JP6811700B2 - 磁界調整カレントトランス - Google Patents
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Description
以下、本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。説明の便宜上、まず、カレントトランスの構成および磁気飽和について説明する。
図1は、本実施の形態に関するカレントトランスを実現するための構成を例示する概略図である。図1に例示されるように、カレントトランスは、軟磁性体からなるコア部12と、コア部12に少なくとも部分的に巻き付けられる二次側配線18と、二次側配線18の両端における出力端子20と、2つの出力端子20間に跨って接続されるシャント抵抗22と、磁石14と、コア部12と同じ材質からなる切片16とを備える。
本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
図5は、本実施の形態に関するカレントトランスを実現するための構成を例示する概略図である。図5に例示されるように、カレントトランスは、コア部12Aと、コア部12Aに少なくとも部分的に巻き付けられる二次側配線18と、二次側配線18の両端における出力端子20と、2つの出力端子20間に跨って接続されるシャント抵抗22と、磁石14Aと、コア部12Aと同じ材質からなる切片16Aとを備える。
本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
図9は、本実施の形態に関するカレントトランスを実現するための構成を例示する概略図である。図9に例示されるように、カレントトランスは、コア部12Cと、コア部12Cに少なくとも部分的に巻き付けられる二次側配線18と、二次側配線18の両端における出力端子20と、2つの出力端子20間に跨って接続されるシャント抵抗22と、磁石14Cと、コア部12Cと同じ材質からなる切片16Cとを備える。
本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
図10は、本実施の形態に関するカレントトランスを実現するための構成を例示する概略図である。図10に例示されるように、カレントトランスは、コア部12Dと、コア部12Dに少なくとも部分的に巻き付けられる二次側配線18と、二次側配線18の両端における出力端子20と、2つの出力端子20間に跨って接続されるシャント抵抗22と、磁石14Dと、コア部12Dと同じ材質からなる切片16Dとを備える。
本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
図11は、本実施の形態に関するカレントトランスを実現するための構成を例示する概略図である。図11に例示されるように、カレントトランスは、複数のザグリ部124Eを有するコア部12Eと、コア部12Eに少なくとも部分的に巻き付けられる二次側配線18と、二次側配線18の両端における出力端子20と、2つの出力端子20間に跨って接続されるシャント抵抗22と、磁石14と、複数の磁石14Aと、コア部12Eと同じ材質からなる切片16と、コア部12Eと同じ材質からなる複数の切片16Aとを備える。
本実施の形態に関するカレントトランスについて説明する。以下の説明においては、以上に記載された実施の形態で説明された構成要素と同様の構成要素については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略するものとする。
第2の実施の形態において、ザグリ部124に嵌めこまれた磁石14Aが、ザグリ部124内で自由に回転することができるようにする。同様に、第4の実施の形態において、ザグリ部124Dに嵌めこまれた磁石14Dが、ザグリ部124D内で自由に回転することができるようにする。同様に、第5の実施の形態において、ザグリ部124Eに嵌めこまれた磁石14Aが、ザグリ部124E内で自由に回転することができるようにする。この場合、磁石14Aの回転軸は特に限定されないが、たとえば、図6および図11において、紙面に垂直な回転軸のように、コア部の延びる方向に交差する方向の回転軸を想定することができる。
次に、以上に記載された実施の形態によって生じる効果を例示する。なお、以下の説明においては、以上に記載された実施の形態に例示された具体的な構成に基づいて当該効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本願明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。
以上に記載された実施の形態では、それぞれの構成要素の材質、材料、寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本願明細書に記載されたものに限られることはないものとする。
Claims (8)
- 一次側配線の周方向の少なくとも一部に沿って前記一次側配線を囲んで配置される、軟磁性体の材料からなるコア部と、
前記コア部の少なくとも一部に巻き付けられる二次側配線と、
前記二次側配線の両端に跨って接続されるシャント抵抗と、
前記コア部に取り付け可能であり、かつ、前記コア部の内部に磁界を生じさせる少なくとも1つの磁石と、
前記コア部に取り付け可能であり、かつ、前記コア部と同一の材料からなる切片とを備え、
前記コア部は、
前記軟磁性体の材料が設けられていない部分である欠損部と、
前記欠損部でない部分である残部とを備え、
前記切片および前記磁石は、前記欠損部の形状に対応する形状を有し、
前記欠損部には、前記切片および前記磁石が交換可能に嵌め込まれる、
磁界調整カレントトランス。 - 前記カレントトランスは、磁力の異なる複数の前記磁石を備え、
前記切片および複数の前記磁石のうちの少なくとも1つが、前記欠損部に交換可能に嵌め込まれる、
請求項1に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記欠損部は、前記コア部を前記一次側配線の周方向において分断する間隙部であり、
前記間隙部には、前記切片および前記磁石が交換可能に嵌め込まれる、
請求項1または請求項2に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記残部の、前記間隙部に対向する端部には、凹部が形成され、
前記切片および前記磁石は、前記凹部に対応する凸部をそれぞれ有する、
請求項3に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記欠損部は、前記コア部に形成された凹形状のザグリ部であり、
前記ザグリ部には、前記切片および前記磁石が交換可能に嵌め込まれる、
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記ザグリ部の内周面には、ネジ溝が形成され、
前記切片および前記磁石は、前記ネジ溝に対応するネジ山をそれぞれ有する、
請求項5に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記磁石は、前記ザグリ部内において回転可能である、
請求項5または請求項6に記載の磁界調整カレントトランス。 - 前記磁石は、前記ザグリ部内において、前記コア部の延びる方向と交差する方向を回転軸として回転可能である、
請求項5または請求項6に記載の磁界調整カレントトランス。
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