JP6806074B2 - 積層体、シート印刷体、積層体の製造方法、シート印刷体の製造方法及びカード - Google Patents
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Description
基材層11としては、樹脂(A)を含むものであれば特に制限はない。樹脂(A)としては、ポリスチレン系樹脂及びポリ乳酸系樹脂などの従来公知の樹脂材料を用いることができる。これらの中でも、樹脂(A)としては、樹脂(A)のガラス転移温度(TgA)よりポリカーボネート系樹脂(B)のガラス転移温度(TgB)が高く、その差(TgB−TgA)を所定範囲内にする観点から、ポリスチレン系樹脂及びポリ乳酸系樹脂を含むものが好ましい。特に、植物由来性であり剛性と引張強度に優れる等の観点より、ポリ乳酸系樹脂を含有することがより好ましい。なお、基材層11としては、樹脂(A)として、必ずしもポリ乳酸系樹脂を含む必要はなく、従来公知の樹脂材料を含有するものであればよい。
ポリ乳酸系樹脂としては、構成単位がL−乳酸であるポリ(L乳酸)、構成単位がD−乳酸であるポリ(D乳酸)、構成単位としてL−乳酸とD−乳酸とを含むポリ(DL乳酸)、及びポリ(L乳酸)、ポリ(D乳酸)及びポリ(DL乳酸)の混合物を用いることができる。また、ポリ乳酸系樹脂としては、上述した各種ポリ乳酸と、α−ヒドロキシカルボン酸、ジオール及びジカルボン酸からなる群から選択された少なくとも1種との共重合体を用いてもよい。さらに、ポリ乳酸系樹脂としては、α−ヒドロキシカルボン酸、脂肪族ジオールなどのジオール及び脂肪族ジカルボン酸などのジカルボン酸からなる群から選択された共重合体を用いてもよい。
基材層11には、必要に応じて任意成分として着色材料(E)を配合してもよい。基材層11に含有させる着色材料(E)としては、例えば、有機顔料及び無機顔料などを挙げることができる。これらの中でも、着色材料(E)としては、基材層11を不透明にして隠蔽性が向上する観点から、屈折率が2以上である無機フィラー、例えば、酸化チタン、チタン酸鉛、サタン酸カリウム、酸化ジルコン、硫化亜鉛、酸化アンチモン及び酸化亜鉛などが好ましく、屈折率が高い観点から、酸化チタンがより好ましい。
被印刷層12は、所定量のポリカーボネート系樹脂(B)及びポリカプロラクトン系樹脂(C)を含む。被印刷層12は、ポリカプロラクトン系樹脂(C)を配合することにより、ポリカーボネート系樹脂(B)を含む層のガラス転移温度を降下させ、延伸温度の最適化を図ることが可能となる。ここで、ガラス転移温度とは実施例で記載される方法により測定されるものである。
ポリカーボネート系樹脂(B)としては、二価フェノールと、ホスゲン、及び炭酸エステル化合物などのカーボネート前駆体とを反応させることによって製造したものが挙げられる。ポリカーボネート系樹脂(B)は、例えば、塩化メチレンなどの溶媒中において、二価フェノールとホスゲンなどのカーボネート前駆体との反応により製造される。また、ポリカーボネート系樹脂(B)は、溶媒の存在下又は不存在下に、二価フェノールと炭酸エステル化合物などのカーボネート前駆体とのエステル交換反応などによって得ることができる。
ポリカプロラクトン系樹脂(C)としては、ポリカプロラクトンのホモポリマー又はカプロラクトンと他の脂肪族ヒドロキシカルボン酸とのコポリマーが挙げられる。ポリカプロラクトンのホモポリマー又はカプロラクトンと他の脂肪族ヒドロキシカルボン酸とのコポリマーは、ポリカーボネート系樹脂(B)と混合した場合に機械物性の低下を生じることがない観点から、重量平均分子量が3万以上30万以下であることが好ましく、4万以上20万以下であることがより好ましい。
本実施の形態に係る積層体1,2においては、優れた延伸性や耐ブロッキング性を得る観点から、被印刷層12が結晶性ポリエステル系樹脂(D)を含むことが好ましい。
示差走査熱量計(型番:DSC−2型、パーキンエルマー社製)を用いて、−40℃から240℃まで、10℃/分の昇温速度下で測定し、得られたDSC曲線より、ガラス転移温度を読み取った。
押出機で積層体を共押出しして積層シートを得た後、ロール法とテンター法とを用いて、2軸延伸を行って延伸性を評価した。評価基準を以下に示す。
○:樹脂(A)の一般的な延伸温度条件である75℃以上90℃以下で延伸できた。
△:樹脂(A)の一般的な延伸温度条件である75℃以上90℃以下で延伸できず、90℃を超える温度で延伸することができた。
×:共押出しシートに厚みムラや破断などが生じた。
積層シートに、紫外線硬化型インク(商品名:「FDカルトン紫X」、東洋インク社製)をRIテスター(石川島産業機械社製)で0.3ccの展色刷を実施した。次に、紫外線照射装置(型式:JVC−5035/1MNL06−HGO、ウシオ電機社製)で紫外線を15cmの高さに配置された80W/cmの空冷水銀灯1灯から、通過速度30m/分の条件で通過する積層シートに照射した。インクの密着性は、印刷面にセロテープ(登録商標)(ニチバン社製エルパックLP−18)を貼り、セロテープ(登録商標)の上から指で5回こすって評価した。評価基準を以下に示す。
○:全くインクの剥離がない。
△:インクの剥離が少し見られる。
×:インクが完全に剥離した。
積層シートを50mm×50mmに2枚に切り出した後、被印刷層にあたる両面同士を重ね合わせた。さらに、上下に約50mm×50mmの鏡面板を重ね合わせ、恒温恒湿器内に置いた。この鏡面板上に約5kgの錘を乗せて放置した。試験温度及び湿度は、45℃/60%RHとした。放置2日後、重ねあわせた積層シートの剥離具合を目視で評価した。評価基準を以下に示す。
○:積層シートが良好に剥離した。
△:積層シート同士がくっついたが剥がれた。
×:積層シート同士がくっついて剥がしにくい。
上記の延伸性評価、紫外線硬化型インク密着性評価及び耐ブロッキング性評価について、以下の基準により評価した。
○:延伸性評価、紫外線硬化型インク密着性評価及び耐ブロッキング性評価がいずれも良好。
△:延伸性評価、紫外線硬化型インク密着性評価及び耐ブロッキング性評価のいずれか一つが中程度。ただし、いずれも不良ではない。
×:延伸性評価、紫外線硬化型インク密着性評価及び耐ブロッキング性評価のいずれか一つが不良。
以下に実施例及び比較例で用いた原料を以下に示す。
<樹脂(A)>
(a)−1:ポリ乳酸(商品名:NW4032D、Nature Works社製、ポリD乳酸の割合=1.5モル%、ポリL乳酸の割合=98.5モル%、重量平均分子量=20万、ガラス転移温度=55℃)
<ポリカーボネート系樹脂(B)>
(b)−1:ポリカーボネート(商品名:ユーピロンH4000、三菱エンジニアリングプラスチックス社製、ガラス転移温度=148℃)
(b)−2:ポリカーボネート(商品名:ユーピロンS3000、三菱エンジニアリングプラスチックス社製、ガラス転移温度=150℃)
(b)−3:ポリカーボネート(商品名:ユーピロンS2000、三菱エンジニアリングプラスチックス社製、ガラス転移温度=160℃)
<ポリカプロラクトン系樹脂(C)>
(c)−1:ポリカプロラクトン(商品名:Capa(登録商標)6800、Perstorp社製)
<結晶性ポリエステル系樹脂(D)>
(d)−1:ポリブチレンテレフタレート(商品名:ジュラネックス500KP、ポリプラスチックス社製)
(d)−2:軟質ポリエステル(商品名:ダイヤナイトDN−124、三菱レイヨン社製)
<着色材料(E)>
(e)−1:アナターゼ型酸化チタン(商品名:酸化チタンA−1、堺化学社製、平均粒径0.15μm、屈折率=2.52)
<その他の樹脂(F)>
(f)−1:架橋ポリメチルメタクリレート(商品名:MR−2G、綜研化学社製)
(a)−1及び(e)−1を質量比91:9の割合で混合し、40mm同方向二軸押出機にて、210℃で基材層11(第1層)を押出しすると共に、(b)−1及び(c)−1を質量比70:30の割合で混合し、さらに、(b)−1と(c)−1の混合体を100質量部としたときに、30質量部の(d)−1を混合したものを、φ25mm同方向二軸押出機で、210℃で被印刷層12(第2層)を押出した。次に、押出しした基材層11及び被印刷層12を210℃に設定した2層のマルチマニホールド式の口金より共押出しにより積層して共押出シートを得た。このとき、基材層11と被印刷層12との厚み比が9:1になるよう溶融樹脂の吐出量を調整した。次に、この共押出シートを約30℃のキャスティングロールで急冷し、未延伸シートを得た。
ポリエステル系樹脂を(d)−1から(d)−2に変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は33℃であった。
ポリカーボネート系樹脂(b)−1を75質量部、ポリカプロラクトン系樹脂(c)−1を25質量部としたこと以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は37℃であった。
ポリエステル系樹脂(D)を配合しなかったこと以外は実施例3と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は49℃であった。
ポリカーボネート系樹脂(b)−1に代えて、ポリカーボネート系樹脂(b)−2を70質量部用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は38℃であった。
ポリカーボネート系樹脂(b)−1に代えて、ポリカーボネート系樹脂(b)−3を70質量部用いたこと以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は33℃であった。
ポリエステル系樹脂(D)を(d)−1を15質量部に変更した以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は33℃であった。
(a)−1及び(e)−1を質量比91:9の割合で混合し、40mm同方向二軸押出機にて、210℃で基材層11(第1層)を押出すると共に、(b)−1及び(c)−1を質量比70:30の割合で混合し、さらに、(b)−1と(c)−1の混合体を100質量部としたときに、15質量部(d)−1を混合したものを、φ25mm同方向二軸押出機で、同様に210℃で第1被印刷層12−1(第2A層)及び第2被印刷層12−2(第2B層)をそれぞれ押出した。次に、基材層11、第1被印刷層12−1(第2A層)及び第2被印刷層12−2(第2B層)を、210℃に設定した2種3層のマルチマニホールド式の口金より共押出しにより積層して共押出シートを得た。このとき、基材層11と第1被印刷層12−1と第2被印刷層12−2との厚み比が1:8:1になるよう溶融樹脂の吐出量を調整しこと以外は、実施例1と同様の方法で積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表1に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は33℃であった。
被印刷層12として、ポリ乳酸系樹脂(a)−1を65質量部及び樹脂(f)−1を35質量部用いたこと以外は、実施例1と同様にして積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表2に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は66℃であった。
被印刷層12として、ポリカーボネート系樹脂(b)−1を35質量部配合したこと以外は、比較例1と同様にして積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表2に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は60℃であった。
被印刷層12として、ポリカーボネート系樹脂(b)−1を90質量部及びポリカプロラクトン系樹脂(c)−1を10質量部配合したこと以外は、比較例1と同様にして積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表2に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は104℃であった。
被印刷層12として、ポリカーボネート系樹脂(b)−1を40質量部及びポリカプロラクトン系樹脂(c)−1を60質量部配合したこと以外は、比較例1と同様にして積層シートの作製と評価を行った。結果を下記表2に示す。ここで、第1層のガラス転移温度は56℃、第2層のガラス転移温度は−4℃であった。
11 基材層
12 被印刷層
12−1 第1被印刷層
12−2 第2被印刷層
Claims (9)
- 樹脂(A)を含む第1層と、
前記第1層の一方の面及び他方の面の少なくとも一方に設けられ、ポリカーボネート系樹脂(B)を50質量%以上85質量%以下の割合で含むと共に、ポリカプロラクトン系樹脂(C)を15質量%以上50質量%以下の割合で含み、結晶融解温度が120℃以上230℃以下の範囲であり、結晶融解熱量が10J/g以上40J/g以下である結晶性ポリエステル系樹脂(D)を更に含む第2層とを備え、
前記樹脂(A)のガラス転移温度より前記ポリカーボネート系樹脂(B)のガラス転移温度が高く、かつ、前記樹脂(A)のガラス転移温度と前記ポリカーボネート系樹脂(B)のガラス転移温度との差が150℃以下であることを特徴とする、積層体。 - 前記第1層と前記第2層とのガラス転移温度の差の絶対値が30℃以下である、請求項1に記載の積層体。
- 前記樹脂(A)として、ポリ乳酸系樹脂を60質量%以上100質量%以下の割合で含有する、請求項1又は請求項2に記載の積層体。
- 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の積層体と、前記積層体の表面に設けられ、紫外線硬化型インクが硬化されてなる印刷層とを備えたことを特徴とする、シート印刷体。
- 樹脂(A)を60質量%以上100質量%以下の割合で含む第1層と、前記第1層の一方の面及び他方の面の少なくとも一方に、ポリカーボネート系樹脂(B)を50質量%以上85質量%以下の割合で含むと共に、ポリカプロラクトン系樹脂(C)を15質量%以上50質量%以下の割合で含み、結晶融解温度が120℃以上230℃以下の範囲であり、結晶融解熱量が10J/g以上40J/g以下である結晶性ポリエステル系樹脂(D)を更に含む第2層とを共押出しにより積層する積層工程を含み、前記樹脂(A)のガラス転移温度より前記ポリカーボネート系樹脂(B)のガラス転移温度が高く、かつ、樹脂(A)のガラス転移温度とポリカーボネート系樹脂(B)のガラス転移温度の差が150℃以下であることを特徴とする積層体の製造方法。
- 前記第1層と前記第2層とのガラス転移温度の差の絶対値が30℃以下である、請求項5に記載の積層体の製造方法。
- 前記積層工程の後に、面積倍率で1.5倍以上16.0倍以下に延伸する延伸工程をさらに有する、請求項5又は請求項6に記載の積層体の製造方法。
- 請求項5又は請求項6に記載の積層体の製造方法で積層体を製造する工程と、
前記積層体の表面に紫外線硬化型インクを塗布し、紫外線により前記紫外線硬化型インクを硬化して印刷層を形成する工程と、を備えることを特徴とする、シート印刷体の製造方法。 - 請求項4に記載のシート印刷体を用いたことを特徴とする、カード。
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