JP6808449B2 - ガスコンロ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスバーナへの点火は手動操作によって行い、点火後の火力調節は電動の火力調節部によって行うガスコンロ装置に関する。
ガスバーナにガスを供給する供給路には、点火時に弁体が強制的に開弁され、ガスバーナに点火すると、その弁体を電磁力によって開弁状態で吸着保持する電磁安全弁などの電磁開閉弁が設けられている。この電磁開閉弁の弁体を電動機構によって閉弁状態から開弁状態にするためには比較的多くの電力を必要とするため、例えば電源として乾電池を用いるガスコンロ装置では手動操作によって弁体を開弁させる機構が採用される。なお、電磁開閉弁が閉弁状態でガスバーナへのガスの漏出を冗長的に防止するため、電磁開閉弁に対して直列に元弁が設けられている。この元弁は点火操作によって手動により開弁し、点火されている間は機械的に開弁状態が保持され、消火操作時に閉弁するように構成されている。
一方、点火後の調理時における火力調節は自動調理の実現のため、電動によってガスバーナへのガスの供給量を増減できるようにすることが望まれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−129626号公報(図3)
上述の、火力調節を電動で行うものでは、時間の経過に従って予め設定された火力になるように自動的に火力調節を行う自動調理モードを備えることができる。この自動調理モードでは自動調理が終了すれば、上記電磁開閉弁を閉弁させてガスバーナへのガスの供給を遮断してガスバーナを自動消火するように構成されている。また、自動調理モードの他に、タイマモードを設け、設定された時間が経過した時点で電磁開閉弁を閉弁させて自動的にガスバーナを消火させることもできる。
ただし、自動調理モードやタイマモードのように、人が操作することなくガスコンロ装置側で電磁開閉弁を閉弁させて自動的にガスバーナを消火する自動消火機能を備えている場合に、電磁開閉弁を閉弁させる動作をしても、電磁開閉弁に開故障が生じていることによって電磁開閉弁が完全に閉弁せず、そのため、ガスバーナが消火しないという不具合が生じるおそれがある。
なお、上記元弁は手動による消火操作がされるまでは開弁状態で保持されているので、自動消火時にガスの供給を遮断させることができない。また、新たに別個の電磁開閉弁を直列に付加すれば上記の不具合は解消されるものの、新たな電磁開閉弁を設けるためのスペースが必要となるばかりか、新たな電磁開閉弁追加のためのコストが高くなるという不具合が生じるので採用することができない。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、コストや新たな設置スペースを可及的に増加させることなく、自動消火時の冗長性を高めることのできるガスコンロ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明によるガスコンロ装置は、ガスバーナへの点火操作を手動で行い、点火後に電動によりガスバーナへのガスの供給量を開度調節することによって可変させる火力調節部を有し、上記手動による点火操作によって開弁し、ガスバーナ近傍に設けられた火炎検知器によってガスバーナの点火状態が検知されている間は開弁保持される電磁開閉弁と、点火操作から消火操作まで開弁状態で保持される元弁とを備えたガスコンロ装置において、自動消火機能を備え、この自動消火機能が働くと、所定の消火タイミングで上記電磁開閉弁を閉弁させるものであって、自動消火機能によって上記電磁開閉弁を閉弁させる動作をしてもガスバーナが点火状態であることを上記火炎検知器が検知した際に、上記電磁開閉弁および元弁とは別に、閉弁する位置に開度調節されることによってガスバーナへのガスの供給を停止させる自動閉弁機能を上記火力調節部に付加したことを特徴とする。
上記火力調節部に自動閉弁機能を付加することにより、自動消火機能の作動中にこの自動閉弁機能を作動させることができる。これにより、電磁開閉弁を閉弁する動作を行ってもガスバーナが消火しない場合に、この火力調節部の自動閉弁機能によってガスバーナへのガスの供給を遮断して確実にガスバーナを消火する。
なお、電磁開閉弁を閉弁する動作を行ってからガスバーナに残火していると判断した場合に、それから火力調節部の自動閉弁機能が働いて消火するまでに時間を要すると、その間に鍋などの調理器具が不要に加熱されるおそれが生じる。そこで、上記自動消火機能によって上記電磁開閉弁を閉弁させると同時に、上記火力調節部の開度を小火に相当する開度に絞る自動火力変更手段を備え、電磁開閉弁が開故障した場合の調理器具の不要の加熱を最小限にすることが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明は、自動消火機能の作動時に、電磁開閉弁が開故障してガスバーナを自動消火できない場合に、新たな電磁開閉弁を追加することなく火力調節部によって確実にガスバーナを自動消火できるため、自動消火の冗長性を高めることができる。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 ガスコンロ装置内の配管図 ガスコック部の斜視図 IV-IV断面図 V-V断面図
図1を参照して、1は本発明によるガスコンロ装置の一例であって、キッチンのカウンタトップに嵌め込まれる、いわゆるビルトインタイプのものである。このガスコンロ装置1の上面は天板11で覆われており。その天板11には大小3個のガスバーナ12が取り付けられている。
各ガスバーナ12に対する点消火操作および火力調節操作は、各ガスバーナ12毎に設けられた火力調節つまみ13で行い、それら3個の火力調節つまみ13はガスコンロ装置1の前面に配設されている。また、同じく前面にはガスコンロ装置1内に設けられたグリル庫の内部に配置されたガスバーナ14の点消火および火力調節を行う別の火力調節つまみ15が配置されている。
このガスコンロ装置1ではガスバーナ12の火力を自動調節し、更に点火状態のガスバーナ12を自動的に消火させることができる。この自動調理モードは操作パネル2に設けた各種スイッチを操作することによって選択することができる。
この操作パネルにはたとえば自動調理モードを選択するスイッチ21が設けられており、ガスバーナ12が点火状態時に、このスイッチ21によって自動調理モードが選択されると、ガスバーナ12の火力は時間の経過と共に予め設定された火力に調節され、更に所定時間経過によって自動調理が終了すると、ガスバーナ12を自動的に消火するように構成されている。また、タイマモードを選択するスイッチ22が設けられており、同じくガスバーナ12が点火状態時にこのタイマモードが選択されると、設定された時間が経過した時点でガスバーナ12を自動的に消火するように構成されている。
図2を参照して、3個の各ガスバーナ12およびグリル庫内のガスバーナ14は互いに並列に配管されており、そのうちの例えば1個のガスバーナ12にガスを供給する分岐管には火力調節装置3が配設されている。
この火力調節装置3内には上記火力調節つまみ13を押し込んで点火操作をすると、その点火操作による押し込み力で強制的に開弁される電磁安全弁(電磁開閉弁)31と元弁32とが設けられている。さらには、元弁32の下流側には電動式のモータ41によって開度が調節される火力調節部4が設けられており、このモータ41が作動することによって火力調節部4の開度が調節され、ガスバーナ12へ供給されるガス量が増減される。
図3および図4を参照して、火力調節つまみ13は消火状態ではガスコンロ装置1の前面から突出していない状態であるが(図4(a))、その状態から火力調節つまみ13を押し込んで点火操作を行うと(図4(b))、火力調節つまみ13と共に摺動部材34が奥側に移動する。すると、更に奥側の中間部材35が摺動部材34によって奥側に押されて、ロッド36を奥側に移動させる。
このロッド36の途中位置には元弁32が取り付けられており、ロッド36が点火操作によって奥側に移動されると、元弁32は閉弁状態から開弁状態になる。また、ロッド36の奥側の先端は電磁安全弁31の弁体を強制的に押し込んで開弁させるので、点火操作時には、ガスは電磁安全弁31および元弁32から火力調節部4を通過してガスバーナ12に供給される。その状態でガスバーナ12に点火されると、図外の火炎検知器としてのサーモカップルがガスバーナ12の点火状態を検知し、電磁安全弁31の弁体を電磁力により開弁状態で吸着保持する。これによってガスバーナ12に対する点火操作が完了する。
点火が完了すると、火力調節つまみ13に対する押し込み力を解除することによって火力調節つまみ13は手前側に突出して火力調節が可能な状態になる(図4(c))。その際、摺動部材34は火力調節つまみ13と共に手前に移動するが、中間部材35は手前に向かう途中位置で規制される。この規制位置はロッド36に設けた元弁32が開弁状態であって、かつロッド36の先端が電磁安全弁31の弁体の閉弁を邪魔しない位置である。従って、この火力調節状態で上述のような自動調理モードやタイマモードが選択され、自動消火機能が作動してガスバーナ12を自動消火すべく電磁安全弁31の吸着保持を解除すると、元弁32は開弁状態のままで、電磁安全弁31が正常であれば電磁安全弁31が閉弁してガスバーナ12へのガスの供給が遮断される。ただし、電磁安全弁31に開故障が生じていれば、ガスバーナ12へのガスの供給を遮断することができない。なお、33は火力調節つまみ13の回転操作量を検知する操作量センサである。
図5を参照して、火力調節部4は上記操作量センサ33が検知する火力調節動作量に比例してモータ41を駆動させ、中子42を進退させるように構成されている。そして、この中子42が前進すると、中子42に押されてニードル弁43が前進して、ガスバーナ12へのガスの供給量を絞る。なお、本実施の形態では、ニードル弁43の先端側端面にガスを遮断するためのシール部材44を取り付けた。従って、上述のように、自動消火する際に電磁安全弁31が開故障してガスバーナ12が消火しないことをサーモカップルによって検知すると、この火力調節部4のニードル弁43を前進させてシール部材44によってガスバーナ12へのガスの供給を遮断するようにした。
なお、電磁安全弁31での吸着保持を解除してからガスバーナ12が消火しないと判断し、火力調節部4によって自動消火するまでには、ある程度の時間を要する。その時間、ガスバーナ12の火力が大きければ、鍋などの調理器具を不要に加熱し続けることになる。
そこで、自動消火する際には火力調節部4での開度を絞って、例え電磁安全弁31に開故障が生じてガスバーナ12を自動消火できない状態になっても、シール部材44でガスの供給を遮断するまでの所定時間、調理器具が不要に加熱し続けられることを軽減するようにした。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。例えば、上記実施の形態では、自動消火機能が作動する場合として、自動調理モードやタイマーモードが選択された場合で説明したが、調理鍋の過熱を検出して自動消火する場合や、沸騰状態が所定時間継続したときに自動消火する湯沸かしモード等でも自動消火機能を作動させることができる。
1 ガスコンロ装置
2 操作パネル
3 火力調節装置
4 火力調節部
11 天板
12 ガスバーナ
21 スイッチ(自動調理モード選択用)
22 スイッチ(タイマモード選択用)
31 電磁安全弁
32 元弁
33 操作量センサ
34 摺動部材
35 中間部材
36 ロッド
41 モータ
42 中子
43 ニードル弁
44 シール部材

Claims (2)

  1. ガスバーナへの点火操作を手動で行い、点火後に電動によりガスバーナへのガスの供給量を開度調節することによって可変させる火力調節部を有し、上記手動による点火操作によって開弁し、ガスバーナ近傍に設けられた火炎検知器によってガスバーナの点火状態が検知されている間は開弁保持される電磁開閉弁と、点火操作から消火操作まで開弁状態で保持される元弁とを備えたガスコンロ装置において、自動消火機能を備え、この自動消火機能が働くと、所定の消火タイミングで上記電磁開閉弁を閉弁させるものであって、自動消火機能によって上記電磁開閉弁を閉弁させる動作をしてもガスバーナが点火状態であることを上記火炎検知器が検知した際に、上記電磁開閉弁および元弁とは別に、閉弁する位置に開度調節されることによってガスバーナへのガスの供給を停止させる自動閉弁機能を上記火力調節部に付加したことを特徴とするガスコンロ装置。
  2. 上記自動消火機能によって上記電磁開閉弁を閉弁させる際に、上記火力調節部の開度を小火に相当する開度に絞る自動火力変更手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガスコンロ装置。
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