JP5964715B2 - 電気機器ケース及びパワーコントロールユニット - Google Patents

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本発明は、内部に電子部品を収容する電気機器ケース、及び、電気機器ケースを使ったパワーコントロールユニットに関する。本明細書が開示するパワーコントロールユニットは、典型的には、電気自動車のモータを制御するデバイスであり、インバータ回路を含むデバイスである。ここで、「電気自動車」には、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車や燃料電池車を含む。
自動車のエンジンコンパートメントの狭い空間には多数のデバイスを搭載する必要があるため、各デバイスにはコンパクト性が求められる。近年、ハイブリッド車を含む電気自動車が普及しているが、電気自動車は、インバータ、電圧コンバータ、各種制御装置、冷却器用の電動ポンプなど、多数の電気デバイスを搭載するため、一層、各デバイスに小型化が求められる。なお、ここでは、エンジンを備えない電気自動車においてモータ等を格納する車両空間も便宜上「エンジンコンパートメント」と称する。
電子部品を収納する電気機器ケースについてもケース内を有効に活用して収納効率を向上させる技術が求められており、特許文献1にその一例が開示されている。特許文献1に開示された電気機器ケースは、上側が開口したケース下部と下側が開口したケース上部の2部品からなり、電子部品を実装した基板がケース下部とケース上部に挟まれている。特許文献1の技術によれば、基板の大きさをケース断面まで確保できるので、ケースサイズに比べて比較的に大きな基板を収容することができる。
特開2007−335518号公報
特許文献1に開示された電気機器ケースは、基板がケース内空間を上下に二分する形となり、ケース内の高さ方向の空間を有効に使っている。ケース内空間をさらに有効に使おうとすると、例えば、ケース内を上下二分する隔壁を設け、様々な電子部品を、ケースの底や隔壁の上面だけでなく、隔壁の下面にまで取り付けることが考えられる。そうすると、ケースをケース上部とケース下部に二分し、ケース下部に電子部品を配置するとともに、ケース上部には内部を上下に二分する隔壁を設け、その隔壁の上側と下側の夫々に電子部品を配置することになる。電子部品同士は導体(バスバ)で連結する必要があるが、場合によっては、上記のケース上部とケース下部を組み付けた後にケース下部に取り付けられた部品とケース上部の隔壁下側に取り付けられた部品とを接続する必要が生じる。ここで、隔壁に孔を設けてその孔を通じてボルトで部品を締結する作業において、誤ってボルトがケース下部の底に落ちてしまうと取り出すことが面倒となる。本明細書は、内部を有効に使うことができる電気機器ケースであって、部品の取り付け作業性を高める技術を提供する。
以下、電気機器ケースを単純にケースと称する。本明細書が開示するケースの一実施形態は、ケース上部とケース下部の少なくとも2部品で構成されている。ケース上部には、ケース上部内の空間を上下に二分する隔壁が設けられている。また、隔壁下側とケース下部の夫々に電子部品を取り付け可能である。そして、隔壁には、ボルト挿通孔と筒部が設けられている。ボルト挿通孔は、ケース上部とケース下部を組み合わせたときに隔壁下側に取り付けられた第1電子部品から延びるバスバをケース下部に取り付けられた第2電子部品に固定するボルト孔の上方に位置するように設けられている。なお、ボルト孔は、第2電子部品に設けられる。筒部は、ボルト挿通孔周縁に設けられており、ボルト挿通孔周縁から下方に向かって上記のボルト用の孔側まで延びている。
上記構成を有するケースは、ケース上部と下部を組み合わせた後に第1電子部品から延びるバスバを第2電子部品に取り付ける必要がある。隔壁に設けられたボルト挿通孔を通じて、バスバ固定用のボルトをボルト孔へ入れることができる。ボルトを固定する際に誤ってボルトがボルト孔から外れたとしても、ボルトの周囲は筒部で囲まれているのでケース下部の底までボルトが落ちることがなく、簡単に拾うことができる。上記構成のケースは、隔壁の上側と下側にも電子部品を取り付けることができ、ケース内空間を立体的に利用するので空間を有効に使うことができる。上記のケースは、同時に、隔壁下側の空間においてボルトでバスバを固定する際にボルトを取り落としても筒部がケース下部の底までボルトが落下することを防止するので簡単に拾うことができ、作業性に優れている。隔壁に設けられた筒部は、また、隔壁の強度向上にも寄与する。なお、筒部の下端は、厳密にボルト孔の周囲平面まで延びている必要はなく、周囲平面との間にボルトが通過できない程度にまで周囲平面に接近していればよい。
第2電子部品は、基板やコンデンサなどであるが、バスバを固定する端子台でもよい。第1部品は、別の端子台でもよく、あるいは、リアクトルやコンデンサなどの部品であってもよい。
本明細書は、また、上記構造のケースを使った電気自動車のモータ制御用のパワーコントロールユニットも提供する。そのパワーコントロールユニットは、ケース下部にリアクトルとスイッチング素子が配置されており、ケース上部の隔壁より上に、スイッチング素子を制御する基板が配置されている。隔壁はリアクトルとスイッチング素子が発する熱を遮断し、基板を熱から保護する。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
電気自動車の電力系のブロック図である。 実施例の電気機器ケースを用いたパワーコントロールユニットの断面図である。 ボルト取り付け作業を説明する断面図である。
図面を参照して実施例の電気機器ケース6と、そのケースを使ったパワーコントロールユニット2(PCU)を説明する。パワーコントロールユニット2は、走行用に2個のモータを備える電気自動車に搭載され、バッテリの電力を使って2個のモータに交流電力を供給するデバイスである。以下、電気機器ケース6を単純にケース6と称し、パワーコントロールユニット2をPCU2と称する。
ケース6の説明に先立って、電気自動車90の電力系を説明する。図1に電力系のブロック図を示す。電気自動車90は、走行用に2個のモータ61、62を有する。PCU2は、バッテリ52の出力電圧を昇圧するとともに、その直流電力を走行に適した周波数の交流電力に変換してモータ61、62に出力する。即ち、PCU2は、電圧コンバータ回路56と、2個のインバータ回路57a、57bを備える。また、電圧コンバータ回路56の入力側と出力側に、電流平滑用のコンデンサ16、17が接続されている。なお、コンデンサ16は、電圧コンバータ回路56に入力される電流のノイズをフィルタリングする機能を有するのでフィルタコンデンサと呼ばれることもある。
電圧コンバータ回路56は、トランジスタ58とダイオード59の逆並列接続で構成されるスイッチング回路が2個直列に接続したスイッチング直列回路51gと、リアクトル18で構成される。トランジスタは典型的にはIGBTであるが、MOSFETなど他のタイプのトランジスタで構成される場合もある。図1の電圧コンバータ回路56の構成は、図の左側(バッテリ側)から右側(インバータ回路側)に向けて電圧を昇圧することができ、また、図の右側から左側に向けて電圧を降圧することができる。電圧コンバータ回路56は、車両の減速エネルギを利用してモータが発電した電力をバッテリに適した電圧まで降圧する。なお、モータ61、62が発電した交流電力はインバータ回路57a、57bが直流に変換してから電圧コンバータ回路56に入力される。
第1のインバータ回路57aは、電圧コンバータ回路56のスイッチング直列回路51gと同じ構成のスイッチング直列回路51a、51b、51cが3個並列に接続された構成を有している。第2のインバータ回路57bも同様に、スイッチング直列回路51d、51e、51fが3個並列に接続された構成を有している。それぞれのスイッチング直列回路の中間点から交流が出力される。
第1、第2のインバータ回路57a、57b、及び、電圧コンバータ回路56のスイッチングは、コントローラ32から供給されるPWM信号により駆動される。コントローラ32は、不図示のアクセル開度や車速などからモータ61、62が出力すべきパワー(目標出力電力)を決定し、目標出力電力が実現するようにPWM信号を生成する。コントローラ32の実態は、ゲートアレイやコンデンサや抵抗などの電子素子が実装された回路基板31(後述)である。図1に示すインバータ回路や電圧コンバータ回路の構成はよく知られているので詳しい説明は省略する。
図1に示すそれぞれのスイッチング直列回路は、別言すれば、2個のトランジスタが直列に接続しているとともに、それぞれのトランジスタにダイオードが逆並列に接続した構成を有している。このスイッチング直列回路の一つひとつが、後述する平板型の複数の半導体モジュール(後述)の夫々に収められている。
PCU2のケースとケース内部のレイアウト構成を説明する。図2に、PCU2の断面図を示す。なお、図2(及び図3)に示した座標系は、Z軸の正方向が上方を示す。PCU2のハードウエアとしての主要な部品は、回路基板31、コンデンサ16、17、リアクトル18、及び、インバータ素子10である。回路基板31には、前述したコントローラ32を実現するための電子部品が実装されている。コンデンサ16、17、及び、リアクトル18の機能は、先に説明した通りである。PCU2は電気自動車の走行用モータに電力を供給するデバイスであるため、扱う電流が大きく、そのため、コンデンサやリアクトルのサイズも大きい。
インバータ素子10は、前述したスイッチング直列回路(2個のトランジスタと2個のダイオードで構成される回路)をモールドした複数の半導体モジュールと平板型の複数の冷却プレートを積層したデバイスである。それぞれの半導体モジュールはその両側を冷却プレートに挟まれる。インバータ素子10は、発熱量の多い半導体素子(スイッチング回路を構成するトランジスタとダイオード)を集約し、それらを集中して冷却する冷却構造を有している。なお、図2、図3では、積層構造の図示は省略し、インバータ素子10を単純に矩形で表している。インバータ素子10の一端には冷媒を供給する供給管と排出管(符号14が示すパイプ)が取り付けられている。供給管から供給された冷媒は冷却プレート内を流れ、隣接する半導体モジュールから熱を奪った冷媒は、排出管を通じてインバータ素子10の外部へと排出される。
上述した部品を収めるケース6は、ケース下部5、ケース上部4、及び、カバー3の3部品で構成される。ケース下部5は底を有する容器状に形成されている。ケース上部4は、枠状に形成されているとともに、内部空間を上下に二分する隔壁8が設けられている。ケース下部5の上にケース上部4を組み付け、その上にカバー3を組み付けてケース6の全体が完成する。ケース下部5とケース上部4、及び、ケース上部4とカバー3は、不図示のボルトで締結される。
ケース下部5には、インバータ素子10とリアクトル18、及び、コンデンサ17が固定される。ケース上部4では、隔壁8の下側にコンデンサ16が固定され、上側には回路基板31が固定される。回路基板31は、隔壁8の上側に一体に設けられたスペーサ8cを介して固定される。
図1で示したように、コンデンサ16とリアクトル18は電気的に接続される。図2のハードウエアの観点からは、コンデンサ16とリアクトル18はバスバ9で連結される。「バスバ」は、電気信号や電力を伝えるための細長金属板であり、ワイヤなどの導線よりも内部抵抗が小さいため、大電流を流す際に採用される。リアクトル18の上には端子台21が固定されており、コンデンサ16から延びるバスバ9は、端子台21に連結される。端子台21の内部からリアクトル18までは、不図示の別のバスバで連結される。リアクトル18と端子台21はケース下部5に固定され、コンデンサ16はケース上部4に固定されるので、バスバ9と端子台21は、ケース上部4をケース下部5に固定してから固定する必要がある。バスバ9と端子台21は、ボルト7で締結されるが、そのためにPCU2のケース6には隔壁8にボルト挿通孔8aと筒部8bが設けられている。
図3を参照して、ボルト挿通孔8aと筒部8bの構造と機能を説明する。図3は、ケース下部5にケース上部4を組み付けた後であり、回路基板31とカバー3を組み付ける前の状態を示している。
ボルト挿通孔8aは、ケース上部4をケース下部5に組み付けたときに、端子台21に設けられたボルト孔21aの上方に位置するように設けられている。ボルト挿通孔8aの大きさは、ボルト7が余裕で通る大きさである。また、隔壁8には、ボルト挿通孔8aの周縁から下方に伸びる筒部8bが設けられている。筒部8bは、ボルト孔21aの開口近傍まで延びている。別言すれば、筒部8bは、ボルト挿通孔8aの周縁からボルト用の孔側まで延びている。より正確には、筒部8bは、ボルト孔21aの周囲の平面との間に、ボルト7が通過できない幅の隙間Gを隔てる位置まで延びている。
PCU2の組み立て手順を説明するとともに、ボルト挿通孔8aと筒部8bの利点を説明する。図3に示すように、ケース下部5にインバータ素子10、リアクトル18、端子台21、及び、コンデンサ17を取り付け、ケース上部4にコンデンサ16を取り付けた後、ケース上部4をケース下部5に取り付ける。このとき、コンデンサ16から延びるバスバ9の先端は端子台21のボルト孔21aの上に位置する。また、ボルト孔21aの上方にボルト挿通孔8aが位置する。
ボルト挿通孔8aが設けてあるので、ケース上部4をケース下部5に組み付けた後に、隔壁8の下側に固定されたコンデンサ16から延びるバスバ9とケース下部5に固定されたリアクトル18(端子台21)を締結するボルト7を端子台21のボルト孔21aまで運ぶことができる。ボルト挿通孔8aを通じてボルト7をボルト孔21aに螺合し、バスバ9が固定される。このとき、仮にボルト7を取り落としても、ボルト挿通孔8aの周縁からボルト孔21aまでの空間は筒部8bで囲まれているので、ボルト7がケース下部5の底まで落下することはない。なお、先に述べたように、筒部8bの下端とボルト孔21aの周囲の平面との間の隙間Gはボルトが通れない幅である。仮にボルト7を取り落としても、筒部8bとボルト孔周囲平面とで囲まれる範囲にボルトは留まるため、簡単に拾い上げることができる。
バスバ9を締結した後、回路基板31を隔壁8の上面に取り付け、最後にカバー3を取り付けてPCU2が完成する。
上記の通り、PCU2のケース6は、ケース下部5とケース上部4(及びカバー3)とに分かれている。ケース上部4は枠形状であり、その内部空間を二分する隔壁が設けられている。ケース下部5に電子部品を取り付けるだけでなく、ケース上部4の隔壁の上面と下面にも電子部品を取り付けるので、ケース内空間を有効に使うことできる。また、ケース下部5に取り付けた部品(リアクトル18、端子台21)と、ケース上部4の隔壁下面に取り付けた部品(コンデンサ16)を電気的に接続するバスバをケース上部と下部を組み合わせた後に締結できるように、隔壁8にはボルト挿通孔8aが設けられている。さらに、ボルト挿通孔8aを通してボルト7を入れる際、仮にボルト7を取り落としたとしても、ボルト挿通孔8aの周縁から下方に伸びている筒部8bがケース底へのボルトの落下を防止するのでボルトを拾い上げ易いという利点がある。すなわち、実施例のケース6は、組み立て作業性に優れている。
筒部8bは、上記の機能の他にも、隔壁8の強度を高めるという利点も有する。
実施例で説明した技術の留意点を述べる。実施例の電気機器ケース6は、ケース下部5、ケース上部4、及び、カバー3の3個に分割可能である。本明細書が開示する技術は、上下に2個以上に分割可能なケースに適用することができる。本明細書では、「ケース下部」、「ケース上部」とは次の意味で用いている。ボルト挿通孔を通じてケース下部の内部でボルトを締結するときに下側に位置するケースを「ケース下部」と称し、上側に位置するケースを「ケース上部」と称する。
実施例の電気機器ケース6では、ケース下部5と上部4を組み合わせた後に、ケース上部の隔壁下側に固定されるコンデンサ16から延びるバスバ9と、ケース下部に固定されるリアクトル18(端子台21)をボルト7で連結する必要があった。ケース下部5とケース上部4を組み合わせた後に連結する必要がある電子部品は、上記の部品に限られない。
実施例で説明したPCU2は、平板型の複数の半導体モジュールと複数の冷却プレートを交互に積層したインバータ素子10を内蔵している。積層タイプのインバータ素子10は一例であり、本明細書が開示する技術は、積層タイプのインバータ素子を内蔵したPCU(パワーコントロールユニット)用のケースに限られるものではない。
また、実施例で説明した電気自動車は走行用のモータを2個備える。本明細書が開示する技術は、走行用のモータを2個備える電気自動車に限られない。本明細書が開示する技術は、走行用のモータを1個だけ備える電気自動車や3個以上備える電気自動車に適用することもできる。また、本明細書における「電気自動車」には、走行用にモータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車を含む。すなわち、本明細書が開示する技術は、ハイブリッド車に適用することも好適である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:パワーコントロールユニット(PCU)
3:カバー
4:ケース上部
5:ケース下部
6:電気機器ケース
7:ボルト
8:隔壁
8a:ボルト挿通孔
8b:筒部
8c:スペーサ
9:バスバ
10:インバータ素子
16、17:コンデンサ
18:リアクトル
21:端子台
21a:ボルト孔
31:回路基板
32:コントローラ
51a−51g:スイッチング直列回路
52:バッテリ
56:電圧コンバータ回路
57a、57b:インバータ回路
58:トランジスタ
59:ダイオード
61:モータ
90:電気自動車
G:隙間

Claims (3)

  1. ケース上部とケース下部の少なくとも2部品で構成されている電気機器ケースであり、
    ケース上部に、ケース上部内の空間を上下に二分する隔壁が設けられており、
    隔壁下側とケース下部に電子部品を取り付け可能であり、
    前記隔壁にボルト挿通孔が設けられており、前記ボルト挿通孔は、ケース上部とケース下部を組み合わせたときに隔壁下側に取り付けられた第1電子部品から伸びるバスバをケース下部に取り付けられた第2電子部品に固定するボルト用の孔の上方に位置しており、
    前記隔壁には、さらに、ボルト挿通孔周縁からボルト用の孔側まで延びている筒部が設けられていることを特徴とする電気機器ケース。
  2. 第2電子部品はバスバを固定する端子台であることを特徴とする請求項1に記載の電気機器ケース。
  3. 前記電気機器ケースを使った電気自動車のモータ制御用のパワーコントロールユニットであり、
    ケース下部にリアクトルとスイッチング素子が配置されており、
    ケース上部の隔壁のより上に、スイッチング素子を制御する基板が配置されることを特徴とするパワーコントロールユニット。
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