延ばすことができる。
また、転写ベルト8が停止したきに、離間手段210で転写ベルト8を少なくとも1つの感光体を残して他の感光体から離間させることで、停止時に感光体と巻き付く部分を一箇所のみとすることができる。その結果、長期間装置が放置され、長期間転写ベルトの移動が停止された状態になったとしても、巻き癖が発生する可能性が一箇所のみとなり、巻き癖が発生するリスクを低減することができる。
(4)
また、従来の一次転写ローラ8の最頂部と感光体の最下部とをベルトを介して当接させた画像形成装置の場合は、一次転写ローラ17を発泡スポンジローラなどの柔らかい部材とし、一次転写ローラ17を変形させることで、一次転写ニップ幅を所定の幅にしていた。しかし、本実施形態においては、少なくとも一次転写ローラ17のひとつを感光体からベルト移動方向下流側に配置し、1次転写ローラよりもベルト移動方向上流側の転写ベルト8を感光体1に巻きつかせることで、一次転写ニップ幅を所定のニップ幅にしている。このように転写ベルト8を感光体に巻きつかせることで、転写ニップ幅を形成するため、一次転写ローラ17が剛体であっても、所定のニップ幅を形成することができる。よって、本実施形態においては、従来の一次転写ローラ17を発泡スポンジローラに比べて安価な金属ローラを用いることができる。そして、一次転写ローラ17として、金属ローラを用いることで、装置を安価に構成することができる。
(5)
また、感光体1の直径をA、上記一次転写ローラ17の直径をB、上記転写ベルト8の厚みをCとしたとき、感光体1の軸方向に対して直交する仮想平面上において、感光体軸中心から一次転写ローラの軸中心までの距離Lを、L>(A/2)+(B/2)+Cとなるように設定している。これにより、一次転写ローラ17と感光体1とが転写ベルト8を介して当接しなくなる。よって、一次転写ローラ17を金属ローラなどの剛体としても、感光体1の劣化が進行が早まることがない。
(6)
また、本実施形態によれば、転写ベルト8は、駆動ローラ19、テンションローラ20、各一次転写ローラ17K〜Yのみに張架されるようにして、必要最低限の部材のみでベルトを張架する。これにより、装置を安価に構成することができる。
(7)
また、駆動ローラ19およびテンションローラ20の転写ベルト8の巻き付き角が180°となるようにすることで、転写ユニット15の上下方向の長さを短くでき、画像形成装置を小型化することができる。
(8)
また、転写ベルト8を、駆動ローラ19、テンションローラ20、各一次転写ローラ17K〜Yのみに張架されるように構成した場合、2次転写ローラ12は、転写ベルト8を介して駆動ローラ19に当接させるか、テンションローラ20に当接させるかになる。転写ベルト8を介してテンションローラ20に2次転写ローラ12を当接させた場合は、テンションローラ20は、ベルトの張りなどのよって位置が変動するため、所定の転写圧が得られず、転写不良を生じるおそれがある。しかし、本実施形態にによれば、位置変動のない駆動ローラ19に転写ベルト8を介して2次転写ローラ12を当接させるので、転写圧が変動することがなく、記録媒体に良好に画像を転写することができる。
(9)
また、本実施形態においては、感光体1を画像形成装置に対して着脱自在に構成することで、感光体1の交換を行うことができる。
(10)
また、転写ベルト表面に対して直交する装置本体の面から、感光体を取り出すように構成した場合は、感光体1は転写ベルト8に巻きついているので、転写ベルト表面から一旦、離間させる方向に移動させた後、転写ベルト表面に対して水平に移動させて、装置本体から感光体を引き出す必要がある。また、感光体の装着時においても、転写ベルト表面に対して水平に移動させた後、転写ベルト表面に当接させる方向に感光体を移動させて感光体1と転写ベルト8とを巻きつかせて装置本体に感光体1が装着される。このように、転写ベルト表面に対して直交する装置本体の面から、感光体1を取り出すように構成した場合は、2方向に感光体を移動させなければ、感光体の着脱がなされない。一方、本実施形態の場合は、感光体が転写ベルト表面から離間する方向の装置本体の面(装置本体の転写ベルト表面に対して水平の面)から感光体が引き出される。これにより、感光体を転写ベルト表面から離間する方向にのみ移動させれば、感光体を装置本体から取り出すことができる。また、感光体を転写ベルト表面に当接する方向にのみ移動させれば、感光体に転写ベルトが巻き付き、感光体を装置本体に装着することができる。このように、感光体が転写ベルト表面から離間する方向の装置本体の面から感光体の着脱ができるように構成すれば、感光体を1方向のみ移動させれば、感光体の着脱を行うことができる。よって、転写ベルト表面に対して直交する装置本体の面から感光体の着脱を行うものに比べて、容易に感光体の着脱を行うことができる。また、転写ベルト表面に対して直交する装置本体の面から感光体の着脱を行うものに比べて、装置への着脱の機構を容易にすることができる。
(11)
また、本実施形態においては、感光体を転写ベルトの上方に配置し、装置上方から感光体が引き出されるように構成している。これにより、感光体を装置に装着させるとき、感光体の自重で装着させることができ、感光体の装着を容易に行うことができる。
6Y、6M、6C、6K プロセスカートリッジ
8 転写ベルト
10 ベルトクリーニング装置
12 2次転写ローラ
17Y、17M、17C、17K 一次転写ローラ
19 駆動ローラ
20 テンションローラ
210 離間手段
Claims (13)
- 少なくともテンションローラと駆動ローラとに張架されて無端移動する転写ベルトと、
該転写ベルトの表面と接触し画像を担持する像担持体と、該転写ベルトの裏面に当接し、転写バイアスが印加されて該像担持体上の画像を該転写ベルト上に転写する1次転写回転体とを備えた複数の画像形成手段と、
該転写ベルト上の画像を記録媒体上に転写する2次転写手段と、
該テンションローラよりも転写ベルト表面移動方向上流側、かつ、該駆動ローラよりも該転写ベルト表面移動方向下流側の位置で該転写ベルトの裏面に当接する対向部材と、該対向部材に対向して該転写ベルトの表面に当接し、二次転写後の該転写ベルト表面の残存画像をクリーニングするクリーニングブレードとを備えたベルトクリーニング手段とを備え、
複数の画像形成手段のうち、少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体を、転写ベルト表面移動方向上流側において該1次転写回転体と隣り合う該像担持体に転写ベルトが巻きつくように配置し、かつ、該1次転写回転体と隣り合う該像担持体が上記転写ベルトに巻きつく位置よりも転写ベルト移動方向下流側の位置で該1次転写回転体を上記転写ベルトに押圧させた画像形成装置において、
上記像担持体の直径をA、上記1次転写回転体の直径をB、上記転写ベルトの厚みをCとしたとき、該1次転写回転体の軸方向に対して直交する仮想平面上において、該像担持体回転中心から該1次転写回転体の回転中心までの距離Lが、
L>(A/2)+(B/2)+C
であり、
上記一次転写回転体が、金属ローラであり、
前記転写ベルト停止時も、上記少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体の上記転写ベルトへの押圧が維持され、該1次転写回転体に隣り合う該像担持体に転写ベルトが巻きついた状態であって、
該駆動ローラよりも該転写ベルト表面移動方向上流側であって、該ベルトクリーニング手段よりも該転写ベルト表面移動方向下流側の該転写ベルトの表面移動領域に、該複数の画像形成手段と該テンションローラとを配置したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記複数の画像形成手段を、上記転写ベルトのテンションローラと駆動ローラとの張架領域に並べて配置したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
前記テンションローラは、複数の画像形成手段を並べた方向と同一方向に付勢されて、前記転写ベルトにテンションを付与することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
該駆動ローラと該クリーニング手段との間の該転写ベルトの表面移動領域のうち、該複数の画像形成手段が配置されている領域のベルト表面移動方向に沿う長さを、該複数の画像形成手段が配置されていない領域のベルト表面移動方向に沿う長さよりも長くしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、
上記2次転写手段は、上記転写ベルトの表面と当接し、2次転写ニップ部を形成する2次転写回転体を備えており、上記テンションローラは、該2次転写ニップ部よりも転写ベルト移動方向上流側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、
上記転写ベルトは、上記駆動ローラ、上記テンションローラ、上記一次転写回転体のみに張架されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6の画像形成装置において、
上記2次転写回転体を、上記駆動ローラと上記転写ベルトを介して当接させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項6または7の画像形成装置において、
上記テンションローラのベルト巻き付き角および上記駆動ローラのベルト巻き付き角を180°としたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8いずれかの画像形成装置において、
上記像担持体は、該装置本体に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9の画像形成装置において、
上記像担持体を、上記ベルト表面に対して離間する方向に移動させて、該装置本体の該像担持体が転写ベルト表面から離間する方向の面から像担持体が引き出されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項10の画像形成装置において、
上記像担持体を上記転写ベルトの上方に配置し、該像担持体を装置本体の上方の面から引き出すことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9乃至11いずれかの画像形成装置において、
上記像担持体は、上記L>(A/2)+(B/2)+Cの関係を保ったまま装置本体から引き出されることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9乃至12いずれかの画像形成装置において、
上記少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体と隣りあう像担持体が該装置本体に対して装着されたときに、前記少なくともひとつの画像形成手段の1次転写回転体と隣りあう像担持体には常に前記転写ベルトが巻きついた状態であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011182007A JP5158533B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011182007A JP5158533B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 画像形成装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005222779A Division JP4834344B2 (ja) | 2005-08-01 | 2005-08-01 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011232784A JP2011232784A (ja) | 2011-11-17 |
JP5158533B2 true JP5158533B2 (ja) | 2013-03-06 |
Family
ID=45322064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011182007A Expired - Fee Related JP5158533B2 (ja) | 2011-08-23 | 2011-08-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5158533B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016173503A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP7341657B2 (ja) | 2018-12-14 | 2023-09-11 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH085477Y2 (ja) * | 1990-11-16 | 1996-02-14 | 株式会社テック | 画像形成装置 |
EP1351100B1 (en) * | 2001-01-12 | 2012-07-25 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color image forming device |
JP2003295636A (ja) * | 2002-04-01 | 2003-10-15 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JP2005128078A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Sharp Corp | 転写装置 |
JP4834344B2 (ja) * | 2005-08-01 | 2011-12-14 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
2011
- 2011-08-23 JP JP2011182007A patent/JP5158533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011232784A (ja) | 2011-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4834344B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9213306B2 (en) | Cartridge and image forming apparatus | |
JP4863719B2 (ja) | 転写装置、画像形成装置 | |
US9804535B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4860300B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5495099B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5031920B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6963724B2 (ja) | ベルト装置、及び、画像形成装置 | |
JP2006243514A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP4850335B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9217960B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5158533B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6812117B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5016146B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20090214273A1 (en) | Image Forming Apparatus | |
JP2006251531A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4927431B2 (ja) | 転写装置及び画像形成装置 | |
JP6836182B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006235395A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015138143A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7011777B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4759398B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5054223B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010072250A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6826776B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110922 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110922 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120305 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120907 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120918 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121116 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121129 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5158533 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |