JP6807701B2 - ビジネスシャツ - Google Patents

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本発明は、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のある編地およびその製造方法およびシャツに関する。
従来、編地を用いたビジネスシャツ(ワイシャツ)が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
しかしながら、抗ピリング性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)、UVカット効果の点でまだ満足とはいえなかった。
特開2001−303301号公報 特開2001−303403号公報 特開2013−104158号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のある編地およびその製造方法およびシャツを提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、特定のポリエステル繊維を用いて高密度の経編地を構成することにより、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のあるシャツ用編地が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「編地を用いてなるビジネスシャツであって、
編地が経編組織を有し、かつ編地の目付けが190g/m以下、かつ編地の密度が50コース/2.54cm以上かつ40ウエール/2.54cm以上であり、かつ艶消し剤を1.0重量%以上含むポリエステル繊維が編地に含まれ、
前記ポリエステル繊維が、総繊度30〜60dtexかつフィラメント数10〜40本のマルチフィラメントであり、
編地を構成する繊維が全てポリエステル繊維であり、
編地に親水化剤が付与されており、
編地において、0.6ccの蒸留水を滴下した際に拡散性残留水分率5%以下に達する時間が55分以下であり、かつJIS L1096−2010 8.26.1 A法(フラジール法)により測定した通気度が100cc/cm・sec以上であり、かつ編地の紫外線保護係数(UPF)が10以上であり、
編地が組織柄を有し、
編地において、JIS L1907−2010 7.1.1滴下法により測定した吸水速度が1秒未満であり、かつJIS L1076−2012 8.1.1 A法(ICI型試験機を用いる方法)により測定したピリングが4級以上であり、かつJIS L1058−2011 7.3 D−3法(金のこを回転箱内の2面に取り付ける方法)により測定したスナッギングが4級以上であり、かつJIS L1096−2010 8.24
A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)により測定したシワが3級以上であり、かつJIS L1096−2010 8.16.1 A法により測定した伸び率がタテヨコともに60%以上であり、かつJIS L1096−2010 8.39 G法(家庭電気洗濯機法)平干しにより測定した洗濯収縮率がタテヨコともに1.0%以下であり、ビジネスシャツがワイシャツであることを特徴とするビジネスシャツ。」が提供される。
本発明によれば、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のある編地およびその製造方法およびシャツが得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明の編地は経編組織を有する。織物組織では通気性や洗濯後のシワ回復性(形態安定性)が不十分であり好ましくない。また、丸編(緯編)組織では、洗濯後の寸法安定性やスナッギングなどの物性が不十分で、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)や防透性が不十分であり好ましくない。
ここで、経編組織としては特に限定されず、例えば、シングルデンビー編、ダブルデンビー編、ハーフトリコット編、サテントリコット編、ダブルアトラス編、バックハーフ編などいずれでもよい。また、1枚筬使用編地、2枚筬使用編地、3枚筬使用編地いずれでもよい。また、使用する経編機はトリコット機が好ましいが、ラッシェル機でもよい。特に36ゲージ以上(好ましくは36〜48ゲージ)のハイゲージトリコット経編機が好ましい。
また、経編組織において、ツイル、ダイヤ、格子、ストライプ、アーガイル、ギンガムチェック、ボーダーなどの組織柄を有していると、意匠性が向上し好ましい。
また、編地の目付けが190g/m以下(好ましくは100〜190g/m、特に好ましくは151〜190g/m)であることが肝要である。該目付けが190g/mよりも大きいと、着用快適性や通気性が低下するおそれがある。該目付けが100g/mよりも小さいと、ハリコシ、防透性、UVカット効果が低下するおそれがある。なお、目付けは、JIS L1096−2010 8.3.2 A法(JIS法)により測定することができる。
また、編地の密度としては、50コース/2.54cm以上(好ましくは50〜80コース/2.54cm)かつ40ウエール/2.54cm以上(好ましくは40〜70ウエール/2.54cm)であることが肝要である。編地の密度が該範囲よりも小さいと、ハリコシ、防透性、UVカット効果が低下するおそれがある。
本発明の編地を構成する繊維としては特に限定されないが、ハリコシや防透性などの点で艶消し剤を1.0重量%以上含むポリエステル繊維が編地に含まれていることが肝要である。その際、他の繊維が編地に含まれていてもよいが、編地を構成する繊維が全てポリエステル繊維であることが好ましい。
ポリエステル繊維を形成するポリエステルとしては、テレフタル酸を主たる酸成分とし、炭素数2〜6のアルキレングリコール、すなわちエチレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコール、ヘキサメチレングリコールからなる群より選ばれた少なくとも1種を主たるグリコール成分とするポリエステルが好ましい。なかでも、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)またはトリメチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステル(ポリトリメチレンテレフタレート)が特に好ましい。
かかるポリエステルには、必要に応じて少量(通常30モル%以下)の共重合成分を有していてもよい。その際、使用されるテレフタル酸以外の二官能性カルボン酸としては、例えばイソフタル酸、ナフタリンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のごとき芳香族、脂肪族、脂環族の二官能性カルボン酸をあげることができる。また、上記グリコール以外のジオール化合物としては、例えばシクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSのごとき脂肪族、脂環族、芳香族のジオール化合物およびポリオキシアルキレングリコール等をあげることができる。
前記ポリエステルは任意の方法によって合成したものでよい。例えばポリエチレンテレフタレートの場合について説明すると、テレフタル酸とエチレングリコールとを直接エステル化反応させるか、テレフタル酸ジメチルのごときテレフタル酸の低級アルキルエステルとエチレングリコールとをエステル交換反応させるかまたはテレフタル酸とエチレンオキサイドとを反応させるかしてテレフタル酸のグリコールエステルおよび/またはその低重合体を生成させる第1段階の反応と、第1段階の反応生成物を減圧下加熱して所望の重合度になるまで重縮合反応させる第2段階の反応によって製造されたものでよい。また、前記ポリエステルは、マテリアルリサイクルまたはケミカルリサイクルされたポリエステル、または、特開2004−270097号公報や特開2004−211268号公報に記載されているような、特定のリン化合物およびチタン化合物を含む触媒を用いて得られたポリエステルであってもよい。さらには、ポリ乳酸やステレオコンプレックスポリ乳酸などの生分解性を有するポリエステルでもよい。
前記ポリエステルに艶消し剤(二酸化チタン)がポリエステル重量対比1.0重量%以上(好ましくは1.0〜5.0重量%)含まれていると、編地の防透性およびUVカット効果が向上し好ましい。
さらに前記ポリエステルには、必要に応じて、有機紫外線吸収剤、微細孔形成剤(有機スルホン酸金属塩など)、着色防止剤、熱安定剤、難燃剤(三酸化二アンチモンなど)、蛍光増白剤、着色顔料、帯電防止剤(スルホン酸金属塩など)、吸湿剤(ポリオキシアルキレングリコールなど)、抗菌剤、その他の無機粒子の1種以上が含まれていてもよい。
特に、艶消し剤(二酸化チタン)をポリエステル重量対比1.0重量%以上含むポリエステル繊維が、総繊度30〜60dtexかつフィラメント数10〜40本のマルチフィラメントであることが好ましい。
編地は前記ポリエステル繊維だけで構成してもよいし、前記ポリエステル繊維と他の繊維で構成してもよい。その際、編地を構成する繊維において、単繊維横断面形状としては、通常の丸断面でもよいが、丸断面以外の異型断面形状であってもよい。かかる異型断面形状としては、三角、四角、十字、扁平、くびれ付扁平、H型、W型などが例示される。その際、扁平な断面形状の、長手中心線方向の長さBの、この長手中心線方向に直角をなして交差する方向における最大幅C1に対する比B/C1により表される断面扁平度が2.0〜6.0(より好ましくは3.1〜5.0)の範囲内であることが、布帛のソフト性の点で好ましい。また、その幅の最大値C1の、最小値C2に対する比C1/C2が、1.05〜4.00(より好ましくは1.10〜1.50)の範囲内であることが、編地の吸水性の点で好ましい。
また、編地を構成する繊維は単独ポリマーからなる繊維でもよいし、2種のポリマーがサイドバイサイドまたは偏心芯鞘型に接合された複合繊維でもよい。また、短繊維からなる紡績糸でもよいし、長繊維(マルチフィラメント)でもよい。かかる長繊維(マルチフィラメント)には、優れた防透性およびUVカット効果を得る上で、仮撚捲縮加工や空気加工が施されていてもよい。かかる長繊維(マルチフィラメント)において、好ましい総繊度、単繊維繊度、フィラメント数は総繊度33〜90dtex、単繊維繊度0.001〜3.0dtex、フィラメント数12〜10000本(より好ましくは12〜200本)である。
本発明の編地は前記のような経編機を用いて常法により製編することにより得られる。
また、製編した後、常法の染色加工や吸水加工(親水化剤を付与)を施すことは好ましいことである。かかる吸水加工を施す方法としては、布帛にポリエチレングリコール(PEG)ジアクリレートおよびその誘導体やポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体などの親水化剤を染色時に同浴加工することが好適に例示される。
さらには、起毛加工、紫外線遮蔽あるいは抗菌剤、消臭剤、防虫剤、蓄光剤、再帰反射剤、マイナスイオン発生剤、撥水剤等の機能を付与する各種加工を付加適用してもよい。
かくして得られたシャツ用編地は、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のある編地である。
ここで、通気性としては、JIS L1096−2010 8.26.1 A法(フラジール法)により測定した通気度が100cc/cm・sec以上(より好ましくは100〜500cc/cm・sec)であることが好ましい。
また、編地の紫外線保護係数(UPF)が10以上(より好ましくは15〜60)であることが好ましい。紫外線保護係数(UPF)はAS/NZS 4399:1996(ただし、バンドパスフィルターを積分球と検出器の間に設置)により測定することができる。
また、JIS L1907−2010 7.1.1(滴下法)により測定した吸水速度が1秒未満であることが好ましい。
また、JIS L1076−2012 8.1.1 A法(ICI型試験機を用いる方法)により測定したピリングが4級以上であることが好ましい。
また、JIS L1058−2011 7.3 D−3法(金のこを回転箱内の2面に取り付ける方法)により測定したスナッギングが4級以上であることが好ましい。
また、JIS L1096−2010 8.24 A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)により測定したシワが3級以上であることが好ましい。
また、JIS L1096−2010 8.16.1 A法により測定した伸び率がタテヨコともに60%以上(より好ましくは60〜120%)であることが好ましい。
また、JIS L1096−2010 8.39 G法(家庭電気洗濯機法)平干しにより測定した洗濯収縮率がタテヨコともに1.0%以下であることが好ましい。
次に、本発明のシャツは、前記の編地を用いてなるシャツである。かかるシャツは、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果がある。
なお、かかるシャツは紳士用でもよいし婦人用でもよい。また、かかるシャツには、ビジネスシャツ(ワイシャツ)、ポロシャツ、カジュアルシャツ、ブラウスなどが含まれる。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、実施例中の各物性は下記の方法により測定したものである。
(1)目付け
JIS L1096−2010 8.3.2 A法(JIS法)により測定した。
(2)通気性
JIS L1096−2010 8.26.1 A法(フラジール法)により測定した。
(3)紫外線保護係数(UPF)
AS/NZS 4399:1996 (ただし、バンドパスフィルターを積分球と検出器の間に設置)により測定した。
(4)吸水速度
JIS L1907−2010 7.1.1(滴下法)により測定した。
(5)ピリング
JIS L1076−2012 8.1.1 A法(ICI型試験機を用いる方法)により測定した。
(6)スナッギング
JIS L1058−2011 7.3 D−3法(金のこを回転箱内の2面に取り付ける方法)により測定した。
(7)洗濯後のシワ
JIS L1096−2010 8.24 A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)により測定した。
(8)伸び率
JIS L1096−2010 8.16.1 A法により測定した。
(9)洗濯収縮率
JIS L1096−2010 8.39 G法(家庭電気洗濯機法)平干しにより測定した。下記式により算出する。
洗濯収縮率(%)=(((洗濯後寸法)−(洗濯前寸法))/(洗濯前寸法))×100
(10)透け感
試験者により○:防透性に優れる、△:普通、×:防透性に劣る、の3段階評価を行った。
[実施例1〜4]
糸種1として総繊度56dtex/24filのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(帝人社製SD56T24 TFY 艶消し剤の含有量0.35重量%)を用意し、糸種2として総繊度56dtex/24filのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(帝人社製FD56T24 TFY 艶消し剤の含有量2.3重量%)を用意し、糸種3として総繊度33dtex/12filのポリエチレンテレフタレート仮撚捲縮加工糸(帝人社製SD33T12 DTY 艶消し剤の含有量0.35重量%)を用意した。
次いで、36ゲージ3枚筬のトリコット経編機を使用して表1の経編組織で製編した後、該編地を染色工程で親水化剤(ポリエチレンテレフタレート−ポリエチレングリコール共重合体)と同浴処理を行うことにより、該編地に吸水性を付与した。
いずれも、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のあるビジネスシャツ用編地であった。評価結果を表1に示す。なお、表中CPIはコース数/2.54cm、WPIはウエール数/2.54cmを示す。
次いで、これらの編地を用いてビジネスシャツを得て着用したところ、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果があった。
[比較例1]
実施例2において、28ゲージ3枚筬のトリコット経編機を使用すること以外は実施例2と同様にした。評価結果を表1に示す。
[比較例2]
総繊度56dtex/24filのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(帝人社製SD56T24 TFY 艶消し剤の含有量0.35重量%)を用いて織物を製織すること以外は実施例1と同様にした。評価結果を表1に示す。
[比較例3]
総繊度110dtex/72filのポリエチレンテレフタレートマルチフィラメント(帝人社製SD110T72 TFY 艶消し剤の含有量0.35重量%)を用い、28ゲージの丸編機を使用すること以外は実施例1と同様にした。評価結果を表1に示す。
Figure 0006807701
本発明によれば、着用快適性に優れ、織物と同等のハリコシを有し、通気性、抗ピリング性、防透性、洗濯後のシワ回復性(形態安定性)に優れ、かつUVカット効果のある編地およびその製造方法およびシャツが提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (1)

  1. 編地を用いてなるビジネスシャツであって、
    編地が経編組織を有し、かつ編地の目付けが190g/m以下、かつ編地の密度が50コース/2.54cm以上かつ40ウエール/2.54cm以上であり、かつ艶消し剤を1.0重量%以上含むポリエステル繊維が編地に含まれ、
    前記ポリエステル繊維が、総繊度30〜60dtexかつフィラメント数10〜40本のマルチフィラメントであり、
    編地を構成する繊維が全てポリエステル繊維であり、
    編地に親水化剤が付与されており、
    編地において、0.6ccの蒸留水を滴下した際に拡散性残留水分率5%以下に達する時間が55分以下であり、かつJIS L1096−2010 8.26.1 A法(フラジール法)により測定した通気度が100cc/cm・sec以上であり、かつ編地の紫外線保護係数(UPF)が10以上であり、
    編地が組織柄を有し、
    編地において、JIS L1907−2010 7.1.1滴下法により測定した吸水速度が1秒未満であり、かつJIS L1076−2012 8.1.1 A法(ICI型試験機を用いる方法)により測定したピリングが4級以上であり、かつJIS L1058−2011 7.3 D−3法(金のこを回転箱内の2面に取り付ける方法)により測定したスナッギングが4級以上であり、かつJIS L1096−2010 8.24
    A法(かくはん形洗濯機を用いる方法)により測定したシワが3級以上であり、かつJIS L1096−2010 8.16.1 A法により測定した伸び率がタテヨコともに60%以上であり、かつJIS L1096−2010 8.39 G法(家庭電気洗濯機法)平干しにより測定した洗濯収縮率がタテヨコともに1.0%以下であり、ビジネスシャツがワイシャツであることを特徴とするビジネスシャツ。
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