JP2006240112A - ポリ乳酸系印刷用フィルムおよび印刷体並びに自動販売機内模擬缶用ラベル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリ乳酸系重合体を主成分とし、少なくとも2層からなる2軸延伸積層フィルムであり、少なくとも一方の表層は、結晶融解熱量(ΔHm−ΔHc)が4〜23J/gの範囲内のポリ乳酸系重合体から構成され、かつ、当該フィルムの80℃で200時間経過後の収縮率(%)が、長手方向および幅方向ともに−2%から3%の範囲内である。
【選択図】 図1
Description
また、インキ密着性、なかでも無溶剤型の紫外線硬化型インキまたは酸化重合型インキの密着性の良好な生分解性の乳酸系印刷用フィルムおよび印刷体に関する。
さらに当該ポリ乳酸系フィルム印刷体を用いた自動販売機内模擬缶用ラベルに関するものである。
この目的は結晶性基材層と非晶性の印刷層をもつ積層構成にしたときの耐溶剤性の違いを応用することで溶剤含有型インキの密着性を、表面処理を必要とせずに改良したものである。
さらに、この発明は、上記、自動販売機用内ディスプレイ用印刷ラベルにおいて、収縮による変形やホルダーからの脱落がない印刷フィルムを提供するものでもある。また、当該ポリ乳酸系フィルム印刷体を用いた自動販売機内模擬缶用ラベルを提供するものである。
(2)また本発明のポリ乳酸系フィルム印刷体は、上記(1)のポリ乳酸系印刷用フィルムに、無溶剤型インキによる印刷を施したことを特徴とする。
(3)本発明においては、前記無溶剤型インキが、紫外線硬化型インキであることができる。
(4)また、前記無溶剤型インキが、酸化重合型インキであることができる。
(5)さらに、本発明のポリ乳酸系フィルム印刷体は、自動販売機内ディスプレイ用として用いることができる。
(6)本発明の自動販売機内模擬缶用ラベルは、上記(2)〜(5)のいずれかに記載のポリ乳酸系フィルム印刷体を用いてなることができる。
また、無溶剤型インキによる印刷適性、特に紫外線硬化型印刷インキの密着性あるいは酸化重合型インキの密着性に優れる特性を有すると共に、十分な耐ブロッキング性を有するポリ乳酸系フィルム印刷体を得ることができる。
本発明のポリ乳酸系印刷用フィルムの用途として、特に好適に用いることができる自動販売機内の模擬缶について説明する。
図1は、本発明のポリ乳酸系印刷用フィルム2aにディスプレイ用の印刷2bを施してなる自動販売機内模擬缶用ラベル2を、缶状に固定するためのホルダー1に丸め込んで挿入し、フィルムの高い弾性を利用して保持しようとするものである。
また、図2は、自動販売機内模擬缶用ラベルの他の例を示すものであり、さらに缶の上部にも広告用の印刷3cを施す部分を設けた形態である。
もちろん、自動販売機内模擬缶用ラベルの形状やホルダーの形状はこれらに限定されるものではなく、また本発明のポリ乳酸系フィルム印刷体は、模擬缶用ラベルだけでなく、自動販売機内ディスプレイ用して用いられる種々の形態からなる印刷体に好適に適用できるものである。
上記ポリ乳酸系重合体は、乳酸を主成分とするモノマーを縮重合してなる重合体である。上記乳酸には、2種類の光学異性体のL−乳酸およびD−乳酸があり、これら2種の構造単位の割合で結晶性が異なる。例えば、L−乳酸とD−乳酸の割合がおおよそ80:20〜20:80のランダム共重合体では結晶性が無く、ガラス転移点60℃付近で軟化する透明完全非結晶性ポリマーとなる。一方、L−乳酸とD−乳酸の割合がおおよそ100:0〜80:20、又は20:80〜0:100のランダム共重合体は、結晶性を有する。その結晶化度は、上記のL−乳酸とD−乳酸の割合によって定まるが、この共重合体のガラス転移点は、上記と同様に60℃程度のポリマーである。このポリマーは、溶融押出した後、ただちに急冷することで透明性の優れた非晶性の材料になり、ゆっくり冷却することにより、結晶性の材料となる。例えば、L−乳酸のみ、また、D−乳酸のみからなる単独重合体は、180℃以上の融点を有する半結晶性ポリマーである。
本発明においては、ポリ乳酸系重合体の結晶化度を相対的にあらわす指標として、結晶融解熱量(ΔHm−ΔHc)を用いる。
ΔHm、ΔHcは、フィルムサンプルの示差走査熱量測定(DSC)により求められるもので、ΔHmは昇温速度10℃/minでフィルムを昇温したときの全結晶を融解させるのに必要な熱量であって、重合体の結晶融点付近に現れる結晶融解による融解ピークの面積から求められる。また、ΔHcは、昇温過程で生じる結晶化の際に発生する発熱ピークの面積から求められる。
本発明にかかるポリ乳酸系印刷用フィルムは、ポリ乳酸系重合体を主成分とする少なくとも2層からなる2軸延伸積層フィルムである。
当該積層フィルム中の1つの層(以下、「第1層」と称する。)は、少なくとも印刷を施すための印刷受理層としての役目を担う層である。
また、当該積層フィルムの他の1つの層(以下、「第2層」と称する。)は、支持層の役目を担う層であり、結晶性のポリ乳酸系重合体から構成される。
第1層を構成するポリ乳酸系重合体の結晶融解熱量(ΔHm−ΔHc)は4〜23J/gの範囲内であることが好ましい。
第1層は少なくとも印刷を施すための印刷受理層としての役目を担うものであり、当該第1層を構成するポリ乳酸系重合体中の結晶融解熱量が4J/g以上であれば、室温40℃、相対湿度80%程度になりうる夏期の倉庫内のような環境下で、結晶化度の低下に起因するフィルム同士のブロッキング等の問題が生じることがない。また、23J/g以下であれば、無溶剤型のインキ、特に紫外線硬化型インキや酸化重合型インキとの密着性を良好に設計することができる。
熱処理温度は、後述の第2層も含めて、フィルム全体の収縮変形を低減するように温度設定されるため、それに応じて適正なL−乳酸とD−乳酸の割合をもつポリ乳酸系重合体を選択する必要がある。
第2層としては、上記のインキ密着性と耐ブロッキング性を兼ね備えた第1層を支持するための支持層であって、積層フィルム全体としての強度や収縮変形を防止できるものであれば、特に限定されるものではない。中でも優位に使用できる態様としては、第2層を構成するポリ乳酸系重合体の結晶化度を相対的にあらわす結晶融解熱量(ΔHm−ΔHc)は、27J/g以上とすることが好ましい。
本発明において、第2層は支持層となるので、この第2層を構成するポリ乳酸系重合体の結晶融解熱量が27J/g以上であれば支持層としての結晶化度が十分に高く、耐熱性を発揮できるため、加熱による収縮変形を生じることがない。特に29J/g以上であることがより好ましい。
好ましくは、D−乳酸割合が5%以下で、熱処理温度が130℃以上であることである。第2層を構成するポリ乳酸系重合体の結晶融解熱量は29J/gを上回り、熱収縮も120℃下で5%以下となる。
本発明にかかる積層フィルムの構成は、耐熱性の高い第2層を中間層に持ち、両面に印刷特性を有する第1層からなる第1層/第2層/第1層の3層構成が汎用性に優れる。また、第1層/第2層/第1層/第2層/第1層の5層構成、及び第1層/第2層/第1層/第2層/・・・/第1層の多層構成でもよい。また、フィルムのカールと耐熱性を考慮しつつ片面のみが印刷層となる第1層/第2層の2層構成、あるいは第1層/第2層/第1層/第2層の4層構成さらには第1層/第2層/・・・/第2層の多層構成でもよい。 これらの最終の多層フィルムの最外層を構成する第1層の好ましい厚みは、2μm以上、好ましくは5μm以上であり、そして、最終の積層フィルムとしての好ましい厚みの範囲は、10〜500μm、好ましくは15〜400μmである。
さらに模擬缶用ラベルとしての好ましい厚みの範囲は、フィルムの弾性を鑑み、100〜250μmである。
80℃で200時間経過での長手方向の収縮率(%)と幅方向の収縮率(%)はともに−2〜3%の範囲内であることが必要である(マイナス表記は膨張)。 かかる範囲内にフィルムがあると、熱変形による見栄えの低下を抑えることができる。例えば、ポスターのようなフラットな品では、フィルムが縦もしくは横にカールしたり、裏側をボードや壁に簡易的に貼り付けていた場合にでも浮きが発生することを抑えることがでる。また、模造缶用ラベルでは、枠から脱落したり、しわになることを抑制できる。より好ましい範囲としては、−1.5〜2%の範囲内である。
なお、上記に記載する溶剤とは、主に有機溶剤のことを示し、上記文献の401ページに記載されているような、炭化水素類であるヘキサン、ヘプタン、エステル類である酢酸メチル、酢酸エチル、ケトン類であるアセトン、MEK等があり、これら単独もしくはこれらの混合物、アルコール類との混合物が挙げられる。重合・硬化性のあるモノマーやオリゴマー、油分は有機溶剤に含まれない。これらを用いる印刷方法としては、フレキソ印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷がある。後者ほどインキの粘度は高く設定される。
縦延伸倍率=縦延伸後のフィルムの流れ速度/縦延伸前の原シートの流れ速度
横方向の延伸倍率は、縦延伸前の原シート幅からテンターのクリップに把持する部分の幅を差し引いた値で、横延伸後に得られる幅からクリップに把持していた部分の幅を差し引いた長さを割り付けた値である。
横延伸倍率={(延伸後のフィルム幅)−(クリップが把持していた幅)}/
{(延伸前の原シート幅)−(クリップが把持していた幅)}
フィルムの長手方向(MD)及び幅方向(TD)に沿ってそれぞれ長さ120mm、幅は30mmに切り出し、そのサンプルの長手方向(120mm長方向)に正確に100mm間隔で評点を描いておく。該サンプル80℃の温風中に200時間吊り下げて放置した後、その収縮後の評点間の寸法を計り、次式にしたがって熱収縮率を算出した。収縮率は延伸方向に沿って測定しており、本試験ではMD、TDともに試験方向となる。
収縮率(%)={(収縮前の寸法)−(収縮後の寸法)}×100/(収縮前の寸法)
JIS K 7105に基づいて、フィルムのヘーズを3回測定し、その平均値を算出した。
フィルムに紫外線硬化型インキFDO藍G(東洋インキ製造(株)製)およびUVSTP紅((株)T&K TOKA製)をそれぞれRIテスター(石川島産業機械(株)製)にて0.3cc展色刷を行い、紫外線照射装置(型式:JVC−5035/1MNL06−HGO、ウシオ電機(株)製)を15cm高さで80w/cm空冷水銀灯1灯、通過速度30m/分の条件で行った。
また、フィルムをA4サイズに断裁し、印刷機RYOBI3302HA(リョービ社製)を使用して、酸化重合型大豆油インキタイプのナチュラリス100墨(大日本インキ化学工業(株)製)を1分間に30枚刷り上る速度設定で印刷した。
それぞれのインキ密着性は、印刷面にセロハンテープ(ニチバン(株)製エルパックLP−18)を貼り、セロハンテープの上から指で5回こすった。その直後、セロハンテープを一気に剥がし、インキがどれほど剥離したかを目視で観察した。評価は、全くインキの剥離しないものを5とし、完全に剥離するものを1とし、5段階評価した。
フィルムを40mm×50mmに2枚切り出し、印刷層にあたる面同士を重ね合わせた。さらに上下に約40mm×50mmの鏡面板を重ね合わせ、恒温恒湿器内に置いた。この鏡面板上に約5kgの重りをのせて放置した。試験温度と湿度の設定は、40℃/80%RHで行った。放置2日後、重ねあわせたフィルムの剥離具合を見た。すなわち、フィルム同士がくっつき、剥がしにくいものを不良として×、剥離の優れるものは良好として○とした。
積層フィルムの印刷層と基材層を切片化して引き剥がし、結晶融解熱量ΔHm(J/g)および再結晶化熱量ΔHc(J/g)について熱測定した。測定はJIS K7122「プラスチックの転移熱測定方法」に従い示差走査熱量計(DSC)(商品名:DSC−7、パーキンエルマー社製)を使用した。なお試料量5〜15mgである。
得られたフィルムをA2サイズに断裁し、枚葉とし、次いで紫外線硬化型無色アンカーNo.9(T&K TOKA社製)を、続けて紫外線硬化型インキ161(T&K TOKA社製)を用いて印刷を行った。印刷は、墨、紅の2色を使用し、それぞれのラベル全面に印刷した。印刷機は、SpeedmasterCD74(HEIDELBERG社製)を使用した。それぞれのインキ密着性は、印刷面にセロハンテ−プ(ニチバン(株)製エルパックLP−18)を貼り、セロハンテープの上から指で5回こすった。その直後、セロハンテープを一気に剥がし、インキがどれほど剥離したかを目視で観察した。
そして、印刷後のシートをフィルムの長手方向(MD)に沿って134.5mm、幅方向(TD)に沿って98.5mmに打ち抜いて、ラベルとした。そして、図1に示す模擬缶用のホルダーの内側にフィルムを丸めて挟み込んだ。なお、模擬缶の高さ方向がフィルムの幅方向になる。次に、飲料缶用自動販売機のポリカーボネートの透明板で覆われた模擬缶のディスプレイ場所(内部に電球が入るタイプ)に設置した。期間は7月初頭から9月末の約3ヶ月まで設置した。その3ヶ月後のその模擬缶用ラベルの変化を目視し、変化を観察した。特に変化のないものを○、しわが発生したり、ラベルがホルダーからはみ出たり、脱落しているものを×とした。
収縮率が長手方向および幅方向ともに−2%から3%の範囲内であり、各インキ密着性及び耐ブロッキング評価が、いずれも○のものを良好として○とし、1つでも範囲外もしくは×のあるものを不良として×とした。
積層体を構成する樹脂として、表1に示す第1成分単独、または、第1成分と第2成分との混合物を用いた。混合体の場合のD−乳酸割合は両者の質量分率から平均値として算出した。
第1層(印刷受理層)としてL−乳酸:D−乳酸=98.5:1.5の構造単位を持ち、ガラス転移点(Tg)58℃のポリ乳酸(商品名:NatureWorks4032D、米国カーギル・ダウ社製)25質量%、L−乳酸:D−乳酸=88:12の構造単位を持ち、ガラス転移点(Tg)56℃のポリ乳酸(商品名:NatureWorks4060D、米国カーギル・ダウ社製)75質量%を混合して、合計100質量部のポリ乳酸に乾燥した平均粒径1.4μmの粒状シリカ(商品名:サイリシア100、富士シリシア化学(株) 製)0.10質量部混合して58mmφの同方向二軸押出機にて、脱気しながら210℃でマルチマニホールド式の口金より表裏層として押出した。
実施例1と同様にして、表1に示すように、L−乳酸とD−乳酸の異なるポリ乳酸系重合体(表1に記載の各樹脂に相当する。)を各々実施例1のようにして表層、中間層及び裏層にして所定の厚み比率になるよう押出し、2軸延伸後熱処理してフィルムを作製した。各フィルムの製膜条件ならびに評価結果を表2に示す。
第1層として、L−乳酸:D−乳酸=94.5:5.5の構造単位を持ち、ガラス転移点(Tg)57℃のポリ乳酸系重合体(商品名:NatureWorks4050D、米国カーギル・ダウ社製)50質量%、L−乳酸:D−乳酸=88:12の構造単位を持ち、ガラス転移点(Tg)56℃のポリ乳酸(商品名:NatureWorks4060D、米国カーギル・ダウ社製)50質量%を混合して、合計100質量部のポリ乳酸に乾燥した平均粒径1.4μmの粒状シリカ(商品名:サイリシア100、富士シリシア化学(株) 製)0.15質量部混合して58mmφの同方向二軸押出機にて、2層のマルチマニホールド式の口金より表層として210℃で押出した。
実施例5と同様にして、表1に示すように、L−乳酸とD−乳酸の異なるポリ乳酸系重合体(表1に記載の各樹脂に相当する。)を各々実施例1のようにして表層、中間層及び裏層にして所定の厚み比率になるよう押出し、2軸延伸後熱処理してフィルムを作製した。各フィルムの製膜条件ならびに評価結果を表2に示す。
一方、比較例1、2、3は収縮率が高く、自動販売機内テストにおいて模擬缶用ラベルの変形が見られた。なお、所定サイズのラベルの採取にあたって、縦と横を逆にして(すなわちフィルムのMD/TDを逆にして)ラベルを作製し、同様のテストを行ったが、やはり自動販売機内テストにおいて模擬缶用ラベルの変形を生じた。
また、比較例4,5は収縮率が大きく、印刷中にカールしてしまったため、自動販売機内テストは行わなかった。比較例6はインキの密着性は問題ないものの、ブロッキングを生じた。さらに比較例7はインキの密着性に劣るものであった。
2、3 自動販売機内模擬缶用ラベル
2a、3a ポリ乳酸系印刷用フィルム
2b、3b、3c 印刷
Claims (6)
- ポリ乳酸系重合体を主成分とし、少なくとも2層からなる2軸延伸積層フィルムであり、少なくとも一方の表層は、結晶融解熱量(ΔHm−ΔHc)が4〜23J/gの範囲内のポリ乳酸系重合体から構成され、かつ、当該フィルムの80℃で200時間経過後の収縮率(%)が、長手方向および幅方向ともに−2%から3%の範囲内であることを特徴とするポリ乳酸系印刷用フィルム。
- 請求項1記載のポリ乳酸系印刷用フィルムに、無溶剤型インキによる印刷を施したことを特徴とするポリ乳酸系フィルム印刷体。
- 前記無溶剤型インキが、紫外線硬化型インキであることを特徴とする請求項2に記載のポリ乳酸系フィルム印刷体。
- 前記無溶剤型インキが、酸化重合型インキであることを特徴とする請求項2に記載のポリ乳酸系フィルム印刷体。
- 自動販売機内ディスプレイ用として用いることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のポリ乳酸系フィルム印刷体。
- 請求項2〜5のいずれか1項に記載のポリ乳酸系フィルム印刷体を用いた自動販売機内模擬缶用ラベル。
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