JP2013050330A - 磁気センサおよびそれを用いた電流センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 精度が高い磁気センサおよびそれを用いた電流センサを提供する。
【解決手段】 一対の環状磁路10,20と、第1および第2の接続磁路31,32と、第1乃至第3のコイル41〜43とを備え、一対の環状磁路10,20は、互いに間隔を開けて対向するように配置され、周回方向の一部分である第1部分11,21および第2部分12,22を有しており、第1の接続磁路31は、一対の環状磁路10,20の第1部分11,21を接続し、第2の接続磁路32は、一対の環状磁路10,20の第2部分12,22を接続し、第1のコイル41は、第1の接続磁路31を囲むように巻かれており、第2のコイル42は、環状磁路10,20の間に配置されており、第3のコイル43は、一対の環状磁路10,20の少なくとも一部を纏めて囲むように巻かれている磁気センサとする。
【選択図】 図1
【解決手段】 一対の環状磁路10,20と、第1および第2の接続磁路31,32と、第1乃至第3のコイル41〜43とを備え、一対の環状磁路10,20は、互いに間隔を開けて対向するように配置され、周回方向の一部分である第1部分11,21および第2部分12,22を有しており、第1の接続磁路31は、一対の環状磁路10,20の第1部分11,21を接続し、第2の接続磁路32は、一対の環状磁路10,20の第2部分12,22を接続し、第1のコイル41は、第1の接続磁路31を囲むように巻かれており、第2のコイル42は、環状磁路10,20の間に配置されており、第3のコイル43は、一対の環状磁路10,20の少なくとも一部を纏めて囲むように巻かれている磁気センサとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、磁気センサおよびそれを用いた電流センサに関するものである。
2つの離隔した環状磁路およびそれらを接続する2つの接続磁路からなる磁気回路と、接続磁路に巻回された励磁コイルと、2つの環状磁路を一体的に取り巻くように巻き付けられた検出用コイルとを備えた電流センサが提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
しかしながら、特許文献1にて提案された電流センサにおいては、温度変化や測定電流の変化によって、センサの精度が低くなるという問題があった。
本発明はこのような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、精度が高い磁気センサおよびそれを用いた電流センサを提供することにある。
本発明の第1の磁気センサは、一対の環状磁路と、第1および第2の接続磁路と、第1乃至第3のコイルとを備え、前記一対の環状磁路は、所定の間隔を開けて互いに対向するように配置されており、前記一対の環状磁路のそれぞれは、周回方向の一部分である第1部分および第2部分を有しており、前記一対の環状磁路における前記第1部分同士および前記第2部分同士は互いに対向しており、前記第1の接続磁路は、前記一対の環状磁路の前記第1部分同士を接続しており、前記第2の接続磁路は、前記一対の環状磁路の前記第2部分同士を接続しており、
前記第1のコイルは、前記第1の接続磁路を囲むように巻かれており、前記第2のコイルは、前記一対の環状磁路の間に配置されており、前記第3のコイルは、前記一対の環状磁路の少なくとも一部を纏めて囲むように巻かれていることを特徴とするものである。
前記第1のコイルは、前記第1の接続磁路を囲むように巻かれており、前記第2のコイルは、前記一対の環状磁路の間に配置されており、前記第3のコイルは、前記一対の環状磁路の少なくとも一部を纏めて囲むように巻かれていることを特徴とするものである。
本発明の第2の磁気センサは、前記第1の磁気センサにおいて、前記第2のコイルが、前記第1部分と前記第2部分との中央に対して前記第1部分に近い部分と前記第2部分に近い部分とで互いに逆向きに巻かれていることを特徴とするものである。
本発明の電流センサは、前記第1または第2の磁気センサを備え、前記一対の環状磁路の内側を通過するように、測定対象の電流を流すための導電路が配置されることを特徴とするものである。
本発明の磁気センサによれば、精度が高い磁気センサを得ることができる。
本発明の電流センサによれば、精度が高い電流センサを得ることができる。
本発明の電流センサによれば、精度が高い電流センサを得ることができる。
以下、本発明の磁気センサおよびそれを用いた電流センサを添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
(実施の形態の第1の例)
図1は、本発明の実施の形態の第1の例の電流センサを模式的に示す斜視図である。なお、図1においては、構造をわかりやすくするために、環状磁路10と環状磁路20との間隔を極端に広げた状態を示している。
図1は、本発明の実施の形態の第1の例の電流センサを模式的に示す斜視図である。なお、図1においては、構造をわかりやすくするために、環状磁路10と環状磁路20との間隔を極端に広げた状態を示している。
本例の電流センサは、図1に示すように、一対の環状磁路10,20と、第1の接続磁路31と、第2の接続磁路32と、第1のコイル41と、第2のコイル42と、第3のコイル43とを備えている。また、一対の環状磁路10,20の内側を通過するように、測定対象の電流を流すための導電路51が配置されている。なお、本例の電流センサは、導電路51が配置されない場合には、一対の環状磁路10,20の周回方向(図のθ方向)の磁界を検出する磁気センサとして機能する。
一対の環状磁路10,20は、円環状(リング状)の同じ形状を有しているとともに、所定の間隔を開けて互いに対向するように配置されている。また、一対の環状磁路10,20のそれぞれは、周回方向の一部分である第1部分11,21と、第1部分11,21によって区切られた磁路を2等分する部分である第2部分12,22とを有している。すなわち、環状磁路10は、周回方向の一部分である第1部分11と、第1部分11によって区切られた磁路を2等分する部分である第2部分12とを有しており、環状磁路20は、周回方向の一部分である第1部分21と、第1部分21によって区切られた磁路を2等分する部分である第2部分22とを有している。環状磁路10は、第1部分11および第2部分12によって2等分されており、環状磁路20は、第1部分21および第2部分22によって2等分されている。
また、一対の環状磁路10,20における第1部分11,21同士および第2部分12,22同士は互いに対向している。すなわち、環状磁路10の第1部分11と環状磁路20の第1部分21とが対向しており、環状磁路10の第2部分12と環状磁路20の第2部分22とが対向している。
第1の接続磁路31は、一対の環状磁路10,20の第1部分11,21同士を接続しており、第2の接続磁路32は、一対の環状磁路10,20の第2部分12,22同士を接続している。すなわち、第1の接続磁路31は、環状磁路10の第1部分11と環状磁路20の第1部分21とを接続しており、第2の接続磁路32は、環状磁路10の第2部分12と環状磁路20の第2部分22とを接続している。
第1のコイル41は、第1の接続磁路31を囲むように巻かれており、第1の接続磁路31の全体に渡って巻き付けられている。第2のコイル42は、環状磁路10および環状磁路20の間に配置されている。より詳細には、第2のコイル42は、環状磁路20における環状磁路10側の面に配置されている。なお、第2のコイル42は、第2のコイル42に電流を流したときに第2のコイル42内に発生する磁界が、環状磁路10および環状磁路20の一方から他方へ向かう向きの成分を有するように巻かれている。第3のコイル43は、一対の環状磁路10,20の一部を纏めて囲むように巻かれている。なお、図1においては、構造をわかりやすくするために、環状磁路10,20のごく一部に第3のコイル43が巻き付けられた例を示したが、センサの感度を高めるには、環状磁路10,20の全体に渡って第3のコイル43を巻き付けるのが望ましい。また、第1のコイル41
の両端には、端子41a,41bが設けられており、第2のコイル42の両端には、端子42a,42bが設けられており、第3のコイル43の両端には、端子43a,43bが設けられている。
の両端には、端子41a,41bが設けられており、第2のコイル42の両端には、端子42a,42bが設けられており、第3のコイル43の両端には、端子43a,43bが設けられている。
このような構成を備える本例の電流センサにおいて、第1のコイル41には交流が流される。例えば、ある瞬間に、端子41bから入って端子41aから出る向きに電流が流れると、第1のコイル41において、図のz方向に向かう磁界が発生し、これによって、第1の接続磁路31において、図のz方向に向かう磁束が発生する。この磁束は、環状磁路10の第1部分11において、図のθ方向と−θ方向とに分離し、環状磁路10の第2部分12において合流した後に、第2の接続磁路32を図の−z方向に進む。そして、環状磁路20の第2部分22において、図のθ方向と−θ方向とに再び分離し、環状磁路20の第1部分21において、再び合流した後に、第1の接続磁路31を図のz方向に向かう。このようにして、一対の環状磁路10,20ならびに第1および第2の接続磁路31,32によって構成された磁路を磁束が流れる。
導電路51に電流が流れていないとき、環状磁路10には第3のコイル43の内部を図の−θ方向に向かう磁束が存在し、環状磁路20には第3のコイル43の内部を図のθ方向に向かう磁束が存在する。この逆向きの2つの磁束は等しいため、互いに打ち消し合って第3のコイル43を貫く磁束は0となる。第1のコイル41に流れる電流の向きが逆になると、各磁路中の磁束の向きも逆になるが、同様に、第3のコイル43を貫く磁束は0となる。よって、第1のコイル41に交流を流しても、第3のコイル43の両端の端子43a,43b間に誘導起電力は生じない。
導電路51に図のz方向に向かう電流iが流れると、導電路51の周囲に図のθ方向の磁界が発生し、これによって、環状磁路10,20の両方において、図のθ方向に向かう磁束が発生する。これに対して、前述したように、第1のコイル41を流れる交流によって生じる磁束は、環状磁路10と環状磁路20とで逆向きになる。このため、環状磁路10,20の一方では、第1のコイル41を流れる交流による磁束の向きと導電路51を流れる電流による磁束の向きとが一致して磁束が増加し、環状磁路10,20の他方では、第1のコイル41を流れる交流による磁束の向きと導電路51を流れる電流による磁束の向きとが逆になって磁束が減少する。
このとき、外部磁界の変化にともなう磁性体の透磁率の変化が線形でないことにより、第1のコイル41に流れる交流によって発生する環状磁路10,20の磁束が、導電路51を流れる電流iによって生じる磁界によって増加する量と減少する量とが等しくならない。これにより、導電路51を流れる電流iの大きさに応じた誘導起電力が第3のコイル43に発生する。よって、第3のコイル43の両端に設けられた端子43a,43b間の電圧を測定することにより、導電路51を流れる電流iの大きさを求めることができる。このようにして、電流センサとして機能する。
第3のコイル43の端子43a,43b間に生じる電圧は、第1のコイル41を流れる交流によって環状磁路10,20に生じる磁束の変化によっても変化してしまう。このため、導電路51を流れる電流iの大きさを求めるためには、第1のコイル41を流れる交流によって環状磁路10,20に生じる磁束を一定に保つ必要がある。ところが、温度変化等によって環状磁路10,20の透磁率が変化し、これによって、第1のコイル41を流れる交流の大きさが一定であっても、第1のコイル41を流れる交流によって環状磁路10,20に生じる磁束が変化するという問題が生じる。従来の電流センサは、環状磁路10,20における磁束の変化を検出できないため、第1のコイル41を流れる交流によって環状磁路10,20に生じる磁束を一定に保つことができなかった。このため、導電路51を流れる電流を正確に求められないという問題があった。
本例の電流センサによれば、環状磁路10および環状磁路20の間に配置された第2のコイル42を有することから、第2のコイル42に生じる誘導起電力を測定することにより、環状磁路10,20における磁束の変化を検出することができる。この理由を以下に説明する。
本例の電流センサにおいては、前述した、第1の接続磁路31,環状磁路10,第2の接続磁路32,環状磁路20を順次通過する磁束の流れの他に、環状磁路10,20の間に存在する空間を通過して環状磁路10,20の一方から他方へ直接向かう漏れ磁束が存在する。例えば、前述したように、第1の接続磁路31→環状磁路10の第1部分11→環状磁路10の第2部分12→第2の接続磁路32→環状磁路20の第2部分22→環状磁路20の第1部分11→第1の接続磁路31の順に流れる磁束がある場合、環状磁路10における、第1部分11と第2部分12との中央よりも第1部分11側では、環状磁路10から環状磁路20へ直接向かう漏れ磁束が存在する。また、環状磁路20の第1部分21と第2部分22との中央よりも第2部分22側では、環状磁路20から環状磁路10へ直接向かう漏れ磁束が存在する。そして、これらの漏れ磁束の大きさは、環状磁路10,20を流れる磁束の大きさに比例する。
本例の電流センサは、環状磁路10および環状磁路20の間に配置された第2のコイル42を有することから、第2のコイル42に生じる誘導起電力を測定することにより、環状磁路10,20の一方から他方へ直接向かう漏れ磁束の大きさの変化を検出することができ、それによって、環状磁路10,20における磁束の変化を検出することができる。よって、環状磁路10,20に生じる磁束の変化を検出して補正することにより、第1のコイル41を流れる交流によって環状磁路10,20に生じる磁束を一定に保つことが可能になるので、精度の高い電流センサを得ることができる。
本例の電流センサにおいて、環状磁路10,20および第1,第2の接続磁路31,32は、例えば、鉄,ニッケル,コバルト等の強磁性体を使用して形成することができる。また、特許文献1に記載されたように、内部に磁性流体が封入された構造体を使用しても構わない。この場合には、磁性流体が存在する部分が環状磁路10,20および第1,第2の接続磁路31,32として機能する。さらに、固体状の超常磁性体を用いて環状磁路10,20および第1,第2の接続磁路31,32を構成しても構わない。
(実施の形態の第2の例)
図2は、本発明の実施の形態の第2の例の電流センサを模式的に示す平面図である。なお、図2は、図1における+z方向からみた平面図であり、環状磁路10,第1の接続磁路31,第2の接続磁路32,第1のコイル41および第3のコイル43の図示を省略している。また、本例においては、上述した実施の形態の例と異なる部分について説明し、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図2は、本発明の実施の形態の第2の例の電流センサを模式的に示す平面図である。なお、図2は、図1における+z方向からみた平面図であり、環状磁路10,第1の接続磁路31,第2の接続磁路32,第1のコイル41および第3のコイル43の図示を省略している。また、本例においては、上述した実施の形態の例と異なる部分について説明し、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本例の電流センサは、図2に示すように、第2のコイル42が、42c,42d,42e,42fの4つの部分から構成されている。そして、第1部分21と第2部分22との中央に対して、第1部分11,21に近い部分である42c,42dと、第2部分12,22に近い部分である42e,42fとで、互いに逆向きに巻かれている。なお、「互いに逆向きに巻かれている」とは、第2のコイル42に電流を流したときにコイル内に発生する磁界が、互いにほぼ逆向きなるように巻かれていることを意味する。すなわち、同じ側から見たときに、一方が時計回りに巻かれている場合には、他方は反時計回りに巻かれていることである。
前述したように、環状磁路10,20の間の漏れ磁束の向きは、第1部分11,21と
第2部分12,22との中央に対して、第1部分11,21に近い部分と、第2部分12,22に近い部分とで、互いに逆向きになる。本例の電流センサは、第2のコイル42が、第1部分11,21に近い部分である42c,42dと、第2部分12,22に近い部分である42e,42fとで、互いに逆向きに巻かれていることから、各部の漏れ磁束の変化を同じ向きの起電力に変えることができる。よって、環状磁路10,20に生じる磁束の変化を精度良く検出できるので、高精度の電流センサを得ることができる。
第2部分12,22との中央に対して、第1部分11,21に近い部分と、第2部分12,22に近い部分とで、互いに逆向きになる。本例の電流センサは、第2のコイル42が、第1部分11,21に近い部分である42c,42dと、第2部分12,22に近い部分である42e,42fとで、互いに逆向きに巻かれていることから、各部の漏れ磁束の変化を同じ向きの起電力に変えることができる。よって、環状磁路10,20に生じる磁束の変化を精度良く検出できるので、高精度の電流センサを得ることができる。
(変形例)
本発明は上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良が可能である。
本発明は上述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良が可能である。
例えば、上述した実施の形態の例においては、1つの第1の接続磁路31のみに第1のコイル41が巻き付けられた例を示したが、これに限定されるものではない。第1の接続磁路31および第2の接続磁路32の両方に第1のコイル41を巻き付けるようにしても構わない。この場合には、第1の接続磁路31に発生させる磁束の向きと第2の接続磁路32に発生させる磁束の向きとが、互いに逆向きになるようにする必要がある。
また、上述した実施の形態の例においては、1つの第1の接続磁路31および1つの第2の接続磁路32を備える例を示したが、これに限定されるものではなく、さらに多くの接続磁路を備えるようにしても構わない。例えば、環状磁路10,20をそれぞれ2分割するように、第1の接続磁路31が2つ配置され、それぞれの磁路を2等分するように2つの第2の接続磁路32が配置されるようにしてもよい。また、環状磁路10,20をそれぞれ3分割するように、第1の接続磁路31が3つ配置され、それぞれの磁路を2等分するように3つの第2の接続磁路32が配置されるようにしても構わない。
さらに、上述した実施の形態の例においては、1つの第2のコイル42を有する例を示したが、これに限定されるものではなく、複数の第2のコイル42を有するようにしても構わない。
またさらに、上述した実施の形態の例においては、第2のコイル42が環状磁路20の主面に配置された例を示したが、これに限定されるものではなく、第2のコイル42は、環状磁路10,20の間に配置されていれば良い。例えば、環状磁路10の環状磁路20側の面に配置されていてもよく、また、環状磁路10,20と間隔を開けて配置されていても構わない。
さらにまた、上述した実施の形態の例においては、環状磁路10,20が真円の環状である例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、6角形や8角形等の多角形の環状であってもよいし、楕円の環状であっても構わない。
またさらに、上述した実施の形態の例においては、環状磁路10,20の内側を通過するように、測定対象の電流を流すための導電路51が配置されて、電流センサとして用いられる例を示したが、これに限定されるものではない。環状磁路10,20の周回方向(図のθ方向)の磁界を検出する磁気センサとして用いても構わない。
10,20:環状磁路
11,12:第1部分
12,22:第2部分
31:第1の接続磁路
32:第2の接続磁路
41:第1のコイル
42:第2のコイル
43:第3のコイル
51:導電路
11,12:第1部分
12,22:第2部分
31:第1の接続磁路
32:第2の接続磁路
41:第1のコイル
42:第2のコイル
43:第3のコイル
51:導電路
Claims (3)
- 一対の環状磁路と、第1および第2の接続磁路と、第1乃至第3のコイルとを備え、
前記一対の環状磁路は、所定の間隔を開けて互いに対向するように配置されており、
前記一対の環状磁路のそれぞれは、周回方向の一部分である第1部分および第2部分を有しており、
前記一対の環状磁路における前記第1部分同士および前記第2部分同士は互いに対向しており、
前記第1の接続磁路は、前記一対の環状磁路の前記第1部分同士を接続しており、
前記第2の接続磁路は、前記一対の環状磁路の前記第2部分同士を接続しており、
前記第1のコイルは、前記第1の接続磁路を囲むように巻かれており、
前記第2のコイルは、前記一対の環状磁路の間に配置されており、
前記第3のコイルは、前記一対の環状磁路の少なくとも一部を纏めて囲むように巻かれていることを特徴とする磁気センサ。 - 前記第2のコイルは、前記第1部分と前記第2部分との中央に対して前記第1部分に近い部分と前記第2部分に近い部分とで互いに逆向きに巻かれていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
- 請求項1または請求項2に記載の磁気センサを備え、前記一対の環状磁路の内側を通過するように、測定対象の電流を流すための導電路が配置されることを特徴とする電流センサ。
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WO2016110932A1 (ja) * | 2015-01-05 | 2016-07-14 | 有限会社ワイワイオフィス | 磁性流体磁気ブリッジ式電流センサを備える車両 |
JP2019100946A (ja) * | 2017-12-06 | 2019-06-24 | 三菱電機株式会社 | カレントトランス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20141104 |