JP6801233B2 - 電子部品の筐体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の筐体構造に関するものである。
車両に搭載され、作動に伴い振動および熱の少なくともいずれかを生じる電気機器を収納する筐体であって、筐体は、筐体の外側の壁面に、筐体の剛性が増加するように形成される振動抑制部材を含む(特許文献1)。
特開2005−323443号公報
しかしながら、従来技術における振動抑制部材の形状では、筐体の外側から壁面に対して垂直方向に入力される外力を緩和するために、振動抑制部材の体積を大きくしなければならないという問題があった。
本発明は、補強部の体積を抑制できる電子部品の筐体構造を提供することである。
本発明は、電子部品を収容する筐体構造において、筐体は、補強部と、天面、底面及び側面で覆われて電子部品を収容する収容部と、側面に沿う側壁とを有し、収容部は、筐体の内側に設けられており、補強部と側壁は、一体的に形成され、補強部は、筐体の外側に向かって側壁から端面が突出する複数のリブを有し、複数のリブは、補強部が設けられている側面視において格子状に配置され、複数リブの端面で形成される傾斜面は、側面に対して傾斜していることで上記課題を解決する。
本発明は、補強部は、筐体の外側に向かって側壁から端面が突出する複数のリブを有し、複数のリブは、補強部が設けられている側面視において格子状に配置され、複数リブの端面で形成される傾斜面は、側面に対して傾斜しているため、筐体の外側から側面に対して垂直方向に入力される外力を補強部で緩和し、その結果、補強部の体積を抑制できる。
図1は本発明の実施形態に係る筐体構造が適用される場合の駆動システムの概要図である。 図2は本発明の実施形態に係る筐体構造を含む電力変換装置ケースの斜視図である。 図3は本発明の実施形態に係る筐体構造の斜視図である。 図4は図3のI−I線に沿う断面図である。 図5は比較例1に係る筐体構造の断面図であり、筐体構造と外力との関係を説明するための図である。 図6は本実施形態に係る筐体構造の断面図であり、筐体構造と外力との関係を説明するための図である。 図7は比較例2に係る筐体構造の断面図であり、分割構造について説明するための図である。 図8は本実施形態に係る筐体構造の断面図であり、分割構造について説明するための図である。 図9は図3のII−II線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
≪第1実施形態≫
図1は、本実施形態に係る筐体構造が適用される場合の駆動システムの回路図である。図1に示す駆動システムは、発電用モータ1の発電電力によって駆動用モータ2を駆動させるシステムである。駆動システムは、電気自動車又はハイブリッド車両などの電動車両に搭載され、車両駆動用のシステムとして用いられる。駆動システムは、電動車両に限らず、他の駆動装置に用いられてもよい。なお、以下の説明では、駆動システムを電動車両に搭載した例を説明する。
駆動システムは、発電用モータ1と、駆動用モータ2と、電力変換装置10とを備えている。発電用モータ1は、エンジン等の駆動源によりロータが回転することによって発電する。発電電力は電力変換装置10に供給される。駆動用モータ2は、車両の車軸に連結されており、電力変換装置10から供給される電力により駆動する。電力変換装置10は、発電用モータ1で発電した交流電力を直流電力に変換し、変換された電力をバッテリ3又は負荷4に出力する。また、電力変換装置10は、バッテリ3から供給される直流電力を交流電力に変換し、変換された電力を駆動用モータ2に出力する。なお、電力変換装置10は、バッテリ3から供給される直流電力を交流電力に変換し、変換された電力を負荷4に出力してもよい。
バッテリ3は、直流電源である。例えば、バッテリ3にはリチウムイオン電池などの二次電池が用いられる。バッテリ3は、接続部18を介して、電力変換装置10のコンデンサ13に接続されている。
負荷4は、電力変換装置10から出力される電力で駆動する装置である。負荷4は、電力変換装置10が発電用モータ1の直流電力又はバッテリ3の直流電力を交流電力に変換して出力することによって、駆動する。負荷4は、例えばエアコンである。負荷4は、接続部18を介して、コンデンサ13に接続されている。
電力変換装置10は、電流センサ11と、インバータ回路12と、コンデンサ13と、インバータ回路14と、電流センサ15と、給電母線16、17とを備えている。
電流センサ11は、発電用モータ1とインバータ回路12との間で、U相の配線及びV相の配線に接続されている。電流センサ11は、発電用モータ1のU、V相の電流を検出し、検出電流をコントローラ(図示しない)に出力する。W相の電流は、U相及びV相の検出電流を用いた演算によって検出することができる。
インバータ回路12は、発電用モータ1から出力される交流電力を直流電力に変換する。インバータ回路12の交流側には発電用モータ1が電気的に接続されており、インバータ回路12の直流側にはコンデンサ13が接続されている。インバータ回路12は、複数のスイッチング素子と複数のダイオードを有している。スイッチング素子には、IGBT又はMOSFET等のトランジスタが用いられる。ダイオードは還流用のダイオードである。スイッチング素子とダイオードは、互いに電流の導通方向を逆向きにしつつ、並列に接続されている。スイッチング素子とダイオードとの並列回路を複数直列に接続した回路が、U、V、W相の各アーム回路となる。複数のアーム回路はPN給電母線16、17間に並列に接続されている。U、V、W相のアーム回路は、半導体モジュール12а、12b、12cとしてそれぞれモジュール化されている。インバータ回路12の直流側から出力される電力はコンデンサ13を介してバッテリ3に供給され、バッテリ3が充電される。
コンデンサ13はインバータ回路12の直流側の出力電圧を平滑する。また、コンデンサ13はインバータ回路14の直流側の入力電圧を平滑する。さらに、コンデンサ13は、バッテリ3の出力電力を平滑する。コンデンサ13は、インバータ回路12の直流側の端子と、インバータ回路14の直流側の端子との間に接続されている。また、コンデンサ13は、バッテリ3及び負荷4の正極端子と負極端子との間に接続されている。コンデンサ13は、PN給電母線16、17間に接続されている。
インバータ回路14は、バッテリ3から出力される直流電力を交流電力に変換する。インバータ回路14の交流側には駆動用モータ2が電気的に接続されており、インバータ回路14の直流側にはコンデンサ13が接続されている。インバータ回路14は、複数のスイッチング素子と複数のダイオードを有している。スイッチング素子には、IGBT又はMOSFET等のトランジスタが用いられる。ダイオードは還流用のダイオードである。インバータ回路14は、インバータ回路12と同様のブリッジ回路で構成されている。U、V、W相の各相のアーム回路はPN給電母線16、17間に並列接続されている。U、V、W相のアーム回路は、半導体モジュール14а、14b、14cとしてそれぞれモジュール化されている。インバータ回路14は、駆動用モータ2の回生動作によって、駆動用モータ2の回生電力(交流電力)を直流に変換して、バッテリ3に供給、バッテリ3が駆動用モータ2の回生電力によって充電される。
電流センサ15は、駆動用モータ2の入出力電流を検出するためのセンサであって、駆動用モータ2とインバータ回路14との間で、U相の配線及びV相の配線に接続されている。
図2は、本発明の実施形態に係る筐体構造を含む電力変換装置ケースの斜視図である。電力変換装置ケース19は、図1に示す電力変換装置10を収容するためのケースである。電力変換装置ケース19は本体20と付属部とを備える。本体20には、電力変換装置10(図1を参照)が収容されている。付属部は本発明の実施形態に係る筐体構造21で形成されている。電力変換装置ケース19の外部には、バッテリ3(図1を参照)及び負荷4(図1を参照)が設けられており、バッテリ3及び負荷4からの配線は、コネクタ24,26に接続される。コネクタ24,26は筐体構造21に設けられている。電力変換装置10とバッテリ間の配線には高電圧用のケーブル等が用いられる。バッテリ3及び負荷4は、コネクタ24,26を介して、本体20に収容されている平滑用のコンデンサ13(図1を参照)と電気的に接続される。なお、筐体構造21は図1に示す接続部18に相当する。
図3は、本発明の実施形態に係る筐体構造21の斜視図であり、図2に示す筐体構造21の拡大図である。
図3に示すように、筐体構造21は筐体22と、筐体22に固定されているコネクタ24,26を有している。コネクタ24はボルト25により筐体22と締結され、コネクタ26はボルト27(ボルト271〜273)により筐体22と締結されている。
筐体22は上側筐体22aと下側筐体22bとで構成されている筐体である。図3に示すように、上側筐体22aと下側筐体22bはボルト23により締結されている。
筐体22は内側に収容部30(図4を参照)を有している。収容部には、電力変換装置10からコネクタ24,26へ接続される配線が収容されている。
筐体22は収容部の外側に補強部34を有している。補強部34は、筐体22の収容部にある配線を保護するために設けられている。筐体22の耐衝撃性は補強部34を設けることにより増加する。例えば、外力が筐体22の外側から筐体22に対して入力されると、外力は筐体22の外壁を介して衝撃力として収容部に伝わる。補強部34を設けている場合における当該衝撃力は、補強部34を設けていない場合における当該衝撃力より小さくなる。これにより、衝撃力による配線の異常状態を防ぐことができる。
次に、補強部34が有するリブについて説明する。図3では、互いに直交する軸をX軸、Y軸、Z軸として示している。補強部34は、複数のリブを有している。。複数のリブは、Y軸とZ軸とを含む平面(YZ平面)側に端面を有する。つまり、補強部34は筐体22の外側(X軸負方向)に端面が突出する複数のリブを有している複数のリブは、X軸とY軸とを含む平面(XY平面)に沿う複数の垂直リブ28と、X軸とZ軸とを含む平面(XZ平面)に沿う水平リブ29とで構成されている。これにより、補強部34はYZ平面側に垂直リブ28及び水平リブ29で形成される側面を有する。具体的には、当該側面は、垂直リブ28の端面及び水平リブ29の端面で形成されている面であり、YZ平面に対して傾斜する傾斜面である。
垂直リブ28は垂直リブ281〜285を有している。垂直リブ281〜285はXY平面に沿って互いに等間隔で配置されている。水平リブ29は、補強部34の高さ(Y軸)に対して、半分の高さに設けられている。
垂直リブ28及び水平リブ29の配置について説明する。以降の説明では、補強部34について、XY平面側から補強部34を視る場合を正面視とし、YZ平面側から補強部34を視る場合を側面視として説明する。垂直リブ28及び水平リブ29は、補強部34を側面視した場合に、格子状に配置されている。言い換えると、垂直リブ28及び水平リブ29は、補強部34が設けられている収容部の側面視において格子状に配置されている。
図4は、図3のI−I線に沿う断面図である。図4の断面図は、図3におけるXY平面に沿う平面図である。筐体22は、収容部30と補強部34を有している。収容部30は、電子部品を収容し、天面31、底面33、及び側面32で覆われている。天面31及び底面33はXZ平面に沿う平面であり、側面32はYZ平面に沿う平面である。補強部34は点線で囲まれた領域で示される。
収容部30は、筐体22の内側に設けられている。収容部30の外側には、天面31、底面33、及び側面32を覆うように外壁が設けられている。当該外壁には、側壁341及び下壁36を含む。側壁341は側面32に沿う面に対して収容部30と反対側に設けられ、下壁36は底面33に沿う面に対して天面31と反対側に設けられている。補強部34は、側面32に沿う面に対して収容部30と反対側に設けられており、補強部34は収容部30の側面32に沿う側壁341と一体的に形成されている。図4では、側壁341は一点鎖線で囲まれた領域で示される。なお、図4に示す補強部34の断面図は、図3に示す垂直リブ284の断面図である。
補強部34は、YZ平面に対して傾斜する傾斜面34aを有する。傾斜面34aの傾斜について具体的に説明すると、傾斜面34aは側面32に沿うYZ平面との間で鋭角を形成している平面である。
補強部34の断面図は垂直リブ284の断面図であり、傾斜面34aは垂直リブ284の端面で形成される傾斜面である。垂直リブ284は、側面32に沿う面を基準として、X軸負方向に端面が突出しているリブである。言い換えると、垂直リブ284は、側面32に沿う面を基準として、収容部30の側壁341からX軸負方向に端面が突出しているリブである。垂直リブ284の高さは、側面32に沿う面を基準として、端面が側面32からX軸負方向に向かって突出する方向の高さで規定され、図4に示すように、垂直リブ284の高さは天面31側(点O)から底面33側(点P)に向かうにつれて低くなっている。
筐体22は、コネクタ26が取り付けられる領域として、取付部35を有している。取付部35は天面31及び補強部34の上部に設けられている。言い換えると、取付部35は、天面31に沿う面(界面34bを含む平面)に対して補強部34と反対側に設けられている。
コネクタ26は、ボルト271,272により補強部34及び天面31の上部に取り付けられる。ボルト271がボルト穴(図9を参照)に締め付けられると、ボルト271はコネクタ26を筐体22に固定する。ボルト272が、取付部35及び補強部34に連通しているボルト穴(図9を参照)に締め付けられると、ボルト272はコネクタ26を筐体22に固定する。
また補強部34と取付部35とは一体的に形成されており、補強部34及び取付部35は収容部30を覆うように設けられている。また補強部34と取付部35とが一体的に形成されている部分には、ボルト272が挿入するボルト穴(図9を参照)が形成されている。つまり、ボルト穴は補強部34及び取付部35に連通するように設けられている。
図4に示すように、上側筐体22aと下側筐体22bは、ボルト23により締結されている。ボルト23を緩めて筐体22から外すと、筐体22は分割面34cに沿う面で、上側筐体22aと下側筐体22bとに分割される。
上側筐体22aは、補強部34及び取付部35を含む。下側筐体22bは底面33を含む。上側筐体22aの体積は下側筐体22bの体積よりも大きい。分割面34cはXZ平面に沿う面であり、補強部34の下側に設けられている。
次に、図5,6を用いて、筐体22の外側から側面32に対して垂直に入力される外力と傾斜面34aとの関係について、説明する。本実施形態に係る筐体構造と外力との関係を説明する前に、図5を用いて、比較例に係る筐体構造と外力との関係について説明する。
図5は、本実施形態とは異なる比較例1(参考例1)に係る筐体構造121の断面図であり、筐体構造と外力との関係を説明するための図である。比較例1に係る筐体構造121は、本実施形態に係る筐体構造21と比べて、補強部54以外は、本実施形態に係る筐体構造21と同様の構成を有する。補強部54以外についての説明は省略する。また、図5は、筐体22と外力Fを有する物体Aとが衝突した時の様子を示している。
補強部54は、本実施形態に係る補強部34と同様に、筐体22の外側(X軸負方向)に端面が突出する複数のリブを有している。補強部54は、複数のリブの端面で形成され、YZ平面に沿う垂直面54aを有する。垂直面54aは側面32に対して平行な平面として形成されている。言い換えると、補強部54は、天面31側(点O)から底面33(点P)に向かって同じ高さの垂直リブで形成されている。
筐体22への外力と補強部54との関係について説明する。以降の説明では、筐体22の外側から筐体22に対して入力される力を外力と称し、収容部へ伝わる力を衝撃力と称して説明する。図5に示すように、外力Fは物体Aが有する外力であり、側面32に対して垂直方向に入力される外力である。外力Fは実線矢印で示される。衝撃力Fは、物体Aが垂直面54aと衝突した際に、収容部30へ伝わる衝撃力であり、実線矢印で示される。図5では、実線矢印の長さは、外力及び衝撃力の大きさを示し、実線矢印の方向は外力及び衝撃力の方向を示す。例えば、衝撃力Fの矢印の長さが長ければ長いほど、衝撃力Fの大きさが大きいことを示す。
物体Aが筐体22に衝突すると、衝撃力Fcが補強部54を介して収容部30に伝わる。垂直面54aと側面32とは平行な関係であるため、衝撃力Fcは外力Fの方向と同じ方向に収容部30へ伝わる。つまり、衝撃力Fcは側面32に対して垂直方向に収容部30へ伝わる。補強部54の形状では、収容部30へ伝わる衝撃力を抑制するために、補強部54をX軸負方向に厚くする必要がある。そのため、補強部54の体積は大きくなり、筐体22が大型化する。筐体22が大型化すると、コストも増加する。なお、補強部54を厚くすることは、補強部54における垂直リブの高さを高くすることと同じ意味である。
次に、上述した比較例1に係る補強部54と外力との関係を踏まえたうえで、図6を用いて、本実施形態に係る筐体構造と外力との関係について説明する。図6は、本実施形態に係る筐体構造の断面図であり、筐体構造と外力との関係を説明するための図である。図6は図4に示す断面図と同じ断面図であるため、筐体22についての説明は省略する。また、図6は筐体22と外力Fを有する物体Aとが衝突した時の様子を示している。なお、外力Fの大きさ及び方向は、図5に示す外力Fの大きさ及び方向と同じであるため、外力Fについての説明は省略する。
図6に示すように、衝撃力F1は、物体Aが傾斜面34aと衝突した際に、側面32に対して垂直に入力される衝撃力であり、破線矢印で示される。なお、衝撃力F1の大きさ及び方向は図5に示す衝撃力Fcの大きさ及び方向と同じである。衝撃力F2,F3は、衝撃力F1から分解された衝撃力であり、実線矢印で示される。
物体Aが筐体22に衝突すると、衝撃力F1が傾斜面34aを介して収容部30へ伝わる。傾斜面34aは側面32に対して角度θで傾斜している傾斜面である。このため、側面32に対して垂直方向の衝撃力F1は衝撃力F2と衝撃力F3とに分解される。衝撃力F2は、衝撃力F1に対して角度θだけ天面31側の方向に伝わる。言い換えると、衝撃力F2は側面32の垂直方向に対して角度θだけ天面31側に伝わる。
衝撃力F2の大きさは、衝撃力F1と下記式(1)の関係を持つ。
Figure 0006801233
上記式(1)より、衝撃力F2の大きさは衝撃力F1の大きさより小さいことが示される。上述したように、衝撃力F1は図4に示す比較例1に係る衝撃力Fcと同じ大きさであるため、衝撃力F2の大きさは比較例1に係る衝撃力Fcの大きさより小さいことが示される。つまり、本実施形態に係る筐体22の収容部30へ伝わる衝撃力F2は、比較例1に係る筐体構造121の収容部30へ伝わる衝撃力Fcより小さい。また、補強部の体積について、本実施形態に係る補強部34と比較例1に係る補強部54とを比べると、本実施形態に係る補強部34の体積の方が比較例1に係る補強部54の体積より小さい。つまり、本実施形態に係る筐体構造21は、比較例に係る筐体構造121のように補強部54の体積を大きくすることなく、側面32に対して垂直方向に入力される外力を緩和することができる。
次に、図7、8を用いて、本実施形態に係る筐体構造の分割構造について、説明する。本実施形態に係る筐体構造の分割構造について説明する前に、図7を用いて、比較例に係る筐体構造の分割構造について説明する。
図7は、本実施形態とは異なる比較例2(参考例2)に係る筐体構造の断面図を示している。比較例2に係る筐体構造221は、本実施形態に係る筐体構造21と比べて、収容部40、補強部44、及び筐体46以外は、本実施形態に係る筐体構造21と同様の構成を有する。収容部40、補強部44、及び筐体46以外についての説明は省略する。
筐体46は、上側筐体46aと下側筐体46bとで構成されている。図7に示すように、上側筐体46aと下側筐体46bはボルト271,272により締結されている。ボルト271,272を緩めて筐体22から外すと、筐体22は分割面44cに沿う面で、上側筐体46aと下側筐体46bとに分割される。図7では、分割面44cに沿う面は実線で示される。
上側筐体46aは取付部35を含む。下側筐体46bは、補強部44及び底面43を含む。下側収容部40bは、天面41、側面42、及び底面43が含まれるように形成されている。上側筐体46aの体積は下側筐体46bの体積よりも大きい。分割面44cは、XZ平面に沿う面であり、取付部35と補強部44との間に設けられている。
収容部40は筐体46の内側に設けられている。収容部40の外側には、天面41、底面43、及び側面42を覆うように外壁が設けられている。当該外壁は側壁441を含む。側壁441は側面42に沿う面に対して収容部40と反対側に設けられている。補強部44は、側面42に沿う面に対して収容部40と反対側に設けられており、補強部44は収容部40の側面42に沿う側壁441と一体的に形成されている。図7では、側壁441は一点鎖線で囲まれた領域で示される。なお、詳細な説明は省略するが、補強部44は、本実施形態に係る補強部34と同様に、筐体22の外側(X軸の負方向)に端面が突出する垂直リブ及び水平リブで構成されている。
次に、補強部44の形状について説明する。
補強部44は、YZ平面に対して垂直方向に入力される外力を緩和するために、本実施形態に係る傾斜面34aと同様に、傾斜面44aを有する。傾斜面44aを形成するには、補強部44は点Oにおいて厚さを必要とする。補強部44は点Oにおいて厚さを有している。筐体構造221の分割構造では、分割面44cに沿う面に点Oは位置しており、補強部44は分割面44cに沿う面おいて厚さを有している
一方、筐体構造221の分割構造では、境界39は側面42と底面43との境界として設けられている。以降の説明では、境界39における補強部44の部位を、補強部44の根本と称して説明する。補強部44の根本は底面43側に設けられており、分割面44cは天面41側に設けられている。
YZ平面に対して垂直方向に筐体22に入力されると、衝撃力は収容部のうち主に補強部44の根本側(底面43側)に伝わる。補強部44の根本における耐衝撃性を増加させるために、補強部44は当該根本において厚さD2を必要とする。図7に示すように、補強部44は、補強部44の根本において高さD2の垂直リブにより、当該根本において厚さD2を有している。
このため、補強部44は、補強部44の根本において厚さD2を有するだけでなく、分割面44cに沿う面においても厚さを有する。つまり、比較例2に係る筐体構造221の分割構造では、補強部44は、補強部44の根本において耐衝撃性を増加するために厚さD2を確保する必要がある。その結果、補強部44の体積は大きくなり、筐体46が大型化し、コストも増加する。
次に、図8を用いて、本実施形態に係る筐体の分割構造について説明する。
図8は、本実施形態に係る筐体構造の断面構造であり、分割構造について説明するための図である。図8は、図4に示す断面構造と同じであるため、筐体22の分割構造以外についての説明は省略する。
筐体22は、上側筐体22aと下側筐体22bとで構成されている。図8に示すように、上側筐体22aと下側筐体22bはボルト23により締結されている。ボルト23を緩めて筐体22から外すと、筐体22は分割面34cに沿う面で、上側筐体22aと下側筐体22bとに分割される。図8では、分割面34cに沿う面は実線で示される。
上側筐体22aは補強部34及び取付部35を含む。上側収容部30aは天面31及び側面32が含まれるように形成されている。下側筐体22bは底面33を含む。下側収容部30bは底面33が含まれるように形成されている。上側筐体22aの体積は下側筐体22bの体積よりも大きい。分割面34cは、XZ平面に沿う面であり、補強部34の下側に設けられている。
次に補強部34の形状について説明する。
補強部34は、側面32に対して垂直方向に入力される外力を緩和するために、傾斜面34aを有する。傾斜面34aを形成するには、補強部34は点Oにおいて厚さD1を必要とする。補強部34は、点Oにおいて高さD1の垂直リブにより、点Oにおいて厚さD1を有している。
筐体構造21の分割構造では、境界38は側面32と天面31との境界として設けられている。以降の説明では、境界38における補強部34の部位を、補強部34の根本と称して説明する。補強部34の根本は天面31側に設けられており、分割面34cは底面33側に設けられている。
側面32に対して垂直方向に筐体22に入力されると、衝撃力は収容部のうち主に補強部34の根本側(天面31側)に伝わる。そのため、補強部34の根本における耐衝撃性を増加させる必要があり、補強部34は補強部34の根本において厚さD1を必要とする。本実施形態に係る分割構造では、補強部34の根本と点Oとは、Y軸方向において同じ場所に位置する。図8に示すように、補強部34は、補強部34の根本(点O)において高さD1の垂直リブにより、当該根本において厚さD1を有している。
このため、図8に示すように、補強部34は補強部34の根本において高さD1の垂直リブで形成されている。つまり、本実施形態に係る筐体構造21の分割構造では、補強部34は、傾斜面34aを形成するために必要な形状と、補強部34の根本において耐衝撃性を増加するために必要な形状とを兼用することができる。その結果、補強部44の体積を抑制でき、筐体22を小型化することができる。
次に、図9を用いて、ボルトと補強部及び取付部との関係について、説明する。
図9は、図3の筐体22のII−II線に沿う断面図である。図9に示す断面図は図4に示す断面図と断面の切り口が異なる点以外は、同じであるため、ボルト271,272に関する説明以外は省略する。
取付部35とコネクタ26はボルト271,272により締結されている。ボルト穴50は補強部34及び取付部35に連通して設けられている。ボルト穴50は、補強部34と取付部35とが一体的に形成されている側に設けられている。これにより、本実施形態に係る筐体構造21は、ボルト穴50の領域を別途設ける必要はなく、補強部34及び取付部35と兼用することができる。
以上のように、本実施形態において、筐体22は、補強部34と、天面31、底面33、及び側面32で覆われて配線を収容する収容部30と、側面32に沿う側壁を有している。収容部30は、筐体22の内側に設けられており、補強部34と側壁は一体的に形成されている。補強部34は、筐体22の外側に向かって側壁から端面が突出する複数のリブを有している。複数のリブは、補強部34が設けられている側面視において格子状に配置されている。複数のリブの端面で形成される傾斜面は、側面32に対して傾斜している。これにより、補強部34は側面32に対して垂直に入力される外力を緩和することができる。その結果、補強部34は体積を抑制できる。補強部34の体積を抑制することにより、筐体22のコストを抑制できる。
また、本実施形態において、筐体22は、天面31に沿う面に対して補強部34が設けられている側壁と反対側に設けられ、コネクタ26が取り付けられる取付部35を有している。そして、補強部34を形成する複数のリブは、天面31から底面33の方向に沿って設けられる垂直リブと、垂直リブと交差する水平リブとで構成されている。垂直リブの高さは、端面が側壁から筐体の外側に向かって突出する方向の高さであって、天面31側から底面33側に向かうにつれて低くなる。これにより、筐体22はコネクタ26を固定するための場所を取付部35として確保することができ、かつ、取付部35にはコネクタ26を取り付けることができる。その結果、コネクタ26を固定するための領域を別途設ける必要はなく、筐体22を小型化することができる。
さらに、本実施形態において、筐体22は、補強部34及び取付部35を含む上側筐体22aと、収容部30の底面33を含む下側筐体22bとで構成されている。そして、上側筐体22aと下側筐体22bは、ボルト271,272により締結される。これにより、補強部34の体積を小さくすることができ、筐体22を小型化することができる。
また、本実施形態において、取付部35とコネクタ26はボルト271,272により締結されており、ボルト272のボルト穴50は補強部34及び取付部35に連通している。これにより、ボルト穴50の領域を別途設ける必要はなく、筐体22を小型化することができる。
なお、本実施形態に係る筐体22では、補強部34は垂直リブ281〜285及び水平リブ29を有しているが、垂直リブ及び水平リブの数については、本実施形態における垂直リブ及び水平リブの数に限定されない。
上述した実施形態に係る垂直リブ28は本発明の第1リブに、水平リブ29は本発明の第2にリブに、傾斜面34aは本発明の傾斜面に、ボルト23は本発明の第1締結部材に、ボルト271,272は本発明の第2締結部材に、ボルト穴50は本発明の締結穴にそれぞれ相当する。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1…発電用モータ
2…駆動用モータ
3…バッテリ
4…負荷
10…電力変換装置
11,15…電流センサ
12…インバータ回路
12a,12b,12c…半導体モジュール
13…コンデンサ
14…インバータ回路
14a,14b,14c…半導体モジュール
16,17…給電母線
18…接続部
19…電力変換装置ケース
20…本体
21…筐体構造
22…筐体
22a…上側筐体
22b…下側筐体
23…ボルト
24…コネクタ
25…ボルト
26…コネクタ
27…ボルト
28…垂直リブ
29…水平リブ
30…収容部
30a…上側収容部
30b…下側収容部
31…天面
32…側面
33…底面
34…補強部
34a…傾斜面
34b…界面
34c…分割面
35…取付部
36…下壁
38…境界
50…ボルト穴
281〜285…垂直リブ
341…側壁

Claims (3)

  1. 電子部品を収容する筐体構造であって、
    前記筐体は、補強部と、天面、底面、及び側面で覆われて前記電子部品を収容する収容部と、前記側面に沿う側壁と、前記天面に沿う面に対して前記補強部が設けられている前記側壁と反対側に設けられ、部品が取り付けられる取付部を有し、
    前記収容部は、前記筐体の内側に設けられており、
    前記補強部と前記側壁は、一体的に形成されており、
    前記補強部は、前記収容部を覆うように設けられ、前記筐体の外側に向かって前記側壁から端面が突出する複数のリブを有し、
    前記複数のリブは、前記補強部が設けられている前記側面視において格子状に配置されており、前記天面から前記底面の方向に沿って設けられる第1リブと、前記第1リブと交差する第2リブとで構成されており、
    前記複数のリブの前記端面で形成される傾斜面は、前記側面に対して傾斜しており、
    前記第1リブの高さは、前記端面が前記側壁から前記筐体の外側に向かって突出する方向の高さであって、前記天面側から前記底面側に向かうにつれて低くなる
    筐体構造。
  2. 電子部品を収容する筐体構造であって、
    前記筐体は、補強部と、天面、底面、及び側面で覆われて前記電子部品を収容する収容部と、前記側面に沿う側壁と、前記天面に沿う面に対して前記補強部が設けられている前記側壁と反対側に設けられ、部品が取り付けられる取付部を有し前記補強部及び前記取付部を含む上側筐体と、前記底面を含む下側筐体とで構成され、
    前記収容部は、前記筐体の内側に設けられており、
    前記補強部と前記側壁は、一体的に形成されており、
    前記補強部は、前記収容部を覆うように設けられ、前記筐体の外側に向かって前記側壁から端面が突出する複数のリブを有し、
    前記複数のリブは、前記補強部が設けられている前記側面視において格子状に配置されており、
    前記複数のリブの前記端面で形成される傾斜面は、前記側面に対して傾斜しており、
    前記上側筐体と前記下側筐体は、第1締結部材により締結される
    筐体構造。
  3. 電子部品を収容する筐体構造であって、
    前記筐体は、補強部と、天面、底面、及び側面で覆われて前記電子部品を収容する収容部と、前記側面に沿う側壁と、前記天面に沿う面に対して前記補強部が設けられている前記側壁と反対側に設けられ、部品が取り付けられる取付部を有し前記補強部及び前記取付部を含む上側筐体と、前記底面を含む下側筐体とで構成され、
    前記収容部は、前記筐体の内側に設けられており、
    前記補強部と前記側壁は、一体的に形成されており、
    前記補強部は、前記収容部を覆うように設けられ、前記筐体の外側に向かって前記側壁から端面が突出する複数のリブを有し、
    前記複数のリブは、前記補強部が設けられている前記側面視において格子状に配置されており、
    前記複数のリブの前記端面で形成される傾斜面は、前記側面に対して傾斜しており、
    前記取付部と前記部品は第2締結部材により締結されており、
    前記第2締結部材の締結穴は、前記補強部及び前記取付部に連通している
    筐体構造。
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