JP6800139B2 - San Jose Scale(サンホゼスケール)の性フェロモン活性組成物、誘引剤、交信撹乱剤、誘引方法及び交信撹乱方法 - Google Patents
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Description
また、SJSの性フェロモン物質の誘導体として7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=アセテート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=アセテート及び3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネートが提案されている(非特許文献3)。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、SJSの性フェロモン活性組成物、誘引剤、交信撹乱剤、誘引方法及び交信撹乱方法を提供することを目的とする。
また、本発明の一つの態様によれば、前記性フェロモン活性組成物と、前記性フェロモン活性組成物中の前記性フェロモン活性物質を放出可能に担持するための担持体とを少なくとも備えるSJSの誘引剤が提供される。
更に、本発明の一つの態様によれば、前記性フェロモン活性組成物と、前記性フェロモン活性組成物中の前記性フェロモン活性物質を放出可能に収納するための容器を少なくとも備えるSJSの交信撹乱剤が提供される。
更に、本発明の一つの態様によれば、SJSの誘引剤を圃場に設置し、前記誘引剤中の前記性フェロモン活性物質を放出するステップを少なくとも含むSJSの誘引方法が提供される。
更に、本発明の一つの態様によれば、SJSの交信撹乱剤を圃場に設置し、前記交信撹乱剤中の前記性フェロモン活性物質を放出するステップを少なくとも含むSJSの交信撹乱方法が提供される。
SJSの性フェロモン活性物質として機能する3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネートは、ラセミ体[ラセミ混合物(racemic mixture)、(±)−3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート]でも、いずれかの光学異性体[鏡像体(enantiomer)、(R)−3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート又は(S)−3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート]でも、いずれかの鏡像体が過剰となった光学活性体の混合物[スカレミック混合物(scalemicmixture)]でもよいが、経済的な観点から、ラセミ体が好ましい。
3,7−ジメチル−7−オクテノールを合成する一例として、3−メチル−3−ブテニルマグネシウム=クロリドと1−ブロモ−3−クロロ−2−メチルプロパンを銅触媒存在下、カップリング反応させて2,6−ジメチル−6−ヘプテニル=クロリドを得て、このクロリドから調製したグリニャール試薬とホルムアルデヒド(あるいはパラホルムアルデヒドや1,3,5−トリオキサン等のホルムアルデヒド等価体)との反応により3,7−ジメチル−7−オクテノールを合成する方法が挙げられる。
3種の性フェロモン化合物をすべて用いる場合には、7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート及び(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートの重量比は、それぞれの性フェロモン活性に差がないので任意の重量比でよく、合計が100となるように好ましくは28〜94:2〜67:4〜25である。また、抵抗性の発現等の観点及び天然組成比の報告例(非特許文献3)を考慮して、合計が100となるように好ましくは28〜68:27〜67:5〜25、より好ましくは38〜58:37〜57:5〜15としてもよい。
3種の性フェロモン化合物からなる群から選ばれる少なくとも一種以上の天然の性フェロモン化合物の性フェロモン活性組成物中の含有量は、経済性の観点から、3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート100重量部に対して、好ましくは1〜1,000重量部であり、より好ましくは10〜500重量部、特に好ましくは50〜150重量部である。
性フェロモン活性組成物中におけるそれぞれの添加剤の添加量は、例えば、3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート100重量部に対して、安定剤は好ましくは1〜15重量部であり、酸化防止剤は好ましくは1〜15重量部であり、紫外線吸収剤は好ましくは1〜15重量部である。
担持体としては、性フェロモン活性組成物を安定に保持可能で、少なくとも性フェロモン活性物質を一定期間放出できるものであれば特に限定されないが、セプタム、キャップ及び鉱物等が挙げられる。
高分子としては、性フェロモン活性物質等が透過し、適度な速度で高分子膜の外に放出させることが出来れば特に限定されないが、例えば、cis−ポリイソプレンに例示される天然ゴム、イソプレンゴムやブタジエンゴムに例示される合成ゴム、ポリエチレンやポリプロピレンに例示されるポリオレフィン、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレン−アクリル酸エステル共重合体に例示されるエチレンを80重量%以上含む共重合体、生分解性のポリエステル及び塩化ビニル等が挙げられる。
担持体を少なくとも備える誘引剤は、例えば担持体への練り込みや含浸等、周知の技術で製造することができる。
容器としては、性フェロモン活性組成物を安定に保持可能で、少なくとも性フェロモン活性物質を一定期間放出できるものであれば特に限定されないが、チューブ、ラミネート製の袋、カプセル、缶及びアンプル等が挙げられる。
単位面積当たりの投与量を変えずに放出箇所を少なくする場合には、チューブ状容器を備える交信撹乱剤1本の単位長さ当たりの充填量は変えずに、チューブ状容器を備える交信撹乱剤の長さを変えることが望ましい。その長さは、好ましくは0.1〜100m、より好ましくは0.1〜20m、更に好ましくは0.2〜10mである。ただし、チューブ状容器を備える交信撹乱剤を2連以上にした場合には、その限りではない。
チューブ状容器を備える交信撹乱剤1本の1m当たりの担持量は、好ましくは150mg〜3.5gである。
容器を備える交信撹乱剤は、例えば、容器に性フェロモン活性組成物等を注入し封鎖する等、周知の技術で製造することができる。
誘引剤の圃場への設置は、特に限定されないが、例えば誘引剤の設置密度としては、誘引を行う圃場内に均一に好ましくは0.1〜100箇所/ha、より好ましくは1〜50箇所/haである。
SJSの性フェロモン活性組成物の性フェロモン活性物質の圃場への放出期間は、該害虫の誘引ができれば特に限定されない。
一つの放出箇所からの放出量は、圃場環境や気象条件等によって一概には言えないが、好ましくは0.01〜100μg/日/haである。
交信撹乱剤の圃場への設置は、特に限定されないが、例えば交信撹乱剤の設置密度としては、交信撹乱を行う圃場内に均一に好ましくは1〜10,000箇所/ha、より好ましくは1〜1,000箇所/haである。
SJSの性フェロモン活性組成物の性フェロモン活性物質の圃場への放出期間は、該害虫の交信撹乱ができれば特に限定されない。
一つの放出箇所からの放出量は、圃場環境や気象条件等によって一概には言えないが、圃場に均一に漂わせることができる量であれば特に制限はなく、好ましくは0.01〜20g/日/haである。
なお、原料、生成物、中間体の純度としてガスクロマトグラフィー(GC)分析によって得られた値を用い%GCと表記する。GC条件は、GC: SimadzuGC−14A、Column:5%Ph−Me silicone 0.25mmφx25m、Carrier gas:He、Detector:FIDであった。
収率は、原料及び生成物の純度(%GC)を考慮して、以下に示す換算収率で表す。
換算収率(%)=[(反応によって得られた生成物の重量×%GC)/生成物の分子量]
÷[(反応における出発原料の重量×%GC)/出発原料の分子量]×100
化合物のスペクトル測定用のサンプルは、必要に応じて粗生成物を精製した。
淡黄色油状物(yellowish oil)
沸点:64℃/800Pa
IR(D−ATR):ν=3074,2966,2935,2860,1650,1458,887cm−1。
1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ=1.01(3H,d,J=6.5Hz),1.15−1.27(1H,m),1.39−1.52(3H,m),1.71(3H,s),1.78−1.88(1H,m),2.01(2H,br.t−like,J=〜6Hz),3.41(1H,dd,J=6.1,10.7Hz),3.48(1H,dd,J=5.3,10.7Hz),4.67(1H,br.s−like),4.71(1H,br.s−like)ppm。
13C−NMR(125MHz,CDCl3):δ=17.75,22.30,24.75,33.52,35.43,37.79,51.14,109.92,145.68ppm。
GC−MS(EI,70eV):41,56(ベースピーク),69,81,95,109,124,134,145,160(M+)。
無色油状物(colorless oil)
沸点:71℃/533Pa
IR(D−ATR):ν=3329(br.),3073,2931,2872,1650,1456,1365,1057,886cm−1。
1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.88(3H,d,J=6.7Hz),1.09−1.17(1H,m),1.25−1.34(1H,m),1.34−1.51(3H,m),1.64(1H,s),1.69(3H,s),1.98(2H,br.t−like,J=〜7Hz),3.61−3.71(2H,m),4.65(1H,br.s−like),4.68(1H,br.s−like)ppm。
13C−NMR(125MHz,CDCl3):δ=19.55,22.30,24.83,29.34,36.63,37.95,39.86,61.07,109.64,146.07ppm。
GC−MS(EI,70eV):41,55(ベースピーク),67,81,95,109,123,138,156(M+)。
GC−MS(CI,イソブタン):83,97,139,157[(M+1)+,ベースピーク]。
無色油状物(colorless oil)
沸点:109℃/800Pa
IR(D−ATR):ν=3329(br.),3073,2933,1740,1650,1463,1351,1187,1083,886cm−1。
1H−NMR(500MHz,CDCl3):δ=0.90(3H,d,J=6.7Hz),1.10−1.18(1H,m),1.23(3H,t,J=7.5Hz),1.25−1.34(1H,m),1.35−1.50(3H,m),1.50−1.59(1H,m),1.61−1.69(1H,m)1.70(3H,s),1.97(2H,br.t−like,J=〜7Hz),2.30(2H,q,J=7.5Hz),4.05−4.14(2H,m),4.65(1H,br.s−like),4.68(1H,br.s−like)ppm。
13C−NMR(125MHz,CDCl3):δ=9.12,19.46,22.30,24.80,27.61,29.72,35.48,36.41,37.92,62.82,109.72,145.95,174.54ppm。
GC−MS(EI,70eV):41,57(ベースピーク),69,81,95,109,123,138,157。
GC−MS(CI,イソブタン):83,139(ベースピーク),213[(M+1)+,]。
実施例1
3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネートをイソプレンゴムからなるセプタムに100μg含浸した誘引剤Aを製造した。
7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネートを実施例1と同様にイソプレンゴムからなるセプタムに100μg含浸した誘引剤Bを製造した。
(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートを実施例1と同様にイソプレンゴムからなるセプタムに100μg含浸した誘引剤Cを製造した。
(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートを実施例1と同様にイソプレンゴムからなるセプタムに100μg含浸した誘引剤Dを製造した。
7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート、(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートをSJSが保有する天然の性フェロモン組成とほぼ等しい重量比50:45:5にて混合し、実施例1と同様にイソプレンゴムからなるセプタムに100μg含浸した誘引剤Eを製造した。
3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート、7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート、(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートの何れも含浸していないイソプレンゴムからなるセプタムを誘引剤Fとした。
実施例2
3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネート、7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート及び(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートを50:47:1:2の重量比率で混合した。更に、この混合物に2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールと2−(2'−ヒドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを96:2:2の重量比で混合することにより、SJSの性フェロモン活性組成物を製造した。
この性フェロモン活性組成物を内径1.18mm、膜厚0.65mm、長さ20cmのポリエチレン製のチューブ状容器に180mg充填することにより、交信撹乱剤Aを製造した。
7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート及び(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートを94:2:4の重量比率で混合した。更に、この混合物に2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノールと2−(2'−ヒドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールを96:2:2の重量比で混合することにより、SJSの性フェロモン活性組成物を製造した。
この性フェロモン活性組成物を内径1.18mm、膜厚0.65mm、長さ20cmのポリエチレン製のチューブ状容器に180mg充填することにより、交信撹乱剤Bを製造した。
性フェロモン活性の評価には白色粘着型トラップを用いた。白色粘着型トラップは図1に示すように屋根と底板からなり、虫の侵入口が狭く作られている。そして、底板上に粘着物質が貼付されており、当該粘着面に誘引剤を直に載せて使用する。すなわち、誘引剤に近づいてきた虫のみを捕獲する構造となっており、対象外の虫の飛び込みをできるだけ排除する構造となっている。
2015年の6月30日〜10月2日の期間において、各誘引剤がセットされたトラップを、SJSが生息する果樹園にそれぞれ取り付けた。各トラップに誘殺された雄成虫数は7日間隔で計測した。計測の都度、各トラップ設置位置を計13回ローテーションし、設置環境が誘殺数に与える影響をできるだけ少なくした。
各誘引剤に誘殺された雄成虫数を表1に示す。
5アールのナシ圃場2ヶ所において、2017年9月4日に性フェロモントラップを1台/5アールの密度で設置して、5〜7日間隔で誘殺されるSJS雄成虫の数をカウントした。両圃場におけるSJSの誘殺を確認した後、9月11日に前記交信撹乱剤Aを、前記ナシ圃場の一方に均一に100本/10アールの密度で設置し処理区とした(実施例4)。もう一方のナシ圃場は、交信撹乱剤を処理しない対照区とした(比較例12)。
2017年9月11日〜10月6日の期間の各ナシ圃場におけるSJSの誘殺数を表2に示す。
2017年5月12日において、10アールのリンゴ圃場に、交信撹乱剤Aを100本/10アールの密度で設置し処理区とした(実施例5)。また、別の10アールのリンゴ圃場に交信撹乱剤Bを100本/10アールの密度で設置し処理区とした(比較例13)。更に、何れの交信撹乱剤も設置していないリンゴ圃場を対照区とした(比較例14)。
6月22日に各区から任意に選定した20枝に1.8cm×10.0cmの粘着テープを一本ずつ設置した。7月13日に粘着テープを回収し、SJSの幼虫が粘着テープの面積に占める割合に応じて、下記に示す判定基準により5段階別に判別したところ、レベル2の粘着テープが3本、レベル3の粘着テープが7本、レベル4の粘着テープが10本であったため、下記の算出式より、第一世代の幼虫密度レベルは67であった。
8月13日に同様に同じ20枝に1.8cm×10cmの粘着テープを一本ずつ設置した。8月30日に粘着テープを回収し、同様に判別したところ、レベル2の粘着テープが17本、レベル3の粘着テープが3本であったため、第2世代の幼虫密度レベルは43であった。
比較例13と比較例14についても実施例5と同様にして第一世代及び第二世代の幼虫密度レベルを求めた。
第一世代の幼虫密度レベルに対する第二世代の幼虫密度レベルの相対値を求めることにより、各圃場における交信撹乱効果を評価した。
結果を表3に示す。
レベル1:粘着テープの面積の0%
レベル2:粘着テープの面積の0%を超えて10%未満
レベル3:粘着テープの面積の10%以上30%未満
レベル4:粘着テープの面積の30%以上50%未満
レベル5:粘着テープの面積の50%以上
幼虫密度レベルの算出式
(レベル×そのレベルの粘着テープの本数)の合計値
Claims (6)
- San Jose Scale(サンホゼスケール)に対する性フェロモン活性物質として3,7−ジメチル−7−オクテニル=プロピオネートを少なくとも含んでなるSan Jose Scale(サンホゼスケール)の性フェロモン活性組成物。
- 更に、7−メチル−3−メチレン−7−オクテニル=プロピオネート、(Z)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネート及び(E)−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエニル=プロピオネートからなる群から選ばれる少なくとも一種以上を含む請求項1に記載のSan Jose Scale(サンホゼスケール)の性フェロモン活性組成物。
- 請求項1又は請求項2に記載の性フェロモン活性組成物と、前記性フェロモン活性組成物中の前記性フェロモン活性物質を放出可能に担持するための担持体とを少なくとも備えるSan Jose Scale(サンホゼスケール)の誘引剤。
- 請求項1又は請求項2に記載の性フェロモン活性組成物と、前記性フェロモン活性組成物中の前記性フェロモン活性物質を放出可能に収納するための容器とを少なくとも備えるSan Jose Scale(サンホゼスケール)の交信撹乱剤。
- 請求項3に記載のSan Jose Scale(サンホゼスケール)の誘引剤を圃場に設置し、前記誘引剤中の前記性フェロモン活性物質を放出するステップを少なくとも含むSan Jose Scale(サンホゼスケール)の誘引方法。
- 請求項4に記載のSan Jose Scale(サンホゼスケール)の交信撹乱剤を圃場に設置し、前記交信撹乱剤中の前記性フェロモン活性物質を放出するステップを少なくとも含むSan Jose Scale(サンホゼスケール)の交信撹乱方法。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
JP2017249567A JP6800139B2 (ja) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | San Jose Scale(サンホゼスケール)の性フェロモン活性組成物、誘引剤、交信撹乱剤、誘引方法及び交信撹乱方法 |
ARP180103515A AR113864A1 (es) | 2017-12-26 | 2018-11-29 | Composición que tiene actividad de feromona sexual sobre piojos de san josé, y agente atrayente, disruptor del apareamiento, método de atracción y métodos de disrupción de apareamiento para piojos de san josé |
CL2018003652A CL2018003652A1 (es) | 2017-12-26 | 2018-12-17 | Composición que tiene actividad de feromona sexual sobre piojos de san josé, y agente atrayente, disruptor del apareamiento, método de atracción y métodos de disrupción de apareamiento para piojos de san josé |
US16/223,810 US10736317B2 (en) | 2017-12-26 | 2018-12-18 | Composition having sex pheromone activity on San Jose scale, and attractant, mating disruptant, attraction method and mating disruption method for San Jose scale |
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