JP6803887B2 - 光干渉断層画像生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光のコヒーレント(干渉性)を利用して物体内部の断層像を撮像する光干渉断層画像生成装置に関する。
従来、歯科用の光干渉断層画像生成装置(Optical Coherence Tomography:以下、OCT装置という。)は、光源から照射されたレーザ光を計測光と参照光とに分配し、計測光をプローブから口腔内組織に照射すると共に、参照光を参照ミラーに照射する。さらに、OCT装置は、口腔内組織から反射して戻って来た散乱光をプローブで回収し、散乱光と参照ミラーからの反射光とを光合波器で合成させ、その干渉光を解析して断層画像を生成している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のOCT装置(歯科計測装置)は、被写体に計測光を照射して反射光を受光するプローブと、前記した光源、光合波器等を備えて、断層画像を生成するOCT本体と、OCT本体等に設けられた表示装置と、を主に備えて構成されている。
特開2013−233303号公報
しかし、特許文献1に記載されているOCT装置は、1台のプローブと、この1台のプローブに接続された1台のOCT本体と、から構成されているので、プローブを2台にした場合、プローブの数に合わせてOCT本体の数も同数設置することが不可欠であった。このため、プローブを増設した場合は、OCT本体の数も増えるので、設置スペースが増加すると共に、OCT本体の数が増加した分だけ、コストアップになるという問題点があった。
そこで、本発明は、プローブを増設したとしても、1台のOCT本体で対応させることが可能な光干渉断層画像生成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る光干渉断層画像生成装置は、光源から照射されたレーザ光を、被写体に照射する計測光と、参照ミラーに照射する参照光とに分配し、前記被写体から反射して戻って来た散乱光と前記参照ミラーで反射した反射光とを合成させた干渉光を解析して光干渉断層画像を生成する光干渉断層画像生成装置であって、前記計測光を前記被写体に照射して前記被写体から反射して戻って来た前記散乱光を回収するプローブと、前記プローブに前記計測光及び前記散乱光を伝送するプローブ用光ファイバと、前記計測光を照射する前記光源を備えたOCT本体と、前記光源から照射されたレーザ光を複数の前記プローブに分配して送る光分配装置と、を備え、前記光分配装置は、前記光源から照射されたレーザ光を複数のプローブのうちの一の前記プローブに反射して送ることを特徴とする。
本発明は、プローブを増設したとしても、1台のOCT本体で対応させることが可能な光干渉断層画像生成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の一例を示す外観図である。 図1に示す歯科用診療ユニットの要部拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の一例を示すブロック図である。 光分配装置の一例を示すブロック図である。 (a)は反射鏡を有する光分配装置を示す要部拡大側面図、(b)は、プリズムを有する光分配装置を示す要部拡大側面図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第1変形例を示す図であり、光干渉断層画像生成装置を1台の歯科用診療ユニットに使用している場合を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第2変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第4変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第5変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第6変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第7変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第8変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第9変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
以下、図1〜図5を参照して本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置であるOCT装置1について詳細に説明する。
<OCT装置>
図1に示すように、OCT装置1は、歯科の患者の診断対象の歯牙(例えば、前歯)であるサンプルS(被写体(図3参照))の断層画像を撮影する撮像装置である。OCT装置1は、1台のOCT本体1aと、複数の歯科用診療ユニット300にそれぞれ配置された診断プローブ部30(プローブ)、プローブ用光ファイバ61、光分配装置4、表示装置80、入力装置9(図3参照)、及び、フットコントローラ90と、を備えて構成されている。
なお、OCT装置1は、その一例として、診療室R内に配置された3台の歯科用診療ユニット300に、診断プローブ部30、表示装置80、入力装置9(図3参照)、及び、フットコントローラ90をそれぞれ配置した場合を例に挙げて説明する。
図3に示すOCT装置1は、光源11から照射されたレーザ光を、サンプルSに照射する計測光と、参照ミラー21に照射する参照光と、に分配する。さらに、診断プローブ部30では、計測光をサンプルSに照射しサンプルSから反射して戻って来た散乱光と、参照ミラー21で反射した反射光と、を合成させた干渉光を解析して、光干渉断層画像を生成する。
<OCT本体>
OCT本体1aは、光源11と、光学ユニット部10(光学ユニット)と、制御ユニット部50(制御ユニット)と、ハウジング本体1b(図1参照)と、ハウジング本体1bに設けられた光分配装置4、コネクタ46,47,48と、ファイバコリメータ49と、使用切換手段91と、使用判定手段25と、を主に備えて構成されている。
ハウジング本体1bは、光学ユニット部10、制御ユニット部50等を覆う収容箱体である。
<光分配装置>
図3に示すように、光分配装置4は、光源11から照射されたレーザ光を複数の診断プローブ部30(30A,30B,30C)に分配して送る装置であり、それぞれの診断プローブ部30A〜30Cに配置されたコネクタプラグ36に向けてレーザ光を反射させる。光分配装置4は、例えば、診断プローブ部30A〜30Cの台数に合わせて、3台の光分配装置4(41,42,43)を備えて構成されている。
図5(a)、(b)に示すように、光分配装置4は、光分配手段(反射鏡4a、あるいは、プリズム4e)と、光分配支持手段(ミラーマウント4b)と、回転軸4cと、アクチュエータ4dと、を備えて構成されている。
光分配手段は、レーザ光を反射させる部材であり、反射鏡4a、あるいは、プリズム4eから成る。反射鏡4aは、図5(a)に示すように、光源11から計測光側サーキュレータ14等を介して送られて来たレーザ光をコネクタ46〜48の手前にそれぞれ設けたファイバコリメータ49に向けて反射させる板状のミラーから成る。プリズム4eは、図5(b)に示すように、反射鏡4aと同様、光源11から計測光側サーキュレータ14を介して送られて来たレーザ光を各診断プローブ部30A〜30C用のファイバコリメータ49に向けて反射させる部材であり、側面視して三角形の光導体(透明部材)から成る。
ミラーマウント4bは、図5(a)、(b)に示すように、光分配手段(反射鏡4a、あるいは、プリズム4e)を支持する支持体である。
アクチュエータ4dは、光分配手段を、レーザ光を反射させる状態と、レーザ光を当たらない状態と、に切り換える切換装置である。換言すると、アクチュエータ4dは、回転軸4cを回転駆動させて、反射鏡4aを各診断プローブ部30A〜30C用のファイバコリメータ49がある方向に向けて反射するように回動させる駆動装置である。アクチュエータ4dは、反射鏡4aの角度を予め設定した所定の角度に傾けることができるものであればよく、例えば、サーボモータ、パルスモータ、直流モータ等の回転機構から成る。3台の光分配装置4のアクチュエータ4dは、使用する診断プローブ部30にレーザ光及び電力等を送るために、後記する使用切換手段91によって切換えられる。
回転軸4cは、ミラーマウント4bを回動可能に軸支する軸部材である。
このほか、光分配手段の反射鏡4aは、ミラーマウント4bの表面(光照射面)に鏡面加工を施して、ミラーマウント4bの表面でレーザ光を反射するようにしてもよい。
また、光分配手段の反射鏡4aは、その鏡面加工に加えて、ミラーマウント4bの表面(光照射面)の反射率を高めるために、反射率の高い塗料等をコーティングしたものであってもよい。
つまり、光分配手段は、鏡面加工や、鏡面加工をした上にコーティングを施した場合は、光分配手段と光分配支持手段(ミラーマウント4b)とを一体にしたものでもよい。
このように、光分配手段の反射鏡4aは、レーザ光を反射するもので有ればよく、適宜変更してもよい。
図4に示すように、光分配装置41〜43は、ファイバコリメータ45から放射されるレーザ光の光軸上に適宜な間隔を介して配置されている。光分配装置41〜43は、使用入力手段93,94,95がOFFのとき、使用切換手段91により、ファイバコリメータ45からレーザ光が反射鏡4aに当たらない状態に傾動されている。なお、ファイバコリメータ45から最も遠い位置に配置されている光分配装置41は、使用入力手段93〜95がOFFであっても、ファイバコリメータ45からのレーザ光を診断プローブ部30A用の手前のファイバコリメータ49に向けて反射する角度に反射鏡4aを傾動させてもよい。光分配装置41〜43は、使用入力手段93〜95をONさせると、使用切換手段91により、アクチュエータ4dが駆動して回転軸4cを中心として回動し、ファイバコリメータ45からレーザ光を各診断プローブ部30A〜30C用のファイバコリメータ49に向けて反射する角度に反射鏡4aを傾動させる。
<コネクタ>
コネクタ46〜48は、それぞれの診断プローブ部30に設けられたコネクタプラグ36が接続される接続器具である。コネクタ46〜48は、例えば、ハウジング本体1bの側壁に複数(例えば、3個)設けられている。コネクタ46〜48と、このコネクタ46〜48に接続されたコネクタプラグ36とは、レセプタクル37によって接続が保持される。コネクタ46〜48のOCT本体1a側には、光ファイバ61を介してファイバコリメータ49がそれぞれ接続されている。また、コネクタ46〜48から引き出された電気配線62は、使用切換手段92を介してガルバノミラー制御回路53に接続されている。
≪光学ユニット部≫
光学ユニット部10は、一般的な光コヒーレンストモグラフィの各方式が適用可能な光源11、光学系、検出部を備えている。光学ユニット部10は、サンプルSに高帯域な波長のレーザ光を続けて(周期的に)照射する光源11と、レーザ光をサンプルSに照射する計測光と参照ミラー21に照射する参照光に分配するカップラ12(光分割器)と、参照光が参照ミラー21から反射して戻って来た反射光と散乱光とを合成させて干渉光を生成するカップラ16と、その干渉光からサンプルSの内部情報を検出するディテクタ23(検出器)と、光源11とディテクタ23との間の光路中に設けられた光ファイバ64と、その他光学部品等を備えている。
光源11から射出された光は、光分割器であるカップラ12により、計測光と参照光とに分けられる。計測光は、サンプルアーム13の計測光側サーキュレータ14からファイバコリメータ45、光分配装置4、ファイバコリメータ49、コネクタ46〜48、コネクタプラグ36を介して診断プローブ部30に入射する。この計測光は、受光レンズ34(コリメータレンズ)、走査手段32(ガルバノミラー)を経て走査光集光レンズ31によってサンプルSに集光され、そこで散乱、反射した後に再び走査光集光レンズ31、走査手段32、受光レンズ34、ファイバコリメータ35、コネクタプラグ36、コネクタ46〜48、ファイバコリメータ49、光分配装置4、ファイバコリメータ45を経てサンプルアーム13の計測光側サーキュレータ14に戻る。戻って来た計測光の偏光成分は、偏光コントローラ15によってより偏光の少ない状態に戻され、光合波器としてのカップラ16を介してディテクタ23に入力される。
一方、光分割器用のカップラ12により分離された参照光は、レファレンスアーム17の参照光側サーキュレータ18からコリメータレンズ19、光路長変更手段24(光路長設定手段)を経て参照光集光レンズ20によって参照ミラー21(レファレンスミラー)に集光され、そこで反射した後に再び参照光集光レンズ20、コリメータレンズ19を経て参照光側サーキュレータ18に戻る。戻って来た参照光の偏光成分は、偏光コントローラ22によってより偏光の少ない状態に戻され、光合波器用のカップラ16を介してディテクタ23に入力される。つまり、カップラ16が、サンプルSで散乱、反射して戻って来た計測光と、参照ミラー21で反射した反射光とを合波するので、合波により干渉した光(干渉光)をディテクタ23がサンプルSの内部情報として検出することができる。
図3に示すように、参照光の光路長変更手段24は、コリメータレンズ19を光軸方向に移動させて、カップラ12から参照ミラー21までの光路長を変更したり、初期の光路長を設定したりする際に使用する装置である。参照光の光路長変更手段24は、例えば、コリメータレンズ19を保持してコリメータレンズ19と共に光軸に沿って光路長調整アクチュエータ等によって電動式に進退可能に配置されたコリメータレンズユニット(図示省略)と、参照光集光レンズ20と、参照ミラー21と、コリメータレンズユニット、参照光集光レンズ20及び参照ミラー21を支持する支持フレーム部材(図示省略)と、を備えて構成されている。
光源11としては、例えば、SS−OCT方式用のレーザ光源から成る。
参照光のコリメータレンズ19は、カップラ12で分割された参照光を平行光に収束させるレンズであり、コリメータ19aの略円筒状のレンズホルダ(図示省略)内に収容されている。
コリメータ19aは、コリメータレンズ19と、該コリメータレンズ19を内嵌した略円筒状のレンズホルダ(図示省略)と、レンズホルダ(図示省略)に内設されたコネクタ19cと、一端がコネクタ19cに接続され、他端が参照光側サーキュレータ18に接続された参照光側光ファイバ19bと、を備えている。
参照光集光レンズ20は、コリメータレンズ19によって収束された平行光を参照ミラー21に集光させるレンズである。
<歯科用診療ユニット>
前記したように、図1に示す診療室Rには、3台の歯科用診療ユニット300と、1台のOCT本体1aと、が配置されている。それぞれの歯科用診療ユニット300には、OCT本体1aにそれぞれ接続された表示装置80と、OCT本体1aにそれぞれ接続されたフットコントローラ90と、OCT本体1aにそれぞれ接続された診断プローブ部30と、が配置されている。各歯科用診療ユニット300は、例えば、歯科診療椅子310と、表示装置80、アームを備えた支柱320と、歯科用テーブル330と、診断プローブ部30が配置されるインスツルメントハンガー340等を備えている。
入力装置9(図3参照)は、カップラ12(光分割器)から参照ミラー21までの光路長の変更をアクチュエータ制御部(図示省略)に指令して、光路長調整アクチュエータ(図示省略)を起動、停止させるコントローラである。入力装置9は、表示装置80上に表示されたカーソル(スライダー)、アイコン(あるいはポインタ)等のグラフィックインターフェイス(graphical user interface)を移動させるスイッチ操作等を行うことが可能になっている。このため、キーボードスイッチ及びマウス97(図6参照)は、表示装置80に映し出された画像を視認しながら操作を行うことができる。
また、入力装置9は、操作することで光路長調整アクチュエータ(図示省略)を正転させてコリメータ19aを前進させる正転用スイッチと、光路長調整アクチュエータ(図示省略)を反転させてコリメータ19aを後退させる反転用スイッチと、の機能を備えている。なお、入力装置9は、例えば、歯科用テーブル330の操作パネル350に配置したプッシュスイッチ351(図2参照)であってもよい。
図2に示すフットコントローラ90は、足踏み式スイッチから成る。フットコントローラ90は、例えば、撮影を開始する操作ノブ90aと、撮影を終了する操作ノブ90bと、撮影した画像の保存をする操作ノブ90cと、を備えて、足で操作可能になっている。フットコントローラ90は、術者が診断プローブ部30を持つなどして両手が塞がっていたとしても、撮影開始の操作ボタン(図示省略)を操作するために、制御ユニット部50に有線または無線で通信可能に接続されている。
<使用入力手段>
図3に示すように、使用入力手段93〜95は、アクチュエータ4dを駆動させるためのスイッチである。使用入力手段93〜95は、複数の診断プローブ部30A〜30Cのうちで、作動させたい診断プローブ部30A〜30Cに光源11から照射されたレーザ光を送るように使用判定手段25及び使用切換手段91を介して光分配装置41〜43を切り換えると共に、その診断プローブ部30A〜30Cに電源200からの電力を供給させる開閉器である。
なお、使用入力手段93〜95の構造、形式、設置場所等は、特に限定されない。例えば、使用入力手段93〜95は、OCT本体1aに取り付けるロータリースイッチ等の機械式スイッチ、ハンガーセンサに取り付けられたスイッチ、歯科用診療ユニット300からインスツルメントハンガー340を着脱したのに応じてON/OFFする着脱スイッチ、診断プローブ部30A〜30Cに設けられたON/OFFのスイッチ等から成り、それらのスイッチを総称していう。
<使用判定手段>
使用判定手段25とは、使用入力手段93〜95の信号から、診断プローブ部30を使用することができるか否かを判定するものである。例えば、ON/OFFのスイッチから成る使用入力手段93〜95を備えた診断プローブ部30A〜30Cの場合、いずれかの診断プローブ部30AのスイッチをONにしたときに、診断プローブ部30Aを使用できるか否かを判定し、他の診断プローブ部30B,30Cが先に使用状態となっているときは使用ができない。また、他の診断プローブ部30B,30Cのすべてが未使用状態であれば、診断プローブ部30Aは、使用することができる。
<使用切換手段>
使用切換手段91は、複数の診断プローブ部30A〜30Cのうちで使用する一の診断プローブ部30を使用可能にするために切り換えるスイッチ手段である。
使用切換手段92は、複数の診断プローブ部30A〜30Cのうち一の診断プローブ部30の使用を判定する使用判定手段25による診断プローブ部30A〜30Bの使用判定に基づいて、診断プローブ部30にガルバノミラー制御回路53の電気信号、並びに、計測光が行くように、光分配手段等を自動的に切り換える装置である。
<診断プローブ部>
図2に示す診断プローブ部30(プローブ)は、レーザ光を二次元走査する走査手段32(ガルバノミラー)を含み、光学ユニット部10からのレーザ光をサンプルSに導くと共に、計測光をサンプルSに照射してサンプルSから反射して戻って来た散乱光を回収して光学ユニット部10に導く装置である。
診断プローブ部30は、図1に示すように、例えば、診療室R内に配置された3台の歯科用診療ユニット300にそれぞれ配置された3台の診断プローブ部30A〜30Cをから成る。それぞれの診断プローブ部30A〜30Cは、レセプタクル37を有するコネクタプラグ36と、ケーブル60(プローブ用光ファイバ61)と、ハウジング3と、フレーム本体(図示省略)と、ファイバコリメータ35と、受光レンズ34と、走査手段32と、走査光集光レンズ31と、ノズル3a(図2参照)と、を備えている。
図1に示すように、ハウジング3は、各診断プローブ部30A〜30Cの構成部品をそれぞれ覆うケース体である。ハウジング3は、例えば、平面視及び側面視してストレート形状に形成されている。ハウジング3内には、図3に示すように、フレーム本体(図示省略)、ファイバコリメータ35、受光レンズ34、走査手段32、走査光集光レンズ31が主に設けられている。また、ハウジング3には、ケーブル60が引き出された状態に配置されている。
受光レンズ34は、カップラ12から計測光側サーキュレータ14を介して送られた計測光を受光してレーザ径を調整するレンズであり、例えば、コリメータレンズから成る。
ファイバコリメータ35は、例えば、受光レンズ34(コリメータレンズ)を内部に備えた一体タイプのものから成る。
走査手段32は、受光レンズ34を通過したレーザ光の照射方向を変化させるためのミラーであり、X方向ガルバノミラーと、Y方向ガルバノミラーと、を備えて構成されている。なお、走査手段32は、レーザ光を二次元走査する二次元MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーであってもよい。
図3に示すように、走査光集光レンズ31は、走査手段32による走査光を集光すると共に、計測光をサンプルSに集光させて照射するレンズである。走査光集光レンズ31とノズル3aとの間には、ノズル3aに当接されたサンプルSと、走査光集光レンズ31との間の距離を調整して集光点調整装置(図示省略)が設けられている。
図1に示すノズル3aは、前歯用のノズルであり、走査光集光レンズ31(図3参照)の前方に配置され計測光をサンプルS(図3参照)に照射して散乱光を回収する開口部を先端に有する筒体から成る。ノズル3aは、ハウジング3に対して進退させて、走査光集光レンズ31(図3参照)とサンプルS(図3参照)との距離を調整することが可能なノズル伸縮機構(図示省略)を備えている。
<ケーブル>
図1に示すように、ケーブル60は、診断プローブ部30(各診断プローブ部30A〜30C)と、OCT本体1a(光学ユニット部10及び制御ユニット部50)と、を光学的及び電気的に接続するためのものである。ケーブル60は、例えば、光学ユニット部10に接続されたプローブ用光ファイバ61(図3参照)と、制御ユニット部50に接続された電気配線62(図3参照)と、を内蔵して構成されている。診断プローブ部30側のケーブル60と、OCT本体1a側のケーブル60とは、接続部6によって着脱自在に接続される。
図3に示すように、プローブ用光ファイバ61は、診断プローブ部30に計測光及び散乱光を伝送するための線状の光導体である。電気配線62は、電源200からの電力をOCT制御装置100、使用切換手段91、接続部6を介して走査手段32に供給する電線を含む。それぞれのプローブ用光ファイバ61及び電気配線62は、一方がOCT本体1aのそれぞれのコネクタ46〜48に着脱可能に取り付けられ、他方がそれぞれの診断プローブ部30A〜30Cに接続されている。
光分配装置4を備えたOCT装置1において、計測光側サーキュレータ14から各診断プローブ部30A,30B,30Cのファイバコリメータ35までの計測光側のファイバ長(プローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3)と、参照光側サーキュレータ18からコリメータ19aまでの参照光側光ファイバ19bのファイバ長(長さL10)と、は同じ長さになっている。計測光側のプローブ用光ファイバ61のファイバ長(長さL1,L2,L3)は、例えば、計測光側サーキュレータ14から各診断プローブ部30A,30B,30Cまでの距離が一番長いプローブ用光ファイバ61の長さにファイバ長を揃える。各診断プローブ部30A,30B,30Cにおける計測光側サーキュレータ14からファイバコリメータ35までのプローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3と、参照光側サーキュレータ18からコリメータ19aまでの参照光側光ファイバ19bの長さL10は、例えば、10mである。
なお、プローブ用光ファイバ61と、電気配線62は、図1に示すように、1本のチューブ内に一緒に内設したものであってもよく、また、別々に配線したものであってもよい。
<接続部>
接続部6は、その一例を挙げると、図3に示すように、プローブ用光ファイバ61と電気配線62とが同じチューブ内に配線している場合、プローブ用光ファイバ61接続用のコネクタと、電気配線62接続用の電気接続コネクタと、を兼備したコネクタ46〜48から成る。
なお、プローブ用光ファイバ61と、電気配線62とが別々に配線されている場合、それぞれの接続部6は、プローブ用光ファイバ61接続用のプラグとOCT本体1aの壁面に設けられたカプラとから成る光コネクタと、電気配線62接続用のプラグとOCT本体1aの壁面に設けられたカプラとから成る電気接続コネクタと、の2つを備えて構成されている。
<制御ユニット部>
図3に示すように、制御ユニット部50(制御ユニット)は、AD変換回路51と、DA変換回路52と、ガルバノミラー制御回路53と、遅延回路54と、OCT制御装置100と、を備えている。
AD変換回路51は、ディテクタ23(検出器)のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するものである。
DA変換回路52は、OCT制御装置100のデジタル出力信号をアナログ信号に変換するものである。このアナログ信号は、ガルバノミラー制御回路53に入力する。
ガルバノミラー制御回路53は、診断プローブ部30の走査手段32を制御するドライバである。
遅延回路54は、電源200と診断プローブ部30とが互いに離れた位置に配置されていることによって生じる電気系信号と光系信号の時間的遅れの時間差を調整するための装置である。遅延回路54は、図3に示すk−Clock(クロック信号ck)とtriggerのタイミングを遅らせ、光系統の信号の取り込むタイミングと併せることができる。
表示装置80は、OCT制御装置100によって生成される光干渉断層画像(以下、OCT画像という)を表示するものである。表示装置80は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、EL(Electronic Luminescence)、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)等から構成される。
OCT制御装置100は、OCT装置1の制御装置であって、レーザ光に同期して走査手段32を制御することで撮影を行うと共に、ディテクタ23の検出信号を変換したデータからサンプルSのOCT画像を生成する制御を行うものである。OCT制御装置100は、記憶手段と、演算手段と、を備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムと、から構成される。OCT制御装置100には、入出力手段から成る入力装置9と、フットコントローラ90と、電源200と、が電気的に接続されている。
図3に示すように、入力装置9は、コリメータ19aを光路長調整アクチュエータ(図示省略)で光軸方向に移動させて、光路長を調整する指令を、表示装置80の画面上に表示されたカーソル、または、アイコンを操作することで、アクチュエータ制御部(図示省略)に入力するコンピュータ指令手段等から成る。
コンピュータ指令手段は、例えば、パソコンの操作に使用されるキーボード96(図6参照)に配置されているキーボードスイッチと、マウス97(図6参照)と、を備えて構成されている。キーボードスイッチは、キーボード96に多数設けられたプッシュスイッチから成る制御器であり、例えば、キーボードスイッチのうちのから成る。マウス97は、表示装置80の画面上に表示されて、光路長調整アクチュエータ(図示省略)を正転、反転させて光路長を調整するためのカーソル、及び、アイコンを操作する操作器である。
≪作用≫
次に、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置(OCT装置1)の作用を説明する。
図1に示すように、診療室Rには、複数の歯科用診療ユニット300と、1台のOCT本体1aと、が配置されている。それぞれの歯科用診療ユニット300には、それぞれ診断プローブ部30が配置されている。
図3に示すように、各診断プローブ部30A〜30Cは、プローブ用光ファイバ61及び電気配線62のコネクタプラグ36,36,36を、OCT本体1aのコネクタ46〜48にそれぞれ取り付けて接続する。さらに、レセプタクル37によってコネクタ46〜47と、コネクタプラグ36,36,36との接続をロック状態にする。また、各診断プローブ部30A〜30Cは、電気配線62をコネクタプラグ36でOCT本体1a側のコネクタ46にそれぞれ接続する。
このようにして、それぞれの歯科用診療ユニット300に配置された診断プローブ部30A〜30C、表示装置80及びフットコントローラ90は、コネクタプラグ36をコネクタ46に接続することで、OCT本体1a側にそれぞれ接続される(図1参照)。
このため、複数の歯科用診療ユニット300にそれぞれ配置された診断プローブ部30を使用する場合は、プローブ用光ファイバ61をOCT本体1aのコネクタ46〜48に接続すればよいので、OCT本体1aを使用する度に移動させる必要が無いため、使用する際の準備作業を簡素化することができる。
また、それぞれの歯科用診療ユニット300にそれぞれ配置された複数の診断プローブ部30に対して、OCT本体1aを共用化して1台にすることができる。このため、OCT本体1aを配置する場所の占有面積を削減してスペース化を図ることができると共に、OCT本体1aの台数を削減して共用化した分だけコストの低減を図ることができる。
術者は、診断プローブ部30を使用する場合、図1に示すように、3台の歯科用診療ユニット300にそれぞれ配置された診断プローブ部30A〜30Cのうちの1台を選んで使用することが可能である。例えば、図4に示す診断プローブ部30Bを使用する場合は、三つの使用入力手段93〜95のうちの診断プローブ部30B用の使用入力手段94をONにする。すると、使用する診断プローブ部30Bと、OCT本体1aとが、プローブ用光ファイバ61及び電気配線62によって接続された状態になり、診断プローブ部30Bの使用が可能となる。
なお、診断プローブ部30Bが使用可能な状態のときは、図4に示すように、ファイバコリメータ45からのレーザ光が診断プローブ部30Bのみに向けて照射されるため、他の診断プローブ部30A,30Cは使用することはできない。つまり、3台の診断プローブ部30A〜30Cは、使用判定手段25によって選択された1台のみが使用可能な状態になる。
次に、図2に示すフットコントローラ90の操作ノブ90aを足踏み操作すると、診断プローブ部30BによるサンプルSの撮影が開始される。
このように、各歯科用診療ユニット300は、OCT本体1aに接続されたフットコントローラ90がそれぞれ配置されていることで、歯科用診療ユニット300を使用する術者が表示装置80を見て両手で治療しながら足元のフットコントローラ90で、OCT装置1を操作することができる。このため、スイッチ操作の操作性をよく、サンプルSを撮影する撮影作業に作業性を向上させることができる。
診断プローブ部30Bによって撮影されたサンプルSの断層画像は、表示装置80(図1参照)に映し出される。操作ノブ90bを踏み操作すると、撮影を終了する。そして、操作ノブ90cを操作すると、撮影した画像が保存される。
診断プローブ部30B以外の診断プローブ部30A,30Cを使用する場合は、使用入力手段ONにして使用判定手段25により、使用可能状態と判定され、使用切換が行われることで使用可能となる。
このため、複数の歯科用診療ユニット300、OCT本体1a、あるいは、複数の診断プローブ部30A〜30Cは、使用入力手段93〜95を操作することで、作動させたい診断プローブ部30A〜30Cに光源11からのレーザ光を送るようにすることができる。
図3に示すように、本発明は、光源11から照射されたレーザ光を、サンプルS(被写体)に照射する計測光と、参照ミラー21に照射する参照光とに分配し、サンプルSから反射して戻って来た散乱光と参照ミラー21で反射した反射光とを合成させた干渉光を解析して光干渉断層画像を生成するOCT装置1(光干渉断層画像生成装置)であって、計測光をサンプルSに照射してサンプルSから反射して戻って来た散乱光を回収する診断プローブ部30(プローブ)と、診断プローブ部30に計測光及び散乱光を伝送するプローブ用光ファイバ61と、計測光を照射する光源11を備えたOCT本体1aと、光源11から照射されたレーザ光を複数の診断プローブ部30A,30B,30Cに分配して送る光分配装置4と、を備えている。
このように、OCT装置1は、診断プローブ部30を複数の診断プローブ部30A,30B,30Cに増設したとしても、光分配装置4によって光源11から照射されたレーザ光を複数の診断プローブ部30A,30B,30Cに分配して送ることができる。このため、OCT本体1aは、1台であっても、複数の診断プローブ部30のうちの1つにレーザ光を送って使用可能にすることができるので、診断プローブ部30を複数設けても、1台のOCT本体1aで対応させることが可能である。
また、診断プローブ部30(プローブ)は、図1に示すように、計測光及び散乱光を伝送するプローブ用光ファイバ61を備え、プローブ用光ファイバ61は、OCT本体1aに着脱可能に取り付けられることが好ましい。
このように、OCT装置1は、プローブ用光ファイバ61をOCT本体1aに着脱可能に取り付けられていることで、例えば、複数のプローブ用光ファイバ61を1台のOCT本体1aに接続して使用する場合、重いOCT本体1aを動かさなくて済む。このように、OCT装置1は、プローブ用光ファイバ61を着脱式にしたことにより、診断プローブ部30を使用したいときに、OCT本体1aに着脱するだけで、準備したり、片付けたりすることができるため、プローブ用光ファイバ61の配線が容易で、使い勝手がよい。このため、サンプルS(被写体)を撮影する際の準備作業及び片付け作業を簡素化して、準備時間や、片付け時間を短縮することができる。
また、光分配装置4は、図5(a)、(b)に示すように、レーザ光を反射させる反射鏡4a(光分配手段)あるいはプリズム4e(光分配手段)と、反射鏡4aあるいはプリズム4eをレーザ光を反射させる状態と、レーザ光を当たらない状態と、に切り換えるアクチュエータ4dと、を備えていることが好ましい。
このように、光分配装置4は、反射鏡4a(光分配手段)あるいはプリズム4e(光分配手段を、レーザ光を反射させる状態と、レーザ光を当たらない状態と、にアクチュエータ4dによって切り換えるので、光源11からのレーザ光を、所望の診断プローブ部30のファイバコリメータ49に向けて反射させることができる。このため、光分配装置4,41〜43は、1つの光源11から照射されたレーザ光を、それぞれの診断プローブ部30A〜30Cに向けて反射させることができるので、複数の診断プローブ部30に対してOCT本体1aが1台であっても効率よく対応することできる。
また、図3に示すように、OCT本体1aは、さらに遅延回路54を有していることが好ましい。
このように、OCT本体1aは、遅延回路54を有していることで、電源200と診断プローブ部30とが互いに離れた位置にあるOCT本体1aに配置されていることによって生じる電気系信号と光系信号の時間的遅れの時間差を調整することができる。つまり、遅延回路54は、k−Clock(クロック信号ck)とtriggerのタイミングを遅らせ、光系統の信号の取り込むタイミングと併せる効果を奏する。
[第1変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。なお、既に説明した構成は同じ符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第1変形例を示す図であり、光干渉断層画像生成装置を1台の歯科用診療ユニットに使用している場合を示す斜視図である。
前記実施形態では、図1に示すように、診療室Rに、3台の歯科用診療ユニット300と、3台の歯科用診療ユニット300にそれぞれ診断プローブ部30を配置した場合を例に挙げて説明したが、それぞれの台数は、適宜変更してもよい。
例えば、図6に示すように、歯科用診療ユニット300及び診断プローブ部30は、診断プローブ部30に設けたケーブル60の基端部を、OCT本体1Aaの接続部6に着脱可能に接続したものであればよく、1台でもよい。
また、入力装置9は、図6に示すように、キーボードスイッチや、マウス97等のポインティングデバイスであってもよい。
また、1台の歯科用診療ユニット300には、診断プローブ部30用の踏み式スイッチのフットコントローラ90Aaと、他のハンドピース38用の踏み式スイッチのフットコントローラ90Abと、を配置してもよい。
また、表示装置80Aは、パソコン(図示省略)のモニタであってもよい。
[第2変形例]
図7は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第2変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
前記実施形態では、光分配装置4の一例として、図4に示すように、複数(3つ)の光分配装置41〜43を備えたものを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。光分配装置4Aは、図7に示すように、複数の診断プローブ部30に対して、光源11(図3参照)からのレーザ光を1台の装置によって反射して送るようにしてもよい。
即ち、第2変形例の光分配装置4Aは、ファイバコリメータ45からのレーザ光を、光分配装置4Aの周辺に配置された診断プローブ部30,30A〜30Fのコネクタプラグ36に向けて反射可能にすることで、1台の光分配装置4Aであっても、複数の診断プローブ部30,30A〜30Fにレーザ光を送ることが可能である。
この場合、光分配装置4Aは、ファイバコリメータ45からのレーザ光を反射する反射鏡4aと、反射鏡4aを取り付けたミラーマウント4bと、ミラーマウント4bの回転軸4cと、使用する診断プローブ部30A〜30Fに使用切換手段91を切換操作することで反射鏡4aの反射方向を所望の診断プローブ部30の方向に回動させるアクチュエータ4dと、を備えて構成されている。
このように構成することによって、1台の光分配装置4Aであっても、複数の診断プローブ部30,30A〜30Fにレーザ光を送ってサンプルSの撮影を可能にする。
[第3変形例]
前記実施形態では、光分配装置4の一例として、図5(a)、(b)に示すように、回転軸4cをアクチュエータ4dで回転駆動させて光分配手段(反射鏡4a、あるいは、プリズム4e)の角度を変える場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。つまり、光分配装置4のアクチュエータ4dは、ミラーマウント4bに固定された回転軸4cを矢印a,b方向に回動させることで、光分配手段の角度を変えることが可能なものであればよい。
例えば、アクチュエータ4dは、このほか、リンク機構、スライダー機構、歯車機構、ソレノイド、ピストン・シリンダ機構等を介在させて、光分配手段の位置を移動させて、光分配手段にレーザ光が当たる状態と、レーザ光が当たらない状態と、に切り換えるようにしてもよい。
[第4変形例]
図8は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第4変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
また、図8に示すように、光分配装置4Bは、レーザー光が当たる状態と、当たらない状態と、に切り換える(回転によるもの、進退によるものを含む)だけでなく、前記した複数の光分配手段41〜43(図4参照)のうちの1つの光分手段4Bのミラーマウント4Bbのみを移動させることで、所定の診断プローブ部30に計測光を送るようにしてもよい。
その場合、光分配装置4Bは、光分配手段4Baを有する1つの光分配支持手段4Bbと、光分配支持手段4Bbを進退移動(矢印e,f方向にスライド移動)させるための電動式のアクチュエータ4Bdと、アクチュエータ4Bdによって移動する光分配支持手段4Bbをガイドするレール部4Beと、を備えて構成されている。
アクチュエータ4Bdは、使用切換手段91Bからの切換入力信号に基づいて、診断プローブ部30A〜30Cのファイバコリメータ49に対応するレール部4Be上のそれぞれに位置に光分配支持手段4Bbを移動させるように構成されている。
レール部4Beは、診断プローブ部30A〜30Cのファイバコリメータ49に沿って平行に配置されている。
このように光分配装置4Bは、1つの光分配手段4Baで構成することで、装置全体の構造を簡素化して小型化を図ることができる。
なお、この場合、光分配装置4Bは、光分配手段4Baを有する1つの光分配支持手段4Bbを、電機子巻線を有する一次側部材と、永久磁石を有する二次側部材と、が相対的に移動可能に構成されるリニアモータであってもよい。
[第5変形例]
図9は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第5変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
また、本発明のOCT本体1aは、図9に示すように、計測光側サーキュレータ14及び診断プローブ部30,30A,30B,30C(プローブ)の間に配置される光分配装置4と、複数の診断プローブ部30のうち一の診断プローブ部30の使用を判定する使用判定手段25Cに基づいて光分配装置4を切り換える使用切換手段91(光分配制御手段、切換手段)と、参照光を伝送する参照光側光ファイバ19bと、を備え、参照光側光ファイバ19bと複数のプローブ用光ファイバ61とは、互いに同じ長さであることが好ましい。
このように光分配装置4を備えた場合は、光学ユニット部10Cに複数の診断プローブ部30を配置する際に、OCT本体1aから各診断プローブ部30までの距離が異なるため、計測光側のファイバ長(プローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3)を参照光側のファイバ長(参照光側光ファイバ19bの長さL10)と同じ長さにする必要がある。
その方法としては、例えば、各診断プローブ部30の計測光側のファイバ長(プローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3)を、診断プローブ部30のファイバコリメータ35から光学ユニット部10の計測光側サーキュレータ14までの距離が一番長い光ファイバであるプローブ用光ファイバ61の長さL1に、各診断プローブ部30のファイバ長(プローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3)を揃える。例えば、プローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3を、全部10mに揃える。
その場合、参照光側については、揃えられたファイバ長と同じ長さのファイバ長、例えば、10mにする。
このように構成することにより、計測光側のファイバ長(光路長)と参照光側のファイバ長(光路長)とを容易に揃えることができる。また、光分配装置4がある場合であっても、参照光側光ファイバ19bの長さL10と、それぞれのプローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3とが、同じ長さであるため、それぞれの診断プローブ部30A,30B,30CでサンプルSを撮影しても、同じ鮮明度の画像状態の画像が得られる。
また、OCT装置1C(光干渉断層画像生成装置)は、複数の診断プローブ部30A,30B,30Cのうち一の診断プローブ部30の使用を判定する使用判定手段25Cに基づいて光分配装置4を切り換える使用切換手段91を備えていることで、使用する診断プローブ部30に応じて光分配装置4を自動的に切り換えることができる。
[第6変形例]
図10は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第6変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
また、OCT本体1aは、図10に示すように、計測光側サーキュレータ14及び診断プローブ部30,30A,30B,30C(プローブ)の間に配置される光分配装置4と、複数の診断プローブ部30のうち一の診断プローブ部30を使用するための光分配装置4を選択する選択スイッチ91と、参照光を伝送する参照光側光ファイバ19bと、を備え、参照光側光ファイバ9bと複数のプローブ用光ファイバ61とは、互いに同じ長さであることが好ましい。
このように光分配装置4を手動的に選択するロータリースイッチやセレクタスイッチ等から成る選択スイッチ91を備えた場合であっても、前記した使用切換手段91(光分配制御手段、切換手段)のときと同様に、参照光側光ファイバ19bの長さL10と、それぞれのプローブ用光ファイバ61の長さL1,L2,L3とを、同じ長さすることで、鮮明な画像を得ることができる。
[第7変形例]
図11は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第7変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
本発明のOCT装置1DのOCT本体1aは、図11に示すように、計測光側サーキュレータ14と診断プローブ部30(プローブ)との間と、参照光側サーキュレータ18と光路長変更手段24(光路長設定手段)との間に、それぞれ配置される複数の光分配装置4,4Dと、複数の診断プローブ部30のうち一の診断プローブ部30の使用を判定する使用判定手段25Dに基づいて複数の光分配装置4Dを切り換える使用切換手段91,91Dと、参照光を伝送する参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbと、を備え、複数のプローブ用光ファイバ61と複数の参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbとは、少なくとも一組の同じ長さの光ファイバを有し、使用切換手段91,91Dは、使用判定手段25Dに基づいて一組の同じ長さの光ファイバに光を反射させるように複数の光分配装置4,4Dを切り換えることが好ましい。
この場合、OCT装置1Dは、計測光側用の光分配装置4と、参照光側の光分配装置4Dと、を備えている。参照光側の光分配装置4Dは、診断プローブ部30及び計測光側用の光分配装置4の数である3台に合わせて、3つの光分配装置41D,42D,43Dを備えている。3つの光分配装置41D,42D,43Dの数に合わせて、光路長変更手段24も、3台の光路長変更手段24A,24B,24Cから構成されている。
使用判定手段25Dは、3つある診断プローブ部30のうちでどの診断プローブ部30A,30B,30Cが使用されているのかをセンサ(使用入力手段93〜95)を介して判定する装置である。
OCT装置1Dにおいて、診断プローブ部30Aのファイバコリメータ35からファイバコリメータ49までのプローブ用光ファイバ61の長さL11は、例えば、6mである。診断プローブ部30Bのファイバコリメータ35からファイバコリメータ49までのプローブ用光ファイバ61の長さL12は、例えば、8mである。診断プローブ部30Cのファイバコリメータ35からファイバコリメータ49までのプローブ用光ファイバ61の長さL13は、例えば、10mである。
これらに対して、光路長変更手段24Aのコネクタ19cからファイバコリメータ24Aaまでの参照光側光ファイバ19Abの長さL21は、対応する診断プローブ部30A同様、6mである。
光路長変更手段24Bのコネクタ19cからファイバコリメータ24Baまでの参照光側光ファイバ19Bbの長さL22は、対応する診断プローブ部30B同様、8mである。
光路長変更手段24Cのコネクタ19cからファイバコリメータ24Caまでの参照光側光ファイバ19Cbの長さL23は、対応する診断プローブ部30C同様、10mである。
このように構成することにより、計測光側用の複数の光分配装置4と参照光側の複数の光分配装置4Dとがある場合であっても、プローブ用光ファイバ61の長さL11,L12,L13(光路長)と、それぞれの診断プローブ部30A,30B,30Cに対応する参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbの長さL21,L22,L23(光路長)とが、それぞれ同じ長さである。そして、診断プローブ部30A,30B,30Cのうちのある診断プローブ部30が選択されて、計測光側の光分配装置4が切り換えられると、参照光側の光分配装置4Dについても、計測光側のプローブ用光ファイバ61の長さL11,L12,L13と同じ長さのファイバ長(長さL21,L22,L23)を持つ参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbに切り換えられる。このため、それぞれの診断プローブ部30A,30B,30CでサンプルSを撮影しても、同じ鮮明度の画像状態の画像を得ることができる。
第7変形例の場合は、光分配装置4,4Dが2個必要になるものの、余計なファイバ長の光ファイバを必要としないため、各診断プローブ部30A,30B,30C、及び、光路長変更手段24Cまでの距離に適したファイバ長の光ファイバを用意することができる。
また、OCT本体1aは、計測光側サーキュレータ14と診断プローブ部30(プローブ)との間と、参照光側サーキュレータ18と光路長変更手段24(光路長設定手段)との間に、それぞれ配置される複数の光分配装置4,4Dと、複数の診断プローブ部30のうち一の診断プローブ部30を使用するための光分配装置4,4Dを選択する選択スイッチ91,91Dと、参照光を伝送する参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbと、を備え、複数のプローブ用光ファイバ61と複数の参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbとは、少なくとも一組の同じ長さの光ファイバを有し、選択スイッチ91,91Dは、一組の同じ長さの光ファイバに光を反射させるように複数の光分配装置4Dを切り換えることが好ましい。
このように構成することにより、計測光側のファイバ長(光路長)と、参照光側光ファイバ19Ab,19Bb,19Cbのファイバ長(光路長)とを、光分配装置4,4Dを選択する選択スイッチ91,91Dによって容易に切り換えて揃えることができる。
[第8変形例]
図12は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第8変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
前記第7変形例のOCT装置1Dでは、図11に示すように、3つの参照光側の光分配装置41D,42D,43Dに合わせて、3つの光路長変更手段24A,24B,24Cから成る光路長変更手段24を配置した場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
図12に示すOCT装置1Eのように、切換手段27Eを設けることで、参照光側の光分配装置4Eが3つの光分配装置41E,42E,43Eから構成されていても、1つの光路長変更手段24で対応させることが可能である。
この場合、OCT装置1Eにおいて、計測光側サーキュレータ14から各診断プローブ部30A,30B,30Cのファイバコリメータ35までの計測光側のファイバ長(プローブ用光ファイバ61の長さL11,L12,L13)は、それぞれ相違しているか、または、同じ長さである。
これに対して、参照光側サーキュレータ18から光分配装置41Eを介して光路長変更手段24のコリメータ19aまでの参照光側光ファイバ19bの長さL21は、計測光側サーキュレータ14から診断プローブ部30Aのファイバコリメータ35までのプローブ用光ファイバ61の長さL11と、同じ長さである。
参照光側サーキュレータ18から光分配装置42Eを介して光路長変更手段24のコリメータ19aまでの参照光側光ファイバ19bの長さL22は、計測光側サーキュレータ14から診断プローブ部30Aのファイバコリメータ35までのプローブ用光ファイバ61の長さL12と、同じ長さである。
参照光側サーキュレータ18から光分配装置43Eを介して光路長変更手段24のコリメータ19aまでの参照光側光ファイバ19bの長さL23は、計測光側サーキュレータ14から診断プローブ部30Aのファイバコリメータ35までのプローブ用光ファイバ61の長さL13と、同じ長さである。
このように構成することにより、照光側の光分配装置4Eが複数ある場合であっても、切換手段27Eを設けることで、1つの光路長変更手段24で対応可能であり、コストダウンを図ることができる。
[第9変形例]
図13は、本発明の実施形態に係る光干渉断層画像生成装置の第9変形例を示す図であり、光分配装置を示すブロック図である。
本発明のOCT装置1FのOCT本体1aは、図13に示すように、光源11とカップラ12との間に配置される光分配装置4Fと、干渉光を検出するディテクタ23からの複数の出力のうち一の出力を出力する出力切換装置(切換手段92F)と、を備え、複数の診断プローブ部30(プローブ)のうち一の診断プローブ部30の使用を判定する使用判定手段25Fに基づいて光分配装置4F及び切換手段92F(出力切換装置)を制御する使用/出力切換手段(使用切換手段91F)を有していることが好ましい。
この場合、OCT装置1Fは、3台の診断プローブ部30A,30B,30Cと、それぞれの診断プローブ部30A,30B,30Cに対応して配置された3つの光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcと、3つの光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcにそれぞれ対応する3つの光分配装置41F,42F,43Fから成る光分配装置4Fと、を有している。それぞれの光分配装置41F,42F,43Fは、光源11の近傍に配置されている。
使用判定手段25Fは、使用している診断プローブ部30が3つのうちのどの診断プローブ部30A,30B,30Cであるかを判定する装置である。
使用/出力切換手段(使用切換手段91F)は、使用判定手段25Fで判定した使用中の診断プローブ部30に基づいて光分配装置4F及び切換手段92Fを切り換える装置である。
出力切換装置(切換手段92F)は、使用判定手段25Fからの制御信号を受けて、使用中の診断プローブ部30に対応する光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcに切換駆動させる装置である。切換手段92Fには、AD変換回路28Fが接続されている。AD変換回路28Fは、複数のアナログ出力を入力できるようにすることも可能である。この場合、光源以外の複数の光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcを別体として外部に置くので、複数のディテクタ23からのアナログ出力がOCT本体1aに返って来るように構成されている。そのうちの1つのアナログ出力をAD変換回路28Fに入れるために、切換手段92Fを設けている。
光分配装置41F,42F,43Fと、切換手段92Fとは、使用判定手段25Fに基づいて制御される。
このように構成することにより、照光側の光分配装置4F、及び、診断プローブ部30A,30B,30Cが複数ある場合であっても、それらに対応させて3つの光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcを設けて、切換手段92Fで切り換えることによって対応可能である。
この場合、光源11を除く光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcは、複数必要である。しかし、各光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fc内のファイバ長(光路長)の長さを揃える必要がない。また、光源11を除く光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcは、ユニット内部に組み込むか、収納した箱内に入れてユニット周辺に置くことも可能である。
また、OCT本体1aは、光源11とカップラ12との間に配置される光分配装置4Fと、干渉光を検出するディテクタ23からの複数の出力のうち一の出力を出力する出力切換装置(切換手段92F)と、を備え、複数の診断プローブ部30(プローブ)のうち一の診断プローブ部30を使用するための光分配装置4F及び出力切換装置(切換手段92F)に切り換える選択スイッチ(使用切換手段91F)を有していることが好ましい。
このように構成しても、照光側の光分配装置4F、及び、診断プローブ部30A,30B,30Cが複数ある場合であっても、それらに対応した光学ユニット部10Fa,10Fb,10Fcを選択スイッチ(使用切換手段91F)で切り換えて使用することができる。
[第10変形例]
前記第5〜9変形例のOCT装置1C,1D,1E,1Fでは、図9〜図13に示すように、使用判定手段25C,25D,25E,25Fが、複数の歯科用診療ユニット300、OCT本体1a、あるいは、複数の診断プローブ部30に備えた使用入力手段93〜95からの入力を判定することが好ましい。
この場合、使用入力手段93〜95には、大きく分けて4つの種類がある。
1つ目の使用入力手段93〜95は、歯科用診療ユニット300の各ハンガー360に取り付けられた診断プローブ部30の着脱を検出するプローブ着脱検出センサ等により、歯科用診療ユニット300の優先回路機構の信号に基づいて、診断プローブ部30が把持されたことを判定して切り換えを行う場合である(図1及び図2参照)。
2つ目の使用入力手段93〜95は、インスツルメントハンガー340とは別体の歯科用診療ユニット300のいずれかの箇所にハンガー360を設け、そのハンガー360に診断プローブ部30が使用されていることを検出するプローブ検出センサを備える場合である(図1及び図2参照)。
3つ目の使用入力手段93〜95は、複数の診断プローブ部30にそれぞれ診断プローブ部30の使用状態を示すスイッチが設けられている場合である。その場合の一例を挙げると、診断プローブ部30にON/OFFスイッチが設けられている場合等がある。
また、4つ目の使用入力手段93〜95は、OCT本体1aにロータリースイッチのような適宜な形式のスイッチが設けられている場合等である。
使用判定手段25C,25D,25E,25Fは、使用入力手段93〜95(例えば、診断プローブ部30に取り付けられたスイッチ)からの信号により、他の診断プローブ部30が使用状態なら使用切換手段91は切り換えを行わず、どの診断プローブ部30も使用していなければ使用状態を可能とすることを判定するものとなる。また、使用入力手段93〜95からの信号が複数から来た場合、最先の信号を判定するものとなる。
そして、それらの4つの種類の使用入力手段93〜95により、選択された一の診断プローブ部30に光を分配するように、光分配装置4,4D,4E,4Fが切り換えられる。つまり、本発明の第8変形例は、使用判定手段25C〜25Fの信号に連動して、光分配装置4,4D,4E,4Fを制御することを特徴とする。
なお、使用判定手段25C〜25Fの信号は、一度OCT制御装置100、または、別体の制御装置(使用切換手段92)に入力される。そこから、それらの制御装置によって、光分配装置4,4D,4E,4Fのアクチュエータ4dを直接駆動させて、切り換えを行う場合や、図3に示すように、使用切換手段91を切り換えて、アクチュエータ4dを駆動させる場合がある。
このように構成することにより、OCT装置1C,1D,1E,1Fは、使用判定手段25C,25D,25E,25Fを備えていることで、診断プローブ部30A,30B,30Cが使用される場合、その使用される診断プローブ部30に応じて、OCT装置1C,1D,1E,1F全体を対応可能な状態に変換させることができる。
[第11変形例]
また、本発明は、図1〜図3に示すように、複数の歯科用診療ユニット300のインスツルメントハンガー340は、診断プローブ部30を備え、使用入力手段93〜95は、ハンガー360からインスツルメント400が引き出されたこと、及び、ハンガー360への掛け止めを検出し、早く引き出されたインスツルメント400を優先に当該インスツルメント400のみを駆動させるように駆動回路を制御する優先回路機構である使用入力手段93〜95からの入力を判定することが好ましい。
また、複数の歯科用診療ユニット300には、OCT本体1aにそれぞれ接続された表示装置80と、OCT本体1aにそれぞれ接続されたフットコントローラ90と、を備え、優先回路機構は、ハンガー360からインスツルメント400が引き出されたこと、及び、ハンガー360への掛け止めを検出したときに、表示装置80及びフットコントローラ90を診断プローブ部30用に切り換えることが好ましい。
このように構成することにより、1台の歯科用診療ユニット300に複数のインスツルメント400(診断プローブ部30を含む)が備えられている場合に、優先回路機構を用いることで、診断プローブ部30を設置するための別途のハンガー360やスイッチ(使用入力手段93〜95)を用いる必要がないという効果を奏する。
また、どの歯科用診療ユニット300で診断プローブ部30が把持されたか判別された場合は、使用された判別された診断プローブ部30を有する歯科用診療ユニット300に付属しているフットコントローラ90や、表示装置80をOCT装置1の操作を行うために使用可能となる。つまり、歯科用診療ユニット300に付属の表示装置80とフットコントローラ90とは、歯科用診療ユニット300とOCT装置1Aを兼用にすることが可能となる。これにより、OCT本体1aに別途表示装置80やフットコントローラ90を設ける必要がなくなるので、フットコントローラ90の取り違いの解消や、コストダウンを図ることができる等の効果を奏する。
[その他の変形例]
例えば、OCT本体1aは、図1では診療室R内の歯科用診療ユニット300から離れた位置に配置されているが、いずれかの歯科用診療ユニット300に設けてもよい。また、OCT本体1aは、診療室Rとは別の部屋に配置してもよい。
使用入力手段93〜95は、図3ではOCT本体1aに設置した場合を記載しているが、このほか、それぞれの歯科用診療ユニット300に設置してもよく、また、それぞれの診断プローブ部30A〜30Cに設けてもよい。
例えば、使用入力手段93〜95をそれぞれの歯科用診療ユニット300に設置する場合は、図2に示すように、診断プローブ部30をインスツルメントハンガー340に着脱したのを検出する着脱スイッチや、操作パネル350に配置したプッシュスイッチ351等から成る。
使用入力手段93〜95を着脱スイッチとした場合は、診断プローブ部30をインスツルメントハンガー340に離脱させたときにONする光スイッチ、あるいは、診断プローブ部30の装着時にOFFして離脱時にONする物理作動スイッチから成る。
これらの使用入力手段93〜95の場合は、複数の歯科用診療ユニット300にそれぞれ設置されたうちの1番早くにONしたものを優先してOCT本体1aに電気的に繋がるようにして、その使用入力手段93〜95が配置された1台の歯科用診療ユニット300の診断プローブ部30のみが使用できるようにする。そして、その診断プローブ部30を使用した後、元の位置に戻すと使用入力手段93〜95がOFFになり、他の診断プローブ部30の使用が可能となる。
また、使用入力手段93〜95は、図1に示すように、それぞれの歯科用診療ユニット300に設置した表示装置80に設けてよい。使用入力手段93〜95を各歯科用診療ユニット300の表示装置80に設ける場合は、例えば、タッチスイッチや、プッシュスイッチから成る。
また、使用入力手段93〜95は、それぞれの診断プローブ部30に設けてもよい。使用切換手段91を診断プローブ部30に設ける場合は、例えば、診断プローブ部30のハウジング3に設けた押しボタンスイッチから成る。
また、前記実施形態では、OCT装置1の一例として、前歯(切歯)をサンプルSと使用する際に利用するストレートタイプの診断プローブ部30を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。診断プローブ部30は、サンプルSを臼歯としてアングルタイプの臼歯用のノズルに交換して使用しても構わない。
1,1A,1B,1C,1D,1F OCT装置(光干渉断層画像生成装置)
1a,1Aa OCT本体
4,4A,4B,4D,4E,4F,41,42,43 光分配装置
4a 反射鏡(光分配手段)
4e プリズム(光分配手段)
4b ミラーマウント(光分配支持手段)
4c 回転軸
4d,4Bd アクチュエータ
11 光源
12,40A カップラ(光分割器)
14 サーキュレータ(計測光側サーキュレータ)
16 カップラ(光合波器)
18 サーキュレータ(参照光側サーキュレータ)
19b,19Ab,19Bb,19Cb 参照光側光ファイバ
21 参照ミラー
23 ディテクタ
24 光路長変更手段(光路長設定手段)
25,25B,25C,25D,25E,25F 使用判定手段
27E 切換手段
28F AD変換回路
30,30A,30B,30C,30D,30E,30F 診断プローブ部(プローブ)
31 走査光集光レンズ
32 走査手段
34 受光レンズ
36 ファイバコリメータ
46,47,48 コネクタ
54 遅延回路
60 ケーブル
61 プローブ用光ファイバ
62 電気配線
80,80A 表示装置
90,90Aa,90Ab フットコントローラ
91,91D 使用切換手段(選択スイッチ、光分配制御手段、切換手段)
91F 使用/出力切換手段(選択スイッチ、使用切換手段)
92F 切換手段(出力切換装置)
93,94,95 使用入力手段
300 歯科用診療ユニット
340 インスツルメントハンガー
360 ハンガー
400 インスツルメント
S サンプル(被写体)

Claims (14)

  1. 光源から照射されたレーザ光を、被写体に照射する計測光と、参照ミラーに照射する参照光とに分配し、前記被写体から反射して戻って来た散乱光と前記参照ミラーで反射した反射光とを合成させた干渉光を解析して光干渉断層画像を生成する光干渉断層画像生成装置であって、
    前記計測光を前記被写体に照射して前記被写体から反射して戻って来た前記散乱光を回収するプローブと、
    前記プローブに前記計測光及び前記散乱光を伝送するプローブ用光ファイバと、
    前記計測光を照射する前記光源を備えたOCT本体と、
    前記光源から照射されたレーザ光を複数の前記プローブに分配して送る光分配装置と、を備え
    前記光分配装置は、前記光源から照射されたレーザ光を複数のプローブのうちの一の前記プローブに反射して送ること、
    を特徴をする光干渉断層画像生成装置。
  2. 前記光分配装置は、レーザ光を反射させる光分配手段と、
    前記光分配手段を前記レーザ光を反射させる状態と、前記レーザ光を当たらない状態と、に切り換えるアクチュエータと、を備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の光干渉断層画像生成装置。
  3. 前記OCT本体は、計測光側サーキュレータ及び前記プローブの間に配置される前記光分配装置と、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブの使用を判定する使用判定手段に基づいて前記光分配装置を切り換える使用切換手段と、
    前記参照光を伝送する参照光側光ファイバと、を備え、
    前記参照光側光ファイバと複数の前記プローブ用光ファイバとは、互いに同じ長さであること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  4. 前記OCT本体は、計測光側サーキュレータと前記プローブとの間と、参照光側サーキュレータと光路長設定手段との間に、それぞれ配置される複数の前記光分配装置と、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブの使用を判定する使用判定手段に基づいて複数の前記光分配装置を切り換える使用切換手段と、
    前記参照光を伝送する参照光側光ファイバと、を備え、
    複数の前記プローブ用光ファイバと複数の前記参照光側光ファイバとは、少なくとも一組の同じ長さの光ファイバを有し、
    前記使用切換手段は、前記使用判定手段に基づいて一組の同じ長さの前記光ファイバに光を反射させるように複数の前記光分配装置を切り換えること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  5. 前記OCT本体は、前記光源とカップラとの間に配置される前記光分配装置と、
    前記干渉光を検出するディテクタからの複数の出力のうち一の前記出力を出力する出力切換装置と、を備え、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブの使用を判定する使用判定手段に基づいて前記光分配装置及び前記出力切換装置を切り換える使用/出力切換手段を有していること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  6. 前記使用判定手段は、複数の歯科用診療ユニット、前記OCT本体、あるいは、複数の前記プローブに備えた使用入力手段からの入力を判定すること、
    を特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の光干渉断層画像生成装置。
  7. 複数の前記歯科用診療ユニットのインスツルメントハンガーは、前記プローブを備え、
    前記使用判定手段は、ハンガーからインスツルメントが引き出されたこと、及び、前記ハンガーへの掛け止めを検出し、早く引き出されたインスツルメントを優先に当該インスツルメントのみを駆動させるように駆動回路を制御する優先回路機構である使用入力手段からの入力を判定すること、
    を特徴とする請求項6に記載の光干渉断層画像生成装置。
  8. 複数の前記歯科用診療ユニットには、前記OCT本体にそれぞれ接続された表示装置と、
    前記OCT本体にそれぞれ接続されたフットコントローラと、を備え、
    前記優先回路機構は、前記ハンガーから前記インスツルメントが引き出されたこと、及び、前記ハンガーへの掛け止めを検出したときに、前記表示装置及び前記フットコントローラを前記プローブ用に切り換えること、
    を特徴とする請求項7に記載の光干渉断層画像生成装置。
  9. 前記OCT本体は、計測光側サーキュレータ及び前記プローブの間に配置される前記光分配装置と、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブを使用するための前記光分配装置を選択する選択スイッチと、
    前記参照光を伝送する参照光側光ファイバと、を備え、
    前記参照光側光ファイバと複数の前記プローブ用光ファイバとは、互いに同じ長さであること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  10. 前記OCT本体は、計測光側サーキュレータと前記プローブとの間と、参照光側サーキュレータと光路長設定手段との間に、それぞれ配置される複数の前記光分配装置と、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブを使用するための前記光分配装置を選択する選択スイッチと、
    前記参照光を伝送する参照光側光ファイバと、を備え、
    複数の前記プローブ用光ファイバと複数の前記参照光側光ファイバとは、少なくとも一組の同じ長さの光ファイバを有し、
    前記選択スイッチは、一組の同じ長さの前記光ファイバに光を反射させるように複数の前記光分配装置を切り換えること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  11. 前記OCT本体は、前記光源とカップラとの間に配置される前記光分配装置と、
    前記干渉光を検出するディテクタからの複数の出力のうち一の前記出力を出力する出力切換装置と、を備え、
    複数の前記プローブのうち一の前記プローブを使用するための前記光分配装置及び前記出力切換装置に切り換える選択スイッチを有していること、
    を特徴とする請求項2に記載の光干渉断層画像生成装置。
  12. 前記光分配装置は、複数の前記プローブに対して、前記光源からのレーザ光を1台の装置によって反射して送ること、
    を特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の光干渉断層画像生成装置。
  13. 前記OCT本体は、さらに遅延回路を有すること、
    を特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の光干渉断層画像生成装置。
  14. 前記プローブは、前記計測光及び前記散乱光を伝送するプローブ用光ファイバを備え、前記プローブ用光ファイバは、前記OCT本体に着脱可能に取り付けられること、
    を特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の光干渉断層画像生成装置。
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